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鳩吹公園 魅力ある公園として再整備へ
伊那市の横山にある鳩吹公園を魅力ある公園として再整備する基本構想が23日に示されました。
伊那市議会全員協議会が23日に市役所で開かれ、市が鳩吹公園の再整備基本構想を示しました。
横山にある鳩吹公園は、1993年の設置から30年が経ち、全体的に老朽化が進んでいます。
伊那市は鳩吹公園の魅力を向上させるため、再整備を行いたいとしています。
再整備基本構想では、遊具の隣に屋根付き広場を新たに整備する予定です。
公園南側にある池近くの林にはキャンプ場を設置し、新たな観光客を呼び込みたいとしています。
キャンプ場は、民間会社に整備・運営の委託を検討しているということです。
公園東側の駐車場には、スケートボードができるエリアを設置するとしています。
また、鳩吹公園の象徴とも言える時計台は老朽化のため取り壊し、その場所に子どもたちが遊べるような噴水を設置する予定です。
伊那市では今年の2月、3月に地域住民への説明会を開くとともに、ウェブ上でも意見を募集して今回の基本構想を策定しました。
市では「時代のニーズに合わせた公園づくりをしていきたい」としています。
市ではこの基本構想をベースに、今後財源などを検討していくということです。
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バラを題材にした絵画展
バラを題材にした作品展「伊那の風景を描く絵画展」が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで22日から始まりました。
絵画展には公民館などで活動しているグループが合同で出展していて葦の会、イーゼル会、クレパス会、拓画とぬり絵の会の会員23人から49作品が展示されています。
テーマはバラの花や、バラの咲く風景で油絵や水彩、パステルなど様々な作品が展示されています。
風景画には伊那市の通り町や、高遠町のしんわの丘ローズガーデン、伊那北駅などがバラと一緒に描かれています。
伊那の風景を描く絵画展は27日火曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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箕輪町の戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人たちの霊を慰める箕輪町の戦没者慰霊祭が22日、町文化センターで行われました。
戦没者慰霊祭は箕輪町社会福祉協議会と町が毎年この時期に行っています。
式には遺族や来賓およそ70人が参列し黙とうを捧げました。
箕輪町社会福祉協議会の唐澤修身会長は「戦争の悲劇を繰り返してはいけない。現在はロシアのウクライナ侵攻も続いている。世界の人々が安全で安心して暮らせるよう祈っている」と式辞を述べました。
箕輪町遺族会の永岡文武会長は、「戦後78年を迎えた。平和な世界になるよう遺族会として戦争の悲惨さを語り継いでいきたい」と話しました。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から太平洋戦争にかけ兵士として出征した602人が犠牲となっています。 -
上農の里山コース2年生 ホタルの繁殖に取り組む
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの2年生は、捕獲したホタルの繁殖に取り組んでいます。
こちらはゲンジボタルです。
20日の夜に箕輪町三日町の、かまくらざわ生きものの里でオス2匹、メス1匹を繁殖のために捕獲しました。
繁殖用に現在の3年生が作った採卵箱です。
繁殖は去年から取り組んでいますが、うまくいかなかったということです。
2年目の今年はホタルの生態や繁殖方法を学び、孵化を目指すということです。
上農高校では4年前から毎年、里山コースの2年生がホタルの再生プロジェクトに取り組んでいます。
22日はほかにホタルのエサとなるカワニナを養殖する水槽の水の入れ替えを行いました。
上農高校で卵から育てたカワニナは現在94匹まで増えたということです。
上農高校では生きものの里で多くのホタルが舞う姿が見られるように今後もホタルとカワニナの人工飼育に取り組むということです。 -
島田屋ホテル じゃらんアワードでベストコミュニケーション大賞
伊那市荒井の島田屋ホテルは、宿泊施設の旅行サイトへのクチコミ対応を評価する「じゃらんアワード2022」関東・甲信越ブロックでベストコミュニケーション大賞を受賞しました。
ベストコミュニケーション大賞は、旅行サイトに投稿されたエピソードやクチコミに対して、優れた対応をした宿泊施設に贈られるものです。
島田屋ホテルは、去年3月にリニューアルオープンし、マネージャーの松本浩秀さんがクチコミ対応をしてきました。
アワードでは、改善点や要望を受け止め取り入れることで、サービスが向上していることや、宿泊客とコミュニケーションを取りながら、顧客満足を目指している点が評価されました。
じゃらんアワードは、株式会社リクルートが宿泊施設を毎年表彰しているもので、関東・甲信越ブロックのベストコミュニケ―ション大賞受賞は、島田屋ホテルのみとなっています。
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あるしん 令和4年度純利益は39.05%減の1億5,900万円
アルプス中央信用金庫は、令和4年度の決算を22日に発表し、純利益は39.05%減の1億5,900万円でした。
アルプス中央信用金庫の令和4年度の純利益は、店舗廃止の取り壊し費用など、特別損失4,900万円を計上し、前の期と比べ1億200万円、39.05%減の1億5,900万円でした。
預金額は、新型コロナの影響により、先行きの見通しが立たなかったことから、29億円増の3,409億円でした。
貸出金は、消費意欲が回復せず、個人の消費は減りましたが、住宅ローンが堅調に増加し、9億円増の1,350億円でした。
ほかに、国際的な金利上昇の影響で、保有する有価証券の評価損が、34億円増の53億5,900万円となりました。
アルプス中央信用金庫では、今後も物価高騰が預金・貸出金などに影響するとし、「業況を見ながら慎重に判断し、収益を確保したい」としています。
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大芝高原 ササユリ見頃
21日は1年で最も昼が長い日「夏至」です。
南箕輪村の大芝高原みんなの森では、ササユリが見ごろを迎えています。
大芝高原みんなの森には、県の希少野生植物に指定されているササユリが咲いています。
ササユリはまだつぼみのものもあり、今月末まで楽しめるということです。
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伊那のメンマ 売り上げ好調
伊那市と長谷の農業法人ファームはせ株式会社の共同プロジェクトで製造・販売している、味付けメンマの売り上げが好調です。
メンマは、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で販売されています。
このメンマは、農業法人ファームはせの原佑実さんと石倉里々花さんが携わり、伊那市の放置された竹林の竹を使って作られています。
今年4月から販売が始まり、この2か月で売り上げが徐々に増えているということです。
また、3種類ある味のひとつ、きのこ醤油味は現在売り切れていて、来月店頭に並ぶということです。
くるみ味噌味は期間限定の商品となっていて、店頭にあるもので販売終了だということです。
また、パッケージの裏にあるQRコードを読み込むと、メンマを使ったアレンジレシピを見ることが出来ます。
ピリ辛辣油味は580円、くるみ味噌味は530円で購入することが出来ます。 -
伊那まつり市民おどり 45連2,240人参加
8月5日に開催される伊那まつりの事務局会議が20日に市役所で開かれ、市民おどりに参加する人数は45連2240人となることが報告されました。
20日は企業や各種団体の代表、市の職員など20人ほどが参加し事務局会議が開かれました。
市民おどりに参加するのは、主な内訳として企業が12連、小中学校が8連、仲間内で8連、地区が5連などとなっています。
小中学校は100人、企業は50人規模が多いということです。
今年の市民おどりは、交通規制のエリアが坂下入舟から春日公園下交差点の1.1キロになっています。
5月に開かれた連説明会では、1列2人としていましたが、参加人数と交通規制エリアを考慮して、従来の1列3人の方が良いのではという意見も出ていました。
会議では他に、おどり連参加者の飲酒について、制限しないことが報告されました。
事務局では、「市民の納得のいく素晴らしい祭りにしていきたい」と話していました。
また、21日に市役所で開かれた市の定例記者会見で、白鳥孝市長は「参加者は以前に比べ減ったが、盛り上がりに期待したい」と話していました。
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プロドライバー事故防止コンクール 表彰伝達式
県内の運送会社やバス会社などを対象とした第45回プロドライバー事故防止コンクールで伊那警察署管内の4事業所が表彰されました。
7日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。
優秀受賞事業所に、伊那バス株式会社、ジェイアールバス関東株式会社中央道支店、ヒロモト観光バス株式会社が選ばれました。
優良受賞事業所には高遠観光タクシー有限会社が選ばれました。
コンクールは、プロドライバーが安全運転や接客マナーを競い、一般ドライバーの模範となって、安全で快適な交通社会の実現をめざすもので、県内から760事業所が参加しました。
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新型コロナ週報 上伊那56人県内363人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
21日発表の6月12日から18日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は56人で定点あたり7人、全県は363人で定点あたり4.13人でした。
21日に発表となった6月12日から18日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、伊那保健所は56人、上田保健所で54人、諏訪保健所で45人、佐久・飯田保健所でそれぞれ35人、北信保健所で21人、松本保健所で19人、長野保健所で17人、大町保健所で6人、
木曽保健所で4人、長野市で29人、松本市で42人、全県で363人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の5人に対し7人で増加、全県は、4.64人が4.13人で減少しています。
県内の20日午前0時時点の入院者数は114人でうち中等症は11人、重症の人はいません。
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土砂災害警戒区域パトロール
6月の土砂災害防止月間に合わせ、伊那建設事務所などは、土砂災害警戒区域のパトロールを20日行いました。
20日は、伊那建設事務所と役場職員、地元住民などが、辰野町・箕輪町・南箕輪村の急傾斜地など4か所を巡視しました。
このうち箕輪町では、箕輪南小学校の周辺を確認しました。
箕輪南小裏の斜面は、町の土砂災害特別警戒区域に指定されています。
職員らは、吹付けのコンクリートの状態などを確認していました。
伊那建設事務所の職員は「直ちに危険はないが、ひび割れている部分も見られる。避難所にもなっているため、今後県の急傾斜地崩壊対策の工事を行う予定だ」と話していました。
パトロールは、土砂災害防止月間にあわせ、大雨による被害を防ごうと毎年行われています。
30日には、伊那市でパトロールが行われる予定です。
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上伊那総合技術新校 3学科設置の原案示す
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が19日伊那市のいなっせで開かれ、設置学科を3つとすることなどを含む学校像のイメージの原案が示されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合するものです。
19日の懇話会では、学校像のイメージについて、前回の意見を反映した原案が示されました。
それによると、設置学科は農業を中心とした「地域デザイン科」、工業を中心とした「地域ものづくり科」、商業を中心とした「地域くらし科」の3学科としています。
目指す学校像は「専門性を磨くとともに、学科の枠を超えた農・工・商の連携により新たな価値観を創出し、地域・社会に貢献できる学校」としています。
出席者からは「農工商が連携したカリキュラムの実現は可能なのか」といった声や、「生徒が目標をもって学習に取り組めるような工夫が大切だ」などの意見が出されていました。
今回出された意見を踏まえた「学校像のイメージ」が次回の懇話会に示され、承認されれば、県教育委員会に提出されます。
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松島の水辺公園でホタル舞う
地域住民がホタルの名所にしようと活動を行っている箕輪町松島の水辺公園で、ゲンジホタルが舞っています。
19日午後8時頃の水辺公園です。
50匹から60匹のホタルを見ることができました。
今年は例年より1週間ほど遅く、6月上旬から舞い始めました。
19日は、地域住民がホタルを見に訪れていました。
水辺公園は、箕輪町松島にあります。
2012年に整備されたもので、松島の住民有志で作る水辺公園を守る会が管理しています。
会長の松田万千人さんです。
水辺公園を守る会では、この場所をホタルの名所にしようと試行錯誤を重ねてきました。
年間を通して水路の管理や草刈りを行う他、ホタルを育て増やす取り組みも行っています。
松田さんは自宅でホタルを育てています。
幼虫を公園に放すと、翌年には成虫になり舞う姿を見ることができます。
現在見られるホタルのうち、自然発生したものは約半分だということです。
水辺公園のホタルは、7月上旬まで見ることができます。
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信大農学部 りんごワイン発売
南箕輪村の信州大学農学部2年生が教育実習の一環で作った濃厚りんごワインの販売が20日から始まりました。
価格は1本375ml入りで税込み2,000円です。
りんごは去年11月に植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2年生およそ80人が実習で収穫したもので品種はフジを使っています。
収穫されたりんごおよそ9,700㎏の内490㎏をワインにし338本作りました。
濃厚りんごワインは信大農学部内にある生産品販売所で購入することができます。
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社会を明るくする運動 内閣総理大臣からのメッセージ伝達
犯罪や非行をした人の更生を手助けする上伊那地区保護司会中部分区は、7月の「社会を明るくする運動」の強調月間を前に、総理大臣からのメッセージを、伊那市の白鳥孝市長に20日に伝達しました。
この日は、上伊那地区保護司会中部分区の牧内彌三郎分区長ら3人が市役所を訪れ、白鳥市長に、犯罪の無い地域社会づくりを呼びかける内閣総理大臣からのメッセージを伝達しました。
「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行を防止し、罪を犯した人の更生への理解を深め、明るい社会づくりを目指すものです。
全国で行われていて、今年で73回目となります。
伊那市では、毎年「社会を明るくする地域づくり大会」を開いていて、今年は、7月2日に伊那公民館で4年ぶりに開催されます。
牧内分区長は「コロナ禍で活動が制限されていたが、これからは活動の見直しも含め、活性化に努めていきたい」と話していました。 -
上蔵 霧しなのそば試食会
南箕輪村の酒と食のセレクトショップ上蔵で、木曽町でそばの乾麺などを作っている、株式会社「霧しな」のアンテナショップオープン1周年を記念したそばの試食会が16日に開かれました。
試食会では、木曽町に本社があり、乾麺などを作っている株式会社霧しなが製造している2種類のそばが来場者に無料で振る舞われました。
こちらのそばは、麺に凹凸や縮れを作ることでつゆが絡みやすく、食感が良いのが特徴だということです。
開田高原で栽培されている希少品種「開田早生」のそばも提供されました。 霧しなでは、地元産にこだわった商品を製造していて、およそ5割が上伊那産だということです。
試食会は、アンテナショップのオープン1周年を記念して開かれ、この日はおよそ30人がそばを味わいました。
上蔵のアンテナショップでは、乾麺や半生麺などを中心に10点を販売しています。
そばと好きな酒を選べるセットも販売しているということです。
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伊那市80代女性1人熱中症の疑いで搬送
上伊那広域消防本部によりますと、19日午後4時現在、伊那市の80代の女性1人が熱中症とみられる症状で搬送されました。症状は中等症だということです。
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伊那地域3日連続で真夏日 箕輪南小で水泳の授業
19日の伊那地域は、最高気温30度と3日連続の真夏日となりました。
小学校では水泳の授業が始まっていて、子ども達は水の感触を楽しんでいました。
箕輪町の箕輪南小学校では、14日にプール開きを行い、15日から授業が始まりました。
19日は、3~4年生がプールに入りました。
伊那地域の19日の最高気温は、午後1時38分に30度ちょうどとなり、3日連続の真夏日となりました。
水温も26度まであがり、子ども達は「先週よりも冷たくない」と言って気持ちよさそうに入っていました。
箕輪南小学校の水泳の授業は、夏休み前までを予定しています。 -
伊那まつりへ市民バンド初練習
4年ぶりに8月5日に開催される伊那まつりに向け、市民バンドの初練習が17日伊那市役所で行われました。
17日の初練習には、20代から70代までのメンバー10人が集まり、繰り返し「ダンシング・オン・ザ・ロード」を演奏しました。
バンドの顔となるボーカルの田畑詠一さんは、2019年は太鼓で参加し今回はボーカルに挑戦します。
伊那まつりでは、和太鼓やドラムなどのパーカッション、サックスやギターなど、総勢18人で演奏する予定です。
市民バンドは、まつり本番にむけ毎週末練習を行うという事です。
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矢島さんが方言紙芝居を披露
伊那市美篶青島の矢島信之さんは伊那谷の方言を集めたカレンダーを紙芝居にして南箕輪村の南原コミュニティセンターで19日に披露しました。
方言紙芝居は南原区社会福祉協議会が開いた集会で披露されました。
方言を集めたカレンダーは南箕輪村神子柴の太田光子さんが伊那谷の方言を使い、1月から12月までの出来事を絵手紙にしたものをまとめたものです。
これを知った矢島さんが、多くの人に見てもらおうと紙芝居風にしたもので、これまでに介護施設などでも披露してきたということです。
南原区社協では毎月1回、地域の子どもから高齢者が参加できる集会を開いているということです。
19日は地区の住民や近隣地区の社協関係者およそ30人が会場を訪れ、方言紙芝居を楽しんでいました。
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大学生や高校生の子どもを持つ保護者向け就活セミナー
これから就職活動を始める大学生や高校生の子どもを持つ保護者を対象にした就活セミナーが、伊那市のニシザワいなっせホールで11日に開かれました。
保護者向け就活セミナーには、オンラインを含めおよそ90人が参加しました。
キャリアコンサルタントの上條直哉さんが講師を務め、生まれた時点でインターネットが利用可能だった世代、いわゆる「Z世代」の就活状況をテーマに話をしました。
上條さんは、親世代と現代の就活状況を比較し、「大学進学率は25.1%から倍以上の56.6%になった一方で、大卒の求人倍率は2.41倍から1.71倍に下がっている」と話しました。
他に、「親世代では『早く・正確に処理ができる人』が必要とされていたが、現代は『オリジナリティーのある考えを発信できるマルチな才能を持った人』が必要とされている」と話していました。
セミナーは、就職活動が本格的にスタートする前に、保護者に上伊那の企業の実情や就職状況を知ってもらおうと毎年この時期に開かれているものです。 -
高遠3女のコラボ展Ⅱ 23日から
伊那市高遠町在住の女性3人による「高遠3女のコラボ展Ⅱ
」が23日から、信州高遠美術館で始まります。
展示するのは西澤由美子さん、小松由子さん、中島美恵子さんの3人です。
3人は高遠町在住で同じ介護施設グループで働いています。
会場にはそれぞれが製作した作品合わせておよそ30点が並んでいます。
3人は普段は個別で創作活動をしていて、合同での作品展は今回で2回目となります。
西澤さんの作品はアクリル絵の具を使い、カラフルに描かれています。
小松さんは着物を気軽に日常的に着てもらおうと、着物のリメイク作品を展示しています。
中島さんの作品は猫や犬など身近にいる動物と花をテーマに描いたものだということです。
高遠3女のコラボ展Ⅱは23日から7月23日まで信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般500円、高校生以下は無料です。
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自然の中で楽しむマルシェ
子どもたちが自然の中で過ごす虹の森マルシェが南箕輪村で18日、開かれました。
イベントは、様々な体験を通して学びの場を提供する活動を行っている一般社団法人信州あそびの学園などが開いたものです。
18日は、田畑にあるあそびのもりを会場に開かれ、訪れた子どもたちがポニーに触れたり、ポップコーンを作って食べたりして楽しみました。
マシュマロを焼きチョコレートと一緒にクラッカーで挟んで作るスモア体験は、子どもたちに人気でした。
この他に、御守を作るワークショップなども行われました。
マルシェは、子どもたちに自然の中で自由にのびのびと過ごしてもらおうと2か月に1度開かれていて、次回は8月に予定しています。
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東京芸大生による演奏指導
東京芸術大学音楽学部の学生による演奏指導が17日と18日の2日間、伊那市内の中学校で行われました。
2日目の18日は、市内2つの学校で行われました。
このうち高遠中学校では、吹奏楽部の生徒30人が、楽器のパート別に指導を受けました。
トロンボーンの指導では、芸大生が持ち方や姿勢、息の使い方などを説明していました。
夏のコンクールに向け練習を重ねている高遠中学校吹奏楽部では、「芸大生から指導を受けるのは貴重な経験になった。本物の音楽を聞く機会にもなり勉強になりました」と話していました。
器楽講習会は、伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊沢修二の縁で年に2回、市内の中学生を対象に開かれています。 -
箕輪町 多文化共生セミナー
外国人住民が日本語を習得し地域社会とつながっていくために必要なことを考える多文化共生セミナーが、箕輪町の産業支援センターみのわで18日開かれました。
セミナーではパネルディスカッションが行われ、町内在住の外国籍の人などが、生活する上での困りごとなどについて話をしました。
このうち、ブラジル出身の山下サチエさんは、子どもが学校からもらってきたプリントが読めず苦労したことなどを話しました。
箕輪町には6月1日現在792人の外国人が住んでいます。
箕輪町多文化共生推進員の入倉眞佐子さんは「聞く・話すに比べ、読む・書くは困難を抱えている人が多くなっている」と話していました。
町では、外国人住民が日本語を習得する上での課題について理解を深めようと今回セミナーを開きました。
今後、多文化共生サポーター養成講座を開催するほか、体験型の日本語教室を計画しているということです。
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最高気温31.6度 二日連続の真夏日
18日の伊那地域の最高気温は31.6度まで上がり、2日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、駒ヶ根市の20代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
軽症だということです。
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南アルプスの開拓者偲ぶ 長衛祭
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプス北沢峠で17日行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など100人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、伊那市長谷出身で南アルプスで登山道の整備や山小屋の建設など開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っています。
17日は長衛祭に合わせ、本格的な登山シーズンを前に南アルプス北部地区の開山祭も行われました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
長衛祭では長谷小学校の児童10人も参加し、合唱を披露しました。
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鮎の友釣り解禁 今年はルアー専用区間も
天竜川水系で、鮎の友釣りが17日に解禁となりました。
今年は、多くの人に楽しんでもらおうと、ルアーで釣ることができる区間が設けられています。
この日は、朝から多くの釣り人が訪れていました。
鮎の友釣りは、縄張り争いの習性を利用し、おとりの鮎をつけて釣り上げるものです。
友釣りは、鮎の購入や専用の道具などが必要だということで、天竜川漁業協同組合では、今年初めて、比較的簡単なルアーで鮎釣りができる区間を設けました。
区間は、伊那市の桜橋から平成大橋の間です。
こちらの男性は早速ルアーを使っていました。
天竜川漁協によりますと、ここ数日の雨により川が増水した影響で、この日の釣果はいまひとつだったということです。
ルアーを使った鮎釣りは、初心者でも始めやすいということで、天竜川漁協では、「これから本格的なシーズンを迎えるので多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。
遊漁料は年間券が8,800円、一日券が2,200円となっています。
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経木を使ったバラのオブジェづくり
アカマツを薄く削った「経木」を使って、バラのオブジェを作るワークショップが、伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、17日に開かれました。
この日は、上伊那地域を中心に観光客など36人が参加しました。
参加者は、経木でできた花びらを貼り付け、バラの形を作っていました。
このワークショップは、伸和コントロールズ株式会社と、経木を製造している伊那市の株式会社やまとわが、伊那バラフェスタに合わせて開きました。
伸和コントロールズとやまとわでは、今後も地元産材を知ってもらう取り組みを行い、観光資源として活用したいとしています。