-
JA上伊那 新米受け入れ開始
今年の新米の受け入れが3日から箕輪町のJA上伊那箕輪ライスセンターで始まりました。
3日は、伊那市と辰野町で収穫された「あきたこまち」の新米が運びこまれていました。
持ち込まれたコメは、ベルトコンベアで乾燥機へと運ばれ、倉庫に保管されます。
初日の3日はおよそ30トンが持ち込まれました。
JA上伊那によりますと、6月から気温が高い日が続き、生育が進んだ事から、受け入れを例年より5日~1週間早めたという事です。
また主力のコシヒカリの一等米の買い取り価格は、60キロあたり2万8240円で去年より1万円高くなっているという事です。
JA上伊那によりますと、上伊那全体の今年の新米の集荷量は去年並みの1万4千トンを見込んでいます。
新米の本格的な受け入れは、今週末からになるという事です。
-
最高気温35.2度 9月観測史上2番目の高さ
3日の伊那地域の最高気温は35.2度と2023年9月16日に観測した35.3度に次いで、9月で2番目に高い気温となりました。
南箕輪村の大芝高原では、カモが木陰で休んでいました。
伊那地域の最高気温は午後0時56分に35.2度を記録しました。
9月に35度以上の猛暑日となるのは、1993年の統計開始以来、2010年、2023年に続いて3日で3回目です。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で箕輪町の50代男性が搬送されたという事です。
症状の程度は軽症です。
-
市内小学生 救急救命法を学ぶ
伊那市の西春近南小学校と西春近北小学校の児童は日本赤十字社の職員から救急救命法を3日に学びました。
3日は西春近南小の5・6年生と西春近北小の6先生、合わせておよそ70人が西春近南小で実習を行いました。
講師は日本赤十字社長野県支部の救急法指導員5人が務めました。
児童たちは、胸骨圧迫の方法やAEDの使い方を学びました。
胸骨圧迫は大人であればおよそ5センチ、子どもの場合は体の厚みの3分の1程度押し込み、1分間に100回~120回のリズムで絶え間なく続けるなどの指導を受け実践していました。
児童に救急救命法を身に付けてもらいたいと西春近南小が日本赤十字社に依頼しました。
日本赤十字社が児童に対して授業の中で実習を行うのは伊那市で初めてということです。
伊那市は、市内全ての小中学校に、体育館の入口にAEDを設置するよう今年7月に要請しています。
-
上伊那防火管理協会 創立10周年記念式典
上伊那防火管理協会の創立10周年記念式典が2日に伊那市のJA上伊那本所で行われました。
式典には、およそ90人が出席しました。
上伊那防火管理協会の唐澤幸利会長は「上伊那では10年間で大きな事故は起きていない。今後も火災の知識を知ってもらうための活動を続けていきたい」と挨拶しました。
上伊那防火管理協会は、消防の広域化に伴い伊那防火管理協会と伊南防火管理協会が合併して2015年に発足しました。
現在は上伊那の714の事業所などで構成されていて、火災予防の講習会や小学生防火作品コンクールなどを行っています。
2日は、気象予報士で気象防災アドバイザーの鈴木知恵さんの記念講演が行われました。
鈴木さんは気象災害から身を守ることについて「災害リスクを知ることが大切です。災害は繰り返すので、地域災害の歴史を調べておくことも重要です」と話していました。
-
ドローンプログラミング研修会
上伊那地方視聴覚教育協議会はドローンプログラミングの研修会を2日南箕輪村の長野県南信工科短期大学校で開きました。
研修会には上伊那の小中学校の教職員や企業から10人が参加し、南信工科短大講師の岡本謙さんが説明しました。
参加者は、離陸や旋回の指示をタブレット端末で入力し、小型ドローンを飛ばしていました。
研修会は、上伊那の市町村や教育委員会などで作る上伊那地方視聴覚教育協議会が、小中学校の授業に役立ててもらおうと開いたもので、今年で3年目です。
ある参加者は「プログラミングの楽しさを目で見て実感できると感じました。是非、授業に取り入れたいです」と話していました。
-
日本太鼓ジュニアコンクール長野県大会
日本太鼓ジュニアコンクール長野県大会が24日箕輪町文化センターで開かれました。
県大会には大町市や上田市などから7団体が出場しました。
大町市の源流美麻太鼓は困難な状況でも前向きに生きていこうという願いを込めたオリジナル曲「生命」を披露しました。
日本太鼓ジュニアコンクール長野県大会は日本太鼓財団長野県支部が開いたもので28回目となります。
コンクールでは松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会が優勝し来年3月に東京都で開かれる全国大会出場を決めました。
-
長谷で合宿の日体大が表敬訪問
伊那市長谷で合宿を行っていた日本体育大学陸上競技部の玉城良二監督と選手ら4人が18日、伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に箱根駅伝予選突破と本戦での活躍を誓いました。
市役所を訪れたのは、監督の教え子で、2028年ロサンゼルスオリンピックのフルマラソン出場を目指している萩谷楓さん。日体大主将の浦上和樹さん。副主将の犬童慧真さんです。
玉城監督は日体大OBで長野東高校駅伝部の前の監督です。
萩谷さんは長野東高校時代、浦上さんは九州学院高校時代に伊那駅伝に出場しています。
日体大は約10人が13日から19日まで伊那市長谷で合宿を行いました。
10月18日に東京で開催される箱根駅伝の予選突破を目標としています。
日体大は前回の箱根駅伝でシード権をとることができず結果は12位でした。
箱根駅伝予選会には約40チームが出場予定で本大会に出場できる10位以内を目指します。 -
上伊那ナイターソフトボール連盟 選手権
上伊那ナイターソフトボール連盟の第44回選手権が、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で8月17日に行われました。
大会は、8月10日に8チームがエントリーして行われる予定でしたが雨で延期となり、この日は3チームで戦いました。
出場したのは、伊那市の信濃路クラブ、GTE、箕輪町の坂井クラブです。
総当たりで戦い、信濃路クラブとGTEが優勝を争いました
試合の結果、3本のホームランを放った信濃路クラブが優勝しました。
この大会は、毎年市町村の持ち回りで行っていて、来年は箕輪町で開催されるということです。
-
埋橋さん宅で月下美人咲く
伊那市富県の埋橋喜美子さん宅で、一夜限りの花を咲かせる月下美人が、1日開花しました。
1日は1輪が花を咲かせました。
月下美人はサボテン科の植物で、夜に花を咲かせ、朝にはしぼんでしまいます。
きのう午後8時頃から咲き始め、10時頃に見ごろになりました。
花を育てている埋橋喜美子さんです。
埋橋さんは30年ほど前に知人から月下美人をもらい育ててきました。
毎年花を咲かせていて、以前は知人を招き花を見ながら酒を飲んだりしていたということです。
月下美人は1日に咲いた1輪の他に8つのつぼみをつけていて、数日楽しめるということです。
-
9月も暑い日続く きのこに影響
2日の伊那地域の最高気温は34.7度と、9月に入りましたが暑い日が続いています。
これからシーズンを迎えるきのこにも暑さの影響が出ています。
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームです。
例年この時期にはチチタケやアカヤマドリダケなどの夏きのこが店頭に並ぶということですが、現在は栽培きのこしかありません。
青果部の河合潤さんです。
これからシーズンを迎えるマツタケはどうでしょうか。
伊那市富県新山のマツタケ名人、藤原儀兵衛さんです。
藤原さんによると地中にある菌根の状態は良く、条件が整えば秋のマツタケは期待できるということです。
2日の伊那地域の最高気温は34.7度を記録し、真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、あすから前線が南下し5日頃までは気温が下がるものの、その後はまた気温が上がり、少なくとも2週間は厳しい残暑が続くと予想しています。
-
短水路上伊那選手権水泳競技大会 63人出場
伊那市のAFAS伊那スイミングクラブで8月24日、第33回短水路上伊那選手権水泳競技大会が開かれました。
大会には、小学生から一般参加まで63人が出場しました。
大会は小学生の学童泳力テストも兼ねていて、27人の小学生のテストが行われました。
出場者は学年ごとに分かれ、バタフライや背泳ぎ、クロールなどでタイムを競っていました。
大会を主催する上伊那水泳協会によりますと、参加者はコロナ禍で減少したものの、去年の59人から今年は63人と、増加傾向にあるということです。
この日は22個の大会新記録が生まれました。
-
たかずやの里で上伊那の郷土食じんだ作り体験
伊那市の児童養護施設、たかずやの里で8月19日、上伊那の郷土食、じんだ作りを体験するイベントが開かれました。
たかずやの里の小中学生10人がじんだ作りを体験しました。
じんだは上伊那の郷土食で、茹でた青大豆をつぶして作るおはぎです。
お盆や正月などで食べられていたということです。
体験会は、県のシニア大学の卒業生と現役生で作る「ゆるゆるG」が、伊那市社会福祉協議会と協力して開きました。
子どもたちは、茹でた青大豆を粗くすりつぶして、そこに砂糖を入れてじんだを作りました。
出来上がったじんだと、あんこ、ごまのおはぎなどを添えて50パックを作りました。
じんだを食べた児童は「とても美味しい」「独特の味がくせになる」と話していました。
ゆるゆるGは今後も、市内の施設などで体験会を開いていくということです。
-
いななき学舎 堀辰雄について学ぶ講演・朗読会
上伊那で活字文化の振興活動を行っている、いななき学舎による、講演・朗読会が、伊那市の伊那図書館で8月24日に開かれました。
会には、47人が参加しました。
講演・朗読を行ったのは、伊那北高校出身で、聖心女子大学の講師などを務める、文学研究者の松野志保さんです。
今回テーマとしたのは、昭和初期に活躍した小説家の堀辰雄です。
「菜穂子」「風立ちぬ」など、軽井沢を舞台とした作品を数多く残しました。
松野さんは、「当時活躍していた小説家の芥川龍之介は堀の師であり、特別な関係にあった。芥川の死は堀の作風に大きな影響を与えた」と解説しました。
いななき学舎は今年で発足20年を迎えていて、毎月伊那図書館で読書会を開いています。
-
箕輪写友会 写真展
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の作品展がながたの湯で開かれています。
会場には町内を中心に県内外で会員が撮影した風景写真10点が展示されています。
写真展のテーマは四季彩々です。
今年撮影されたものがほとんどで、1人2点を展示しています。
箕輪写友会には60代~80代の6人が在籍しています。
月に1度集まり撮影スポットの情報交換を行っているということです。
会長の鳥山國臣さんです。
写真展は13日(土)までながたの湯で開かれています。 -
上伊那郡内30代女性 60万円詐欺被害
上伊那郡内の30代女性が、60万円をだまし取られる電話でお金詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは上伊那郡内の30代の女性です。
8月下旬、SNSで見つけた副業に関する広告にアクセスしたところ、相手から勧められた動画のスクリーンショットを撮影してSNSで送信する仕事などをしていましたが、「あなたがミスを犯したことでシステムエラーを起こし、復旧費用が必要だ」などのメッセージを受信し、複数回にわたり相手から指定された口座などに60万円を振り込みました。
その後、被害者が家族に相談し被害に気付いたものです。
伊那署では、「儲け話を鵜呑みにしない」など、被害防止を呼び掛けています。 -
伊那北 海外の生徒と交流
伊那市の伊那北高校の生徒がインドネシアから訪れた高校生と2日に伊那北高校同窓会館で交流しました。
伊那北高校2年学際コースの生徒31人が、インドネシアから研修旅行で訪れた生徒18人とカードゲームなどで交流しました。
伊那北高校の生徒が英語で坊主めくりのルールを説明しました。
ゲームは、グループごとに行われ、札をめくって盛り上がっていました。
県では海外の学生との交流を通じて国際感覚を育んでもらおうと、訪日教育旅行の受け入れを行っています。
インドネシアの生徒の日本滞在は8月31日~9月6日までで、東京都の観光などをして帰国するということです。 -
幸田町との姉妹都市協定に向け箕輪町が記念品制作
箕輪町は、愛知県幸田町との姉妹都市協定締結式を19日に行います。
締結式を前に、幸田町に贈る記念品が完成しました。
吉記念品を制作した長岡の染色画家吉田冴子さんとその作品です。
愛知県南部にある幸田町の特産物「筆柿」を描いたものです。
ろうけつ染めという技法で描かれていて、縦145センチ、横89センチあります。
ろうけつ染めは、ロウが染料をはじく性質を利用したもので、色の薄い部分から溶かしたロウを塗って染まらないようにし、その他の部分に色を重ねていくものです。
今回の作品は、多いところで20回ほど染色したということです。
吉田さんは、30年ほど前からろうけつ染めを始め、2023年には伊那美術展で最高賞を受賞しています。
今年5月に町から制作を依頼され、貰った写真を何度も見て頭の中でイメージし、先月29日に完成しました。
箕輪町と幸田町との姉妹都市協定締結式は、19日に行われます。 -
南箕輪村議会9月定例会開会 11議案提出
南箕輪村議会9月定例会が1日開会し、今年度の一般会計に4億6,000万円を追加する補正予算案など11議案が提出されました。
松くい虫予防対策事業委託料に250万円、米の価格高騰による給食費の補助に780万円のほか予備費に3億3,000万円を計上します。
村議会9月定例会は、16日と17日に一般質問、22日に委員長報告と採決が行われます。
-
伊那市が人のつながり創出事業
伊那市は人のつながりの創出などを目的としたリアルこころむすびプラットホームbeyond community創出事業を今年度から3年間実施します。
これは1日市役所で開かれた市議会全員協議会で説明されたものです。
リアルこころむすびプラットホームbeyond community創出事業は若者をはじめ多様な人が挑戦し地域の魅力を共創・発信できる環境を整えることなどを目的としています。
事業は今年度から3年間で事業費は9,500万円です。
2年目までは新たな価値を創出するための環境づくりと可視化による魅力発信、3年目は活動拠点の整備を行う計画です。
伊那市では活動拠点について地域の共助基盤としての機能を目指すとしています。
-
箕輪町議会9月定例会 開会
箕輪町議会9月定例会が1日に開会し、今年度の一般会計に2億2,800万円を追加する補正予算案など14議案が提出されました。
地域クラブ活動支援業務委託料に760万円、特定空き家解体工事など移住・定住推進事業費に670万円などとなっています。
他に、定額減税調整給付事業費に6,600万円、介護給付費に3,100万円などとなっています。
町議会9月定例会は、8日と9日に一般質問、16日に委員長報告と採決が行われます。 -
伊那市議会9月定例会開会 29議案提出
伊那市議会、箕輪町議会、南箕輪村議会の9月定例会が1日に開会しました。
このうち伊那市議会では、7290万円を減額する一般会計補正予算案など29議案が提出されました。
主な事業のうち、富県公民館空調設備更新工事に300万円、高齢者福祉施設備品購入費に350万円、地域クラブ運営補助金に100万円などが盛り込まれています。
新型コロナ定期予防接種委託料が1億400万円減額されたことなどから、補正予算案では、7290万円の減額となっています。
市議会9月定例会は10日から12日に一般質問、24日に委員長報告と採決が行われます。
-
ゆうあいマーケット エリア拡大へ 無料お試し
伊那市は、食料品などを自宅まで配送する買物支援サービス「ゆうあいマーケット」のエリア拡大に伴い、西春近、西箕輪、伊那西部地区を対象にした無料お試しキャンペーンを1日から始めました。
ゆうあいマーケットは、市内対象エリアの登録者が、伊那ケーブルテレビや電話を利用して食料品などを注文すると、ドローンや自動車を使って集落支援員などが自宅まで届けるサービスです。
サービスを新たに提供するエリアは、西春近・西箕輪・伊那西部地区で本格運用は10月からです。
9月は、おためしキャンペーンとして月額利用料1000円が無料で、期間は1日から30日(火)までです。
1日には、すでに2世帯が、お試しで利用したということです。
利用は事前登録制で、きのう現在120世帯が登録しています。
-
7月の有効求人倍率 上伊那1.19倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、前の月を0.07ポイント上回る1.19倍となりました。
7月の月間有効求人数は3,220人、月間有効求職者数は2,706人で、月間有効求人倍率は1.19倍となりました。
全国は1.22倍、県は1.28倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として15か月連続で判断を据え置いています。
また来年3月卒業の新規高校卒業者の求人数は726人で前の年と同じです。
求職者数は352人で前の年に比べて4.1%減少し、求人倍率は2.06倍と前の年の同じ時期を0.08ポイント上回りました。
企業の選考・内定開始のスケジュールは9月16日からとなっています。 -
高校生が舞台技術を学ぶ
上伊那地区の高校演劇連盟に加盟する演劇部員が、伊那市の伊那文化会館で舞台技術に関するセミナーを11日に受けました。
11日は、上伊那地区高校演劇連盟に加盟する伊那北高校、伊那弥生ケ丘高校、赤穂高校、稲西高校の演劇部員およそ30人が参加しました。
このセミナーは、来月に開催される上伊那地区の合同演劇発表会を前に、舞台の仕組みを理解し、技術を向上させることを目的に、伊那文化会館の舞台課が企画したものです。
セミナーでは、グループに分かれ県文化会館の舞台課の職員3人から、音響、照明、大道具の使い方について指導を受けました。
このうち照明について学んだグループはストーリーの内容に合わせて空間を演出するための調整技術を学びました。
生徒たちはメモを取るなどして熱心に話しに耳を傾けていました。
参加した生徒たちの練習の成果を披露する合同演劇発表会は、来月21日に伊那文化会館で開催される予定です。
-
伊那地域 2日連続の猛暑日
31日の伊那地域の最高気温は、36.2度と2日連続の猛暑日となりました。
31日の伊那地域は午後2時31分に、最高気温36.2度を記録し、2日連続の猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
-
伊那市総合防災訓練
大地震を想定した総合防災訓練が31日に伊那市で行われました。
伊那市では、午前6時にマグニチュード9、震度6強の地震が発生したとの想定で訓練が始まりました。
今年は、美篶小学校を主会場に全体訓練が行われました。
避難所開設訓練では、役割ごとに7つの班に分かれて活動しました。
このうち避難誘導安全点検児童支援班は、学校のガラスが割れたり資料館の壁が崩れている場合を想定し「安全確保のため最優先に取り組まないといけない」と話し合っていました。
ほかに、情報班は避難者のリストを収集して65人が避難所に避難していることを本部に報告しました。
また、グラウンドでは防災スポーツフェスタが開かれました。
参加した住民は、非常用簡易トイレ作りなどを体験していました。
伊那市は、訓練を通して災害時に迅速な初動対応を取り、逃げ遅れゼロを目指す体制づくりに取り組みたいとしています。
-
箕輪町地震総合防災訓練
地震総合防災訓練が31日に箕輪町で行われました。
訓練は、午前8時に震度6弱、午前9時に震度5弱の地震が町内全域で発生したとの想定で行われました。
二次避難所として開設された箕輪南小学校には、三日町の5つの常会からおよそ40人が集まりました。
今回は初めて、ペットを連れての避難を可能にしましたが、実際に連れてきた人はいませんでした。
体育館の外には、町が所有する電気自動車から給電する訓練が初めて行われました。
町では、給電可能な車を15台所有しています。
避難所内のLEDライトや扇風機の電力として活用していました。
他に、断水を想定して給水車が派遣され、町の職員から使い方を教わっていました。
白鳥政徳町長は、「いつ起きるか分からないのが災害です。訓練を重ねてもしもの時の対応に繋げて欲しい」と話していました。 -
フェンシングをPR イオン箕輪店でイベント
長野県フェンシング協会は、2028年の国民スポーツ大会のPRイベントを、箕輪町のイオン箕輪店で30日に行いました。
はじめに県フェンシング協会所属の選手によるデモンストレーションが行われました。
このイベントは、2028年の国民スポーツ大会のフェンシング競技が箕輪町で行われるのを前に、多くの人にフェンシングを知ってもらい応援してもらおうと、初めて商業施設で開かれました。
イベントでは、剣やマスクの展示が行われ、訪れた人が手に取っていました。
やわらかい剣を使って行うスマートフェンシングの体験も行われ、親子で対戦していました。
県フェンシング協会では「競技力向上だけでなく、フェンシングを身近に感じてもらう活動をしていきたい」と話していました。
9月6日(土)には、みのわテラスでもイベントを行います。
-
35.8度 6日ぶりの猛暑日
30日の伊那地域の最高気温は、35.8度と6日ぶりの猛暑日となりました。
伊那市の市役所裏にある噴水では、子どもたちが水遊びをしていました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、駒ヶ根市で10代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。症状の程度は中等症です。 -
総合学習の成果披露 伊那小フェス
伊那市の伊那小学校で、児童が総合学習の成果を発表する「伊那小フェス」が30日開かれました。
伊那小フェスでは総合学習の成果を発表する14学級のブースの他、地域の店舗や保護者有志など合わせて25のブースが出店しました。
また体育館では、楽器や音楽について取り組んでいる5年生が演奏を披露しました。
紙をテーマに学習している6年剛組は、自分たちですいた紙製品の販売や紙すき体験を行っていました。
植物を使った染色をテーマに学習している6年毅組は、子ども達一人ひとりが作品を展示し、来場者に説明をしていました。
3Dプリンターを使いモノづくりを行っている6年正組は、タブレットで描いた絵をキーホルダーにする体験や、これまで作った物を展示していました。
伊那小フェス実行委員会では、「子どもや保護者が楽しんでもらえる場を今後も開催していきたい」と話していました。