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「桐の木から生まれた人形」展
伊那市の人形作家 御子柴明實さんと、御子柴さんの教室に通う生徒の作品展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、御子柴さんと生徒8人の作品、35点のほか、生徒たちが持ち寄った小物などが展示されています。
作品展は、「桐の木から生まれた人形たち」と名付けられていて、どれも桐の木からつくられています。
人形は、木を掘って、貝殻を砕いた粉をなんども重ね塗りし、布をきめこんで作ります。
時間も手間もかかるという事で、長いものでは1年ほどかかっているということです。
中には、自分の孫をモデルに作ったものや、節句のために作った雛などが並んでいました。
御子柴さんは、「忙しい合間を縫ってコツコツと作った作品ばかり。若い人たちに関心を持ってもらいたいし、興味のある人にはぜひ挑戦してもらいたい」と話していました。
この、桐の木から生まれた人形たち」は、7日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那西保育園児が野菜畑探検
伊那市の伊那西保育園の園児は、4日、野菜畑探検をしました。探検したのは、伊那西保育園に野菜を提供している小池農園の畑です。
小池農園の小池満さんの子供が伊那西保育園に通っていることもあり、この野菜畑探検は、去年から行われています。
最初に、葉っぱからどんな作物が取れるかを当てるクイズがありました。
子供達は、ニンジンや大根、ナスなどを見事に当てていました。
そのあと、カボチャのトンネルをくぐって畑に出ました。
そこには、丸い物体がごろごろ転がる不思議な光景が広がっていました。
丸い物体は、スイカでした。
小池さんから叩いていい音がするものがおいしいと聞いて、子供達は、スイカの音を確かめていました。
また、実際に半分に割って、本当にいい音のスイカがよく熟しているかを確認しました。
そのあと、ジャガイモ畑に移動してイモ掘りを体験しました。
子供達は、「大きい。たくさんある」と話しながら、ジャガイモを掘っていました。
小池さんは、「この地域の子供たちなので、野菜の収穫を体験したことのある子どもが多いが、みんなで収穫すると、また一段と楽しいと思う。」と話していました。
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高遠消防署新庁舎お披露目
伊那市高遠町小原で建設が進められていた高遠消防署の新しい庁舎が完成し、4日お披露目されました。テープカットなどの式典で完成を祝いました。
新しい高遠消防署は、これまでの庁舎の老朽化や伊那市との合併に伴う業務拡大で手狭になったことから建設されたもので、今年2月に着工、8月末に引き渡しとなりました。
敷地面積はおよそ2千8百39平方メートルで、延べ床面積は769平方メートル。
女性用の仮眠室が設けられている他、これまで高遠消防署にはなかった、訓練棟が設置されました。
また、通信業務が一元化され、伊那消防署からの指令が放送で署内に流れるようになり、コンピューターの画面に現場の地図が表示されるようになりました。
高遠署の管轄エリアも拡大となり、旧高遠町のほか、長谷地区、富県の新山地区と、美すず地区、手良地区の一部が担当地域となりました。
小坂樫男市長は、「出動を考えれば、素晴らしい場所に建設することができた。地域の消防、防災拠点として、住民の方々に充分答えられると思う。」と新しい施設に期待していました。
新しい庁舎は、あす午前9時から午後7時まで一般公開され、救急の日の今月9日から業務が開始されます。
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上伊那教育財政懇談会、開催
上伊那の教育関係者が県への要望事項について話し合う、上伊那教育財政懇談会が4日、伊那市の信州伊那セミナーハウスで開かれました。
会場には教育委員会や学校長、PTAなど、およそ80人が集まり、地元の県議会議員と上伊那の教育課題について協議しました。
懇談会では、上伊那の高校募集定員数ついて、ある中学校の校長から「今年度の中学校卒業生2千人に比べ、上伊那8校の募集定員が千5百人と少なすぎる。もっと高校の募集定員を増やしてほしい」と要望が出されました。
また、高校の募集定員が少なく、上伊那から近隣地域に流出する中学生が多くなっている現状を受け、ある保護者からは「通学距離が長くなれば危険も増えるし、親の負担も大きくなる。安心・安全のためにも地元高校に通わせたい。」と意見が出されました。
これらの意見に対して地元県議からは、「高校の募集定員数の増員について、県がやるべきことはどんなことなのか、具体的な施策を挙げて要望した方が良い」と話していました。
今回協議された内容は、再検討したのち、10月中に県の教育委員会などに要望する予定です。
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平和を考える夕べ
戦争を知る人たちからその体験を聞き、平和について考える機会にしようと、3日夜、伊那市手良公民館で、「平和を考える夕べ」と題したイベントが開かれました。
この企画は太平洋戦争が終結して63年経ち、戦争を体験した人が高齢になる中、戦争と平和について考えようと手良公民館が独自に企画したものです。
語り部を務めたのは、伊那市手良中坪の酒井稔さんです。
酒井さんは大正4年生まれの92歳。昭和11年に軍隊に入ります。
翌年には、陸軍下級将校らが1400人の兵を率いて大蔵大臣などを殺した2・26事件に遭遇し、酒井さんは鎮圧に携わります。
およそ2年間の兵役を終え、除隊しますが、45日後にまた招兵され、中国で旅団司令部として、各地の戦線に立ちます。
終戦を迎えたときは、道路や橋の建設や爆破工作を行う工兵として千葉県にいました。
本土決戦が行われる際には千葉県から敵が侵入してくることが想定されていたということです。
酒井さんは、「戦争は殺し合い。たくさん人を殺したほうが勝つ。あんなにむごい事はない。もう二度としてはならない」と話していました。
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水稲の作柄「平年並み」
農林水産省関東農政局は3日、水稲の作柄概況を発表しました。伊那地域を含む長野県南信は平年並みとなっています。
関東農政局によりますと、5月中旬の低温と梅雨入り後の低温また日照時間が短かったことから初期の生育は良くなかったということです。
しかし7月に入り梅雨前線の活動が弱まり高温で日照時間も長くなったことから生育が回復し、今年の作柄は平年並みと見込んでいます。
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元北ベトナムの女性スパイ、活動を語る
ベトナム戦争時代、北ベトナムの女性スパイだったグゥエン・ティ・グゥエットさんによる講演会が2日夜いなっせで開かれました。
この講演会はベトナムの孤児などを支援している、NGOマイニャーベトナムが開いたものです。
9月2日のベトナム独立記念日にあわせて開かれた講演会には、およそ40人が集まりました。
講演は日本語が話せないグゥエンさんにかわり、娘で日本人と結婚したタカサゴ・バンさんが通訳しながら進められました。
グゥエンさんは現在59歳で、19歳の時に北ベトナムのスパイとなり南ベトナムに侵入しました。
講演では国のためにスパイとして活動しながら、そのことを隠しフィアンセと結婚し悩んでいたことなどについて語っていました。
グゥエンさんは結婚し子供が生まれてから、スパイであることを打ち明けたということです。
グゥエンさんは戦争を経験しながらも結婚し子供を授かったことは幸運だったと話していました。
NGOマイニャーベトナムでは、講演活動などを通じてベトナムについて多くの人に知ってもらい、支援の輪を広げていきたいとしています。
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箕輪消防署、パチンコ店電光掲示板でPR
9月9日の救急の日を前に箕輪消防署は、パチンコ店の電光掲示板を使ってPRをしています。
PRに使っているのは、国道153号バイパスのパチンコ店の電光掲示板です。
4店舗の協力を受け、救急に関する言葉や電話番号などを繰り返し表示しています。
このPRは、9日まで行われ、箕輪消防署では「住民の皆さんの目に触れる機会を少しでも多くし、救急に関する意識を高めたい」と話していました。
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ゴミ処理施設 伊那市区長会へ説明会
伊那市の区長会を対象にした新しいゴミ中間処理施設についての説明会が、昨夜、市役所で開かれました。
昨夜は、伊那市の区長80人余りが参加し、新しいゴミ中間処理施設の建設に向けた経過と施設の概要について説明を受けました。
説明会では、処理施設の建設にむけた想定スケジュールの最新版が、初めて示されました。
これまでは、環境アセスメントの調査を始める時点から設計、施工の発注までにおよそ4年間を見込んでいましたが、今回示されたスケジュールでは、アセス実施の了解が得られた時点から、設計施工の発注までに5年半と修正されています。
これは、アセスメントの結果が提出された以降に、地元から事業実施の同意を得るために設けられたおよそ1年間の期間を加えたための修正となります。
なお、説明会はスムーズに進行し、意見・質問も1件出されたのみでした。
意見は、住民に不安を与えないよう、議会などに理解を求める事を伊那市に要望するものでした。
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NTNと箕輪町、中曽根水源使用で協定
株式会社NTN上伊那製作所は2日、工業用水として中曽根水源を使うことについて箕輪町と協定を結びました。箕輪町役場でNTNの田中彰一社長と平澤豊満町長が協定書を取り交わしました。
NTNは箕輪町中曽根に工場があり車や建設機械などの車軸の回転に使われる部品を製造しています。
中曽根水源からひかれた水は、工業用水として製造部品の洗浄に使われます。
NTNではこれまで会社敷地内の井戸水を利用し1日およそ130トンの水を使っていましたが、生産量の増加から、新しい井戸を掘り、さらに中曽根水源から水を引くことで、1日500トンの水を確保したということです。
中曽根水源はNTNからおよそ1.2キロ西にありこれまで、使われていませんでした。
工事費3600万円をかけて水道管を引き、先月通水試験をおこない、水が引けることが確認されています。
協定により水源からNTNまでの水道管などは今後箕輪町が維持、管理することになります。
協定締結にあたりNTNは「地元の企業として、地域に貢献していきたい」と話し、また町は「地元企業の育成に協力していく」と話しています。
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箕輪町保育課題検討員委員会 発足
箕輪町の保育園のあり方を協議する検討委員会の初会合が2日夜箕輪町役場で開かれました。
委員会では、保育園の統合、幼稚園の誘致なども視野に入れ検討を進めていきます。
発足した委員会は、保育園に通う前の子供を持つ保護者や、民生児童委員、町関係者など15人で構成されています。
2日夜は平澤豊満町長が、松下勲(いさお)委員長に検討内容を諮問しました。
内容は、大きく分けて2項目です。
(1)保育サービス向上のため、町内9つの保育園の統合・民間委託、私立幼稚園の誘致を含んだ運営形態の検討、(2)それらを踏まえた町全体の保育施設の整備について竏窒フ2つを協議し、来年3月をめどに町長へ答申します。
現在箕輪町では、「一味ちがう箕輪の子ども育成事業」として、運動あそびや英語遊び、読育を積極的に取り入れていますが、保育園運営の行政コストが割高になっている事や、施設の老朽化などが課題となっています。
委員長は「箕輪の次代を担う大事な子供達のため、検討に力を注いでいきたい」と話していました。
委員会では、まず近隣市町村を含めた保育園の視察を行って現状を把握します。その後、約10回の協議の中で結論を出し、来年3月中には町長に答申する計画となっています。
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高遠町出身北原巖男さん東ティモール大使に
伊那市高遠町荊口出身の北原巖男さんは3日伊那市役所を、訪れ小坂樫男伊那市長に東ティモール民主共和国特命全権大使就任のあいさつをしました。
北原さんは、父親の転勤で県内各地に住み、中央大学卒業後、当時の防衛庁に入り防衛施設庁長官などを歴任しました。
現在61歳で、防衛庁時代に東ティモールへの自衛隊PKO派遣にかかわったことなどから、このほど東ティモール大使に就任しました。
東ティモールは2002年に独立した新しい国で、人口は100万人ほどだということです。
北原さんによりますと、治安が悪く、道路整備も遅れているということですが、国づくりに関わることができるのは、幸せなことだと話しています。
北原さんは今月9日に出発、10日に着任する予定です。
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美篶小にグアテマラから手紙の返事
伊那市の美篶小学校3年2組の児童が、7月に南米の国グアテマラの子どもたちに書いた手紙の返事が、今日、届きました。
手紙を届けたのは、アマランサスの栽培や、日本の農産物直売所のノウハウを普及・指導するためにグアテマラを訪れていた信州大学農学部の根本和洋(かずひろ)助教です。
3年2組の子どもたちは、今年、総合学習でアマランサスを育てています。その指導を根本さんがしていることが縁で、グアテマラの子ども宛に、アマランサス栽培などについて手紙を書きました。
根本さんは、アマランサスの栽培状況などの視察に8月にグアテマラを訪れ、西部にあるタブロン村の子どもに手紙を渡しました。
そして、その返事を持ち帰り、今日、子どもたちに渡しました。
子どもたちは、手紙を受け取ると、早速開き、友達と交換しながら、翻訳された手紙を読んでいました。
手紙には、アマランサスの絵や、栽培を手伝っていること、家族のことなどが書いてありました。
子どもたちは、「海の向こうから手紙が来ると思うとドキドキした」「グアテマラからの手紙は夢みたい」と感想を話していました。
根本さんは、「喜んでもらえて嬉しい。いつかは、国際中継システムを使って、お互いに顔を見る機会を作ってあげたい」と話していました。
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仙丈の高山植物守れ 鹿防護柵ヘリで荷上げ
環境省は、南アルプス仙丈ケ岳でニホンシカから高山植物等の食害を防ぐための防護柵を2日、現地までヘリをつかって荷揚げしました。
朝6時から伊那市長谷の歌宿から防護柵を設置する仙丈ケ岳の馬ノ背ヒュッテ周辺までヘリを使って荷揚げを行いました。
荷物は、ネットや柵などおよそ3t。作業は7往復行われました。
馬ノ背周辺は、高山植物の名所でしたがここ数年、鹿による食害が深刻しています。
柵は8月にも2日間かけて設置作業が行われました。
作業2日間、南アルプス食害対策協議会やボランティアなどが参加し防護柵の設置を行います。
国や対策協議会では、防護柵の設置後の効果の検証などを行い植生のモニタリング調査を実施していくことにしています。
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県伊那文化会館で県展公開始まる
長野県出身者や在住者による美術展「県展」の展覧会が、県伊那文化会館で開かれています。
会場には、受賞作品と中南信の入選作品など444点が展示されています。
例年作品が多いため、今年から会場ごとに作品を減らして展示しているということです。
今年の県展は、伊那で審査が行われ、日本画・洋画・彫刻・工芸の4部門、559点が入選しました。
展覧会は、上田・松本でも順次開かれることになっています。
伊那会場での展示は、7日(日)まで県伊那文化会館で開かれています。
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伊那市議会開会、箕輪町議会も
伊那市議会9月定例会が、今日、開会しました。
今議会には、29議案が提出されています。
総額4億2750万円の補正予算案には、旧上伊那図書館の改修工事費2億5578万円が含まれています。
旧上伊那図書館は、昭和初期の建物で、できるだけ建築当時の様子を残そうと、先月27日に、市の有形文化財に指定されました。
改修工事は、耐震補強、防火扉などを付ける防火対策、入り口付近に3階までのエレベーターを付けるバリアフリー化などで、工事は来年2月に行われます。
ほかに請願として、今シーズンで伊那スキーリゾートの経営から株式会社ヤマウラが撤退を表明していることについて、スキーリゾートがある西春近財産区から、株式会社ヤマウラに経営存続を働きかけるよう要請した請願が提出されています。
伊那市議会9月定例会は、10日から12日に一般質問が行われ、24日に閉会します。
また、箕輪町議会も今日開会し、20議案が提出されています。
箕輪町議会9月定例会は、8日9日に一般質問が行われ、16日に閉会します。
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南箕輪村、福祉灯油券323万円 補正予算に計上
南箕輪村は、原油価格高騰に伴い、福祉灯油券を支給する補正予算案を、9月定例議会に計上します。
2日開かれた南箕輪村議会全員協議会で示されたものです。
村では、今年1月から3月まで灯油券の支給を実施しましたが早くにまとめて灯油を買ってしまった家庭があったため、今年は9月定例議会に予算を盛りました。
灯油券は、一世帯につき18リットル6枚つづりです。
対象となるのは、住民非課税世帯のうち70歳以上の高齢者や生活保護の世帯などで村内230世帯を見込んでいます。
事業費は323万円をもっていて、予算が通れば11月から支給する予定です。
また燃料・飼料高騰に伴い、園芸施設農家などに対しても支援を行います。
補正予算案に140万円を盛っています。
燃料は、1リットル当たり2円の補助で上限が10万円。
飼料については1t当たり500円の補助で上限は5万円となっています。
期間はいずれも10月1日から来年3月31日までを予定しています。
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あるしんに、振り込め詐欺防止で感謝状
振り込め詐欺による被害を未然に防いだとして1日、アルプス中央信用金庫ナイスロード支店に伊那警察署から感謝状が贈られました。
伊那警察署で感謝状授与式がおこなわれ、あるしんナイスロード支店の宮沢茂樹支店長に篠田彦雄署長から感謝状が手渡されました。
あるしんナイスロード支店は先月18日、伊那市の23歳の男性から「サイトの利用料が未納」との連絡を受け、振り込め詐欺と気付かずATMから現金160万円を振り込んでしまったとの相談を受けました。
支店ではすぐに対応し引き下ろされる前に振込取り消し手続きをしたことから被害を未然に防ぐことができました。
今回のケースは男性が現金を振り込んだ当日に、支店で素早く的確な処理をしたことから被害をまぬがれることができたということです。
今年に入ってから伊那署管内の振り込め詐欺による被害は8月末現在5件で金額は、およそ700万円にのぼっています。
伊那署では急な振込を要求するものはまず疑い、警察や家族などに相談してから対応してもらいたいと話しています。
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箕輪町で、ふなとりどろんこ天国
泥だらけになって自然と親しむイベント「ふなとり泥んこ天国」が31日に箕輪町松島の休耕田で行われました。
このイベントは、箕輪町公民館松島分館が行ったもので、子どもやその保護者30人ほどが参加しました。
松島分館では、屋外に出て親子でふれあう講座フリースクールを行なっていて、今回もその事業の一環です。
休耕田には、5月に放したフナが3センチから5センチのものに育っていて、子どもたちは泥だらけになって魚を追い回していました。
松島分館の中村博志分館長は「今の時代、泥の感触を知らない子どもも多い。土とたわむれるいい機会です」と話しています。
ある保護者は「こどもも生き生きしているが親も夢中になってしまう。とったフナは、家の池で育てる予定」と話していました。
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箕輪町で福祉の祭典、「ふれあい広場」
箕輪町の福祉の祭典、「ふれあい広場」が31日、松島の町民体育館などで開かれました。
体育館では、ステージ発表が行なわれ、会場を訪れた人たちが音楽やダンスを楽しみました。
展示コーナーには、福祉施設の入所者たちが作った作品や地域社協の活動が紹介されていました。
屋外では、ボランティア体験エリアとして車いすやアイマスクの体験会が開かれていました。
子どもたちは、遊び感覚で車いすを体験し、「段差はやっぱり大変」と話していました。
この日は、改修工事が終了した社会福祉総合センター1階のボランティアセンターもお披露目されました。
箕輪町社会福祉協議会では、センターの愛称とロゴを募集しています。
募集期間は、9月26日までで、選ばれた人には記念品が贈られます。
町社協では、「温かみがあり癒されるボランティアセンター」をイメージして応募して欲しいと呼びかけています。
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ついに上がった!大芝花火大会
23日から延期されていた大芝高原まつりの花火大会が31日夜行われ、雨上がりの澄んだ夜空に迫力ある大輪の花が咲き乱れました。
打ち上げられたのは、当初の予定どおり、77番組、1,200発で、訪れた人たちは、大芝ならではの頭上で開く迫力ある花火を楽しんでいました。
大芝高原まつりの花火大会は、当初8月23日土曜日に行なわれる予定でしたが、悪天候の為30日に延期となっていました。
しかし30日も雨にたたられ昨日へと延期されていました。
31日も夕方から雨となり開催があやぶまれましたが、午後7時30分の打ち上げ直前に雨は止み、豪快な8号玉やスターマイン、音楽花火が上伊那の過ぎ行く夏の夜空を焦がしていました。
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長谷中花壇、県の中央審査へ
先月上伊那で行われた、学校花壇コンクールの地方審査の結果、伊那市の長谷中学校が県の中央審査に進む事が決まりました。
長谷中学校は、ここ数年、毎年中央審査に進む常連校となっています。
今回行われた秋の審査では、(1)夏の気象条件が悪かったものの、見事な花を咲かせ管理も行き届いている事、(2)地域に、花を提供して一緒に育て、学校以外でも環境整備を行っている事などが評価されました。
県の中央審査は9日(火)から行われる事になっています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
住所表示変更業務の契約、市民グループが監査請求へ
伊那市が発注した、住所表示変更にかかわる業務について、市が市内の測量設計会社で作る伊那市測量業共同組合と随意契約を結んだ事が違法であるとして、1日、住民グループが小坂樫男伊那市長に対して住民監査請求しました。
「公正な入札を実現する伊那市民の会」代表の若林敏明さんが、関係書類を、伊那市の監査委員事務局へ提出しました。
監査請求したのは、平成19年1月に伊那市と組合との間で締結した、伊那地区の住所表示変更業務委託契約についてです。
会では、この業務を請負代金1627万5千円で随意契約により委託したのは、違法だとしています。
地方自治法や伊那市財務規則では、今回の委託契約のケースで随意契約が認められているのは、発注金額が50万円以下です。
例外として、50万円以上でも競争入札に適さないものや緊急を要するもの等に該当した場合は、随意契約が認められています。
小坂樫男伊那市長は今回の請求を受け「今回の契約は適法と思っている。監査委員の今後の状況を見守りたい」とコメントしています。
市監査委員会では、明日から60日以内に、この請求を受理するかどうか判断し、受理する場合には監査結果をまとめる事になっています。
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プロレスごっこでチャリティー
プロレスごっこを通して、長野県を元気にしていこうと、県内を30時間でまわるチャリティーイベントが8月30日から31日にかけて行なわれました。
31日の昼前、伊那インターチェンジ近くのスーパーで、プロレスごっこが繰り広げられました。
8月30日から31日にかけて行なわれた30時間チャリティープロレスごっこは、社会人のプロレスごっこで地域を元気にしようと活動している団体、信州プロレスリングが行なったものです。
スタッフが支柱になり、ゴムひもをめぐらせたリングで、一般も飛び入りで無茶さんと戦うという趣向です。
人が支柱となっているためリングは自由に移動ができ、無理やり対戦させられる人もいました。
しかし、最後は笑顔で無茶さんとの対戦を楽しんでいるようでした。
伊那での対戦を終え一行は、次の会場となっている白樺湖を目指して出発していきました。
この日の午後6時30分には、最終地点の上田市のスーパーでプロレスラーの蝶野正洋(まさひろ)さんと対戦。無事募金を上田市の知的障害者更生施設に寄付したということです。
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防災の日前に、南箕輪村で訓練
防災の日前日の休日だった31日、各地で防災訓練が行なわれました。
南箕輪村では、村内12の区で、自主防災組織がそれぞれがテーマを決めて地震訓練を行ない2,975人が参加しました。
南殿区では、区独自に作成した防災マップを基に、エリアごとに分かれて課題や心構えなどについて話し合い、防災に関する講演も聞きました。
村役場では、直下型地震を想定し、住民へのメール配信サービスによる避難場所の案内や初動マニュアルも作成。具体的に災害を想定し、担当部門ごとに災害時の初期段階での対応策の検討が進められていました。
なお、伊那市が高遠スポーツ公園総合運動場で予定していた主会場訓練は、雨によりグラウンドが使用できない状況で中止となりましたが、各地区の自主防災会は訓練を実施し、85の会場で4,978人が情報伝達や消火訓練に汗を流しました。
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松島運輸区でJR東海が地震防災訓練
JR東海は1日、地震による電車の脱線を想定した訓練を箕輪町松島で行いました。
JR東海で車両管理を行なっている関係者や駅員が、地震による災害復旧訓練を行いました。
訓練は、午前9時40分、震度5強の地震が発生し駅構内で電車が脱線したとの想定で行われました。
JR東海では、3年前から、伊那松島運輸区構内を使って、毎年9月1日に脱線した車両の復旧訓練を行っています。
脱線した車両の重さは46tあり、少しずつジャッキアップし、水平を保ちながら、約30分かけて線路の上に戻されました。
また、今回は伊那、箕輪、辰野の消防署員も初めて訓練に参加し、電車の下敷きになった人の救出訓練を行いました。
JR東海飯田支店の日向聖一支店長は「日頃の訓練や知識を大事にして、それぞれの役割を明確にし、いざという時、すぐに対応できるようにしたい」と話していました。
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伊那市、東海地震想定し防災訓練
防災の日に合わせ、1日、伊那市は、東海地震の発生を想定した、伊那市総合防災訓練を行いました。
本庁や高遠町・長谷総合支所の職員、あわせて120人が参加しました。
訓練は、午前8時43分に、震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。
ロールプレイング方式は、時間の経過により災害や被害の状況が、進行係の職員から与えられ、訓練実施側の職員は、その状況に対して、対応を判断し実行します。
この訓練は、災害への対応や指揮能力を高め、危機管理能力の向上を図る事を目的としています。
また、今年は国土交通省天竜川上流河川事務所が中心となり開発を進めている、新しいシステム「天竜川流域GIS」を訓練に取り入れました。
このシステムは、インターネット回線を利用し、自治体の枠を超え防災情報を共有できる、地理情報システムです。
発生した被害や状況を、コンピュータで打ち込むと、どの端末でも情報を引き出せ、それらが蓄積されます。
従来災害の状況を把握するために使かったホワイトボードや、災害状況の連絡に使ったFAXの替わりになると言うことです。
訓練では、防災GISの機能や操作性を把握すると共に、その効果的な運用体制を検証していました。
訓練を終え、小坂樫男伊那市長は「今日の訓練を基礎にして、いざと言う時には、十分に力を発揮してほしい」と話していました。
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また雨 大芝花火31日に再延期
30日予定されていた南箕輪村の大芝高原花火大会は、雨のため中止となり、31日の午後7時30分からに延期となりました。
大芝高原の花火大会は、当初、23日に予定されていましたが、今日に延期となっていました。
しかし、今日も朝から雨の降り続く天候で、大芝高原まつり実行委員会が中止を決めました。
花火大会は明日の午後7時30分からとなっています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
高遠高校兜陵祭 30、31日一般公開
伊那市の高遠高校で文化祭、兜陵祭が、30・31日の2日間の日程で一般公開されています。
このうち。体育館下のスペースでは、書道コースと書道部の生徒らによる、巨大書道の実演が行われました。
生徒達は、畳2枚程の大きさの紙に、高さが腰まである筆を使い、漢詩の一説を書きました。
皆、全身を使い、力強い文字を書いていました。
また、美術コースと美術部の生徒達の作品を並べた教室では、紙で作った家の模型や、自由なテーマで描かれた油絵などが並べられています。
高遠高校の文化祭、兜陵祭は、明日も午前10時から一般公開される予定です。
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起業者セミナー「創業塾」、今年も開講
新しく事業を始めようと考えている人や、起業して間もない人を対象にした、セミナーの開講式が30日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
創業塾と名付けられた、このセミナーは、起業の心構えや、事業計画などを学んでもらおうと、伊那商工会議所が開いています。
3年目となる今年は、上伊那・下伊那地域の20代から60代までの25人が参加しています。
開講式で、伊那商工会議所の伊藤正専務理事代行は「セミナーを通して、起業へのモチベーションを高めると共に、ネットワークを広げる場にしてほしい」と挨拶しました。
開講式のあと、早速第一回目の講義が行われ、飯田市の経営コンサルタントの星井あき子さんが「事業計画と自己分析」などについ話をしました。
星井さんは、「物の考え方や取り組む姿勢等について、自分の傾向を知る事が、良好な人間関係を作れる手段」と話し、ビジネスの場面でも大いに役立つとアドバイスしていました。
このセミナーは、9月27日までの5日間の日程で開かれ、マーケティング戦略やビジネスプラン作成等について、学ぶ事になっています。
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