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県縦断駅伝1日目 上伊那3位
第59回長野県縦断駅伝の1日目が20日行われ、上伊那はトップの上田東御小県と5分29秒差の3位でゴールしました。
1日目、選手は午前8時30分に長野市の信濃毎日新聞社前をスタートしました。
県縦断駅伝は、20、21日の2日間で、長野市から飯田市までの全216.7キロ、21区間でタスキをつなぎます。
上伊那は1区で11位のスタートとなりましたが、2区で4位に順位を上げました。
その後順位を落としますが、10区の加藤真彰が区間1位で順位を7位から5位に、11区の田中秀一も区間1位で順位を5位から3位に上げ、最後の12区にタスキをつなぎ、1日目は3位でゴールしました。
上伊那チームの清水良三監督は「5分差なので、明日は優勝目指して頑張りたい」と話しています。
21日は、松本市から飯田市まで走る大会2日目です。
伊那市でのタスキリレーは、午前10時半頃の見込みです。 -
箕輪町にお菜洗い場開設
温泉のお湯を使ったお菜洗い場が、箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯近くの駐車場に20日から設置されました。
この日は朝から多くの人が訪れ、温泉を使って野沢菜などを洗っていました。
お菜洗い場は、野沢菜などをお湯で洗ってもらえるようにと毎年箕輪町が設置しています。
今年は例年に比べて暖かい気候だったため、お菜洗い場の開設を1週間遅らせたということです。
訪れた人たちは、茎と茎の間に土がないか確認しながら、一束ずつ丁寧に洗っていました。
訪れたある男性は「暖かいお湯で洗うことができて大変助かる。温泉で洗うと味も良くなる」と話していました。
箕輪町では「多くの人が利用できるように、譲り合って使ってほしい」と呼びかけています。
みのわ温泉のお菜洗い場は、12月12日(日)までで、時間は午前8時から午後8時。使用料は無料となっています。 -
2010ジャズフェスティバルin伊那
2010ジャズフェスティバルイン伊那が、20日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、第一部で伊那中学校吹奏楽部や地元のアマチュアバンドなど3グループが、第二部で蓼科高校ジャズクラブとプロのジャズバンド「シロクマ楽団」が演奏を披露しました。
これは、ジャズに親しんでもらおうと、NPO法人クラシックワールドなどが去年から開いているものです。
伊那中学校吹奏楽部は、部のテーマソングにしている「sing・sing・sing」という曲を披露しました。
この他一部では、伊那市などで活動している4人組のバンドJ-plusがオリジナル曲を披露しました。
会場を訪れたある男性は「地元でジャズを聴く機会があまりないので、今日は楽しめた」と話していました。 -
第37回なかよし作品展
上伊那郡内の小中学校特別支援学級と、伊那養護学校の児童・生徒の作品が並ぶ「第37回なかよし作品展」が、20日からいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
会場には、子ども達が授業で作った作品、およそ500点が並んでいます。
この展示会は、子ども達の作品発表の場として、また地域の人たちに障害に対する理解を深めてもらう場として毎年開かれています。
会場には個人の作品だけでなく、共同制作した作品も並んでいます。
伊那養護学校の5年生9人は、今年の夏、海水浴に行った愛知県知多半島の海を、紙粘土やペットボトルで表現しました。
また1年生8人は、折り紙でトンボを、手形でモミジを描き、秋を表現しました。
ある関係者は「子ども達の思いや楽しく作っている雰囲気を感じてもらえたら嬉しい」と話していました。
第37回なかよし作品展は、25日木曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています -
箕輪町北部営農組合 大根・白菜収穫販売イベント
箕輪町北部営農組合は20日、大根や白菜などの収穫販売イベントを大出の圃場で開きました。
沢、大出、八乙女、下古田の4地区でつくる北部営農組合では、遊休農地を活用して地域を活性化しようと、4年程前からこのイベントを開いています。
今年は、8月下旬に種まきを行いましたが猛暑の影響で枯れてしまい、9月に改めて種をまきました。
そのため生育が遅れ、例年よりも小ぶりなものが多いということですが、大根一本80円、白菜ひと玉100円と、市場価格の半分以下で販売されていました。
訪れた人たちは、獲れたての野菜が格安で購入できるということで、一輪車いっぱいに大根や白菜を乗せて運んでいました。
営農組合のあるメンバーは「今年は生育の難しい年だったが、多くの人に喜んで買ってもらい、とても嬉しい」と話していました。 -
オールレッドロータリー作戦
伊那警察署管内では、11月19日現在、交通死亡事故が7件発生していて、去年1年間の2件を大きく上回っています。
これを受け伊那警察署は20日、パトカーで交通事故防止の啓発活動を行いました。
この日は、伊那署のパトカー20台が竜東方面、竜西方面に分かれて交通安全を呼びかけました。
伊那署管内では今年、これまでに7件の交通死亡事故が発生していて、7人が犠牲になっています。
特に高齢者の事故が多く、今年発生した交通死亡事故のうち6件は、高齢者が犠牲になっています。
熊井正樹副署長は「パトカーの赤いランプ、白と黒の車体を見て、気を引き締めて運転してもらいたい」と話していました。
署員らは、パトカーで1列に並び「冬場は早めにライトを点灯し、速度を落とすように」と注意を呼び掛けていました。
また、今月初めに事故のあった現場では交通安全協会のメンバーが昇り旗を持って、注意を呼びかけていました。 -
伊那市西町のえびす講祭り 賑わう
商売繁盛や五穀豊穣をねがうえびす講祭りが19日、伊那市西町のえびす神社で行われました。
えびす講祭りは、神社ができた大正15年から続く恒例行事です。
毎年農作業が一段落するこの時期に行われるのがならわしです。
境内には屋台が並び、福引きなどで賑わっていました。
午後5時からは宝投げが行われ、訪れた人は手をのばして福を呼び込んでいました。 -
クリスマスツリー 点灯式
伊那市のいなっせ北側の多目的広場にあるクリスマスツリーの点灯式が19日に行われ、街は早くもクリスマスムードに包まれました。
午後5時、集まった子供達のカウントダウンでツリーにあかりが灯されました。
もみの木の高さはおよそ7メートル、LEDの電球が2,000個飾り付けられました。
あかりが灯されたツリーの前では、伊那小学校合唱団がクリスマスソングを歌い、華をそえていました。
クリスマスツリーの点灯時間は、夕方5時から夜の11時で、期間は、来年1月末までとなっています。 -
村の上下水道運営審議会 上下水道料金改正 審議の結果を答申
南箕輪村の上下水道運営審議会は、上水道料金は5%の値下げ、下水道料金は現在の内税から外税に変更し7%の値上げとする審議の結果を19日、唐木一直村長に答申しました。
19日は、審議会の木下功会長が役場を訪れ唐木村長に答申書を手渡しました。
答申では、上水道料金は5%値下げ、下水道料金は現在の内税から外税に変更し、7%の値上げとするとしています。
料金が改正された場合、一般家庭2か月の平均水道使用量を34立法メートルとすると、上水道料金は現在の5659円から275円安くなります。
下水道は、5400円から383円高くなります。
審議会では、下水道使用者のみの負担にならないよう、水洗化率の向上と3年ごとの料金の見直しをするなどの付帯意見をつけました。
唐木村長は「現在72%の下水道加入率を100%に近づけるよう、接続を推進していきたい」と話していました。
この上下水道料金の改正案は12月の定例議会に提出され、可決されれば来年4月から実施されます。 -
県縦断駅伝 上伊那VI奪還誓う
第59回長野県縦断駅伝は、明日スタートとなります。
今年こそ優勝の期待がかかる上伊那チームの結団式が18日、伊那市役所で行われました。
県縦断駅伝は、20日、21日の2日間、長野から飯田まで、トータル216.7キロを21人でタスキをつなぎます。
上伊那は、59回の歴史の中で33回の優勝を誇る伝統あるチームですが、去年は、4位にとどまっていて、結団式では、5年ぶりの優勝をと健闘を誓い合いました。
18日は、清水よしみ良三監督をはじめ、選手たちが伊那市役所に集り、上伊那地域の教育関係者などから激励を受けました。
出席者からは、「今年こそ優勝を目指して一丸となってがんばって欲しい、勇気と希望をもって練習の成果を出し切って欲しい、緊張を楽しんで欲しい」などと励ましの言葉が選手たちに送られていました。
主将の松崎雄介さんは、「ライバルは、長野、上田、小県。去年の悔しい思いをばねに今年は練習を重ねてきた。1秒を大切にしてがんばりたい」と大会に向け抱負を話しました。
最後は、げんをかついで、恒例のカツどんを全員で食べ、優勝に向けて気持ちを一つにしていました。 -
伊那市 森林整備促進へ破砕機導入
伊那市は、森林整備の際これまで放置されていた木の枝をチップにし有効活用しようと、破砕機を購入しました。
19日は、伊那市のますみヶ丘平地林で、市の職員や森林ボランティアグループのメンバー等が参加し、破砕機の操作講習会が開かれました。
講習会では、メーカーの技術者が、木を入れる際には、巻き込まれないようにする事が大切など、取り扱いの注意点を説明していました。
森林整備では、幹の太いものは薪等に使われますが、細いものは用途が無く森に放置されていました。
市では、放置された枝をチップにする事でクロスカントリーコースの整備などに活用していきたいとしています。
伊那市産業振興部の御子柴泰人部長は「破砕機の活用で、より一層、森林整備が進む事を期待したい」と話していました。
伊那市では、森林整備を行う市内の自治会やNPO等を対象に、破砕機の貸し出しを12月から行うということです。 -
酒井さん長谷民謡木製歌碑寄贈
伊那市諏訪形で建築業を営む酒井一さんは、長谷地区に伝わる民謡3曲を刻んだ木製の歌碑を18日、伊那市に寄贈しました。
18日は、酒井さんが伊那市長谷総合支所を訪れ、中山晶計総合支所長に歌碑を手渡しました。
酒井さんの奥さんの両親が長谷出身で、親戚の集まる席で、「ざんざ節」を聞き、歌碑作成を思い立ったという事です。
酒井さんは「義理の親の故郷。少しでも恩返しができてうれしい」と話していました
中山支所長は「故郷を思う気持ちに感謝したい」と話していました
歌碑の文字にはケヤキやヒノキなどを使い、糸ノコ等で加工し、バランスを見ながらケヤキの板に張り付けられています。
今回寄付した中で、一番の大作は、民謡キンニョンニョの歌碑です。
縦1メートル20センチ、横2メール10センチのパネルが2枚分で、酒井さんは「作り始めて、26番まであると聞いてびっくりした」と話していました。
中山総合支所長は、「歌碑は、公民館や学校に飾り、多くの人に見てもらいたい」と話していました。 -
日本ケーブルテレビ連盟 宮崎県に口蹄疫義援金贈呈
社団法人日本ケーブルテレビ連盟は、11月2日、宮崎県の東国原英夫知事に、「口蹄疫被害 義援金」を届けました。
今年4月に、宮崎県の繁殖牛農家で発生した家畜伝染病「口蹄疫」。
今回の被害額は、直接的な畜産業で1千300億円、関連産業で1千億円にのぼるといわれています。
日本ケーブルテレビ連盟では、口蹄疫で被害を受けている宮崎を少しでも元気にしたいと、今年7月から連盟のホームページや、全国のケーブルテレビ事業者362社を通して、畜産農家を支援する為の義援金を募集してきました。
義援金は、10月8日までに、314万3千70円が寄せられました。
この日は、日本ケーブルテレビ連盟の西條温理事長が宮崎県庁を訪れ東国原知事に義援金の目録を手渡しました。
日本ケーブルテレビ連盟では、今後も、宮崎の復興に協力していきたいと話していました。 -
シルバーとフェルトのアクセサリー展
シルバーとフェルトのアクセサリー展が、伊那市西町のハルヒポタリースタジオで開かれています。
アクセサリー展は、地味な服装になりがちな冬に、アクセサリーを身につけて華やぐ装いを提案しています。
ハルヒポタリースタジオでは、作家とその作品を紹介する場として、定期的に展示会を開いています。
シルバーは、岐阜県の彫金作家竹野みゆきさんの作品です。
指輪やネックレスなどシンプルなデザインで、曲線を大事に作られているということです。
フェルトは、諏訪郡原村のフェルト作家友枝圭子さんの作品です。
ブローチや帽子など楽しさ、温かさを醸し出した作品ということです。
このアクセサリー展は24日(水)まで、ハルヒポタリースタジオで開かれています。 -
アマランサスの絵 園児にお礼プレゼント
伊那市の保育園児が描いたアマランサスの絵画作品展が22日から始まります。
展示を前に、絵を描いてもらったお礼にと、アマランサス研究会から園児にお絵描き帳が贈られました。
絵画作品展に参加する市内6つの保育園を代表して18日、東春近中央保育園の園児にお絵描き帳が贈られました。
絵画作品展は、アマランサスに関心を持ってもらおうと、研究会が去年から行っています。
東春近中央保育園では、年長園児41人が、自分たちで種をまいて育てたアマランサスを描きました。
研究会加工部会の伊藤好部会長は、「アマランサスの栽培に取り組み、皆で絵を描いてくれてうれしい」と話していました。
今年は、市内6つの保育園からおよそ150点が集まりました。
アマランサスの絵画作品展は22日から12月1日まで、伊那市役所市民ホールで開かれる予定です。 -
伊那まつり改革プロジェクト 検討結果報告
2012年の第40回伊那まつりに向け、まつりの在るべき方向性などを検討してきた伊那まつり改革プロジェクト会議は18日、伊那まつり会長の白鳥孝市長に検討結果を報告しました。
伊那公民館長で座長の武田登さんらが検討結果を報告しました。
改革プロジェクト会議は去年7月に発足し、12回にわたって検討しました。
報告によりますと、伊那まつりの総論は「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」です。
第40回の改革点としては、踊り方について、現在の踊りをアレンジした踊り方を導入するなど6項目、運営の分担化について、多くの市民に企画・運営の一部を任せること、企画会議については、第39回から40回を検討する長期的な企画会議を設置して、改革点を検討し実行に移すことなどを提言しています。
白鳥市長は、「報告書に基づいた祭りのあり方を考え、変化を加え、全国に発信できる祭りにしたい」と話していました。 -
正月用 しめ飾りづくりピーク
箕輪町沢の信州縁起物製作所では、正月用のしめ飾りづくりがピークを迎えています。
製作所では、ワラをなったり、飾りを付ける作業が行われています。
8月に青田刈りしたワラをすいて、いらない部分を取り除き、機械を使って、サイズごとになったわらに飾りをつけ、完成させます。
作業は、9月から始まっていて、現在ピークを迎えています。
この信州縁起物製作所は、県内でも大規模にしめ飾りを生産していて、大型スーパーや、ホームセンターなどに出荷しています。
県内でも地域ごとにしめ飾りが異なっているため、それぞれの地域に合わせて、しめ飾りを作っているということです。
例年、1500円前後の玄関用のしめ飾りが売れ筋だという事ですが、去年は、企業用の大きめのしめ飾りがよく売れたということです。
このしめ飾り作りは、12月下旬まで続きます。 -
箕輪西小で古田人形クラブが発表
箕輪町の箕輪西小学校の古田人形クラブの子どもたちは、18日練習の成果を発表しました。
箕輪西小学校の古田人形クラブは、4年生から6年生までの17人が活動しています
平成4年に発足し、今年で19年目になります。
毎週水曜日に練習していて、その成果を、18日、朝は全校生徒の前で、午後は保護者の前で披露しました。
上演したのは「傾城(けいせい)阿波(あわの)鳴門(なると) 順礼歌(じゅんれいうた)の段(だん)」です。
これは、お家騒動にからみ離れ離れに暮らす親子の情を描いた作品です。
子供たちは、生き別れた母子の情愛を、人形で表現していました。
母の顔と右手を動かしているのは、クラブで唯一の6年生・上野 紅香(くれか)さんです。
箕輪西小の古田人形クラブは、12月4日(土)に開かれる古田人形芝居の定期公演にも出演する予定です。 -
長岡保育園 おでんパーティー
箕輪町の長岡保育園で17日、お世話になっているお年寄りを招いて「おでんパーティー」が行われました。
おでんには、園児とお年寄りが一緒に育てた大根が使われました。
年長園児が取り分けて全員で味わいました。
長岡保育園では、近くの畑を借りて、大根やさつまいも、そら豆などの野菜を栽培していて、毎週地域のお年寄りが草むしりなどの管理を手伝っています。
おでんパーティーは、そのお礼をしようと開かれました。
大槻由美子園長は、「一緒に楽しみながら、改めて感謝の気持ちを伝えるいい機会になった」と話していました。 -
伊那商工会議所女性会 古布寄付
伊那商工会議所女性会は、高齢者福祉に役立ててもらおうと17日、伊那市社会福祉協議会に古くなった布やタオル、435枚を贈りました。
この日は、伊那商工会議所女性会の唐澤敬子会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長に古布を手渡しました。
布は使い古したタオルやてぬぐいを30センチメートル四方に切ったもので1年かけて会員が家庭で集めました。
社協では、この布を市内のデイサービスセンターで利用するという事です。
なお、女性会はこの他に、伊那市に3万円、(株)南信美装伊那にフィリピンの子供達のための洋服を寄贈しています。 -
オペラ春香の衣装や小道具届く
2012年に伊那市で開催される手作りの音楽会オペラ春香で使う衣装や小道具が届きました。
17日、伊那市のいなっせでオペラ春香の事務局長をつとめる北沢理光さんや出演メンバーらが届いた衣装や小道具が汚れたり壊れていないかなどの確認をしていました。
オペラ春香は伊那市の名誉市民で、作曲家の故・高木東六さんが、韓国の南原に伝わる恋愛物語「春香伝」をもとに、作ったものです。
届けられた衣装や小道具は、オペラ春香が2002年に横浜で開催された際、使われていたものです。
その時のオペラを企画し横浜を中心に文化活動を行っている赤い靴記念文化事業団が保管していたものを北澤さんが依頼し借りることができました。
現在オペラ春香に出演するメンバーは120人ほど集まっていて、年明けから本格的な練習にはいるということです。
北沢さんは「伊那市で初めて開かれる市民オペラなので、ぜひ成功させたい。」と話しています -
伊那西高生徒2人が税の作文で優秀賞
伊那西高校の生徒2人が、国税庁が実施した「税に関する高校生の作文」で優秀賞に選ばれ、16日表彰されました。
表彰されたのは、伊那西高校2年の高山絵美さんと小松理恵さんです。
作文の募集は、児童や生徒の租税教育の一環として毎年行われているものです。
今年初めて伊那税務署管内の高校3校から182作品の応募があり、8作品が優秀賞に選ばれました。
16日は、その中でも上位2作品に選ばれた2人が表彰され、その作文を発表しました。
高山さんは「通学に不可欠な道路や、交通事故を防ぐ信号機も税金で整備されていている。税金がなくてはならないものだと実感した」と発表しました。
小松さんは「教科書などにも税金が使われているということを小学生の時に父親に教えてもらった。以来税金が身近なものに感じている」と発表しました。
伊那税務署の清澤清所長は「税の使われ方に対し、普段の生活で感じていることが素直に表されていた。これからも、税に対し関心を持ってもらいたい」と話していました。 -
郵便局で強盗対策模擬訓練
犯罪が増加する年末を前に17日、伊那市長谷の美和郵便局で強盗対策模擬訓練が行われました。
訓練では、強盗役の警官が、人質をとり、現金を出すよう局員を脅していました。
犯人が逃走すると、局員が追いかけ、塗料のかわりに水が入ったカラーボールを投げつけていました。
訓練終了後は、警官が、犯人役が着ていた服の色や、年齢、身長など、その特徴を局員に聞いていました。
伊那警察署管内では今年8月に伊那日影郵便局に強盗が押し入り、現金およそ60万円が奪われる事件が発生しています。
局員らは「今日の訓練を活かし何かあった時に対応できるようにしたい」と話していました。 -
通院医療費の支給対象を協議
伊那市医療政策審議会が16日、伊那市役所で開かれ、現在小学校入学前までを無料としている子どもの通院費についてその対象をどこまで引き上げるか協議しました。
審議会は、医療関係者やPTAなど17人で構成されていて、伊那市の医療政策について審議しています。
16日は、子どもの通院医療費の支給対象者について諮問があり、審議会が協議しました。
協議では、通院費を無料にしたからといってむやみに受診が増えるとは思えないとして、通院費の無料化は中学3年生までが望ましいという意見と、無料化は小学6年生までとし、財政面や、医療現場の実情を考慮しながら段階的に検討していけばよいという2つの意見が出されていました。
現在上伊那では箕輪町、辰野町、南箕輪村が中学3年生まで通院費が無料。
伊那市は小学校入学前までを無料としています。
審議会では早い時期に意見をまとめ、12月初めに答申することにしています。 -
犬のロボットを中学校に寄贈
伊那市山寺の玉木幸治さんが17日、犬のロボットを、伊那東部中学校に寄贈しました。
犬のロボットは、玉木さんが10年ほど前に購入したものです。
教材として役立ててもらおうと、自作ロボットの動きの正確性などを競う大会、ロボコンに出場している、伊那東部中学校に寄贈しました。
この犬のロボットは人間の言葉を記憶し、指示通りに動く機能を持っているということです。
ロボコンに出場している技術部の部員らは、動きや構造など参考になると話していました。
この犬のロボットは、伊那東部中のほか、市内の小中学校の教育教材としても役立てられるということです。 -
風景や人物など描いた日本画院展
風景や人物などを描いた作品が並ぶ日本画院展が17日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には生き物や草花、風景など会員らの作品、およそ50点が展示されています。
出品しているのは県内外の日本画家で、身近な自然や生活の中に美しさを見いだし、日本画で表現しています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、箕輪町の内田三智子さんが作品を出品しています。
今年春に自宅の庭に咲いた菜の花を描いたもので内田さんは「淡い色合いを使い、花のもつやわらかさを表現しました。」と話していました。 -
上伊那口腔保健センターまつり
上伊那口腔保健センターまつりが、伊那市保健センターで14日開かれ、妊娠中や出産後の女性を対象にした歯科健診などが行われました。
上伊那口腔保健センターまつりは、今回初めて開かれました。
今回は、妊娠時期や産後の口腔ケアの大切さがテーマです。
会場では、上伊那歯科医師会会員など20人が指導にあたり、歯科検診や口腔衛生指導、妊娠中の歯の治療についてなどの歯科講話が行われました。
また、上伊那助産師会による妊産婦体操も行われ、参加者らは実際に体を動かしながら指導を受けていました。
上伊那歯科医師会の下島丈典副会長は「妊娠時期には口の中が荒れやすく、赤ちゃんについても3歳までに虫歯になりやすいかなりにくいかが決まると言われている。正しい生活習慣を身につけてもらいたい」と話していました。 -
南箕輪食改が厚生労働大臣賞受賞
食生活改善のための長年の活動が認められ、南箕輪村食生活改善推進協議会が厚生労働大臣賞を受賞しました。
15日、役員が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に受賞を報告しました。
厚生労働大臣賞は、食生活改善のため長年活動している団体に贈られます。
岐阜県で先月開かれた全国食生活改善大会で表彰が行われました。
南箕輪村食生活改善推進協議会は昭和42年に発足し、健康料理の講習会や保育園での食育活動などに取り組んでいます。
唐木村長は、「これからも村の食生活改善のためにご尽力いただきたい」と話していました。 -
まちづくり交付金評価委員会
国からの補助金を活用し、実施したまちづくり事業の事後評価の審議を行う、伊那市まちづくり交付金評価委員会が15日、伊那市役所で開かれました。
伊那市では、国からの補助を活用したまちづくりを市内4地区で実施しています。
委員会では、今年度、最終年度を迎える三峰川流域地区と春富地区の2地区について、市が行った事後評価の審議を行います。
補助金を活用した事業として、三峰川流域地区では、平成18年度から年間を通した観光客誘致を目的に、歴史博物館の収蔵庫増築等を行いました。
春富地区では、平成20年度から総合的な災害対策として地区の避難所となる、春富中学校体育館の耐震補強工事等が実施されました。
委員会では、来月これらの地区の事後評価について審議を行い、出された意見は国に提出する事になっています。 -
小さな親切運動作文コンクール 美篶小5人入賞
小さな親切運動作文コンクールで、伊那市の美篶小学校の5年生5人が入賞しました。
15日は、学校に小さな親切運動上伊那支部の山田益支部長が訪れ、入賞した5人に賞状を手渡しました。
美篶小学校では、優秀賞に5年の三澤亨佳君が、金賞に中嶋夏樹君と伊東知樹君が、銀賞に村田奈々子さんと小松洸君が選ばれました。
優秀賞の三澤君は「父親が仕事の配達先で、お年寄り世帯の為に、雪かきをしている事を知り、自分でも何か出来る事をしていきたい」と話していました。