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1万本のひまわり迷路を園児が楽しむ
10日の伊那地域の最高気温は35.7度と暑い一日となりました。
伊那市の西箕輪南部保育園の近くの畑にはおよそ1万本のひまわりの迷路が完成し、園児たちは迷路を走り回って楽しみました。
10日の伊那地域の最高気温は午後2時57分に35.7度を記録し猛暑日となりました。
西箕輪南部保育園の園児30人は午前中、2メートルほどに伸びたひまわり迷路の中をゴールをめざして走り回っていました。
ひまわりは13アールの遊休農地を活用して、若手農業者でつくるJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーと園児が今年6月に一緒に種をまいたということです。
ひまわりの一部を刈り取って8月8日に迷路が完成しました。
園児は迷いながらもゴールまでたどり着いていました。
青壮年部は地域の子どもたちに農業を身近に感じてもらいたいと毎年ひまわり迷路を作っていて今年で9年目になります。
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商工業事業者対象 省エネ・脱炭素セミナー
伊那市に事業所のある商工業事業者を対象にした省エネ・脱炭素に向けたセミナーが、7月27日に、伊那商工会館で開かれました。
セミナーでは、公益財団法人 上伊那産業振興会アドバイザーの中村秋男さんが省エネ・脱炭素へ向けての取り組みについて話しました。
中村さんは、企業がSDGsを推進することによって、企業イメージの向上や新たな事業の創出につながると話しました。
また、自社の活動内容の棚卸しを行い、SDGsと紐付けて説明できるか考えることが大切であると話しました。
このセミナーは、伊那市新産業技術推進協議会スマート工業部会の主催で伊那市商工業者向けSDGs推進プロジェクトの一環として行われ、市内19社から22人が参加しました。
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三義地区マスつかみ大会
伊那市高遠町三義の山室川と半対川の合流点で7月23日にマスつかみ大会が開かれました。
川をせき止めてつくった会場には、150匹ほどのマスが放流され、子どもたちは川に入り、マスを追いかけていました。
この大会は三義地区青少年育成部と高遠町公民館三義分館が自然の中で魚を捕まえる楽しさを体験してもらおうと合同で開いているものです。
子どもたちは手探りでマスを探し、つかんでいました。
この日は、三義地区の親子90人が参加しました。
捕まえたマスは家に持ち帰り各家庭で味わったということです。
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信州ブレイブウォリアーズ 試合に向けて市役所を訪問
長野市がホームタウンのプロバスケットボールチーム・信州ブレイブウォリアーズ運営会社の片貝雅彦取締役らは伊那市でのプレシーズンゲームに向けて市役所を訪れました。
この日は運営会社の片貝取締役と信州ブレイブウォリアーズの三ツ井利也選手、マスコットのブレアーが笠原千俊教育長を表敬訪問しました。
試合は9月16日土曜日にエレコムロジテックアリーナで新潟アルビレックスBBと対戦します。
また、試合は伊那ケーブルテレビで中継します。
笠原教育長は「いいシーズンを送ってもらいたい」とはなしました。
信州ブレイブウォリアーズが伊那市で試合をするのは6年ぶりです。
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伊那西高校インターアクトクラブ 手話で交流
社会奉仕活動などをする伊那市の伊那西高校のインターアクトクラブは、手話を使った交流会を10日に開きました。
この日は、クラブ員4人が上伊那聴覚障害者協会の田中みえさんから、日常生活やろう学校時代の話、コミュニケーションの取り方についての話を聞きました。
インターアクトクラブでは、日頃から手話の勉強をしています。
実際に手話を使っている人と交流をしようと、活動の支援をしている伊那中央ロータリークラブに相談し、交流会が実現しました。
生徒は手話を使った歌を披露し、田中さんからアドバイスをもらいました。
生徒は「手話だけでなく、表情や体の動きで相手に伝えることが大切だと分かった」と話していました。
クラブでは、今後も交流会を通して手話を学びたいとしています。
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南箕輪地域おこし協力隊 鈴木さん 英語サマースクール
南箕輪村の地域おこし協力隊の鈴木保菜美さんは小学生を対象に夏の英単語を学べる英語サマースクールを南原コミュニティーセンターで10日に開きました。
この日は南箕輪村を中心に小学生23人が参加しました。
教室はミニゲームをしながら英語を学びました。
子どもたちは鈴木さんの言った順番にカードを並べました。
またいろんな人と互いにインタビューをして好きなものの英単語を紙に書いていました。
今回の教室を企画した地域おこし協力隊の鈴木さんは3年ほど海外で過ごした経験を活かし英語教室を開いています。
鈴木さんは「英語を使うのが始めての子どももいたが楽しみながら学べていてよかった」と話していました。
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美篶笠原「吉祥寺」 蓮が見ごろに
伊那市美篶笠原の吉祥寺では蓮の花が見ごろを迎えています。
吉祥寺には2つ池があり一つはピンク色、もう一つは白の蓮が咲くという事です。
蓮は、朝に花が開きますが、気温が高くなると閉じてしまうという事です。
9日の伊那地域の最高気温は29.5度と30度を下回りました。
最高気温が30度を下回るのは先月15日以来です
蓮は今月いっぱい楽しめるという事です。
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大学3年生 就活を前に企業担当者から話をきく
大学3年生や短大の1年生などを対象にした、地元企業の人事担当者や若手社員から話をきくイベント「かみいな就活ラボ スイッチON!」が9日から始まりました。
イベントには上伊那出身で県外の大学に通っている3年生を中心に49人が参加しました。
学生は14のグループに分かれ人事担当者に面接でのコツやインターンでの服装について質問していました。
面接について企業の担当者は「準備した事を暗記し伝えるのでは無く自分の言葉で伝え、相手とコミュニケーションを取る事を心がけると印象が良くなります」と話していました。
また若手社員との意見交換で学生は「給料だけで一人暮らしは出来るのか」「仕事でやりがいを感じるのはどんな時か」など、様々な質問をしていました。
このイベントは、上伊那の企業や市町村などでつくる「若者人材確保事業実行委員会」が開いたもので、今年で8回目となります。
これまでは「就活準備合宿」として行ってきましたが、今年は秋から本格的に始まる就活に向け、良いスタートを切ってもらおうと「かみいな就活ラボスイッチON」に名称を変更しました。
イベントには上伊那の41社が参加し8日の午後には企業との個別相談会が開かれ、9日は企業の団体見学が予定されています。
実行委員会では12月に就職説明会を開く予定です。
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転倒災害防止 街頭で呼びかけ
伊那労働基準監督署は、管内で多発する転倒による労働災害を防ごうと、箕輪町のベルシャイン箕輪店で街頭啓発を9日、行いました。
9日は、サッカーJ3松本山雅FCのマスコットキャラクター「ガンズくん」と長野県PRキャラクターの「アルクマ」が転倒災害防止を呼びかけました。
来店客にチラシなどの啓発グッズを配布した他、アンケートに回答した人にはクリアファイルがプレゼントされました。
伊那労働基準監督署によりますと、今年上半期に上伊那地域で発生した労働災害でケガをした人は79人で、高止まりの傾向となっているということです。
そのうち、最も多い事故は転倒で20人となっています。
2020年度から2022年度までの3年間、転倒災害でケガをした労働者は157人で、そのうち8割が45歳以上となっています。
上伊那地域で転倒災害が多発していることから、幅広い世代の人に転倒災害について知ってもらおうと街頭啓発が行われました。
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JA上伊那が伊那市社協に米500キロを寄付
JA上伊那は子ども食堂などで活用してもらおうと、米500キロを7月31日に伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
JA上伊那の西村篝組合長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長にプライベートブランド伊那華の米を渡しました。
伊那市は食料支援を必要としている世帯を応援する子どもの未来応援事業を行っています。
事業の委託を受けた、市社会福祉協議会は子ども食堂などで子どもたちに食事の無償提供をしています。
JA上伊那では米の寄付は今年で3回目だということです。
西村組合長は「子どもたちに地元で作った米を食べてほしい」と話していました。
白鳥市長は「子どもたちにおいしい食事を提供できる。有効に使わせていただきます」と感謝していました。
寄付された500キロの米は、子ども食堂やカレー大作戦などで活用されるということです。
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渡良瀬遊水地を撮影した写真展
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県の4県にまたがる、渡良瀬遊水地を撮影した写真展「四季・自然」が伊那市のかんてんぱぱホールで9日から始まりました。
会場には主に渡良瀬遊水地の四季の写真およそ40点が展示されています。
写真展を開いている湯澤脩さんは、南箕輪村出身で、現在茨城県在住です。
フィルムカメラで撮影したものをデジタル化したもので、今回初めて地元での写真展となりました。
湯澤さんは「渡良瀬遊水地の自然のすばらしさを知ってもらいたい」と話していました。
また、期間中は妻の千世子さんによる昔話などの紙芝居が1日2回行われます。
湯澤さんの写真展「四季・自然」は16日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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バスケ強豪校の練習を体験
上伊那の小学生・中学生・高校生が、伊那市で合宿をしている静岡県のバスケットボール強豪校、藤枝明誠高校と合同トレーニングを6日に伊那市のロジテックアリーナで行いました。
この日は、伊那市のバドミントンクラブに所属する小中学生と赤穂高校のバスケットボール部のおよそ40人が参加しました。
参加した人たちは、藤枝明誠高校バスケ部が普段行っているトレーニングを体験していました。
藤枝明誠高校男子バスケットボール部は、今年行われたインターハイでベスト8に入る強豪校で、7日から伊那市で合宿をしています。
合宿は元伊那市地域おこし協力隊で伊那谷合宿コーディネーターの五嶋博之さんが藤枝明誠の監督と親交があったことから行われたもので、全国レベルの練習を体験してもらおうと企画されました。
藤枝明誠高校は11日までロジテックアリーナで練習を行っています。
練習の様子は無料で見学ができるということです。
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熱中症の疑い 宮田村で90代女性が搬送
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、宮田村で80代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状は、軽症だということです。
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崇嶺会が伊那市に寄付
上伊那地域の書道愛好家でつくる崇嶺会は、作品の売り上げを社会福祉に役立ててもらおうと伊那市に4日寄付しました。
4日は崇嶺会の小林古径会長らが市役所を訪れ、村松義隆保健福祉部長に4万4千円を手渡しました。
崇嶺会が4月に開いた書道展で作品を販売した売り上げの全額です。
東日本大震災が発生した2011年から何かに役立ててもらおうと寄付を続けていて、小林会長は「福祉のために活用していただけたら嬉しいです」と話していました。
村松部長は「福祉事業に有効活用させていただきたい」と感謝していました。
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立秋 35.5度厳しい暑さに
8日は二十四節気のひとつ、立秋です。
暦の上では秋の始まりとされていますが、伊那地域の今日の最高気温は35.5度と、厳しい暑さとなりました。
8日の伊那地域の最高気温は35.5度で、この夏10回目の猛暑日となりました。
箕輪町のながた自然公園では、セミの鳴き声が響いていました。
一方、ながた荘の中に入ると、鈴虫が涼し気に鳴き、一足早い秋を感じることができます。
この鈴虫は、東京に住む夫婦が、ながた荘に毎年贈っているものです。
夫婦が25年ほど前にながた荘に宿泊した際、当時のスタッフが鈴虫を飼育していて交流を持ったのが始まりだということです。
鈴虫は100匹ほどいて、9月上旬まで楽しめるということです。 -
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議
長野県森林づくり県民税を元に、上伊那地域で行われた事業について検証する「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」が7月26日に、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
会議では、昨年度の森林づくり県民税活用事業について報告がありました。
報告では、伊那市は松くい虫枯損木処理事業に305万円、箕輪町は林道整備事業に215万円、南箕輪村は県産材利用促進推進事業に77万円となっています。
また、この日は今年度の事業計画が報告されました。
より多くの県民が里山の森林に親しむことができるよう「開かれた里山」の整備を進めていくことなどが計画されています。
会議には委員や事務局などおよそ20人が参加しました。 -
ICTを活用 サマーキャンプ
夏休み中の子どもたちを対象にしたICTを活用するサマーキャンプが8日、伊那市の長谷地域で開かれました。
伊那市内の小学生8人とサポート役として長谷中の生徒4人が参加しジオパーク認定ガイドと一緒に中央構造線を見学しました。
参加者はお題に沿ってタブレット端末で撮影しました。
中央構造線公園では断層の色の違いを観察しました。
また、バスで分杭峠に移動し、美和ダムから杖突峠を通る中央構造線を観察しました。
このICTサマーキャンプは子どもたちに長谷の自然や文化と触れあいタブレット端末を使って学びを広げてもらおうと伊那市地域おこし協力隊の浅利芙美さんが企画しました。
観察した後は学習のまとめやアプリを使って動画を制作しました。
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高遠保育園 園児がマスつかみ
伊那市高遠町の高遠保育園で8日、園児がマスつかみを行いました。
この日は、年長児23人が園庭につくった生け簀に入り、マスつかみをしました。
マスは、体長20センチほどで、地元の釣り堀施設で育てられたものです。
園児たちは、頭と尾ひれを掴むようコツを教わりながら、魚を追いかけていました。
捕まえたあとは、記念写真を撮ってもらっていました。
マスは、昼食の時間に炭火で焼いて食べたということです。
園では「生き物に触れ、食べることで命の大切さを学んでほしい」と話していました。
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伊那弥生ケ丘高校器楽クラブ 全国大会3位
伊那市の伊那弥生ケ高校器楽クラブは、7月29日と30日に大阪府で開かれた全国大会で、3位にあたる全国知事会賞を受賞しました。
8日は、校内で祝賀会が開かれ、下島典子同窓会長に大会で演奏した曲を披露しました。
出場した全国高等学校ギターマンドリン音楽コンクールには、59校が参加し、3位に相当する全国知事会賞を受賞しました。
去年に続き、2年連続の知事会賞受賞となりました。
器楽クラブには、1年生から3年生までの46人が所属しています。
1年生も含む全員で大会に出場しました。
大会では、演奏の力強さと繊細さ、大人数ならではの迫力が評価されたということです。
器楽クラブを指導する、井上雄二さんです。
元教諭で現在69歳の井上さんは、2010年から顧問を務め、定年退職後も、非常勤講師として勤務しながら指導しています。
3年生は、全国大会を最後に引退したため、この日はこのメンバーでの最後の演奏となりました。
下島同窓会長は「素晴らしい結果と、大会のために努力したことを誇りに思ってください」と話しました。
器楽クラブは、今後秋の大会や、来年の定期演奏会に向けて練習を重ねるということです。
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南箕輪村が価格高騰の影響受ける対象世帯に給付金
南箕輪村は食料品やエネルギー価格の高騰の影響を受けている世帯を対象に、支援金を給付します。
これは7日に村役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
県の事業として給付の対象となるのは、住民税所得割非課税世帯で1世帯当たり2万円です。
村ではおよそ280世帯を想定しています。
対象世帯のうち、平成17年4月2日から令和6年2月29日の間に子供が生まれた世帯には、子ども1人当たり3万円が給付されます。
対象世帯には村から通知書が発送され、10月下旬に給付される予定です。
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伊那市で90代女性が熱中症
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、伊那市で90代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は軽症だということです。
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南箕輪村学校給食センターの工期11月30日に延長
8月末に完成を予定していた南箕輪村学校給食センターは、資材不足などにより完成が11月30日に変更されます。
南箕輪村議会臨時会が7日に村役場で開かれ、学校給食センターの工期延長などに関する議案が全会一致で可決されました。
8月31日の完成を予定していた給食センターは、世界情勢に伴う資材不足などの影響で工事に遅れが生じ、工期を11月30日とするものです。
これに伴い、2学期から予定していた供用開始が2024年4月からに変更となります。
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みどりの少年団 交流集会
子ども達が自然保護や森を育てる活動をする「みどりの少年団」の交流集会が7日、伊那市の鳩吹公園と隣の市民の森で開かれました。
7日は、上伊那地域の小学校7校からおよそ40人の児童が集まりました。
交流集会は森に親しみ、他校のみどりの少年団と交流を深めようと行われています。
目を閉じて聴覚や触覚などで森を感じる体験では、児童はタオルで目を隠し、木の間にはられたロープをつたって歩いていました。
また、2、3校で1つのグループをつくり、およそ1キロのコースのウォークラリーを行いました。
森の中には木や昆虫など森林に関わるクイズが隠されていて、児童はグループ毎に問題を解いていました。
交流集会は、自然の中で学ぶことで森林や林業について理解を深めてもらおうと毎年開かれていて、今年は新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。
主催したみどりの少年団上伊那地区協議会では「学校では体験できない森や自然との関わりを大切にしてほしい」と話していました。
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月遅れの七夕の奇祭「さんよりこより」
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で、月遅れの七夕行事「さんよりこより」が7日に行われました。
美篶の上川手、下川手の境にある川手天伯社には、七夕飾りを手にした子どもたちが集まりました。
子ども達は、川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを「さんよりこより」と唱えながら歩きます。
3周すると、七夕飾りで鬼をたたいていました。
この行事は、三峰川の氾濫を治め無病息災を祈るものです。
その昔高遠の藤沢片倉にあった天伯様が、大洪水で流されて桜井に着いた後、再び流されて対岸の川手に着いたといわれています。
このことから、双方に天伯社が祀られました。
川手の天伯社に安置されていたご神体です。
ご神体を乗せた神輿を3回くぐると、無病息災・安産のご利益があるといわれていて、集まった子どもたちはかがみながらくぐっていました。
この後、神輿を担いで桜井の天伯社まで運びます。
新型コロナの感染拡大防止のため、ここ数年はリュックに入れ背負って運んでいました。
今年は、4年ぶりに神輿を担いで移動しました。
三峰川を渡る予定でしたが、水位が高いため、ロープを使って対岸にご神体を運びました。
さんよりこよりは、三峰川を天の川に見立て、七夕の織姫と彦星の年に一度の逢瀬になぞらえた奇祭として、毎年行われています。
この後ご神体を神輿に移し、無事富県の天伯社までたどり着いたということです。 -
伊那中女子バスケ部 2年連続で全国へ
伊那市の伊那中学校女子バスケットボール部は、1日と2日に開かれた北信越中学校総合競技大会で優勝し、2年連続で全国出場を決めました。
夏休み中の7日は、全国大会に向けて練習をしていました。
県大会1位で北信越大会に出場した伊那中は、1回戦で富山予選3位のチームに、準々決勝では石川2位のチームに勝利しました。
準決勝では、新潟県の清心女子中学校と対戦し、43対35で勝利しました。
北信越から全国大会へは上位2チームが進出でき、去年のこの大会では清心女子中に敗れています。
勝利した勢いで、決勝も長野の柳町中を破り、2年連続での全国大会出場を決めました。
長野県のチームが北信越大会で優勝するのは41年ぶり、2年連続の全国大会出場は史上初だということです。
伊那中の監督となって6年目の井上卓也教諭は、「去年全国の舞台を経験した選手が多く残っている。得意の守りから速攻で点を取る試合をしていきたい」と話していました。
全国大会は、22日から24日まで香川県で開かれます。
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日本ピスコ 伊那市に新工場
岡谷市に本社を置く空気圧機器の開発・製造などを行う株式会社日本ピスコは伊那市と土地売買仮契約を4日に結びました。
この日は市役所で調印式が行われ株式会社日本ピスコの山崎清康会長と白鳥孝市長が土地売買契約書を取り交わしました。
調印式では空気圧で駆動する装置のデモンストレーションが行われました。
株式会社日本ピスコは空気圧機器の開発・製造・販売を行う会社で岡谷市に本社を置きます。
山崎会長は伊那市でものづくりにまい進し地域の発展に貢献したいと話しました。
白鳥市長は世界的な企業に工場進出してもらいうれしく思うと話しました。
今回契約した土地は伊那インター工業団地の一部で用地面積は27,098平方メートル、用地価格は3億3,060万円となっています。
新工場は2025年に完成で27人で稼働し、その内5人を新たに雇用する計画だということです。
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反核・反戦・平和のつどい
長野県教職員組合上伊那支部などが主催する「反核・反戦・平和のつどい」が6日に伊那市の上伊那教育会館で開かれました。
集いでは、太平洋戦争末期に上伊那地方へ疎開した旧陸軍の秘密機関、登戸研究所を調査・研究する「登戸研究所調査研究会」共同代表で駒ヶ根市立博物館専門研究員の小木曽伸一さんの講演が行われました。
小木曽さんは2021年に駒ヶ根市東伊那支所から発見された疎開に関する文書について「陸軍登戸研究所から伊那村国民学校の家賃と土地代が入金された記載があり、敗戦までの間、校舎を使用していたことが分かった」と説明していました。
今回で40回目を迎える集いにはおよそ30人が訪れました。
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広島原爆から78年 平和のつどい
1945年、昭和20年8月6日に広島に原爆が投下されてから、6日で78年となりました。
伊那市内では核兵器廃絶を訴える平和のつどいが開かれました。
伊那市山寺の丸山公園では、原爆投下時刻の午前8時15分にサイレンが鳴らされると、平和の塔の前で参列者およそ50人が黙祷を捧げました。
平和祈念式典は「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が毎年開いています。
伊那市民の会は1987年に発足し、3年後の1990年に、この丸山公園に平和の塔が建立されました。
6日は小林史麿副運営委員長が「核兵器のない世界を目指しこれからも平和運動を続けていく」と建石繁明運営委員長のメッセージを代読しました。
参列者は平和の塔に花を手向け、手を合わせて世界平和を祈っていました。
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伊那地域最高気温35.9度 猛暑日
6日の伊那地域の最高気温は35.9度と猛暑日となりました。
6日の伊那地域の最高気温は午後2時22分に35.9度を記録し猛暑日となりました。
伊那市役所のせせらぎ水路では水遊びをする子どもの姿が見られました。
上伊那広域消防本部によりますと午後3時現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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伊那まつり 市民主体・1日開催で実施
4年ぶりとなる第66回伊那まつりが6日、伊那市の中心市街地で行われました。
今年の祭りは、「新たな一歩」~踏み出そう!それぞれの歩幅で~」をテーマに、初めて市民主体で行われました。
市民おどりには、45連およそ2,200人が参加しました。
参加者は、ダンシングオンザロード、勘太郎月夜唄、伊那節を、お揃いのTシャツや法被などを着て踊りました。
伊那バスターミナルやいなっせ北側など4か所に、出店が並ぶおまつり広場が設けられました。