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歩行者天国でファミフェス 賑わう
伊那市の中心市街地を歩行者天国にし、家族連れが楽しめるイベント「伊那まちファミリーフェスタ2023」が、7日に行われました。
小雨が降るあいにくの天気となりましたが、歩行者天国には多くの人が訪れ賑わいました。
紙芝居やストラックアウト、射的などが楽しめるコーナーが設けられたほか、飲食の出店も並びました。
このイベントは、毎年の恒例行事だったぎおん祭歩行者天国の「ちびっこ駅伝大会」が新型コロナで中止となり、その替わりとして去年から行われています。
各種体験ブースやこども縁日など6つのエリアに分かれ、各種団体や商店主らが実施しました。
実行委員会では、「浴衣を着て夏祭りを楽しむ機会が減っている中、こうしたイベントを通して、子どもたちが喜ぶ姿を見て、地域で子どもを育てる未来が想像できる。商店でも、家族連れが喜ぶ店づくりを行うきっかけにしたい」と話していました。
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転倒による労災事故防止へ研修会
伊那労働基準監督署は、転倒による労働災害を防ごうと、伊那市東春近でバルブの製造・販売を行う株式会社キッツ伊那工場で事故予防の研修を7日、行いました。
研修会には、50代の社員6人が参加しました。
転倒予防の研修の受講をキッツが希望しました。
伊那労働基準監督署が管内でこのような研修会を開くのは初めてだということです。
はじめに、身体機能を測定する5つの動作を行いました。
歩行能力やバランスなどを測定します。
このうち目を閉じて片足立ちでバランスをとる測定では、何秒間立っていられるかを計測しました。
参加者は、5つの動きを測定した後、チェック票に結果を記入し自らの身体能力を確認しました。
また7日は、自宅で簡単にできる身体能力を維持するための体操も紹介されました。
伊那労働基準監督署によりますと令和4年の上伊那地域の労働災害のうち転倒災害は29.8%を占め、今年の4月までの速報値では34.7%を占めているということです。
株式会社キッツでは、学んだことを社内全体に周知していきたいとしています。
この研修会は、1日から始まった全国安全週間に合わせて行われました。 -
トライアル・ギャラリー始まる
長野県内の若手作家3人の公募個展、トライアル・ギャラリーが7日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
トライアル・ギャラリーは、県内ゆかりの若手作家の発表の場を設けようと伊那文化会館が、2014年から行っています。
今回は県内出身、在住の3人が油彩画やオブジェなどを展示しています。
長野市出身の津田翔一さんは、
生まれ育った三水地区の心象風景を油彩で表現した作品を展示しています。
松本市在住の蛭田香菜子さんは、日常生活で思ったことをドローイングし、触覚的なアプローチを目指して立体作品に仕上げ展示しています。
佐久市出身の細萱航平さんは、薄く加工した高遠の石に光をあて結晶が寄り集まった様子を投影した作品を展示しています。
また、伊那文化会館の外では、バイクに道祖神のほこらを取り付けた作品も展示しています。
若手作家3人の公募個展、トライアル・ギャラリーは23日(日)まで伊那文化会館で開かれていて入場は無料となっています。
また、出展作家が作品を解説するギャラリートークが8日の午後2時から予定されています。
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南箕輪村でネジバナ咲く
南箕輪村大泉の田中孝明さん宅の庭先にあるネジバナが見ごろを迎えています。
10数年前に、自宅の庭に1本のネジバナが咲いているのを見つけ、現在ではおよそ300本近くに増えました。
ネジバナは、花が茎の周りに螺旋状に並んで咲くのが特徴です。
左巻きと右巻きがあるということです。
花は8月の中旬まで楽しめるということです。
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小平奈緒さん 母校で講演
平昌オリンピックのスピードスケート金メダリストの小平奈緒さんが7日に母校の伊那西高校で講演しました。
講演会では伊那西高校時代の学校生活や思い出を振り返りながら「人とつながる」をテーマに話をしました。
小平さんは「誰かから受ける期待より、自分自身が自分に期待した方が、気持ちが楽になり結果として自信に繋がる。皆さんも自分自身に期待してこれからの学校生活を送ってください」と話していました。
この講演会は、伊那西高校が招いて開かれました。
小平さんが母校の伊那西高校に来るのは2018年以来5年振りです。
講演会には、伊那西高校の生徒や同窓会、PTAなどおよそ400人が参加しました。
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伊那まちBASE 新理事長に太田さん
伊那市のNPO法人、伊那まちBASEの今年度の定期総会が6月25日にいなっせで開かれ、新しい理事長に太田明良さんが就任しました。
25日は会員9人が集まり、定期総会が開かれました。
今年度の事業計画や予算を承認したほか、任期満了に伴う役員の選任が行われ、新たな理事長に前副理事長の太田明良さんが選ばれました。
伊那まちBASEは伊那市の中心市街地に拠点を持ち、子どもの居場所づくりや飲食事業、観光窓口事業など多角的に運営しています。
太田さんは「会員それぞれのこんな場所にしたいという思いを大切にしながら運営をしていきたい」と話していました。
伊那まちBASEは、日本財団の「子ども第三の居場所」事業の助成を受けながら運営をしていますが、今年度でその助成が終わります。
伊那まちBASEでは、様々なイベントを企画して、自主事業収入による運営を目指していきたいとしています。
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村北部保育園 七夕集会
7日は七夕です。南箕輪村の北部保育園では、七夕集会が開かれました。
七夕集会では、園児およそ60人が「たなばたさまのうた」を歌い七夕を祝いました。
また、代表の園児3人が「家族と温泉施設に行きたい、ミヤマクワガタを捕まえたい、テーマパークに行きたい」など短冊に書いた願い事を発表していました。
集会では他に、保育士がブラックパネルシアターを使って彦星と織姫の物語を紹介していました。
園の外には、願い事が書かれた短冊が笹に吊るされていました。
笹は、近所の住民から毎年もらっているということです。
北部保育園の塩澤美由紀園長は「みんなの願い事が空に届くといいですね」と話していました。
北部保育園では10日に願い事が叶うように七夕送りが行われ、飾りを燃やすということです。
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高遠高校文化祭 兜陵祭
伊那市高遠町の高遠高校の文化祭「兜陵祭」が6日から3日間の日程で行われています。
今年の兜陵祭のテーマは「飛翔~零からの成飛~」です。
今までにない一番楽しい文化祭にしたいという思いが込められています。
きょうは体育館で校内祭が行われ各クラスが、制作した動画の披露やダンスなどを発表しました。
校舎には、美術クラブなどの作品が並んでいます。
2年生は、探究の時間の授業で学んだ高遠町の歴史などを展示しています。
また、3年生による一般向けの屋台は4年振りだということです。
一般公開も4年ぶりですが、生徒による招待制となっています。
保護者・小中学生の入場は制限がありません。
高遠高校の兜陵祭の一般公開は8日の午前10時からとなっています。
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宮坂組 南箕輪村・箕輪町にそれぞれ100万寄付
建設業・運送事業・警備事業の南箕輪村に本社をおく株式会社宮坂組は南箕輪村と箕輪町にそれぞれ100万円を6月27日寄付しました。
今日は株式会社宮坂組の宮坂義広社長が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金100万円を手渡しました。
株式会社宮坂組では新型コロナウイルスが始まった2020年から毎年本社のある南箕輪村と支店のある箕輪町に寄付をしていて、今年で4回目です。
宮坂社長は日ごろから工事でお世話になっている地域の役に立ちたい。困っている人に使ってもらいたいと話しました。 -
新宿の小学生が農家民泊で入村式
伊那市観光協会に登録する農家民泊家庭は伊那市の友好提携都市、東京都新宿区から修学旅行に訪れている小学生の受入れを行っています。
新型コロナの影響で民泊の受入れは4年ぶりとなります。
6日は伊那市の武道館で民泊の入村式が行われました。
新宿区の落合第三小学校6年生51人は2泊3日で伊那市を訪れていて、5日は国立信州高遠青少年自然の家に泊まりました。
6日はグループごとに分かれて民泊受入れ家庭に行き農業体験をして一泊します。
伊那市では新型コロナの影響で民泊の受入れは4年ぶりだということです。
今後は、新宿区の小学校4校の受入れを行う予定です。
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風の村米だよりを活用の包括連携協定結ぶ
南箕輪村とJA上伊那、東京都の東洋ライスは村のオリジナル米風の村米だよりを活用した農業振興や村民の健康増進などに協同で取り組む包括連携協定を6日に結びました。
南箕輪村こども館で締結式が行われ、南箕輪村の藤城栄文村長とJA上伊那の西村篝組合長、金芽米の加工・販売などを行う東京都の東洋ライス株式会社の阪本哲生副社長が協定書を取り交わしました。
米は東洋ライスが独自の精米技術で美味しく高い栄養価があるという金芽米に加工します。
3者は今後の取り組みとして、11月1日から村内の妊婦およそ150人を対象にしたマタニティ応援事業を始めます。
妊娠届を提出した際に、JA上伊那のファーマーズあじ~なで風の村米だより5キロを受け取れる引換券を配布します。
また出産月まで体調などのアンケートに協力した人を対象に毎月最大10キロの米をJAの宅配を活用して無償提供するということです。
アンケートの解析データは村民の健康増進に役立てられます。
今後、村内全世代への金芽米の提供の実現や農業の担い手の育成など取り組みの幅を広げていきたいとしています。 -
下小沢あかりの会 くさ餅を楽しむ
伊那市小沢の高齢者クラブ下小沢あかりの会は「くさ餅を作って楽しむ会」を小沢地域交流センターで6日に開きました。
交流会には、下小沢あかりの会の会員と地域住民およそ20人が参加しました。
くさ餅には会員が作った餅米や地域で採れたヨモギが使われました。
餅は今朝役員がつき、参加者は丸めてきな粉やあんこをまぶしました。
他に、水餃子のスープや持ちよった漬物などを並べて、会食を楽しみました。
食後はビンゴゲームなどを楽しみました。
下小沢あかりの会の唐澤寿男会長は「会員が集まって話す機会を持ててうれしい」と話していました。
地域住民も参加しての交流会は3年ぶりだということです。 -
VC長野トライデンツ笹川さん講演会
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツの運営会社社長の笹川星哉さんの特別講演会が6月14日伊那市の伊那文化会館で行われました。
講演会は伊那地区産業安全大会で開かれました。
現在VC長野トライデンツの運営会社社長を務める笹川星哉さんは実業団チームで自ら選手として活動していましたが廃部になり、2008年にVC長野トライデンツを設立しました。
講演会ではVC長野トライデンツ設立からV1昇格までを振り返りました。
チームを作って3年ほどはスポンサーがつかず資金もないため企業の駐車場で練習していたということです。笹川さんはV1で優勝することを目指すとともにチームとして地域活性化にも貢献したいと話していました。
伊那地区産業安全大会は令和元年以来、4年ぶりの開催でした。伊那労働基準協会や製造業、建設業からおよそ300人が参加しました。
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信州の陶芸作家12人展
長野県内の陶芸家による作品展「信州の陶芸作家12人展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、伊那市や駒ヶ根市などの陶芸家12人の作品およそ1,000点が展示販売されています。
この展示会は、県陶芸作家協会が開いていて、今年で44回目となります。
今回のテーマは「花を活ける」で、中には、花をいけて展示されているものもあります。
協会の会長で、伊那市長谷の竹島覚二さんは、昔ながらの陶器の雰囲気を残しつつ、色や模様にこだわった花瓶や茶わんなどをつくっています。
「信州の陶芸作家12人展」は、10日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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最高気温32.7度 かき氷で涼む人も
6日の伊那地域の最高気温は32.7度と、真夏日となりました。
伊那市高遠町の和菓子店、千登勢では、涼を求めかき氷を食べる人たちの姿がありました。
伊那地域の最高気温は、午後1時55分に32.7度まで上がり、真夏日となりました。
千登勢では、夏の終わりまで、およそ30種類のかき氷を販売する予定です。
外にある待合室や飲食スペースには扇風機を置き、暑さ対策をしています。
長野地方気象台によりますと、7日の最高気温は、6日と同じか若干低くなる予想です。
6日よりも湿度が高く、蒸し暑くなることから、熱中症への注意を呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症で搬送された人はいないということです。
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箕輪西小学校4年生 町内の水道施設を見学
箕輪町の箕輪西小学校の4年生13人は水道週間に合わせて町内の水道施設の見学を6月22日に行いました。施設見学は水の流れに沿って箕輪ダム、箕輪浄水場、下水道処理施設の順に見学しました。
箕輪ダムでは総貯水量が950万立方メートルあり、伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、南箕輪村、宮田村の水道用水として活用されていることを学んでいました。
箕輪浄水場では施設見学やろ過実験をしました。ろ過実験では汚れに見立てチョークの粉を溶かした水が、ろ過することで透明になる様子を見ました。
下水道処理施設の箕輪浄水苑では水中の微生物を顕微鏡で観察しました。
水道施設の見学は6月1日から7日の水道週間にあわせて行われていて箕輪町内の小学4年生が順次見学する予定です。
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南箕輪小6年4組 大芝でコナラ掘り取り
南箕輪村の南箕輪小学校の6年4組の児童は、大芝高原で高さ10センチ程のコナラを5日掘り取りました。苗木に育て、10月の「上伊那郡市植樹祭」で大芝高原に植えるという事です。
南箕輪小の6年4組では総合学習で大芝高原について学習していて、今回は森の樹種の移り変わりや役割について学ぼうと作業を行いました。
大芝高原では、去年どんぐりが豊作だったという事で、高原内の「あかまつ小屋」近くには、樹齢1年未満、高さ10センチ程のコナラが生えています。
児童たちは、地域おこし協力隊員の杉本健輔さんらに教わりながら、根を傷めないよう気を付けて掘り出し、ポッドに移しかえていました。
5日は100個程ポッドを作りました。
一部は子ども達が学校に持ち帰り苗木に育て、10月の上伊那郡市植樹祭で大芝高原に植樹するという事です。
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幼獣のカモシカ 川から上がる
箕輪町中曽根の樅の木川で、2日に発見されたカモシカの親子は、5日幼獣のカモシカが自力で川から上がりました。
5日、午前10時ごろ、幼獣のカモシカは、きのう確認された場所から300メートルほど下流にある護岸が低くなっている場所から上ったということです。
親とみられる成獣は午後・時現在、幼獣の上った場所から20メートルほど下流にいるということです。
カモシカは2日の朝に住民からの情報がよせられ5日で4日目となります。
町では今後、成獣がいなくなるまで定期的に確認し、見守っていくといことです。
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伊那北小3年2組 上牧里山自然パークの冒険坂整備
伊那市の伊那北小学校3年2組の児童は、上牧里山自然パーク内にある階段、通称冒険坂の手すりをきょう、整備しました。
上牧里山自然パークの北側にある冒険坂は、2013年に当時の伊那北小学校6年生と地区の住民有志で作る上牧里山づくりのメンバーが整備しました。
整備から10年が経ち竹の手すりが劣化してきたため、伊那北小3年2組の児童が改修作業を行いました。
近くの竹林に生えていた竹の枝を払い、坂まで運んでいきます。
運ばれた竹は、新しい坂の手すりになるように取り付けられました。
児童達は、上牧里山づくりのメンバーと協力しながら作業をしていました。
また、およそ100段ある冒険坂の頂上付近では、里山づくりのメンバーが階段の整備をしていました。
上牧里山づくりでは、今後も伊那北小の児童と里山の整備をしていくということです。 -
ぐるっとタクシー エリア再編検討へ
AIが自動配車する伊那市の乗り合いタクシー「ぐるっとタクシー」の運行エリアの見直しが検討されることになりました。
5日は、今年度初めての伊那市地域公共交通協議会が開かれ、委員となっている交通事業者や各種団体の代表など20人が出席しました。
利用者へのサービス向上や、ドライバーの負担軽減などを目的に、現在、6つのアリアに分けて運行している「エリアの再編」を検討する、今年度の事業計画案が承認されました。
ぐるっとタクシーは、AIが自動配車する乗り合いタクシーで、現在、市街地を除く市の全域がサービスエリアとなっています。
運行エリアは「西春近」や「竜西・西箕輪地区」「富県・東春近地区」など6つにわけられ、利用者は、自宅のあるエリアと市街地でのみ、乗り降りができるシステムです。
運賃は1回500円です。
見直しは、一般タクシーへの影響が出ないよう事業者と協議を行い、年度内にエリアを再編した実証実験を行う計画です。
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長野県立歴史館夏季企画展「主張する古墳」
千曲市屋代の長野県立歴史館で、7月1日から8月20日までの日程で実に25年ぶりとなる古墳をテーマとした夏季企画展「主張する古墳-新たなシナノの古墳時代像-」が始まりました。
オープン前日の6月30日は、関係者を集めたオープニングセレモニーが催されました。
今回の展示は、畿内王権やヤマト王権と呼ばれる中央勢力が地方を支配していた時代、中央を介さずに直接大陸との親交を深めていたと思われる地域があったことを数々の展示品などから紐解いています。
善光寺平には、古墳時代前期の4世紀ころから森将軍塚古墳などの高い身分を表す前方後円墳が建てられてきましたが、5世紀頃になると、方墳と呼ばれる小規模なものがつくられるようになったといいます。
展示を企画した県立歴史館学芸員 石丸敦史(いしまるあつし)さんは、前方後円墳がつくられなくなったということは、勢力の衰えを指すのではないのではという部分に着目し、全国的に珍しい発見が近年あったと話しています。
長野県立歴史館、夏季企画展「主張する古墳」は8月20日までです。
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新型コロナ週報 上伊那40人県内520人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
5日発表の、先月26日から今月2日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は40人で定点あたり5人、全県は520人で定点あたり5.91人でした。
きょう発表となった先月26日から今月2日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、伊那保健所は40人、飯田保健所で67人、上田保健所で62人、諏訪保健所で59人、長野保健所で41人、佐久保健所で40人、北信保健所で35人、松本保健所で20人、大町保健所で16人、木曽保健所で15人、長野市で47人、松本市で78人、全県で520人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の5・25人に対し
5人で減少、全県は、4.75人が5.91人で増加しています。
県内の4日午前0時時点の入院者数は100人でうち中等症は14人、重症の人はいません。
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みのわ健康アカデミー 楽脳フィットネス
箕輪町の40歳から74歳が対象の「みのわ健康アカデミー」の一環で、楽しく笑って脳と身体を鍛える楽脳フィットネスの講座が、6月21日に地域交流センターみのわで開かれました。
講師を務めたのは、長野市で健康運動指導士として活動する三浦弘さんです。
三浦さんは座ってできる運動を紹介しました。
参加者は、脚は左右に、手は上下に動かす運動をしました。
手と脚が同じ動きをしてしまう参加者もいました。
この運動により脳の司令塔と言われている前頭葉が活性化し、トレーニングになるということです。
三浦さんは「できないこと、難しいと感じることで脳が活性化する」と話していました。
この講座は、みのわ健康アカデミーの取り組みを広く知ってもらおうと、公開・体験講座として開かれ、講座の受講者と一般の参加者あわせておよそ40人が参加しました。 -
劇団歩 本番に向け練習に熱
箕輪町文化センター付属劇団歩は、8日と9日の第15回定期公演に向け、稽古に熱が入っています。
2日は文化センターで稽古を行っていました。
今回上演する演目は「楽屋 流れ去るものはやがてなつかしき」です。
生きている女優や亡霊となった女優が出入りする楽屋を舞台に、彼女たちの心の内を浮き彫りにしていく物語で、歩で上演するのは3回目です。
歩では公演に向け1か月ほど前からは週に5~6回、休日や仕事が終わった夜に集まり稽古を重ねてきました。
定期公演には箕輪町や伊那市を中心に上伊那の6人が出演します。
演出を務めるのは、飯島岱さん78歳です。
去年病気で倒れ、演劇に携われない時期もあったということで、今回演出できる喜びがあると話します。
劇団歩の第15回定期公演「楽屋」は8日と9日に箕輪町文化センターで開かれます。
チケットは大人1,500円、高校生以下1,000円です。
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中曽根のカモシカ 救出されず
箕輪町中曽根の樅の木川で、2日に発見されたカモシカは、4日も救出されませんでした。
4日カモシカの幼獣が発見されたのは、3日の場所から800メートルほど下流です。
親とみられる成獣は、幼獣より下流で朝一度発見されたものの、見失ってしまったということです。
カモシカは、2日の朝に住民から発見の情報がよせられ、4日で3日目となります。
幼獣は、時折植物を食べていました。
午後4時半現在親とみられる成獣は見つかっていないということで、町では今後の対応を検討するとしています。
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VC長野の選手 運動教室に参加
バレーボールVリーグ男子1部のVC長野トライデンツの選手が、南箕輪村の北殿公民館で開かれた高齢者向け運動教室に4日に参加し、参加者と体を動かしました。
4日は北殿公民館で高齢者向け運動教室が開かれ、VC長野の波佐間泰平選手、中野竜選手、山田航旗選手が参加しました。
柔らかいボールを使ってのバレーボールでは、椅子に座って何回ラリーが続くかをグループごとに競っていました。
交流の時間も設けられ、参加者から南箕輪村の印象を尋ねられると、波佐間選手は「夏は過ごしやすいが冬は寒すぎる時がある」と話していました。
高齢者運動教室への参加は、選手と体を動かして元気になってもらい、選手を身近に感じてもらおうと、村とVC長野が共同で今年度から行っているものです。
9月までに12地区すべての運動教室に参加する予定で、10日は沢尻の教室に参加するということです。
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三澤寺 一筆龍絵師のパフォーマンス
伊那市福島の三澤寺で一筆絵師が龍を描くパフォーマンスが4日に行われました。
一筆書きを行ったのは、全国で活動をしている神奈川県在住の一筆龍絵師、龍朋さんです。
一筆で白龍を描きました。
このパフォーマンスは、三澤寺にある木彫りの龍神像が建立されて1年が経ったことや、イベントを通して寺を身近に感じてもらいたいと、武田正幹住職が企画しました。
龍朋さんは、龍の頭となる部分を最初に描き、胴体を一筆で描いていました。
最後に武田住職が龍神という言葉を入れて、作品が完成しました。
龍神祭と名付けられたこのイベントには、檀家や県内外からおよそ50人が訪れていました。
描かれた作品は、三澤寺の本堂に飾るということです。
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きょうの伊那地域 33.9度と今季一番の暑さ
4日の伊那地域の最高気温は、33.9度と今季1番の暑さとなり、3日連続の真夏日となりました。
この日伊那地域は午後2時24分に31.9度と今季1番の暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、南箕輪村で90代の女性が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は、中等症だということです。
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下手良河川愛護会 受賞を報告
長年にわたり河川の自然環境の整備などの活動に功績があったとして、伊那市手良の下手良河川愛護会が日本河川協会の河川功労者表彰を受賞し、6月21日に伊那市役所で受賞報告を行いました。
この日は下手良河川愛護会代表の向山易志さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告を行いました。
下手良河川愛護会は1995年に発足し、下手良区の中心を流れる一級河川瀬沢川の自然環境の整備を目的に活動しています。
会員は20人で、瀬沢川の南沢橋から中村橋の間、およそ700メートルの草刈りや清掃、外来植物の駆除活動などを行っています。
今回、長年の活動が評価され6月5日に東京都で行われた、日本河川協会の表彰式で河川功労者表彰を受賞しました。
今年の日本河川協会の河川功労者表彰は県内では1個人と5団体が受賞しています。
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道路標識のボランティア清掃
長野県交通安全環境施設協会のメンバーによる道路標識の清掃ボランティアが4日に行われました。
長野県交通安全環境施設協会は道路標識など交通安全施設の県内施工業者で構成されています。
清掃は県内全域で3日と4日の2日間に分けて行われました。
伊那建設事務所管内では7つの建設業者などが清掃ボランティアに参加しました。
そのうち伊那市に営業所を置く黒河内建設株式会社は国道153号の標識などを伊那市から松川町まで清掃しました。
ほかにカーブミラーの清掃や、標識の妨げになる木の剪定などが行われました。
この活動は1988年から毎年行われていて、今回で36回目です。