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駒澤大学陸上競技部総監督 大八木さん講演会
箕輪町発足70周年記念事業で駒澤大学陸上競技部総監督の大八木弘明さんの講演会が5日に町文化センターで開かれました。
会場にはおよそ450人が訪れました。
講演は「育てて活かして勝つ~覚悟と挑戦~」と題し、司会者との対面形式で行われました。
大八木さんは、駒澤大学陸上競技部の総監督で1995年から指導をしてきました。
出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝とチームを優勝に導き、2022年には史上5校目となる3冠を達成しました。
大八木さんは「自分が変わらないと進化しない。駅伝は個人もチームも強くなければならないため意識改革に力を入れてきた」と話していました。
講演は、大八木さんを呼んでほしいとの町民からの要望が多かったことや、駒澤大学主将の山川拓馬さんが町出身であることから実現したものです。
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むらづくり委員会 総合計画案答申
南箕輪村のむらづくり委員会は、第6次総合計画案について14日に藤城栄文村長に答申しました。
むらづくり委員会の足立芳夫会長らが役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
第6次総合計画は来年度から10年間のむらづくりの方向性を示す最上位の計画です。
案では村の将来像を「豊かな自然 つながり育み 夢かなう 南箕輪~自然とともに 世代を超えて育む 持続可能なむらづくり」としています。
人口は10月1日現在の15,969人に対して、10年後の目標人口を16,500人としています。
今回は中学生でも理解できるよう心掛けて文章を作成したということです。
藤城村長は「読みやすくて村の現状と課題がよくわかります」と話していました。
総合計画案は村議会12月定例会に議案として提出されるということです。 -
東京芸術大学の卒業生が高遠高校合唱部を指導
25日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向け、伊那市高遠町の高遠高校合唱部の生徒が東京芸術大学の卒業生から14日に指導を受けました。
この日は高遠高校合唱部の生徒19人が指導を受けました。
講師は、東京芸術大学大学院音楽研究科を修了し、現在昭和音楽大学講師の黒川和伸さんが務めました。
高遠高校合唱部の生徒は25日に行われる伊澤修二記念音楽祭に出演します。
生徒たちは本番で披露する曲を歌いました。
黒川さんは「言葉一つ一つの発音や意味を考え、伝えることで味わい深くなる」などと指導していました。
伊那市では、高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で、交流を行っています。
高遠高校合唱部は、高遠町文化体育館で行われる第1部に出演するほか、伊那文化会館で行われる第2部に市民合唱団として出演します。
第39回伊澤修二記念音楽祭は、25日(土)に行われます。
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町建設業協会 側溝清掃ボランティア
箕輪町建設業協会は側溝清掃ボランティア作業を7日に町道1号、伊那中部広域農道で行いました。
側溝にたまった土砂を重機やスコップを使って取り除きました。
作業を行ったのは、箕輪町建設業協会に所属する会社のうち、土木作業を行う14社です。
作業では土砂に混ざった空き瓶やペットボトルのゴミも回収されました。
ボランティア作業は毎年行われていましたが、コロナ禍で中断し、6年ぶりに行われたということです。
箕輪町建設業協会では「町の為に役に立ちたい」と話していました。 -
イーナちゃん駅伝カーニバル2025
第43回伊那市民駅伝イーナちゃん駅伝カーニバル2025がスポーツの日の13日に伊那市陸上競技場を主会場に行われました。
イーナちゃん駅伝カーニバルは地区対抗の駅伝で、伊那市陸上競技場と競技場横の市道をコースに行われました。
13日は園児から一般までおよそ300人が参加しました。
子どもの部に13チーム、地区の部に6チーム、オープンの部に12チームの、合わせて31チームがエントリーしました。
子どもの部は、2.7キロを保育園児と小学生、合わせて5人がタスキをつなぎました。
地区の部は、15キロで9人がタスキをつなぎました。
オープンの部には会社仲間などの有志も参加しました。
子どもの部、地区の部合わせた順位で総合順位が決まり、結果は1位が西箕輪、2位が西春近、3位が美篶でした。
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Toshi遺作展 15日まで
南箕輪村出身で、仕事をしながら独学で絵を描き続け、今年6月に43歳でなくなった久保田俊彦さんの遺作展「Toshi遺作展」が伊那市のかんてんぱぱホールできょうから始まりました。
会場には、久保田さんの作品およそ50点が飾られています。
久保田さんは、10代の頃から独学で絵を描き始めました。
作品はアクリル画や油絵で、これまでに長野県美術展や伊那美術展で賞を受賞しているということです。
会場には、亡くなる前まで描いていた絶筆が飾られています。
使っていた道具も展示されています。
かんてんぱぱホールでの個展は去年から開催が決まっていましたが、今年6月に久保田さんが亡くなったことから遺作展となりました。
久保田さんの母、君江さんは「私は息子の絵の一番のファンです。多くの人に見に来てほしい」と話していました。
Toshi遺作展は15日(水)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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荒井神社で奉納相撲大会
伊那市荒井の荒井神社の例大祭にあわせて、子どもたちによる奉納相撲大会が12日に開かれました。
相撲大会は、子ども達の健やかな成長を願い毎年、例大祭に合わせて行われていて今年で44回目です。
大会には小学生22人が参加し、トーナメント形式で、西と東に分かれて土俵に上がりました。
白いまわしを身につけた児童たちは、真剣な表情で取り組みに臨み、土俵際でせめぎあう白熱した勝負も見られました。
女の子同士の取り組みでも、互いに一歩も引かない熱戦が見られ、会場からは、大きな拍手が送られていました。
子どもたちに安全で本格的な相撲を経験してもらおうと、2014年に現在の土俵が整備されました。
この土俵が使われるのは、例大祭の日だけだということです。
奉納こども相撲大会は、荒井区と荒井区青少年育成会、伊那公民館荒井分館が主催しています。
荒井区青少年育成会の熊谷国彦会長は「地域の伝統として受け継がれてきたこの奉納相撲をこれからも守り続けていきたい」と話していました。
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人気ラーメン店が集結13日まで
上伊那地域で初めてとなる、ラーメンイベント「麺武将」が、伊那市のベルシャイン伊那店駐車場に設けられた特設会場で、13日まで開かれています。
このイベントには、長野市や松本市など、県内各地の有名ラーメン店6店舗が出店していて、各店がキッチンカーで調理したできたての一杯を、来場者はその場で楽しむことができます。
地元、伊那市と南箕輪村からは、4店舗が共同出店。
この日のために協力し、特別なコラボラーメン「濃厚伊那タンメン」を提供しています。
全店共通のチケット制で1杯1000円です。
昼時には多くの人が訪れ、各店自慢の一杯を味わっていました。
このイベントは、ラーメンを通じて地域を盛り上げようと、箕輪町のラーメン店おおぼしと松本市のらあめん寸八総本店が企画したもので、上伊那での開催は今回が初めてです。
イベントは13日までで、時間は午前10時から午後3時まで。
会場は、ベルシャイン伊那店・南側第3駐車場の特設スペースです。
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信州大学農学部80周年記念式典
南箕輪村の信州大学農学部の創立80周年記念式典が今日行われました。
12日は学生や教職員、卒業生などおよそ120人が参加し記念式典が行われました。
米倉真一学部長は、「生命・食糧・環境を三本柱として地域社会と世界に貢献する教育研究拠点であり続けたい」と挨拶しました。
かつて農学部長も務めた信州大学の中村宗一郎学長は「命の循環と社会の持続可能な発展を支える知の精神が80年受け継がれてきたことを誇りに思う」と述べました。
信州大学農学部は1945年に長野県立農林専門学校として開校し今年で創立80周年を迎えました。
これまでの卒業生は1万1,000人を超えています。
今日は式典の他、パネルディスカッションも行われました。
午後には、卒業生の仕事の紹介や学生の研究成果などを発表するホームカミングデーが開かれ、関係者が交流を深めていました。
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箕輪町で天竜ウォーク
自然と触れ合いながらウォーキングを楽しむイベント「天竜健康ウォーク」が、箕輪町内で12日に行われました。
12日は町内外からおよそ250人が参加しました。
天竜公園を発着に、5キロと9キロのコースが設けられました。
参加者は、景色や会話を楽しみながら自分にあったペースで歩いていました。
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上農祭で農産物販売 多くの人でにぎわう
南箕輪村の上伊那農業高校の文化祭、上農祭の一般公開が11日に行われ、多くの人でにぎわいました。
午前9時30分からの一般公開には、多くの人が並び、行列ができていました。
お目当ては、生徒が実習で育てた農産物です。
シャインマスカットやナガノパープルが一房500円で販売されました。
ほかにも玉ねぎやジャガイモなどの野菜、味噌やジャムなどの加工品、シクラメンの花も販売されました。
農産物はおよそ1時間でほぼ売り切れとなりました。
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不登校の児童生徒の学びの支援考える
長野県南信教育事務所主催の不登校の児童生徒の学びの支援について考える、会合が2日伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
会合では長野県教育委員会の川口顕寛さんが、伊那市教育委員会の教育支援センターの取り組みを紹介しました。
川口さんは「子どもや保護者のニーズに応じて中間教室を開設し支援に取り組んでいる。夜の中間教室では昼間の活動が難しかった子どもたちが通えるようになり安心できる居場所になっている」と話していました。
会合は不登校の児童生徒の学びが継続され支援が充実していくことを目指し南信教育事務所が開いたもので、会場には教員など約110人が集まりました。
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来月開催 いのちのWa!コンサートⅣ
11月に伊那市の伊那文化会館で、オーケストラとコーラスによる音楽の集い「いのちのWa!コンサートⅣ」が開催されます。
11日はコンサートに向け出演団体による合同練習が伊那文化会館で行われました。
いのちのWa!コンサートは上伊那の合唱団体の代表者などでつくる実行委員会とKOA株式会社が主催するコンサートで今年で4回目です。
箕輪町在住の音楽家、唐沢史比古さんが音楽監督を務め、上伊那の小中高校や一般の合唱団、またプロのオーケストラが出演します。
コンサートはコーラス、オーケストラ、合唱劇、コーラスとオーケストラの合同演奏の4部構成です。
このうち合唱劇は11年前の御嶽山噴火で亡くなった人たちへのレクイエムとして、唐沢さんが脚本と作詞、作曲を手掛けました。
「いのちのWa!コンサートⅣ」は入場無料、全席自由で11月2日(日)午後2時から伊那文化会館で開かれます。
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特殊詐欺被害防止を呼び掛ける啓発活動
11日から始まる全国地域安全運動を前に、特殊詐欺被害防止を呼び掛ける啓発活動が、10日に伊那市のベルシャイン伊那店で行われました。
10日は、伊那警察署の署員や伊那防犯協会連合会、防犯ボランティア団体「伊那エンジェルス隊」のおよそ10人が買い物客に啓発のチラシとグッズを配りました。
伊那警察署管内では、今年に入り9日までに電話でお金詐欺被害が19件発生していて、被害総額はおよそ6,270万円です。
去年1年間では、7件で被害総額はおよそ2,100万円でした。
SNS型投資・ロマンス詐欺被害は9日までに14件発生していて、被害総額はおよそ1億5,500万円です。
去年1年間では、6件、被害総額はおよそ8,600万円でした。
啓発活動は、11日から始まる全国地域安全運動を前に行われたもので、買い物客に特殊詐欺被害防止を呼び掛けました。
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10月10日はソースかつ丼の日
10月10日は、伊那ソースかつどん会が定める「ソースかつ丼の日」です。
これに合わせて、加盟する12店舗を巡ってスタンプを集めると食事券がもらえるスタンプラリーが始まりました。
肉厚のかつに、甘めのたれがたっぷりとかかったソースかつ丼。
伊那市西町にある田村食堂では、昼前から多くの客が訪れ、名物のソースかつ丼を楽しんでいました。
伊那ソースかつどん会では、とんかつを揚げる際の「ジュージュー」という音にちなんだ語呂合わせから、10月10日を「ソースかつ丼の日」と制定しています。
昭和33年に創業した田村食堂は、開業当初からソースかつ丼を提供していて、60年以上にわたり地元で親しまれています。
先代から受け継がれている秘伝のソースは、りんごや玉ねぎなどを仕込み、3か月間寝かせているということです。
田村食堂では毎月10日に割引サービスを行っていて、きょうも通常1700円のソースかつ丼が1500円で提供され、訪れた人たちが味を堪能していました。
伊那ソースかつどん会では、きょうから、加盟する12店舗を巡ってスタンプを集めると食事券がもらえるスタンプラリーを実施しています。
会では「それぞれの店の味を楽しんでほしい」と話していました。
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南信地区高等学校書道展12日まで
南信地区高等学校書道展が伊那市の伊那文化会館で10日から始まりました。
書道展には南信地区15校の書道部員の作品およそ110点が集まりました。
生徒の発表の場として長野県高等学校文化連盟南信支部書道専門部が開いていて、今年で40回目です。
展示されている作品は、生徒たちが古典をもとにした臨書が中心です。
線の質や字の形、全体の構成を考えて書いたということです。
会場では他に、南信地区の高校の書道教員展も行われています。
南信地区高等学校書道展は12日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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南アルプス 紅葉見頃
南アルプスの紅葉が見ごろを迎えています。
10日はメディア向け林道バスの試乗会が開かれました。
伊那市長谷の戸台パークから南アルプスの北沢峠まではおよそ1時間で行くことができます。
林道のカツラやタケカンバの木が黄色く色づき始めています。
バスの車内では運転手によるガイドを聞くことができます。
東駒ケ岳や鋸岳の紅葉が見ごろを迎えています。
南アルプス林道バスクイーンラインの今シーズンの利用者数は、9日現在で約57,000人です。
1980年の統計開始以来最も多かった2003年の62,756人を上回る見込みということです。
伊那市では戸台パークグランドオープン記念として今回初めて伊那市民を対象とした往復乗車券と仙流荘入浴券をセットにした特別割引プランを用意しました。
戸台パークから北沢峠までの運賃は通常往復2,300円です。
今回、用意された伊那市民限定の特別プランでは、通常600円の仙流荘の入浴券がセットになって2,000円で販売されます。
運行が終了する11月15日までの平日限定で販売されます。
また、仙流荘ではソースかつ丼や、そば、唐揚げなどを味わうことができます。
北沢峠までのバスの運行は11月15日まで行われる予定です。 -
絵画や彫刻 伊那市民美術展
第47回伊那市民美術展が伊那市のいなっせで10日から始まりました。
会場には、伊那市民美術会会員の作品およそ50点が展示されています。
伊那市民美術会には46人が所属していて会場には日本画や洋画、彫刻が並んでいます。
伊那市民美術展は14日火曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那谷の所蔵品~阪本天山「題壁」~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
10日は、高遠町歴史博物館所蔵、阪本天山「題壁」です。 -
南中 加藤さん 砲丸投げで全国へ
南箕輪村の南箕輪中学校3年の加藤杏さんが砲丸投げで17日から行われる全国大会に出場します。
9日は加藤さんが役場を訪れ、田中俊彦副村長らに全国大会出場を報告しました。
加藤さんはJOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会に出場します。
7月に開かれた県大会で標準記録の12m80を超え、自己ベストの12m98で全国大会出場を決めました。
加藤さんは8月にほかの全国大会にも出場していて、41人中29位だったということです。
加藤さんが出場する大会は17日から三重県で開かれます。 -
大芝高原恒例 イルミフェス
南箕輪村の大芝高原で、恒例行事イルミネーションフェスティバルが開かれています。
会場には、企業や個人などおよそ70団体の作品が並んでいます。
イルミネーションフェスティバルは、住民有志でつくる実行委員会が、村を盛り上げようと2006年から開催していて、今年で20回目となりました。
8日の夜は、訪れた人が写真を撮ったりしながら楽しんでいました。
村内の小学校では、クラスごとに作った作品を展示しています。
今年は、環境に配慮し、電気自動車から電源を供給したイルミネーションもあります。
迷路のようなものや、好きな絵が描けるものなど、来場者が楽しめる作品が多く並んでいます。
8月の大芝高原まつりで住民らが製作した竹灯籠100基も飾られています。
フライドポテトや豚汁などの飲食ブースも設けられています。
イルミネーションフェスティバルは、25日(土)まで、点灯時間は、午後5時から9時です。
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長谷フェスに向け園児がかぼちゃの装飾作り
19日に、伊那市長谷の南アルプスむら長谷などで開かれる「長谷フェス」を前に、長谷保育園の園児がハロウィンにちなんだ装飾づくりを9日に行いました。
この日は、長谷保育園の年少園児と未満児が、イベントで飾るかぼちゃの装飾を作りました。
年少園児は、それぞれの足形を押したかぼちゃの形の台紙に、折り紙で作ったおばけを貼りつけました。
装飾づくりは、イベントを地元の子どもたちと一緒に作り上げようと、伊那市地域おこし協力隊の手塚ほたるさんが企画しました。
未満児の教室では、かぼちゃの形に切った紙に好きな色の絵の具を乗せて筆で伸ばしました。
長谷フェスは、19日(日)の午前10時から、南アルプスむら長谷と南アルプス公園で開催されます。
会場では、長谷保育園の全園児26人の作品が展示されます。
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北福地 伝統の奉納演芸大会
伊那市富県北福地の諏訪社奉納演芸大会が4日、北福地集落センターで開かれました。
公民館横に設けられたステージでは地区住民が獅子舞や踊りなどを披露しました。
演芸大会は、北福地区諏訪社の秋の例大祭に合わせ毎年開かれています。
この日は10演目行われ、ダンス教室に通っている子ども達によるダンスの披露や、小学生による子ども神輿が行われました。
また、区と公民館の役員は、演芸大会に向けて練習してきた花笠踊りを、北福地民俗芸能保存会は筒の中に貨幣を入れた銭太鼓のリズムに合わせ安来節を披露しました。
このほかに常会毎による出し物も行われました。
北福地祭事会では「多くの人が集まってくれて、地区の絆を深める事ができました」と話していました。
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春近神社 本殿遷座祭
伊那市東春近の春近神社で、改修工事に伴い仮殿に移していたご神体を本殿に戻す、「本殿遷座祭」が6日夜に行われました。
中秋の名月となった6日午後8時過ぎ、月明かりの元、ご神体が仮殿を出発しました。
神職や祭典委員などおよそ40人が参列し、白い布で囲ったご神体をゆっくりと本殿まで運びました。
春近神社の社殿は、宝暦10年、1760年に建立され、伊那市の有形文化財に指定されています。
しかし、広範囲にわたる白アリの被害や、地盤沈下による社殿の歪みなどから、改修工事をすることになりました。
改修工事にあたり、ご神体は、6月から仮殿に鎮座していました。
工事では、白アリ被害にあっていた場所の補修、社殿を水平に戻し、歪みを直す工事などを行いました。
ほかに、床下はコンクリートにしました。
ご神体は、およそ1時間かけて無事、新しくなった本殿に戻りました。
この日は、地元住民も訪れ、社殿を見学していました。
春近神社では、11日と12日に例祭が行われ、獅子舞の奉納のほか、社務所では改修する前と後の写真を展示するということです。
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伊那西高スポフェス 浴衣姿で民謡踊り
伊那市の伊那西高校で、スポーツフェスティバルが9日に開かれ、3年生が浴衣姿で民謡踊りを披露しました。
この日は、3年生およそ100人が浴衣姿で伊那音頭やダンシングオンザロードを踊りました。
民謡踊りは、3年生の伝統となっていて、およそ1か月間練習したということです。
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箕輪南小4年が社会見学 伊那CATVで番組作り体験
箕輪町の箕輪南小学校4年生は、社会科の学習の一環で伊那ケーブルテレビを9日に訪れました。
訪れたのは、箕輪南小の4年生19人です。
児童たちは、アナウンサー、カメラマン、ディレクターの3つの役割に分かれて、番組制作を体験しました。
アナウンサー役の児童は、実際のニュース原稿を読み上げ、カメラマン役の児童は、ピントの調整などを行いながら撮影に挑戦。
ディレクター役の児童は、映像の切り替えやテロップの作成を担当しました。
児童たちは、番組制作のスタッフに、日ごろの仕事で気を付けていることや、編集作業にかかる時間など、さまざまな質問をしていました。
箕輪南小学校の4年生は、テレビ番組がどのように作られているのかを知り、情報の集め方やまとめ方、そして伝え方の工夫について学習しようと伊那ケーブルテレビを訪れました。 -
大芝高原に段ボール製の授乳室設置
一般社団法人日本道路建設業協会は、段ボール製の授乳室を南箕輪村の道の駅大芝高原に7日に設置しました。
8日は、道の駅大芝高原で授乳室の贈呈式が行われ、日本道路建設業協会中部支部の杉山雅浩幹事長から南箕輪村開発公社の原賢三郎社長に贈呈書が手渡されました。
授乳室は道の駅大芝高原内の休憩室に設置され、段ボール製で高さと奥行きが2m、幅が1mあります。
カーテンも付いていて、内側からバーをスライドさせ鍵をかけられます。
日本道路建設業協会は、子育て支援として2023年度から3年間かけて応募のあった全国の道の駅から選定し授乳室を寄贈しています。
今年度は、大芝高原を含め全国44か所の道の駅に設置され、県内では4か所目です。
2023年度には伊那市長谷の南アルプスむら長谷にも設置されています。
贈呈式に出席した藤城栄文南箕輪村長は「多くの人に安心して利用してもらいたい。災害時にも役立てたい」と話していました。
授乳室は誰でも利用可能です。 -
高遠中学校2年生 高遠パターンプロジェクト
伊那市高遠町の高遠中学校2年生は、地元の事業者と連携し、パターン模様をデザインして地域の魅力を表現する「高遠パターンプロジェクト」に取り組みます。
8日は、美術の公開授業が行われ、2年2組の21人が、パターンデザインによるPRを希望する、高遠さくらホテルや株式会社仙醸など地元の4事業者を招き、要望を聞きました。
高遠中学校は、昨年度に伊那市のデザイン会社からサポートを受け生徒が主体的に表現することを学ぶデザイン授業を実施しました。
今回の高遠パターンプロジェクトはその発展形として、事業者の魅力、高遠の魅力を繰り返し模様で表現するパターン模様を生徒がデザインします。
デザインした模様は商品のラベルなどとしての活用を目指します。
高遠さくらホテルの従業員からは「高遠をイメージする桜を取り入れてほしい」との要望が出ていました。
仙醸の社員から要望を聞いた生徒はタブレット端末を使ってデザインしていきました。
生徒たちは事業者とメールなどでやり取りを行いながらパターン模様のデザインを完成させるということです。
完成したデザインは来年春の観桜期に販売する商品のラベルなどに取り入れられる予定です。
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伊那ソースかつどん会 スタンプラリー10日から
伊那市と南箕輪村の飲食店でつくる「伊那ソースかつどん会」は総額2,500円分の食事券として利用できるスタンプラリーを10日から始めます。
8日は伊那市の伊那商工会館で伊那ソースかつどん会の北原英之会長らが記者会見を開き概要を説明しました。
スタンプラリーは加盟店12店舗で行われます。
ソースかつ丼1杯につきスタンプが押され、5店舗回ると500円分の食事券として使うことができます。
さらに12店舗全てをまわると2000円分の食事券として使うことができます。
スタンプラリーの期間は10日から12月25日までです。
食事券は来年2月28日まで使えるということです。 -
伊那ナイターソフト GTEが優勝
伊那ナイターソフトボール連盟のリーグ戦の閉会式が7日に行われ、今季優勝したGTEに賞状などが贈られました。
7日は、伊那市民体育館附属施設で閉会式が行われ、出場した7チームが参加しました。
GTEは5勝1敗で、同じ成績の信濃路クラブとの優勝決定戦に勝利し優勝しました。
2位は信濃路クラブ、3位は天竜ザザムシでした。
また7日は、秋季トーナメントの開会式も行われました。