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ハーモニカグループがCD制作
南箕輪村のハーモニカグループ「ポコリットみなみみのわ」は、自分達の演奏を収録したCDを100枚制作した。
ポコリットみなみみのわは、毎週水曜日の夜集まって、ハーモニカを演奏している。
県下各地で行われるハーモニカ同好会の演奏会で発表したり、各地のイベントや、福祉施設で演奏活動を行なっている。
今回、自分達の演奏を記録として残したいと、CDを自主制作した。
CDには、童謡唱歌や歌謡曲など28曲が入っている。
ジャケットには、メンバーが演奏している写真が掲載されている。
ポコリットみなみみのわでは、このCDを会員に配った。
会員は、家族や知人にプレゼントするなどして、CDを活用するという。 -
ちょっと語ろう伊那まつり
第40回の伊那まつりに向けてまつりの魅力づくりなどについて意見を交わす「ちょっと語ろう、伊那まつり」が28日夜、伊那市役所で行われた。
地域住民などで集まる伊那まつり委員会では市民がつくる市民まつりを目指し、プロジェクト会議を設置し議論を進めている。
今回、多くの市民から声を聞き、今後の会議の参考にしようと行われた。
一般市民ら33人が参加し、伊那まつりの魅力や今後のまつりのあり方について意見を交わした。
参加者は「踊りは一体感があり、踊っていると久しぶりに顔を合わす人もいる。地域住民の交流の場にもなっている」と魅力について話していた。
また、「どうせやるなら伊那市だから出来る事を考えて、全国に発信できる祭りにしていきたい」といった意見も出されていた。
伊那まつり改革プロジェクト会議では出された意見を参考に第40回の伊那まつりに向けて検討を進めていくとしている。 -
伊那市が下水道事業経営健全化計画の改訂版 示す
伊那市は経営状況が悪化している下水道事業について、整備区域の見直しなどを含む経営健全化計画の改訂版を発表した。
経営健全化計画の改訂版は30日伊那市役所で開かれた伊那市議会全員協議会で示された。
伊那市によると市の下水道事業は、平成19年度で約8億円、20年度では約5億円の損失が出ていて、21年度以降も大幅な損失が出ると見込んでいる。
原因としては、効率面からの検討がされないまま、市内全域に下水道整備を進めたことや水洗化率の低迷を挙げている。
市ではこれらを改善するため、事業費の圧縮や収入の確保、経費削減などを柱とする下水道事業経営健全化計画の改訂版をまとめた。
それによると、下水道整備区域の末広、野底棚沢川東、吹上、羽広工業団地、沢渡中上段、木裏原を浄化槽区域に変更すると想定している。
また平成21年3月現在で66.9%の水洗化率を啓発、促進策などにより平成24年3月には80%まで引き上げることを目標としている。
他に、下水道使用料を平成32年度までに4回15%ずつ改定し、現行のおよそ1.7倍にする計画だ。
この他、処理場の統廃合や職員数の削減にも取り組んでいく予定。
伊那市ではこれらから、平成27年度に単年度での黒字化をまた平成37年度には累積での黒字化を見込んでいる。
また下水整備区域から浄化槽区域に変更を予定している地域については、早い時期に住民説明会を開催したいとしている。 -
献血運動に功績の個人や団体を表彰
献血による助け合いを推進する上伊那郡市献血推進対策協議会の総会が30日開かれ、献血運動に功績のあった団体や個人が表彰された。
30日は伊那合同庁舎で総会が開かれ、中部電力伊那営業所と伊那市の尾茂谷愛子さんが上伊那郡市献血推進対策協議会長表彰を受賞した。
受賞者を代表して中電伊那営業所の根津 雄一さんは「これからも事業者と地域が一体となった献血運動に努めたい」と話していた。
協議会によると、上伊那での昨年度の献血者数は4,965人で前年度より3・4%増加、目標達成率は118・8%で県下11地区で達成率が1位となったという。
協議会では、今年度も引き続き安全な血液の安定した供給ができるよう、まだ献血をした事がない若者への啓発活動や、献血ルーム体験運動を実施していくという。 -
7月は「社会を明るくする運動」強化月間
7月は、犯罪や非行のない社会を目指す「社会を明るくする運動」の全国強化月間。
30日は上伊那地区保護司会のメンバーが伊那市役所を訪れ、運動の伊那市実施委員長となっている白鳥孝市長に法務大臣からのメッセージを伝達した。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生について理解を深め、明るい社会を築こうというもの。
今年で60年目の取り組みで、犯罪を犯した人の立ち直りを支える取り組みについての理解の促進が重点項目として掲げられている。
実施委員会では、7月10日に伊那市のいなっせで運動の一環として「社会を明るくする地域づくり大会」を開き、一般の人への理解を広げていきたいとしている。 -
箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人たちの霊をなぐさめる箕輪町戦没者慰霊祭が30日、箕輪町文化センターで行われた。
慰霊祭には戦争で夫や息子を亡くした遺族など約120人が参列した。
遺族らは、日清戦争や日露戦争、太平洋戦争などで命を落とした、602柱の英霊に花をたむけた。
慰霊祭をおこなった箕輪町社会福祉協議会の柴 財埜(たつや)会長は「戦後の焼け野原から立ち上がり、箕輪も住みよい町として発展した。永遠の平和を守ることが私たちの役目であり、英霊の心を静めることになる。」とあいさつした。
また箕輪町遺族会の千葉剛会長は、「戦後65年がたった今も、亡くなった肉親のことを忘れたことはない。亡くなった人達の無念や遺族の悲しみなど戦争の記憶を風化させてはならない。」と述べた。
参列した人たちは、恒久平和を願い、不戦の誓いを新たにしていた。 -
誕生日会でアルパ演奏
箕輪町の上古田保育園で30日、南米パラグアイのたて琴アルパの演奏が行われた。
演奏会は、保育園の誕生日会に合わせて開かれた。
演奏したのは伊那市在住のアルパ奏者エレナ冨岡さんと、エレナさんの教室の生徒。
日本の曲や本場パラグアイの曲、子供の好きなアニメソングなど12曲が披露された。
箕輪町では、今年度から「いきいき保育創出事業」として保育園に年間10万円の予算を配分し、特色ある子育てや保育を推進している。
今回の演奏会もその一環として開かれた。
井澤恵美子園長は「機械から聞こえてくるのではなく、本物の音色を生で聞く貴重な機会。音楽を聞いて感動する心を大事にしたい」と話していた。 -
227万円の黒字計上
みのわ振興公社は28日、箕輪町のながた荘で株主総会を開き平成21年度の決算を報告した。
みのわ振興公社では町から委託を受け町内5つの観光施設を運営している。
報告によると、ながた荘とながたの湯は黒字で、ながた自然公園と萱野高原信州かやの荘は赤字となったが公社全体では、営業利益が227万円の黒字となった。
ながた荘は日帰り客数が1万9,807人の利用があり前年度比104.4%。宿泊客は若干減って1万3,140人で、前年度比94.7%だったがトータルで108万円の黒字となった。
ながたの湯は、去年の夏、増改築工事のため39日間休業したがリニューアル効果もあり、330万円の黒字となった。
ながた自然公園は139万円の赤字、萱野高原信州かやの荘は71万円の赤字だった。 -
地域の歴史、文化学ぶ
伊那市の美篶小学校の児童は28日、地域の人から文化や歴史を学んだ。
美篶小学校では、地域の人を講師に招いてクラブ活動を行っている。
美篶小地域探検クラブの子ども達は今回、美篶青島の矢島信之さんの案内で学校近くの、小山邦祐さん宅の水車を見学した。
矢島さんは「昔は美篶地区にもたくさんの水車があった。水車の足踏みうすを使って、精米に使った」と説明した。
また、当時の人達の生活を再現したジオラマなども見学した。
美篶小学校の地域探検クラブでは次回は芦沢と笠原で地域の歴史を学ぶ予定。 -
上伊那地域医療推進状況をHPに掲載
上伊那広域連合は、国の交付金による地域医療再生事業の推進状況をHPに掲載した。
推進状況は、上伊那広域連合のHPからアクセスできる。
事業を実施、運営する運営連携会議や、7つの作業部会の項目があり、クリックすると会議資料や会議記録の要旨が閲覧できる。
HPの更新は、それぞれの会議終了後、数日以内に行うという。
上伊那広域連合では、一般の人にも広く状況を知ってもらい事業を進めていきたい竏窒ニしている。 -
女性農業者「花育」について学ぶ
上伊那の女性農業者でつくる「農村女性ネットかみいな」は25日、「花育(はないく)」についての研修会を伊那市で開いた。
花育とは、花を育てることで、やさしさや美しさを感じる心を育てることをいう。
研修会には、農村女性ネットかみいなの会員約20人が参加した。
農村女性ネットかみいなでは、本年度「花育」をテーマとし、上伊那で盛んな花の栽培や楽しみ方について学ぶ活動をする。
同日は、カーネーションの生け花アレンジを学んだ。
花の色や並べ方を工夫して参加者は思い思いの作品を作っていた。
農村女性ネットかみいなによると、花育には探求心や創造力を育む効果があるということで、会員らは「学校や地域の人と一緒になって、花育について取り組んでいきたい」と話していた。 -
旧長藤中学校昭和33年度卒業生「燦燦会」が同級会
旧高遠町立長藤中学校の昭和33年度卒業生でつくる燦燦会の同級会が、27日から28日にかけて開かれた。
28日は、伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンを訪れた。
燦燦会は、旧高遠町立長藤中学校の昭和33年度卒業生でつくる同級会で、本年度67歳になる。
中学を卒業してからすでに50年以上が経っているが、年に1度はみんなで集まり、同級会を開いている。
今回は同級生の一人、矢沢雄一さんが、伊那市振興公社の職員としてローズガーデンの管理をしていることから、バラ園の見学を企画した。
メンバーは、バラを見学しながら懐かしい友人との会話を楽しんでいた。 -
荒井区ふるさと講座
伊那市荒井区の創造館の歴史について学ぶ、荒井区ふるさと講座が26日、開かれた。地区住民ら約60人が参加した。
荒井区では、創造館が開館したことをきっかけに、古くから地区にあった建物の歴史について学んでもらおうと講座を開いた。
旧上伊那図書館のあり方について考える、後利用基本計画策定委員会委員長だった春日博人さんが講師を務めた。
春日さんは、旧上伊那図書館が建てられた昭和5年頃の荒井区の様子について「周囲には小学校や役所などがあり、荒井区は教育・行政の中心地だった」と話していた。
また、創造館の造りについて「鉄筋コンクリートで、外壁には高遠焼きのタイルが張り付けられたモダンな建築様式」と説明していた。
春日さんは「創造館は上伊那図書館の歴史を継いだ貴重な建物。地元のみなさんにもたくさん利用してもらいたい」と話していた。 -
南ア北部地区山岳救助隊が訓練
夏山シーズン本番を迎え南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊は29日、伊那市長谷黒河内の岩場で訓練を行った。
夏山での万一の事故に備え、隊員同士の意思疎通を図ることなどを目的に毎年この時期に訓練を行っている。
南アルプス北部地区山岳救助隊は民間や行政など76人で組織されている。
訓練には20人が参加し、基礎となる命綱の結び方を確認したり、高さ約15メートルの岩場を登ったりした。
隊員達は、声を合わせてロープを引っ張ったり岩場を何回も登ったり降りたりしていた。
南アルプス北部地区山岳救助隊が管轄するエリアでは、平成21年度遭難が1件で命に別状はなかった。本年度に入ってから遭難などはない。
救助隊では秋にも訓練を行うことになっている。 -
5月の有効求人倍率0.46倍
5月の上伊那の月間有効求人倍率は0.46倍となり、前の月の0.49倍より0.03ポイント低下した。
全国や県全体では上昇したが、上伊那では2カ月連続で低下した。
ハローワーク伊那の発表によると、内訳では企業の求人数は695人で、前の月の968人より270人ほど減った。
一方、新たに仕事を探している人も減り、新規求職者数は882人で、前の月の1207人より320人ほど少なくなった。
実際に職に就くことができた就職者数は319人で2カ月連続で減少している。
ハローワーク伊那では、「企業に持ち直しの動きはあるものの、求人につながっていない状況。しかし、職探しをしている人が、ある程度仕事を選べるようにもなってきている」としている。 -
伊那技専求人合同説明会
南箕輪村の伊那技術専門校で29日、合同求人説明会が開かれた。本年度各学科を修了する学生25人が参加し、企業のブースで話を聞いた。
合同求人説明会は、就職活動が本格化するこの時期に毎年開いている。
今回、上伊那地区などの企業130社に参加を呼びかけたが、参加したのは15社のみだった。
学生たちは、各企業のブースで真剣に話を聞いていた。
伊那技術専門校の本年度の修了予定者は39人で、6月29日現在、就職が内定しているのは5人のみとなっている。
一昨年度までは、各学科とも就職率は100%だった
が、不況の影響を大きく受けた昨年度は76%に留まった。
伊那技専では、今年も厳しい就職状況が続くとみていて、積極的に企業に訪問するなどして、学生の就職を後押ししたいとしている。 -
三六災害に学ぶ会
昭和36年6月の梅雨前線豪雨による災害、三六災害を振り返り、今後の防災対策について考えようと29日、下伊那郡大鹿村で三六災害に学ぶ会が行われた。
来年、三六災害から50年の節目を迎えることから、もう一度災害を振り返り防災対策について考える機会にしようと大鹿村や国土交通省天竜川上流河川事務所が開いた。
地域住民ら約50人が参加し、災害で亡くなった人の名前が刻まれた碑の前で手を合わせ花を手向けた。
大鹿村では大雨による土砂崩れなどで55人の命が失われた。中でも、大西山の大崩落では全壊家屋39戸、死者42人の大惨事を引き起こした。
学ぶ会では、災害体験者が当時の様子を話した。
天竜川上流河川事務所では、「来年災害から50年の節目の年。地域などと連携した取り組みを今後も進めていきたい」としている。 -
神子柴で五輪塔環境整備
南箕輪村神子柴の住民有志は27日、室町時代の侍の墓とされる「五輪塔」の環境整備を行った。
神子柴の白山八幡神社近くの林で五輪塔の回りに柵を設置する作業が行われた。
作業を行ったのは、住民有志でつくる「神子柴の文化歴史遺産を伝える会」。
五輪塔は、室町時代に建てられた侍の墓とされている。
墓石が崩れ風化するのを防ぐため、まわりに16本の木を立て、そこへロープを通し柵を設置した。
会では本年度、県の地域発元気づくり支援金90万円を受け神子柴に残された26カ所の文化・歴史遺産の環境整備を行う計画で、今回はその最初の作業だった。
今後、古代の神社の鳥居跡や江戸時代の石仏、明治時代の学校跡などの整備を行い、来年1月を目標に解説を添えたマップを制作する予定。 -
伊那市消防団ポンプ操法・ラッパ吹奏大会
伊那市消防団のポンプ操法・ラッパ吹奏大会が27日行われ、上伊那大会に出場する優勝チームが決まった。
大会は、小型ポンプの部、自動車ポンプの部、ラッパ吹奏の部の3部門が行われた。
小型ポンプの部は24チームが出場し、4人一組になって給水管の接続、ポンプの操作、放水を行う。
自動車ポンプの部には9チームが出場した。5人一組で、自動車から2本のホースを延ばし放水する。
現在伊那市消防団には1156人が所属し、14の分団がある。
伊藤仁団長は「火災の現場では、安全、確実、迅速が基本。大会を通して切磋琢磨し、技術を向上させてほしい」と話していた。
大会の結果、優勝したのは自動車ポンプの部が伊那分団第2部、小型ポンプの部が手良分団第1部、ラッパ吹奏の部が富県・河南チームとなっている。
優勝チームは7月18日に開かれる上伊那大会に出場する。 -
伊那消防署が映画撮影で雨降り演出
伊那消防署は28日、伊那市西春近下牧で行われた映画撮影で、消防車を使い、雨降りのシーンを演出した。
梅雨の中休みとなった同日、伊那市西春近下牧で漂泊の俳人井上井月を題材にした映画「ほかいびと」の撮影が行われた。
撮影したシーンは井月が夏の夕立にあい薬師堂で雨宿りをするという場面。
映画「ほかいびと」の北村皆雄監督によると、映画をつくる際、雨のシーンなどは専門家がいてその協力で撮影するという。
しかし今回の撮影は地元に応援してもらいたいという監督の意向もあり、伊那市と消防に協力を求めたところ、快諾を得られたという。
実際に放水を行った署員は、監督の指示に従い筒先を向ける方向や水圧を調節していた。
撮影は消防のほか、地元下牧の住民の協力もありスムーズに進められていた。
映画「ほかいびと」の撮影は来年3月まで続く予定。 -
農林業への鳥獣被害額約1億8700万円
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が28日開かれ、野生鳥獣による昨年度の農林業被害額は1億8700万円になったことなどが報告された。
協議会では、平成21年度の被害状況が報告された。
それによると、上伊那地域の農林業への被害額は約1億8700万円で、前年度に比べ1200万円増加している。
野生鳥獣対策としては、毎年防護柵を延長しているほか、個体数調整などで平成18年度から毎年2千頭近くのシカを捕獲している。
また本年度の新規事業として、上伊那地方事務所では、野生鳥獣の農林業被害状況把握や支援内容のレベルアップを目的に、上伊那の全209の集落を対象に被害状況の調査を行う計画。
また市町村からの要望により、補助金等を用いて設置された電気防護柵のメンテナンスを実施するとしている。
協議会会長で、上伊那地方事務所の市川武二所長は、「野生鳥獣による被害は精神的な苦痛も大きい。これ以上拡大しないよう対策をとっていきたい」と話していた。 -
松くい虫被害減少
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が28日、開かれ、昨年度の被害は約5500立方メートルで、前年度より900立方メートル減少したことなどが報告された。
県や市町村の担当者が集まり、昨年度の被害状況と本年度の対策を話し合った。
上伊那の昨年度の被害は約5500立方メートルで、過去最大だった前年度の6300立方メートルより900立方メートル減少した。
市町村別の被害は、伊那市が前年度より500立方メートル増加し約1700立方メートル。箕輪町は前年度より6立方メートル減少し2立方メートル。
今のところ南箕輪村での被害は確認されていない。
また、本年度の事業について上伊那地方事務所からは、国の予算削減により厳しい状況等が説明された。
上伊那では本年度、伐倒駆除に4200万円、樹種転換に5400万円の要望を出しているが、内示されているのはそれぞれ2700万円と1800万円となっている。
協議会の会長で上伊那地方事務所林務課の小松大八課長は、「国政により予算は不透明な部分もあるが、被害が拡大しないよう、地域と連携し対策をとっていきたい」と話した。 -
伊那市観光 単年度黒字を計上
伊那市観光の昨年度の売上高は約9億7千万円となり、単年度で360万円の黒字となった。
黒字となったのは、旧3市町村の事業を統合した平成19年度以来初めて。
これは、28日開かれた伊那市観光株主総会で報告された。
それによると、昨年度の伊那市観光の売上高は約9億7千万円となり、単年度で360万円の黒字となった。
これは、昨年度から経営統合した山小屋経営で黒字となっていることが大きく影響した。
山小屋経営のうち、長衛荘の売上高は1千万円増の5300万円となっている。
しかし羽広荘、高遠さくらホテル、仙流荘などの宿泊施設では、宿泊者の減少を受け売上高も前の年を下回った。
一方、長谷の入野谷は、分杭峠のゼロ磁場がパワースポットとして人気を集めている影響で利用者が増えていて、売上高も増加し7千万円を計上した。
みはらしの湯、さくらの湯も入場者は減少しているが、経営努力の結果、売上高は微増となった。 -
教科書展示会
南信教育事務所は、伊那市のいなっせ内にある上伊那教育会館で、教科書の展示会を開いている。
会場には、小・中・高校の教科書1000冊ほどが並んでいる。
教科書展示会は、教科書に関する県民の関心にこたえようと、毎年、南信教育事務所が開いている。
小学校では、来年度、新しい学習指導要領が完全実施されることから、内容が新しくなった平成23年度の教科書が並んでいる。
教科書の選定は、一般には市町村ごとに行われているが、上伊那では、各市町村の教育委員会が協議して、使用する教科書を決定している。
展示会場にはアンケート用紙も用意され、教科書を選定する際の参考にされるという。
この教科書展示会は、来月19日(月)まで、伊那市のいなっせ4階、上伊那教育会館で開かれている。 -
来月デビューのオトメ☆コーポレーション メンバーが母校・弥生で凱旋PR
7月7日に全国CDデビューする女性アイドルユニット「オトメ☆コーポレーション」が27日、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校で凱旋PRをした。
この日は、伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「弥生祭」の野外ステージでオトメ☆コーポレーションが歌を披露した。
メンバーの一人・なるみさんは、伊那弥生ヶ丘高校出身。
なるみさんは、伊那市に生まれ、春富中学校を卒業後、伊那弥生ヶ丘高校に進学。在学中から芸能活動を開始した。
2008年に弥生を卒業後、本格的に芸能活動をするために上京し、3人の女性ユニット「オトメ☆コーポレーション」として7月に全国CDデビューすることが決まった。
人気アイドルグループAKB48などの楽曲も手がける作曲家がプロデュースする曲など3曲を披露した。
ステージのあとは、後輩たちに囲まれて、一緒に写真を撮ったり、サインをしたりしていた。
オトメ☆コーポレーションは、インターネット動画共有サービス・ユーチューブで番組を配信しているほか、携帯電話やパソコンで楽曲をダウンロードできるという。
また、伊那まつりやどろんこサッカーなど、伊那市で行われるイベントで歌を披露する予定。 -
南福地で「第1回蛍まつり」
伊那市富県南福地で、蛍の生息環境を整備している「南福地自然環境を守る会」は、26日夜、第1回蛍まつりを開いた。
祭りは、守る会が整備した水路近くのビニールハウスで開かれ、地区住民約70人が参加した。
会では、今年の蛍の発生数が、例年の数匹から数十匹に増えた事を受け、多くの人達と喜びを分かち合おうと、祭りを企画した。
同日は、雨や風の影響で、蛍を見つけることは出来なかったが、ハウスの明かりが地区を照らしていた。 -
箕輪町発足55周年のロゴマーク作成
箕輪町は、町発足55周年記念事業で使うロゴマークをつくった。
ロゴマークは、役場庁舎の目に付く場所に掲示し、町民への浸透をはかる。
緑や青で水と緑の自然豊かな町を表現し、「人々の笑顔と共に箕輪町発足55周年」のキャッチフレーズが入れられている。
なお、記念事業は、「未来に向かって一つになろう」をコンセプトに10月に計画されているが、町では、経費を極力抑える方針で記念式典は行わない予定。 -
伊那草友会山野草展
上伊那の山野草愛好者でつくる「伊那草友会」の山野草展示会が、伊那市の伊那市民会館で開かれている。
伊那草友会の山野草展は、ウチョウランの咲く時期に合わせて毎年開かれていて、今回も会場にはさまざまなウチョウランが展示されている。
また、高さが20センチほどしかないミニ盆栽や、山アジサイの一種クレナイアジサイなどもあり、訪れた人の目を楽しませていた。
展示会は27日まで。 -
高校野球長野大会組み合わせ決まる
7月10日に開幕する第92回全国高校野球長野大会の組み合わせ抽選が26日、松本市で行われた。
上伊那8校の組み合わせは次の通り(日程順)。
▽7月10日(土)開幕試合=高遠対篠ノ井
▽7月11日(日)=箕輪進修対長野東、上伊那農業対上田千曲、伊那北対坂城、赤穂対望月
▽7月12日(月)=辰野対松本第一
▽7月13日(火)=伊那弥生ヶ丘対長野商業
▽7月14日(水)=駒ヶ根工業対屋代と南安曇農業の勝者 -
伊那地区電設ボランティア活動
伊那市の電気工事会社などでつくる伊那市電設業協会と電気工事協力会は25日、春日公園などの水銀灯の清掃を行った。
清掃活動は、伊那市電設業協会と電気工事協力会が毎年ボランティアで行っているもので、今年で10回目。
今日は、参加者23人が6つの班に分かれ、春日公園や高遠ほりでいパークなど市内4カ所の水銀灯、およそ110基を掃除した。
参加者は、高所作業車や脚立を使い、電灯についた汚れやクモの巣を取り除いていた。
水銀灯を管理している伊那市では「普段なかなか掃除ができず、花粉や黄砂などで汚れていたのでとても助かります」と話していた。