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夏休みこども未来塾
夏休み中の子どもたちを対象にした体験教室こども未来塾が南箕輪村で28日から始まりました。
こども未来塾は、夏休み中の子どもたちに様々な体験を通して夏休みの思い出づくりにしてもらおうと南箕輪村公民館が開いたものです。
初日の28日は、村内の小学生29人が参加し、大芝高原で木工体験が行われました。
地域おこし協力隊や地域のボランティアが講師を務め、子どもたちがアカマツの端材で作品をつくりました。
子どもたちは、カナヅチで木に釘を打ったりのこぎりで切ったりして剣やオリジナルのキーホルダーなどを作っていました。
こども未来塾はあすまで行われ、28日は3年生以上の子どもたちが公民館に宿泊する計画です。
29日は、ピザ窯でピザを作って食べたり、村を拠点に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツの選手たちと交流する予定です。 -
自転車で村内を巡るツアー
南箕輪村観光協会は、自転車を活用し村内の名所などを巡るツアーを28日、初めて開きました。
ツアーは、自転車を活用して村の魅力を再発見しようと初めて開かれたもので、今日は、村内の小学生4人が参加しました。
南箕輪村の観光振興や情報発信などを行う地域おこし協力隊の岡村成樹さんがガイドを務めました。
出発を前にこども館で、職員が絵本「お四国さま」の読み聞かせをしました。
7年の歳月をかけ、難所をいくつも越え四国八十八か所霊場めぐりをした村に伝わる話です。
この後、絵本のもとになっている北殿の新四国霊場へ自転車で向かいました。
新四国霊場は天保11年1840年、北殿の有賀嘉吉が中心となり四国88か所霊場の参拝に行けない人でもご利益を受けてもらおうと作ったもので、嘉永元年1848年に完成したと伝えられています。
石仏が老木の下にたたずむ姿を子どもたちが眺めたりしていました。
28日はほかに、天竜川と大泉川の合流点近くの段丘にある不死清水と呼ばれる湧き水なども見学しおよそ8キロを自転車で走りました。
南箕輪村観光協会では来月4日にも大芝高原から村内25キロを自転車で走るツアーを企画しています -
箕輪町 妊産婦の医療費負担
箕輪町は妊産婦の通院費、入院費の補助を8月から行います。
これは28日の箕輪町役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
箕輪町は、妊産婦の疾病の早期発見や母子の健康保持のため、来月1日から通院や入院の際の医療費を補助します。
自己負担は一医療機関あたり500円です。
妊産婦への医療費補助は、長野県内では8市町村が行っていて、上伊那では初めてだということです。
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みのわ祭りの準備進む
28日の伊那地域の最高気温は34.7度と真夏日になりました。
箕輪町の松島仲町、通り町周辺では29日のみのわ祭りに向け準備が行われていました。
箕輪町の松島仲町、通り町周辺では、実行委員会があすの祭りに向け準備を行っていました。
今年は、4年ぶりに松島仲町、通り町周辺に会場を戻し行われます。
伊那ケーブルテレビではまつりの様子を午後4時から、ご覧のチャンネルで生中継します。
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野生鳥獣被害額 11年連続で減少
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が今28日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、上伊那地域の野生鳥獣被害額が11年連続で減少していることなどが報告されました。
上伊那地域の被害状況は2007年度の2億1700万円をピークに11年連続で減少し2021年度は4900万円でした。
農林業被害額の35%を占めるニホンジカの昨年度の捕獲数は目標頭数5244頭に対し、3634頭でした。
協議会は信州大学や南アルプス食害対策協議会などの関係機関と協力して防護柵の設置や生息密度と被害状況が比例するニホンジカの捕獲などに取り組んでいくということです。
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新型コロナウイルスに関する長野県からの情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
この夏の感染対策について、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への位置づけ以降、初めての夏を迎え、今年は例年以上に高齢の方と接する機会や、大人数で集まる機会が増加することが予想されることから、「この夏の感染対策について」を発出しました。
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核廃絶を訴える上伊那地区非核平和行進
上伊那の市町村や企業の労働組合でつくる上伊那地区労働組合会議は核廃絶を訴える上伊那地区非核平和行進を27日に行いました。
上伊那地区労働組合会議は箕輪町役場で決意表明をしました。
参加者を代表して箕輪町職員労働組合の北原崇志さんは「広島・長崎の被爆から78年を迎えるが未だに核兵器が存在している。平和のために核廃絶を訴えます。」と決意表明しました。
箕輪町の白鳥政徳町長は「皆さんの声が町に届くよう活動してもらいたい」と話しました。
行進は2日間行われ、1日目のこの日は辰野町から伊那市まで、翌日は宮田村から中川村まで2日で44㎞を行進します。
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夏休みおいで塾 子どもに昼食を無償提供
伊那市の西春近公民館で夏休みおいで塾が開かれています。
27日はキッチンカーが出向き、参加している子どもたちに昼食が無償で提供されました。
これは伊那市子どもの未来応援事業の一環で行われたもので、夏休みおいで塾に参加する子ども、およそ65人に昼食が提供されました。
調理は伊那市荒井の和しんが担当しました。
これまではカレーの提供を行っていましたが、今回は普段とは違うものを食べてもらおうとチキンソースカツ丼にしたということです。
事業に協力している長野県経営者協会上伊那支部の伊那食品工業株式会社の社員が配膳を手伝いました。
夏休み中のキッチンカーでの昼食の提供は、おいで塾のほかに市内の学童クラブでも行われます。
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平岩さん宅 ヤマユリが見頃
伊那市高遠町上山田引持の平岩兼雄さん宅のヤマユリが見頃となっています。
平岩さん宅の自宅の裏山にはヤマユリが群生しています。
平岩さんによりますと最初は数株だったものが現在はおよそ230株に増えたということです。
ヤマユリは8月中旬ごろまで楽しめるということです。
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橋爪さん トルコギキョウの出荷作業がピーク
伊那市富県の花卉農家、橋爪公明さんの選花場ではトルコギキョウが出荷のピークを迎えています。
出荷作業は7月上旬から始まったということで、現在ピークを迎えています。
白い花のセレブクリスタルなど8種類のトルコギキョウを生産しています。
27日は朝5時から作業を始め、1日でおよそ1万本を収穫したということです。
2023年は全部で25万本の出荷を見込んでいます。
JA上伊那によりますと、上伊那のトルコギキョウの生産量は県内では2番目で、2022年はおよそ230万本が出荷されたということです。
作業は11月末まで行われる予定です。
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今季最高36.3度 午後は雷雨に
27日の伊那地域の最高気温は、今シーズン最も暑い36.3度で、3日連続の猛暑日となりました。
27日の伊那地域は、午後1時54分に最高気温が36.3度まで上がり、3日連続の猛暑日となりました。
街中では、日傘や小型扇風機で暑さをしのぐ人の姿が見られました。
今シーズン最高気温となりましたが、午後は一転、3時過ぎからは雷を伴う雨となりました。
長野地方気象台では、大気の状態が不安定となっているため、今夜遅くまで断続的に雨が降ると予想しています。
28日も気温が上がり、30度を超える暑さが予想されていますが、次第に天気が崩れ、ところにより雷を伴う激しい雨が降るということです。
上伊那広域消防本部によりますと、27日午後4時半現在、伊那市で10代の男性が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は中等症だということです。
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パン粘土の花展
小麦粉などを原料とするパン粘土で作った花の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、パン粘土で作られた花およそ100点が展示販売されています。
作品は、伊那市狐島で教室を開いている佐藤峰子さんと生徒が作ったものです。
作品は、小麦粉などが原料の粘土に油絵の具やオイルを混ぜて形を整え、乾燥させて色を付けて作ります。
パン粘土の花は、「パンフラワー」と言われ、中南米の民芸品で、余ったパンの素材で花を作ったことが始まりだということです。
耐久性が強く、色落ちしたら塗りなおせるため半永久的に楽しめるのが特徴です。
教室では「それぞれの個性が出た作品を楽しんでほしい」と話していました。
「パン粘土の花展」は、30日(日)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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芳澤香乃子さん・柳澤紗さん 空手で全国へ
伊那市の伊那東小学校6年の芳澤香乃子さんと、伊那北小学校5年の柳澤紗さんは、8月に東京都で開かれる空手の形競技の全国大会に出場します。
27日は、芳澤さんと柳澤さんが市役所を訪れ、笠原千俊教育長に全国大会出場を報告しました。
2人は駒ヶ根市の道場で練習をしていて、5月に佐久市で開かれた県大会で、演武の正確さや美しさを競う「形競技」の学年別の部でそれぞれ優勝しました。
この日は、笠原教育長や市の職員に形を披露しました。
芳澤さんは、3歳の時に空手を始め、コロナで中止となった1回を除き、小学1年生から毎年全国大会に出場しています。
去年の全国大会の成績は、ベスト16でした。
柳澤さんは、小学1年生の時に空手を始め、今回が初の全国の舞台となります。
笠原教育長は「自分の持っている力を発揮して頑張ってきてください」と激励しました。
第23回全日本少年少女空手道選手権大会は、8月7日から、東京都足立区で開かれます。
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上伊那少年サッカー3年生大会
上伊那少年サッカー3年生大会予選会が17日に、箕輪町の番場原第2グラウンドで開かれました。
大会には、上伊那の少年サッカーチーム17団体が出場しました。
上伊那少年サッカー協会が小学3年生までの選手を対象に、毎年海の日に開いているものです。
4つのブロックに分かれて、1チーム2試合ずつ行い順位を競いました。
試合は、前半後半それぞれ10分ずつの20分、6人制で行われました。
保護者らが声援を送る中、ゴールを決めるとチームメイトと喜んでいました。
上伊那少年サッカー協会では、「暑い中最後まであきらめない姿が随所に見られた。高学年になってもサッカーを続けてもらいたい」と話していました。
予選会の上位8チームは、来月20日に開かれる決勝トーナメントに出場します。 -
モバイルクリニック 医療機器を高度化
伊那市が取り組んでいる遠隔診療・モバイルクリニックに分娩監視や心電図の測定、眼科診療が行える医療機器が新たに搭載されました。
26日は、市役所でモバイルクリニック医療機器高度化について報道発表が行われました。
新たに導入した分娩監視装置、12誘導心電図、スマートフォン接続型眼科検診装置です。
分娩監視装置は、胎児の心拍数と妊婦の陣痛の測定ができ、定期通院が困難な妊娠後期の妊産婦健診が可能となります
また、12誘導心電図は心電図や血圧、血中酸素濃度の測定が可能で、慢性心疾患の早期発見や、再入院の防止が期待できるという事です。
また、モバイル眼科検診は、看護師が目の撮影を行い画像をスマートフォンで伝送し、診察を行います。
白内障や緑内障など、目の疾患の早期発見と早期治療につなげたいとしています。
会見で白鳥孝市長は、医療機器の高度化により、利用の増加が見込まれる事から、モバイルクリニックの車両を増やしたい考えを示しました。
モバイルクリニックの2021年度の本格運用からの診療回数は、のべ345回となっています。
妊産婦健診は、今年度は6月までに14回と、すでに昨年度の1年間の利用回数6回の倍以上となっています。
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最高気温35.6度 園児が川遊び
26日の伊那地域の最高気温は35.6度で2日連続の猛暑日となりました。
伊那市の美篶保育園の園児は、伊那市長谷の美和湖近くで川遊びを楽しんでいました。
美篶保育園の年長園児31人は、長谷の小犬沢親水公園で川遊びをしました。
園児達は水中に潜ったりしながら川遊びを楽しんでいました。
26日の伊那地域の最高気温は午後1時32分に35.6度を記録し、2日連続の猛暑日となりました。
長野地方気象台によりますと、この厳しい暑さは来週にかけて続く見込みで、熱中症に注意するよう呼びかけています。
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伊那公民館おいで塾 中尾歌舞伎学ぶ
子どもたちは夏休みです。伊那市の伊那公民館の夏休みおいで塾が26日に開かれ、小学生が中尾歌舞伎の歴史について学びました。
この日は、伊那公民館のおいで塾に通っている児童24人が長谷の中尾座を訪れました。
講師を務めたのは中尾歌舞伎保存会の中村徳彦代表です。
中村さんは中尾歌舞伎の歴史などを説明しました。
中尾歌舞伎は、江戸時代の1767年頃に旅芸人が来て演じたのが始まりとされています。
また児童たちは、歌舞伎の見得を体験していました。
眼を開くことがコツだということです。
他に、奈落も見学していました。
普段は大人6人で行う、回り舞台を頑張って動かそうとしていました。
伊那公民館のおいで塾で、中尾座に来るのは初めてだということです。
伊那公民館のおいで塾には120人の児童が参加していて、来月1日までに5回に分けて中尾歌舞伎について学ぶということです。
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進徳館夏の学校 児童が論語を素読
伊那市高遠町の小学生が宿題や論語の素読に取り組む夏の学校が26日、進徳館で開かれました。
この日は高遠小学校と高遠北小学校の児童が高遠町公民館の矢澤淳館長にあわせて、論語を素読していました。
進徳館夏の学校は、高遠町公民館が高遠の歴史・文化に親しんでもらおうと開いています。
今年は過去最多の84人が参加しました。
児童達は大きな声で論語を素読していました。
江戸時代に高遠藩の藩校として利用された進徳館で開かれました。
ほかに、高遠高校の生徒がボランティアで参加していて、子ども達に宿題を教えていました。
夏の学校はきょうから4日間行われ、あすは高遠町の歴史についてフィールドワークを行うほか、最終日は高遠高校の音楽コースの合唱があるということです。
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農業DXシンポジウム
伊那谷の産学官が連携し、農林畜産業などで新たな産業創出を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、農業DXについてのシンポジウムを、8日、伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesで開きました。
シンポジウムでは農業DXについてパネルディスカッションが行われ、信州大学農学部の松島憲一教授が座長を務め、白鳥孝伊那市長、信州大学農学部渡邉修准教授、KOA株式会社の高山利治ゼネラルマネージャーがパネリストとして参加しました。
農業DXとは、ITやロボットを活用した農業のスマート化だけでなく、流通や販売なども含めた農業全体を最先端の科学技術で変革しようというものです。
信州大学農学部の渡邉修准教授は「農業に最新の機械を導入したら終わりではなくて、どのようにしたら持続可能な経営をできるか考えることが大切だ」と話していました。
また、白鳥孝伊那市長は「スマート農業などの導入で、伊那谷地域では、自分たちの食べるものを自分たちでまかなえるよう、課題を解決していきたい。」と話していました。
伊那谷アグリイノベーション推進機構は、信州大学が中心となり上下伊那の企業や行政などが参加して組織しています。
毎年テーマを変えてシンポジウムを開いていて、きょうは推進機構の会員や地元企業、大学生などおよそ80人が参加しました。 -
Dragon横丁の概要を説明 コンセプトはリゾート・ビーチ
伊那市の伊那商工会議所青年部は今年の伊那まつりに出店するDragon横丁の概要について今日、記者会見を開き説明しました。
伊那商工会議所青年部は今日伊那商工会館で記者会見を開きました。
今年のDragon横丁のコンセプトはリゾート・ビーチです。
会場をコーラルピンクで統一し、およそ50個の浮輪で装飾するということです。
会場には青年部によるはずれ無し100円くじやフード・ドリンク販売、東部中学校3年2組の生徒による総合学習の一環での屋台の出店が計画されています。
Dragon横丁は8月5日の伊那まつりにいなっせ北側のコミュニティ広場で開催されます。 -
絵本作家さいとうしのぶさんおはなし会
絵本作家さいとうしのぶさんによるおはなし会が8日、箕輪町の松島コミュニティーセンターで開かれました。
この日は、親子連れなどおよそ160人が参加しました。
さいとうしのぶさんは大阪府出身の絵本作家で、きょうは自身が手がけたおよそ10冊の絵本や紙芝居を紹介しました。
さいとうさんは「あかちゃんとわらべうたであそびましょ!」という絵本のなかの「きゅうりのおつけもの」というわらべうたを紹介しました。
参加者は一緒に歌ったり、体を動かしたりしていました。
おはなし会は箕輪町図書館の読育ボランティアおはなし応援団が年に1回絵本作家を招いて開いているもので今回で15回目となります。
箕輪町図書館にはさいとうしのぶさんの絵本が40冊ほど置いてあり、誰でも借りることができるということです。
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伊那北高校1年 フィールドワーク
伊那市の伊那北高校普通科の1年生は、地元の魅力を知り地域の課題について考えるフィールドワークを25日行いました。
25日は1年生約200人が5つのテーマに分かれフィールドワークを行いました。
このうち、自然・森林がテーマのグループは、ますみヶ丘の山林で伐採の様子を見学しました。
伊那市西箕輪の木工業株式会社やまとわの社員は、「付加価値を付けて地域の木材を発信することを目指している」と話していました。
また、住民主体の街づくりについてのグループは、伊那市の中心市街地を歩き、店主から話を聞きました。
伊那市駅近くに今年1月にオープンしたカラオケ喫茶「赤い部屋」です。
店主の鈴木つかささんは「空き店舗となっていたこの場所を見た時に、レトロな雰囲気を活かして人が集まる場所にしたいと思った」と話していました。
伊那北高校の1年生は、地域の様々な分野で活動に取り組む企業・団体を訪問し、地域の課題を自分ごととしてとらえる視点を得る機会にしようとフィールドワークを行いました。
いなっせではワークショップが行われ、生徒たちが商店街にあったら良いと思うものや、その理由について意見を交わしました。
今後、今回の経験をもとに地域の課題を見つけ、来年1月の発表会に向け課題研究に取り組むということです。
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祭りを前にみのわ手筒会が練習
みのわ祭りで手筒花火を披露する、みのわ手筒会は22日、まつり本番を前にみのわ天竜公園で公開練習をしました。
公開練習では手筒会のメンバーが点火の手順を確認していました。
祭り当日は手筒のほか、仕掛け花火が披露されます。
また番場原第二グラウンドでは打上花火が行われます。どちらも時間は午後8時からです。
伊那ケーブルテレビでは町民おどりや花火大会など祭りの模様をご覧のチャンネルで午後4時から生中継します。
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現代版組踊「チーム息吹」8月に伊那市で公演
福島県南会津を中心に活動している「チーム息吹」は8月に伊那市の伊那文化会館で現代版組踊の公演を行います。
24日はチーム息吹のメンバーが白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。
チーム息吹のメンバー6人と下村一裕総合プロデューサーが市役所を訪れました
チーム息吹は福島県南会津を中心に活動していて、小学生から高校生までのメンバーが所属しています。
現代版組踊は、沖縄の伝統芸能「組踊」をベースに、現代的な音楽・舞踊・台詞の3つの要素で構成された舞台です。
地域の歴史や伝承を地元の子どもたちが演じていることが特徴です
8月に行われる伊那公演では現代版組踊「息吹~南山義民喜四郎伝」を披露します。
今からおよそ300年前の江戸時代中期に、現在の南会津で起こった百姓一揆を題材にしたストーリーです。
チーム息吹の伊那公演は、8月19日と20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
昼の部は正午から、夜の部は午後5時からとなっています。
チケットは全席指定で大人3,000円、高校生以下1,000円です。
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伊那中央RC 信大留学生に助成金贈る
伊那中央ロータリークラブは信州大学農学部の留学生に、助成金を11日に贈りました。
この日は、市内で伊那中央ロータリークラブの例会が開かれ、助成金を贈る2人の留学生が紹介されました。
今年度は、信州大学大学院総合理工学研究科修士2年で、生分解性プラスチックの研究を行っている、タイ出身のウアドゥワンディー パラミーさんと、
修士1年で、大豆を専門にした作物学の研究を行っている、中国出身のメイ ガクゼイさんの2人に、それぞれ42万円が贈られました。
伊那中央ロータリークラブでは、留学生との交流を通して国際理解を深める活動を1993年から行っていて、今年で31年目となります。 -
美篶4号CE 増強工事完了で見学会
JA上伊那が再編を進めている米穀施設のうち、伊那市美篶のカントリーエレベーターの増強工事が完了し、25日に見学会が開かれました。
この日は見学会が開かれ、関係者ら延べ80人が参加しました。
伊那市美篶の「美篶4号カントリーエレベーター」では、新たに導入した機械などを見ていました。
こちらは、新たに導入した、米を循環させながら乾燥させる、自己循環型の乾燥機2基です。
あわせて90トンを乾燥させることができるため、1日に受け入れられる米の量が増えるということです。
乾燥機の導入にあわせ、ホコリなどを取り除く、集塵装置も増設しました。
ほかに、操作や管理を液晶モニターの画面上で行うことができるようになったということです。
JA上伊那では、米穀施設の老朽化に対応し、出荷の拠点として高品質な米を提供するため、2012年度から施設の再編を行っています。
今回の第2次再編計画ではほかに、宮田・赤穂・中川を廃止し、新たに飯島町に南部カントリーエレベーターを新設しました。
国の補助金を活用した事業で、総事業費はおよそ30億円、このうち美篶4号はおよそ5億円となっています。
美篶4号カントリーエレベーターは、今年の秋から稼働するということです。
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今季最高36.2度 厳しい暑さに注意
25日の伊那地域の最高気温は36.2度と、猛暑日となりました。
長野地方気象台では、今後1週間30度以上の日が続くとし、厳しい暑さに注意を呼び掛けています。
25日の伊那地域の最高気温は、午後2時42分36.2度まで上がり、猛暑日となりました。
長野地方気象台によりますと、太平洋高気圧の勢力が強まり、向こう1週間も30度を超える日が続くと予想しています。
こまめな水分補給など、熱中症に注意を呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。 -
伊那西部広域農道でクマの目撃情報
24日正午頃、南箕輪村の伊那西部広域農道 中の原交差点付近でクマの目撃情報がありました。
伊那警察署の発表によりますと、24日正午頃、南箕輪村の中の原交差点近くで、クマ3頭の目撃情報がありました。
目撃されたのは、成獣1頭と子グマ2頭だということです。
通報を受け、警察官が駆け付けましたが、すでに姿はなかったということです。
24日午後4時現在、人や物への被害は確認されていません。
伊那署では、目撃があった場所への不要な外出は控えるよう呼びかけています。
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フェ・マンフェス実行委員会
9月16日と17日に伊那市の伊那商工会館でハンドメイド作品の販売などのイベント「フェ・マン・festival」が開かれます。
3日は伊那市内で実行委員会が開かれました。
委員は市内のクラフト作家など有志5人で構成されています。
「フェ・マン」はフランス語で手作りの意味で、作家の活動の場を増やそうとイベントを企画したとういことです。
当日は、ワークショップやフリーマーケットのほかに、美容や占い、婚活のブースも設ける予定だということです。
「フェ・マン・festival」は9月16日と17日に伊那商工会館で開かれる予定で、実行委員会では7月31日までブース出店者を募集しています。 -
華道家元池坊の巡回講座
華道家元池坊の巡回講座が23日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
講師は京都の池坊中央研修学院の研究員 髙林祐丞さんが務めました。
髙林さんは「姿を見つめて」をテーマにデモンストレーションを交えて講演しました。
髙林さんはヒマワリやデルフィニウムなどの夏の花を使った生け花を紹介しました。
髙林さんは「花の表情や植物が持つ自然の伸びやかさなど自分が見せたいところを考えながら生けることが大切だ」と話していました。
巡回講座は華道家元池坊が池坊の精神や新しい技術を伝えようと、全国およそ180か所で開催しています。
この日は池坊の会員や一般など、およそ150人が参加しました。