-
仮想空間メタバース「イナの森」 提供開始
伊那市は、インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用し、伊那市内の実在する場所や建物を再現した「イナの森」の提供を、23日から始めました。
23日は市役所でお披露目会が開かれ、白鳥孝市長が実際に体験しました。
23日から提供が始まった「イナの森」では、森の妖精「イナミン」と協力し、森の循環や荒廃した森の再生を体感することができます。
「森の入口」や「暮らしの家」などテーマの異なる5つのエリアがあり、田舎暮らしモデルハウスで過ごしたり、特色ある教育を体感したりできます。
白鳥市長です。
世界で一千万人が登録している「VR Chat」のプラットフォーム上で提供していて、専用のヘッドセットがなくてもパソコンだけで体験することができます。
市では、来月3日に体験会を開く他、移住体験ツアーや市内の高校の授業などでも活用していく計画です。
国の交付金を活用していて、事業費は2022年度からの3年間でおよそ5,900万円、市の負担分は300万円ほどとなっています。
伊那市のHPから専用サイトにアクセスすることができます。 -
宮坂組 南箕輪と箕輪に各100万円を寄付
南箕輪村の総合建設会社宮坂組は、本社がある南箕輪村と支店がある箕輪町にそれぞれ100万円を23日に寄付しました。
23日は、宮坂組の宮坂義広社長ら2人が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金100万円を手渡しました。
宮坂組では、新型コロナの感染拡大が始まった2020年から毎年寄付を行っています。
宮坂社長は、「物価高騰の影響で困っている人のために役立ててほしい」と話していました。
宮坂組では、支店のある箕輪町にも100万円を23日に寄付しました。 -
箕輪町など放送エリア内3市町村で国保 過支給
箕輪町など伊那ケーブルテレビ放送エリア内の3市町村で、海外からの転入者について、国民健康保険の高額医療費と入院時の食事医療費を多く支給していたことが分かりました。
2020年度から今年5月までの5年間に、箕輪町は2世帯に対し17万7,526円、伊那市は3世帯に対し14万円8,380円、南箕輪村は1世帯に対し2,106円の過支給があったということです。
過支給は、海外から転入した人がいる世帯について、自己負担限度額の適用区分を誤っていたことが原因です。
各市町村では、該当世帯に対し返還を求めていくとしています。
県によりますと、同様の過支給は県内の複数の市町村からも報告があるということです。 -
方言紙芝居を披露
伊那市美篶青島の矢島信之さんは伊那谷の方言を題材にした紙芝居を南箕輪村公民館で19日披露しました。
紙芝居は南箕輪村公民館の高齢者学級で披露されました。
矢島さんは紙芝居で伊那地域の方言を紹介しました。
このうち「ハソンスル」という方言は一般的な使われ方とは反対の意味があると説明しました。
矢島さんは衣類を修繕するという意味の「ハソンスル」という方言は伊那市長谷や辰野町の一部地域で使われていると話していました。
高齢者学級には約30人が集まり方言を題材にした紙芝居を楽しんでいました。
-
深妙寺でマジックを楽しむ催し
伊那市西春近の深妙寺でマジックを楽しむ催しが22日に行われました。
マジックを披露したのは伊那市東春近の伊藤権司さん83歳です。
伊藤さんは伊那マジッククラブの会員で、47歳からマジックを始め、今年で36年の経験を持ちます。
これまでボランティアで老人ホームや保育園、地域の社会福祉協議会のイベントなどでマジックを披露し、昨年7月には公演通算1000回を達成しました。
今年も小出三区社会福祉協議会が主催する交流イベントに招かれました。
深妙寺の本堂が会場となり、伊藤さんは、新聞紙をつかったマジックや交通安全をテーマにしたマジックなどをおよそ1時間披露しました。
きょうは、子どもからお年寄りまでおよそ50人が集まり、マジックを楽しんでいました。
-
わくわくボウリング大会
6月22日は公益社団法人・日本ボウリング場協会が制定した「ボウリングの日」です。
これにあわせて、南箕輪村のミノワボウルで「わくわくボウリング大会」が開かれ、上伊那地域を中心に幅広い世代が参加しました。
この大会は、ボウリングの楽しさをより多くの人に知ってもらおうと3年前から年に1度開かれています。
今年は、「ボウリングの日」にあたる6月22日に合わせて実施されました。
22日は、3歳の子どもから82歳の高齢者まで、幅広い世代が参加し、2ゲームの合計点を競いました。
参加者たちはスペアやストライクが決まるたびに、ハイタッチを交わして盛り上がっていました。
ミノワボウルでは「イベントを通じてボウリングの魅力を感じてもらえたらうれしい」」と話していました。
-
菜の花みのわクリニック 7月1日開院
箕輪町木下の国道153号バイパス沿いに菜の花みのわクリニックが完成し、7月1日に開院します。
このクリニックは、形成外科・皮膚科・産婦人科の診療を行います。
建物は木造平屋建てで延べ床面積は330平方メートルです。
伊那市日影の菜の花マタニティクリニックの分院で、形成外科・皮膚科は午前、産婦人科は午後に診療を行います。
分娩は扱わず、伊那の菜の花マタニティクリニックと連携して対応します。
22日は落成式と内覧会が開かれ、医療法人岩段会の鈴木昭久理事長は「地域に根差し患者のニーズに合った診療をしていきたい」と話していました。
整備にあたり、費用の一部は箕輪町の補助金を活用しています。
これまで伊北地域には形成外科・皮膚科・産婦人科のクリニックはなかったということです。
菜の花みのわクリニックの開院は7月1日の予定です。
-
三峰川フォーラム 美和発電所を見学
河川環境などについて考える三峰川フォーラムが22日伊那市長谷で開かれ、参加者が美和発電所を見学しました。
三峰川は急な山やダムを利用した多くの水力発電所があります。
今回のフォーラムは「三峰川の水力発電のいま、そして、これからと、地域との連携」をテーマに開催されました。
始めに長野県企業局の美和発電所を見学しました。
老朽化のため大規模改修を経て今年5月に運転を再開した発電所の設備や仕組みを学びました。
最大出力は以前より800Kw多い13,000Kwとなっています。
フォーラムではこのほかに、国土交通省や長野県企業局の関係者などが話し、水力発電の現状やこれからについて意見を交わしたということです。
-
夏の高校野球対戦相手決まる
第107回高校野球長野大会の組み合わせ抽選会が21日、塩尻市で開かれ上伊那勢の対戦相手が決まりました。
選手宣誓は伊那北高校の近藤勇之佑主将が務めます。
上伊那の高校の選手宣誓は2007年の箕輪工業以来です。
塩尻市で抽選会が開かれ、上伊那勢の初戦の対戦相手が決まりました。
伊那北は6日に県営上田野球場で須坂と対戦します。
高遠は7日に県営上田野球場で野沢南と対戦します。
-
天竜川水系で鮎釣り解禁
天竜川漁業協同組合管内の天竜川とその支流で21日鮎釣りが解禁されました。
攻撃性が強いとされる背掛かりDNA鮎を本格放流した漁協では釣果に期待しています。
伊那市の小黒川に釣り人が訪れ鮎釣りを楽しんでいました。
天竜川漁協では、一匹600円でおとり鮎の無人販売を行っています。
鮎は縄張り争いの習性を利用しおとりの鮎をつけて釣り上げる友釣りが知られています。
朝、おとり鮎を購入した伊那市の釣り人は小黒川で19匹を釣りあげました。
今年初めて漁協が本格放流した背掛かりDNA鮎は縄張り意識が特に強い性質を持ち縄張り内に入ってきた鮎への当たりが強く釣り人に人気があるということです。
鮎釣りはルアー釣りも解禁されていて遊漁料は年間券が税込み11,000円、一日券が2,750円となっています。 -
夏至 5日連続の真夏日
21日は二十四節気のひとつ、夏至です。
1年で最も昼が長い日といわれています。
伊那市西町では、アジサイが咲いています。
この日の伊那地域の最高気温は32.2度で、5日連続の真夏日となりました。 -
上伊那華道会 諸流いけばな展22日まで
上伊那華道会による展示会、諸流いけばな展が、21日と22日の2日間、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれます。
会場には華道会会員の作品117点が展示されています。
華道会は、上伊那で活動している11流派の117人で構成されています。
流派ごとの、季節の花が活けられています。
諸流いけばな展は、22日まで開かれています。
-
西箕輪保育園でサッカー巡回指導
保育園児から小学生までのサッカー教室などを運営する一般社団法人松本山雅SC南信によるサッカーの巡回指導が伊那市の西箕輪保育園で20日に行われました。
巡回指導は、南信地域の保育園や幼稚園、小学校などに指導者が出向き、子どもたちにサッカーや運動の楽しさを伝えています。
20日は、松本山雅SC南信の胡桃澤直喜コーチと浦野陽平コーチの2人が指導にあたりました。
西箕輪保育園の年中児と年長児を対象にボール遊びやドリブル練習、チームに分かれてのミニゲームなどが行われ、子どもたちは元気いっぱいに体を動かしていました。
20日の伊那地域の最高気温は午後1時58分に32.6度と、4日連続の真夏日となりましたが、園児たちはこまめに水分補給をしながら、暑さに負けずプレーしていました。
松本山雅SC南信では、今後もこうした巡回指導を通じて、地域の子どもたちにサッカーの魅力を伝えていきたいとしています。
伊那市内の公立保育園での巡回指導は、去年から始まっていて、今月24日には美篶西部保育園でも実施される予定です。
-
伊那市西箕輪 山口さん宅のササユリ見ごろ
伊那市西箕輪羽広の山口通之さん宅のササユリが見ごろを迎えています。
山口さん宅の庭に植えられたササユリが、白やピンクの花をつけ、見ごろを迎えています。
ササユリは、山口さんがおよそ20年前に譲り受け育てたもので、現在20株が植えられています。
山口さんの庭には、他にもツツジやバラなどが植えられていて、一年を通して様々な花が楽しめるということです。
-
久我通世さんリトグラフ展
東京都のプロのリトグラフ作家、久我通世さんの作品展が伊那市西春近のArtisticStudio LaLaLaINAで20日から始まりました。
会場には久我さんの作品およそ30点が展示されています。
リトグラフは石や金属に彫刻してインクをつけて制作する版画の一種です。
久我さんは現在81歳です。
2008年に亡くなった風景写真家の夫とともに90か国以上を旅してきました。
今回の展示はアフリカの動物を現地でスケッチしたものを元に制作したということです。
作品展は26日(木)までLaLaLaINAで開かれています。 -
南信県税決算見込額 357億円
19日に南信県税事務所が発表した昨年度の管内の県税決算見込額は357億7,400万円で、前の年度に比べ1割の減収となりました。
南信県税事務所が19日に発表した昨年度の管内の県税決算見込額は357億7,493万円で前の年度に比べ31億9,000万円の減収となりました。
前の年度で好調だった管内主力産業の製造業の納税額が例年並みに戻ったことなどが要因だということです。
納付すべき額に対して実際に納付された額の割合を示す収入歩合は99.2%となっています。
収入未済額は2億7千万円で、前の年度を下回っています。 -
伊那谷の所蔵品 南箕輪村郷土館~釣手土器~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
11日は、南箕輪村郷土館です。
-
西箕輪中 登山前にトイレの説明
8月に西駒登山を予定している伊那市の西箕輪中学校2年生は、登山で使用する「袋式トイレ」の使い方について20日に説明を受けました。
20日は、西駒山荘管理人の宮下拓也さんが西箕輪中学校を訪れ、袋式トイレの使い方を説明しました。
2年生の60人は、8月26日と27日に登山を予定しています。
西駒山荘では以前、し尿を便槽から人力で汲み取り、ヘリコプターで下まで搬出していました。
南アルプス北岳の水場でし尿が原因と思われる大腸菌が検出されたことがきっかけで、環境への負荷を減らすため2001年から袋式トイレを使用するようになりました。
使用済みの袋は山小屋の営業終了後にヘリコプターで下ろして処理するということです。
西箕輪中では、今年は中央アルプス宝剣岳近くの天狗荘に宿泊しますが、今回の説明会は山岳環境教育として行ったということです。
宮下さんは「水分を控えると熱中症や高山病にかかりやすくなります。袋式トイレは臭いもほとんど出ず使いやすいので水分はしっかりと取ってほしい」と呼びかけていました。
-
松島の公園でホタル舞う
箕輪町松島の水辺公園でホタルが舞う姿を見ることができます。
19日夜は15匹ほどのホタルが公園内を舞っていました。
今年は6月4日に最初の1匹を確認できたということです。
数は例年よりも少ないものの、公園には地元の人たちが観賞に訪れていました。
公園は箕輪中学校東側の清水の小径を進んだ先にあります。
松島区がホタルの復活を目指して2010年から3年間かけて整備しました。
松島区民でつくる水辺公園を守る会は現在33人が在籍していて、餌となるカワニナの放流や公園の整備を行っています。
他に1年を通じて「カワニナ」の状態確認を行っています。
水辺公園を守る会によりますと、ホタルは6月いっぱい見られるということです。 -
旧陸軍伊那飛行場 格納庫跡地で発掘調査
伊那市上の原の旧陸軍伊那飛行場にある格納庫跡地で、コンクリート基礎の発掘調査が行われています。
19日は、伊那市の職員など8人が、格納庫跡地の基礎部分の周りを掘っていました。
旧陸軍伊那飛行場は、太平洋戦争末期の1943年、昭和18年に建設されました。
現在は、住宅地に40メートルほどの格納庫のコンクリート基礎が残っています。
跡地周辺は、環状北線の道路工事が計画されていて、地元から保存を求める声を受け、伊那市では移転を検討しています。
道路工事の時期は未定ですが、戦後80年の節目に合わせ、地中の深さや構造を調べようと、発掘調査が始まりました。
現在までの調査で、格納庫の中心部分は、下に基礎が2メートル埋まっていることが分かりました。
また、東側の格納庫の扉を収納する「戸袋」は、構造が残っていました。
発掘調査は、7月まで行う予定です。
-
箕輪西小4年生 水道施設見学
箕輪町の箕輪西小学校の4年生は、水道週間に合わせ、町内の水道施設を19日に見学しました。
この日は、箕輪西小学校の4年生16人が、箕輪ダム、箕輪浄水場、箕輪浄水苑を見学しました。
このうち、下水を処理する箕輪浄水苑では、職員の説明で下水をきれいにする工程を学びました。
箕輪浄水苑では、町内の天竜川より西側の下水を処理していて、微生物が汚れを浄化することを利用し、水をきれいにしています。
きれいになった水は、最後に天竜川に放流されます。
場内を見たあとは、顕微鏡を使って微生物を観察しました。
町内の小学校では、6月1日から7日の水道週間に合わせ、4年生が水道施設の見学を行っていて、7月23日まで順次見学する予定です。
-
最高気温34.5度 市民プールで清掃
19日の伊那地域の最高気温は、午後1時41分に34.5度まで上がり、3日連続の真夏日となりました。
7月12日のオープンを前に伊那市民プールでは清掃が行われました。
この日は、伊那市や、市振興公社の職員などおよそ20人が清掃を行いました。
オフシーズン中にたまった泥や落ち葉などの汚れを、ブラシや高圧洗浄機で取り除きました。
伊那地域の最高気温は、午後1時41分に34.5度と、3日連続で真夏日となりました。
職員らは、水分補給をしながら、作業を行っていました。
長野地方気象台では、22日(日)まで最高気温が30度を超えると予想しています。
来週は梅雨前線が本州付近に停滞し、天気が崩れる予想です。
今週ほどの暑さではないとしていますが、平年より高いと予想しています。
プールの清掃は、20日も行われます。
市民プールと、高遠スポーツ公園プールの今シーズンの営業は、7月12日(土)から、8月24日(日)までです。
オープン初日の7月12日は、無料開放されます。
-
上伊那の松くい虫被害減少
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が伊那市の伊那合同庁舎で19日開かれ、上伊那地域で昨年度新たに発生した松くい虫による被害量は前の年度より約1割減少したことが報告されました。
昨年度新たに発生した松くい虫の被害量は2023年度より310㎥減少の4,101㎥でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では伊那市が535㎥減少の907㎥、箕輪町が219㎥増加の606㎥、南箕輪村が125㎥減少の693㎥でした。
協議会では被害拡大を防ぐため被害木の効果的な伐倒駆除や樹種転換を進めていくということです。
-
南ア救助隊 岩場訓練
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員による春の岩場訓練が19日、伊那市長谷で行われました。
伊那市長谷の鷹岩を使って訓練が行われました。
崖の下に落ちた要救助者を助けに行く「懸垂下降訓練」では、ロープを使い岩場を降りていました。
訓練には、10日に委嘱された新人隊員3人も参加しました。
新人隊員はロープの結び方など、基本を学びました。
その後、岩場を登る訓練を行いました。
先輩の隊員が最初に登り、手本を見せていました。
新人隊員は順番で登っていました。
春の岩場訓練は、夏山シーズンを前に、岩場での身のこなし方を身に付けようと毎年行われています。
仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳などでは実際に岩場での救助もあるということです。
訓練には、伊那警察署山岳高原パトロール隊を含め、16人が参加しました。
-
手良小6年生 パラスポーツ体験
県内の小中学生を対象にパラスポーツの体験を通して多様性などを育んでもらおうと長野県が推進する事業「パラ学(がく)」が伊那市の手良小学校で18日、行われました。
手良小の6年生15人が、県が考案した、ポートボールを競技用の車いすを使い行うオリジナルゲーム「車いすボールチャレンジ」を体験しました。
パラ学は、性別や年齢、障がいの有無に関係なく行えるパラスポーツの体験を通して多様性などを育んでもらおうと県が小中学生を対象に行っているものです。
講師を務めたのは、長野市出身でパラアイスホッケー日本代表の新津和良さんです。
現在37歳の新津さんは、中学1年生で骨肉腫を患い、右足を切断しました。
新津さんは、「右足を失ったことは辛いが、これもチャンスだと思って生きている。嫌なことがあってもチャンスだと思えば頑張れる」と話していました。
パラ学は今後、西春近北小、高遠北小、箕輪北小、箕輪南小でも予定されています。
-
伊那地域34.5度 2日連続の真夏日
18日の伊那地域は今シーズン最高の34.5度を記録し、2日連続の真夏日となりました。
18日の伊那地域は、午後2時10分に34.5度となり、今シーズンの最高気温を更新し、2日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時半現在、伊那市で80代の女性1人と南箕輪村で40代の女性1人が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
80代の女性は軽症、40代の女性は中等症です。
-
伊那市 フィンランドと連携した教育モデルづくりを
伊那市の白鳥孝市長はICT教育について、フィンランドと連携した教育モデルづくりを進めていく考えを示しました。
白鳥市長は「伊那市とフィンランドの教諭がオンラインで課題を共有しながら、子どもたちにとっていい教育となるように連携していきたい」と述べました。
伊那市は先月、森と学びを軸とした連携を進めているフィンランドの視察を行っています。
-
伊那市内中学部活動 地域移行で40に
伊那市が来年度末までに実施を計画している中学校の部活動の地域移行により、現在60ある部活動は40程に集約される見通しです。
これは18日に市役所で開かれた市議会一般質問の中で議員の質問に対し、福與雅寿教育長が答えたものです。
市内の6つの中学校には、スポーツ、文化、芸術合わせて現在60の部活動があります。
このうち「地域移行を行わないもの」や「複数の学校の部活が1つにまとまるケース」もある事から、移行後は40程になる見通しだという事です。
中学の教諭を対象に実施したアンケートの結果、指導者の確保については半数は確保できそうだという事です。
不足している指導者については、今後、市独自で募集を行うとしています。
また、自身の学校区以外の活動に参加する生徒については、支援を検討していきたいと話していました。
伊那市は市内の中学校の部活動の地域移行を来年度末までに実施するとしています。
-
JA上伊那年金友の会 マレットゴルフ大会
JA上伊那年金友の会のマレットゴルフ大会が南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場で18日に開かれました。
18日は、上伊那の各地区の予選を勝ち抜いた94人が36ホールをプレーしました。
マレットゴルフ大会は、JA上伊那で年金を受給する人たちでつくる、年金友の会が開いていて今回で27回目です。
参加者は「慣れないコースで難しいけれど、みんなで楽しめた」「マレットゴルフは、とてもいい運動になる」などと話していました。
大会の上位12人は、10月に上田市で開かれる県大会に出場することができます。
JA上伊那年金友の会では、会員の健康増進と親睦を深めるためにマレットゴルフ大会を開いています。
-
シニア大学で古田人形芝居 鑑賞
長野県シニア大学伊那学部の2年生は、講座の一環で古田人形芝居保存会の公演を7日に、鑑賞しました。
この日は、鑑賞会が箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれ、2年生50人ほどが参加しました。
今年度から古田人形芝居保存会の会長となった上野秋光さんが、人形の操り方を説明しました。
解説に従って人形を動かすと観客から拍手が起きていました。
演目は、傾城阿波の鳴門 順礼歌の段を披露しました。
古田人形芝居保存会のシニア大学での公演は、20年近く続いているということです。
シニア大学では、人形浄瑠璃を観る機会は少ないので、毎年人気の講座だと話していました。