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フェンシング長野県代表 滋賀国スポ少年女子の部で準優勝
今月2日まで滋賀県で開かれていた、第79回国民スポーツ大会のフェンシング競技で、長野県代表が少年女子の部で準優勝しました。
22日は、少年女子の部に出場した3選手が箕輪町役場を訪れ、長野県フェンシング協会会長の、白鳥政徳町長に結果を報告しました。
訪れたのは、伊那北高校3年で、宮田村の縣ほのかさん、伊那西高校3年で南箕輪村の春田友菜さん、南箕輪中学校3年で、友菜さんの妹の春田心音さんです。
18チームが出場し、決勝で岐阜県に敗れましたが、長野県代表の少年女子の部としては過去最高位の準優勝となりました。
白鳥町長は「長野県民として誇らしい。皆さんの活躍に元気をもらいました。」と話しました。
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UTパレット 植物使ったタペストリー作り
箕輪町のJR木ノ下駅前にあるUTパレットで、植物を使ったタペストリーを作るワークショップが23日に開かれました。
ワークショップには町内外から8人が参加しました。
手作りの織機に毛糸を通してタペストリーを作ります。
横糸を通す際に、ドライフラワーや松ぼっくりなどを編み込みます。
タペストリーは、縦25センチ、横20センチの大きさです。
講師を務めたのは、UTパレットのメンバーで、植物を使ったアート作品などを手掛けている、伊那市の木村麻子さんです。
今回のワークショップは地域の大人にアートを通して繋がってもらおうとUTパレットが開きました。
11月には第2弾として水彩画のワークショップが予定されています。
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上農 間伐実習
南箕輪村の上伊那農業高校の間伐実習が大芝村有林で23日に行われました。
実習には里山コースの2年生20人が参加しました。
講師は上伊那林業士会の会員が務めました。
生徒のほとんどは今回初めてチェーンソーを使ったということです。
生徒は持ち方や木にあてる角度を教わっていました。
太さ30センチ、高さ25メートル、重量はおよそ1トンのヒノキの木を伐採しました。
実習は県の補助事業の県営学校林等利活用促進事業を活用して毎年行われています。
これまでは伊那市内の山林で行われて、大芝村有林では初めて実施されました。
村有林は「高校生でも入れる地形」「間伐の必要性」などの条件から実習場所に選ばれました。
今年度から3年間行われます。
今回の実習は2日間行われ、生徒1人あたり1、2本を間伐します。
実習は30日にも行われます。
切った木は村がベンチなどに活用する他、上農高校の木材加工実習にも使われます。 -
赤そばの里祭り 21,000人
今年開催された箕輪町上古田赤そばの里祭りの来場者数は21,000人でした。
町が発表した速報値によりますと今年度の来場者数は21,000人で前の年度と同じ数となっています。
赤そばの里祭りは9月20日~10月12日に行われ、調査はまつり期間を含む9月1日から10月19日に行われました。
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不登校・引きこもり経験を語る講演会
不登校・引きこもりの経験から生きやすい社会づくりを考える講演会が22日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
講演会には、およそ60人が訪れました。
講師を務めたのは、伊那市出身で現在中川村で子どもフリースペース・スクールやこども食堂の運営などを行っている和田周晋さんです。
和田さんは中学2年生のときに人と会うのが怖くなり不登校・引きこもりとなりました。
20年に渡る引きこもり生活を送っていましたが、国内外を旅行していました。
旅先で人に出会い、人とのつながりの大切さに気づいたということです。
現在は自身の経験を踏まえた居場所づくりに取り組むほか、不登校という生き方について発信しています。
和田さんは「不登校に対する偏見をなくさないといけない。学校に行かないという選択も子どもの権利だ。色んな生き方があっていい」と話していました。
講演は、誰もが生きやすい社会づくりについて考える機会にしてもらおうと、信州こどもカフェ上伊那地域子ども応援プラットフォームと長野県将来世代応援県民会議上伊那地域会議の共催で開かれました。
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中部連合音楽会 伊那市内の小中学校20校参加
伊那市内の小中学生が音楽を通して交流する中部連合音楽会が伊那文化会館で22日に開かれました。
このうち小学校の部には、市内14の小学校から6年生およそ540人が参加し、学校ごとに合唱や合奏を披露しました。
このうち伊那小学校の6年生は、およそ100人で二部合唱「地球星歌」を歌いました。
音楽会は、練習の成果を発表し音楽を通して学校同士の親睦を深めようと毎年開かれています。
主催した中部教職員会では「歌詞の意味を考え気持ちを一つにして歌ったと思います。音楽会を学校生活の素敵な思い出にしてほしい」と話していました。
中学校の部には市内6校の中学3年生およそ550人が参加しました。
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特定空き家 略式代執行で解体へ
箕輪町内の倒壊の恐れのある所有者不在の建物について、町が略式代執行で解体工事を行う方針が22日開かれた箕輪町空き家等対策協議会で了承されました。
略式代執行による空き家の解体工事は箕輪町では初めてのケースです。
22日は役場で箕輪町空き家等対策協議会が開かれ、略式代執行の審議が行われました。
対象の建物は木造2階建てで、人通りの多い道に面した場所にあり、地元住民からは倒壊の危険があるとの声が町に寄せられていました。
相続放棄され所有者不在となっていた事から、町が略式代執行により解体工事を行う方針です。
町では今後11月に公告をし、年度内に解体工事を行う方針です。
略式代執行による空き家の解体工事は箕輪町ではこれが初めてです。
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箕輪西小4年生 間伐・枝打ち作業
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、近くの上古田の区有林で地域住民らと一緒に間伐作業などを22日に行いました。
22日は4年生17人が樹齢およそ10年のヒノキ5本ほどを班ごとに分かれ、ノコギリを使い切っていきました。
上古田の地域住民らでつくる森林整備団体、西山会のメンバーや上伊那森林組合の職員から指導を受けながら作業を進めました。
間伐は、木の成長に必要な日光が当たるように不要な木を切る作業です。
子どもたちが森に親しみ、環境への理解を深める、みどりの少年団の活動として毎年行われています。
児童たちは、高枝ノコギリを使って不要な枝を切り落とす枝打ちも行いました。
指導した西山会では「自然を大切にする気持ちを育み、残した木の成長を楽しんでほしい」と話していました。
4年生は11月に活動の締めくくりとして木製の本棚を製作するということです。
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楠洲流吟道大会 練習の成果披露
詩吟の楠洲流吟道大会が伊那市のニシザワいなっせホールで19日に開かれました。
大会は詩吟楠洲流聖楠会が毎年この時期に開いています。
辰野町から駒ヶ根市までの5つの吟詠会で組織されていて会員数はおよそ200人です。
大会では、個人の吟や団体の合吟などが行われました。
個人吟詠の部では、入門して5年未満の序伝の部、5年以上の初伝の部、10年以上の中伝の部、15年以上の奥伝の部が階級ごとに吟じていました。
楠洲流聖楠会では「年々、会員数は減っているが、日々の楽しみや健康のために、これからも活動してほしい」と話していました。
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みのわもみじ湖フェス イロハモミジ70本を植樹
紅葉シーズンの到来を前に、箕輪町の箕輪ダムイベント広場で11日、みのわもみじ湖フェスティバルが開かれました。
会場には飲食店の出店や、木工クラフトの体験コーナーなど、およそ20のブースが並びました。
長野県のマスコットキャラクター、アルクマも訪れ、多くの人が記念撮影をしていました。
ステージ周辺では、伊那市と箕輪町で開かれているダンス教室MWMIの発表などが行われていました。
また、イベント広場周辺では、モミジの植樹イベントが行われました。
参加したおよそ50人はグループに分かれ、イロハモミジ70本を植えていました。
11日に植えたのは、3年ほど育てたイロハモミジの苗で、高さはおよそ1.2メートルです。
鹿に食べられないよう、ネットで苗を囲みました。
モミジの植樹は今年で3年目で、町発足70周年記念事業の一環として行われました。
町によりますと、もみじ湖のもみじは、20日ごろに色づき始め、来月中旬に見ごろを迎えるということです。
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伊那小剛組 製本を学ぶ
紙作りについて学んでいる伊那市の伊那小学校6年剛組の児童は、製本所・美篶堂から製本の技術を7日学びました。
7日は、伊那小6年剛組の児童が、紐を使って綴じる「和綴じ製本」のキットを使って体験しました。
美篶堂の上島明子社長が手順を説明しました。
4つの穴が開いた紙に、麻の紐を通して綴じます。
6年剛組では、総合学習で3年間紙作りについて取り組んできました。
自分の好きな素材を使って紙を漉き、さまざまな色や厚さの紙を作ってきました。
その活動の集大成として、自分の作った紙で本を作ります。
来年3月には、児童が美篶堂に出向きオリジナルの本を作るということです。
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南箕輪中学校 若竹スポーツフェスティバル
南箕輪村の南箕輪中学校で21日にクラス対抗のスポーツ大会、若竹スポーツフェスティバルが開かれました。
若竹スポーツフェスでは、3種目が行われました。
大縄跳びは、5分間で何回連続跳べたかをクラス対抗で競いました。
各クラス、学活や休み時間に練習を行ってきたということです。
手作りの旗も掲げ、気持ちを一つにして跳んでいました。
リレーでは、各クラスがグラウンドを5周しました。
ただのリレーではなく、二人一組でボールを運んだり、手をつないでハードルを越えたりと、協力してタスキを繋いでいました。
保護者や地域住民も応援に駆け付け、声援を送っていました。
南箕輪中学校では「スポーツフェスを通してクラスの絆を深めてほしい」と話していました。
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伊那美術協会 創立100周年記念誌完成
伊那美術協会創立100周年の記念誌が完成しました。
21日は伊那市防災コミュニティセンターで伊那美術協会の100周年記念事業実行委員会12人が発送作業を行っていました。
完成した記念誌はA4サイズで全160ページです。
前回の70年記念誌が作られた1994年以降の30年間の歴史が載っています。
他に、会員の作品や今年7月に開かれた100回記念伊那美術展の出品作品が掲載されています。
伊那美術協会は、大正13年(1924年)に上伊那の美術愛好家10人によって前身となる黒百合会が作られ、今年で100周年を迎えました。
現在は118人の会員がいます。
記念誌は400部作られ、上伊那の各市町村や高校に配られます。
若干余りがあるということです。
詳しくは、伊那美術協会事務局、
電話72-8083にお問い合わせください。
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旧井澤家住宅で郷土料理おからこ作り
伊那地域に伝わる郷土料理、「おからこ」づくりが18日、伊那市の旧井澤家住宅で行われました。
餅米を杵ですり潰し、水を加えて団子にしていきます。
おからこは伊那地域の郷土料理で、十五夜に供えるために作られていました。
おからこづくりを行ったのは旧井澤家住宅を管理する、伊那部宿を考える会の会員、およそ17人です。
できあがったおからこは、会員が持ち寄った季節の野菜とススキ、旧井澤家に残されていた屏風と共に、縁側に飾りました。
会では「伝統のおからこを後世に伝えるため、今後も続けていきたい」と話していました。
おからこは一晩飾り、19日に、おからこ汁にして味わいました。
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長谷中のラー油を使ったラーメン販売
伊那市の長谷中学校で製造したラー油「長谷の太陽」が使われたラーメンが県内の郵便局で10月1日からカタログ販売されています。
21日は美和郵便局と手良郵便局の局長が長谷中学校を訪れ、ラーメン2箱を清水慶一校長に手渡しました。
郵便局では信州の農畜水産物や加工品を使った各地の食品をカタログ販売しています。
今回贈られたラーメン「長谷のラー油と信州ごま付きの味噌ラーメン」は上伊那のごまや乾燥野菜とともに、長谷の太陽が同梱されています。
長谷中学校では全校で唐辛子の栽培を行い、8年前からラー油を市内各地で販売しています。
ラーメンは4食入り、200個限定で価格は税込み3,500円です。
郵便局の窓口やネットショップで販売されています。 -
第69回落葉松祭 多くの来場者でにぎわう
南箕輪村の信州大学農学部の学部祭、「第69回落葉松祭」が18日、農学部のキャンパスを会場に行われました。
会場には、学生による手作りそばや、窯で焼いたピザの販売など多くの出店が並んでいました。
会場ではほかに、ところてんを一本の箸で食べる、早食い競争大会も開かれていました。
ところてんは、伊那食品工業から提供されたものです。
モルックの体験も行われていました。
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高遠城址公園開園150周年 舞台公演「足跡に、花筏」
伊那市高遠町の高遠城址公園開園150周年を記念した舞台公演「足跡に、花筏」が、11日と12日に、ニシザワいなっせホールで行われました。
演じたのは、伊那市を中心とした社会人劇団「咲花座」です。
オリジナルの脚本「足跡に、花筏」は、高遠城主 仁科五郎盛信を主人公にした物語です。
1582年に織田軍と戦った高遠城の戦いのシーンでは、殺陣も交えて熱演していました。
公演には、鑑賞を希望する市内の小学生が招待されました。
この公演は高遠城址公園開園150周年記念として行われたものです。
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伊那市創造館企画展「ある一家の十五年戦争」
日中戦争から戦後までの日本の歴史を、ある一家にスポットをあてて振り返る企画展が、伊那市創造館で開かれています。
創造館企画展「ある一家の十五年戦争」は、富士見町の小林家に残されたおよそ2,000点の資料と証言を基に、日中戦争から戦後までの15年間の日本の歴史と小林家の歩みを振り返るものです。
10人兄弟だった小林家のうち、海軍に所属していた長男の富士雄さんは、戦艦武蔵に乗船し戦死しています。
富士雄さんは、1941年に起きた真珠湾攻撃にも参加していて、その頃のことを公式の日記ではなく個人的な日誌にしたためています。
展示を企画した、伊那市誌編さん室の濵慎一さんは、「公式日記にはいつ、どこを攻撃したかは書かれていないが、日誌には細かく書かれている。興奮した様子がみてとれる」と話していました。
他に、看護師として働いていた長女の房江さんは、満州に渡り帰らぬ人となりました。
小林家の次男三平さんは、濵さんの祖父にあたります。
濵さんは、「資料を整理するうえで、もし過去に戻れるなら、長男には武蔵に乗るな、長女には満州に行くなと伝えたいと感じた。展示を通して、戦時中の日本の暮らしを振り返るきっかけにしてもらいたい」と話していました。
企画展「ある一家の十五年戦争」は、来年3月23日まで、伊那市創造館で開かれています。 -
高遠高校の創立100周年記念式典
今年、創立100周年を迎えた伊那市高遠町の高遠高校の記念式典が18日に行われました。
高遠スポーツ公園文化体育館で行われた式典には、生徒や同窓会、来賓などおよそ400人が出席しました。
式辞で実行委員会の大脇弘造実行委員長は「創立からこれまで地域に支えられ地域と共に歩んできた。今後も地域に認められる学校となり新たな歴史を作っていきたい」と述べました。
生徒会長の清澤苺禾さんは「高遠高校は新しい時代の変化に対応しながらも、伝統を受け継ぎつつ自らを高めて歩み続けていきます」と挨拶しました。
式では、創立100周年を記念し歴史を振り返る映像が流されました。
大正15年、1926年に前身の高遠実業補習学校が設立され、昭和23年、1948年に新制高等学校令により高遠高校が開校しました。
現在は、芸術文化コース、地域創生コース、人間福祉コースの3コースが導入されています。
卒業生はこれまでに1万4千人を超えているということです。
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上伊那地区企業ガイド 学生がインタビュー
地元の高校生や大学生を対象にした企業紹介冊子「上伊那地区企業ガイド2027」の巻頭特集「学生による企業へのインタビュー」が7日に行われました。
インタビューは南箕輪村大芝にある、工場の自動化設備メーカー株式会社マシンエンジニアリングで行われました。
南信工科短期大学校1年の小山柊冴さんが、マシンエンジニアリング入社5年目の中山拓也さんに仕事で必要なスキルや、やりがいなどを質問していました。
企業インタビューは、就職の決め手や職場の雰囲気などを参考にしてもらうと共に、上伊那地域の企業を身近に感じてもらおうと行われました。
伊那職業安定協会は、高校生・大学生向けの地元企業紹介冊子「上伊那地区企業ガイド」を2006年から毎年制作しています。
2027年用は過去最高の138社が掲載され、2,800部発行予定です。
冊子は12月発行予定で、上伊那の高校2年生全員と伊那職業安定協会に登録している大学生に配布されるほか、希望者には送付するという事です。
伊那職業安定協会HP:https://inajob-55.jp/
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信州室内オーケストラ演奏会inみのわ
長野県在住の音楽家を中心に結成された信州室内オーケストラの演奏会が箕輪町の文化センターで19日に開かれました。
演奏会では、クラシックを中心に5曲が披露されました。
指揮を務めたのは箕輪町出身で木下在住の荒川昌美さんです。
伊那北高校卒業後、桐朋学園大学音楽部指揮専攻を修了しヨーロッパで修行を重ねてきました。
信州室内オーケストラは地域の文化芸術振興を目指し2020年に結成したプロのオーケストラです。
箕輪町での演奏会は5回目です。
箕輪町出身のソリスト、春日杏さんも出演し歌声を響かせました。
箕輪町や伊那市の小学生から高校生で今年結成された信州室内オーケストラ少年少女合唱団との合同演奏もありました。
実行委員会では「今後も活動を続け文化芸術の振興につなげたい」と話していました。
19日はおよそ300人が訪れ、オーケストラの音色を楽しんでいました。
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第37回行者そば祭り
伊那市の信州伊那 秋のそば満喫月間の皮切りとなる第37回行者そば祭りが、内の萱スポーツ公園で19日行われました。
あいにくの天気にも関わらず、祭り開始の午前10時には長蛇の列ができていました。
持ち帰りも含め1200食が用意され、訪れた人が味わっていました。
行者そば祭りは、内の萱・天狗の住民がはじめたもので、現在は荒井区が主催しています。
区の役員など100人が運営に当たりました。
大きな釜で蕎麦をゆで、辛味大根と味噌、つゆをつけて提供されました。
今年は、祭りに収穫が間に合い、新そばがふるまわれました。全て内の萱で採れたそばだということです。
信州伊那 秋のそば満喫月間は、11月9日まで予定されていて、25日・26日は、西箕輪のみはらしファームで、11月1日から9日までは高遠城址公園で、2日には西春近公民館で行われます。
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「食」で魅力発信 長谷フェス
伊那市長谷の「長谷フェス~南アルプスふるさと祭り~」が道の駅南アルプスむら長谷と南アルプス公園を会場に19日に行われました。
道の駅南アルプスむら長谷の駐車場には、鹿肉を使った長谷鍋やソーセージなどの飲食ブースが並びました。
また、長谷で採れた野菜なども販売されていました。
南アルプス公園には、体験コーナーや長谷中学校の卒業生有志によるストラックアウトのブースもありました。
伊那市とアニメ「怪獣8号」がコラボした限定グッズが販売されていました。
同時開催された新そば祭りでは、入野谷在来そばが提供されました。
イベントは長谷地域の食を通じて地域の交流につなげ魅力を発信しようと行われました。
実行委員会では「たくさんの人が来てくれてよかった。これからも地域一体となって長谷を盛り上げていきたい」と話していました。
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長野県戦没者追悼式600人参列
太平洋戦争で犠牲となった長野県の戦没者に対し県をあげて追悼の誠をささげる戦没者追悼式が18日伊那市の伊那文化会館で行われました。
式には県内全域から遺族など約600人が参列し黙とうをささげました。
阿部守一長野県知事は「戦争のない未来は相互理解と信頼によって築かれるものと信じています。長野県としても国際交流を推進し平和な社会の実現に力を尽くしてまいります」と式辞を述べました。
長野県遺族会の相澤洋男会長は「私たちは戦争の悲惨さ、戦中戦後の苦しい生活を身をもって知っています。再び悲しみの歴史を繰り返さぬよう、その記憶を継承していくことを誓います」と追悼の言葉を述べました。
式では伊那北高校2年の酒井日菜子さんと伊那弥生ケ丘高校2年の松崎梨乃さんが平和へのメッセージを読み上げました。
戦没者追悼式では参列者が太平洋戦争で犠牲となった5万5千人あまりの冥福を祈り花を手向けていました。
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田楽座 26日の伊那公演に向け稽古
伊那市富県を拠点に活動している、まつり芸能集団・田楽座は、26日に行われる伊那公演に向けて稽古を行っています。
田楽座は26日に、ニシザワいなっせホールで60周年記念ファイナル企画「感謝カンレキあめあられ 田楽座伊那公演」を行います。
16日は、伊那市富県の稽古場で公演の練習を行っていました。
田楽座は去年創立60周年を迎え、記念公演などを行ってきました。
今回の伊那公演はその最後を飾るものとして企画されました。
60周年記念ファイナル企画「感謝カンレキあめあられ 田楽座伊那公演」は、26日日曜日にニシザワいなっせホールで行われます。
チケットは税込み、一般3,500円、25歳以下が2,500円、伊那公演限定特典付きで特別席のチケットは1万円です。
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地域活性化 フェ・マンfestival
ハンドメイド作品や飲食物などを販売し、地元の活性化につなげるイベント、
フェ・マン・festivalが18日から伊那市の伊那商工会館で始まりました。
会場には、市内のクラフト作家によるハンドメイド作品の販売など、75ブースが並びました。
イベント名の「フェ・マン」はフランス語で手作りの意味です。
作家の活動の場を増やそうと企画され今年で3回目です。
外にはキッチンカーも並んでいました。
高校生以下には無料で焼きそばを提供するフードバンクが実施されています。
ホールでは、伊那西高校の生徒や市内のクラフト作家の作品が飾られています。
イベントは19日も行われます。
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ニッパツ旗争奪上伊那地区少年野球大会 初開催
ばねなどを製造する日本発条株式会社が主催する「ニッパツ旗争奪上伊那地区少年野球大会」が、5日から伊那市内で3日間の日程で始まりました。
大会には、上伊那地域の少年野球チーム18団体が出場しています。
地域の少年野球の振興などを目的に、上伊那地域に事業所がある日本発条株式会社が初めて開いたものです。
日本発条は、去年伊那市内2つの施設のネーミングライツを取得しています。
日本発条では、「地域に寄り添い、本業での貢献はもちろん、スポーツや教育、文化など様々な分野での支援を通じて地域貢献していけるよう努めていきたい」と話していました。
大会は、5日と11日、13日の3日間の日程で開かれ、伊那ニッパツスタジアムなど3会場で試合が行われます。
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伊那愛石会 第62回水石展
伊那愛石会による第62回水石展が18日から伊那市の坂下公会堂で開かれます。
会場には会員8人が天竜川水系で集めた石、32石が展示されています。
会では毎年展示会を開いていて、会員同士で審査し、7つの賞を決めています。
今年の伊那ケーブルテレビジョン賞に選ばれたのは、駒ケ根市の伊井島照夫さんの「プレーリードッグ」です。
小動物のような模様が浮き出ている、紋様石です。
伊井島さんは「一つとして同じ石が無く、全く飽きることが無いのが水石の魅力です。」と話していました。
第62回水石展は18日と19日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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元力士 舞の海秀平さん 長谷小学校で講演
元大相撲力士でタレント、相撲解説者の舞の海秀平さんの講演会が、伊那市長谷の長谷小学校で11日に開かれました。
会場にはおよそ300人が訪れ、講演を聞きました。
舞の海秀平さんは身長およそ170センチと力士としては小柄な体格ながら、多彩な技を駆使して三役の小結まで上り詰め、技のデパート、平成の牛若丸の異名で呼ばれました。
講演では、自分の三倍以上の体重の力士との戦いの裏話や、バラエティ番組でのエピソードなどを話しました。
今回の講演会は、伊那市教育委員会や小中学校のPTAなどが主催する、長谷地区生涯学習講演会として開かれたものです。
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手良公民館 連鶴づくり
伊那市手良の手良公民館で今月末の文化祭に展示する連鶴作りが14日に行われました。
連鶴づくりは手良の中坪・野口・下手良・八ツ手の4区で作る公民館講座「四ツ葉の集い」の一環で行われました。
講座には70代から80代を中心におよそ15人が参加しました。
講師を務めたのは宮田村の中城忍夫さんです。
連鶴は一枚の和紙から連続した鶴を折るものでおよそ200年以上の歴史があります。
紙は繋がっている3mm部分を残してあらかじめ切られているものを使いました。
参加者は紙が破れないように丁寧に折っていました。
完成した連鶴は今月25日と26日の手良地区文化祭で飾るということです。