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来年度からドローンによる橋梁点検などを計画
伊那市の白鳥孝市長は、新産業技術を活用した地域の課題解決として、来年度以降ドローンによる橋梁点検や、観光にモビリティサービスを活用したい考えを7日に示しました。
これは、7日開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で、議員の質問に対し、白鳥市長が答えたものです。
伊那市はAI(人工知能)やドローンといった新産業技術を活用した地域の課題解決に取り組んでいます。
来年度以降は、ドローンによる橋梁点検や、ICTを活用したモビリティサービス、移動手段を観光に取り入れたいとしています。
ドローンによる橋梁点検は、これまで人間が目視と機械で行ってきたものをドローンで行い、作業時間の短縮などが期待されます。
白鳥市長は「伊那市が地方から日本を支えるモデル都市となるように努めていきたい」と話していました。
また、きょうは他に伊那市の市道山寺上牧線に架かる水神橋について将来、環状北線の橋梁が完成したら、撤去する考えを示しました。
白鳥市長は「それまでは安全に利用できるように維持管理をしていきたい」と話していました。
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ガソリン窃盗容疑 60歳の男逮捕
南箕輪村の会社敷地内にあったガソリン15リットルなどを盗んだ容疑で、住居不定の60歳の男が6日逮捕されました。
伊那警察署の発表によりますと逮捕されたのは住居不定の会社員 安好成貴容疑者60歳です。
安好容疑者は、今年2月20日に南箕輪村の会社の敷地内でガソリンおよそ15リットルなど、時価3,550円相当を盗んだ疑いです。
被害にあった会社からの届け出を受け捜査を進め、きのう、逮捕しました。
安好容疑者は容疑を認めているという事です。
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上農生 重機の操作実習
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒がバックホーなどの重機を操作する実習が5日、校内の農場で行われました。
実習には、コミュニティデザイン科 里山コースの2年生15人が参加しました。
この実習は平成24年度から実施していて、今年度で11回目となります。
今回の実習では初めてICT技術を導入したバックホーを使用しました。
事前にドローンなどで測量したデータをもとに施工するもので、基礎となる目印が必要なくなるなどの省力化を図れます。
生徒たちは、手元のモニターに表示される3次元データを見ながら、重機を動かしていました。
生徒は「最先端の技術に触れることができ、とても新鮮だった。操作は難しかったけれど、重機の大きさや振動を感じることができ、楽しかった。」と話していました。
実習は、長野県建設部と県建設業協会伊那支部が合同で開いたもので、伊那市の守屋建設が重機操作の指導を行いました。
県建設部では、この実習をきっかけに建設産業に興味を持ち、将来の就職先の候補に加えてほしいとしています。
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箕輪南宮神社の山車飾り 制作進む
来年1月7日と8日に行われる箕輪町木下の箕輪南宮神社の初祭りに向け、山車飾りの制作が進んでいます。
6日は、木下の住民有志で作る木下山車飾保存会のメンバー11人が境内で作業をしていました。
保存会では、今回2つの舞台を作ります。
こちらの舞台のテーマは「二刀流今昔」です。
「元祖二刀流達人」江戸時代の剣術家、宮本武蔵と、「現代の二刀流ヒーロー」メジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手の共演です。
こちらは来年の干支のウサギをテーマにしています。
2羽のウサギが月で餅つきをしている様子で、完成後、動く舞台に設置されます。
山車飾りづくりは11月4日から始まり、週5日作業を行っています。
コロナ前は6つの舞台を制作していましたが、2020年は制作せず、去年は1舞台のみを制作しました。
山車飾りは、来年1月7日と8日の初祭りで奉納されます。
また、大晦日の箕輪南宮神社の二年参りでも見ることができます。
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伊那市出産祝い金 市内全域で統一へ
伊那市の白鳥孝市長は、現在地域ごとに異なる金額で交付している出産祝い金を、市内全域で統一する考えを、6日、示しました。
これは、6日に開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で、議員の質問に対し、白鳥市長が答えたものです。
伊那市では、出産祝い金として、これまで伊那地区は第3子が2万円、第4子以降は5万円を、
それに対して高遠町と長谷地区、新山や伊那西地区が対象の田舎暮らしモデル地域は、第1子が3万円、第2子が5万円、第3子が7万円、第4子以降は10万円と、地域によって交付金が異なっていました。
今後は、市内全域で統一し、第1子が3万円、第2子は5万円、第3子は7万円、第4子以降は10万円とするとし、来年度当初予算案として提出し、議会の承認が得られれば、4月以降に変更したいとしています。
また、この日はほかに、来年度から国の地域少子化対策重点推進交付金を活用して、39歳以下の新婚夫婦に住宅の購入費や家賃を支援する考えを示しました。
この制度は、結婚新生活応援事業として、ともに39歳以下で世帯取得が500万円以下の夫婦に対し、住宅購入費や引っ越し費用、家賃を支援するものです。
補助額は、ともに29歳以下の夫婦は60万円、39歳以下の夫婦は30万円だということです。
白鳥市長は「移住推進、他市町村への転出抑制につなげたい」としています。
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コミュニティスクールについて考える研修会
地域住民と一体となった学校づくりを進める、コミュニティスクールについて考える研修会が、伊那市の伊那合同庁舎で1日に開かれました。
コミュニティスクールは、小中学校の活動などに地域住民も関わり、地域が一体となった学校づくりを進めるものです。
地域住民が登下校の見守りをしたり、クラブ活動や総合的な学習の時間の講師を務め、子どもたちの教育に携わります。
この日は、上伊那の小中学校の教職員や、地域と学校を結ぶコーディネーターなど60人が集まり、信州型コミュニティスクールアドバイザーで長野大学教授の早坂淳さんから話を聞きました。
早坂さんは、「子どもたちが地域の様々な人と関わることができる場所を作ったり、活動をサポートすることが教師や大人の役目です」と話していました。
この研修会は、コミュニティスクールの在り方や課題、各学校の取り組みについて情報交換し、活発化させようと、南信教育事務所が開きました。
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上伊那232人含む県内新たに2,324人新型コロナ感染確認
長野県内で6日新たに、上伊那地域の232人を含む
2,324人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は232人、長野保健所管内で394人、佐久保健所管内で276人、諏訪保健所管内で214人、上田保健所管内で140人、松本保健所管内で138人、大町保健所管内で123人、飯田保健所管内で120人、北信保健所管内で58人、木曽保健所管内で33人、長野市277人、松本市319人のあわせて2,324人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは32万4,013人で入院は774人、死亡は504人です。
5日、午後8時現在の確保病床使用率は70.4%となっています。
また県は、伊那保健所管内の高齢者施設の職員3人と利用者8人のあわせて11人の集団的な感染が疑われる事例が発生したと発表しました。
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県税功労者 4人に感謝状伝達
長野県の税務行政に協力した個人などに感謝状が贈られる、県税功労者の感謝状伝達式が、伊那市の伊那合同庁舎で11月15日に行われました。
伝達式では、南信県税事務所の高橋佳幸所長から表彰状が伝達されました。
伊那市の加藤正光さんは、関東信越税理士会伊那支部副支部長などを務めました。
伊那市の唐木孝さんは、関東信越税理士会伊那支部理事などを務めました。
伊那市の小田切肇さんは、関東信越税理士会伊那支部支部長などを務めました。
箕輪町の中坪敬治さんは、伊那地区納税貯蓄組合連合会の副会長を務めています。
高橋所長は「これからもこの経験を生かして税務行政への支援をお願いします。」と話していました。
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伊那市の変死体発見で捜査本部設置
伊那市西箕輪梨ノ木の住宅で80代の女性の変死体が見つかった事件で伊那警察署は5日捜査本部を設置する方針であることを明らかにしました。
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伊那北高校生徒発案「カツトッツォ」 校内で販売
伊那市の伊那北高校の2年生4人は、総合的な探究の時間の中でソースかつ丼の新たな形として市内の飲食店と共同開発した商品「カツトッツォ」を、5日、校内で販売しました。
伊那北高校2年生と伊那市中央のしらかばが共同開発したメニュー「カツトッツォ」です。
ソースかつ丼を、イタリア発祥の菓子「マリトッツォ」風にアレンジしたものです。
しらかばのヒレかつをパンの代わりに米で挟んだもので、マリトッツォの様なモチモチの食感に仕上げたということです
価格は1つ300円です。 -
小笠原商店で天然の糸寒天づくり
冬の寒暖差を利用した糸寒天作りが、伊那市東春近の小笠原商店で行われています。
5日朝は、午前7時半ごろから凍った糸寒天を天日干しにする作業が行われました。
大正5年創業の小笠原商店では、天然の糸寒天を作っていて、県内では唯一だということです。
稲刈りが終わった田んぼに天日干しするためのレールを敷き、先月下旬から本格的な作業が始まりました。
原料となる海藻のテングサを煮詰め、その煮汁を冷やして固めて棒状にし、機械でところてんのように細く切って広げていきます。
夜凍らせたものを天日干しにし、寒暖差を利用してゆっくりと溶かして水分を抜いていきます。
伊那地域の5日朝の最低気温は2.8度で、最高気温は7.4度でした。
小笠原商店の糸寒天は、東京や関西を中心に全国の老舗和菓子店に卸していて、羊羹に使われているということです。
寒天づくりのピークは、来年3月ごろまでを予定しています。 -
箕輪町議会12月定例会 13議案提出
箕輪町議会12月定例会が5日に開会し、新たに4億5千万円を追加する今年度の一般会計補正予算案など13議案が提出されました。
主な事業として、障がい者支援施設の利用料の補助など自立支援事業に8千万円、来年度庁舎にソーラーカーポートを設置するための測量・設計委託料に710万円、もみじ湖周辺の植樹事業に40万円などとなっています。
町議会12月定例会は13議案が提出され、12月12日と13日に一般質問、19日に委員長報告と採決が行われます。
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障害者週間にあわせ自主販売会
12月3日から9日までの障害者週間に合わせて上伊那の障がい者支援事業所の自主製品販売会が伊那市の合同庁舎で5日から始まりました。
初日の5日は伊那市の伊那ゆいま~るや南箕輪村のひまわりの家など3事業所が販売しました。
販売したのは手芸製品や木工品などで、すべて施設の利用者が作ったものです。
今回は上伊那の17事業所が参加し、日ごとに販売する事業所が変わります。
販売会は12月9日まで伊那合同庁舎で開かれます。
時間は正午から午後1時までです。
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上伊那地域97人を含む 954人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で5日新たに、上伊那地域の97人を含む954人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また長野県は新たに8人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は97人、
上田保健所管内で154人、
飯田保健所管内で117人、
松本保健所管内で98人、
長野保健所管内で79人、
佐久保健所管内で75人、
諏訪保健所管内で56人、
北信保健所管内で55人、
大町保健所管内で38人、
木曽保健所管内で6人、
長野市84人、松本市95人の合わせて954人です。
感染確認が三桁となるのは10月31日以来となります。
また、長野県は、新たに65歳以上の基礎疾患のある8人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは32万1,689人で入院は804人、死亡は504人です。
4日午後8時現在の確保病床使用率は70.8%となっています。
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上伊那地域の155人を含む2,226人感染
長野県内で4日新たに、上伊那地域の155人を含む2,226人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は155人、
佐久保健所管内で251人、上田保健所管内で231人、諏訪保健所管内で182人、飯田保健所管内で162人、松本保健所管内で142人、長野保健所管内で135人、北信保健所管内で80人、大町保健所管内で32人、木曽保健所管内で15人、長野市518人、松本市323人の合わせて2,226人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは32万735人で入院は802人、死亡は496人です。
3日の午後8時現在の確保病床使用率は70.1%となっています。
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クリスマスツリー点灯
伊那市長谷の南アルプスむら長谷に今年もクリスマスツリーが飾られ3日、点灯式が行われました。
午後5時過ぎ、クリスマスツリーが点灯されます。
高さおよそ10mのモミの木などに4000個のLEDライトが取り付けられました。
冬の長谷に新しい名物をつくろうと伊那市の地域おこし協力隊らが2018年から始めたもので、今年で5年目です。
ツリーには手作りのオーナメントが飾られ、訪れた人たちはひと足早いクリスマスを楽しんでいました。
3日は、地元長谷の音楽愛好家でつくるグループ長谷トリオがクリスマスにちなんだ曲を演奏しました。
イルミネーションは、来年1月16日まで、午後4時30分から午後11時まで点灯しています。
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上伊那地区野球協会設立
野球人口拡大を目指す上伊那地区野球協会が4日、設立されました。
4日は、宮田村役場で設立総会が開かれ、スポーツ少年団や中学校・高校の野球関係者など23人が出席しました。
会長には、長野県軟式野球連盟南信連合会副会長で宮田村の赤羽和夫さんが選任されました。
上伊那地区野球協会は、野球団体を統括する組織として次世代を担う青少年の支援と野球人口増加への取り組みを推進します。
協会では17日に今シーズン新人王に選ばれた、宮田村出身でプロ野球西武の水上由伸投手のトークショーを宮田村民会館で行う計画です。
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伊那市民芸術文化祭 ステージ発表や作品展示
伊那市を中心に上伊那地域の文化や芸術団体が成果を発表する第19回伊那市民芸術文化祭が、いなっせで3日と4日の2日間の日程で始まりました。
舞台発表部門では、日本舞踊やダンスなど4団体が日頃の練習の成果を披露しました。
美術展部門では、伊那市華道会によるいけばなや着物のリメイク作品、ステンドグラスなどの作品が展示されています。
また、市民ギャラリーでは、5つの団体と個人3人が、絵画や書、写真を展示しています。
文化祭は、4日までとなっています。 -
VC長野 ジェイテクトに敗れる
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの3日の試合結果です。
NVC長野トライデンツは、ジェイテクトSTINGSと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
4日もジェイテクトSTINGSと対戦します。
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上伊那173人含む県内新たに2,472人感染
長野県内で3日新たに上伊那地域の173人を含む2,472人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは伊那保健所管内は173人、佐久保健所管内で347人、上田保健所管内で290人、長野保健所管内で204人、飯田保健所管内で202人、松本保健所管内で178人、諏訪保健所管内で165人、北信保健所管内で109人、大町保健所管内で61人、木曽保健所管内で28人、長野市410人、松本市305人の合わせて2,472人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは31万8,509人で入院は769人、死亡は496人です。
2日午後8時現在の確保病床使用率は67.8%となっています。
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縄文大工雨宮さん 高遠町で丸木舟作り
全国各地を巡って子ども達と手製の石おので舟をつくるプロジェクトを行っている縄文大工雨宮国広さんが29日と30日に、高遠町三義でイベントを行いました。
山梨県出身の雨宮さんは、環境教育活動の一環として、石おので丸木舟を作るプロジェクトを始めました。
2日目のこの日は、参加者が砥石で石を砥ぎ、木の柄をつけて手作りの石おのを完成させた後、長さ9.8mの杉の木をくり抜いていました。
プロジェクトは、今年7月に北海道でスタートし、毎週末イベントを開いています。
高遠町は、18か所目となります。
来年7月に沖縄県でゴールを迎える予定で、その後は作った舟に乗り日本列島沿岸を一周するということです。 -
すばる星の会 12月末で終了
26年間上伊那各地で星空観察会などを開いてきた伊那天文ボランティアすばる星の会は、12月末をもって活動を終了することになりました。
1日は、伊那市長谷の長谷小学校の校庭で星空観察会が行われ、児童や保護者などおよそ40人が参加しました。
すばる星の会として、依頼を受けての最後の観察会となりました。
すばる星の会は、平成8年1996年に結成され現在8人の会員がいます。
年間を通じて一般や子どもたちを対象に上伊那各地で開催し、
これまでの26年間に行った観察会は、およそ300回に上ります。
観察会に出られる会員が高齢化や仕事の都合で減り、観察会を引き受けることが出来なくなったことから26年間の活動を終了することにしました。
代表を務める野口輝雄さんが中心となり星空の解説をしてきました。
会は今後、観察会の依頼は受けず、会員同士の情報交換の場として伊那天文同好会すばる星の会として活動する予定です。
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赤穂総合学科新校 基本計画案示す
県教育委員会が進める県立高校の再編・整備計画により総合学科高校へ転換が決まった赤穂高校で1日、5回目の準備委員会が開かれ、基本計画案が示されました。
1日は伊藤祐三駒ヶ根市長や伊南4市町村の教育長、学校関係者などの委員25人が出席しました。
赤穂高校は、総合学科高校に転換することが決まり5月に準備委員会を設置し、議論を進めてきました。
この日示された基本計画案では新校の学びのイメージを「地域とともに未来をひらく学びの拠点」としています。
また地元の自治体や教育機関・国際機関などと連携をとり地域に根差した学びの場にしていくとしています。
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南会津の現代版組踊 来年伊那市で公演
福島県南会津を中心に活動をしている「チーム息吹」は、来年8月に伊那市の伊那文化会館で現代版組踊の公演を行います。
2日は、チーム息吹のメンバーが伊那市役所を訪れ、現代版組踊を披露しました。
現代版組踊は、沖縄の伝統芸能「組踊」をベースに、現代的な音楽・舞踊・台詞の3つの要素で構成された舞台です。
地域の歴史や伝承を地元の小学生から高校生までの若者が演じることが特徴で、チーム息吹は郷土の歴史を知り子ども達を育成する人材育成プロジェクトとして、福島県南会津を中心に活動しています。
白鳥市長は「子どもたちを育てるためには、素晴らしい活動だと思う。来年の8月が楽しみです。」と話していました。
チーム息吹の伊那公演は、来年の8月19日と20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
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今昔きもの手作り展 6日まで
着物や古布などを使った手作りの小物などが並ぶ展示即売会、今昔きものと手作り展が2日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には着物のほか、バックや洋服など、およそ400点が展示されています。
伊那市西春近の着物リサイクル店「からころ」が県内の作家4人に声をかけて開きました。
展示されている物の多くが、着物や古布をリメイクして作られています。
訪れた人は、小物や洋服を手に取りながら楽しんでいました。
今昔きものと手作り展は、6日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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上伊那201人を含む県内新たに2,684人感染
長野県内で2日新たに、上伊那地域の201人を含む2,684人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新型コロナ患者9人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は201人、佐久保健所管内で334人、松本保健所管内で296人、上田保健所管内で272人、飯田保健所管内で246人、長野保健所管内で201人、諏訪保健所管内で189人、北信保健所管内で94人、大町保健所管内で59人、木曽保健所管内で26人、長野市377人、松本市389人の合わせて2,684人です。
また県は、いずれも65歳以上で基礎疾患のある8人と基礎疾患のない1人合わせて9人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは31万6037人で入院は799人、死亡は496人です。
1日午後8時現在の確保病床使用率は69.3%となっています。
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伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁が解禁
伊那谷の冬の風物詩のザザムシ漁が1日に解禁になりました。
天竜川では初日から漁を行う人の姿が見られました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
12月1日はザザムシ漁の解禁日です。
1日は伊那市中央の中村昭彦さんと漁仲間の原雄一さんがザザムシ漁をしていました。
虫踏み許可証を身に着け、鍬で石を掘り返し、足を使い石を転がすと四手網と呼ばれる網にザザムシが入ります。
トビゲラやカワゲラ、ヘビトンボなど、水生昆虫の幼虫の総称をザザムシといいます。
中村さんはザザムシ漁歴40年以上の大ベテランです。
一方の原さんは5年ほど前から漁を始めました。
中村さんは新しい漁仲間ができたことを喜び、きょうの漁に原さんを誘いました。
午前9時過ぎ、天竜川の水温はおよそ8度でした。
中村さんによると、水温が4度くらいまで下がると脂がのった美味しいザザムシが獲れるということです。
中村さんは期間中、週2回ほど漁を行う予定で、獲れたザザムシは自宅で佃煮にして食べます。
中村さんは、若い人たちにザザムシ漁を継承してもらうため、天竜川漁業協同組合と協力して四手網の作り方や漁の体験会を企画しているということです。
ザザムシ漁は2023年2月末まで行われます。
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伊那市 移住アワード上半期1位
移住したい人と受け入れる地域をつなぐ仲介サイト「SMOUT」の移住アワード2022上半期の人気移住地域として伊那市が1位に選ばれました。
SMOUTはweb制作などを手掛ける神奈川県の株式会社カヤックが運営する移住・関係人口促進のマッチングサービスです。
伊那市は上半期に、このサイトを活用して学校見学オンラインツアーや、農業体験など22のプロジェクトを発信しました。
その結果、興味があるを選んだユーザーの総数が伊那市は1,043件で、2022年度の上半期のサイト集計で1位になりました。
2位は兵庫県豊岡市で総数は982件、3位は山口県萩市で総数は771件でした。
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伊那市と明治安田生命 健康づくりの推進に関する連携協定
伊那市は、健康づくりの推進に関する連携協定を、明治安田生命保険相互会社と10月17日に、締結しました。
17日は、市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と明治安田生命の緒方純子松本支社長が協定書を取り交わしました。
協定は市民の健康づくりへの意識向上などを目的としたもので、
市のスポーツイベントなどを連携して行います。
白鳥市長は「健康で安心して暮らし続けられる伊那市になるよう期待している」と話していました。
緒方支社長は「この協定の取組が健康寿命の延伸に繋がるよう努力していきたい」と話していました。
また、明治安田生命から伊那市に2万9,500円の寄付金が贈られました。
寄付金は市民の健康づくりに活用されるということです。
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橋爪まんぷさん カレンダー原画展
伊那市の漫画家、橋爪まんぷさんによる来年のカレンダーの原画展「懐かしの昭和のあそび」が1日から、みはらしの湯で始まりました。
カレンダー原画展は昔懐かしい昭和の遊びが描かれた作品24点が展示されています。
今回の原画展では、小林一茶の俳句のなかから遊びに紐付けられるものを選び、そこから着想を得て作品を描いたということです。
会場には、まんぷさんが幼少期に慣れ親しんだ遊びを描いた作品もあります。
製作期間はおよそ半年で、7月から俳句選びを始め、9月から作品を描き始めたということです。
カレンダーの原画は、税込1万円で予約販売が行われています。
卓上カレンダーは税込500円で購入することができます。
カレンダー原画展は来年1月30日までみはらしの湯で開かれています。