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「やっぱりいーな2010」歩行者天国
伊那市の中心市街地、通り町商店街を昔のような活気のある街にしようと、伊那商工会議所青年部は26日、「やっぱりいーな2010」と題して歩行者天国を実施した。
シロコロホルモンが販売されたご当地グルメのブースの前には長い列ができ、賑わいを見せていた。
やっぱりいーな2010は、通り町商店街が最も栄えていた時代を覚えている青年部のメンバーが、当時のような活気を取り戻そうと企画した。
昭和40年代の通り町商店街は上伊那各地から多くの人が訪れる、活気溢れる商店街だったという。
同日はあいにくの天気となったが、全国各地のご当地グルメの販売ブースが設けられたほか、愛知県や東京都などのご当地ヒーローショーも行われ、多くの人が商店街に足を運んでいた。
青年部では、今後も通り町商店街の活性化に取り組んでいきたい竏窒ニしている。 -
ボランティア移送の拠点に
使われなくなったバス停をボランティア移送の拠点にしようと伊那市小沢区の住民有志が26日、区内にある下中程バス停の周辺を整備した。
「下中程バス停」は小沢区にあるが、路線バスの廃止に伴い、バスが停まることはなくなり、停留所の表示板はさびついて倒れていた。
それを見かねて、地元の住民有志が、バス停周辺を整備することにした。
ゆくゆくはここを、交通手段を持たない高齢者を送迎する「ボランティア移送」の拠点にして活用しようというもので、歩くことができるお寄りには、バス停に来てもらい、そこから送迎したいと考えている。
現在小沢区では、路線バスが廃止となった代わりに、乗り合いタクシーが走っているが、あまり利用されていない。
しかし地域のお年寄りからは、「足がなくて不便」という声もあり、それを聞いた住民有志がボランティア移送を小沢区でも始めようと考えた。
市内でも、地区単位でボランティア移送に取り組んでいる所はあるが、区単位は小沢区が初めて。
ボランティア移送は、今年の9月20日の敬老の日から開始する予定で、現在地区社協で利用者と送迎ボランティアの募集をしている。 -
伊那北高校ペン祭
伊那市の伊那北高校の文化祭、ペン祭の一般公開が、26日から始まった。
今年のテーマは「THIS IS IT 縲怩アれが、まさに伊那北だ縲怐v。 今、ここでしかできないことを実行し、全校生徒の集大成となるように竏窒ニいう思いが込められている。
坂本竜馬を題材に、全校生徒が折り紙を細かく切って作ったモザイク画が、生徒玄関前に展示されている。顔の部分が松山敏彦校長になっているユニークな作品だ。
クラス展では、日頃食べている弁当についてまとめたり、11月に予定している長崎研修旅行のための事前学習の成果を発表している。
また、伊那北高校創立90周年を記念して今年建てられた高志館が一般開放されている。
これまでの歴史を記録した写真や、ペン祭の歴代ポスターなどが展示されている。
一般公開を前に、伊那北高校OBでバンクーバーパラリンピック、アイススレッジホッケーで銀メダルに輝いた馬島誠さんの講演会も行われた。
馬島さんは「人生を歩む中で感謝の心を忘れなければ、必要な時に必要な人と出会うことが出来る」と話していた。
伊那北高校のペン祭一般公開は27日までで、27日は吹奏学部や音楽部による演奏会も予定されている。 -
アユの友釣り解禁
アユの習性を利用して釣りをする「友釣り」が26日、天竜川水系で解禁になった。
朝から多くの人が天竜川に入り、待ちに待ったアユの友釣りを楽しんでいた。
友釣りは、アユの縄張り争いの習性を利用して、糸につけたおとりアユを泳がせ、攻撃してきたアユを釣り上げるというもの。
天竜川漁業協同組合によると、水温が高めでアユのエサとなるコケが多い天竜川は、大物が釣れるため、県外からも多くの釣り客が訪れる人気のスポットだという。
漁業協同組合の上條純敬組合長は、「1年間天候に恵まれて、良い環境で良いアユをたくさん釣ってもらえたらうれしい」と話していた。
あいにくの雨模様だったが、多い人では40匹以上釣り上げたという。 -
建労箕輪部会 住宅デーでゴミ拾い
箕輪町内の建設業関係者でつくる上伊那建設労働組合箕輪部会のメンバーは26日、町内のゴミ拾いをした。
組合員約40人が参加して、箕輪町役場前の町道6号線を歩きながらゴミを拾った。
全国建設労働組合では6月25日を住宅デーと定めていて、箕輪部会では毎年住宅デーに合わせてボランティア活動をしている。
地域貢献と共に、自分たちの活動をPRしようと、軽トラックに登り旗を立ててゴミ拾いをした。
箕輪部会の清水政治会長は「地域の人たちに自分たちの活動を知ってもらい、こういった取り組みが仕事にもつながればうれしい」と話していた。 -
小黒川キャンプ場 市民割引実施
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場は、伊那市民を対象に平日の利用料をおよそ3割安くする。
伊那市在住の利用者は、キャビンの利用が通常1万2千円のところ8千円、オートキャンプサイトの利用は3千円が2千円になる。
割引期間は、8月1日から16日を除く平日。
伊那市振興公社では、「利用者が少ない平日に、より多くの市民に安く利用してもらいたい」と話している。 -
大鹿の死亡事故受け天上が緊急安全点検実施へ
天竜川上流河川事務所は、大鹿村で今月21日、直轄の地滑り工事で死亡事故が発生したことを受け、管内で行われている直轄工事の現場で、緊急の安全点検を実施する。
大鹿村で実施していた国が直轄する地滑り対策工事の現場で、今月21日、作業員3人が倒れ、二人が亡くなった。
国土交通省天竜川上流河川事務所ではこの事態を重く受け止め、南信地区で現在実施している直轄工事の現場で緊急の安全点検を実施することにした。
点検は、管内にある7つの出張所のうち、直轄工事が行われている6つの出張所で28日から来月1日にかけて行われる。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、高遠町藤沢の藤沢砂防林工事などを点検する予定。 -
三六災害に学ぶ会 29日に大鹿村で
昭和36年6月に、梅雨前線によってもたらされた災害「三六災害」から来年で50年を迎える。
当時の経験を学び、災害に備えようと「三六災害に学ぶ会」が、29日に大鹿村で開かれる。
25日は、イベントに先立ち、天竜川上流河川事務所が記者会見を開いた。
昭和36年6月に降った大雨は、伊那谷に水害や土砂災害をもたらし、特に大鹿村では、多くの人が亡くなった。
その三六災害の発生から来年で50年となることから、今回、大鹿村で三六災害を学ぶ会を開くことにした。
当日は、三六災害で被害があった場所の現状を見学したり、三六災害の体験者の話を聞く予定。
三六災害に学ぶ会は、29日(火)の午後2時からで、大鹿村の大西公園が集合場所となっている。 -
食農連携推進戦略構想書発行
信州大学農学部の食料保健機能開発研究センターは、新たな食と農の連携を目指す具体的事例を盛り込んだ戦略構想をまとめた。
25日は、構想をまとめた開発研究センター長の大谷元農学部教授や中村浩蔵准教授、執筆者らが発表会を開いた。
この食農連携推進戦略構想は、農林水産省所管の公益法人、食品需給研究センターの要請を受け策定されたもので、石川県や北海道に続く国内でも先駆的な取組み。
構想は、長野県の食品産業の現状や190箇所へのアンケート結果、食農連携の取組み事例、7つの具体的事例など65ページでまとめられている。
構想の策定にあたっては、大学や研究機関などから16人がメンバーとして参加し、去年9月から検討を進めてきた。
長野県の食と農の連携に関する事柄を、強み弱みなど4つに分類した分析結果も紹介されていて、関係者は、「長野県における食と農の現状をトータルに掌握・分析し、その発展の方向性を模索したのはこれが初めて」としていて、今後の活用に期待を寄せている。
この長野県食農連携推進戦略構想は、500部作製され、関係機関に配布されたほか、食品需給研究センターのホームページでも見ることができる。 -
弥生高文化祭「弥生祭」26日から一般公開
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、文化祭「弥生祭」が4日間の日程で行われている。
25日は、弥生祭の2日目で、午前中は各クラスがパフォーマンスを披露する「クラパフェ」が行われた。
生徒たちは、クラスごとステージに上がり、この日のために練習してきたダンスなどを披露し、教員が審査員となって点数を付けた。点数の分だけライトが点灯する仕組みになっていて、パフォーマンスを披露したクラスは、ランプの点灯する数を見て、声をあげていた。
26日、27日は、学校を開放し一般に公開する。
一般公開は、明日が午前10時から午後3時半まで、明後日が午前9時半から午後2時まで。公開中は、さまざまな出店も並ぶ予定。 -
伊那中病院ロゴマーク発表
伊那中央病院は、地域から愛され、より親しんでもらえる病院としてイメージアップを図ろうとロゴマークを作成し、25日発表した。
去年12月から今年2月までの間に全国から1,338件の応募があり、東京都千代田区の須賀裕明さんの作品が採用された。
ロゴマークは、若々しい生命の象徴である花をモチーフに伊那中央病院の英語表記、伊那・セントラル・ホスピタルの頭文字、ICHで桜の花びらを表現している。
白鳥孝市長は、「素敵なロゴマークを選んでいただいた。病院のシンボルとして大事にしていってもらいたい」と話していた。
このロゴマークは、病院の旗や名刺・封筒へ印刷するなどして活用していくという。
ロゴに採用された須賀さんは、9月の病院祭で表彰されることになっている。 -
美篶上大島の住民が花の苗植え
伊那市美篶上大島の地区住民が23日、三峰川河川敷に整備している公園に花の苗を植えた。
上大島環境部会の役員およそ20人が、サルビアの苗350本を植えた。
上大島地区では、10年前から三峰川河川敷の草刈りなどに取り組んでいて、昨年からは河川敷を多目的に利用できる公園にしようと整備している。
公園整備は、伊那市地域づくり活動支援金事業に採択されている。
花の苗植えは整備の一環で、役員がおよそ30センチ間隔に苗を植えていた。
本年度は、スポーツができる場所も整備する計画で、7月に上大島地区全戸が参加して草刈りと石拾いをするという。 -
伊那北保育園児がブロッコリー収穫
伊那北保育園の園児が25日、伊那市野底の畑でブロッコリーの収穫体験をした。
園児約100人が伊那市野底の農家、平沢正弘さんの畑でブロッコリーを収穫した。
平沢さんは地元の農家でつくる野底野菜の会会員で、伊那北保育園と野菜を通した交流を行っている。
収穫体験もその一環で、園児らは取ったブロッコリーを持ってきたビニール袋に詰め込んでいた。
野底野菜の会は12人で活動していて、旬の野菜を伊那北保育園に提供している。
園児らは、そのお礼に会員を招き野菜を使った食事会を開くなど交流している。
平沢さんは「子どもたちとのふれあいは楽しみで、野菜づくりの励みになります。栄養たっぷりの野菜をいっぱい食べて大きくなってもらいたいです」と話していた。
収穫したブロッコリーは、それぞれ家庭に持ち帰り、家族で味わうという。 -
箕輪町グリーンツ竏虫諮H会
来年箕輪町に建設が予定されている農産物加工施設で販売する試作品の試食会が24日、箕輪町産業会館で開かれた。
試食会は、食や農業、健康をテーマに地域の活性化を進めている箕輪町グリーンツーリズム推進協議会が開いた。
協議会のメンバー約40人が参加し、おこわやコロッケなど22品を試食した。
試作品は、米や野菜、果物など、どれも地元産の材料が使われていて協議会の加工グループが作った。
試食会では、評価シートが配られ、メンバー達は味をみて項目にチェックしていた。
箕輪町グリーンツーリズム推進協議会では、出された意見をまとめ商品化に向けて取り組んでいくという。
また、11月にも試食会を行う計画。
農産物加工施設は来年秋に箕輪町大出に完成することになっている。 -
入笠湿原 スズラン見ごろ
入笠山の入笠湿原のスズランが見ごろを迎えている。
入笠湿原一帯には80万株のスズランの群生を見ることができる。
24日は多くの登山客が訪れカメラに収めていた。
スズランは今月いっぱい楽しめそうだ。 -
園児が五平もち作りに挑戦
伊那市の美篶西部保育園の園児が24日、五平もち作りに挑戦した。
地域の人にも手伝ってもらい、園児が五平もちを作った。
五平もちは、保育園のおやつに出すと園児が喜んで食べ、人気があるという。
そこで食育の一環として、郷土料理を知るために、自分たちで手作りして食べようと、今回初めて五平もち作りが行われた。
園児は、炊きたてのご飯をすりこぎでつぶした後、ラップに包んで握り、丸い五平もちの形にした。
年長の園児は、握ったご飯をホットプレートで焼く体験もした。
ご飯が焼き上がると、ごま味噌を塗って、給食の時間に食べた。
五平もちのお代わりがあるか保育士に聞く園児もいて、手作りした五平もちを味わっていた。 -
西駒山荘へ荷上げ
夏山シーズンの到来。
伊那市観光(株)が経営する中央アルプスの西駒山荘へ、食料や燃料などをヘリコプターで輸送する荷上げが24日行われた。
伊那市横山の鳩吹公園から、中央アルプス将棊頭山の直下にある西駒山荘へ荷上げが行われた。
西駒山荘の管理人や伊那市観光の職員らが、山荘の営業で使う野菜や米、燃料などを、ヘリコプターで運びやすいように積み上げていた。
今年は、6合目から胸突きの頭までの登山道の改修を行うための木材も輸送した。
ヘリコプターは5往復し、1700キロほどの荷物を山荘へ運んだ。
伊那市観光(株)によると、去年は、前の年より64人多い446人が宿泊した。
去年は、天候には恵まれなかったが、西駒山荘管理人のオリジナルカレーが人気を集めている事や、全国的に女性登山者が増加している事などから、宿泊客が増えたのではないかという。
また、西箕輪の羽広荘と、西駒山荘がタイアップし、両方の施設で宿泊した場合は、2000円割引するサービスを去年から始めていて、その効果もあったのではないかとみている。
西駒山荘の営業は、7月10日(土)から体育の日の10月11日までとなっている。 -
伊那市長がコラム
伊那市の白鳥孝市長は、市報やHPで、自身の考えや思いをつづるコラムを始めた。
伊那市のHPには、「市長のコラムが始まりました」と書かれている。
クリックすると、市長のお薦めスポットが出てくる。
コラムの中で白鳥市長は、伊那スキーリゾートから見る三峰川の景観を、好きな河岸段丘の風景だと紹介している。
白鳥市長は、長野県の自然観察インストラクター・自然保護レンジャーとして活動してきた経験もあり、コラムでも、自然への思いが綴られている。
白鳥市長は、「身近な話題や季節の話題を伝えながら、自身の考えや伊那市への思いを掲載していきたい」としている。
このコラムは、市報いなと伊那市のHPで見る事ができ、毎月更新される予定。 -
助産師中田みよさん 日本助産師会長賞受賞
伊那市日影の助産師中田みよさんが、長年母子保健に貢献したとして、日本助産師会会長賞を受賞した。
中田さんが24日、市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告した。
中田さんは現在82歳。伊那市日影で中田助産院を開いている。
最も功績のあった人に贈られる日本助産師会会長賞を受賞したのは長野県内では中田さんのみ。
中田さんは飯田市の出身で、名古屋大学医学部付属の助産婦学校で学び、名古屋大学病院で助産師として勤務していた。
結婚を機に伊那市に移り住み、当時の伊那中央総合病院に勤務した後、昭和56(1981)年に中田助産院を開き分娩や母子保健指導をしてきた。
現在も現役で、母乳相談と育児相談をしている。
学生時代から平成18年に出産の扱いをやめるまでの58年間で、1万2千人の子どもを取り上げたという。
白鳥市長は、「生涯の仕事として、こんなに尊い仕事をしていることは素晴らしい」と、中田さんの受賞を祝福していた。 -
長谷の子育て学級でお話の会
伊那市の長谷公民館の子育て学級で23日、お話の会が開かれた。
子育て学級は、保育園入園の子どもとその親を対象に開かれているもので、月2回活動している。
お話の会のメンバーが公民館を訪れ、パネルや人形などを使ってお話や歌を披露した。
子どもたちは、人形に触れたり、歌に合わせて体を動かすなどして楽しんでいた。
お話の会の金丸恵美子さんは、「子どもたちに、お母さんの声でお話を読んであげてください」と母親らに呼び掛けていた。 -
建築等工事現場の巡視
上伊那地方事務所は23日、長野県違反建築物防止週間にあわせて、管内の建設中の建物などの工事現場を巡視した。
巡視には、上伊那地方事務所職員と長野県建築指導員の13人が参加した。
建築物の安全性の向上や建築基準法の内容の周知を目的に毎年5回巡視している。
巡視は、3つの班に分かれて行われた。
伊那市駅前に建設中の高齢者専用賃貸住宅の工事現場では、建物が適正な構造か、工事が当初の計画通り行われているかなどをチェックした。
今回は管内34カ所の巡視を行い、違法な工事はなかった。
上伊那地方事務所では、違反の建築物がないように、定期的に巡視を続けていくという。 -
信州DC100日前イベント
JRが長野県とタイアップして行う観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」の開催まで100日と迫った。
23日は、県内一斉にPRイベントが行われた。
伊那市内の大型店では、上伊那地方事務所や伊那市の職員など6人が、チラシを配ってキャンペーンをPRした。
伊那市のキャラクター・イーナちゃんもPRに参加し、人気を集めていた。
このPRイベントは、キャンペーンまで100日前となったことから、県内18カ所で行われた。
信州デスティネーションキャンペーンは今年の10月から3カ月間行われる。 -
山本町の教員住宅 市営住宅に
伊那市山寺山本町団地の教員住宅を、市営住宅として活用する条例改正案が、市議会経済建設委員会で可決された。
25日は、市役所で市議会経済建設委員会が開かれ、山本町団地の教員住宅を市営住宅とする条例改正案について可決した。
山本町団地の教員住宅は、1984年度に建設されたもので、8戸が入居できる。
時代の変化などにより、教員住宅に空きが増えるようになったことから、既存施設を活用していこうと市営住宅とする。
また、老朽化に伴い、4戸が入居できる西春近の市営住宅は廃止される方針。
教員住宅を市営住宅とするのは、合併以降、初となり、伊那市では今後も、教員住宅で活用できるものについては、順次市営住宅としていきたいとしている。
なお、山本町の教員住宅を追加、西春近の市営住宅を廃止すると、市内の市営住宅は、805戸となる。
また、市営住宅から暴力団を排除するための条例改正案も委員会で可決されている。 -
南部小5年生が燈籠づくり
来月3日の南箕輪村大芝高原で行われる七夕とうろう祭りを前に、南部小学校の5年生が22日、燈籠づくりをした。
22日は、燈籠まつりの実行委員会のメンバーが小学校を訪れ、蜜ロウを使ったロウソクや、段ボールを使った燈籠作りを子どもたちに教えた。
七夕とうろう祭りは、子どもたちに南箕輪村での思い出を残してもらおうと9年前から行われている。
南部小の5年生は、毎年燈籠を作って祭りに参加している。
燈籠づくりでは、段ボールを切り抜き、絵や言葉を書いた障子紙を貼り付ける。
子どもたちは、思い思いの絵を描いていた。
七夕とうろう祭りは、3日(土)に大芝公園内の水の広場で開かれる。
夜の7時半ころ、燈籠に火が灯される予定。 -
上の原脳いきいき講座と園児交流
伊那市上の原の脳いきいき講座に通うお年寄りと上の原保育園の園児が22日、交流した。
脳いきいき講座に通うお年寄り約10人と上の原保育園の年長園児23人が、手遊びなどで交流した。
これは、上の原保育園の「ふれあい保育の日」に合わせて行われた。
これまで、園児が脳いきいき教室に参加し、交流することはあったが、お年寄りが保育園を訪れての交流は今回が初めて。
地元のお年寄りに保育園のことを知ってもらおうと、保育園側から呼びかけた。
参加したお年寄りは、子どもたちとの交流を楽しんでいた。
交流会は秋にも開く予定。 -
伊那養護学校ですもう大会
伊那市の伊那養護学校の生徒は21日、木曽青峰高校の相撲部と交流した。
この交流は、伊那養護学校の寄宿舎の職員が当時の木曽山林高校、現在の木曽青峰高校の相撲部を指導していた事が縁で始まり、今年で7年目。
木曽青峰高校の相撲部の生徒6人が伊那養護学校を訪れ、中学部と高等部の生徒とすもうをとり交流した。
伊那養護学校の生徒はこの日を楽しみにしていたということで自分達よりひと回り大きな体にぶつかっていた。
生徒たちは約1時間、交流をしながら相撲を楽しんでいた。 -
保育士グループ関東ブロック前に練習
伊那市内の保育士でつくるグループが、来月新潟県で開かれる「保育研究大会」で発表するレポートの最終確認を、21日にした。
21日は、保育士らが集まり、発表練習と原稿の確認をした。
メンバーは、去年の10月に開かれた県の保育研究大会に出場し、「異なる年齢の子ども同士の関わり」をテーマにレポートを発表した。
そのレポートが評価され、今回、関東甲信越地区の保育園を対象とする大会に出場することになった。
発表者の浦野かづみさんは、異なる年齢の子供同士の関わり合いが、思いやりの心を育てることなどに触れ、各保育園で関わり作りのためにどのような取り組みをしているか、発表していた。
保育研究大会は来月6日、7日、新潟県で開かれる予定。 -
瑞雲墨志会会員展
下平瑞雲水墨画教室に通う生徒でつくる瑞雲墨志会の会員展が23日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
会場には、教室に通う上伊那地区会員の作品81点と、指導者の下平さんの作品23点の合わせて104点が展示されている。
下平さんは、駒ヶ根市出身の85歳。40年ほど前から書道を始め、水墨画も描くようになった。現在は、上伊那地域で9カ所、長野市で3カ所、水墨画教室を開いていて、生徒は約100人いる。
会員展は、水墨画教室に通っている会員同士の交流を図ると同時に、一般の人にも見てもらおうと行っている。
通い始めて4年未満の新人会員や、12年以上のベテラン会員らが、思い思いのテーマを水墨画や水彩画で表現している。
瑞雲墨志会会員展は27日まで。 -
箕輪町の全国カデ・エペ選手権 世界選手権代表選考規準大会に
10月に箕輪町で開かれる、フェンシングの全国カデ・エペ選手権大会が世界選手権出場の選考規準大会となる。
これは、23日に箕輪町の交流センターで開かれたフェンシング全国カデ・エペ選手権大会箕輪町実行委員会で報告された。
カデは選手の年齢が14歳から17歳のことをいい、エペは体のどこかを剣で先に突いた方が勝ちとなるフェンシングの種目。
報告によると、箕輪町で10月に開かれる大会は、来年ヨルダンで開かれる世界選手権の日本代表選考規準のポイント対象大会になるという。
これまで世界選手権への出場は、JOCジュニア・オリンピック・カップ・フェンシング大会の結果だけで決められていたが、今回はJOCと箕輪町の2つの大会の合計ポイントで出場選手を決める。
ポイントの配分など詳細は、近く日本フェンシング協会から発表されることになっている。
実行委員会では、「日本代表選考規準の大会となったことで全国から多くの強豪選手が集まり、フェンシングの町・箕輪をPRできる」と話している。
全国カデ・エペ選手権大会は、箕輪町社会体育館で10月16日と17日に開かれる。 -
上農定時制振興会総会
上伊那農業高校定時制が本年度をもって閉校となることに伴い、資金援助や生徒の教育支援を行ってきた定時制振興会も本年度で解散となる。
振興会の最後の総会が23日、開かれた。
定時制振興会は、伊那市や南箕輪村、同窓会などで構成され、定時制への資金援助や生徒の教育支援を行っている。
来年3月に解散することから、同日は最後の総会が開かれ、本年度の事業計画と予算が承認された。
本年度は、教材費などのほかに閉校に伴い学校誌を卒業生や教育関係者に配布するための資金10万円を援助していくという。
総会では、来年3月3日に定時制最後の卒業式と閉課程式、5日に同窓会主催の記念式典を行うことが学校から報告された。
上農定時制振興会は、昭和45年に発足した。副会長で南箕輪村の征矢鑑教育長は、「これまで定時制の振興に協力させて頂いて最後の総会の日を迎えた。今年度の卒業生が自分の希望する道に進めるよう最後まで見守りたい」と話していた。