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伊那と木曽創業者交流でビジネスマッチング
伊那市と木曽の創業者商品などをPRする伊那・木曽地域ビジネスマッチングプラザが26日、伊那市で開かれました。
これは、伊那商工会議所が開いたものです。
平成18年に権兵衛トンネルが開通したことにより伊那と木曽の生活圏と経済圏がひとつになりました。
今回、両地域の創業者が集まりビジネスチャンスにつなげていこうと開かれました。
今日は、伊那地域から7社・木曽地域から6社の事業所が参加し、一人5分ずつお店などを紹介しました。
伊那市西町で手作りのおはぎの販売をしている百瀬江子さんは、自分と同じように木曽でおはぎを販売してくれる人がでてきてくれるとうれしと発表しました。
また木曽で犬の訓練などを行っている宮田和久さんは、トンネルがあいて伊那が近くになったので企業同士の交流をしていきたいと話していました。
会場には、各事業所で持ち寄った商品も展示され、参加者同士商品の説明をしたりして会話を弾ませていました。
伊那商工会議所では、これで終わりにするのではなく今後も伊那・木曽で交流を続けていきたいとはなしていました。
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伊那中央病院で看護師再就職支援研修会始まる
看護の仕事から離れている人に現場復帰を考えるきっかけづくりにしてもらおうと伊那中央病院で26日から看護士再就職支援研修会が始まりました。
伊那中央病院と県看護協会がタイアップして行った平成16年から実施しています。
今日から29日まで、病院の現状を学んだり人形をつかった注射・採血などを学びます。
今回参加したのは看護士の職から離れている人や、現在看護職として働いている人など12人です。
研修会では、安全な看護ケアに必要となる技術を理解するとともに看護職として貴重な人材である事を認識し再就職を目指します。
初日の今日は、最近の看護師の動向や医療の安全性などについて資料をつかって伊那中央病院の看護士が説明しました。
伊那中央病院の看護師は現在384人。今年度看護基準がみたされ7人の患者に対し1人の看護士がつく体制となりましたが、まだ看護師が不足している状態です。
講師を務めた看護師長の有賀のぶこさんは、この研修を通して一人でも多くの方に病院で働いていただきたいとはなしていました。
この看護師再就職支援研修会は29日まで行われます。
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伊那市で食育推進会議設置
伊那市は、食育をより効果的に推進するため伊那市食育推進会議を設置しました。25日夜、今年度初めての会議が市役所開かれました。
伊那市は国で定められた食育基本法を基に昨年度、伊那市食育推進計画を策定しました。この、計画に沿って食育推進活動の実施や計画の進捗状況を確認していくため食育推進会議を設置しました。
25日は、学校や保育園、食に関係のある団体をはじめ公募の市民など20人に小坂樫男市長から委嘱書が手渡されました。
会議では、推進計画の策定までの経過などが報告された他、事業計画などについて意見を交わしました。
今年度の事業計画では食生活・健康ジャーナリストの砂田登志子さんによる食育講演会が予定されています。
また食育を推進するため、食育推進会議の中から食育応援団を結成します。
食育応援団は、地域との連携をとりながら企業や外食産業への協力の呼びかけ、保育園や学校への出張食育講座などの食育の普及啓発活動を行います。
応援団は早ければ来年4月から実施する計画です。
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写真サークル「彩」の作品展、かんてんぱぱホールで
駒ヶ根市の赤穂公民館の写真サークル「彩(いろどり)」の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、四季折々の植物を撮影した作品54点が並んでいます。
サークル「彩(いろどり)」は、駒ヶ根市を中心に伊那市から松川町までの24人が参加しています。
会員は花などの植物が好きで、その綺麗な姿を残したいという思いで、植物を被写体にしています。
初めのうちは大勢で撮影に出かけていたということですが、結成15年ほどとなった最近は、撮影のコツをつかんできて、少人数ので出かけることが多いということです。
ある会員は、「花の気持ちを考えながら一番いいところを捉えるのが難しい。写真を見て、花の表情や思いを感じてもらえたら嬉しい」と話していました。
このサークル「彩(いろどり)」の写真展は、31日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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国有林の有る南信の市町村長、集まる
国有林がある南信地域の17の市町村による協議会の総会が、26日、伊那市の南信森林管理署で開かれました。総会では、中部森林管理局・南信森林管理署の今年度の事業について説明がありました。
今年度は、ニホンジカなどの被害に対する防衛策として、南信森林管理署で作るワナ捕獲チームと地元関係機関とが連携して捕獲を行うことや、間伐作業などを低コストで効率のよいものにするシステムの導入などを積極的に行う計画です。
また、鹿による被害と対策の現状について説明がありました。
それによると、伊那市長谷の国有林などに設置した防護柵は、効果があることが分かったものの、落石・倒木・積雪などで破損するところも多く、山など自然条件の厳しいところではメンテナンスの手間がかかるという課題が報告されました。
協議会代表世話人の小坂樫男伊那市長は、「南アルプスの食害は広く、山梨県側との協力も必要になってくると思う。これからもお互いに協力しあっていきたい」と挨拶しました。
なお、南信森林管理署では、伊那市や大鹿村などシカによる被害の大きい地域36haに、今年度新たに柵の設置を行う予定だということです。
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県美術展、作品審査会始まる
今月31日から始まる、第61回県美術展の作品審査会が26日から、県伊那文化会館で始まりました。
61回となる今年は、県内在住・出身者から937点の応募がありました。審査は、今年の展覧会が伊那会場から始まることから伊那で行われました。
作品は、洋画・日本画・彫刻・工芸の4つの部門毎に審査され、26日は、635点と応募のおよそ7割を占める洋画の審査が行われました。
審査員は、展覧会を主催する信州美術会の会員や外部審査員が務めます。
会場に作品が運ばれると、札を上げ、一作品毎に点数をつけていきました。
審査は28日まで行われ、知事賞・県教育委員会賞など13の賞が決定します。
県美術展は、今月31日(日)から9月7日(日)まで、伊那市の県伊那文化会館で開かれ、その後上田、松本の会場でも開かれます。
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日本大会前に、タヒチアンダンスを披露
タヒチアンダンスチーム「ティアレ・ヘイプア長野支部」は23日、南箕輪村村民センターで公開練習をおこないました。
主婦らで集まる、ティアレ・ヘイプア長野支部は、伊那市を拠点に活動しているグループです
今月31日に東京都でタヒチアンダンスの日本大会があることから、家族や、お世話になっている人達に、日頃の練習成果をみてもらおうとステージで発表しました。
タヒチアンダンスはお祝いの時など感謝の敬意を表す踊りです。
打楽器のリズムに合わせて踊り、腹筋や背筋など全身を使います。
メンバーは、赤や黄色などの華やかな衣装を身にまとい独特なダンスを笑顔で披露していました。
会場には、友人などおよそ140人が訪れ大きな拍手を送っていました。
長野支部からは、即興で振付をするソロ部門に5人・団体部門に1組が出場します。
メンバー達は上位を狙えるよう頑張りたいと話していました。
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伊那市で消防団協力事業所認定
消防団活動に積極的に協力している事業所への、認定証交付式が、22日、伊那市で行われました。伊那市消防団の団員が勤務する、29の事業所が認定を受けました。
消防団協力事業所の認定は今年度から行われているもので、2人以上の消防団員が勤務し、事業所自体も消防団活動に協力していることが基準となります。
また、認定を受けた事業所は、就業規則で団員が不当な扱いを受けないと定めていることなど、要件を満たしていれば、事業税の減額を受けることができます。
伊那市消防団では、団員1105人のうち、およそ8割の830人が事業所に勤務しています。
小坂樫男市長は、「事業所の協力なしでは消防団は成り立たない。日頃の協力に感謝している。今後ともご理解いただきたい」と挨拶しました。
認定を受けた事業所を代表して、上伊那森林組合の井沢通(いさわみち)治(はる)組合長は、「消防団員がいる事業所として、より一層防災意識を向上させ、活動に協力していきたい」と、今後の協力を誓いました。 -
箕輪町で災害時非常無線通信協定の締結
箕輪町のアマチュア無線愛好家でつくるグループは、25日、箕輪町と災害発生時に情報収集や伝達面で協力する協定を交わしました。箕輪町アマチュア無線非常通信協力会の清水洋会長など3人が役場を訪れ、平澤豊満町長と、協定を交わしました。
協力会は、今月8日に発足し、町内在住や町内の企業に勤務する人など25人が登録しています。
災害時には、会員が、小型の無線機を携帯し、災害現場で情報収集活動をし、災害本部へ報告します。
平澤町長は、「未知数な所もあるが、組織が育ち能力が上がれば大きな力となり、災害に強い町になる」と話し、協力会の活動に期待を寄せていました。
清水会長は、「上伊那でも初めてのケース。今後は自治体の枠を超え横の連携を取り、ネットワークを広げたい」と話していました。
会では、来月行われる箕輪町の防災訓練に参加し、地域毎の電波の強さや、各自の役割について確認をしたいとしています。
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伊那市中央区で防災訓練
9月1日の防災の日を前に23日、伊那市の中央区で防災訓練が行われました。
訓練は、東海地震が発生し伊那市でも大きな被害がでたとの想定で行われました。
この訓練は中央区が独自に実施したもので災害時の情報収集や高齢者を救助することで、被害を最小限にしようと行われました。訓練は今回初めて、区と救助支援隊が合同で行いました。
救助支援隊は、地元住民で集まる組織で、災害時にお年寄りなどの支援や救助をおこなおうと昨年発足しました。
訓練では、中央区公民館に災害対策本部が設置され、各総代がけが人がないかなどを区長に報告していました
公民館では、救助支援隊が今年の7月に購入したチェーンソの使い方を確認したほか、リヤカーでけが人の搬送訓練をおこないました
中央区では、いつ起こるか分からないのが災害。万が一に備え年に何回か訓練を実施していきたいとしています。
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ゴミ焼却炉について考える学習会
新ゴミ処理施設について考える学習会が23日夜、伊那市美篶のきらめき館で開かれました。
地元有志が開いたもので、地区住民およそ20人が参加しました。
学習会では、伊那市議会議員の飯島光豊さんが候補地に決まった経緯や問題点などについて説明しました。
飯島さんは「ごみ問題の専門家を加えて科学的な議論をする必要がある。地区対策会議のような組織を立ち上げ市と住民が議論する場をつくる事が必要」だと話していました。
また学習会では、地元有志でごみ焼却場を考える会を設置する事が確認されました。 -
西箕輪「景観育成特区」指定前に研修会
伊那市西箕輪地区の、「景観育成特区」指定を前に、25日、建築業者や広告業者を対象とした、研修会が、伊那市駅前ビル「いなっせ」で開かれました。来月、県下初の特区指定を前に、届出等の手続きが、円滑に導入できるよう開かれ、会場には、建築業者や広告業者などが参加しました。
最初に、県の担当者が、特区指定の経緯や、地区ごとの観育成の基準について、話をしました。
その後、新築や増築で床面積が20平方メートルを超える場合の工事や、表示面積が3平方メートル以上広告塔を設置する場合など工事の規模により、届出が義務付けられると説明しました。
また、特区になると、県の景観条例により、違反した場合には、工事の変更や中止の指導をする場合があると、説明していました。
県では、特区指定により地域独自の景観育成が行える事や、新しく住む人にも効力が及ぶ事など、その効果に期待を寄せています。
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U14県選抜の春富中北澤君、フランスへ
県サッカー協会が行う、長野県中学生選抜のフランス遠征に参加する、伊那市の春富中学校2年の北澤優也(きたざわゆうや)くんが、今日、小坂樫男市長を訪問しました。
北澤君は、小学校1年生からサッカーをしていて、現在は上伊那の中学生を中心としたチームに所属し、ミッドフィルダーとして活躍しています。
フランスに行くのは、県内の中学生58人で、各地区の推薦を受け、試合などを通して選抜されました。
選手たちは、今月25日に出発し、来月4日に帰国します。
フランスでは、14歳以下を対象とした国際大会に出場するほか、地元のコーチによるトレーニングや強豪チームとの対戦などを行います。 -
初めての伊那市女性農業者の集い
農業経営の実質的担い手となっている女性農業者の情報交換の場として22日、第1回伊那市女性農業者の集いが市役所で開かれました。
この集いは、農業振興センターが開いたもので、農業に携わっている20人ほどの女性が参加しました。
はじめに上伊那農業改良普及センターの地域生活係長、中口光子さんから魅力ある農業経営、家族の生活をするために約束ごとを取り決める「家族経営協定」についての話を聞きました。
3つのグループに分かれての情報交換会では、農業の楽しい面、厳しい面などについて様々な意見が交わされていました。
「燃料や飼料の高騰できびしいが家族で仲良くわきあいあいとして生活している」「仕事をやめて生きがいづくりのために農業に携わった。自分が育てたものを他人が買ってくれる充実感を味わっている」などの意見が聞かれる一方で、「米は給料、野菜はボーナスと考えているが思うようにいかない」「夫婦2人でやっているが忙しい親の姿を見ている子どもは、絶対に農業はいやだと話している」などと厳しい現状を話す女性農業者もいました。
農業振興センターでは、今後も年2回ほどのペースで、女性農業者の集いを開催し女性農業者の外部との接点としていきたい考えです。
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大芝高原、オリジナル切手発行
南箕輪郵便局は、明日の大芝高原祭りにあわせて、大芝高原の四季を図柄にしたオリジナル切手を発行します。
切手は、80円切手が10枚セットになったフレーム切手と呼ばれているもので、1セット1,200円で今日から販売が始まりました。
明日の祭りで南箕輪郵便局は、高原内の温泉スタンド近くに臨時出張所を出して販売を予定しています。
このフレーム切手は2,000部作成され、売り切れれば終了となります。
郵便局では、切手の販売開始を記念して、今日唐木一直南箕輪村長にこの切手が贈呈されました。
唐木村長は、「大芝高原は、村だけでなく上伊那の高原として親しまれている。今回の切手でさらに日本中にアピールできる。」と喜んでいました。
このフレーム切手は、南箕輪郵便局のほかに、北は塩尻の北小野郵便局から南は伊那市の西箕輪郵便局までの局で買い求めることができます。
郵便局では、「こうした地域に密着したサービスを今後も展開していきたい」としています。
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千葉市の子供たち 長谷に農山村留学
千葉市の子どもたちが自然の中で過ごす、農山村留学が22日から始まり、伊那市長谷で入村式が行われました。千葉市の2つの小学校の6年生121人が、伊那市長谷の入野谷に到着しました。
千葉市では、6年生を対象に夏休みを利用して、人や自然と触れ合う体験事業を行っていて、長野県内18ヵ所に希望者およそ千人が訪れています。
開村式で、伊那市長谷総合支所の中山晶計支所長は、「自然や動物、地域の人が長谷の宝物。多くのものと触れ合って、楽しい思い出を作ってください」と歓迎しました。
子どもたちは、早速川に入り、長谷の自然を満喫していました。
子どもたちは、長谷地域の民家に宿泊したり、長谷小学校の児童と交流するなどして、4泊5日を過ごします。
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伊那市役所で打ち水大作戦
暑さが峠を越す頃とされる処暑の前日、22日に、伊那市役所では、打ち水大作戦が行なわれました。
打ち水大作戦は、日本の夏の習慣、うち水を復活させ、ヒートアイランドを少しでも押さえていこうと全国的に2003年から始まりました。
伊那市役所でも2004年から初めています。
打ち水で涼を呼びエアコンの使用を控えることで、CO2削減にも貢献します。
打ち水は、全国的に24節季の大暑から処暑までの間に行なうことになっていて、伊那市は今日市役所庁舎玄関前で実施しました。
正午すぎの気温は、28度、100人の職員が一斉に打ち水をしたところ2度下がって26度になりました。水は、市役所南側のせせらぎ水路の水を汲んで使いました。伊那市では、今年これまでに伊那まつり会場や市立伊那図書館、高遠町総合支所でも行なっていて、今日は市役所のほか、保育園や長谷総合支所でも実施されました。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
大芝まつりステージ練習に熱
8月23日土曜日の大芝高原まつりステージ発表に出演する保育園児が南箕輪村大芝高原の大芝湖上に設置された特設ステージで練習に励んでいます。
22日は中部保育園の年長児が鳴り物を手に本番に向け、練習していました。
練習で園児らはステージの広さや並ぶ順番、立ち位置などを確認していました。
ステージ発表は大芝高原まつりのイベントのひとつで今年は、キッズダンスや太鼓演奏など28団体が出演します。
当日は南箕輪村内を中心に、上伊那地域のほか、木曽や、塩尻からの参加もあります。
ステージは午前10時から午後7時半までおこなわれ、南箕輪村最大のイベント、大芝高原祭りを盛り上げます。 -
旧井澤家住宅で和紙ちぎり絵作品展
和紙ちぎり絵 しゅんこう伊那教室の作品展が、伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。
会場には、伊那教室に通う生徒16人の作品30点が展示されています。
しゅんこう伊那教室は、伊那市の中村早恵子(さえこ)さんが開く3つの教室の1つで、旧井澤家住宅での展示は、今回が2回目です。
教室では、手すきの和紙を素材にしていて、ちぎる、そぐ、貼るといった手法で作品を仕上げていきます。
和紙の魅力もあって、初心者でも見栄えのする作品を制作できるということですが、和紙を薄く剥がす事で濃淡を生み出し、遠近感を表現できるようには時間がかかるという事です。
中村さんは、「ちぎり絵の一番の魅力は、絵がかけない人でも作品を作れるということ。井澤家住宅の雰囲気と一緒に楽しんで欲しい」と話していました。
このしゅんこう伊那教室和紙ちぎり絵作品展は、25日(月)まで、旧井澤家住宅で開かれています。
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ニシザワ、県とレジ袋削減で協定締結
伊那市に本社のあるスーパーニシザワと長野県は、レジ袋削減のため10月に協定を結ぶことが決まりました。
ごみの排出抑制などを目的としたもので、ニシザワのほか、県内17の事業所が協定を結びます。
協定ではレジ袋削減のため、マイバッグを持って買い物する人の数を全体の60%とすることなどを目標としています。
県では今回の協定を県民スクラム運動として位置づけ消費者団体とも連携しながらレジ袋削減に取り組んでいくとしています。
ニシザワでは、ごみを出さないという意識が大切。ひとつひとつできることから実践していきたい。と話しています。
協定の締結式は各事業所の代表と村井知事、消費者団体が出席し、10月1日に県庁でおこなわれる予定です。 -
箕輪西小が酪農体験
箕輪町の箕輪西小学校の児童は今日、牛の乳しぼりなど、酪農を体験しました。箕輪西小の4年生、15人が、箕輪町農業者クラブの会員から教わりながら乳しぼりをしました。
食育学習の一環で、子ども達に乳製品がどのようにできているかを体験して学んでもらおうと、農業者クラブが開きました。
子ども達は乳のしぼり方を教わると、実際にひとりずつ乳しぼりを体験しました。
初めて触るしぼりたての牛乳に、子ども達は「あったかい」「ぬるぬるする」など声をあげていました。
農業者クラブのある会員は、「体験を通して、牛乳がどのようにできるのか、どんな苦労があるのか、学んでほしい。」と話していました。
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ルナフローラ伊那川北教室の20周年記念展、21日から
花クラフトの教室、ルナフローラ伊那川北教室の20周年記念展が、今日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
ルナフローラは、ねんどで花を作る、花クラフトの愛好家で結成されている会で、伊那川北教室には現在25人の会員がいます。
会場には樹脂ねんどで作られた作品、およそ300点が並んでいます。
花クラフトは使うねんどによっていろんな種類の作品ができるということで、会場には石けんねんどを使った良いにおいのするものや、特殊な液を塗って、陶器のようなツヤを出した作品などがあります。
教室の講師を務める赤羽ひろみさんは、「自分の好きな色にできて、半永久的に残っていくのが花クラフトの魅力。ぜひ会場に足を運んでください。」と来場を呼び掛けていました。
このルナフローラ伊那川北教室の20周年記念展は、25日月曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
北海道犬が児童の登校見守る
伊那市の野生動物追い払い事業で活躍が期待されている北海道犬が、子供達の安全確保にも一役買っています。
21日朝も、平沢地区から伊那西小学校へ通う子供達の集合場所には、北海道犬の姿が見られました。
伊那西小学校の周辺で、17日、18日と熊の目撃情報が相次いだ事から、小学校では、保護者に送り迎えしてもらうなどの対応をとっています。
北海道犬は、勇敢で、熊などをみると追いかける性質を持っていることから、子供達は、昨日から、北海道犬と通学しています。
同行しているのは、保護者の網野嘉彦さんと、メスで生後6ヶ月の北海道犬チョコです。
通 学路の中には、動物が食い散らしたトウモロコシ畑などもありました。
2・5キロの道のりを、およそ30分かけて学校に到着しました。
この北海道犬との登校は、今週いっぱい続けられるという事です。
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全国トイレシンポジウム、伊那市で開催へ
トイレの改善や、トイレを通して環境を考える、全国トイレシンポジウムが、11月に伊那市で開催されます。
21日は、伊那市や日本トイレ協会、各種団体の代表など21人が参加して、シンポジウムの実行委員会が設立されました。
実行委員会設立にあたり、小坂樫男市長は、「伊那市には、トイレを大切なものととらえ整備している企業もあり、開催地としての素地がある。是非、成功させたい」と話していました。
全国トイレシンポジウムは、トイレに関る問題を考える機会にしようと、日本トイレ協会が地元自治体と協力して毎年開いているもので、今回で24回目、県下では初の開催になります。
ふるさと大使で、旅ジャーナリスト会議代表の森田 芳夫(よしお)さんの縁で、今回、伊那市で開催されることに成りました。
毎年、いいトイレの日の11月10日近辺で開かれていて、今回は、11月7日、8日の2日間の日程で行われます。
シンポジウムでは、エベレストに世界で女性としては初めて登頂に成功した、登山家 田部井淳子さんによる基調講演や、高遠城址公園・山岳トイレについて考える分科会などが企画されています。
日本トイレ協会理事の上 幸雄さんは、「その時代時代、自治体によって、トイレについて抱える問題が異なる。トイレの問題が解決しないと、観光地にも成りえない」と話していました。
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施設園芸農家が省エネ暖房技術検討会
原油価格の高騰に対応するための、施設園芸農家などを対象にした省エネ暖房技術検討会が、21日、伊那市ウエストスポーツパーク管理センターで開かれました。
花卉栽培や野菜栽培など、暖房を必要とする施設を持つ農家を中心に、当初予定していた参加人数の倍近い80人ほどが参加しました。
原油価格の高騰に対応してもらおうと様々な技術を紹介する目的で、農業関係団体で組織する上伊那農業生産振興協議会が、初めて開いたものです。
検討会では、まず、長野県野菜花卉試験場の宮本賢二さんが、省エネルギー対策について報告しました。
宮本さんは、暖房ハウスの熱の80%が、ハウスを覆う膜から逃げてしまうとして、膜を二重にして空気を送り込み、空気による膜を張るのが効果的だと話していました。
報告によると、ただ2重の膜を張っただけではほとんど効果がありませんが、空気膜を張ると、燃料使用料を40%近く削減できたということです。
また、中部電力や上伊那森林組合など5つの企業などが、石油燃料に変わる暖房技術を紹介しました。
会場の外には展示も設けられ、関係者が熱心に話を聞いていました。
振興協議会会長の佐藤光吉上伊那地方事務所農政課長は、「過去に無い危機的な状況で、一過性のものとも考えられず、小手先の対応では乗り切れない。新しい技術の導入を前向きに検討し、危機的状況をがんばって乗り切って欲しい」と挨拶しました。
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もっと休ませて! 南箕輪村で今年も奇祭「盆正月」
盆休みの延長を区長らに訴える、南箕輪村田畑区の伝統行事、盆正月が16日の深夜に行われました。
盆正月は、田畑区の伝統を守る会が毎年行っているもので、地区役員の家を一軒ずつまわり、玄関先にバリケードを作って盆休みの延長を訴えるものです。
区長らが寝静まった深夜12時頃、集まった会員たちが、作った正月飾りと一緒に、置きものや棚、ハシゴなど、家にあったものを玄関前に集め、外に出られないようバリケードを作りました。
最後に玄関前に「お正月」と書くと、会員たちは次の家へと向かいました。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
「伝統行事大切だが、後片付けが大変」玄関封鎖の区長、語る
南箕輪村の奇祭「盆正月」で16日深夜、自宅を「封鎖」された田畑区の孕石区長は、翌17日朝6時、玄関先の様子を見て苦笑いをしていました。
ここでは区長が瓦職人ということもあり、玄関先に続く道路に、瓦がならべらられていました。
この朝区長は、各組の組長に電話を入れ、もう一日休みを取るよう伝えていました。
孕石区長は、「地区の伝統行事で守り伝えていくことは、大切だが、あとかたづけが大変です。」と話していました。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那市 大萱で百八灯
伊那市西箕輪の大萱地区で16日、108つの火の玉をつるす送り盆の伝統行事、百八灯が行われました。
この日は会場となった大萱グラウンドに多くの地区住民が集まり、盆踊りや振りまんどを楽しみました。
イベントが終わると、会場を囲むようにつるされていた布製の玉に火がつけられました。
百八灯は、盆の送り火として、また無病息災や害虫駆除を願って、除夜の鐘の数と同じ108つの玉に火をつけるものです。
会場はつるされた108つの火の玉によって、幻想的な雰囲気に包まれていました。 -
伊那市天竜川で 精霊流し
灯篭を流して霊を供養する、精霊流し大法要が16日、伊那市坂下区の天竜川沿いで行われました。
精霊流し大法要は、伊那仏教会が亡くなった人たちの霊を供養しようと、坂下区商工会と協力して毎年行っているものです。
この日は伊那市内の新盆の家族を中心に、先祖代々の霊や戦没者の霊を供養しようと、およそ250人が集まりました。
参加者らは法要を行ったあと、それぞれ思いを込めた灯篭を天竜川へと流しました。
流された灯篭は静かに川を下っていき、参加者らはその様子をずっと見つめていました。 -
箕輪町で無形文化財「おさんやり」
箕輪町の南小河内区に伝わるお盆の伝統行事で、町の無形民族文化財に指定されている「おさんやり」が、16日に行なわれました。
おさんやりは、区内を流れる、「大堰」(おおせぎ)が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったといわれています。
夕方、白い服を身に纏った、地区の男達が、およそ600キロの舟を担ぎ上げると、お舟の巡航がはじまります。地区の災いを舟にのせ、地区外へ運び出すものとされ、2時間かけ地区内を練り歩きます。
日が沈み、暗くなると、おさんやりもクライマックスを迎えます。
男達は、広場に置かれた、舟を担ぎ上げると、木の回りを3周し、その後、左右に揺らしながら、舟を壊しました。
舟の破片は、玄関に飾ると、厄除けになると言われ、集まった人達は1年間の無事を祈りながら、破片を拾い集めていました。【伊那ケーブルテレビジョン】