-
南中 キャリア教育で大人と語る
南箕輪村の南箕輪中学校1年生がキャリア教育の一環で様々な職業の大人から話を聞く「大人と語る会」が25日に開かれました。
1年生およそ150人が公務員や福祉関係者など18の職業の大人から話を聞きました。
このうち、宅幼老所を去年9月に開所した中尾絵梨子さんは利用者との交流について話しました。
役場で働いて2年目の征矢真理菜さんは「窓口対応は大変なことばかりだが、誰かの役に立っている実感が得られている」と話しました。
南箕輪中学校では大人と語る会を毎年開いていて、「会話を通して将来の生き方の視野を広げてほしい」と話していました。 -
VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの23日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでジェイテクトSTINGS愛知と対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回は29日にアウェイでサントリーサンバーズ大阪と対戦します。
-
伊那東小127周年 開校展
伊那市の伊那東小学校で開校記念日を祝う「第127回開校展」が行われました。
校内では各学級の展示や、3年生からの総合的な学習の時間で取り組んだ成果発表として、希望した学級が成果物の販売を行いました。
全校児童およそ600人とその保護者や地域住民が各ブースを楽しみました。
6年菖組は5年生の時から探究した牛乳パンの販売を行いました。
藤組は五平餅の販売を行いましたが、開始7分で売り切れてしまったということです。
桐組は児童が持ちよった不要なものの販売や、くじ引きを行いました。
PTAや地域の企業によるブースも出され多くの人で賑わっていました。
伊那東小学校では開校した明治31年(1898年)から毎年開校記念日の11月23日に開校展を行い祝っています。
伊那東小では「開校記念日をみんなで祝い、また学校を支えてくれる地域の人と交流する機会にしたい」と話していました。 -
いなっせジャズフェスティバル
伊那市主催のプロやアマチュアのジャズグループが出演するいなっせジャズフェスティバルが、ニシザワいなっせホールで23日に開かれました。
19回目となる今回は、東京都を拠点に活動する双子ドラマーのMiho☆Manaなど4団体が出演しました。
このうち、今回出演14回目となる伊那市を中心としたジャズ愛好者で作るいなっせジャズフレンズは5曲を披露しました。
駒ヶ根市の小学5年生、宮崎奏(みやざきかな)多(た)さんがドラムを担当しました。
観客はジャズの音色を楽しんでいました。
-
VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの22日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでジェイテクトSTINGS愛知と対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
23日もホームでジェイテクトSTINGS愛知と対戦します。
-
伊那市はた織り保存会の作品展
伊那市はた織り保存会のメンバーによる作品展が24日まで、いなっせ2F展示ギャラリーで開かれています。
会場には、タペストリーなど14点が飾られています。
古布を裂いて、はた織りの縦糸に織り込んでいく「裂織り」という技法で織られていています。
メンバーは27年前から、みはらしファーム内の、はた織り体験施設「草の家」で活動していて、その集大成となる作品展だということです。
展示は24日までで、入場は無料です。
-
ハンドクラフトフェスタ 24日まで開催
クラフト体験や作品を販売する「ハンドクラフトフェスタ2025」が、24日まで、伊那市のmonterinaで開かれています。
会場では、作品づくりが体験できるワークセミナーが行われています。
アロマワックスづくりや、好きな花を使って正月飾りを作るブースなど様々で、上伊那を中心に南信地域の19人のクラフト作家が講師を務めます。
腸活体験のブースでは、香りや効果が異なる植物から抽出した精油を選び、アロマオイルを作っていました。
体験内容は、午前と午後、日によって異なるということで、ハンドクラフトフェスタのインスタグラムで予約・確認することができます。
会場では他に、クラフト作家の作品の展示・販売も行われています。
イベントは、24日月曜日まで、monterinaで開かれています。 -
西箕輪地区文化祭 戦後80年企画展
伊那市西箕輪地区の文化祭で、戦後80年平和企画の展示が23日まで西箕輪公民館で行われています。
展示は文化祭にあわせて「証言と遺品が語る西箕輪の戦中・戦後」と題し行われています。
会場には伊那市西箕輪羽広の山口通之さんから貸し出された遺品が並べられています。
山口さんの叔父の千幸さんはフィリピンの戦場で戦闘中に頭部を撃たれ戦死しました。
戦地からの手紙や腕時計などの遺品も展示されています。
葬儀は村葬で行われたということです。
ほかに農耕隊関連の展示も行われています。
徴兵された兵隊の家族と連絡を取るために作成された留守名簿や、当時富県小学校にかけられていた農耕隊の看板もあります。
西箕輪地区では、戦後80年を迎え、戦争の悲惨さを知ってもらうことで平和への一歩につなげようと企画しました。
展示は23日まで西箕輪公民館で行われています。
-
野球とソフトボール体験イベント
子どもたちに野球とソフトボールを体験してもらうイベントが22日に、伊那市の伊那ニッパツスタジアムで開かれました。
イベントは、競技未経験の未就学児から小学3年生までが対象で、ホームラン競争やストラックアウトなど6つのブースが設けられました。
各ブースでは高校の野球部員などが競技の楽しさを伝えていました。
上伊那地区野球協会と上伊那の小中高の野球・ソフトボールの指導者などでつくる上伊那野球ソフトボールの日実行委員会が競技人口拡大を目的に開いたもので今年で2回目です。
イベントには、360人ほどが訪れたということです。
-
満開時の土日の入園料値上げの方針
伊那市は高遠城址公園のさくら祭りについて満開の土曜日と日曜日の入園料を来年から400円値上げし1,000円とする方針です。
これは21日伊那市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。
白鳥市長はさくら祭り満開時の渋滞緩和を目的に入園料値上げの方針を示しました。
さくら祭りの入園料は大人600円、小中学生は300円で伊那市民は無料です。
来年からは満開時の土曜日と日曜日は大人のみ400円値上げし1,000円とし小中学生の300円と伊那市民の無料は変わりありません。
伊那市では値上げにより1,000万円ほどの増収を見込んでいます。
伊那市では入園料を改定する条例改正案を12月定例議会に提出します。 -
伊那谷の所蔵品#18爆撃機の補助燃料タンク
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
21日は、南箕輪村郷土館所蔵の「爆撃機の補助燃料タンク」を紹介しました。
-
上伊那広域連合長 新たに「林野火災注意報」発令可能に
上伊那広域連合議会の11月定例会が20日に伊那市役所で開かれ、連合長が新たに林野火災注意報を発令できる条例改正案など2議案が可決されました。
国内で被害が相次いでいる林野火災を受け、山林や原野で火災に注意が必要だと判断した場合、連合長が新たに林野火災注意報を発令できるものです。
注意報が発令された場合、上伊那8市町村ではたき火など火の使用の制限に従うよう努める必要があるとしています。
条例は来年1月1日に施行されます。
-
小さな贈り物展 27日まで
上伊那を中心とする11人のクラフト作家による「小さな贈り物展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、ピアスやヘアピンなど、それぞれの作家が制作したオリジナル作品およそ2000点が並び、展示・販売されています。
この展示会は毎年この時期に開かれていて、作家同士がさまざまなイベントで出会ったことをきっかけに始まりました。
伊那市の川手みゆさんは、紙で作った花のアクセサリーや布で作った小物を出品しています。
また、伊那市の熊谷玲子さんは、東南アジアで広く使われている植物「籐」を素材にした手さげや人形などを制作し、出品しています。
小さな贈り物展は、27日(木)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれていて、期間中はアクセサリーやキーホルダー作りなどを体験できるワークショップも行われています。
-
ソーラーシェアリング学ぶ
箕輪町は県が行う「地域共生型ソーラーシェアリングの普及促進事業」のモデル市町村に選定されました。
21日はソーラーシェアリングのあり方を学ぶ講演会が地域交流センターみのわで初めて開かれました。
講演会では千葉県でソーラーシェアリングに取り組む市民エネルギーちば(株)会長の椿茂雄さんらが講演しました。
ソーラーシェアリングは農地に支柱を立てて上に太陽光発電設備を設置し、農業を継続しながら発電を行う取組です。
作物の販売収入に加えて、太陽光発電事業の実施による所得向上につながることも期待されます。
町内では現在1件の農家が実践しています。
講演会で椿さんは「農業の収入を売電収入で支えることで安定した営農ができる」と話していました。
町では検討組織を立ち上げ、取り組みをさらに進めていきたいとしています。
地域共生型ソーラーシェアリングの普及促進事業のモデル市町村には他に茅野市も選定されています。 -
村特別職報酬 増額が適当
南箕輪村の特別職報酬等審議会は特別職の給料と議員の報酬について3%程度の増額が適当であると20日に藤城栄文村長に答申しました。
審議会の伊藤優会長らが役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
村長、副村長、教育長の給料の額や議員の報酬の額について3%程度の増額が適当としています。
現在の特別職の給料は村長が762,200円、副村長が647,800円、教育長が552,000円。
議員の報酬は221,500円となっています。
審議会では答申理由として、昨今の賃金水準の上昇などの社会情勢を鑑みて判断したとしています。
村は村議会12月定例会に議案提出し、可決されると来年4月から適用されます。 -
農福連携 野沢菜収穫
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園の圃場では、障がい者就労支援施設の利用者による野沢菜の収穫作業が21日から始まりました。
21日は、上伊那にある6つの事業所から利用者と職員あわせておよそ30人が野沢菜を収穫しました。
利用者は野沢菜を引き抜いたあと、根の部分を切り落とし、葉を選別するなど、一つひとつの作業を丁寧に進めていました。
これは、人手不足が課題となっている農業の現場を福祉施設の利用者が支援することで、働く場の確保や工賃の向上につなげようという農福連携の取り組みです。
特定非営利活動法人長野県セルプセンター協議会がコーディネーターとなり、農家や農業法人と障がい者を結び付けています。
ぱぱな農園での取り組みは今年で6年目です。
今年の野沢菜の収穫量18トンのうち、事業所の利用者が9トンを収穫する予定です。
収穫された野沢菜は、来年1月中旬から全国のかんてんぱぱショップで野沢菜漬けとして販売されるということです。
野沢菜の収穫作業は、来月4日まで行われます。 -
上農高校で測量実習
南箕輪村の上伊那農業高校で、長野県測量設計業協会から指導を受ける測量実習が20日に行われました。
この日は、上農高校里山コースの2年生16人が参加しました。
生徒たちは、長野県測量設計業協会南信支部の会員から指導を受け、実際に現場で使われている機器を操作しながら、測量の技術を学びました。
生徒は、角度と距離の両方を測ることができるトータルステーションの操作を体験しました。
上伊那農業高校では、2年ほど前までは測量の授業がありましたが、現在は行っておらず、生徒たちは初めて測量を体験しました。
この日はほかに、ドローンを使った測量も教わりました。
実習は、建設業に興味を持ってもらおうと、県測量設計業協会南信支部と伊那建設事務所が開いたもので、今回で14回目となりました。
-
伊那市中学生キャリアフェス
伊那市内の中学2年生が、地域の人と交流し将来について考える「伊那市中学生キャリアフェス」が、エレコム・ロジテックアリーナで20日に行われました。
キャリアフェスには、伊那市内の中学2年生およそ600人が参加しました。
今年のテーマは「新歩~理想像に向かって~」です。
新しい道を切り拓いてほしいという願いが込められています。
会場には、上伊那のおよそ90の企業や団体が出展し、生徒は興味のあるブースをまわりました。
このうち、上伊那森林組合のブースでは、フィンランドの機械の訓練プログラムの体験が行われ、生徒が操縦していました。
伊那市荒井で着物のレンタルなどを行う萌黄屋のブースでは、生徒が好みの着物を試着し、会場をまわって楽しんでいました。
伊那ケーブルテレビもブースを出展し、アナウンサーやカメラマンの体験をしました。
今年のキャリアフェスには、第1回の時の実行委員長で、伊那市社会福祉協議会の矢澤遥樹さんもブース出展に参加しました。
キャリアフェスは、中学生が地域の人と交流し、将来について考える機会にしようと、市内6つの中学校の代表生徒と、産学官の関係者でつくる実行員会が企画しました。
-
最低気温ー3.7度今季1番の寒さ 落葉進む
伊那地域の20日の朝の最低気温は、-3.7度と、今季1番の冷え込みとなりました。
伊那市の春日公園では寒さの影響で落葉が進んでいました。
伊那地域の今朝の最低気温は、午前6時52分に-3.7度となり今季1番の寒さとなりました。
平年より4度ほど低く12月中旬並みとなっています。
長野地方気象台によりますと、寒さは今日をピークに21日は1日を通して、20日より3度ほど高くなるということです。
-
働きやすい職場環境づくり 支援制度学ぶセミナー
働きやすい職場環境づくりに役立つ制度について学ぶ企業向けセミナーが、箕輪町の産業支援センターみのわで20日に開かれました。
セミナーは、箕輪町が仕事と育児・介護などを両立できる職場環境づくりを進めようと開いたもので、町内の企業10社の担当者が参加しました。
講師を務めたのは、松本市の人材総合サービス、イーキュア株式会社社長の登内和則さんです。
登内さんは、県が行っている認証制度、職場いきいきアドバンスカンパニーなどについて解説しました。
県では、誰もがいきいきと働ける職場環境づくりに先進的に取り組む企業などを、「職場いきいきアドバンスカンパニー」として認証しています。
認証を受けた企業は、中小企業向け融資の利率優遇や就活イベントへの優先参加などの優遇措置が受けられます。
11月1日現在、県内では460社、上伊那地域では34社が認証されています。
登内さんは「人口が減少する中、人材への投資や確保への取り組みは必要不可欠です。そのために制度や助成金を活用してほしい」と話していました。
また、セミナーでは町独自の、「女性の働きやすい環境づくり補助金」や国の「両立支援等助成金」についても紹介されました。
-
牡丹園でこども食堂 新そばを提供
伊那市中央の中華料理店 牡丹園は、月に1回こども食堂を行っています。
18日は子どもたちに新そばが提供されました。
18日は、信州伊那そば打ち名人の会のメンバーの重盛三喜男さんが打った新そばに、牡丹園の唐揚げとおにぎりをセットにして提供しました。
牡丹園では、2024年の2月から月に1回こども食堂を行っています。
牡丹園の店主 佐々木真一さんは子どもたちに温かい料理を食べてもらおうと始めたということです。
対象は、伊那東小学校区内の保育園から高校生の子どもがいる1人親世帯です。
普段は、決められたメニューの中から好きなものを選んでもらい、子どもは無料、大人は1人300円で提供しています。
牡丹園の佐々木さんは。
そばの提供は、牡丹園の店主、佐々木さんと重盛さんが同級生というつながりで2024年に初めて行い今回が2回目です。
次回のこども食堂は、12月16日を予定しているということです。
-
箕輪町特別職報酬等 審議会に諮問
箕輪町の特別職報酬等審議会が18日に役場で開かれ、白鳥政徳町長が審議会に諮問しました。
この日は白鳥町長が諮問書を商工会会長で審議会の上田幸生会長に手渡しました。
白鳥町長は「特別職の報酬は現行通り。農業委員と民生児童委員は業務内容が変化しているため、一定額の引き上げが必要だ」と話していました。
なお、町議会から議員報酬の引き上げの要望書が出されています。
審議会は公共団体などの代表者7人で構成されていて、町長や教育長、議員の報酬などについて審議します。
審議会は次回12月7日に開かれ、年内の答申を目指すということです。
-
昨シーズンより1か月早く インフルエンザ警報発表
長野県はインフルエンザの感染者が増え今後拡大が懸念されることから今シーズンはじめてとなるインフルエンザ警報を19日に発表しました。
県の発表によりますと10日から16日までの全県の1医療機関あたりの患者数は、30.61人で警報の基準となる30人を超えたことからインフルエンザ警報を発表しました。
上伊那地域の1医療機関あたりの患者数は48.88人で県内では3番目に多い患者数となっています。
昨シーズンよりも1か月早い警報の発表です。
県では、手洗いや手指消毒、こまめな換気を行い、具合が悪い場合は医療機関に事前に電話などで相談して受診することを呼びかけています。
-
春日酒造と仙醸 鑑評会で優秀賞
伊那市の酒蔵、春日酒造と仙醸の純米大吟醸が、今年度の関東信越国税局の鑑評会で共に最優秀賞に次ぐ優秀賞を受賞しました。
伊那市西町の春日酒造株式会社です。
優秀賞に選ばれた「井乃頭 純米大吟醸 金紋錦39」です。
県内で契約栽培された酒米・金紋錦を39パーセントまで磨き上げ仕込みました。
春日酒造で酒米・金紋錦を使ったのはこの酒が初めてで、これまでの経験を活かしながら仕込んだという事です。
井乃頭 純米大吟醸 金紋錦39は、720ml/4,235円で販売されています。
伊那市高遠町の株式会社仙醸です。
優秀賞に選ばれた「黒松仙醸 純米大吟醸 山恵錦 磨き40」です。
上伊那産の酒米・山恵錦を40パーセントまで磨きあげて仕込み、低温で長期発酵させました
黒松仙醸 純米大吟醸 山恵錦 磨き40は、720ml/2,420円で販売されています。
関東信越国税局酒類鑑評会には173蔵が出品しました。
上伊那では、春日酒造と仙醸を含め5蔵が優秀賞を受賞しました。
-
箕輪町 給食を参考に減塩考える
箕輪町は、学校給食を参考に、家庭の食事の減塩について考えてもらう機会にしようと一般を対象にした試食会を初めて企画しました。
箕輪中部小学校で開かれた試食会には、児童の保護者など16人が参加しました。
19日の給食の献立は、ご飯、厚揚げときのこのマーボー豆腐、いそのかあえ、とりごぼう汁、牛乳です。
この献立の塩分量は、9歳から10歳の1食分の基準2グラムを下回る、1.8グラムです。
箕輪町では、高血圧の要因の一つである食塩の摂りすぎを防ぐため、減塩チャレンジの取り組みを推進しています。
国が推奨する一般の1日の塩分量は、男性が7.5グラム、女性が6.5グラムだということです。
町が20歳以上を対象に調査した昨年度の1日の塩分の平均摂取量は、男性が9.6グラム、女性が9グラムでした。
試食会は、学校給食を実際に食べてもらい、家庭の食事の塩分量や味付けを考えてもらう機会にしようと初めて企画しました。
町では、今回のアンケート結果を集計し、地区の出前講座やイベントに活用していくとしています。
-
伊那広域シルバー人材センター 35周年記念式典
公益社団法人 伊那広域シルバー人材センターの設立35周年を祝う式典が19日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
式典にはおよそ300人の会員が出席しました。
式典では、会員歴15年以上で85歳以上、または理事長の経験者14人が永年表彰されました。
受賞者を代表して、南箕輪村塩ノ井の征矢紀之さん85歳は「人材センターのおかげで就業することが出来、契約者さんの感謝の笑顔を見ることが出来る。大変ありがたいことです」と話しました。
伊那広域シルバー人材センターは1990年、平成2年に設立し、今年で35周年を迎えました。
設立時の会員は200人で、契約金額は5,700万円でした。
10月末現在、辰野町から伊那市までの554人の会員がいて、契約金額はおよそ2億3,000万円だということです。
センターの伊藤次雄理事長は、「これからも、より魅力あるシルバー人材センターを目指し、会員の獲得、就業の拡大に取り組んでいきましょう」と話しました。 -
法定速度の厳守を啓発
伊那市東春近の渡場区と中組区の住民でつくる渡場中組の道を考える会は道路の法定速度厳守を呼び掛ける啓発活動を5日に行いました。
5日は、朝と夕方に渡場中組の道を考える会のメンバーと伊那警察署の署員などおよそ10人が市道中組殿島橋線で手作りの看板を持ち呼びかけました。
道路は通学路や住民の生活道路として使われています。
会では、3年前から規制するよう要望していて、今年、全区間で法定速度が30キロ規制となりました。
速度規制されても守らないドライバーが多いということです。
会では今後も啓発活動を行っていくということです。
-
フィンランドの知事が伊那を視察
伊那市と森と学びを軸とした連携を進めているフィンランド北カレリア地域の知事が18日伊那市を訪れ、取り組みを視察しました。
18日は、フィンランド北カレリア地域のマルクス・ヒルヴォネン知事ら3人が伊那市を訪れました。
一行は、高遠町の上伊那森林組合 伊那木質バイオマス発電所を訪れました。
発電所ではフィンランド製の木質バイオマス発電機を導入していて、流木や松枯れの被害木で発電しています。
伊那市とフィンランド北カレリア地域は、2019年に森林・林業分野の協力に関する覚書を締結しています。
今回は、幅広い分野での協働の可能性を探ろうと伊那を訪れました。
マルクス知事と白鳥孝市長はカーボンニュートラルの取り組みについて意見を交わしました。
マルクス知事は「私たちのこれまでの取り組みを喜んで共有しますのでお互い協力していきましょう」と話していました。
18日は他に、高遠の石仏や信州大学農学部などを視察したということです。
-
小さな親切運動・作文コンクール 表彰式
子どもたちに人を思いやる心や言葉について、改めて考えてもらうことを目的とした小さな親切運動・作文コンクールの上伊那地区の表彰式が18日に、伊那市の美篶小学校で行われ、9人が入賞しました。
この日は美篶小学校に「小さな親切運動」上伊那支部の藤澤洋二支部長が訪れ、表彰状を手渡しました。
美篶小学校からは9人が入賞しました。
6年生の春日風香さんの作文は、県内の小学校の部で、417作品の応募の中から最高賞となる県知事賞を受賞しました。
「傘を貸そうとして断られてしまったが、結果がどうであれ親切な心をずっと持っていたい」という内容です。
藤澤支部長は「みなさんの作文を読んで心が温かくなりました」と話していました。
-
伊那合同庁舎職員対象 情報収集訓練
伊那市の伊那合同庁舎で大規模地震を想定した情報収集訓練が18日に行われ、衛星インターネットサービスとドローン中継の訓練が初めて行われました。
伊那合同庁舎を本部に行なわれた訓練は、上伊那地方で震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。
長野県の防災情報システムに来る上伊那8市町村の被害情報を、ホワイトボードに書き込んでいました。
また、人的・住宅被害、道路情報、ライフラインに分けられた地図に被害情報の付箋を貼っていました。
訓練は、職員の防災意識と初動対応の向上のため毎年この時期に行われています。
外では衛星インターネットサービス、スターリンクの稼働訓練が初めて行われました。
県は各地域振興局に、今年3月に導入しました。
車から電源を繋ぎ、スターリンクを稼働させます。
停電時でもインターネットが使用できるということです。
ドローンを使用した被災場所の中継訓練も初めて行われました。
今回は中川村の映像を映しました。
上伊那地域振興局の通常業務で使用しているドローンを職員が操作しました。
地域振興局では「新しい技術を取り入れ、災害に備えていきたい」と話していました。