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年度末 伊那市退職職員に辞令を交付
年度末を迎え、各市町村では31日付けで退職する職員へ辞令が交付されました。
伊那市役所で行われた辞令交付式では、白鳥孝市長から20年以上務めた職員で、出席した16人に人事通知書と感謝状が手渡されました。
今年度の退職者は21人で、定年退職が9人、早期退職が12人となっています。
白鳥市長は、「伊駒アルプスロードや戸草ダム建設など、これまでの努力が実を結ぶ時代がやってくる。良き助言者として市政発展のために今後もご尽力を賜りたい」と呼び掛けていました。
退職者を代表して高遠町総合支所の福澤清支所長は、「成功したこともあればうまくいかなかったこともあったと思う。それでも市民の役に立てていればこれ以上の幸せはない。立場は変わっても市の発展のために協力していきたい」と挨拶しました。
なお箕輪町では7人、南箕輪村では1人が退職となっています。 -
桜の便り届く 南信森林管理署が開花
伊那市山寺の南信森林管理署の敷地内にあるタカトオコヒガンザクラが開花しました。
31日の午後1時頃の様子です。
南信森林管理署の東側にある6本のタカトオコヒガンザクラのうち、日当たりの良い木で開花が見られました。
南信森林管理署によりますと、29日土曜日に開花したということで、4月に開花した去年と比べ3日早くなっています。
ここ数年、管理署の桜が開花すると高遠城址公園の桜は4日から1週間ほどで開花しています。 -
JA上伊那新職員入組式
JA上伊那の令和7年度新採用職員入組式が31日、JA上伊那本所で行われました。
式では西村篝組合長から一人一人に辞令が交付されました。
令和7年度の新採用職員は高校、大学などの新卒が11人、キャリア採用が5人の、合わせて16人です。
西村組合長は「感謝と思いやり、そして上伊那地域に誇りをもって仕事をしてもらいたい」とあいさつしました。新採用職員を代表して鈴木渓太さんが誓いの言葉を述べました。
新職員は4月1日から各部署に配属されます。
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下県の桜並木 最後のライトアップ点灯式
伊那市美篶の下県桜愛好会は、20年間続けてきた桜並木のライトアップを今年で終了することを決めました。
30日、最後の点灯式が行われました。
下県の歩道橋付近に、愛好会の会員9人が集まり、ライトアップの準備を行っていました。
山岸信博会長は、歩道橋に横断幕を取り付けていました。
下県桜愛好会は20年前から桜のライトアップを行ってきましたが、会員が減り高齢化が進んできたことから、今年でライトアップを終わりにすることを決めました。
午後6時頃、点灯式に参加するため、地域の住人が集まってきました。
宮下理人 下県区長の掛け声でライトアップが始まりました。
愛好会によると、桜はもう間もなく開花するとのことです。
ライトアップは午後6時から10時までです。
期間は、4月19日までの予定です。 -
伊那市防災会議 防災対策を審議
伊那市防災会議が、19日市役所で開かれ、地域防災計画の修正等についての審議が行われました。
この日は、防災にかかわる消防、警察に加え、バスや鉄道などの交通機関、電力会社や建設会社などから26人が出席しました。
伊那市地域防災計画の修正案では、長野県地震防災対策強化アクションプランを踏まえた防災対策を推進することが加えられました。
アクションプランは、能登半島地震を教訓に、地震対策の充実・強化を目的に策定されたものです。
この日はほかに、水防計画と国土強靭化地域計画の修正案も承認されました。
会長を務める、白鳥孝市長は「大災害が起きた時に対応できるような地域力の向上に努めていきたい」と話しました。
伊那市では、承認された計画を4月1日以降に市のホームページで公表する予定です。 -
伊那北高校 生徒が中学生に授業
伊那市の伊那北高校の生徒が、上伊那の中学生に授業を行う授業体験会が28日に校内で開かれました。
この日は有志の高校生8人が英語や数学、理科の授業を上伊那の中学生26人に行いました。
英語の授業では、高校生の指示に従って体を動かすゲームや、机に出したカードに書かれた質問を隣の人にして、手札を減らすゲームが行われました。
授業の内容はすべて生徒が考えたということです。
授業体験会はコロナの影響などで開催できず、3年ぶりに開かれたということです。
伊那北高校では「自分たちが授業をすることで高校生には勉強の楽しさや難しさを知ってもらいたい。中学生には先輩の姿を見てなりたい自分を見つけてもらいたい」と話していました。 -
あがっとこども広場 醤油絞り
伊那市西箕輪で自然体験などを行っている「あがっとこども広場」は9日に醤油絞りを行いました。
この日は小学1年生から6年生のおよそ10人とその保護者が参加しました。
あがっとこども広場はそろばん教室から派生した自然体験の場です。
子ども達はもろみにお湯を混ぜて濃度を調整していました。
もろみには子どもたちが育てた大豆が使われていて、週に一度6年生が中心になって天地返しという空気を混ぜて発酵させる作業をしてきました。
6.5kgの大豆で作ったもろみからは一升瓶15本分の醤油が出来たということです。
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箕輪町発足70周年記念の名札に変更
箕輪町役場では職員が着用する名札について、町発足70周年を記念したロゴマーク入りデザインに4月1日から変更します。
町発足70周年記念事業の一環で、2月から総務課でデザインを考えたものです。
また、職員のプライバシー保護のために顔写真を無くしたほか名字のみにしました。
新しい名札は、4月1日から全職員256人が着用するということです。
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子どもの遊び場設置求め提言
伊那市議会社会委員会は屋内の子どもの遊び場設置を求める提言を21日、白鳥孝市長に行いました。
21日は社会委員会の小林眞由美委員長らが市役所を訪れ白鳥市長に提言しました。
社会委員会では高校生の請願や市民の声を受け、屋内の子どもの遊び場について調査研究を行ってきました。
高校生が去年3月市議会に提出した「伊那市における子育て環境の改善を求める請願」は採択されています。
今回の市議会の提言では、雨天や猛暑でも家族で安全安心に過ごせる遊び場を早期に設置することや市の財政負担を抑えるため既存施設の有効活用を検討することなどを求めました。
白鳥市長は「屋内の遊び場は工夫すれば出来ると思うので考えていきたい」と話していました。 -
西春近唐木さん宅 スイセンとヒヤシンスが見ごろ
伊那市西春近の唐木二三子さん宅のスイセンとヒヤシンスが見ごろを迎えています。
唐木さん宅の庭先に植えられているスイセンとヒヤシンスは、今が見ごろとなっています。
唐木さんは10年ほど前からスイセンとヒヤシンスの栽培をしていて、植え替えなどをしながら数を増やしているということです。
唐木さんは「色とりどりの花が咲き誇るのを見て、春の訪れを毎年感じています」と話していました。
花は4月10日ごろまで楽しめるということです。
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高校2年生対象 上伊那企業見学会開催
伊那職業安定協会は、上伊那の高校2年生を対象とした企業見学会、「春休みオープンカンパニー」を20日から31日まで開催しています。
27日は、伊那市東春近の伊那食品工業 北丘工場に、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校、辰野高校、高遠高校から2年生11人が見学に訪れました。
生徒たちは工場で、かんてん製品の製造過程を見学していました。
春休みオープンカンパニーは伊那職業安定協会が、進路選択の参考にしてもらおうと、高校2年生を対象に開いていて、今年で3回目です。
3月20日から明日までの期間中、上伊那地域63の企業の中から、何社でも見学することが出来ます。
今年度はおよそ200人の高校生が参加する見込みです。
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VC長野トライデンツ 今季10勝
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの30日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイで、東レアローズ静岡と対戦し、セットカウント3対2で勝利しました。
VC長野は開幕当初に立てていた目標の10勝に到達しました。
次回は4月5日にホームで、ジェイテクトSTINGS愛知と対戦します。 -
柘植伊佐夫さん 肖像画展
伊那市出身の人物デザイナー、柘植伊佐夫さんの肖像画展「記憶の人々」が伊那市創造館で開かれています。
会場には、柘植さんが1998年から2014年に描いた作品10点が展示されています。
29日は、柘植さんが会場を訪れました。
絵は中学生の頃から描き始めたということです。
柘植さんは伊那市出身で人物デザイナーとしてNHKの大河ドラマや映画、舞台の衣装、ヘアメイクを手掛けています。
こちらの作品は、仕事でベトナムを訪れた際に出会った子どもたちと自分の娘をモチーフにした女の子を頭の中で合成して描いたということです。
ほかに、自分の娘や父親など身近な人を題材にした作品が並んでいます。
この展示会は、柘植さんの作品35点が創造館に寄贈されたことを記念して企画されました。
展示は6月30日まで、創造館1階特別展示室で開かれていて入場は無料です。
期間中には作品の入れ替えも予定されています。
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上古田で卒園・卒業を祝う会
3月に保育園卒園と小学校卒業を迎えた地域の子ども達を祝う会が、箕輪町の上古田公民館で29日に行われました。
この日は、上古田区の子どもおよそ40人が参加し、3月に上古田保育園を卒園した園児と、箕輪西小学校を卒業した児童あわせて14人を祝いました。
伊那市出身のシンガーソングライター湯澤かよこさんをゲストに招き、歌にあわせてリズムをとったり、じゃんけん列車をしたりして楽しみました。
この会は、上古田区の有志でつくる「GoWestかみふるた」が、楽しく交流しながら卒園と卒業を祝おうと、初めて企画しました。
湯澤さんは、5年前に上古田のイメージソングを制作したことが縁で、この会に招かれました。
最後に、全員でイメージソング「カラフルかみふるた」を歌いました。
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伊那市内の20代女性 約340万円だまし取られる詐欺被害
伊那市の20代の女性が、およそ340万円をだまし取られる電話でお金詐欺が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは、伊那市に住む20代の女性です。
2月下旬、被害者の携帯電話に、「弊社動画コンテンツへご登録をいただいています」などと記載されたメールが届き、メールに記載された連絡先に電話をしたところ、男から、「契約料金を支払う必要があります」「一度支払ってもらえば支払った分は返金します」などと言われました。
女性は、男の指示通り、複数回にわたり、伊那市内のコンビニエンスストアなどで、ギフト券合わせて337万5,000円分を購入し、男にギフト券番号を伝えました。
その後、被害者が家族に相談し、被害に気付いたということです。
伊那署では、「メールに記載の連絡先に電話をかけない」「電子マネーでの支払いを要求されても購入しない」「金を支払う前に、1人で判断せず、家族や警察に相談する」など、被害防止を呼び掛けています。
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宮坂組 大芝高原をボランティア清掃
南箕輪村の総合建設会社宮坂組は、日頃お世話になっている地元の役に立ちたいと29日大芝高原でボランティア清掃を行いました。
29日は宮坂組の社員66人が大芝高原の道路沿いの落ち葉を取り除いたりゴミ拾いを行いました。
宮坂組は、2006年・平成18年の豪雨による天竜川の補強工事を行い、河川に堆積していた土砂の運搬経路として大芝高原を利用しました。
工事の時にお世話になった大芝高原や地元への恩返しをしようと、社員で作る親睦会が中心となりボランティア清掃を行っています。
宮坂組のボランティア清掃は2007年から行っていて今年で15回目です。 -
VC長野 29日の試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの29日の試合結果です。
VC長野トライデンツはアウェイで東レアローズ静岡と対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
30日もアウェイで東レアローズ静岡と対戦します。
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創業スクール卒業生 カフェ開業
伊那市の伊那商工会議所が行っている伊那地域創業スクールの卒業生が伊那市荒井にカフェを開業しました。
開業したのは、伊那市西春近の原萌美さんです。
今月10日にオープンしたカフェは、いなっせから歩いて1分ほどの場所にあります。
ここは、アジア料理を提供する「多国籍食堂noL」がありました。
原さんは、元noLの従業員として2019年から2年間働いていました。
柴詔子さんの妊娠・出産に伴い、去年10月にnoLが閉店したことから店を引き継ぐことになりました。
店名は、「Nwung Cafe」です。
noLはインドネシア語で数字の0、Nwungはタイ語で1を表していて、0から1歩踏み出すと言う意味が込められているということです。
原さんは、noLを退職後、地元のケーキ店で働きながら、製菓学校の通信教育を受けてきました。
以前の店の味と雰囲気を大切にしながら、新たにスイーツメニューを加えました。
noLの味を受け継いだ、ご飯の上に鶏肉がのったカオマンガイをメインとするプレートの他、新たにケーキやおしるこがセットになったプレートなどを提供しています。
原さんは「お客さんに楽しんでいただける店になるよう一歩ずつ進んでいきたい」と話します。
NwungCaféの営業は午前11時から午後4時まで、定休日は金曜日となっています。
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箕輪町 住民満足度調査
箕輪町は、令和6年度の住民満足度調査の結果をまとめました。
町への愛着度は81.2%で、前回と比べ0.3%減少しました。
これは、28日に役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
調査は町内在住の20歳以上の1,000人を対象に行われ、532人から回答を得ました。
箕輪町ではこの調査を毎年行っています。
町への愛着度は81.2%で、前の年に比べて0.3%の減少となりました。
生活の満足度は78.7%で0.5%減少しています。
満足している理由としては「自然環境に恵まれている」、不満の理由として「飲食店や娯楽施設が少ない」が一番多くなっています。
また、町内在住の2006年4月2日から2007年4月1日生まれの263人を対象にした「17歳町民意識・生活実態調査」には112人が回答しました。
これからも町に住み続けたいかとの問いには59%が「住み続けたい」と回答していて、前の年に比べて2.9%増加しています。
また、町外で暮らしたい理由として一番多かったのは、男性は「娯楽、経済などで魅力ある都会に住みたい」の48.7%。
女性は「高校卒業後の進学先が不足しているため」の33.3%でした。
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西町ガレージ 「HOMETOWN」テーマの写真展
伊那市出身の写真家、中島里菜さんらによる展示会が、伊那市西町のDIYショップ、パブの西町ガレージで開かれています。
写真展は「HOMETOWN」というテーマで開催されており、西町ガレージの1階の会場には、中島さんを含む5人の作品、15点が展示されています。
中島さんは、伊那市坂下の路地裏の写真などを展示していました。
今回の写真展は、5人が参加した、自費出版の写真集の5月2日の発行を前にした先行展示会として、中島さんの地元伊那市で開かれました。
会場では、中島さんたちが過去に出版した本の販売も行われています。
写真展は31日(月)まで伊那市の西町ガレージで開かれています。
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箕輪町 柴和彦さん木彫りの作品展
箕輪町の木彫り工房「渓の奏」の柴和彦さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
今回の作品展「工房 渓の奏 渓の誘い」ではイワナやアマゴなど木彫りの川魚の作品に加え、近年作り始めたというカワセミやフクロウなど野鳥の作品もあわせ、およそ200点が展示されています。
作品展は今回で15回目です。
柴さんは渓流釣りを趣味としていて、その際に出会った川魚や野鳥をモデルにしているということです。
会場ではアクセサリーや小物などの販売も行われています。
柴さんが実際に使用した釣り竿も展示されています。
作品展は4月2日(水)まで開かれています。
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伊那餃子まつり開催
伊那市と南箕輪村の飲食店10店舗で作る伊那餃子会は、伊那市のベルシャイン伊那店で「伊那餃子まつり」を27日に開きました。
会場では参加した店舗の中から5種類をランダムに入れたセットが、1セット20個入り、2,000円で販売されました。
伊那餃子まつりは今年で10年目です。
毎年2月26日のつつむの語呂に合わせて開いていますが、桜が咲く暖かい時期にしようと、1か月遅くしての開催となりました。
伊那餃子会では「各店舗の味を自宅で楽しんでほしい」と話していました。
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さくら祭りに向けて 桜のしおり製作
伊那市長谷の障害者多機能型事業所さくらの家の利用者は高遠城址公園のさくら祭りで販売するしおりを製作しています。
28日は施設の利用者が桜のしおりを作っていました。
さくらの家では毎年、高遠城址公園で行われるさくら祭りに合わせてしおりを製作して販売しています。
人気商品となっていて、去年は300枚ほど売れたということです。
桜は高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが使われています。
剪定で切り落とされたものを施設内で早咲きさせて、押し花にしています。
利用者は、桜の葉や、つぼみ、花びらを好みの組み合わせで並べていました。
桜のしおりは4月3日に高遠閣1階でオープンする「にこにこショップひだまり」で販売され、価格は1枚200円からとなっています。
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伊那谷の所蔵品 箕輪町郷土博物館
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
28日は、箕輪町郷土博物館所蔵、上野直美さんの日本画です。
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南箕輪村長選事前審査に現職の1派
任期満了に伴い来月8日告示、13日投開票の日程で行われる南箕輪村長選挙の立候補届出書類の事前審査が27日役場で開かれ現職の1派のみが出席しました。
事前審査にはこれまでに出馬を表明している1派が訪れました。
現在、南箕輪村長選への立候補を表明しているのは無所属・現職1期目・南原の藤城栄文さん45歳のみです。
2期目を目指す藤城さんは2021年の村長選で新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
今回の村長選で候補擁立を模索していた元村議会議長の大熊惠二さんは取材に対し、立候補を打診していた人の知名度が低いことや、選挙まで時間的余裕がないことなどを理由に擁立を見送るとしています。
また本人の出馬については否定していて無投票の公算が高まっています。
南箕輪村長選は、来月8日告示、13日投開票となっています。
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JA上伊那 無資格での運送業務判明で謝罪
JA上伊那は、無資格での運送業務、白ナンバー営業を行っていたことが判明したと27日に発表し、謝罪しました。
この日は伊那市のJA上伊那本所で西村篝組合長らが記者会見を開き、謝罪しました。
JA上伊那では去年10月頃、職員に対し「白ナンバーで輸送業を行っているとの話が聞こえたが問題ないのか」と問いかけがありました。
同時期に開かれた役職員が参加する会議で確認が行われ、今後一切行わないよう徹底を図ったということですが、組合長や専務、リスク管理部に報告はありませんでした。
3月25日に報道機関から質問を受け確認したところ、農業機械課で、一般貨物自動車運送事業などの免許を持たず圃場から圃場へ大型農機具を輸送し、運搬料を受け取っていたことが判明しました。
これによりさかのぼって調査したところ、確認できた過去7年間で延べ32件、約39万円の取引があったことが分かりました。
行った職員に悪意はなく、通常サービスの一環と認識していたということです。
JA上伊那はきょう、伊那警察署に届出ました。
輸送費用を支払った組合員には返金対応を行うとしています。
今後は、内部統制を含めて、徹底的な管理やコンプライアンスの充実を図っていくとしています。
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最高気温25度 今季初の夏日に
27日の伊那地域は午後1時19分に最高気温25度となり、今シーズン初の夏日を記録しました。
3月での夏日は、2021年以来、統計史上2回目です。
伊那市の中心市街地では、上着を脱いだり、袖をまくったりして歩いている人の姿が見られました。
27日の伊那地域の最高気温は、午後1時19分に25度で夏日となりました。
3月の夏日は、2021年以来、統計史上2回目です。
長野地方気象台によりますと、28日は暖かいですが、29日以降、平年より気温が低くなる予想で、寒暖差による体調不良に注意を呼び掛けています。
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たかずやの里 新住居2棟完成で開所式
伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里は、子どもたちがより小規模で家庭的な環境で生活するための、住居2棟の開所式を27日に行いました。
この日は、たかずやの里を運営する、社会福祉法人たかずや福祉会の伊藤隆理事長や白鳥孝伊那市長などがテープカットで開所を祝いました。
新たに開所するのは、「分園型小規模グループケア」の建物、2棟です。
たかずやの里は、8人のグループで生活を送る「小規模グループケア」を行っていて、現在およそ40人の子どもが利用しています。
これまで、国の基準は1グループ8人以内でしたが、新たな方針で6人以内となったため、「分園型」の小規模グループケアとして、敷地内に新たに建物を作りました。
1グループの人数が6人以内になることで、より家庭的な生活を送ることができるということです。
既存の5棟は定員を6人に、新たな2棟は4人で生活を送るということです。
新たな建物は、4月1日から利用を開始します。
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子どもたちがパルクール体験
跳んだり、走ったりしながら障害物を乗り越えることで体を鍛えるフランス生まれのスポーツ、パルクールの体験教室が26日、伊那市防災コミュニティセンターで開かれました。
教室には保育園児から中学生まで22人が参加しました。
指導にあたったのはパルクールサークルながなんPKリーダーで長野県パルクール協会代表の穂高圭介さんです。
教室では障害物を乗り越えるときの基礎として台の上に座った状態で遠くに跳ぶ練習が行われました。
穂高さんは「手を強く押すことで、より遠くに跳ぶことができます。」とアドバイスしていました。
教室は伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたもので、パルクールの普及を目指し来年度から新たに講座を開講することにしています。 -
道路清掃活動で知事感謝状
長年にわたり道路の清掃や草取りなどに取り組んだ南箕輪村の住民団体、春歩会はその活動が認められ、道路河川愛護活動知事感謝状が贈られました。
17日は伊那市の伊那合同庁舎で感謝状の伝達式が行われ、伊那建設事務所の川上学所長から春歩会代表の髙嶋勝男さんに感謝状が渡されました。
春歩会は4人で活動していて平成21年、2009年から春日街道、大泉南交差点付近の歩道で清掃や草取りに取り組んでいます。
歩道に雑草が生い茂った状態を見た髙嶋さんらが会を立ち上げ、年に13回ほど清掃活動を行っています。
伝達式では飯島町で河川愛護活動を行っている団体も表彰されました。
川上所長は「県が管理している道路、河川は広範囲にわたり、維持、管理が行き届かないところがあります。地域住民の皆さまの協力に感謝します。」と話していました。