-
若者たちが伝統の祇園祭盛りあげて
宮田村津島神社祇園祭宵祭りは19日夜に行われ、阿波おどりやYOSAKOIソーランなど、若者を中心にした楽しい踊りが伝統ある祭りに華を添えた。
阿波おどりは地元の信州みやだ連と、東京高円寺・菊水連によるコラボレーションでにぎやかに。
20年を迎え、子どもたちから大人までが優雅な手さばき、足さばきで観衆を魅了した。
地元の若者でつくる梅舞会のYOSAKOIソーランは、昨年に続いて2回目の祇園祭参加。
小学生の子どもたちも元気に踊り、祭り気分を盛りあげた。 -
シルバー人材会員が役場周辺の環境美化奉仕活動
駒ケ根伊南シルバー人材センター宮田地区の会員は22日、地元宮田村役場で環境美化奉仕活動を行った。村の顔でもある役場庁舎周辺をきれいにしようと、6、7年前から継続。約40人が参加して、庭木の手入れや草刈りなどで汗を流した。
村老人クラブが行っていた活動を受け継ぐ形で、年に1回実施。朝から猛暑となったこの日も、午前中いっぱいかけて作業した。
「今後も村とシルバーが協力を深めていけたら」と会員。額を流れる汗をぬぐいながら、手を動かし続けた。 -
商店街の賑わい復活を目指す
わいわいワクワク市民の会の商店主メンバー
守屋博夫さん(59)
福沢治朗さん(56)
宮沢清高さん(55)まちの元気を取り戻そう竏秩B
思いを同じくする仲間やNPO法人とともに今月初め、駒ケ根市銀座商店街内の空き店舗を改装して「みんなの広場」をオープンした。ホールは気軽に立ち寄れるオープンカフェとして開放し、お年寄りや若者に利用してもらうほか、各種イベントの開催、学習会、展示会会場などとして、多くの市民に活用してもらいたいと考えている。
「これだけ間口の広いところが閉まっていたんじゃもったいない。広場としてオープンできて本当に良かった。今はまだ手探りの状態だけど、最終的には若者からお年寄りまで、さまざまな世代の人が集える場にしていきたい」と福沢代表。
今後は11月までの間、さまざまな取り組みを実施し、その中から良いものを選んで継続していく予定だ。
◇ ◇ -
箕輪ブライトプロジェクトが天竜川護岸に夜間照明設置
箕輪町の事業者有志でつくる「箕輪ブライトプロジェクト」(小池茂治会長)はこのほど、同町のみのわ天竜公園付近の天竜川護岸に太陽光発電による夜間照明2台を設置した。
同プロジェクトは、3年前に発足。自然エネルギー活用の廉価な照明装置の開発に取り組んできた。
試作を重ね完成した市販品にはすでに受注があり5日から組み立てを開始している。
天竜川護岸に設置した太陽光発電照明は、試作機と市販品(太陽光1号機)を1台ずつ。いずれもポールの頂上部に10ワットの太陽光パネルを備え、暗くなると自動点灯。コントローラーで照射時間をプログラムできる。
照明を設置するとメンバーからは「ようやくついた」「悲願達成」と喜ぶ声が上がった。
同照明は日暮れから4縲・時間点灯する。
太陽光1号機は1台25万円(開発記念特別価格19万5千円)。
問い合わせは、箕輪町商工会内事務局(TEL79・2117)へ。 -
死亡事故発生に伴う現地診断と再発防止検討委員会
9日に伊那市西箕輪大萱の信号機のない市道交差点で起こった死亡事故を受け、22日、市職員や伊那警察署員、交通安全協会員らによる現地診断と再発防止検討委員会があった。出席者は伊那署員から事故の説明を受け、交差点の状況を確認後、西箕輪支所での再発防止検討委員会で意見を出し合った。
事故は、午前9時50分ころに、同交差点で北側から南側へと走っていた原付バイクと、東側から右折しようと交差点に進入した軽自動車とが出合い頭に衝突し、原付バイクに乗車していた女性が死亡した。原付バイクは推定時速30縲・5キロほど、軽自動車は推定時速15キロほどで走っており、軽自動車は一時停止をせずに交差点に進入(現場に一時停止の標識はなし)した。事故後に市は同交差点にカーブミラーを設置した。
同交差点のある市道吹上学校線では、5月にも2キロほど北の交差点で死亡事故が起きている。伊那署は2件の死亡事故を受け、西箕輪地区を重点警戒地区に指定し警戒パトロールを強化している。
再発防止検討委員会では、「地区の人たちが一番ここは危ないという点が分かっていると思うので、区長や安協などができるだけそういう意見を吸い上げていけば、まだまだ事故を防げる要員があるのでは」「制限速度が40キロになっているはずだが、朝や夕方は結構なスピードで車が走っていく。標識だけでなく道路上に40キロと書きたいが、それにはどうすれば良いか」など、さまざまな意見や質問が出ていた。 -
第54回中学通信陸上競技長野県大会
第54回中学通信陸上競技長野県大会は19、20日、長野市営陸上競技場であった。上伊那勢は女子共通200メートルの征矢萌唯(箕輪)が26秒22、同共通走り高跳びの松島愛(春富)が1メートル57で全日本中学陸上競技選手権大会(8月18縲・1日)の標準記録を突破。すでに出場を決めている同共通走り高跳びの有賀楓子(春富)と合わせ、同勢は2種目3人が全国大会に出場する。
結果は次の通り。
【男子】 ▼共通400メートル(1)柳原優也(裾花)52秒23(6)福沢大輔(赤穂)54秒78▼同800メートル(1)小林桂太(長野東部)2分5秒11(5)竹村亮作(駒ケ根東)2分7秒54▼同3千メートル(1)松下拓磨(伊那松川)9分6秒61(3)久保田隼(飯島)9分13秒75▼同走り幅跳び(1)中島知則(三郷)6メートル49(5)竹松高彬(春富)6メートル20▼同砲丸投げ(1)安藤純(箕輪)12メートル37=県中新・大会新(4)鰍沢将平(駒ケ根東)10メートル87▼同4種競技(1)水崎悠樹(櫻ケ岡)2134点(4)小林渡(伊那東部)1910点▼2年100メートル(1)下田振一(篠ノ井西)11秒91(3)唐沢玄(南箕輪)12秒00▼1年1500メートル(1)春日千速(駒ケ根東)4分34秒47(2)丸山修平(赤穂)4分34秒76(7)蟹沢淳平(駒ケ根東)4分44秒50
【女子】 ▼共通200メートル(1)塩川瑞希(小諸東)25秒40=大会新(2)征矢萌唯(箕輪)26秒22▼同800メートル(1)安原光(佐久東)2分16秒95(2)北原成美(駒ケ根東)2分17秒57(3)福沢志穂(駒ケ根東)2分19秒95▼同1500メートル(1)真柳亜美(更埴西)4分44秒08(2)湯沢ほのか(駒ケ根東)4分49秒30(3)福沢志穂(駒ケ根東)4分52秒06▼同走り高跳び(1)松島愛(春富)1メートル57(4)有賀楓子(春富)1メートル51(5)丸山晴香(春富)1メートル48(7)中原遥菜(春富)1メートル40▼同走り幅跳び(1)青木亜里沙(辰野)5メートル16(4)大久保萌花(伊那東部)4メートル93(5)小牧柚香(春富)4メートル77▼1年100メートル(1)ディアス・タイナ(鎌田)13秒02(2)武井祐里香(宮田)13秒22(5)二宮萌々(駒ケ根東)13秒76▼3年100メートル(1)塩川瑞希(小諸東)12秒61(2)征矢萌唯(箕輪)12秒84 -
ごみ焼却施設学習会
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設用地に伊那市富県の天伯水源付近が選定されたのを受け、建設予定地の住民有志などが新たに結成した「ゴミ焼却場を考える会」(井上清人会長)は20日「建設予定のゴミ焼却場の安全性を考える学習会」を伊那市の富県公民館で開いた。建設予定地を中心とした近隣の住民など約100人が参加。県廃棄物問題研究会会長も務めた元長野大講師の関口鉄夫さんの解説を聞いて、ごみの焼却とその影響などについて理解を深めた。
関口さんは建設予定地について「この近くには活断層があるはず。さらに背後に山があり、排出ガスが周辺に滞留する可能性が高い点からみて、適地ではない」と断じた。これまでの広域連合や市の説明については「自分たちに都合の良い部分だけしか説明しようとしない。環境への影響や健康被害の可能性など、もっと科学的なデータで示すべき」、導入が検討されている最新鋭の方式とされるガス化溶融炉についても「国や広域連合が示すデータはうそばかり。ダイオキシンも出るし、多くは稼動後の補修費などに毎年数億円かかるとんでもない代物」などと切って捨てた。
井上会長は「住民として正しい判断ができるよう、今後も学習会を継続的に開いていきたい」としている。 -
荒井区マレット大会
荒井区と同区分館は20日、第18回荒井区マレットゴルフ大会を同区の内の萱マレットゴルフ場で開いた。区民約80人が参加し、プレーを通じて親ぼくと交流を深めた。参加者は林間コース特有の傾斜に苦労しながら、歓声を上げてプレーを楽しんだ。
上位は次の皆さん。
▼団体戦(1)川北町(2)上荒井(3)東町▼個人戦男子(1)鷲山伊和男(川北町)(2)宮下収(同)(3)北原久嗣(元町)▼個人戦女子(1)北林志げ子(川北町)(2)武田みつ子(上荒井)(3)北原愛子(東町)▼特別賞(女子最高齢)=御子柴節子(上荒井) -
アートスクールが子どもワークショップ
さまざまな分野の美術に親しんでもらおうと伊那市高遠町の信州高遠美術館が主催するアートスクールは20日、08年度第4回講座「子どもワークショップ」を同町の地域間交流施設で開いた。市内の小学生16人と保護者が参加し、水墨画に挑戦した。
水墨画制作に先立ち、参加者らは屋外に出て、絵を描くのに使う竹の皮や、トウモロコシ、マツの枝、石などを採取。室内に戻ると、描きやすいように先を切ったり削ったりして筆代わりとなる素材を作った。
子どもたちは「何でも自由に描いていいよ」と指示を受けると、早速手造りのユニークな・ス筆・スに墨を含ませ、思い思いに木や虫などの絵を描いて楽しんだ。中には長さ約5センチの円筒形のコンクリート片を紙の上に転がして太い線を描く子どももいた。
指導に当たったのは東京芸術大大学院美術教育研究室の相原健作助手など4人。相原さんらは「発想が素晴らしい」「大胆な筆遣いだ」などと作品を褒めちぎっていた。 -
いなかと都会の絵手紙交流展
東京都中野区の愛好者らと絵手紙を通じた交流をしている「伊那谷絵手紙の会」(倉科照子会長)の作品展「いなかと都会の絵手紙交流展」が20日、伊那市西春近のかんてんぱぱ北丘工場のギャラリーで始まった。
日本絵手紙協会公認講師らでつくる「伊那谷絵手紙の会」会員の作品や会員が指導する講座生らの作品のほか、伊那市民から寄せられた作品など約450点と、中野区の愛好者の約160点を展示。ほのぼのとした優しい雰囲気の作品が並び、訪れた人の目を楽しませている。
作品展は5縲・月の1カ月間にわたり、中野ブロードウェイでも開かれた。同商店街の管理組合理事長で伊那市荒井出身の伊那市ふるさと大使、久保村昭衛さんとのつながりから実現の運びとなった。倉科会長は「今後もさらに交流を深めていければうれしい」と話している。
8月31日まで。午前9時30分縲恁゚後5時。。入場無料。体験教室(300円・7月27日、8月7、10、20日)もある。 -
ドリーム・ベースボール
プロ野球の往年の名選手が野球を通じて地域と交流する「宝くじスポーツフェア ドリーム・ベースボール」が20日、伊那市の県伊那総合運動公園野球場で開かれた。そうそうたる名選手が名を連ねる名球会とOBクラブの24人が訪れ、地元少年野球チームの選手を直接コーチしたほか、伊那市選抜チームとの試合や名球会会長の金田正一さんの講演会なども行われ、プロ野球好きにはたまらない一日となった。
-
小・中学生が藤沢川などで水生生物や水質を調査
伊那市の第21回川シンポジウム「川再発見!せせらぎウォッチング」(実行委員会など主催)が21日、長谷の黒川などを会場にあった。小・中学生や保護者ら60人余が参加。水生生物などの調査結果から、藤沢川中流と黒川中流ともに「きれいな水」と判定した。
「せせらぎ竏秩vは、水生生物や水質調査などを通じて水の環境保全を考えるねらい。例年、三峰川で取り組んでいるが、川の水が濁っていたため、会場を変えた。
小学校教諭ら7人を講師に、子供たちは水素イオン濃度(pH)を調査したり、川に入って石を動かして網に川の生き物を採ったりと夢中になった。
藤沢川では、きれいな水にすむヒラタカゲロウ、ヘビトンボ、ヨシノボリを採集。黒川では、美しい声で鳴くカジカガエルも見つけたという。
手良小学校3年生の男の子(8つ)は「川の中にこんなに生き物がいるとは知らなかった。見ているとおもしろい」と驚いていた。
観察会に先立ち、市役所で天竜川や三峰川にすむ魚を学習。水槽に入ったイワナ、アマゴなど実物を見せながら、信州高遠少年自然の家環境未来センター講師・竹松俊幸さんが「カジカは自然のバロメーター。コンクリートで固められた川で、濁流にあうと生きていけない」「ヨシノボリはハゼの仲間で、胸に吸盤がある」など魚の特徴を解説した。 -
南信三郡対抗陸上競技大会 上伊那2位
第17回南信陸上競技選手権大会、兼第36回南信三郡対抗陸上競技大会(南信地区陸上競技協会主催)は21日、伊那市陸上競技場であった。諏訪勢が269点で2年連続18度目の総合優勝、上伊那勢は237点で2位だった。
大会は中学生から一般までの延べ約800人が参加し、100メートルや走り幅跳びなど男子17種目、女子14種目の計31種目で上伊那、諏訪、飯伊が総得点を競った。女子の3千メートル競歩、三郡対抗1600メートルリレーで3つの大会新記録が生まれた。
結果は次の通り。
【男子】
▼100メートル(1)倉田秀樹(横浜国立大)11秒28(4)加藤一樹(赤穂高)11秒72(6)原翔太(高遠高)11秒92(7)村井大介(駒ケ根工高)11秒93(8)赤沢侑生矢(駒ケ根工高)11秒98▼400メートル(1)古河原達哉(伊那弥生高)53秒20(7)大野裕紀(伊那弥生高)55秒85▼800メートル(1)金子大樹(諏訪・諏訪清陵高)2分0秒52(2)小林正俊(上伊那農高)2分0秒65(4)重盛赳男(伊那北高)2分6秒36(5)池上涼太(ジェルモ)2分7秒84(8)渋谷宥介(伊那弥生高)2分11秒03▼1500メートル(1)牛山雄平(諏訪・諏訪二葉高)4分13秒15(2)佐々木跡武(ジェルモ)4分19秒66▼5千メートル(1)原武司(下伊那・飯田下伊那)15分49秒61(3)倉沢昇平(高遠高)16分6秒83(4)北原弘司(伊那北高)16分18秒96(5)佐々木跡武(ジェルモ)16分20秒09(6)守屋智春(上伊那陸協)16分45秒63(7)濱吉彦(ジェルモ)16分51秒83▼110メートル障害(1)加納淳起(埼玉大)16秒27(2)赤羽巧(伊那北高)16秒29(5)森雅貴(上伊那農業高)17秒04(7)村沢和樹(伊那弥生高)20秒94▼5千メートル競歩(1)飯塚義博(上伊那陸協)28分35秒98▼走り高跳び(1)宮崎友宏(赤穂高)1メートル80(3)清水智成(南箕輪中)1メートル65(6)倉田和比己(伊那中)1メートル60(7)小池千晃(伊那中)1メートル60(8)小林渡(伊那東部)1メートル55▼棒高跳び(1)松沢ジアン成治(高遠高)4メートル70=大会タイ(3)矢野祐貴(高遠高)3メートル80(4)倉田健斗(伊那北高)3メートル80(6)谷川大輔(伊那北高)3メートル00(7)宮沢惇也(春富中)2メートル60▼走り幅跳び(1)原翔太(高遠高)6メートル46(4)美濃部宏亮(南箕輪中)5メートル85(6)宮沢拓人(伊那中)5メートル69▼高校砲丸投げ(1)濱孝幸(諏訪・下諏訪向陽高)10メートル46(6)前島孝介(上伊那農高)8メートル14▼砲丸投げ(1)清水拓也(諏訪・TOKAI AC)10メートル80(3)福島健一(駒ケ根市陸協)7メートル90▼円盤投げ(1)中島公徳(諏訪・セイコーエプソン)26メートル51(3)福島健一(駒ケ根市陸協)23メートル01(5)山口裕(上伊那陸協)16メートル10▼やり投げ(1)北沢大悟(諏訪・STAS)50メートル78(4)春日信二(高遠高)43メートル74(5)山岸亮介(上伊那農高)37メートル60▼400メートルリレー(1)STAS(羽場誉浩、黒沢亮介、北沢大悟、達崎友希)45秒95(2)駒ケ根工高(米沢祥吾、赤沢侑生矢、木下勝寛、村井大介)46秒15(3)南箕輪中(諏訪間和也、唐沢玄、清水智成、稲見正麻)46秒25(6)伊那弥生高(蟹沢恭吾、古河原達哉、大野裕紀、中嶋慎也)47秒14▼三郡対抗1600メートルリレー(1)飯伊(牧内拳、松下悠、木下駿、久保田翔平)3分25秒59(2)上伊那(大野裕紀、古河原達哉、赤羽巧、原翔太)3分32秒96
【女子】
▼100メートル(1)牛山綾(諏訪・諏訪清陵高)13秒22(4)神林風香(伊那弥生高)13秒62(7)小沢彩香(辰野高)13秒86(8)武井祐里香(宮田中)13秒87▼400メートル(1)下島千歩(伊那北高)61秒27(4)赤羽優希(伊那弥生高)63秒34▼800メートル(1)宮沢愛海(諏訪・東海大三高)2分30秒78(3)鹿野知世(春富中)2分33秒17(7)山腰絵里(辰野高)2分37秒23(8)寺平稚博(伊那弥生高)2分37秒45▼100メートル障害(1)鈴木理也(諏訪・東海大三高)16秒30(2)小沢智代(伊那弥生高)17秒52(5)大倉未来(伊那西高)18秒31(6)小沢あゆみ(伊那西高)19秒01(7)杉江美沙(南箕輪中)19秒18▼走り高跳び(1)田中恵(諏訪・諏訪実業高)1メートル60(2)有賀楓子(春富中)1メートル50(4)中原遥菜(春富中)1メートル50(5)松島愛(春富中)1メートル50(6)丸山晴香(春富中)1メートル45(8)伊藤美智花(伊那弥生高)1メートル40▼棒高跳び(1)伊沢楓(春富中)2メートル80(2)田畑みなと(春富中)2メートル70(4)伊藤真夕佳(高遠高)2メートル60(5)桜井まどか(春富中)2メートル40▼走り幅跳び(1)宮坂楓(諏訪・東海大三高)5メートル59(3)桐山明日香(伊那弥生高)5メートル04(4)下平侑美(伊那西高)4メートル95(5)青木亜由美(伊那西高)4メートル87(6)小牧柚香(春富中)4メートル83▼砲丸投げ(1)村田彩香(辰野高)8メートル49(2)大沢樹里(辰野高)7メートル96(4)山口茜(南箕輪中)6メートル97(5)森本若菜(伊那中)6メートル80(6)下島鈴香(上伊那農高)6メートル66(7)上原愛美(辰野中)6メートル56▼円盤投げ(1)守屋美那(諏訪・諏訪実業高)22メートル25(2)大沢樹里(辰野高)20メートル96(4)小林愛美(辰野高)17メートル97(6)小山千絵(伊那西高)15メートル68(7)西沢雅(辰野高)15メートル05(8)瀬戸千映(伊那西高)14メートル23▼やり投げ(1)村田彩香(辰野高)34メートル00(2)小沢智代(伊那弥生高)30メートル58(3)マリーニョ・アナパウラ(高遠高)29メートル72(5)増沢奈々子(伊那弥生高)22メートル68▼400メートルリレー(1)伊那西高(大倉未来、青木亜由美、小沢あゆみ、下平侑美)52秒48(2)伊那弥生高(桐山明日香、赤羽優希、神林風香、伊藤美智花)53秒24(7)伊那中(伊藤楓、金子美穂、田中礼、倉科千紘)55秒81(8)伊那東部中(蟹沢由貴、高橋千夏、中村加奈子、町田佳穂)56秒14▼三郡対抗1600メートルリレー(1)飯伊(原知佳子、南島瑞紀、小林恵利香、南島綾乃)4分4秒18=大会新(3)上伊那(下島千歩、赤羽優希、神林風香、小沢あゆみ)4分14秒84 -
上伊那農業高校「果樹班」
高校農業科の生徒らが研究を発表し合う県学校農業クラブ連盟各種県大会プロジェクト発表(12日、更級農業高校)の食料部門に出場し、発表題目「花粉を征する者は果樹栽培を征する縲怏ハ樹花粉の長期貯蔵及び溶液受粉法に関する研究縲怐vで最優秀賞を受賞した。
発表内容は、開花期のナシ栽培上の問題をきっかけに、長年調査研究して確立した果樹の溶液受粉法及び花粉の長期貯蔵法について。園芸科学科の2、3年生が中心となってつくる「果樹班」が足掛け8年間にわたり、継続テーマとして研究してきた成果だ。
本年度のメンバーは3年生15人、2年生12人、1年生2人の計29人。県大会にはメンバーの代表6人が発表のため出席した。大会同部門には、農業科のある県下12校のうち7校が参加し、それぞれプロジェクターなどを使って研究成果を披露した。
ナシ、リンゴなど人工受粉が必要な果樹が多く栽培されている上伊那地方。果樹の開花時、凍霜害で結実不良が起きやすいため生徒らは、2001年度からナシを対象に被害防止法の研究を始めた。数年後には、農水省が省力化のため提唱した溶液受粉法を凍霜害対策に応用し、効果を確かめた。
粗花粉はスプレー散布の際、容器に詰まりやすく、また、長期保存ができない。そのため、溶液受粉法を研究する中で試行錯誤を繰り返し、精製した花粉を用いるなどで長期貯蔵が可能となることを実証。07年度には、精製済み花粉をリンゴやモモへ利用し、散布試験も行った。
県大会の最優秀賞受賞により、「日本学校農業クラブ北信越ブロック大会」(8月19縲・0日・石川県)に出場する。発表では、長期貯蔵花粉を用いた溶液受粉法を地域に普及する観点から、地元の栽培農家や専門家の意見をまとめ、紹介したいという。
果樹班顧問の北原千歳教諭は「近年の県大会は、各校が長期にわたって研究してきた成果を発表している。地道に研究することは大切。今回は県大会で最優秀賞を受賞できたが、成果が出なくても積み上げていくことが重要となる。技術改善のためにも」
2年間研究に携わった3年生、近藤由佳さん(18)は「他の学校のレベルが高かったので不安だったが、最優秀賞を受賞できてうれしかった」。北信越ブロック大会に向けては「先輩の分も、今まで続けてきた研究の成果を発揮できれば」と意気込んでいる。
日本学校農業クラブ北信越ブロック大会に出場する「果樹班」の代表 -
あばれ神輿豪快に打ち壊し
宮田村津島神社祇園祭宵祭りは19日夜、伝統のあばれ神輿打ち壊し(破壊)で最高潮を迎え、多くの見物客が見守る前でみこしが境内石段から何度も勇壮に投げ落とされた。
「奉仕者」と呼ばれる男衆が交代で担ぎ、5時間ほど練り歩いて午後10時前に神社前へ。
「あげろ」「あげろ」の掛け声で、重さ200キロ以上に及ぶみこしは石段をかけあがり、繰りかえし落として原形をとどまないまでに破壊した。
破片は屋根にあげると厄除けになるとされ、見物客も巻き込んで・ス天下の奇祭・スは盛りあがった。 -
みのわ手筒会が松島保育園児に花火を披露
箕輪町のみのわ手筒会(唐沢修一会長)は18日、箕輪中学校グラウンドで同町の松島保育園児やその家族に打上げ花火や手筒花火を披露した。
昨年、みのわ祭りでの花火の練習を兼ね松島保育園の夏祭りに花火を披露したところ、「ぜひ、またやって欲しい」と好評。今年は、手筒花火、打上げ花火、ナイアガラなど7プログラムを行なった。
園児たちは間近で繰り広げられる、花火の数々に「かっこいい」「すご縲怩「」と歓声を上げていた。
「子どもたちの夏の思い出になれば」と唐沢会長。みのわ祭り(26日)では今回よりもスケールの大きな花火を披露するとのこと。
みのわ祭りの打上げ花火は番場原第2グラウンドで午後7時40分から。手筒花火はみのわ天竜公園で午後8時20分から。 -
県中学校総体各競技結果(各競技上位結果のみ)
◆県中学校総体各競技結果
【水泳】(19、20日・長野市アクアウイング)
◇男子 ▼50メートル自由形(1)濱史弥(諏訪西)26秒54(8)松田優太(宮田)27秒52▼100メートル自由形(1)沼倉寛弥(小川)58秒96(6)松田優太(宮田)1分1秒02▼1500メートル自由形(1)宮原悠磨(信明)18分22秒47(6)釜屋秀雄(箕輪)19分9秒36▼100メートル背泳ぎ(1)山重拓太郎(赤穂)1分7秒40▼200メートル背泳ぎ(1)中村優樹(川中島)2分23秒46(3)山重拓太郎(赤穂)2分27秒29(7)小林侑樹(伊那東部)2分34秒62▼100メートル平泳ぎ(1)後沢秀至(伊那東部)1分10秒71▼200メートル平泳ぎ(1)塩入曜(明善)2分33秒33(2)後沢秀至(伊那東部)2分33秒73▼100メートルバタフライ(1)関谷公希(飯山第一)1分0秒01=大会新(2)岡本聖世(春富)1分3秒54▼200メートルバタフライ(1)岡本聖世(春富)2分22秒59▼400メートル個人メドレー(1)児玉優太(相森)5分11秒30(7)倉田龍馬(南箕輪)5分34秒83▼400メートルメドレーリレー(1)緑ケ丘(金田晋介、福沢隼、佐藤哲郎、宮内貴好)4分34秒61(6)赤穂(米山拓登、山重拓太郎、佐々木塁、荒木駿輔)4分58秒97▼総合順位(1)緑ケ丘58点(7)赤穂20点
◇女子 ▼100メートル自由形(1)小橋侑奈(若穂)1分1秒70(4)藤沢聡美(箕輪)1分5秒36▼200メートル自由形(1)小橋侑奈(若穂)2分13秒81(3)浦野栞里(赤穂)2分15秒86(4)藤沢聡美(箕輪)2分17秒35▼400メートル自由形(1)浦野栞里(赤穂)4分49秒28▼100メートル背泳ぎ(1)吉川千里(旭ケ丘)1分9秒21(4)三石友貴(中川)1分12秒13(8)春日みわ(春富)1分14秒64▼200メートル背泳ぎ(1)佐藤綾(墨坂)2分25秒77(5)春日みわ(春富)2分35秒74(8)三石友貴(中川)2分37秒95▼100メートル平泳ぎ(1)玉井なるみ(広徳)1分17秒34(2)小原瑞季(赤穂)1分19秒70▼200メートル平泳ぎ(1)小山令実(長野東部)2分44秒78(4)小原瑞季(赤穂)2分52秒31(7)片桐あゆみ(赤穂)2分58秒57▼100メートルバタフライ(1)丸山愛未(広徳)1分7秒56(4)植田愛美(伊那東部)1分10秒47▼400メートルリレー(1)若穂(小橋侑奈、小林愛、小林咲映子、沖田真優紀)4分21秒93(5)赤穂(浦野栞里、片桐あゆみ、大前侑未、小原瑞季)4分32秒30▼400メートルメドレーリレー(1)旭ケ丘(吉川千里、竹村弥都希、久保敷美香、櫻井恵美)4分46秒01(4)赤穂(大前侑未、小原瑞季、片桐あゆみ、浦野栞里)5分4秒40(7)箕輪(那須綾乃、木下静菜、藤沢聡美、高阪千波)5分24秒40▼総合順位(1)長野東部63点(3)赤穂46点
※8月5日、石川県加賀市で北信越大会がある
【バスケットボール】(19、20日・茅野市総合体育館ほか)
◇男子 (1)長野北部(4)赤穂
◇女子 (1)浅間(2)箕輪
※男女各上位3校は北信越大会(8月5、6日・石川県津幡町)に出場
【軟式野球】(19、20日・諏訪湖スタジアムほか)
(1)高森(2)箕輪
※箕輪は北信越大会(8月5、6日・石川県珠洲市ほか)に出場
【新体操】(19日・松本市総合体育館)
▽団体(1)赤穂(唐沢紗季、小原恵、山崎真緒、新井彩夏、大沼利佳)10・950点▽個人総合(1)三沢真希(松島)22・425点(フープ11・275点(1)、ボール11・150点(1))(3)池田奈美(箕輪)20・675(同9・900(4)、同10・775(2))(6)原未那美(西箕輪)19・550(同9・900(4)、同9・650(7))(7)唐沢紗季(赤穂)19・125(同9・400(9)、同9・725(6))
※8月5日、石川県加賀市で北信越大会がある
【バレーボール】(19、20日・長野市真島総合スポーツアリーナ)
◇男子 (1)飯綱(3)辰野
◇女子 (1)裾花(2)辰野
※8月5、6日、石川県金沢市で北信越大会がある
【ソフトテニス】(19、20日・東御市東御中央公園テニスコート)
◇女子 ▼個人(1)白沢・梨子田(松川)(3)倉田・永井(南箕輪)
※個人上位6ペアは北信越大会(8月5、6日・石川県小松市)に出場
【卓球】(19縲・0日・長野市南長野運動公園体育館)
◇男子 ▼団体(1)三陽(2)南箕輪(4)伊那東部▼個人(1)藤原康明(若穂)(4)諏訪宝(辰野)(5)下平晋也(南箕輪)
※8月5、6日、石川県小松市で北信越大会がある
【柔道】(19、20日・長野市長野運動公園総合体育館)
◇男子 ▽個人50キロ級(1)濱田翔(東御東部)(3)小沢達也(辰野)▼同55キロ級(1)斉藤雄高(東御東部)(3)今溝翔登(辰野)▼同60キロ級(1)宮森奎成(東御東部)(2)山岸翼(辰野)
※8月5日、石川県白山市で北信越大会がある -
宮田兄弟殺人初公判
07年9月8日夜、弟を包丁で刺して殺害したとして殺人と銃刀法違反の罪に問われている宮田村町二区の元会社役員、宮下進八郎被告(58)の初公判が22日、地裁飯田支部であった。弁護側は被告が包丁で刺した事実については認めたものの、手に包丁を持っているという認識がないまま被害者とつかみ合いになった結果刺してしまったもので、殺人罪には当たらず傷害致死が適当竏窒ニ主張した。進八郎被告自身も「殺意など持っていなかった。予想外の展開だった」として争う構えを見せた。
検察官側は冒頭陳述などで、被告は定職につかない弟の秀啓さん=当時(49)=が母から金をせびり取っていることを許せないと思い、事件直前に電話で「今からぶっ殺しに行くぞ」などと言った上で、あらかじめ包丁を用意して被害者宅を訪れ、自分から攻撃を仕掛けたもので、殺意は認められる竏窒ニした。
弁護側は、訪問を受けた被害者がいきなり被告の頭を殴り始めたことからつかみ合いになった竏窒ネどと反論。過剰防衛の結果との認識を示した。被害者宅へ行ったのは殺そうと思ったからではなく、立ち直らせたいと考えたからで、被害者に腕力で負けては説得ができなくなるため、たまたま手にしたのが包丁だったというだけで殺意はなかった竏窒ニ主張した。当日、被告が酒に酔っていて、極度の酩酊(めいてい)状態だったとも述べた。
進八郎被告は「遺族におわびしたい」とした上で「弟が自分のために死んでしまったことは間違いないが、言いたかったことは、どんな仕事でもいいから働いて家族を養ってほしいということだった」と述べた。
起訴状によると、被告は自宅から包丁を持って秀啓さん宅を訪れ、玄関内で秀啓さんの胸など少なくとも4カ所を刺した。
第2回公判は8月5日。秀啓さんの妻など3人の証人喚問が行われる。9月9日の第3回公判で検察官の論告求刑と弁護人の最終弁論が行われて結審する予定。 -
伊那市出身・斉藤浩明さん 世界ベテラン卓球で活躍
ニッパツ(本社・横浜市)に勤める斉藤浩明さん(46)=伊那市出身=がこのほど、ブラジルのリオデジャネイロで開催された「第14回世界ベテラン卓球選手権大会」に出場した。2004年に初出場した横浜大会から3大会連続の出場となった。
大会は5月24縲・0日、世界50カ国以上から約1400人が参加し、40歳以上の各男女年代別のシングルス、ダブルスで競った。出場したシングルスは予選リーグ(2勝1敗)を突破し、決勝トーナメント1回戦で敗退。ダブルスは日本テレビ系の番組「笑点」でおなじみ、山田隆夫さんとペアを組んで挑んだ。結果は予選リーグ敗退だったが、日本人を中心に多くの応援を得て、会場を盛り上げたという。
斉藤さんは96年3月までニッパツ駒ヶ根工場で勤務し、同4月から現在の勤務先である本社・横浜市へ異動。その後も、上伊那卓球連盟の会員として、地元上伊那の卓球愛好者との交流を続けている。
次回大会は2年後の中国・モンゴル自治区で開催。「次こそは山田さんとペアで初勝利を」と斉藤さん。「世界各国の人たちと交流できることはすばらしい。今後、上伊那の卓球愛好者と世界の愛好者との掛け橋になれれば」と話している。
山田隆夫さんとのペアで会場を盛り上げた斉藤さん(写真=本人提供) -
【NPO「トンボ谷の山育て村」会長 石原信行さん】
「人間は自然の力を借りて生きていることを自覚するべき。ここでは生きる上での基本が確認できる」
ずっと暮らしてきた名古屋市から今年4月に伊那市新山の山林に移り住み、都会の人や子どもたちとともに山の良さを実感できる場所にしようと「トンボ谷の山育て村」を立ち上げた。
名古屋市の職員だった2年前、KOA森林塾の通年コースを受講し、山についての基礎知識を学んだ。
「森林の素晴らしさを実感し、それまで漠然と考えていただけだった田舎暮らしに具体的で明確なビジョンが見えてきた。せっかく暮らすなら田んぼや畑の中ではなく、山林にしようと竏秩v
いくつかの候補地の中から、山の様子が気に入った新山に決め、約6600平方メートルの山林を購入した。昨年5月、山林内の一部を造成し、夢だったログハウスの建築に着手。専門業者の手を借りつつ、協力を買って出た友人らとともに家造りに汗を流した。
今年定年を3年余して57歳で退職。山での暮らしを始めた。
「住むならログハウスと思っていた。壁に木の地肌が見えている風情がいい。木材は飯田産の遠山杉を使っている。今年4月に住み始めたが、最高に快適。夏になっても涼しく、名古屋の暑さとは比べるべくもない。冬も暖かいというが、これは未経験だからまだ分かりませんね」
特に気に入っているのは、こだわって手造りしたという五右衛門風呂。
「下からゆっくりと温かみが伝わってきて何とも言えないほどいい気分です」
水は深さ40メートルの井戸からくみ上げている。家にはテレビもない。 「不便な生活に見えるかもしれないが、これこそ心豊かに生きる暮らしというものじゃないかな」
◇ ◇
「トンボ谷の山育て村」は山林での生活を楽しむ場だ。
「田舎での暮らしを通じて、何か社会に貢献できることがあるのではないかと考えた。機能性優先の都会に暮らす人たちに、もっと自然の良さを理解してもらい、自然の流れの中での生活リズムを体験してもらえたら竏秩Bそんな人たちが気軽に来られるスペースを提供したい」
訪れた人たちを泊めるゲストハウスはまだ建築中だが、年内には完成させたいという。
購入した山林は以前カラマツを植林した人工林だったが、伐採された後に広葉樹などが自生し、現在は自然の雑木林になりつつある。
「だが、このまま放っておくとボウボウの山になってしまう。日本の里山は、手を入れてつくる自然ともいうべき存在。ここはほんの小さなエリアではあるが、頑張ってそんな山にしていきたい」
(白鳥文男) -
大芝高原まつり ポスター図案など入賞者表彰
南箕輪村の「第23回大芝高原まつり」をPRするポスター図案などの入賞者表彰式が18日夕、村役場で行われた。祭りの実行委員会が選定した最優秀賞3点、優秀賞4点、佳作10点の作者、南箕輪中学校の生徒17人が訪れ、実行委員長の唐木一直村長から賞状を受け取った。
図案は同中のわくわくクラブ美術部の31人が一人1作品ずつ応募。6月中旬、実行委員会の副委員長、顧問、事務局ら11人が審査員となり、祭りのポスター、うちわ、パンフレットの図案となる最優秀賞3点など入賞作品を決めた。
表彰式で美術部顧問の辻やよい教諭は「中学生の図案を採用してくれる南箕輪村に感謝してほしい」とあいさつ。美術部の倉田愛実部長は「部員が今まで頑張って描いてきたものなので、表彰していただけてうれしい」と話した。 -
南箕輪村消防団 水難救助訓練
南箕輪村消防団(松沢武夫団長)は19日、大芝公園村民プールで08年度水難救助訓練を実施した。村消防団員、赤十字奉仕団委員ら約80人が参加。伊那消防署員を講師に招き、心肺蘇生法などの救助方法を学んだ。
訓練は水難事故が増えるこの時季に合わせて開いている恒例。心肺蘇生法のほか、AED(自動体外式除細動器の操作方法、浮き輪などを使った救助訓練で、有事の際の対処方法を勉強した。
浮き輪などを使った救助で、消防署員は「しがみつかれないよう、救助者の前からではなく後に回って救助を」と話した。また、本年は衣服を着たままの団員が救助者役となり、実際の救助を想定して訓練を行った。
##(写真たてよこ)
救助者に浮き輪を投げる団員 -
駒ケ根高原美術館で伊那市出身の板絵画、絵本作家・有賀忍さんの個展
彫った板に色彩を施した「板絵」を多く手がけ、絵本作家としても活躍している伊那市出身の有賀忍さん(62)=東京都=の個展「童心の風景竏瀦モヘ星・母は花竏秩vが19日、駒ケ根市の駒ケ根高原美術館で始まった=写真。幻想的で遊び心あふれる作品120点以上が、訪れた人の目を楽しませている。
有賀さんが板絵を制作し始めたのは30年以上前。版画の版木にヒントを得て、そこにアクリルで色彩を施すようになったのがきっかけで、彫りを施した板にさまざまな色を何度も塗り重ねることで、独特で神秘的な世界を表現している。
絵のテーマには父親と子どもが戯れている様子を描いたものが多く、有賀さんは「今の時代、父親の存在が薄くなっている中、子どもよりも夢中になっているお父さんを描き、そこから『子どもと一緒にいることが一番幸せなんだ』というメッセージを伝えたかった」と話す。
そのほかにも世界の民話をテーマとした板絵や有賀さんが手がけた絵本の原画やアニメーションの原画なども展示している。
8月31日まで(会期中は無休)。開館時間は午前9時縲恁゚後5時半。入館料は大人千円、大高性800円、小中学生500円(毎週土曜は小中学生無料。
問い合わせは駒ケ根高原美術館(TEL83・5100)へ。 -
第16回駒ケ根市小学生相撲大会で小学生力士らが練習の成果を競い合う
第16回駒ケ根市小学生相撲大会が19日、同市駒ケ根高原切石公園の土俵であった。市内の小学生力士約360人が出場し、優勝を目指して土俵の上でぶつかり合った。
-
おすすめ絵本リスト「絵本だいすき!」620冊配本
心豊かな育ち願い伊那市の保育園で読み聞かせ充実子どもたちに良い絵本と読み聞かせの楽しさを毎日味わってほしい-と願い、伊那市の保育士でつくる市保育園読み聞かせ推進委員会(小坂澄江委員長)は、初の取り組みで年齢別に選定したおすすめ絵本リスト「絵本だいすき!」の全620冊を購入し、巡回用の16キットに分けて園に配本する。18日、美篶公民館で開いた委員会で、第1回対象の16園にキットを配った。
委員会は充実した読み聞かせを研究するため06年秋に発足。市内保育園から各1人、26人の委員で構成する。
園ごとに購入する絵本の蔵書数は各園でばらつきがある。これまで明確な図書費の予算もなかったことなどから、委員会がおすすめ絵本の配本を検討。07年度の1年間かけて物語絵本、科学絵本、赤ちゃん絵本、ナンセンス絵本の4分野を意識し、絵や文の構成がしっかりして温かみがある、集団で見ることで楽しさが増す-などの基準で選んだ。
絵本や本棚など約80万円で市予算で購入。痛みを防ぐブックコートをし、年齢別の見分けシールも張った。
年齢別の40冊余を1キットとして16キットを1カ月ずつ配本。約2年間で全園に回す。毎日の読み聞かせに利用するほか、家庭にも広がるよう保護者に紹介する機会も設ける。
アドバイザーの春日由美子さんは、「ゲーム、テレビ世代で、耳で生の声を聞き理解することが少なくなっている。心の発達、コミュニケーション能力を育てるため、読み聞かせに力を入れ、子どもに本を楽しんでほしい」と話した。 -
アレチウリ駆除インストラクター養成講座
「三峰川みらい計画」の実現と、環境にやさしい地域づくりを目指して活動する市民団体「三峰川みらい会議」(織井秀夫代表)は18日、アレチウリ駆除インストラクター養成講座を伊那市で開いた。27日の県流域アレチウリ駆除一斉行動日に合わせ、同会議も参画して実施する「第10回アレチウリ駆除大作戦」の参加者に前もってアレチウリについての理解を深めてもらう狙い。
指導に当たったのは織井代表と、同会議クリーン作戦チーム代表の丸山宏一さん。伊那市浄水管理センターの室内でアレチウリの生態などについて講義した後、天竜川・三峰川合流点近くの河川敷で実地講習をした。丸山さんは「アレチウリは1本1本を根こそぎ抜き取る方法でしか駆除できない。人手がかかるので、たくさんの人の協力がぜひ必要」と参加者に訴えた。
織井代表は「講座は今年で10回目。その間の修了者は延べ百数十人になる。彼らがそれぞれの地域で駆除活動に当たってくれているおかげで、この辺のアレチウリはかなり減ってきた」と話した。
修了者には認定証と特製の「インストラクター」バッジが贈られた。 -
『伊那路』総目録発刊
郷土研究誌『伊那路』を発行する上伊那郷土研究会(伊藤一夫会長)は過去の掲載文などの検索に役立ててもらおうと18日、同誌の総目録第2巻を発刊した。月1回発行の『伊那路』の396縲・14号(90年1月縲・8年3月)に掲載されたすべての論文、紀行、短歌などの表題を「巻号別」「執筆者別」と、歴史、民俗、文学などの「分類別」に整理した。第1巻に比べ「分類別」の項目を44縲・9に増やすなど、検索のしやすさに配慮した。
『伊那路』は57年創刊。総目録第1巻は同誌の400号記念事業として91年に発刊されて好評を得ている。号が重なるにつれ、総目録の続編を希望する声が高まったことから、創刊50周年と600号発行の節目の年に当たる07年、記念事業として第2巻の発刊を決めた。12月に作業に取り掛かり、慎重に調査、編集作業を進めてようやく発刊にこぎつけた。
伊藤会長は「資料として使いやすくなるよう、神経を使った。苦労したが、分かりやすいものに仕上げることができた。さまざまな分野の研究に活用してもらえればうれしい」と話している。
B5判、189ページ。300部印刷し、会員や希望者に1冊3千円で販売する。問い合わせ、申し込みは伊藤会長(ファクス78・6719)へ。 -
祇園ばやし屋台が巡行
350年の伝統を誇る宮田村津島神社祇園祭宵祭りは19日開き、祇園ばやしの屋台が市街地を巡行。伊那谷に本格的な夏の訪れを告げた。
氏子の子どもたちが屋台を引っ張り、浴衣姿の女の子たちが手踊りを披露。
小学生から高校生も参加する宮田祇園囃子保存会が笛や太鼓で、涼しげな音色を響かせた。
日中は突き刺すような暑さとなったが、沿道には数多くの見物客が詰めかけ、勇壮なあばれ神輿とはまた違った雰囲気で祭り気分を味わっていた。 -
シニアあぐりスクール開校
JA上伊那の08年度シニアあぐりスクールが19日、南箕輪村のJAファーム竜西店で開校した。農業に関心のある31人が参加し、来年1月まで全6回で土づくりや野菜栽培などを学ぶ。
家庭菜園から定年帰農を目指す人まで、農業に関心を深め、農業に携わってみようと思う人を対象に開校し3年目。今年の参加者は40歳代から70歳代で平均60歳。
開校式で宮島紀義営農部長は、「大事な食生活を安全に守ってもらうことを大前提にスクールで頑張ってほしい」とあいさつした。
講義では、JA上伊那支所別の扱い農産物販売品数量実績、全国の主要野菜の作付け面積、農業の役割と機能など上伊那農業の概要や農業を取り巻く情勢について、また第1回テーマで「病害虫防除と農薬知識」を学んだ。村内の野菜ほ場と果樹園も見学した。 -
津島神社で平成の大改修が完了、竣工奉告祭
1年半にも及んだ宮田村津島神社の改修事業が全て完了し19日、竣工奉告祭が開かれた。社殿の屋根ふきかえに始まり、大提灯、のぼり旗などの新調、参道石段の改修まで事業は多岐に及んだが、地域の絶大な協力で落成。関係者約60人が集まり、・ス平成の大改修・スが無事終了したことを祝った。
築110年ほどが経過した社殿。1934(昭和9)年以来の大改修で、氏子総代経験者や区長らで改修委員会を組織して事業を進めてきた。
氏子や地元企業からよせられた寄付は2千万円にものぼり、老朽化が目立った社殿以外の各種設備にも手を入れた。
「氏子の皆さんの協力あってこそ、この日を迎えられた」と改修委員会の幹事長を務めた長矢好幸さんも感慨深げ。
奉告祭では、新調した直径1・2メートル、高さ3・2メートルに達する大提灯や拝殿幕などを掲げてお披露目した。
保科充会長は「津島神社は地域の拠り所。長年の懸案だった改修もでき、今後も気持ちをひとつに大切にしていきたい」と話した。
この日は、あばれ神輿で有名な同神社祇園祭宵祭りにあたり、新装なった社殿一帯で伝統の祭りが繰り広げられた。