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アマランサス開花宣言
伊那市荒井の畑でアマランサスの花が見ごろを迎えている。
伊那地域アマランサス研究会が5月に種を播いた30アールの畑には、2メートルほどに育ったオレンジ色のアマランサスがぎっしりと並んでいる。
今年は実の収量を増やすため収量の多いオレンジ1色を播いたが、中には去年の種の残りと思われる赤い色も所々混ざっている。
伊那地域アマランサス研究会によると今年の収量は、去年より70キロほど多い300キロを見込んでいて、学校給食として活用する他、新商品の開発などを予定しているという。
アマランサスの見頃は9月中旬まで続く。 -
涼仕立て展
ガラス作品などで涼を呼ぼうと、伊那市西町にある小池千恵さんの工房で涼仕立て展と題して作品展が始まった。
軒先には、涼しげな風鈴の音。陶芸家小池千恵さんの工房、ハルヒ ポタリー スタジオは、伊那バスターミナル東側にある。
並べられているのは、小池さんの陶芸作品や長野市のガラス工芸家前田一郎さんの作品、伊那市美篶の草木染作家秋山孝子さんの作品。
暑い夏の時期に涼をテーマに作品展を開こうと意気投合した3人が作品を持ち寄った。
小池さんは、「作家同志の交流や使う人との交流を通して日々の生活が楽しくなるような相乗効果に期待したい」と話している。
この涼仕立て展は26日までで、期間中は、草木染めや絵付けの体験会も予定されている。 -
伊那西小卒業生タイムカプセル開封
平成12年度に伊那西小学校を卒業し、今年成人式を迎えた12人が14日、母校でタイムカプセルを開封した。
この日は、8年前に伊那西小を卒業した12人が母校に集まり、卒業記念に校庭に埋めたタイプカプセルを掘り出した。
長い間土の中に埋まっていたカプセルには水がたまってしまったが、丁寧に水で洗い、中身を確認した。
中からは、家族からの手紙や写真、大事にしていたおもちゃや絵などが出てきた。
当時担任だった野口輝雄教諭は、「成人の区切りとして、集まって開封できたことがうれしい。子供の成長を感じる」と話していた。 -
中日本総合男子ソフト選手権大会
第54回中日本総合男子ソフトボール選手権大会が13、14日、伊那市を会場に開かれ、29チームが熱戦を繰り広げた。
大会には、東海4県、北信越5県から、各県の予選を勝ち抜いた一般男子、高校生、小学生チーム合わせて29チームが出場した。
式の中で、伊那市の弥生クラブの井澤一也選手が選手宣誓をした。
伊那市で男子の大会が開かれるのは、平成11年以来11年ぶり。
長野県からは、6月の県大会で1位となった弥生クラブと2位のオール伊那が出場した。
弥生クラブは、伊那弥生ヶ丘高校のOBでつくるチームで、ここ数年は20代の若い選手も増えチームもまとまってきているという。
また、伊那市や箕輪町のメンバーが所属するオール伊那は、今年はピッチャーと守備を中心に調子が上がってきているという。
大会の結果、一般男子の部では、弥生クラブ、オール伊那とも決勝進出ならず、優勝は愛知県代表の中京大学だった。 -
伊那市、箕輪町でお盆の成人式
お盆の帰省に合わせ、伊那市と箕輪町で成人式が行われた。
今年の新成人は、全員が平成生まれとなり初めて開催される式だった。
伊那市の伊那地区成人式は、14日と15日の2日間、市内6公民館に分散して行われた。
このうち、東春近公民館にはスーツやワンピースに身を包んだ新成人53人が式に出席した。
式の中で伊那市の竹松武登教育次長は、「創造力と行動力を発揮し、新しい社会を造る推進力となり、可能性を信じ充実した人生を築いてほしい」と市長メッセージを代読した。
式のあと開かれた交流会では、小学校や中学校時代の恩師が当時の思い出話や祝いの言葉を贈った。
また、出席した新成人一人ひとりが、現在の状況や抱負、両親への感謝の言葉など発表した。
今年成人を迎えたのは、平成元年4月2日から平成2年4月1日までに生まれた772人。 -
アユ漁 投網1次解禁
網を投げて魚を取る漁法「投網」が17日から、天竜川水系で1次解禁となった。
伊那市の水神橋上流では、市内の男性が投網をしていた。
男性は、「毎年解禁の日を楽しみにしている。今年は気候の影響なのかアユが少ない」と話していた。
投網の1次解禁は、17日から9月9日までで、午後6時から午前4時までの夜間に行うことができる。
1回で大量にとることのできる投網は、アユの友釣りなどに影響がでないよう、毎年この時期に解禁されている。
大橋付近では、親子3人が投網を楽しんでいた。
昨年初めて経験したという小学生の男の子は、お父さんに教わりながら上手に網を投げていた。
伊那市荒井の桐生釣具店によると「アユは警戒心が強いため、月明かりもない様な暗い夜によくとれる」という。
なお、終日解禁となる2次解禁は9月10日からとなっている。 -
高齢者交通安全対策専門チームが啓発活動
県内で高齢者の死亡事故が多発していることを受けて、高齢者交通安全対策専門チームが、19日、伊那市内で高齢者宅を訪問するなどの活動をした。
19日は、高齢者モデル地区となっている手良地区に専門チームが訪れ、高齢者宅を訪問した。
チームのメンバーは、手良の高齢者クラブの案内を受けて、手分けをして高齢者宅を回った。
高齢者交通安全対策専門チームの活動は、今年度、県が初めて行っている事業で、委託を受けた民間企業が専門のチームを作り、高齢者への交通安全の普及などを行っている。
高齢者宅の訪問では、普段どの程度車に乗るか、主な外出先などを調査し専用の用紙に記入していた。
また、夜光反射材やチラシを配り、交通事故防止を呼びかけていた。
また、伊那市役所の駐車場には交通安全教育車両が用意され、専門チームが啓発を行った。
車両には、身体機能を図る機械が乗せられている。
機械は、運転・歩行能力を診断するもので、反射神経や判断力を測定する。
訪れた高齢者は、点滅するランプを懸命に押していた。
高齢者交通安全対策専門チームは、県内22か所を巡回して、訪問や教育車両による啓発活動を行なっている。
高齢者宅の訪問で行ったアンケートは、交通事故防止の対策を立てるための基礎データとして活用されるという。 -
文化刺繍教室作品展
伊那市の伊那公民館で活動している文化刺繍教室の作品展が、八十二銀行伊那支店で開かれている。
展示を開いているのは、唐澤久子さんが指導している文化刺繍教室、伊那クララ支部糸車の会。
糸車の会は、伊那公民館と伊那市福祉まちづくりセンターで月に1回ほど活動していて、年に2回程度作品展を開いている。
今回は、9人の会員の自信作15点ほどが展示されている。
文化刺繍は、一針一針、専用糸で絵を描いていく。
ひとつの作品に、数百種類の糸を使うこともあり、制作も、長いものでは数年かかることもあるという。
唐澤さんは、「多彩な糸の積み重ねで、絵画を表現している。糸の絵画の質感を楽しんでほしい」と話していた。
この糸車の会の作品展は、24日(火)まで、八十二銀行伊那支店で開かれている。 -
南原区で夏祭り
南箕輪村南原区の夏祭りが、15日、南原コミュニティセンターで開かれ、多くの人で賑わいをみせた。
南原区では、昭和50年代頃までは盆踊りをしていたが、参加者が減少したことを受け、多くの人が楽しめるようにと夏祭りを行うようになった。
広場には、無料で焼きそばや綿あめ、飲み物などを振舞うテントが設けられたほか、ビンゴゲームなども行われ、訪れた人達は祭りの雰囲気を楽しんでいた。
県外から帰省したある女性は「中学時代の友達に会えるのを楽しみに参加している」と話していた。
また地区に住む男性は、「毎年孫を連れてくるのが恒例。ここで飲むビールは特別美味しいです」と話していた。
南原区の原武友区長は、「地区に住む人全員が楽しめ、交流の場となっている。これからも続けていきたい」と話していた。 -
送り盆の伝統行事「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる送り盆の伝統行事「おさんやり」が16日に行われた。
「おさんやり」は、約400年前、南小河内で発生した疫病や災いが、地区内を流れる「大堰」が天竜川とは逆に流れていることが原因だと考えられ、その厄を払うために始まったといわれている。
白い服を身にまとった区民らが「お舟」を担いで、地区内を回る。これには災いをお舟に集める意味があるといわれている。
地区の男衆が長さ12メートル、重さおよそ約700キロの柴舟を担ぎ、地区内を巡航した。
午後9時。お舟を壊す儀式が始まり、担いできた男衆が、かけ声と共に舟を左右に揺らして壊していった。
破片を玄関先に吊るすと厄除けになると言われていて、見物に訪れていた区民らが1年間の無事を願い、われ先にと拾い集めていた。 -
精霊流し大法要
灯ろうを流して祖先の霊を供養する「精霊流し大法要」が16日、伊那市の坂下駐車場で行われた。
市内の新盆を迎えた家族を中心に、先祖代々の霊や戦没者の霊を供養しようと、約100人が集まった。
精霊流し大法要は、毎年送り盆に合わせて伊那仏教会や坂下区商工会が行っている。
法要が終わると、参加者は天竜川の岸まで下りて行き、灯ろうを流していた。
ある参加者は「亡くなった人のそばには行けないが、灯ろうを流すことで慰めることができれば」と話していた。 -
大萱地区で送り盆「百八灯」
伊那市西箕輪大萱の送り盆の伝統行事「百八灯」が16日、大萱グラウンドで行われた。会場には多くの区民が集まり、盆踊りや花火、振りまんどなどを楽しんでいた。
イベントが終わると、会場を囲むように吊るされた108つの布製の玉に火が付けられた。
百八灯は、大萱地区に古くから伝わる行事で、精霊を送る「送り盆」の行事として、また無病息災や五穀豊穣を願って毎年行われている。
108という数字は、除夜の鐘と同じ108の煩悩を絶つという意味だと言われている。
会場は、108つの火の玉が作りだす幻想的な雰囲気に包まれ、訪れた人たちはその光景に見入っていた。 -
田畑の伝統行事「盆正月」
地区の若い衆が役員の家を封鎖して盆休みの延長を訴える南箕輪村田畑地区に古くから伝わる行事「盆正月」が、16日深夜に行われた。
辺りが寝静まった深夜12時、集まったメンバーは、区長や役員の家へと向かった。
盆正月は、田畑区の伝統を守る会が毎年行っているもので、地区役員の家を一軒ずつまわり、玄関先にバリケードを作って盆休みの延長を訴える。
池田輝夫区長の家に着くと、メンバーらは物置にあった家財道具を次々と持ち出し、玄関先に積み上げていった。
中には隣りの電気工事店から持ち込んだものもあった。
最後に玄関先に「お正月」という文字を書くと完成した。
メンバーらは池田区長の家を後にし、次に封鎖する家へと向かった。 -
美篶小学校で始業式
楽しかった夏休みが終わり、伊那市の美篶小学校などでは18日から2学期が始まった。
登校した児童らは、漢字や研究課題など夏休み中の宿題を提出していた。
またプールで泳いだことや、キャンプに行ったことなど夏休み中の思い出を発表していた。
宿題を提出した後、全校児童が体育館に集まり始業式が行われた。
このうち5年生は氷の解ける早さの違いや水の汚れなど、それぞれが疑問に思ったことを調べ、分かったことを発表していた。
また2年生は、ペットボトルを利用して作ったカブトムシとクワガタムシなど夏休み中の工作を一人ずつ披露していた。
星野政寛校長は、「少し勉強したくらいで分かったつもりになってはいけません。2学期は深く掘り下げ自分のためになる勉強をしてください」と呼びかけていた。
上伊那地域の小中学校の始業式は、19日、ピークを迎える。 -
【カメラリポート】宮崎学さんに聞く
上伊那地域で多発しているクマの目撃情報。
人や農作物への被害が心配されている。
しかしその数や行動範囲などはあまり知られていない。
クマはなぜ人里近くまでおりてくるのか?駒ヶ根市に住む自然界の報道写真家宮崎学さんに話を聞いた。
(宮崎さん)「相手は野生動物ですからね。クマに限らずタヌキやキツネだってどこでも歩いてるんですよ。だからそのどこでも歩いているところを、やっぱり行政にしても現代人はみんな人間を中心にしてものを見ているでしょ。それをたまたま見つけただけで大騒ぎするのも今まで何をやってきたんだということを言いたいよね。」 -
台風4号による被害なし
台風4号は、今日午後3時ごろ、長野県に最接近した。
午後3時現在、伊那市、箕輪町、南箕輪村に被害はなく、農作物・公共交通などに影響は出ていない。 -
南箕輪南部保育園で英語学ぶ
南箕輪村の英語教室「放課後英語」に通う小学生が10日、南箕輪村南部保育園を訪れ園児達と英語で触れ合った。
保育園を訪れたのは、放課後英語に通う南箕輪小と箕輪中部小の2年生から6年生の児童11人。
楽しく英語に触れてもらおうというもので、園児約60人と小学生が5つのグループに分かれ交流した。
最初に英語で自己紹介をし、あいさつが終わると、英語の音楽に合わせてダンスを踊った。
お互いに慣れてきたところで、英語でじゃんけんをした。園児達は、上手に英語を使って楽しんでいた。
放課後英語代表の天田美咲さんは、「工夫して自分より小さい子供に教えることで、児童にとってもいい経験になる」と話していた。 -
小沢花の会が道路功労者表彰受賞
伊那市の小沢花の会は、道路沿いに季節の花を植える活動などが認められ、社団法人日本道路協会の道路功労者表彰を受賞した。
11日、伊那市役所に小沢花の会の池田房江さんら3人が訪れ白鳥孝伊那市長から表彰状が伝達された。
賞状を受け取った池田さんは「会の活動も年々広がりをみせ、県内外から多くの人が来てくれるようになった。協力してくれた人たちに感謝したい」と話していた。
小沢花の会は平成7年から伊那市小沢の広域農道沿いで芝桜など季節の花を植える活動を行っている。
現在は伊那市の観光名所の一つとなっていて、芝桜が見ごろとなる5月上旬は県内外から多くの人が訪れる。
また春の高校伊那駅伝ではプランター植えの芝桜やパンジーを提供し、全国から集まったランナーを歓迎している。
池田さんらは「道路沿いでの作業になるが、これまで事故なく続けることができた。今後も皆さんに喜んでもらえるようにがんばりたい」と話し、活動に意欲をみせていた。 -
上農高校伝統の花市
上伊那農業高校伝統の花市が12日、伊那市のいなっせ北側広場などで開かれ、多くの地域住民が花を買い求めていた。
いなっせと伊那北駅前の2カ所で上農高校農林委員会の生徒17人が、盆花を販売した。
いなっせでは、販売開始の1時間以上前から人が並び始め、雨のため予定より15分時間を早めて販売を始めた。
上農高校では今年、約400束の花を用意した。
花は生徒達が5月に苗を植えて育てたもので、ガマの穂、オミナエシ、アスターなど6種類を1束500円で販売した。
用意した400束の盆花は販売開始からおよそ30分で完売した。 -
認知症サポーター養成講座
認知症高齢者への適切な対応を学ぶ、認知症サポーター養成講座が11日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれた。
これは伊那市社会福祉協議会が、日頃、認知症高齢者と関わることが少ない職員を対象に初めて開いたもので、26人が参加した。
講師は、認知症サポーター養成講座の講師資格を持つ社協の職員、矢澤秀樹さんが務めた。
講座では、認知症の基礎知識や、認知症高齢者への対応について学んだ。
参加者は、適切な対応として、目線を合わせる、相手のペースに合わせることなどを確認していた。
講師の矢澤さんは、「対応するときは落ち着いた雰囲気になれるかどうかが大切。声かけや支援が地域の支え合いの中でできるといいと思う」と話していた。
参加したある職員は、「やさしい声かけは誰に対しても必要。余裕をもって仕事をしたい」と話していた。 -
極早生品種シナノレッド出荷ピーク
お盆用のりんごの需要にあわせて、箕輪町のJA箕輪果実選果場では、りんごの出荷がピークを迎えている。
12日は、5キロの箱、150ケース分のりんごの出荷作業が行われた。
出荷されているのは、シナノレッドという、極早生の品種。
出荷作業は、10日から始まり12日がピーク。
お盆のお供え物などとして市場から強い需要があるということで、上伊那では10年ほど前から栽培している。
上伊那の中部・北部では、50アールほどで栽培していて、今年は、5キロの箱800ケースの出荷を予定している。
今年は、玉伸びなどは順調だが、ここにきて気温が下がらないため、色づきが遅れているという。
シナノレッドは、名古屋や大阪方面へ出荷される。
この出荷作業は、お盆休みをはさんで19日まで行われる。 -
弓道で全国大会出場へ
伊那市体育協会弓道部に所属する中学生女子チームが、21日から東京都で開かれる全国大会に初出場する。
13日、全国大会に出場する伊那中学校2年の小林 萌さんと、東部中学校2年の原 茉莉子さんらが、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に全国大会出場の挨拶をした。
7月にひらかれた県大会で、団体の部・個人の部ともに優勝し、個人では小林さんが優勝した。
団体の部は、3人1組のチームで、小林さんと、原さんと、箕輪中学校3年の千葉仁奈さんの3人。
弓道部に所属する中学生はこの3人のみ、大会に出場するのも始めてという中で、全国大会初出場を決めた。
白鳥市長は、「伊那の弓道の歴史を切り開いていく快挙ですね。」と話し、大会を楽しんできてほしいと2人を激励した。
二人が出場する全国大会は、21日から、東京都渋谷区の明治神宮武道館で開かれる。 -
少林寺拳法で全国へ
少林寺拳法連盟伊那支部の選手が、今月21日から香川県で開かれる全国中学生少林寺拳法大会に出場する。
12日は、少林寺拳法伊那支部の選手と指導者が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場あいさつをした。
少林寺拳法伊那支部は、7月に松本市で開かれた県大会で優勝し、全国大会出場を決めた。
選手は伊那支部に通う伊那東部中学校と西箕輪中学校の2、3年生8人。
種目は団体演武の部で、この中から2人1組で行う.組演武の男子の部と女子の部にも出場する。
選手は、同じメンバーで去年も全国大会に出場している。
白鳥市長は、「全国優勝を期待しています」と激励していた。
少林寺拳法伊那支部は、21日から香川県で開かれる全国中学生少林寺拳法大会に出場する。 -
伊那市長谷の地質について学ぶ
伊那市の地質について学ぶ、イベントが12日伊那市長谷で行われ、子ども達が標本づくりに挑戦した。
これは、夏休み中の親子を対象に伊那市の地質について学んでもらおうと伊那市創造館が企画したもの。
12日は、12組の親子が参加し、伊那市長谷の美和ダム周辺を歩き標本にする石を拾った。
参加者達は、伊那市の地質図をもって、それぞれの場所で石のかけらを拾い集めていた。
このうち、南アルプスジオパークの見所でもある溝口露頭では、講師の小学校教諭が地層について解説した。
子ども達は、岩を砕いた欠片を接着剤で図にはりつけていた。
伊那市創造館では、「自分たちの住んでいる伊那市の特徴的な石を集めることによって地質について興味をもってもらいたい」と話していた。 -
小沢花の会が道路功労者表彰受賞
伊那市の小沢花の会は道路沿いに季節の花を植える活動などが認められ社団法人日本道路協会の道路功労者表彰を受賞した。
小沢花の会の池田房江さんら3人が11日伊那市役所を訪れた。池田さんらに白鳥孝伊那市長から表彰状が伝達された。
賞状を受け取った池田さんは「会の活動も年々広がりをみせ、県内外から多くの人が来てくれるようになった。協力してくれた人たちに感謝したい。」と話していた。
小沢花の会は平成7年から伊那市小沢の広域農道沿いで芝桜など季節の花を植える活動を行っている。
現在は伊那市の観光名所の一つとなっていて、芝桜が見ごろとなる5月上旬は県内外から多くの人が訪れる。
池田さんらは「道路沿いでの作業になるが、これまで事故なく続けることができた。今後も皆さんに喜んでもらえるようにがんばりたい。」と話し活動に意欲をみせていた。 -
小学生と保育園児が英語で交流
南箕輪村の英語教室「放課後英語」に通う小学生が10日、南箕輪村南部保育園を訪れ園児達と英語で触れ合った。
保育園を訪れたのは、放課後英語に通う南箕輪小と箕輪中部小の2年生から6年生の児童11人。
楽しく英語に触れてもらおうというもので、園児約60人と小学生が5つのグループに分かれ交流した。
最初に英語で自己紹介をし、挨拶が終わると、英語の音楽に合わせてダンスを踊った。
お互いに慣れてきたところで、英語でじゃんけんをした。園児達は、上手に英語を使って楽しんでいた。
放課後英語代表の天田美咲さんは「工夫して自分より小さい子供に教えることで、児童にとってもいい経験になる」と話していた。 -
食中毒注意報発令
長野県は、今年2回目の食中毒注意報を発令した。
気温、湿度とも高く、食中毒の発生しやすい状況だとして、手洗い、食材の冷蔵庫での保存、充分な加熱を呼びかけている。 -
あじ~なで盆花市
南箕輪村の生産物直売所ファーマーズあじ縲怩ネで11日から、お盆用の花市が始まった。
朝から次々と買い物客が訪れ、お盆用の花を買い求めていた。
盆花市は毎年開かれていて、花は、伊那市や南箕輪村など地元で生産されたもの。
アスターや菊など定番の花から、ここ数年はトルコギキョウもお盆用の花として定着してきているという。
お盆の準備を早めにしようと訪れた南箕輪村のある男性は「色とりどりの花があり毎年楽しみにしている。近くの親戚にも分けてあげたい」と話していた。
この盆花市は、12、13日も開かれ、時間は午前7時から。売り切れ次第終了する。 -
上農盆花市準備
上伊那農業高校は12日、伊那北駅前といなっせで盆花市を開く。
11日は、農林委員会や生徒の有志が夏休み中の学校に集まり、花市の準備をした。
花は、生徒たちが5月に苗を植えて実習で育てたもの。
上農高校の盆花市は50年以上続く伝統行事となっている。
今年は、長雨とそれに続く猛暑で、アスターは色によっては花の数が少ないということだが、トルコギキョウなど別の花を補って何とか例年通りの500束を確保できそうだという。
上農高校の盆花市は、12日午前9時30分から伊那北駅前といなっせ北側の多目的広場で開かれる。
価格は、アスターやオミナエシ、小菊など5種類の花束が500円となっている。 -
諏訪形御柱木遣り班が上田の祭りへ
伊那市西春近諏訪形の諏訪形御柱木遣り班のメンバーが8日、上田市で行われた祭りに参加し、木遣りを披露した。
8日は上田市でNHK大河ドラマ化を目指している真田幸村をPRする祭り、日本一の夏まつりが初めて行われた。
上田市にも同じ諏訪形という地域があることから両地域は姉妹自治区として交流が続いている。
今回も、このことが縁で祭りに参加することになり、木遣り班のメンバーが堂々と木遣りを披露していた。
祭りでは勇壮な真田出陣ねぷたが通りを練り歩くなど盛り上がりをみせていた。
祭りに参加した木遣り班の小松勝さんは、「初めての祭りだったが大変盛り上がり上田のパワーを感じた」と話していた。