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「クラシック音楽の祭典」歴史に幕
「クラシック音楽の祭典」の最終公演が8日伊那市の伊那文化会館で開かれ、地域に音楽文化を根付かせようと始まった演奏会は35年の歴史に幕を下ろしました。
演奏会はクラシック音楽の祭典実行委員会が開いたもので伊那フィルハーモニ―交響楽団の約60人と公募で集まった100人の合唱団がメサイアを披露しました。
メサイアはドイツの作曲家ヘンデルがキリストの生涯を題材に作曲したものです。
指揮者の横山奏さんは日本の主要なオーケストラと共演を重ねていて平成26年2014年から、この演奏会で指揮を務めています。
演奏会では南箕輪村出身で神戸市混声合唱団所属の宮尾和真さんがソリストを務めました。
「クラシック音楽の祭典」は伊那文化会館オープン記念として平成2年1990年に「手づくりの演奏会」と題して始まりました。
平成28年2016年までに12回開催され地域にクラシック音楽の文化を根付かせる役割を果たしました。
平成30年2018年にはさらなる高みを目指し「クラシック音楽の祭典」となり2回開催しました。
実行委員会では伊那谷の音楽文化を支えその役割を果たしたとして3回目の今回での終了を決めました。
会場には約1,300人が訪れ最後の演奏に聞き入っていました。
伊那ケーブルテレビでは21日土曜日午後2時からご覧のチャンネルで第3回クラシック音楽の祭典メサイアの放送を予定しています。
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大出スポーツフェスティバル 常会対抗モルック大会
箕輪町の大出区民が参加する、大出スポーツフェスティバルが、ながたドームで8日に開かれました。
ながたドームにはおよそ200人の大出区民が集まりました。
この日行われたのは、常会対抗モルック大会です。
大出区の9つの常会で優勝を競いました。
モルックはフィンランド発祥のスポーツです。
幅広い年代が楽しめるようにと、去年のスポーツフェスティバルからモルックを行っています。
高得点が出るたびに、各チームから歓声があがっていました。
大出スポーツフェスティバルは毎年開催されていて、今年は、箕輪町発足70周年記念大会として開かれました。
会場では、子どもが対象のサンダル飛ばし競技や、箕輪町にまつわるクイズなども行われていました。
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信濃グランセローズ9年ぶり南箕輪村で試合
独立リーグの日本一を決める大会グランドチャンピオンシップ2024で初優勝した信濃グランセローズの公式戦が7日、9年ぶりに南箕輪村の大芝公園野球場で行われました。
9年ぶりに大芝公園野球場で開催された試合は、南箕輪村デーとして様々なイベントが行われました。
南箕輪村を拠点にする和太鼓チーム「鼓龍」の演奏や、上伊那を中心に活動するチアダンスチーム「M’s☆STARS」のパフォーマンスなどが行われました。
南箕輪村のイメージキャラクターのまっくんも応援に駆け付けました。
藤城栄文村長は「南箕輪村からもチームを盛り上げていきたい」と挨拶をしました。
始球式は、少年野球チーム南小ドラゴンズの大澤碧生さんが務めました。
グランセローズは去年の独立リーグ日本一を決める大会、グランドチャンピオンシップ2024で初優勝を果たしました。
公式戦は福島レッドホープスとの対戦で、伊那市出身の山田夢大選手が先発ピッチャーとしてマウンドに上がりました。
試合中はファンが声援を送っていました。
ズが福島レッドホープスに4対8で負けました。
7日の大芝公園野球場にはおよそ200人が来場したということです。
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上伊那地域行政連絡会議 県議に事業説明
上伊那地域行政連絡会議がきょう、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、管内の現地機関が重点事業などについて地元選出の県議会議員に説明しました。
5月15日は、上伊那地区選出の議員と上伊那地域振興局、伊那保健福祉事務所など管内にある県の現地機関、14機関の代表が出席しました。
上伊那地域振興局はゼロカーボンの取り組みとして、管内にEVの電気自動車の充電設備を新たに54基設置したことや、今年度6台導入することなどを報告しました。
ほかに南海トラフ地震への対応について、土砂災害発生時に孤立する可能性がある集落が管内で16か所あることが報告されました。
その対応として上伊那地域振興局では、孤立集落の状況を把握するため、ドローンを使っての訓練を実施していくとしています。
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東ティモール 駐日大使伊那市を訪問
伊那市と交流のある東ティモール民主共和国のイリディオ大使が6月の退任を前に伊那市を5月27日に訪問しました。
この日はイリディオ・シメネス・ダ・コスタ駐日特命全権大使ら5人が市役所を訪れました。
伊那市はふるさと大使で東ティモール名誉総領事の北原巌男さんの縁で、これまで東京オリンピック選手団の合宿を迎え入れるなどの親交を深めてきました。
今年2月には東ティモールのグスマン首相より「伊那市を訪問し相互のつながりを強化したい」との親書が市長あてに届いています。
この日は農業やインフラの分野での技能実習の実現に向けて会談が行われました。
白鳥市長は「身に着けた技術が自国の為になるような機会を提供できればと思います」と話していました。
イリディオ大使からは東ティモールの伝統工芸品の織物「タイス」が友好の証として贈られました。
イリディオ大使は6月30日に任期を終え東ティモールに帰国します。 -
地域に感謝 かんてんぱぱ祭
伊那市の伊那食品工業(株)の感謝祭、「かんてんぱぱ祭」が7日に行われました。
会場のかんてんぱぱガーデンにはフランクフルトや焼き鳥など多くの屋台が並び、全国から集まった500人以上の社員が来場者をもてなしました。
ところてんの屋台では来場者に無料でふるまわれました。
恒例のところてん早食い大会では、参加者が箸一本で完食タイムを競いました。
イワナの塩焼きは伊那食品で養殖したものが提供され人気を集めていました。
広場では伊那西高校の生徒が合唱を披露しました。
かんてんぱぱ祭は今年で20回目です。
伊那食品工業では「ガーデン内をゆっくりと1日楽しんでもらいたい」と話していました。 -
上伊那広域消防 訓練の成果を消防長に披露
上伊那広域消防本部の救助隊員は、14日に長野市で開かれる、消防救助技術大会に向けた訓練の成果を、5日に消防長に披露しました。
このうち、箕輪町の箕輪消防署では、中村晃消防長に渡過訓練と救出訓練の成果を披露しました。
渡過訓練は、水平に張った20メートルのロープを往復するもので、2人が出場します。
ロープブリッジ救出訓練は、火災現場や河川に取り残された人を想定しロープを渡って救出するもので、4人1チームで出場します。
中村消防長は「大会では全身全霊で訓練の成果を出してきてください」と激励しました。
大会は、14日に長野市の長野県消防学校で開かれ、上伊那広域消防本部からは、救助技術5種目に18人が出場します。
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大芝高原まつり 図案決まる
8月23日に行われる、第40回大芝高原まつりのポスターやうちわの図案が、4日に決まりました。
ポスターには、南箕輪中学校2年の田口紅羽さんの作品が選ばれました。
ポスターは、200枚作られ、村内外の店舗などに掲示されます。
うちわには、3年の井原夏希さんの作品が選ばれました。
うちわは、来場者に配られます。
パンフレットの表紙には、3年の池上結さんの作品が選ばれました。
パンフレットは、全戸配布されます。
この日は、役場で実行委員会が開かれ、委員の投票で図案が決定しました。
図案は、南箕輪中学校の生徒から募集し、全部で30点が集まりました。
今年の大芝高原まつりは、40回目を迎えることから、これまでを振り返るイベントなどが計画されています。
たらいレースで使っていた、たらいでの記念撮影や、エアー遊具のコーナーのほか、郷土品の展示などが予定されています。
今後は、まつり全体の各イベントについてさらに検討を進めるということです。
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伊那市議会開会 7議案提出
伊那市議会6月定例会が6日に開会し、4億9千万円を追加する一般会計補正予算案など7議案が提出されました。
主な事業のうち、地域木材を安定供給するための調査・研究や地域材を使った商品開発支援事業に9,900万円、物価高騰の影響を受けている介護・福祉施設の支援を行う事業に3,200万円などとなっています。
市議会6月定例会は、17日から19日に一般質問、27日に委員長報告と採決が行われます。
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丸紅従業員組合 田植え
東京都に本社を置く総合商社丸紅株式会社の従業員組合は、伊那市東春近で31日、田植えをしました
従業員組合が借りている東春近の農事組合法人田原の田んぼです。
丸紅株式会社の子会社が伊那市で電力事業を行っている縁で、地域との交流と自分たちの米を自分たちで作ることを目的に4年前から田植えをはじめました。
31日は、関東を中心に社員とその家族およそ50人が参加しました。
およそ10アールの田んぼに入り、一列に並んでコシヒカリの苗を20センチ間隔で植えました。
参加者たちは、泥に足をとられながらも、楽しそうに田植えに取り組んでいました。
丸紅従業員組合では、夏にも野菜や果物の収穫体験をおこなっています。
今後は、月に一度田んぼのあぜの草刈りなどを行い、秋に収穫を計画しています。 -
しんわの丘でオカリナ演奏
バラが見ごろの伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、オカリナの演奏が6日に行われました。
演奏したのは、箕輪町で活動するオカリナサークル「ルイーネあかね」のメンバー9人です。
6日は、バラにちなんだ曲など14曲を演奏しました -
セーフティーリーダー委嘱
伊那市の新山小学校の6年生5人が6日、家庭や地域の防犯意識を高める取り組み「わが家のセーフティーリーダー」に、委嘱されました。
新山小学校で委嘱式が行われ、6年生5人のうち、6日は4人に、伊那警察署の駒津一治署長から委嘱状が手渡されました。
「わが家のセーフティーリーダー」は、子どもたちに防犯活動に参加してもらい意識の向上につなげようと伊那警察署などが進めている取り組みです。
式の中で駒津署長は、「まずは、あいさつをきちんとすること。そして、周りで交通ルールを守らない人がいたら注意をしてあげてください」などと児童に呼びかけました。
代表して児童会長の境澄々花さんが決意を発表しました。
セーフティーリーダーの委嘱は管内持ち回りで行われていて、伊那警察署管内では今年度、新山小学校の他に辰野町の辰野西小学校でも実施されます。
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田んぼの抑草ロボット デモ運航
有機農業を推進している伊那市は、田んぼの草を生えにくくするロボットのデモ運行を西春近の水田で6日に行いました。
自動抑草ロボット「アイガモロボ2」です。
田んぼにアイガモを放つ農法から着想を得たロボットです。
デモ運行には有機稲作に取り組む市内の農業者などおよそ15人が参加し、メーカーのスタッフから説明を受けました。
ロボットはブラシで土をかき上げて水面を濁らせます。
濁りで太陽光を遮り、雑草の種を埋めることで抑草効果を発揮します。
10アールの田んぼをおよそ2時間で運行を完了します。
ロボットは27万円ほどで、今年度伊那市では3台導入し、学校給食に有機米を提供する農業者に貸し出しを行います。
伊那市は、昨年度オーガニックビレッジ宣言を行っていて、有機米の作付面積の拡大を期待したいとしています。 -
伊那谷の所蔵品 箕輪町郷土博物館
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
6日は、箕輪町郷土博物館です。
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伊那西高と西春近南小が交流演奏会
伊那市の伊那西高校の生徒と西春近南小学校の児童による交流演奏会が5日開かれました。
伊那西高校のお箏クラブ、合唱クラブ、吹奏楽クラブの合わせて40人が西春近南小学校を訪れ
演奏を披露しました。
お箏クラブは去年、長野県高等学校邦楽フェスティバルで優良賞を受賞しています。
吹奏楽クラブは動きながら演奏するパフォーマンスを練習していて児童の前で披露していました。
合唱クラブは毎年NHK全国学校音楽コンクールをはじめとした大会に出場しています。
西春近南小学校の校長と伊那西高校の教諭が知り合いで学校が近いことから初めて企画されたものです。
最後は西春近南小学校の全校児童約130人が合唱を披露しました。
西春近南小学校では20日に音楽会が予定されていて、高校生の演奏を参考に練習に励むということです。
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交通事故で重体の女性が死亡
4日の午前、箕輪町の春日街道の交差点で発生した交通事故で重体となっていた女性が死亡しました。
伊那警察署の発表によりますと死亡したのは箕輪町の無職小池なかゑさん91歳です。
小池さんは重体で病院に搬送されましたが、4日午後6時10分に出血性ショックで死亡しました。
事故は信号機のない交差点で車同士が出合い頭に衝突したもので、小池さん側に一時停止の標識があったということです。
伊那署では事故の原因について調べを進めています。
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ゆかいな野菜村 山川さんがカフェオープン
箕輪町下古田で交流農園「ゆかいな野菜村」を営む山川みゆきさんは、季節の野菜や果物を楽しむことができるカフェを、6月15日にオープンします。
ゆかいな野菜村は、県道与地辰野線の下古田のバス停から東に50メートルほど進んだところにあります。
6月15日に、カフェの「カ」に「花」という漢字を当てた「花フェ」をオープンさせます。
農園で採れた野菜や果物を使った料理を提供する予定で、景色と共に楽しむことができます。
農園を営む、山川正信さん、みゆきさん夫妻です。
農園では、トマトを中心に20種類の野菜や、果物を栽培しています。
夫・正信さんは今年の3月まで町の地域おこし協力隊を務めていました。
箕輪町に来る前は山形県でも農業をしていて、妻のみゆきさんは、トマトを使ったフルコースを提供するカフェを営んでいました。
しかし、7年ほど前、正信さんが脳卒中で倒れて左半身麻痺となり、カフェをやめることになりました。
その後、箕輪町で再び農業を始めたことをきっかけに、もう1度カフェを開業したいと、1年ほど前から準備を進めてきました。
新たにオープンするカフェでは、食事は1日3食の予約限定で提供します。
ほかに、農園で採れた果物を使った飲み物や、スイーツの提供も予定しています。
山川みゆきさんです。
花フェは、6月15日(日)にオープンします。
営業時間は、午前10時から午後2時で、雨や風が強い日は休みです。
予約やお問合せは、電話090-2025-6547にお願いします。
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県議会農政林務委員会 現地調査
長野県議会農政林務委員会は、南信地域の農業や林業に関する施設の現地調査を、5日と6日の2日間行っています。
このうち、南箕輪村にあるJA上伊那のアスパラガス集出荷貯蔵施設では、議員9人が今年4月から稼働している設備を見学しました。
この施設では、全国で初めて導入された、AIによる画像処理機能がついた選別機や、自動計量と結束を行う機械で出荷作業を行っています。
議員は、職員から説明を受けながら見学し、実際にアスパラを機械に乗せていました。
農政林務委員会では、農業や林業に携わる施設を見ることで、現状把握をして課題を見つけ、県政に反映させようと、年に2回現地調査を行っています。
現地調査は2日間行われ、5日は上伊那の4か所を、6日は下伊那の3か所をまわります。
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伊那北小4年生 歯の磨き方学ぶ
伊那市の伊那北小学校4年生は、歯と口の健康週間に合わせ歯の磨き方について5日、学びました。
この日は伊那北小4年生がDVDを見ながら、歯の磨き方を学びました。
鏡を使って、歯を磨いていました。
歯磨きは、小学生の歯と口に対する健康意識を育てることを目的に、日本学校歯科医師会などが推奨する方法で行いました。
DVDの映像に合わせて歯を磨いていました。
子どもたちは、どんなに丁寧に磨いても、歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢は6割しか取れないということを学んでいました。
そのため、歯ブラシにプラスして、デンタルフロスにも挑戦しました。
伊那北小学校では「生涯の健康にかかわってくるので、子どものうちから正しい磨き方を身に付けさせたい」と話していました。
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満蒙開拓 富貴原郷開拓団を知る
伊那市人権同和教育研修会が3日伊那市役所で開かれ、箕輪町郷土博物館の柴秀毅館長が戦時中に上伊那北部から満州に渡った「富貴原郷開拓団」について話をしました。
講演では、箕輪町郷土博物館の柴館長が「私たちの郷里から満蒙開拓に行った人たち」と題し話をしました。
昭和7年1932年以降、当時の日本は国策として満州移民を展開しました。
富貴原郷開拓団は、当時の伊那町や西春近村、中箕輪村などの10町村で作られ、昭和16年1941年以降300人以上が満州に渡りました。
終戦の混乱や現地民の襲撃により、85人が亡くなったということです。
講演では、帰国した開拓団員が書いた手記を紹介しました。
手記には召集による家族との別れや逃避行の様子が記されています。
柴館長は「何人もが “二度と再び”と書いていて、もう二度と戦争をしたくないという強い気持ちを感じ取ることができる」と話していました。
講演は、戦後80年の今年、満蒙開拓の歴史を知り教育に活かしていこうと開かれたもので、小中学校の教諭や人権同和教育推進委員など約40人が参加しました。
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ローメンの日 並盛500円で提供
6月4日は「蒸し麺」の語呂合わせでローメンの日です。
4日は伊那ローメンズクラブに加盟している19店舗で並盛が1杯500円で提供されました。
このうち伊那市上牧の日本料理あすなろでは、通常料金700円の並盛が200円引きの500円で提供されました。
昼時になるとローメンを食べに地元住民が訪れていました。
あすなろの店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんです。
あすなろでは、スープの材料に、りんごと玉ねぎも使い、さっぱりとした味わいに仕上げているということです。
伊那ローメンズクラブでは、クラブ発足の1997年から、多くの店でローメンを味わってもらおうと6月4日のローメンの日にこうした割引サービスを行っています。
ローメンの日は、日本記念日協会にも登録されています。
伊那ローメンズクラブは、伊那市を中心に25店舗が加盟していて、今年はこのうちの19店舗で割引サービスが行われました。
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新型コロナ週報 上伊那3人感染
4日に発表の新型コロナウイルス感染症の5月26日から6月1日の週報です。
上伊那は3人、全県は86人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり1.06人で減少しています。
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総合犯罪防止 街頭啓発
伊那警察署と地元の防犯ボランティアなどは総合犯罪防止の街頭啓発を4日に管内の入浴施設などで行いました。
このうち箕輪町のながたの湯では、伊那警察署と伊那防犯協会連合会、防犯ボランティア「伊那エンジェルス隊」のメンバー合わせて8人が利用者に啓発グッズを配りました。
電話でお金詐欺や車上ねらいなどに注意を呼びかけるチラシやウエットティッシュなどがセットになっています。
伊那署によりますと、去年1年間での電話でお金詐欺被害件数7件に対し、今年は6月3日現在ですでに同数の7件の被害が発生しているということです。
万引きや車上ねらいも増えているということです。
伊那署では「心当たりのない電話には出ずに警察に相談してほしい」と話していました。
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高遠さくら祭り 有料入園者数10万2千人
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は10万2,167人でした。
4日は高遠町総合福祉センターやますそでさくら祭り反省会が開かれました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は4月5日から20日までの16日間で、有料入園者数は10万2,167人で、去年と比べ5,201人減少しました。
個人は8万1,409人で、9,186人減少、団体は2万758人で、3,985人の増加でした。
渋滞対策として満開後初めての週末となる12日には市役所からのシャトルバスを運行し、利用者は1,118人でした。
伊那市では「さらなる誘客に向けて、情報発信に力を入れていきたい」としています。
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ガールスカウト長野県連盟第26団の入団式
上伊那地域の少女が通うガールスカウト長野県連盟第26団の入団式が伊那市の伊那公民館で5月24日に開かれました。
5月24日は、入団した小学2年生の赤羽ゆり香さんが平澤恵美子団委員長からスカーフを受け取りました。
平澤団委員長は「活動を通してみんな仲良く楽しんでください」と話しました。
今年度は赤羽さんを含め4人が入団しました。
団員総数は24人になり、今後はキャンプや募金活動、ものづくり体験会を予定しているということです。
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いなまち探究キックオフイベント
地域の企業や団体が意見交換し地域活性化を図る「いなまち探究」のキックオフイベントが伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで5月23日に開かれました。
イベントには、伊那市の企業や団体、高校生などおよそ30人が参加しました。
5月23日は、参加企業が事業内容について紹介していました。
いなまち探究は、市内の企業や団体などでつくる実行委員会が開くものです。
若者と企業、地域の担い手が出会い、産業振興について議論し、地域活性化に関する情報を共有する場を目指します。
いなまち探究は、今月から毎月1回、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで開催を予定しています。
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治水機能増強へ検討調査開始を報告
天竜川水系流域委員会が20日、静岡県の浜松河川国道事務所で開かれ天竜川上流部の治水機能増強に向けた検討調査を開始したことが報告されました。
国土交通省が開いた委員会には河川工学や防災に関する有識者が出席しオンラインでも配信されました。
委員会では天竜川上流河川事務所が治水機能の増強について調査に着手したことが報告されました。
天竜川上流部で洪水調節機能の増強が必要な場合には美和ダムなどの放流能力を上げるほか新設ダムに関する調査・検討を行うとしています。
国土交通省では河川増水に対応するため去年、天竜川水系河川整備計画を変更していて事業の進捗状況などを流域委員会で報告しています。
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水道週間 伊那市役所で水道事業を紹介する展示
1日から7日までは、水道について理解と関心を高め、公衆衛生の向上と生活環境の改善を図るための、全国の水道週間です。伊那市役所では、水道週間にちなんだ展示が行われています。
市役所1階市民ホールには、伊那市の水道事業を紹介するパネルや、水道料金の計算表などが展示されています。
会場では、2リットルのペットボトルが5本展示されています。うち1本は半分まで水が入っています。
伊那市では1円でおよそ9リットルの飲料水を使うことができ、見てわかるように工夫されています。
令和5年度の伊那市の水道事業に関する収入と支出がグラフで展示されていて、市民から納付された水道料金がどのように使われているかが紹介されています。
他にも、伊那市の地域ごとにどの水源から水道水が配水されているかわかる地図の展示や、組み立てると給水車の形になるペーパークラフトの配布なども行われています。
展示は、6日金曜日まで行われています。 -
みんなの切り絵教室 作品展
今年4月に発足した箕輪町「みんなの切り絵教室」の作品展が、松島のアルプス中央信用金庫箕輪・いほく支店で開かれています。
店内には、代表の神田瀞村さんと教室の生徒の作品合わせて35点が展示されています。
みんなの切り絵教室は、第2・第4月曜日に沢公民館で活動していて、現在は町内外の7人が参加しています。
代表の神田さんは、独学で切り絵を学び、4月に教室を始めました。
今回は、多くの人に切り絵に興味を持ってもらい、教室の仲間を増やそうと作品展を開きました。
みんなの切り絵教室の作品展は30日まで、アルプス中央信用金庫箕輪・いほく支店で開かれています。
次回の教室は9日(月)午後1時から沢公民館で開かれ、当日は体験も受け付けているということです。
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大山さんのジャムが国際審査で優秀味覚賞
伊那市西箕輪の自営業、大山千佳さんが製造した桃のジャムが、国際味覚審査機構の2025年の審査会で、優秀味覚賞を受賞しました。
大山さんは、伊那市西箕輪でそろばん・学習塾を開きながら桃の栽培をしています。
現在は摘果のシーズンで、3日は西箕輪の農園で作業をしていました。
大山さんは東京都出身で、およそ10年前に伊那市に移住してきました。
桃畑は高齢で引退を考えていた持ち主から引き継ぎ、2023年から栽培を始めました。
1年目はうまくいかなかったそうですが、2年目の栽培では食べきれないほど収穫できたため、ジャムに加工しました。
220瓶作り、今後の販売展開の足掛かりとして審査会に応募しました。
審査会は、ベルギーに本部を置く国際味覚審査機構が2005年から毎年行っているものです。
世界中の食品などを、世界のシェフやソムリエが目隠しをして味や香りを審査します。
一つ星から三つ星までがあり、大山さんのジャムは一つ星を獲得しました。
桃は肥料を使わず、農薬も銀杏液など自然のものを使って育てています。
桃と砂糖、レモン果汁のみで作るジャムは、フルーティーな甘さと酸味のバランスが良く、皮ごと入っている果肉の食感が評価されたということです。
2024年産は一瓶2,000円で、都内などで販売し完売しています。
現在一般販売はしていませんが、多くの人に味わってもらいたいと話します。
国際審査で一つ星を獲得したジャム。今後の製造に力が入ります。