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盆休み延長求める「盆正月」
南箕輪村田畑で盆休みの延長を求めて、区長の家をバリケードで封鎖する伝統行事・盆正月が田畑公民館で行われました。
16日は、地区PTAなどでつくる伝統行事を守る会や小学生が田畑公民館の入り口を神輿や正月飾りなどを使い封鎖したということです。
今年は区長の家ではなく、公民館で実施しました。
17日は、午前8時過ぎに、田畑区長の植田唯雄さんが公民館へ様子を見に来ていました。
盆正月は、区長などの家を封鎖し、盆休みの1日延長を求める田畑に伝わる風習です。
封鎖していたバリケードは、午前10時頃から地区の役員ら6人で片付けたということです。
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みのわ芸文協「書道と文学作品展」
箕輪町のみのわ芸術文化協会の会員による「書道と文学作品展」が町文化センターで開かれています。
会場には、みのわ芸術文化協会に所属している5つの団体の会員による書や俳句のほか、うちわに筆ペンなどを使って文字や絵を書いた作品など約90点が展示されています。
会員らは町文化センターを会場に週1、2回のペースで研さんに励んでいて出品している作品は、この1年間に手がけたものです。
書道と文学作品展は22日まで開かれています。
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市街地循環EVバス お披露目
脱炭素社会を目指す伊那市が導入した電気を動力とする市街地循環バス、EVバスが19日お披露目されました。
19日は伊那市役所正面玄関前で出発式が行われEVバスを生産しているトルコ共和国のメーカーの海外営業統括責任者から白鳥孝市長にセレモニー用の鍵が渡されました。
またデザインを考えた山口県のグラフィックデザイナー、ヤマシタタケシさんに賞状が贈られました。
出発式で白鳥市長は「二酸化炭素削減に取り組んでいる伊那市の象徴として注目されることになる」とあいさつしました。
トルコ共和国のカルサン社製のEVバスは世界24か国で約1,500台の販売実績があるということです。
全長約5.8メートル、幅2メートルの小型EVバスは日本にはないサイズだということで、利便性や快適性、安全性に優れていることなどから導入されました。
フル充電での航続距離は210キロで乗車定員は23人です。
デザインは公募により決まり、桜をイメージしたピンクを基調に伊那市のキャラクター、イーナちゃんが描かれています。
導入費用は充電設備などを含め、約5,500万円です。
現在運行している市街地循環バス3台のうちの1台がこのEVバスとなり9月初めに試験運行を開始意し下旬に本運行を予定しています。
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箕輪町 来年度からの下水道料金について審議
箕輪町下水道運営審議会が、19日に役場で開かれ、来年度からの下水道使用料について協議しました。
19日は、委員10人が出席し、下水道使用料の改定について話し合いました。
箕輪町の下水道料金は、基本使用料が1,650円で、従量使用料が8段階で分けられています。
国は、汚水処理にかかった費用に対する経費の回収率を100%を目指すよう自治体に求めていますが、町の昨年度の回収率は89%ほどになる見込みです。
料金改定は、電気代の高騰などによる支出が増加していることも踏まえ検討されるものです。
担当課からは、改定しなかった場合や従量料金のみを値上げした場合、基本料金と従量料金の両方を値上げした場合の9つの案が示されました。
委員からは、値上げはやむを得ないという意見が多くあげられた一方で、料金改定以外の解決方法を検討してはどうかとの意見も出ていました。
審議会は、次回10月上旬に開かれます。 -
南小河内伝統のおさんやり
箕輪町南小河内に伝わるお盆の伝統行事「おさんやり」が、16日に行われました。
おさんやりは、南小河内でお盆に行われる厄払いの行事で、箕輪町無形民俗文化財に指定されています。
参加者およそ50人は、重さ400キロほどあるお舟を担ぎ、疫病退散を願いながら区内を練り歩きました。
担ぎ手の負担軽減のため去年から試験的に実施している車輪を付けての巡行を今年も行いました。
またルートも、通常の半分ほどのおよそ800mの短縮コースとなりました。
途中、住民が担ぎ手にスイカや飲み物の差し入れをしていました。
巡行途中では、さのさ節やよいそれなど地域の踊りを披露しました。
おさんやりは、地区を流れる「大堰」が天竜川と逆に流れていることが疫病の原因とされ、それを鎮めるために200年ほど前から始まったとされています。
午後8時。
お舟がナラの木の周りを3周します。
最後は、お舟をゆすって壊しました。
お舟の破片は、厄除けのお守りとして各家庭に持ち帰ります。
南小河内区では、江戸時代から伝わる行事を、後世に継承していきたいとしています。 -
伊那中学校女子バスケットボール部 3年連続5回目の全中へ
伊那市の伊那中学校女子バスケットボール部は、22日から新潟県で開かれる全国中学校体育大会に出場します。
全中への出場は、3年連続5回目となります。
19日は、全国大会を前にシュート練習や守備の動きの確認をしていました。
6日と7日に北信越大会が新潟県で開かれ、伊那中女子バスケ部は1・2回戦を順当に勝ち上がり、準決勝では石川県2位のチームと対戦しました。
第2クウォーターを終えた時点でリードを許していたものの、第3クウォーターで逆転し勝利しました。
決勝では、石川県1位のチームに63対47で勝ち、3年連続5回目の全国大会出場を決めました。
部員は、3年生4人、2年生11人、1年生7人の22人で、キャプテンの小沢すみれさんを中心に2年生が主体のチームです。
背の高い選手はいないものの、正確なシュートが持ち味だということです。
全国大会は、22日から新潟県で開かれ、伊那中は近畿大会2位と四国大会2位の3チームで予選リーグを行います。 -
下古田運動場でまんど振り
先祖の霊を迎えるまんど振りが、箕輪町下古田で13日に行われました。
まんど振りは、束ねた藁に火をつけて回し、先祖の霊を迎えるお盆の伝統行事です。
この日は、下古田運動場に地域住民など40人が集まりまんど振りが行われました。
箕輪町公民館下古田分館では、地区の文化を継承していこうと、夏休み寺子屋教室の一環でまんどを作っています。
この日は、寺子屋教室で3日に作ったまんど36個を回しました。
坂牧勉分館長は「子どもたちに伝統の行事を伝えていきたい」と話していました。
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「耐震化できていない」48.6%
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査で使用している建物の耐震化について「できていない」「どちらかというとできていない」と回答した企業が48.6%に上ることが分かりました。
調査はあるしんの取引先企業188社を対象に行われたものです。
それによりますと、どのような災害を意識しているかとの問いには「地震」が最も多く41.3%でした。
続いて「台風・水害」が16.1%。「コロナなどの感染症」が15.1%となっています。
また使用している建物の耐震化について「できている」「どちらかというとできている」が43.4%。
「できていない」「どちらかというとできていない」が48.6%。「わからない」が8.1%で、できていないと回答した企業が、できているを上回りました。
調査を行ったアルプス中央信用金庫では「上伊那は風水害に比べて地震による災害が多くないことが対策が進まない要因ではないか」と話しています。
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第10回商工フェア 自営業者が出店
上伊那の自営業者が出店する第10回商工フェアが、伊那市のいなっせ北側広場で18日に開かれました。
商工フェアには、上伊那の飲食店や農家などおよそ20のブースが並びました。
イベントは、それぞれの仕事を知ってもらい、地域活性化に繋げようと上伊那民主商工会が開いたもので、今回で10回目です。
壁塗りなどの体験コーナーのほか、いなっせ内でも木工教室が開かれました。
会場ではほかに、ダンスなどのステージ発表も行われました。
上伊那民主商工会では「今後もこうしたイベントを続けたい」としています。
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コスプレをして伊那節を踊る ドラ盆おどりフェス
コスプレをして伊那節を踊るイベント、「ドラ盆おどりフェス」が、伊那市荒井のセントラルパークで15日に行われました。
イベントは、地元の高校生や通り町の商店主、まつり芸能集団田楽座で構成する実行委員会が企画しました。
会場には特設ステージが設けられ、伊那節振興協会と田楽座の生演奏で伊那節を踊りました。
浴衣姿の親子や、コスプレをした参加者が踊りを楽しんでいました。
踊りのほかに、高校生による竜の舞も披露されました。
通り町には飲食の出店が並び、歩行者天国となっていました。
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ひと足早く伊那市手良で稲刈り
伊那市手良の田んぼで、早くも稲刈りが始まりました。
一足早く稲刈りを行っていたのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです 。
11日は、15アールの田んぼで、早く収穫できて味も良いという五百川の稲刈りを行っていました。
今年は、春先の気温が高かったことから、稲は順調に生育し、去年より1週間早い稲刈りとなりました。 -
髙木東六生誕120年 功績に思い寄せる
伊那市の名誉市民で作曲家やピアニストとして活躍し、水色のワルツやオペラ春香などの作品で知られる髙木東六さんの功績を振り返るイベントがニシザワいなっせホールで11日に行われました。
イベントは、髙木東六さんの生誕120年を記念し行われたものです。
11日は研究者による講演や髙木さんが残した歌などを歌いました。
髙木さんは、1904年に鳥取県で生まれた作曲家です。
太平洋戦争中の1945年の東京大空襲で自宅が被災し、伊那に疎開しました。
伊那では7年半暮らし、水色のワルツやオペラ春香などを作曲しました。
また、伊那市の歌や上伊那地域の小中学校の校歌なども数多く作曲しています。
第2部は、「髙木東六先生の残した歌を歌う」と題し、市内のコーラスグループなどが出演しました。
このうち高遠小学校音楽クラブは、髙木さん作曲の校歌などを歌いました。
伊那市の男声合唱団GaKuは、ヒット曲「水色のワルツ」を披露しました。
会場には、およそ300人が訪れ髙木さんの功績に思いを寄せていました。
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南箕輪村の農家 盆花の販売に向け準備
南箕輪村の農家でつくる、村農業経営者協議会は盆花の販売に向けた準備を11日に行いました。
この日は農家や役場職員など26人が南箕輪村のまっくんファーム事務所で作業を行いました。
今朝収穫した花を10本ずつの束にしていきます。
盆花にはアスター、菊、ケイトウの3種類が使われます。
協議会ではおよそ千束を用意する予定で、このうち730束はすでに予約済だと言う事です。
協議会では、10日午前9時から南箕輪村役場で盆花の販売を行う予定です。
価格は当日購入で一束税込み600円です。
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パリ五輪「金」飯村選手が小中学生指導
パリオリンピックでフェンシングの男子フルーレ団体で金メダルを獲得した飯村一輝選手が10日箕輪町を訪れ、小中学生を指導しました。
会場となった箕輪進修高校の体育館には、金メダルをかけた飯村選手が小中学生に迎えられ入場しました。
長野県フェンシング協会が競技の普及や選手の育成を目的に開いたもので、飯村選手と箕輪町出身で東京オリンピックに出場した西藤俊哉選手が講師として招かれました。
県内を中心に全国各地から小中学生75人が参加しました。
フットワークの練習では、飯村選手が「リラックスした体制から構え、重心を意識する事で素早く動く事ができます」とアドバイスしていました。
フットワーク後は、試合形式の練習が行われ、飯村選手と西藤選手は、試合をおえた子ども達にアドバイスをしていました。
京都府出身の飯村選手は慶応義塾大学の3年生で、パリオリンピックでフェンシング男子の代表メンバーです。
5日のイタリアとの決勝戦では、最後に金メダルを決めるポイントを奪いました。
西藤選手とは、ナショナルチームの遠征でルームメイトになるなど親しく、今回オリンピック直後でしたが箕輪町を訪れてくれたということです。
この練習会は11日も箕輪進修高校で開かれる予定です。
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共家事を推進 料理・洗濯講座
箕輪町は、家族みんなで家事に取り組む「共家事」を推進していこうと、親子向けの料理と洗濯講座を町文化センターで10日開きました。
講座には、箕輪町内の親子8組16人、そのうち男性は7人が参加し料理と洗濯のコツを教わりました。
洗濯の講座では、染み抜きを体験しました。
ソースやドレッシングなどのシミに、綿棒で食器用洗剤をつけ、もみ洗いをして汚れを落としました。
料理の講座では、キーマカレーやオムレツ、野菜のもみ漬けを作りました。
このイベントは、暮らしの中の男女共同参画やジェンダー平等意識を高めていこうと箕輪町が初めて開きました。
性別を問わず家族みんなで家事・育児に取り組む「共家事」を推進しようというもので、公募の町民や町職員でつくる箕輪町女性活躍井戸端会議が発案しました。
料理が出来上がると、参加者が味わっていました。
町では今後も「共家事」をテーマにした取り組みを行っていきたいとしています。
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吉田勝美さん「徒然さんぽ」原画並ぶ
郷土誌「伊那路」で伊那谷の名所や文化を絵と文章で辿る「徒然さんぽ」を連載していた吉田勝美さんの作品展がかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水彩画28点と油絵6点が展示されています。
駒ヶ根市在住の吉田さんは、今年の3月号までの約5年間、郷土誌「伊那路」で「徒然さんぽ」の連載を行っていて、展示ではその原画と記事を楽しむことができます。吉田さんは「伊那谷の宝がつまっています。散歩をするような気持ちで見に来てほしい」と話していました。
吉田勝美さんの作品展は18日(日)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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南海トラフ地震の対応を確認
8日の夜、気象庁が発表した南海トラフ地震臨時情報を受け、伊那市などでは、対応の確認などを進めています。
伊那市は9日、市役所で災害警戒本部会議を開き、地震が発生した際の対応や市民への注意喚起などについて確認しました。
伊藤徹副市長は「必ず連絡がとれる体制をとってもらいたい。また、各施設の事前の点検をお願いしたい」と幹部職員に指示しました。
気象庁は8日の夜、日向灘を震源とする地震を受け、南海トラフ巨大地震の発生の可能性が高まっているとして、「巨大地震注意」の臨時情報を初めて発表しました。
南海トラフで起きる最大クラスの巨大地震について、国は想定される震源域を東海から九州にかけてのエリアとしています
県内では伊那市、箕輪町、南箕輪村を含む34の市町村が南海トラフ地震の対策推進地域となっていて、震度6弱から6強の揺れが想定されています。
伊那市では防災工事を予定している高遠町勝間の法面などを建設課の職員が調査しました。
箕輪町の白鳥政徳町長は、町民に対し、家具の固定、食料や水の備蓄など備えや、家族との連絡方法、避難場所を確認するようメッセージを発出しました。
南箕輪村でも、災害警戒本部会議を開き今後の体制などを話し合いました。
また、県では、「今後1週間は大きな地震に注意し、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしてほしい」と呼び掛けています。 -
石吾さん美を競う日本大会へ出場
東洋の女性が持つ優しさや、賢さなど内面的な美しさを競う「アジア シュプリーム ページェント ジャパン」の日本大会に南箕輪村の石吾瞳さんが出場します。
6日は石吾さんと東京在住で去年の世界大会チャンピオンの今泉八重さんが南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長を表敬訪問しました。
石吾さんは、現在45歳で、2人の子どもを持つ主婦です。
5月に行われた東京大会でグランプリを受賞し日本大会への出場を決めました。
今泉さんは今年、東京大会の運営スタッフにまわり、6日は付き添いとして同行しました。
日本大会には61人が出場予定で、石吾さんは20歳から45歳までのミスミセス部門に出場します。
大会ではウォーキングやポージングのほか、面接が行われ、上位10人が世界大会へ出場できるということです。
日本大会は21日から大阪市で行われます。
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長野県手話言語条例を学び理解深める
長野県が手話に対する理解や普及を目指すため施行した「長野県手話言語条例」を学んで理解を深めてもらう勉強会が9日に伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。
9日は上伊那聴覚障害者協会の会員や手話サークルの団体など、およそ30人が参加しました。
勉強会では、長野県健康福祉部障がい者支援課の瀧澤ゆかりさんを講師に招き、講演が行われました。
長野県手話言語条例は、平成28年に手話が言語であることを県民に理解してもらい、ろう者の社会参加を促進するとともに、障がいのある人もない人も、尊重し支え合いながら、共に生きる社会の実現を図るため施行されました。
県のほか、県内の5つの市と町が条例を制定しています。
瀧澤さんは「条例に関する取り組みとして、スポーツ団体の応援に手話を使ったり、ガイドブックの作成を行っている」と説明していました。
勉強会は上伊那地域の人にも手話言語条例について理解を深めてもらうため、上伊那聴覚障害者協会が開いたものです。
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新宿区の中学軟式野球チームと交流試合
8月9日は野球の日です。
伊那市の友好提携都市、東京都新宿区にある中学校の軟式野球チームが伊那市を訪れ、市内の中学校野球部と交流試合を行いました。
9日は新宿牛込ベースボールクラブが東部中学校のグラウンドで、西箕輪中学校、東部中学校の野球部と交流試合を行いました。
第1試合は、西箕輪中学校と対戦しました。
伊那市と新宿区は友好提携都市です。
県内で合宿をしている新宿牛込ベースボールクラブはそのことを知り、今回伊那市内の中学校野球部に声をかけ交流試合が実現したということです。
試合は、新宿牛込ベースボールクラブが5対3で西箕輪中学校に勝ちました。
新宿牛込ベースボールクラブが伊那市を訪れたのは9日が初めてだということです。
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箕輪中フェンシング部 全国7位入賞
箕輪町の箕輪中学校フェンシング部は先月開かれた、全国中学生フェンシング大会に出場し、男子団体種目で7位に入賞しました。
2日は出場した生徒4人と顧問が役場を訪れ、白鳥政徳町長に7位入賞を報告しました。
大会は岐阜県で先月開かれ、全国から41チームが出場しました。
箕輪中学校は予選のリーグ戦を全勝して通過しました。
決勝トーナメントでは、準々決勝まで進みましたが優勝した埼玉県のチームに敗れ、7位に入賞しました。
白鳥町長は「地域の人も関心のある競技です。高校へ進学しても頑張ってください」と話していました。
箕輪中学校フェンシング部が男子団体でベスト8に入賞したのは2年ぶりということです。 -
IT分野に関心を 中高生がHP制作
上伊那広域連合は地元の女子中高生にIT分野に関心を持ってもらおうと、ホームページ制作を体験する講座を9日に伊那市のいなっせで開きました。
この日は上伊那の中高生およそ20人が参加しホームページの制作を体験しました。
文部科学省の調査では日本の大学の工学部に通う女子比率は16%と先進国でつくる経済協力開発機構加盟国38か国で最低となっています。
講座はIT分野を進路の選択肢にしてもらおうと上伊那広域連合が開いているもので今年で3年目です。
講師は女性IT人材の育成をしようと全国で講座を開いている、東京都のNPO法人Waffleのメンバーが務めました。
参加者は説明を聞き、学校や地元を紹介するホームページを作っていました。
講座では他に、地元企業で働く女性社員との懇談も行われました。 -
こども科学教室 スライムづくり楽しむ
スライムづくりをとおして科学を楽しく学んでもらう「こども科学教室」が伊那市の高遠町図書館で7月20日開かれました。
この日は市内の園児や児童とその保護者、およそ30人が参加しスライムづくりをしました。
子ども達は、洗濯のりが入った容器に色の付いた重そうを入れかき混ぜていました。
最後に目を洗う洗浄液を少しずつ加えていくと、徐々に固まり粘り気のある液体になっていました。
参加したある児童は「夏休みの自由研究の参考になりました。家でも作ってみたいです。」と話していました。
この日は、他に液体窒素を使って、花やタオルなどを凍らせる実験も行われました。
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学生が企業について話を聞くかみいな就活ラボ
上伊那地域で就職を希望する学生が地元企業の人事担当者や若手社員から話を聞く就活イベントが、8日と9日の2日間行われています。
就活イベント「かみいな就活ラボスイッチON!」は、本格的な就職活動が始まる前に、地元の企業を知ってもらおうと、企業や行政でつくる若者人材確保事業実行委員会が行ったものです。
8日は、伊那市の信州INAセミナーハウスで学生が企業の人事担当者や若手社員から就活の経験談などを聞きました。
イベントには、上伊那地域出身で、県外の大学や専門学校に通う学生30人が参加しました。
地元の製造業や建設業など52社が参加し、学生は「就活をする上で必要な準備」や「なぜこの会社を選んだのか」を質問していました。
学生は、9日に会社見学を行う予定で、地元企業をさらに詳しく知る機会にしていくということです。
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赤穂高校ボランティア部 伊那市社協に寄付
駒ヶ根市の赤穂高校ボランティア部は、文化祭で行った募金を8日に伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
この日はボランティア部の生徒3人が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、林俊宏会長に集まった2,829円を手渡しました。
生徒たちは、5月に伊那市陸上競技場で開かれた上伊那地区障がい者スポーツ大会に、伊那市社協の紹介でボランティアに参加しました。
スポーツ大会ではフィンランド発祥のスポーツモルック競技に携わりました。
そこでモルックをはじめとした障がい者の人でも楽しめるスポーツを広めていこうと、7月に開かれた文化祭でモルック体験会を開きました。
募金はその時に集めたものです。
寄付された募金は、モルック道具の購入や障がい者スポーツの啓発活動などに使用される予定です。
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箕輪町ゼロカーボン推進 トートバッグ完成
2050ゼロカーボンみのわ推進事業の一環として町内企業からの協賛金で製作したトートバッグが完成しました。
8日は、協賛企業の一つ、フクロヤ家具総合センターにトートバッグが届けられました。
このトートバックは町内の企業10社の協賛金で作られたものです。
素材は綿100%で、1,500枚作られました。
このトートバッグは、あすと19日から22日に町内のスーパーで行われる街頭啓発活動でアンケート調査に協力した人に配られるということです。
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1万本のひまわり迷路が完成
伊那市の西箕輪南部保育園近くの畑に約1万本のひまわりで作った迷路が完成しました。
8日は西箕輪南部保育園の園児約30人が、ひまわり迷路の中を駆け回り楽しんでいました。
ひまわりはJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーと西箕輪南部保育園の園児が、約13アールの畑に種をまき
育てたものです。
開花時期に合わせて支部のメンバーが刈り取り、迷路を作りました。
ひまわりはお盆過ぎまで楽しむことができ、畑は誰でも自由に入れるということです。
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宮下建設が家族を招き職場参観
伊那市の土木・建築総合工事業宮下建設株式会社は従業員の家族を招き会社の様子を見てもらう職場参観を8日行いました。
職場参観には、従業員の妻や子どもなどおよそ50人が集まりました。
会社の駐車場には工事現場で使っている重機や大型車両合わせて7台が用意されました。
子どもたちは運転席に乗せてもらうと操作方法を教わりハンドルなどを動かしたりして楽しんでいました。
職場参観は会社の様子を知ることで、子どもたちに建設業に関心を持ってもらおうと行われたものです。
職場参観は新型コロナウイルス感染症の流行期の自粛期間を挟み今回で4回目の開催となります。
木工体験も行われ、子どもたちがノコギリを使って木を切ったりカンナがけに挑戦していました。
宮下建設では「職場の様子が少しでも家族に伝わればうれしいです。夏休みの思い出にしてもらいたい。」と話していました。
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月遅れの七夕行事「さんよりこより」
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で、月遅れの七夕行事「さんよりこより」が7日、行われました。
美篶の上川手、下川手の境にある川手天伯社には、七夕飾りを手にした子どもたちが集まりました。
子ども達は、川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを「さんよりこより」と唱えながら歩きます。
3周すると、七夕飾りで鬼をたたいて三峰川の平穏や無病息災を祈りました。
その昔高遠の藤沢片倉にあった天伯様が、大洪水で流されて桜井に着いた後、再び流されて対岸の川手に着いたといわれています。
このことから、双方に天伯社が祀られました。
川手の天伯社に安置されていたご神体を乗せた神輿を3回くぐると、無病息災・安産のご利益があるといわれていて、集まった子どもたちはかがみながらくぐっていました。
この後、神輿を担いで桜井の天伯社まで運びました。
三峰川を渡る予定でしたが、水位が高いため、ロープを使って対岸にご神体を運びました。
さんよりこよりは、三峰川を天の川に見立て、七夕の織姫と彦星の年に一度の逢瀬になぞらえた奇祭として、毎年行われています。
この後ご神体を神輿に移し、富県桜井にある天伯社でも子どもたちによる厄払いが行われました。
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箕輪町の小中学生 広島で原爆の悲惨さや平和学ぶ
箕輪町内の小中学生有志が5日と6日に広島県を訪れ、原爆の悲惨さや平和について学びました。
5日は、小中学生とその保護者25人が現地のボランティアガイドに案内してもらいながら、平和記念公園を見学しました。
原爆死没者慰霊碑や、原爆ドームについて話を聞きました。
原爆の子の像では、白鳥政徳町長と代表の生徒が、町内の全小中学校の児童・生徒から集めた折り鶴2,500羽を奉納しました。
そのあとは、平和記念資料館に行き、当時の写真や焦げた衣類などを見ていました。
箕輪町では、今年初めて小中学生とその保護者が現地に行く広島平和学習を行いました。
広島原爆の日、2日目の6日は、平和記念式典に出席しました。
原爆が投下された午前8時15分には、参列者が黙とうを捧げました。
式典では、広島市内の小学生代表が、平和への誓いを発表していました。
子どもたちは、この後学習のまとめをし、10月に報告会を開くことになっていあます。