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100年の歴史 伊那美術協会
上伊那の絵画や彫刻などの愛好家でつくる伊那美術協会。
協会では創立100周年の記念事業として講演会を計画していてその準備を進めていました。
講演会のパンフレット。
これに使われている写真は協会に残る最も古いもので昭和2年1927年に撮影されたものです。
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富県小学校がAFAS伊那で水泳授業
伊那市は今後、学校の水泳授業に民間のスポーツクラブのプールを活用します。
12日は今年度から活用する富県小学校の水泳授業が初めて行われました。
富県小学校の5・6年生43人が水泳の授業を行うため、スポーツクラブの送迎バスに乗ってプールへ向かいました。
伊那市では、今年度から学校の水泳授業で総合スポーツクラブAFAS伊那のプールを活用します。
事業費はおよそ128万円で、今年度は富県小のみで、各学年5回ずつ授業を行う予定です。
富県小のプールは、完成から65年が経過していて、老朽化により穴が開いたり壁が剥がれてきているということです。
これまでも何度も補修をしながら使い続けていました。
伊那市教育委員会の唐澤利幸課長です。
授業の指導はAFAS伊那のインストラクターが行います。
児童は、ビート板を使った泳ぎ方や息継ぎを教わっていました。
授業を受けた児童は。
伊那市では今後、富県小など小規模学校の水泳授業については、民間のスポーツクラブのプールを活用していく方針です。
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みのわまちゼミ 住人が商店から知識学ぶ
箕輪町商工会が主催する、様々な商店が住民に専門の知識やコツを教える、「みのわまちゼミ」が開かれています。
8日は、箕輪町商工会に加入している、南箕輪村久保のミノルモーターサービスでゼミが開かれました。
ミノルモーターサービスには、町内から受講者3人が訪れました。
ゼミでは、ミノルモーターサービスの原隆実社長が扱っている自動車用タイヤを紹介しました。
冬季も使用できるオールシーズンタイヤで、今後さらに普及してくだろうと話していました。
みのわまちゼミは一日から始まり、18講座が計画されています。
30日までで、ゼミが開かれている商店に直接電話することで申し込みます。
開催店舗や講座は、箕輪町商工会のホームページや、各店舗に置かれたチラシで確認できます。
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小説を愉しむ会 朗読会
小説の愛好者でつくる「小説を愉しむ会」の朗読会が12日、箕輪町の地域交流センターみのわで開かれ新田次郎の「聖職の碑」について理解を深めました。
朗読会には約50人が集まりました。
「聖職の碑」は大正2年1913年に当時の中箕輪尋常高等小学校の集団登山で発生した遭難事故を題材にした作品です。
朗読会では箕輪町図書館の藤澤康一郎館長が小説の解説をしました。
藤澤館長は「遭難の場面は事実に基づき書かれていて、そこにフィクションを交えている。新田次郎はフィクションの部分については相当知恵を絞り、苦労して書いている」と話していました。
小説を愉しむ会では今後、月に1回のペースで朗読会を開き芥川龍之介や太宰治などの小説を楽しむということです。
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高遠第2・第3保育園の園児と保護者が板山露頭見学
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児と保護者が12日、仮園舎近くの板山露頭を訪れ、ジオパークガイドから説明を受けました。
この日は高遠第2・第3保育園の未満児から年長の園児と保護者、およそ40人が板山露頭を訪れました。
ジオパークガイドの伊東基博さんが説明しました。
板山露頭は中央構造線を境に、左右で違う岩石を見ることができます。
園児たちは現在、園舎建て替えのため長藤の高齢者生きがいセンターに通っています。
板山露頭は高齢者生きがいセンターから近く、園児の散歩コースになっています。
園児には自然に触れてもらい、保護者には地域を知る機会にしてもらおうと、参観日に合わせ、園が伊東さんに依頼しました。
園では「地球の歴史を体で感じてほしい」と話していました。 -
戸台パーク前の黒川で環境整備活動
本格的な夏山シーズンを前に、伊那市長谷の戸台パーク前の黒川周辺で11日に、天竜川上流河川事務所などが、環境整備活動を行いました。
天竜川上流河川事務所では、伊那市長谷の戸台パーク前の黒川で砂防工事を行っています。
戸台パーク完成に合わせ、夏山シーズンを気持ちよく過ごしてもらおうと、今回初めて除草作業やごみ拾いなどの環境整備を行いました。
この日は天竜川上流河川事務所の職員や長野県砂防課、伊那建設事務所、施工業者など42人が作業を行いました。
事務所では、来年度以降も環境整備活動を続けていきたいとしています。
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伊那木質バイオマス発電所が完成
伊那市が、高遠町の上伊那森林組合の工場内に整備してきた「エネルギー自給モデル」の実証実験に活用する「伊那木質バイオマス発電所」が完成しました。
11日は竣工式が行われ、白鳥孝市長ら関係者がテープカットで完成を祝いました。
伊那木質バイオマス発電所は、バイオマスエネルギー工場の南側に整備されました。
総事業費はおよそ2億4,800万円で、国の交付金を活用しています。
伊那市では今年度から3年間の計画で、「エネルギー自給モデル」の実証実験を行います。
発電所では、処理に困っていた美和ダムの流木や松枯れの被害木などを燃料に発電を行います。
チップ化した木を乾燥させたあと、熱分解してガス化させ、それを燃料に発電します。
ガス化させる際に発生した熱は、木の乾燥に使われ、エネルギーを循環することができます。
電力は、ペレットを製造する工場で使われます。
工場で年間に使用する70万4,000kWhのうちのおよそ3割、17万4,000kWhを発電する予定です。
また、CO2削減量の見込みは、年間695トンとなっています。
は、木を粉砕するデモンストレーションも行われました。
発電所は、24時間稼働で、余剰電力はICT伊那みらいでんきに売電されるということです。
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箕輪進修高校 迅速な消火活動で感謝状
今年4月に箕輪町木下の畑で発生した火災で、消火活動をし、住宅への延焼を防いだ箕輪進修高校に、箕輪消防署から11日に感謝状が贈られました。
この日は、箕輪消防署で贈呈式が行われ、山岸浩示署長から、箕輪進修高校の棚田美穂校長に感謝状が手渡されました。
今年4月4日午後2時半頃、学校東側のアスパラ畑で枯れ草を焼く火災が発生しました。
当時校内にいた棚田校長が煙を見つけ、その場にいた教頭に相談しました。
元消防署員の校務員が119番通報したあと、校長、教頭、校務員が協力し、校内の消火栓からホースを伸ばして消火活動をしました。
3人による迅速な消火活動で、近くの住宅への延焼を防いだことが評価されました。
山岸署長は「素早い行動が無ければ周りに延焼していた。今後も地域の防火・防災に協力してほしい」と話していました。
なお、この火災によるけが人はいませんでした。
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藤城村長 米の安定供給に向けJAと協議へ
南箕輪村の藤城栄文村長は、全国的な米の高騰や流通問題について、村内で安定的に購入できるようJAや関係機関と協議していきたい考えを示しました。
これは11日役場で開かれた村議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
議員は「村内の小売店でも米の価格が高騰し、販売量も制限されている」と話し安定供給に向けた政策を求めました。
藤城村長は「村の今年の米の作付面積は、国が示す目安の220ヘクタールに対し226ヘクタールと上回る見込みだ」と話し、「生産調整を行なわず、農家の計画を尊重したい」と答えました。
また、「収穫された米は農家が自宅で消費する分を除き多くがJAを通じて全国に出荷される。
村内で安定的に米が購入できるようJAなどと協議していきたい」と話しました。
長野県によりますと、上伊那の米の作付面積の目安は4,202ヘクタールで、伊那市や箕輪町でも国の目安を上回る見込みだという事です。
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南箕輪村南部保育園バラを使ったフラワーアレンジメント
南箕輪村の南部保育園でバラを使ったフラワーアレンジメントの体験が11日に行われました。
11日は、南部保育園の年長園児24人がバラを使ったフラワーアレンジメントを体験しました。
体験では園児がバラを3~4輪選び、スポンジに挿していました。
企画したのは箕輪町に本社がある葬儀社、(株)愛光典礼社です。
愛光典礼社が運営する神子柴の葬儀場、クリスタル愛光で4年前から17種類のバラを育てています。
11日に用意された花の一部にも育てたバラが使われています。
クリスタル愛光から近い南部保育園の園児に、小さいうちから花に触れてもらい感性を育んでほしいと去年から行っています。
11日に作った作品は、それぞれ家に持ち帰るということです。 -
新型コロナ週報 上伊那9人
11日発表の新型コロナウイルス感染症の6月2日から8日の週報です。
上伊那は9人、全県は94人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり1.16人で増加しています。
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井月さんまつり 9月13日・14日に開催
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人井上井月の功績を顕彰する「千両千両井月さんまつり」が9月13日と14日に伊那市のニシザワいなっせホールをメイン会場に行われます。
11日は、伊那市の防災コミュニティセンターで井月顕彰会の北村皆雄会長らがイベントについての記者会見を開き、概要を説明しました。
今年で34回目を迎える信州伊那井月俳句大会もイベントのなかで行われます。
ほかに北村会長制作の上伊那の祭りや行事を記録した映画の鑑賞や伊那谷の各地をまわるバスツアーなどが予定されています。
千両千両!井月さんまつりは9月13日と14日に伊那市のニシザワいなっせホールをメイン会場に行われます。
実行委員会では、俳句大会の応募作品を高校生以上から受け付けています。
詳しくは、電話、98-9540、井月さんまつり本部までお問い合わせください。
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郷土食 糂汰をこども食堂で復活
上伊那の郷土食、糂汰を復活させて、こども食堂で提供するイベントが、伊那市荒井の交流拠点施設、伊那まちBASEで5月30日に開かれました。
糂汰は上伊那伝統の郷土食で、青大豆をつぶし、餅につけて食べるおはぎです。
イベントを企画したのは、県のシニア大学の現役生と卒業生5人で結成した、「ゆるゆるグループ」です。この日は、ゆでた青大豆をすりつぶしていました。
グループでの、子どものころに食べていた糂汰についての会話から、「じんだ復活プロジェクト」が立ち上がりました。
グループの活動の拠点にしている伊那まちBASEから「こども食堂で提供してはどうか?」と提案されたことで今回の企画が生まれました。
糂汰は江戸時代に高遠藩主だった保科正之が山形に転封したときに伝わり、ずんだになったとする説もあります。
こども食堂に訪れた子どもたちも糂汰作りを体験しました。
出来上がった糂汰、ごまとあんこのおはぎに味噌汁と漬物を添えて提供されました。
子ども食堂をサポートする伊那市社会福祉協議会の職員も味わいました。
糂汰を食べた子どもたちは「初めて食べたが、おいしかった」「作るのが楽しかった」と話していました。
ゆるゆるグループでは、今後もこども食堂などで体験会を開き、糂汰を多くの人に広めていきたいということです。
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保護司会 総理大臣メッセージ伝達
罪を犯した人の立ち直りを支える上伊那地区保護司会北部分区は総理大臣からのメッセージを南箕輪村の藤城栄文村長に10日に伝達しました。
この日は西藤丈司分区長ら3人が役場を訪れ、石破茂総理大臣からのメッセージを藤城村長に届けました。
メッセージでは犯罪や非行の防止と立ち直りについて理解を求めています。
7月は社会を明るくする運動の強化月間です。
7月5日(土)午後1時半からは村民センターで社会を明るくする運動・青少年健全育成推進上伊那北部地区大会が予定されています。
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梅雨入り 伊那では倒木
気象庁は関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると10日に発表しました。
平年よりも3日遅い梅雨入りです。
正午ごろには日影の国道361号で倒木があり、全面通行止めとなりました。
伊那建設事務所では昨夜からの雨の影響とみています。
午後1時半に通行止めは解除されました。
長野地方気象台によりますと12日は晴れますが、この先一週間は曇りや雨の日が多く、気温は最高・最低共に平年よりも高めの日が多いということです。 -
箕輪中 今年度一部で休日部活の地域クラブ化へ
箕輪町教育委員会は、中学校の部活の地域展開について、今年度中に複数の部活で休日の地域クラブ化を進めたい考えです。
これは10日役場で開かれた町議会一般質問の中で、小林久通教育長が議員の質問に答えたものです。
町教育委員会では、今月中に学校や指導者などによる準備会を開催し、7月から8月に地域展開の計画を策定する協議会を設立する予定です。
今年度中に2~3の部で休日の地域展開を行い、来年度末までにすべての部活で行いたい考えです。
箕輪中学校には12の運動部と7つの文化部があり、全校生徒632人の約3分の2が入部しています。
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11日にかけ雨に注意
長野地方気象台によりますと、10日夜遅くから11日夕方にかけ、県南部で激しい雨の降るところがあるとしています。
10日午後6時から24時間に予想される降水量は、南部は多いところで150ミリとなっていて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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南ア北部地区救助隊員 新たに5人委嘱
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員に、新たに5人が、5日に委嘱されました。
伊那市長谷の長谷総合支所で開かれた定期総会で、会長の白鳥孝伊那市長から委嘱状が手渡されました。
新たに委嘱されたのは、伊那市境の岡本紘一さん。
日影の平野僚さん。
荒井の山﨑圭祐さん。
高遠町下山田の岡坂遼さん。
西春近の平澤駿一さんです。
5人全員、民間の企業で働いています。
救助隊はこれで警察署員を含め33人となりました。
総会ではほかに、去年の山岳遭難事故発生状況が報告されました。
発生件数は一昨年より1件少ない4件。
遭難者数は一昨年より3人少ない5人でした。
白鳥会長は「関係者一丸となり、迅速かつ安全な救助活動をしていきたい」と話していました。
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田楽座とWakka Agri 田植えで交流
伊那市富県のまつり芸能集団田楽座と、伊那市長谷の株式会社Wakka Agriが10日に、田植えで交流しました。
この日は伊那市長谷にあるWakka Agriの田んぼで、田楽座のメンバー9人とWakka Agriの社員5人が田植えをしました。
植えたのは、上伊那地域の在来品種「白毛もち」です。
機械で植えられなかった場所に手作業で苗を植えました。
田楽座とWakka Agriはそれぞれのイベントでパフォーマンスの披露や、商品を販売するなどの交流を行っています。
田楽座では、唄や太鼓で豊作を願う「田楽」の原点を若いメンバーにも知ってもらいたいと
Wakka Agriに協力を呼びかけ、初めて田植えを行いました。
田楽座とWakka Agriは今後も交流を続け、稲刈りなども行いたいとしています。
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伊那防犯協会連合会 定期総会
伊那市、箕輪町、南箕輪村の、防犯協会などで作る伊那防犯協会連合会の定期総会が10日、伊那市役所で開かれました。
総会にはおよそ50人が出席しました。
会では、昨年度の事業報告と今年度の事業計画などが審議され、全て承認されました。
去年の伊那警察署管内は401件で前年から133件増加しました。
管内における、去年の電話でお金詐欺の被害認知件数は7件で、被害額はおよそ2,100万円でした。今年は5月末現在、すでに7件、およそ3,700万円の被害が報告されているということです。
連合会では、電話でお金詐欺対策として、金融機関だけでなくコンビニエンスストアの従業員を対象とした講習会等を実施し、詐欺被害対策を強化するとしています。
また地域の防犯に尽力したとして伊那市、南箕輪村から5人が表彰されました。
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伊那税務署 アルプス中央信用金庫に感謝状
伊那税務署は、インターネットでの税金納付の普及に貢献したとして、26日、アルプス中央信用金庫に感謝状を贈りました。
伊那市のアルプス中央信用金庫本店に蒲地真克伊那税務署長が訪れ、アルプス中央信用金庫の原英則理事長に感謝状を贈りました。
今回アルプス中央信用金庫は、国税に関するオンラインサービスシステム、e-Taxを用いて預貯金口座から引き落としで納税を行う、ダイレクト給付の利用者を、去年のおよそ3倍に増やしたことが評価されました。
また会場では、キャッシュレス納付推進宣言が行われました。
伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会の荒木康雄会長が、宣言を行い、蒲地所長に宣言書を手渡しました。
キャッシュレス納付は、ダイレクト納付を含む、金融機関や税務署等の窓口に赴くことなく、自宅などから納付することができる納税方法です。
国税地方税キャッシュレス納付は、日本銀行や金融庁などが去年5月に共同で推進宣言を行っていて、今回の宣言もそれに倣って行われました。
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和太鼓集団「大太坊」全国優勝
伊那市を拠点に活動する和太鼓集団「大太坊」が1日に埼玉県で開かれた全国大会で優勝しました。
7日は大太坊のメンバーが西春近のまつり工房で稽古をしていました。
今回優勝した大会「全国七人制和太鼓選手権大会」は最も権威のある全国規模の大会のひとつだということで、5分間演奏します。
曲は振付も含めてメンバーが考えたオリジナルのものです。
30チームがエントリーした予選を突破し、8チームでの決勝戦で優勝しました。
大太坊は他の全国大会で11年前に優勝していて、今回の大会では初めて優勝しました。
大太坊は22日(日)午後1時半から飯田市の鼎文化センターで公演を行います。
入場料は3000円で、予約は大太坊事務局 電話0265-78-6662で受け付けています。
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田畑半沢でほたる祭り始まる
南箕輪村の「田畑半沢ほたるの里公園」で9日からほたる祭りが始まります。
公園では5月のおわりころからほたるが舞いはじめていて、8日夜も近くの人たちが訪れていました。
田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」は平成5年1993年に発足し、会員29人でゲンジボタルが生息する環境づくりに取り組んでいます。
会では水路の清掃や周辺の草刈りなど祭りに備えて準備を進めてきました。
道路にはほたるにちなんだ俳句が書かれた行燈が設置され足元を照らします。
会では今年公園内にアヤメを植えることにしていて、去年植えたアジサイとともに花の咲く公園としても整備する計画です。
祭り期間中は公園沿いの道路が午後7時から午後9時30分まで通行止めとなります。
田畑半沢のほたる祭りは15日日曜日まで行われます。
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白鳥町長「利用者見込める」
箕輪町の白鳥政徳町長は町が無償で土地を貸し付けて運営を計画している民間の障がい者グループホームについて「利用者は見込める」との考えを示しました。
これは9日役場で開かれた町議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
箕輪町は開会中の今議会に障がい者グループホームの運営を計画している民間の福祉事業所に土地を無償で貸し付ける議案を提出しています。
貸し付ける土地は箕輪町沢の町営住宅跡地で広さは約2,400平方メートルです。
貸し付けの期間は今年の7月1日から約32年間です。
借り受けるのは箕輪町の福祉事業所、株式会社煌めきです。
新たに計画している施設では24時間支援体制を確保する日中サービス支援型として20人、ショートステイ2人を受け入れる予定です。
箕輪町が土地を無償で貸し付ける議案は17日に採決が行われます。
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南箕輪村 広報紙のデジタル化へ
南箕輪村は毎月発行している広報紙について紙媒体での配布は残しつつデジタル化に取り組んでいく方針です。
これは9日役場で開かれた村議会全員協議会で説明されたものです。
村では広報紙デジタル化に関するアンケートを無作為に抽出した1,391人に行い617人から回答がありました。
その結果、デジタル化になった場合でも紙媒体の広報紙を読むと回答した人が両方で読むと回答した人も含めると63.8%になりました。
このことから村では紙媒体での配布は残しつつ広報紙のデジタル化を進めるとともに回覧板のデジタル化についても並行して取り組んでいきます。
村ではデジタル化により村民が必要なタイミングで必要な情報が伝わる広報を目指すとしています。 -
伊那市振興公社 花の苗を企業や団体に無料配布
伊那市振興公社は、マリーゴールドや百日草、サルビアの花の苗を、市内の企業や団体限定で9日から無料配布を始めました。
春日公園第2駐車場の東側にある畑にはマリーゴールドや百日草、サルビアの苗、合わせておよそ1万1千株が植えられています。
申し込んだ企業や団体は、自分たちで畑から苗を掘り出し持ち帰ります。
9日は、上伊那森林組合の職員2人が訪れ、マリーゴールドの苗100株を掘り出しました。
伊那市振興公社では、緑化推進事業の一環で、2013年から無料で花の苗を配布しています。
苗の配布は20日(金)までで、サルビアのみ、市内の企業や団体の予約を受け付けています。
予約、お問い合わせは伊那市振興公社、電話78‐5010までお願いします。
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県南部 大雨に警戒
長野地方気象台によりますと、10日の昼過ぎから11日にかけて、県南部を中心に激しい雨の降るところがあると予想しています。
9日午後6時から24時間に予想される降水量は、南部は多いところで100ミリとなっています。
また、10日午後6時から24時間に予想される降水量も多いところで100ミリとなっています。
発達した雨雲がかかり続けた場合には警報級の大雨となる可能性があるとして、土砂災害に注意するよう呼び掛けています。 -
上伊那広域消防本部 ガソリンスタンドを立入検査
14日までの危険物安全週間に合わせて、上伊那広域消防本部は給油取扱所の立入検査を、9日に行いました。
9日は、上伊那広域消防本部の予防課の職員2人が、荒井のオートパル上伊那グリーンロード伊那給油所を立入検査しました。
8日から始まった危険物安全週間に合わせて、危険物の保安に対する意識の高揚を図ることなどを目的に毎年行っているものです。
職員らは、設備に劣化や損傷がないか、点検が行われているか、必要な書類がそろっているかなど10項目を確認していました。
立入検査の結果、この給油取扱所は全ての項目で問題なかったということです。
上伊那広域消防本部の塩原賢治さんです。
上伊那広域消防本部では、14日までの危険物安全週間の期間中、管内の10か所で立入検査を行うということです。 -
南信工科短大と電気通信大学 共同でソフトウェア開発
南箕輪村の南信工科短期大学校は、東京都の電気通信大学と共同で、加工効率を大幅に高められる新しいソフトウェアを開発しました。
9日は、南信工科短大でソフトウェア開発に関する記者会見が開かれました。
共同開発したのは、南信工科短大講師の岡本謙さんと、電気通信大学大学院教授の森重功一さんです。
2人は、標準的な形状の工具とは異なり、特殊な形状を持つ切削工具「異形工具」を使った加工を自在に行うことができる制御データ作成ソフトウェアを開発しました。
従来のソフトウェアでは、1つの異形工具に対し専用のソフトが必要でしたが、今回開発したものは、多種多様な工具を統一した手順で自動的に扱えるようになりました。
これにより、航空機の部品など複雑な形の加工が必要な分野で、スピードと品質の両立が期待できるということです。
また、加工面も滑らかな仕上がりになると話します。
共同開発では、森重さんのアイディアをもとに、岡本さんが実装できる形にしたものです。
現在、特許を出願中だということで、今後についてまずは地域の事業者向けに展開していきたいということです。
この技術は、南信工科短大のオープンキャンパスでも展示されることになっています。 -
伊那安協の有賀さん 優良職員表彰
長年にわたり交通安全のために尽力したとして、南箕輪村在住で伊那交通安全協会の有賀葉子さんが関東交通安全協会連合会会長表彰を受賞しました。
5日は有賀さんが伊那警察署で、駒津一治署長に受賞を報告しました。
有賀さんは2018年から伊那交通安全協会に務めています。
有賀さんは「家族や職場の人の支えのおかげで受賞できた。引き続き来た人にわかりやすい対応を心がけたい」と話していました。
県内では有賀さんを含めて5人が受賞しています。