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高遠城下まつり4年ぶり開催
今年で51回目となる伊那市高遠町の高遠城下まつりが2日、4年振りに商店街で行われ多くの人で賑わいました。
午後1時から高遠町商店街ご城下通りは歩行者天国となり仲町駐車場ではステージイベントや物産展などが行われました。
まつりは、高遠太鼓保存会による演奏でスタート。
町内の各実業団がブースを出展し、子どもたちがスーパーボールすくいや射的などを楽しんでいました。
他に、牛乳パックで竹トンボをつくる体験や金魚すくいなども行われていました。
また、伊那市と友好提携を結んでいる福島県猪苗代町は、そばや天ぷらまんじゅうなどの物産品を販売しました。
総合福祉センターやますそ駐車場では、高遠そばの会が発足25周年とご城下通りの無電柱化を記念して高校生以下の子どもたちにそばを無料で提供しました。
午後1時の開始と同時に長蛇の列が出来ていました。
高遠町地区区長会長で高遠城下まつり実行委員長の伊藤正剛さんは「4年振りのまつりを多くの人に楽しんでもらえた。今後はさらに活気のあるまつりにしていきたい」と話していました。
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いなテレスマホ イベント3日まで
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」のキャンペーンイベントが3日まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
いなテレスマホは、伊那ケーブルテレビが2016年から提供している格安スマートフォンのサービスです。
イベントでは、スマートフォンやタブレット端末を台数限定で大幅値下げし販売しています。
イベント期間中、いなテレスマホの新規申し込みをした人を対象に、最大5千円分の商品券が当たるくじ引きも実施しています。
また会場では、ケーブルテレビ、インターネット等、各種サービスのキャンペーン価格での申し込みも受け付けています。
イベントは3日までで、時間は午前10時から午後5時、ベルシャイン1階の時計台広場で開かれています。
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今年度水稲作柄概況 県内「平年並み」
関東農政局は、8月15日現在の、今年度の水稲の作柄概況を8月31日に発表しました。
それによりますと、長野県内は「平年並み」となっています。
田植え最盛期は「平年並み」、出穂最盛期は、7月下旬から8月中旬にかけてで、去年より2日早くなっています。
6月に大雨や日照不足がありましたが、それ以降は気温が高く日照時間も十分だったことから、
長野県内は「平年並み」と見込まれています。
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高遠そばの会 城下まつりでふるまう
伊那市高遠町のそば店や生産者でつくる高遠そばの会は、2日に行われる高遠城下祭りで高校生以下の子どもにそばをふるまいます。
1日は、高遠閣であすそばを打つメンバーが準備をしていました。
高遠そばの会は、そば復活から25周年と、ご城下通りの無電柱化を記念して、まつりに合わせたそばのふるまいを企画しました。
伊那市社会福祉協議会と連携し、そば大作戦と題して、子どもは無料となっています。
そばのふるまいは、2日に高遠町総合福祉センターやますその駐車場で行われます。
午後1時から3時は高遠そば打ち愛好会が打ったものを、午後3時からは町内のそば店がオリジナルメニューを提供します。
高校生以下は無料、大人は200円となっています。
およそ1,000食用意する予定で、なくなり次第終了となります。
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防災の日 村南部保育園で避難訓練
9月1日は防災の日です。
南箕輪村の南部保育園では、消防団と合同の避難訓練が行われました。
訓練は、地震が発生し、それにより園内で火災が発生した想定で行われました。
地震発生の放送が流れると、園児たちは防災ずきんをかぶって机の下に入り、安全を確保しました。
そのあと、一斉に外に避難しました。
南部保育園では、毎月避難訓練を行っていて、毎年9月1日の防災の日には消防団と合同で訓練を実施しています。 -
箕輪町議会9月定例会開会 14議案提出
箕輪町議会9月定例会が1日に開会し、今年度一般会計に4億3千万円を追加する補正予算案など、14議案が提出されました。
補正予算案には、物価高騰対策として、全世帯に5千円の生活応援券を配布する事業に5,800万円、伊那松島駅の公衆トイレ整備工事に1,300万円などが計上されています。
ほかに、生涯学習まちづくり基金に1億5千万円を積み立てとなっています。
町議会9月定例会は、11日と12日に一般質問、19日に委員長報告と採決が行われ、閉会します。
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熱中症の搬送なし
上伊那広域消防本部によりますと、1日午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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高遠町にそば博物館オープン
「信州そば発祥の地伊那」をさらにPRしようと、改装した蔵を活用したそば打ちの道具や在来種の種などが並ぶそば博物館が伊那市高遠町に1日オープンしました。
博物館は、高遠町商店街にあるおよそ築150年の蔵を活用してオープンしました。
1日は、関係者およそ20人が出席しテープカットをして完成を祝いました。
そばの研究を長年続けている信州大学の井上直人名誉教授が中心となりプロジェクトチームを立ち上げ博物館の開設を進めてきました。
蔵は、3階建てです。
1階には、江戸時代以降につくられた、そばちょこなどが展示されています。
2階は、地元や世界各地の製麺道具や信州大学農学部が収集した国内外の在来品種などの寄贈品が並んでいます。
3階は講習などの会場として使用されます。
そば博物館は、井上名誉教授など有志でつくるプロジェクトチームが運営します。
2日は午後から一般公開を予定しています。
それ以降は、常時開館でなく、イベント開催に合わせて不定期に開館する予定です。
また、そば博物館を活用し、歴史や文化などを学ぶ高遠そば大学が22日と23日に行われることになっています。 -
雅秋園 営業始まる
まだまだ暑い日が続きますが秋の味覚ぶどうが実りました。
箕輪町福与の観光農園「雅秋園」では1日から営業が始まりました。
広さおよそ1ヘクタールの果樹園では、12種類のぶどうを栽培しています。
雅秋園の園主、浦野崇さんです。
1日の朝は、ぶどうを収穫していました。
これまで行っていた、ぶどう狩りは今年から中止し、直売所のみの営業にしました。
園は、家族経営のため、訪れた人たちにサービスが行き届かないことなどから、ぶどう狩りは中止にしたということです。
今年は、暑い日が多く、水まきに苦労したということですが、例年並みに糖度が高いぶどうが出来たということです。
直売所では、種無しのサニールージュや濃厚な甘さで皮にはポロフェノールが多く含まれているナガノパープル、甘みと程よい酸味のあるデラウェアなどが楽しめます。
品種にもよりますが値段は、1パック400円から販売しています。
初日は、地元の人たちが訪れ買い求めていました。
雅秋園の営業は、10月上旬までで時間は午前9時から午後6時までとなっています。
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伊那市内で果樹の盗難 注意を
伊那市内で1日、果樹の盗難が発生しました。
伊那市では、農作物の被害に遭わないよう注意を呼び掛けています。
伊那市によりますと、31日に市内の果樹園1か所でぶどうおよそ50房が盗まれていると関係者から連絡がありました。
伊那市では、見回りやネット、柵などを設置し侵入しにくい環境を作るなど農作物の盗難被害に遭わないよう注意を呼び掛けています。
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市内通学路の危険箇所を「見える」化へ
伊那市内の通学路における危険箇所をデジタル地図上にデータベースとして構築し、危険箇所の「見える化」を目指す、道路空間整備システム構築プロジェクト推進協議会が発足しました。
30日は第一回の協議会が伊那市役所で開かれました。
協議会は学校関係者や国や県・市の職員など15人で構成されてい
ます。
会長には伊藤徹副市長が選出され「各機関と連携し進めていきたい」と挨拶しました。
伊那市では2020年度から、東京都の道路整備会社と連携し、「道路空間整備システム構築プロジェクト」に取り組んでいます。
プロジェクトの一つである、安全な自転車走行空間の確保を目的とした危険箇所の見える化やデジタルマップの作成による安全対策についての取り組みが、国土交通省が行う社会実験に採択されたことに伴い、協議会を発足させました。
協議会では歩行者や自転車など人を重視した道路空間を目指し、利用者・地区・行政の視点から通学路の危険箇所などを評価します。
危険箇所をデジタル地図上でデータベースとして構築し、「見える化」します。
協議会では今後、春富中学校と東部中学校の校区を対象にフィールド調査を行い、来年2月には2回目の協議会を開き、中間報告を行う予定です。
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日体大駅伝部が伊那で合宿
箱根駅伝に75回連続出場している日本体育大学男子駅伝部の合宿が13日から5泊6日の日程で伊那市長谷で行われました。
最終日の18日は朝5時半から選手約20人がトレーニングを行っていました。
合宿は10月の箱根駅伝予選会に向け行われたものです。
日体大はこれまでに10回の総合優勝を果たしていて今年の大会は17位でした。
長野市出身の玉城良二監督は日体大OBで長野東高校女子駅伝チームの前の監督です。
日体大の伊那市長谷での合宿は18日に終了し今後9月中旬まで県内各地で行われます。
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総文祭入賞の内藤さん 朗読会
全国高校総合文化祭の朗読部門で入賞した伊那北高校3年生の内藤真香さんによる朗読会が17日伊那市の春富ふくじゅ園で開かれました。
内藤さんは春富ふくじゅ園の利用者約30人を前に伊那市に伝わる民話を朗読しました。
今月3日と4日に鹿児島県で行われた全国総文祭朗読部門で入賞したほか高校2年生のときに出場したTSB杯長野県高校新人放送コンテスト朗読部門で優秀賞を受賞しています。
内藤さんは「これから勉強も忙しいシーズンに入るので朗読からはいったん離れますが、ひと段落ついたら、また施設訪問に挑戦し多くの方に朗読の世界を楽しんでもらいたいです。」と話していました。
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箕輪町が太陽光発電設備条例化検討の特別委員会
箕輪町は地上に固定する野立ての太陽光発電施設の設置に対し条例化を検討する初会合を31日に役場で開きました。
特別委員会には委員の区長や農業委員、役場職員などおよそ20人が出席しました。
県はゼロカーボン達成に向け、「太陽光発電事業の推進に関する条例案」を県議会9月定例会に提出します。
県の条例案では計画の策定や地域住民への説明会開催を義務づけています。
町では2014年に太陽光発電に関するガイドラインを策定していますが、説明会開催の義務づけは求めていません。
委員会では町のガイドラインと県の条例案の相違点や課題の整理をし、10月下旬に町長へ報告を行う予定です。
町の条例を制定する場合には定例議会に議案を提出し2024年4月の施行を目指すとしています。
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南箕輪村議会9月定例会 10議案提出
南箕輪村議会9月定例会が31日に開会し、3億4千万円を追加する今年度一般会計補正予算案など、10議案が提出されました。
補正予算案に盛り込まれているのは、物価高騰対策として、住民税所得割非課税世帯に2万円、対象者のうち、子育て世帯に3万円を上乗せする、県の給付金事業に800万円、村独自の住民税非課税の対象世帯への福祉灯油券配布に600万円となっています。
ほかに、6月の大雨により破損した、大泉所ダム近くの林道の復旧工事に1,800万円となっています。
このほか、昨年度の繰越金2億7千万円を予備費として計上しています。
村議会9月定例会は、13日と14日に一般質問、15日に委員長報告と採決が行われ、閉会します。
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熱中症の搬送なし
上伊那広域消防本部によりますと、31日午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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野口輝雄さんが西村彗星の撮影に成功
伊那市西箕輪のアマチュア天文家 野口輝雄さんは8月13日に日本人が発見した新彗星「西村彗星C/2023 P1」の撮影に30日成功しました。
こちらが撮影に成功した「西村彗星C/2023 P1」です。
静岡県の天体捜索者 西村栄男さんが8月13日に発見した新しい彗星です。
野口さんはインターネットの記事を見て彗星のことを知り、望遠鏡で撮影を行いました。
彗星の明るさは肉眼では確認が難しい7等級で東の空で観測することができるということです。
パソコンで位置を計算して、30日の午前4時21分に撮影に成功しました。
野口さんは、彗星は9月12日頃最接近し、その頃肉眼でも観測できる明るさになるのではないかとしています。
野口さんによりますと、彗星は太陽に近づくと見えなくなるため最接近の時期を逃すと今後はいつ観測できるかわからないということです。
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伊那市の事業83項目のうち38項目が順調
伊那市地方創生総合戦略審議会が市役所で31日に開かれ、令和4年度の事業の実績が報告されました。
83項目のうち、38項目が順調、24項目が概ね順調、努力を要するがおよそ20項目となっています。
審議会には市議会や各種団体からおよそ20人が出席しました。
伊那市が行う事業を83項目に分け達成度を表す重要業績評価指標の報告が行われました。
順調と区分された項目のうち、年間10人の目標を設定している「事業を通じた結婚者数」の令和4年度の実績は14人でした。
新型コロナの影響もありイベントの制限があったものの、感染防止対策をして積極的な引き合わせを行い、交際・成婚につながったということです。
伊那市が運営する結婚相談所には延べ3,645件の問い合わせがあり、34歳までの男性の割合が多いということです。
ほかに、「市が所有する施設における二酸化炭素排出量」では、年間の排出目標値を8,432トンに設定しています。
令和4年度の実績は9,090トンで目標値に近づいているということです。
小中学校へのペレットストーブ導入や照明のLED化を実施したことが排出量の抑制につながったということです。
また努力を要すると区分された項目として、「農家民泊を伴う教育旅行の来校数」では年間50校を設定しています。
令和4年度の実績は8校でした。
新型コロナで一時、受け入れを行っていなかったということです。
順調の区分を令和3年度と比較すると7項目多い38項目となっています。
伊那市では新型コロナが落ちついたことで、事業が通常通りに戻ってきているとしています。
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ソフト ミノワオールスター壮年 全国大会へ
箕輪町で活動するソフトボールチームミノワオールスター壮年は9月16日から始まる全国大会出場を前に町役場を訪れ白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
8月31日は監督の岩谷新人さんと代表兼選手の関喜芳さん、コーチの小林貴信さんが白鳥町長を表敬訪問しました。
チームは箕輪町を中心に41歳以上で編成するクラブチームで週に2回練習を行っています。
ミノワオールスター壮年は6月17日から行われた県大会で優勝しました。
9月16日から福井県で開かれる全国大会・日本スポーツマスターズ福井大会へ23人が出場をします。
白鳥町長は「残り2週間練習に励んで負けないように頑張ってもらいたい」と声援を送りました。
ミノワオールスター壮年が全国大会に出場するのは前身のチームとあわせて今回が6回目です。
初戦は山梨県のチームと対戦します。
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ネパールの農業教育関係者 上伊那で研修
ネパールの農業高校の教育関係者が29日から9月6日まで上伊那地域に研修に訪れています。
30日は南箕輪村の上伊那農業高校にネパールの教員ら14人が訪れました。
教員らは教室での授業の様子や、圃場での実習の様子を見学していました。
また、大根の種まきの体験やりんご畑の見学を行いました。
この取り組みは国際協力機構、JICAの草の根技術協力事業の一環で、県の提案のもと信州大学農学部が受け入れを行っています。
去年の2月から3年間の計画で行われていて、ネパールと上農の生徒がオンラインで交流をしてきました。
ネパールの農業高校の授業は座学が多く、実習が少ないということで、今回は実習の様子を見て学んでもらおうと上農での研修が行われました。
ネパールの教員らは来月6日まで上伊那で日本の教員との情報交換や生徒との交流、直売所の視察などを行う予定です。
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お盆恒例行事 町民野球大会
箕輪町のお盆の恒例行事、町民野球大会が、14日に番場原運動場で開かれました。
野球大会には、地区や学生時代の仲間など、17チームが出場しました。
大会は、トーナメント方式で行われました。
町民野球大会は、健康増進や交流を深めようと町政発足の昭和30年に始まり、今年で68回目となりました。
大会の結果、箕輪中学校の同学年の野球部OBのチーム「サンクエトワール」が優勝しました。
町では、「スポーツを通して多世代が交流し、楽しみながら町民同士のつながりを感じてほしい」と話していました。
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伊那養護学校生徒 大芝の湯に手づくりの和紙を贈呈
伊那市の伊那養護学校中学部の生徒は南箕輪村の大芝の湯に手づくりの和紙を30日に贈呈しました。
贈呈式では伊那養護学校の生徒3人が大芝の湯の職員に手づくりの和紙70枚を手渡しました。
和紙は中学部の生徒13人が紙パックに好きな色の紙を混ぜて作ったもので、すべて違う仕上がりになっているということです。
和紙は大芝の湯で販売されているおもてなしプリンの掛け紙に使われます。
生徒は「紙をすくのが難しかった。プリンをたくさん買ってもらえたら嬉しい」と話していました。
和紙がついたおもてなしプリンは大芝の湯で9月1日金曜日から一日に10個程度を70個の数量限定で販売するということです。
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新型コロナ週報 上伊那174人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
30日発表の、今月21日から27日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は174人で定点あたり21.75人、
全県は1,867人で定点あたり21.22人でした。
30日発表の今月21日から27日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、
伊那保健所は174人、
上田保健所で305人、
佐久保健所で165人、
諏訪保健所で161人、
飯田保健所で159人、
長野保健所で145人、
松本保健所で130人、
北信保健所で111人、
大町保健所で53人、
木曽保健所で47人、
長野市で219人、
松本市で198人、
全県で1,867人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の17.13人に対し21.75人で増加、全県は、19.67人が21.22人で増加しています。
県内の29日午前0時時点の入院者数は407人で、うち中等症は59人、重症の人はいません。
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伸和コントロールズ㈱が支援する高校 ロボット競技世界4位
伊那市内に工場があり精密温度制御装置などを製造する伸和コントロールズ株式会社が支援をしている、和歌山県の向陽高校物理部のチームが、ロボット競技の世界大会で4位になりました。
29日は、向陽高校物理部の生徒3人と顧問が伸和コントロールズ株式会社アルプス伊那工場を訪れ入賞を報告しました。
伸和コントロールズでは、このチームへ資金的な支援を今年度から行っています。
山本拓司社長が向陽高校出身であることが縁になったということです。
向陽高校物理部のチームは、7月にフランスで開かれた自律移動型ロボットの世界大会で28チーム中4位になりました。
この日はほかに、生徒と若手技術者の交流会も開かれました。
生徒たちはロボット製作の技術についてや、将来に関する質問をしていました。
伸和コントロールズでは、今後も若い技術者の育成に貢献したいとしています。
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伊駒アルプスロード中心杭打ち式
国道153号伊駒アルプスロード整備事業本格化を見据えた中心杭打ち式が17日伊那市のいなっせで開かれました。
中心杭打ち式は一般国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会と飯田国道事務所が開いたもので国や県などの関係者約50人が出席しました。
同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「道路開通は国道153号の混雑解消や円滑で安全な交通の確保につながる」とあいさつしました。
伊駒アルプスロードは駒ケ根市赤穂と伊那市美篶を結ぶもので延長11.6キロ、2車線を計画していて総事業費は620億円です。着工時期は未定で工期は着工開始から10年以上だということです。
飯田国道事務所によりますと開通により国道153号の混雑緩和や中央道が通行止めになったときの代替路として、またリニア中央新幹線開業後の観光活性化が期待できるとしています。 -
井月さんまつり 9月9日開催
幕末から明治時代に伊那谷を放浪した俳人井上井月の功績を顕彰する「千両千両井月さんまつり」が伊那市のいなっせで9月9日に行われます。
29日はオンラインで記者発表がありました。
今年の井月さんまつりは研究者や顕彰会のメンバーら9人が放浪・乞食というこれまでの井月像を見直す研究成果や井月の句の世界観について発表します。
また発表者によるシンポジウムも予定されています。
井上井月顕彰会理事の矢島信之さんです。
矢島さんは「今年は伊那谷出身者の発表も多い。ぜひ井月を知ってもらいたい」と話していました。
「第11回千両千両井月さんまつり・新しい井月像と俳句の世界」は9月9日土曜日にニシザワいなっせホールで開かれます。
入場は無料で申し込みは必要ありません。
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関東大震災から100年 歴博で企画展
明治以降最大規模の災害といわれている関東大震災から今年で100年となります。
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館では、企画展「関東大震災と上伊那地域」が開かれています。
企画展には、当時の新聞記事や、上伊那地域の役場に残されていた記録などおよそ50点が展示されています。
関東大震災は、大正12年、1923年9月1日に発生し、死者・行方不明者は推定10万5千人にのぼりました。
上伊那地域に大きな被害はなかったといわれていますが、富県尋常高等小学校、現在の富県小学校に残されていた学校日誌には、発災時の心境が書かれています。 -
7月の月間有効求人倍率 1.29倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、前の月を0.01ポイント上回る1.29倍となりました。
7月の月間有効求人数は、3,177人、月間有効求職者数は2,472人で、月間有効求人倍率は1.29倍となりました。
全国は1.29倍、県は1.43倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、ハローワーク伊那は7月末現在の来年春新規高校卒業者の求人・求職の状況について発表しました。
求人数は前の年の同じ時期に比べて2人減少の726人、求職者数は15人増加の339人です。
求人倍率は前の年の同じ時期を0.11ポイント下回る2.14倍です。
求人の公開は7月1日から始まっています。
学校からの推薦開始は9月5日以降で、企業の選考や内定開始日は16日以降となっています。
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箕輪町プレミアム応援券第4弾発売
1万円で1万2千円分の買い物ができる箕輪町のプレミアム付き応援券第4弾の販売が29日から始まりました。
応援券は29日午前9時から販売が始まりました。
商品券は1冊1万円で1万2千円分の買い物ができます。
1万4千冊を用意したところ、1万617冊の申し込みがありました。
また、プレミアム付きの地域通貨「みのちゃんポイント」の販売も始まりました。
1万円で1万2千円分のポイントがチャージできるもので、3,149口の申し込みがありました。
プレミアム付きの応援券・みのちゃんポイントの販売は、物価高騰の影響を受ける住民の暮らし応援と地域経済活性化のために箕輪町が発行しました。
30日以降の販売は産業支援センターみのわ内の箕輪町商工会窓口で行われます。
なお、追加販売の予定はありません。
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山川さんの畑でトマトの収穫体験
箕輪町下古田に観光交流農園の開設を目指す地域おこし協力隊の山川正信さんの畑では、42種類のトマトの収穫体験を楽しむことができます。
こちらは緑と赤の縞模様があり濃厚なうまみが特徴だという「アマゾン」。
色が白く卵型、さわやかな味が特徴の「プリモホワイト」。
畑には、一般には流通していない品種を中心に42種類のトマトが植えられていて、現在最盛期を迎えています。
収穫体験は大人は200円、子どもは無料です。
トマトを育てている箕輪町地域おこし協力隊の山川正信さんです。
山川さんは、神奈川県出身の59歳です。
山形県で就農し、トマトを中心に野菜を栽培してきました。
数年前に脳卒中で左半身麻痺となり一旦農業から離れましたが、再び農のある暮らしがしたいと、箕輪町地域おこし協力隊となりました。
現在は妻のみゆきさんと二人で農業振興をテーマに活動しています。
ゆくゆくは野菜や果物を提供する観光交流農園をオープンしたいと、下古田に50アールの農地を購入しました。
今年植えたトマトが順調に実ったことから、手始めに収穫体験を始めました。
トマトの収穫体験は、9月下旬まで、毎日午前中に行っています。
料金は大人200円、持ち帰りは100g150円です。
電話で予約を受け付けています。