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箕輪中職業体験わくワークみのわ
箕輪町キャリア教育推進協議会は箕輪中学校1年生を対象にした職業体験学習「わくワークみのわ」を11日に、箕輪中学校と社会体育館で行いました。
会場には町内の企業や施設を中心に25ブースが設けられ、1年生およそ240人がそれぞれ4つずつ選んだ職業を体験しました。
町郷土博物館のブースでは本物の土器の接合体験が行われました。
消防のブースでは防火衣服の着用体験が行われました。
また、伊那ケーブルテレビのブースではアナウンサーやカメラマンの体験が行われました。
「わくワークみのわ」は箕輪町キャリア教育推進協議会が開いたもので、今年度で5年目です。
箕輪中学校では「地域で活躍している大人を見てもらうことで、自分の将来を考える材料にしてもらいたい」と話していました。 -
箕輪西小5年 アマゴの稚魚放流
箕輪町の箕輪西小学校5年生は、自分たちで育てたアマゴの稚魚を深沢川に放流しました。
箕輪西小学校の5年生13人は、深沢川の上流に集まり、アマゴの稚魚を放流していました。
天竜川漁業協同組合の組合員からバケツに分けてもらったアマゴの稚魚を、声をかけながら放流していました。
放流したのは、天竜川漁業協同組合が、箕輪西小学校に譲った卵から児童たちが孵化させたものです。
およそ300粒の卵からふ化させ、児童たちが餌を与えて4か月飼育し2、3センチに成長させました。
児童たちは飼育日誌をつけるなど、アマゴを可愛がってきたということです。
アマゴは3年後にはおよそ20センチから30センチにまで成長するということです。
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伊那弥生ケ丘高校同窓会 制服のリユースを呼び掛け
伊那市の伊那弥生ケ丘高校同窓会は、今年度の卒業生や同窓会員を対象に、不要になった制服の提供を呼び掛けています。
同窓会では、10日から19日までを制服の集中受け入れ期間としていて、伊那弥生ケ丘高校の敷地内にある同窓会記念館で受け入れをしています。
集めているのは、男女の制服上下と、弥生指定のカーディガンにベスト、Yシャツです。
同窓会では、資源の有効活用と子育て支援などを目的にリユース事業に取り組んでいて、今年で4年目です。
卒業生の保護者からの要望を受け、今年度から新たにジャージの受け入れも始めました。
同窓会事務局の田中真奈美さんです。
受け入れ集中期間は、19日水曜日までですが、以降も随時受け入れるということです。
時間は、午前9時~午後3時で、クリーニングや洗濯は不要です。
なお譲渡会は、合格発表翌日の22日土曜日からの4日間と同窓会記念館で開かれます。 -
南箕輪村長選挙 藤城氏後援会が事務所開き
任期満了に伴う南箕輪村長選挙に出馬を表明している現職の藤城栄文さんの後援会は、地元南原で事務所開きを10日に行いました。
事務所開きには、支持者およそ60人が集まりました。
現職1期目の藤城さんは、「新型コロナや松枯れ、物価高騰など深刻な問題への対応に追われたが、まじめに汗をかいて努力してきた」とこれまでの4年間を振り返り、2期目の決意については次の様に話しました。
「1期目で得た知識や経験をしっかりと活かし、村政を前へ前へと過激にならずじっくりと進めていきたい。まだ45歳、首長としては若いほう、同時にまだまだ未熟であるという点を自分自身理解しているので、それぞれの分野でみなさんの力を借りて、この村が良くなるよう努力を重ねていきたい。引き続きのご支援、ご協力をお願いします」と話していました。
村長選には他に、これまでに出馬を表明している人はいません。
南箕輪村長選挙は、来月8日告示、13日投開票です。 -
いな住まいる「人口流出抑制」
伊那市の白鳥孝市長は住宅を新築したり宅地を分譲した場合に補助が出る、伊那市のいな住まいる補助金の事業について、人口流出の抑制につながっているとの見方を10日示しました。
これは10日市役所で開かれた伊那市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
いな住まいる補助金の事業は45歳以下などの要件を満たした人が対象で最大150万円の補助が出ます。
事業は令和5年度から7年度までの3年間でこれまでに237世帯が利用したということです。
このうち172世帯が市内での転居、47世帯が上伊那郡内での転居、18世帯が上伊那以外の県内や県外からの転居となっていて白鳥市長は人口流出を抑制するとともに移住促進にもつながっているとしています。
また市内の業者で新築を建てたのは183世帯で補助額が50万円加算されます。
宅地の分譲は140件に上るということで、これまでの補助額は新築建築が2億6,600万円、宅地分譲が4,200万円となっています。
長野県の経済波及効果分析ツールによる試算ではこの事業による経済効果は41億円だということです。
この事業は令和7年度までで、白鳥市長は令和8年度以降も事業継続を前向きに検討していきたいとしています。
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国際女性デーに合わせ女性の生き方を共有 たにあいくらぶ開催
3月8日の国際女性デーに合わせ、女性の生き方などを共有するイベント「たにあいくらぶ」が8日に、伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設inadaniseesで開かれました。
イベントでは、国際女性デーのシンボルとしてミモザの花が親しまれていることから、ミモザを使ったリースづくりが行われました。
生花店に勤めていた経験がある渡辺香里さんが講師をつとめました。
木のツルでできたリースのベースに、ミモザを取り付けていきます。
リースづくりには、伊那市を中心に8人が参加し、1時間ほどで完成しました。
イベントを企画したのは、伊那市集落支援員の政金僚子さんです。
市が行ったまちづくりに関するイベントに女性の参加が少なかったことから、意見交換の場にしようと企画したものです。
イベントでは他に、自由に語り合えるフリースペースが設けられた他、80代の女性から伊那市に移住し専業主婦として生活してきたこれまでについて話を聞く講演会が開かれました。 -
げんきあっぷクラブ VC長野応援グッズ製作
南箕輪村の介護予防教室、げんきあっぷクラブのメンバーは2月27日、VC長野トライデンツの試合観戦で使うグッズの製作を行いました。
この日は大泉地区のげんきあっぷクラブのメンバー18人が参加しました。
VC長野の難波宏治選手と山田航旗選手も参加し、グッズ作りを手伝いました。
げんきあっぷクラブのメンバーは、3月15日と16日の2日間、村が企画した応援ツアーに参加します。
試合の応援で使う、ポンポンとハリセンを作りました。
作り終わると、応援練習を行いました。
応援ツアーには、2日間で各地区のげんきあっぷクラブのメンバー27人が参加するということです。
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1月有効求人倍率 1.25倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント下回る1.25倍となりました。
1月の月間有効求人数は3,258人、月間有効求職者数は2,602人で、月間有効求人倍率は1.25倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.28倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は1月末現在91.6%で、前の年の同じ時期と比べ1.5ポイント低くなっています。
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上農生が林業に触れる体験学習
上伊那地域振興局は、林業について理解を深めてもらおうと南箕輪村の上伊那農業高校の生徒を対象に体験学習を2月17日に校内で開きました。
この日は、コミュニティデザイン科里山コースの2年生およそ20人が体験学習をしました。
伊那市西春近にある平澤林産有限会社が木を伐採し一定の長さに切り分ける高性能林業機械、ハーベスタを操作しました。
木曽町にある長野県林業大学校の学生が学生生活や行事について紹介したほか、長野県林業労働財団が林業の現状や働き方について講演しました。
この学習は、林業の仕事が進路選択の一つになるように、毎年2年生を対象に上伊那地域振興局が開いています。
去年の10月には、チェーンソーを使った木の伐採実習を行い、体験学習は、今年度2回目ということです。 -
脱原発へ 上伊那アクション
東日本大震災から間もなく14年となります。
脱原発活動などを行っている上伊那の団体でつくる実行委員会は「フクシマを忘れない3.9上伊那アクション」を伊那市の伊那公民館で9日に開きました。
会場には、およそ100人が集まりました。
会では、福島県郡山市在住の黒田節子さんによる講演会が開かれました。
黒田さんは原発処理水放出を受け、首都圏や各地で福島県の現状を伝える講演会を開いています。
福島第一原発事故以来、増加している甲状腺がんと放射性物質の因果関係を明らかにしないとして、若者が日本政府に対し裁判を起こしていることなどを話しました。
伊那市を中心に合唱愛好者でつくる、うたごえサークルざざむしが歌を披露しました。
この会は、脱原発活動などを行っている上伊那のおよそ35の団体でつくる実行委員会が開いたものです。
実行委員会では、「原発問題は福島県だけの問題ではなく国の問題ということを理解してほしい。無関心にはならないでほしい。」と話しました。
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自衛隊 上伊那から9人が入隊
上伊那地域の自衛隊入隊・入校予定者の激励会が伊那市のニシザワいなっせホールで9日に開かれました。
今年度上伊那からは10人入隊・入校を予定しています。
伊那市から4人。箕輪町から2人。南箕輪村から1人などとなっています。
激励会は上伊那郡市自衛隊協力会連合会が開いたもので入隊予定者の家族などおよそ60人が参加しました。
宮下昭生会長は「日々の厳しい訓練や規律のなかで、精神力・体力を鍛え上げ頼もしい自衛官になることを期待しています」と激励しました。
他に伊那弥生ケ丘高校の器楽部が演奏でこれからの活躍を祈りました。
入隊・入校予定者を代表して伊那市の伊藤嶺翼さんが「支えてくれた人に感謝して、立派な自衛官になりたいです」と決意を述べました。
入隊後は海上自衛隊、航空自衛隊、陸上自衛隊にそれぞれ配属されることになっています。 -
VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの9日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイで、広島サンダーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次は、15日にホームでヴォレアス北海道と対戦します。
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芸術文化総合フェスティバル 9日まで開催
上伊那の芸術文化団体が集う長野県芸術文化総合フェスティバルが、9日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
大ホールでは、大正琴と日本舞踊の3団体が練習の成果を披露しました。
このうち木村流大正琴伊那支部は、7曲を披露しました。
この催しは、長野、松本、伊那の3会場で開かれていているものです。
伊那文化会館では、6日から始まり、9日まで開かれています。
美術展示ホールでは、長野県水墨画協会南信支部の会員と役員の作品およそ50点が展示されています。
会員の作品の中から優秀賞10点が選出され、放送エリア内では南箕輪村の金井健さんの作品が選ばれました。
小ホールのホワイエでは、長野県華道教育会伊那支部による華道展が開かれています。
桜やチューリップなど、春の花を取り入れた8つの流派の作品が並んでいます。
フェスティバルは、9日まで伊那文化会館で開かれています。 -
VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの8日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイで、広島サンダーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
9日も、アウェイで広島サンダーズと対戦します。
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小沢区の児童 アマゴを放流
伊那市の伊那西小学校に通う小沢区の児童はアマゴの稚魚60匹を小沢川に6日に放流しました。
この日は小沢区の1年生から6年生の児童15人がアマゴの稚魚を放流しました。
児童は体長2から3センチのアマゴをカップに分けてもらうと「大きくなれ」と言いながら放流していました。
稚魚は伊那市西箕輪の自然観察インストラクターの野口輝雄さんが去年11月に天竜川漁業協同組合から卵を譲り受け自宅で育てたものです。
アマゴは3年後には体長およそ30センチに成長するということです。 -
羽広菜のかぶ漬 伝統野菜加工品に認定
伊那市西箕輪の羽広菜生産加工組合がつくった「羽広菜のかぶ漬」が南信地域で初めて信州の伝統野菜加工品に認定されました。
農業公園みはらしファームのとれたて市場で、新たに2種類の「羽広菜のかぶ漬」が商品棚に並べられ8日から販売が始まりました。
今回、味噌などの原材料を化学調味料の使われていないものに変えたことで、南信地域で初めて「信州の伝統野菜加工品」に認定されました。
今年度は2種類のみそで作った2つの商品を合わせて100個試験的に販売します。
この日は特別に試食品が用意され、早速買い求める人の姿がみられました。
羽広菜生産加工組合の髙橋姿組合長は
信州の伝統野菜加工品に認定された「羽広菜のかぶ漬」は、みはらしファームのとれたて市場で販売しています。
いずれも200g入りで値段は600円です。 -
南箕輪村長選挙の立候補予定者説明会 2派出席
任期満了に伴う4月8日告示、13日投開票の日程で行われる南箕輪村長選挙の立候補予定者説明会が7日に村民センターで開かれ、2派が出席しました。
説明会には、すでに出馬を表明している現職の藤城栄文さんの一派と候補者の擁立を検討している1派の合わせて2派が出席しました。
南箕輪村選挙管理委員会から手続きや選挙活動の注意点などについて説明を受けました。
南箕輪村の3月1日現在の選挙人名簿登録者数は男性6,332人、女性6,434人の合わせて12,766人です。
南箕輪村長選は、立候補届出書類の事前審査が27日に行われます。
告示は4月8日、投開票は13日となっています。
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演技力向上へ 演劇舞台演技セミナー
伊那市の伊那文化会館は、上伊那の中学・高校の演劇部員の演技力向上に役立ててもらおうと、「演劇舞台演技セミナー」を2月9日に開きました。
セミナーには、伊那北高校、伊那弥生ケ丘高校、伊那西高校、赤穂高校、東部中学校の演劇部員20人が参加しました。
講師を務めたのは、俳優・声優の田中亮一さんです。
演技指導では、2人1組でイソップ物語を演じ、アドバイスを受けていました。
このセミナーは、上伊那の高校の演劇部員を対象に、演技力の向上につなげようと、毎年開いています。
今年は、東部中学校からも希望があり、中高生が参加しました。
この日は、演技指導の他に、講義や発声練習などを行ったということです。
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春の山火事予防運動 パレード出発式
春の山火事予防運動が1日から始まっています。
伊那市の伊那合同庁舎では7日に予防パレードの出発式が行われました。
出発式には県や市町村、消防などおよそ40人が出席しました。
春の山火事予防運動は春先に空気が乾燥し、山火事が発生しやすいことから予防意識を高めてもらおうと毎年県が行っているものです。
期間は今月1日から5月31日までの3か月間です。
出発式で上伊那地域振興局長の布山澄局長は上田市での山火事を踏まえ「山火事は一度発生すると大規模になるリスクがあるので、火事につながらないよう呼びかけてほしい」と話していました。
出発式を終えると7台の車両でパレードを行いました。
パレードでは「強風時や乾燥時、また枯草のある場所ではたき火をしないこと」「たばこの火は必ず消し、吸い殻を投げ捨てないこと」などを呼び掛けていました。 -
歴博 守屋貞治の美意識 6月まで
江戸時代に活躍した石材加工の職人・守屋貞治の石仏などの展覧会「高遠石工守屋貞治の美意識」が伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で開かれています。
展示されているのは江戸時代に高遠を拠点に活躍した石材加工の職人集団「高遠石工」の石仏や作った年代などの記録、石仏写真などです。
高遠石工の中でも守屋貞治は特に優れた技術を持っていたとされています。
春季企画展「高遠石工守屋貞治の美意識」は6月15日まで高遠町歴史博物館で開かれています。
入館料は一般400円18歳未満無料です。 -
春の高校伊那駅伝応援旗
今月23日に開催される春の高校伊那駅伝の出場チームを応援する旗が伊那市役所1階市民ホールに展示されています。
応援旗の製作は、春の高校伊那駅伝実行委員会が1校1チーム応援運動と題し、2012年から行っているものです。
全国から参加するチームを応援しようと市内の保育園や小中学校・介護施設などが毎年製作しています。
応援旗は17日まで市役所で展示されていて、大会前日の22日からは、発着点となる伊那市陸上競技場周辺に掲示されます。
春の高校伊那駅伝は男子が133チーム、女子が59チームの合わせて192チームがエントリーしています。 -
公衆衛生専門学校11人卒業
伊那市の長野県公衆衛生専門学校で卒業証書授与式が7日に行われ、歯科衛生士学科の3年課程を終えた卒業生11人が学び舎を巣立ちました。
今年度の卒業生は11人です。
式では、瀬戸斉彦校長が一人一人に卒業証書を手渡しました。
瀬戸校長は「苦しい勉学を続け厳しい実習で力をつけてきた。この経験は必ず自信につながっていく。自分に自信をもって自分を信じて人生を歩んでもらいたい」と話していました。
卒業生を代表して暮沼ちかほさんは、「これまで培った学びを活かし、関わる全ての方々から信頼される歯科衛生士になれるよう日々努力していきたい」と話していました。
今年度卒業する11人は2日に歯科衛生士の国家試験を受けていて、26日に合格発表があるということです。
卒業生全員が県内の歯科診療所や病院などに就職が決まっているということです。
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さくらの家生活介護部門 存続求め要望書
今年6月末の閉鎖が検討されている、伊那市長谷の障害者多機能型事業所さくらの家の「生活介護部門」の利用者家族は、伊那市社会福祉協議会に、存続を訴える要望書を6日に提出しました。
この日は、利用者の家族など9人が、伊那市社協を訪れ、林俊宏会長に、生活介護部門閉鎖の方針の撤回と、存続を訴える要望書を手渡しました。
伊那市長谷の障害者多機能型事業所さくらの家は、「就労継続支援B型」部門と「生活介護」部門があります。
このうち日常生活の支援などを行う「生活介護」部門は、現在、定員10人に対し9人が利用していますが、赤字のため、今年6月末で閉鎖することが決まっています。
この決定は、1月の社協の臨時理事会で承認され、先月4日に利用者の家族に伝えられました。
社協では、「次の受け入れ先は責任を持って探す」としていますが、家族らは「突然で一方的な通告だ」とし、存続を求める要望書を提出しました。
伊那市社協では、「今後は利用者に寄り添って個々に話をしていきたい」としています。
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放射線処理施設建設問題解決で会見
南箕輪村の廃棄物処理業、株式会社ハクトートータルサービスの白鳥頼利社長と上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は宮田村での放射線処理施設建設問題が解決したとして6日市役所で会見を開きました。
この件を担当した長谷川洋二弁護士も会見に同席しました。
ハクトートータルサービスは2015年に宮田村大久保地区に放射線汚染物質を含む廃棄物の最終処分場の建設を計画していました。
しかし地元住民の建設反対の声を聞き入れ去年、宮田村に建設予定地を売却することで両者が合意しこの問題は解決しました。
建設予定地の売却と埋没物などの撤去費用を合わせた金額は3億円だということです。
問題解決の発表が6日になったことについて白鳥社長は「関係者のタイミングによるもの」と説明しています。
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関愛実さん 郷土食おやきの絵本制作
箕輪町地域おこし協力隊の関愛実さんは、上伊那地域のおやきを題材にした、郷土料理の絵本「えびすさんのおやき」を制作しました。
「えびすさんのおやき」は、五穀豊穣などを願い、米粉のおやきを神棚に供える「えびす講」をテーマに、えびす様が旅をするという物語です。
全24ページで、田植えや稲刈りなど、四季を巡ったえびす様が、最後におやきを食べます。
この絵本を制作したのは、箕輪町地域おこし協力隊の関愛実さんです。
関さんは、これまで味噌づくりや麹づくりなど、郷土料理に関する活動を行っています。
絵本は、親子で楽しみながら郷土料理に触れてもらおうと制作しました。
小さな子どもにも分かるよう文章は使わず、擬音語で表しています。
関さんが去年の夏にプロジェクトチームを立ち上げ、背景は、高遠町ののぞみるきさん、えびす様と動物の絵は、駒ヶ根市の大宮のぞみさんが担当しました。
絵本は、ハードカバーとソフトカバーがあります。
ハードカバーは、箕輪町図書館や郷土博物館に寄贈し、ソフトカバーは、1冊1,500円で販売しています。
QRコードにアクセスし、買うことができます。
また、7日午前まで、みのわBASEでは、絵本に使われたイラストが並ぶ展示会が開かれています。
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伊那合同庁舎 消防避難訓練
伊那市の伊那合同庁舎で、火災を想定した消防避難訓練が6日に行われました。
訓練は、午前10時に、地下の食堂から火災が発生したとの想定で行われました。
火災発生の連絡を受けると、庁舎内の放送で避難指示が出されました。
避難指示が出されると、職員は庁舎の外に避難しました。
避難したあと、所属ごとに点呼を行いました。
訓練には、伊那合同庁舎の自衛消防団や職員あわせて150人が参加しました。
伊那消防署の署員も参加し、はしご車を使って4階に取り残された職員を救助しました。
訓練ではほかに、自衛消防団の消火班による放水も行われました。
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M´s☆STARS 全国大会出場
伊那市を拠点に活動するチアリーディングチーム、M´s☆STARSは、千葉県で開かれる全国大会に出場します。
5日はメンバー8人と根橋惠美監督が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に全国大会出場を報告しました。
小学5年生から高校2年生12人のチーム「M´s☆STARS BLOSSOM」は、1月に千曲市で開かれた甲信越大会に出場しました。
3チームが出場したSenior編成Cheerleading部門LEVEL1では、1位で基準点を突破し、全国大会出場を決めました。
全国大会への出場は2年連続です。
去年は4チーム中2位だったため、今年は優勝を目指しています。
全国大会は、30日に千葉県の幕張メッセで開かれます。
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下小沢あかりの会 五平餅を作って楽しむ会
伊那市小沢の高齢者クラブ、下小沢あかりの会は、「五平餅を作って楽しむ会」を小沢地域交流センターで今日開きました。
地域交流センターには60代から80代までの21人が集まり、五平餅をつくりました。
会員が育てたもち米をつぶして、丸めていきます。
甘ダレに使う山椒とクルミも、会員が昨年から地元で集めて準備してきたということです。
焼き上げた餅にタレを塗って、五平餅が出来上がりました。
参加者は、完成した料理を、テーブルを囲んで味わいました。
この日は五平餅以外にも、会員が作ったなめこの味噌汁や大根の漬物など、様々な料理が用意されました。
会では、他にも蕎麦やすいとんを作って楽しむ会を季節ごとに開いています。
下小沢あかりの会の唐澤寿男会長は「高齢者が集まれる機会が少なくなっているので、みんなで世間話をしながら楽しく五平餅を食べるこの会を大事にしていきたい。」と話していました。
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親子で親しむ運動あそび
親子で楽しみながら運動に親しむイベントが伊那市の防災コミュニティセンターで2月15日に開かれました。
イベントは全部で5回開かれ、初回のこの日はマットを使った運動などが行われました。
年に2回開かれていて今年で9年目です。
講師は伊那市総合型地域スポーツクラブの山岸和成さんです。
子どもたちはマットの上で前転や、ジャンプをしていました。
イベントは体操を通して親子の触れ合いや運動に親しむ機会を作ることを目的に開かれたものです。
この日は3つのグループが入れ替わりで、およそ100組が参加しました。
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伊那地域で雪 交通機関に影響
伊那地域は4日から5日の朝にかけて降った雪により交通機関などに影響が出ました。
5日の午前7時半、伊那市の中心市街地では除雪作業をする人の姿が見られました。
上伊那広域消防本部では4日からの雪で6センチの積雪を観測しています。
この雪の影響で、JR飯田線の飯田駅から駒ケ根駅の区間で始発から運転を見合わせました。
午前9時43分に再開し、現在は通常運行となっています。
高速バスは、新宿・伊那飯田線の上りと下り、あわせて20便が運休となりました。
午後3時現在、通常運行となっています。
また、伊那市高遠町山室では雪による倒木で、20戸が停電しました。
現在は全て復旧しています。
箕輪町と南箕輪村では被害の報告はないということです。