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伊那図書館 打ち水大実験 0.7℃気温下がる
伊那図書館で9日、省エネで自然な涼しさを感じようと、打ち水大実験が行われた。
9日の天気は曇りだったが、午後4時の伊那図書館の前の気温は27・5度。図書館に訪れていた子供達、およそ15人が参加し、合図とともに一斉に、玄関前の広場で水まきをした。
打ち水に用意した水は地下水で、およそ300リットル使用した。子供達は、何回もバケツに水をもらい、水まきを楽しんでいるようだった。
20分ほど、うち水をした結果、気温は26・8度と、0・7下がった。
されに先立った、夏休み中の子供たちを集め、リサイクル工作教室も開かれた。子供や保護者など11人が参加し、牛乳パックを使ったジョロと竹の水鉄砲を作った。
伊那図書館では、手軽に出来る工作教室を通して、親子に触れ合ってもらおうと、年に数回、こういった工作教室を開いていた。
子供達は、ジョロと水鉄砲が完成すると外に出て、水遊びを楽しみました。完成したジョロと水鉄砲に水を入れ、花壇や芝に水まきをした。
市内から参加した、唐木トシエさん、マナカちゃん親子は、「とても楽しかった、また参加したい」と話す。 -
高校演劇部に県伊那文化会館のスタッフが舞台技術セミナー
上伊那地区高校演劇連盟の加盟高校の生徒は9日、伊那市の県文化会館で舞台技術について学んだ。演劇連盟に加盟する6校の演劇部員、およそ60人が、県文の舞台課の3人から技術を教わった。
このセミナーは、来月開かれる上伊那地区の合同演劇発表会を前に、舞台の仕組みを知って、技術を高めてもらおうと、県文の舞台課が企画したもの。音響、照明、大道具の3種類について説明がありました。
音の素材が足りない場合は自分たちで音を作る。照明はストーリーの内容に沿った空間を演出できるよう大きさを調節して照らす。大道具はプランを決めて動かせるようにしておく竏停・など、それぞれ説明があった。
参加したある生徒は「今まで細かい演出を考えていなかったが、セミナーに参加して一歩ふみ込んだ演劇ができるようになりそう」と話していた。
生徒たちが練習の成果を披露する、上伊那地区の合同演劇発表会は、9月21日に県伊那文化会館で開かれる。 -
遺伝子組み換え食品考える講演会開く
遺伝子組換えについて考える講演会が昨夜、伊那市役所で開かれた。食の安全性に対する関心が高まる中、遺伝子組換えについて考えてもらおうと、伊那市農業委員会が開いたもの。農業委員や一般など、およそ70人が集まり講演に耳を傾けた。
講師を務めたのは、上田市の信州大学ヒト環境科学研究支援センターの林田信明准教授。
遺伝子組換えは、有能な機能を持つ遺伝子を普通の機能を持つ個体に移植して、有能なものを生み出すもの。
これまでの技術革新で、農薬がなくても育つ強い野菜や、栄養価の高い穀物など、様々なものが開発されてきた。
その一方、消費者の遺伝子組換えに対する知識は非常に低く、遺伝子組換えに対する警戒が高まってきているのが実情だ。林田準教授は「理解の低さが遺伝子組換えへの不安を生んできた。正しい知識を持って、遺伝子組換えと正面から向き合ってほしい。」と話してた。 -
浴衣姿で窓口対応 JA上伊那
JA上伊那では6日から、浴衣姿での窓口対応がはじめた。
JA上伊那本所ではサマーキャンペーンの一貫で浴衣での窓口業務を行っています。今年で5年目の取り組みで、ある職員は「お客さんに、涼しげだねと声をかけてもらいうれしい」と話していた。
浴衣での窓口対応は8日(金)まで行われる。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
広島原爆の日、平和の願い新たに
広島に原爆が投下されてから63年目の6日、核兵器廃絶を訴える伊那市民平和のつどいが、伊那市山寺の丸山公園で行われた。原爆が投下された午前8時15分に、全員が黙とうしました。黙とうが終わると丸山公園に建立されている平和の塔の前で手を合わせていた。
平和のつどいは、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会がおこなっているもので、今年で22回目。市民の会が把握している中では、伊那市唯一の被爆者、久保村文人さんが今年6月に亡くなり、市内での被ばく体験者はいなくなったという。
久保村さんは原爆が投下された63年前、広島で救出活動にあたり、その時被爆したということで、その時の体験や核の恐ろしさを今の人たちに伝える活動をおこなっていた。
代表の建石繁明さんは、「国際テロや北朝鮮の核問題など、今なお脅威は続いている。核兵器は人類と共存できないとの認識を持ち、廃絶を訴えていきたい」と話した。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
炎天下で花壇の視察 伊那まちづくり大賞選定に向け
地域での花壇作りを表彰する、伊那市まちづくり大賞の夏の審査が6日、市内22ヶ所で行われ、市議会議員や市の職員でつくる選考委員会のメンバーが、市内の花壇を現地視察した。
伊那市まちづくり大賞は、四季を通して花を楽しめる環境を作ろうと平成9年から始まったもので、今年で12年目。
今回の審査では、花の配置や手入れ、面積などの5項目を点数評価した。08年度は、18団体と4つの小学校から申し込みがあった。
審査は秋にも行われ、この中から総合点の高い所が大賞に選ばれる事になっている。 -
箕輪進修高2部生徒、半数が3年間で卒業を希望
08年度から多部制単位制としてスタートした箕輪進修高校の2部に通う生徒のうち、半数が3年間での卒業を希望していることがわかった。6日開かれた学校評議員会で荒井和人校長が報告した。
2部に通う生徒は41人で、4年間が基本となっていまるが、22人の生徒が3年での卒業を希望しているという。
学校では2年に進級するときにあらためて、希望を聞き、1部への移動ができるよう、対応していきたいとしている。
評議会では他に、部活動を充実させるべきといった意見や、女子の制服も検討してほしいといった意見が出された。
学校では様々な生徒の要望に答えながら魅力をアピールしていきたいとしている。 -
戦争体験聞き取り発表、県教組上伊那支部の平和の集いで
長野県教職員組合上伊那支部による、反核反戦平和のつどいは6日、いなっせで開かれた。
伊那東小学校6年栗組の児童が、お年寄りから聞いた戦争体験をまとめ発表した。栗組では総合学習の時間に、祖父母や近くに住むお年寄りから戦争体験を聞き、その恐ろしさや、悲惨さなどを学んできた。
児童らは伊那市に軍事用の飛行場があったこと、また戦闘機はガソリンが不足していたため、松の油を使って飛んでいたことや、金属類は全て国が集めお寺の鐘を運んだことなどを借りてきた写真をスライドに写しながら発表していた。
児童らは「当時は国のためといって戦争をしたが、本当は戦争をしないのが国のため」だと話し、平和の大切さを実感しているようだった。 -
伊那・諏訪名物丼、連携の道探る
諏訪地域と上・下伊那地域にある9つの名物丼ぶりの会は、お互いの連携方法について、今後は、上伊那地域観光戦略会議に検討を委ねる事にした。6日、上伊那地方事務所の呼びかけで、各名物丼の会の代表が伊那技術形成センターに集まり、連携の方法について話し合いが行われた。
9つの名物丼の会は、お互いの連携を図り、県内外に広くPRする方法を探ろうと、今年5月に一回目の会議を開き、それぞれ意見を交わした。二回目の6日は、今後の進め方が話し合われましたが、連携方法について、今年6月に発足した上伊那地域観光戦略会議に検討を委ねる事になりました。
理由として、会員数や丼ぶりの認知度など各会で差があり、今の段階でまとまった組織を立ち上げるには、温度差がある事を挙げている。
戦略会議では、分科会を設け、諏訪、上下伊那の名物丼を観光資源として定着させる効果的な方法を検討する事になっている。また、構成員には会のメンバーも加える予定。
分科会では今後、年度内に9つの会の連携方法を検討し、提言としてまとめる。会ではそれを受けて、今後の方針を決めていくという事です。 -
北福地集落でごみ処理施設用地説明会
新ごみ中間処理施設用地に関する懇談会が5日、伊那市富県の北福地集落センターで開かれた。北福地と南福地の住民、およそ440戸のうち40人ほどが集まった。
伊那市から用地選定に至るまでの経過などについて説明があり、その後住民が施設や今後のスケジュールなどについて質問した。
住民からは「ごみの処理方式について、コストや安全性を考えて決めてほしい」「ごみを減らす努力を住民だけでなく、企業にも働きかけてもらいたい」などの意見が出ていました。
北福地の橋爪しげとし区長は、「住民にはさまざまな機会を通して、この問題について正しく理解してもらいたい」と話していた。
上伊那広域連合では10日日曜日に、財団法人日本環境衛生センター常務理事の藤吉秀昭さんを講師に迎え、ごみ焼却施設の学習会を開く予定。 -
伊那市赤十字奉仕団に村井県知事から感謝状
赤十字奉仕団への感謝状と委嘱書の伝達式が5日伊那市役所でおこなわれた。日本赤十字社長野県支部長、村井知事からの感謝状が昨年度の委員長、馬場茂子さんらに手渡された。
また今年度から委員長、副委員長になった4人に委嘱書が渡された。
委員長としての務めを終えた馬場さんは、「いろいろと勉強になりました。団の皆さんの協力のおかげです。」と話していた。
伊那市赤十字奉仕団は現在14分団あり、340人が活動している。08年度は伊那、高遠、長谷の分団の一体感を図るためあらたに、制服を作ることも計画しているという。 -
上伊那7市町村 児童手当39人分未支給
辰野町を除く上伊那の7市町村で、2004-07年度で39人に対し、合計456万円の児童手当を支給していなかったことを4日、上伊那広域連合が発表した。広域連合は、児童手当支給システムのミスが原因としている。
児童手当は所得が一定額以上あれば支給されない所得制限があるが、広域連合では、この所得制限を判定する際に、本来含まれてはならない株式譲渡所得を含めていたために、支給対象から外れる人が出た。記録が確認できるのは国の規定で台帳の保管が義務付けられている過去5年分に限られているため、それ以前にも該当者がいた可能性もある。 -
信州発農産物直売事業、中米グアテマラへ
マヤ文明発祥の地=中米のグアテマラで、長野県の直売・加工事業をモデルにした地域おこしが広がろうとしている。伊那市で栽培が進む雑穀アマランサスもその中軸を担おうとしている。8月9日から25日までの日程で、信州大学助教でアマランサス栽培などを研究する根本和洋さんと、産直市場グリーンファーム(伊那市)の小林史麿さん、元生活改良普及員で伊那市在住の馬場よし子さんが、JICA(国際協力機構)の仲介で同国を訪問することになり、4日、伊那市役所を訪ね小坂樫男市長にあいさつに訪れた。
一行は、首都グアテマラシティーをはじめ同国内の三地域で、地域の小さな農業を基礎にした直売事業・加工事業の普及と研修を行う。同国原産のアマランサスの栽培についても、根本さんが研修する。
同国では、昨年11月に、JICAの研修プログラムで上伊那・下伊那の直売所を視察した市長・開発局長・NGO代表などが、直売事業に関心を持ち、帰国後各地でその手法と活用した地域おこしの試みを開始している。今回の小林・馬場両氏の訪問も、この研修に参加したメンバーが要請し、研修受け入れの段取りを立てたもの。JICAの関係者によれば、グアテマラのような途上国でこれほど積極的な動きが出た例は希だという。
昨年11月に来日した研修メンバーは、民宿女将さん百人に選ばれた市ノ羽幸子さんが運営するみらい塾(伊那市)や、グリーンファームを視察。馬場氏が、長野県における農業女性の地位向上を基軸にすえた直売・加工の取組の経緯を講演。直売所のネットワークづくりを進める「産直新聞」の毛賀澤明宏編集長も、現在の長野県直売事業の現状を解説した。また、下伊那では、農産物直売事業から農産物の委託加工業という新たなビジネスフィールドを開拓した小池農産手造り加工所で小池芳子社長の経営理念を聞き、清内路村の村おこしなども視察した。
この時から、先進国日本で「大量生産・大量消費」型の経済に飲み込まれない形の直売事業を進めてきたことに、「現在のグアテマラに最適」と関心を示していた。
同国は、36年間に及んだ内戦が1996年に終結したばかり。研修メンバーは内戦で被害を受けたマヤ系先住民の出身で、地域のリーダーばかりだった。今回訪問する両氏は、この研修メンバーが着手した事業を視察しアドバイスも行う。
国際的な投機的資金の動きにより穀物価格が高騰し、途上国で庶民が食糧を買えない状況が生み出されている現在、長野県発信の産直・直売・加工事業が、途上国の発展に、これまでとはまったく別の形の新たな国際貢献ができないか?竏抽ヨ係者の関心が高まっている。 -
伊那の夜空、5千発の花火彩る 伊那まつりフィナーレ
第36回伊那祭りをフィナーレを飾る花火大会は3日、午後7時30分より打ち上げが開始され、市役所周辺の天竜川沿いには大勢の市民が繰り出して、光と音の競演を満喫し、到来した夏を楽しんだ。
三峰川・天竜川合流点からは十号玉やスターマインなどが、天竜川の中洲からは音楽花火が、合計約5千発打ち上げられ、あたり一帯に景気の良い花火の音と音楽・拍手・歓声が響きわたった。
花火大会に先立って午後3時30分からは、市役所西側駐車場で遊ingビレッジが開かれ、地元の歌舞劇田楽座や大道芸のパフォーマンス、エアロビクスやダンスなど、盛りだくさんのステージイベントが開かれ、様々な屋台が色を添えた。 -
第36回伊那まつり盛大に
第36回伊那まつりが2日、伊那市街であった。セントラルパークにはさまざまな屋台がずらりと並び、家族連れなどでにぎわったほか、82連、総勢6500人が参加する市民おどりでは、参加者の熱気で夏の暑さを吹き飛ばした=写真。
この日も30度を超える蒸し暑い一日となったが、踊りに先立ち、まつりを見に来た沿道の市民と、おどり連による打ち水を実施。
踊りは市民バンドが演奏する「Dancing on the Road」でスタートし、それぞれ活気あふれるダンスを披露した。市民踊りに参加する連は市内に限らず、年々市外からの参加も増えているという。
3日は市役所西側駐車場の「遊ingビレッジ」でダンスステージやバンド演奏、灯ろう流し、大道芸などが催されるほか、屋台も多数出店する。時間は午後3時半縲恁゚後9時。また、花火大会は午後7時半縲恁゚後9時。 -
おぉ!もう出たか マツタケ この暑さに、この太さ
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで1日、大ぶりのマツタケが売りに出された。山菜やキノコに詳しい出荷者が、持ち込んだ。
同店にマツタケが今年並ぶのは、7月23日に続いて2回目。前回のものはまだまだ小さなものだったが、今回は、この時期には思いもよらない大きさ。あたり一面に、良い香りを漂わせた。
「毎年この時期に土用マツタケが出るが、今年は非常に暑くどうなるか予測がつかなかった。そこにこんな大きなマツタケが出てくるとは、驚いた」と代表の小林史麿さんは話していた。 -
登喜和冷凍食品の新製品 熟成豆腐チーズ「醍醐丸」が好評
登喜和冷凍食品(本社・伊那市)がこの開発発売した熟成豆腐チーズ「醍醐丸」が、静かなブームを呼んでいる。
養命酒駒ヶ根工場の敷地内にある「健康の森」の売店では、「豆腐チーズ」の名前に珍しそうに足を止めた客が手を伸ばして購入していくだけでなく、クチコミで評判を聞いた人がわざわざ買い求めに来る例もあるという。
醍醐丸(だいごまる)は、こうや豆腐用の一般より少し固めの豆腐を、完全発酵したみりん粕のもろみに漬け込んで熟成させた新食品。登喜和冷凍食品の関係者は、「濃厚なチーズのような味とフォアグラのような食感が魅力」とアピールする。酒のつまみにむいているそうだ。もろみも様々な食品の味をまろやかにする調味料として使えるそうで、中華料理などにあうだけでなく、ドレッシングの隠し味にも良いという。
登喜和冷凍食品の豆腐製造技術と、養命酒のみりん粕を完全発酵させる技術が出会って開発された、伊那谷生まれの新食品だ。 -
侵入不審者想定し防犯訓練 西春近保育園
伊那市の西春近北保育園で7月31日、不審者を想定した防犯訓練が行なわれた。
保育園に不審者が侵入し、園児を見せて欲しいと言ってくるという想定。緊急時に職員がどのように対応すればよいかを確認するためのもので、子供達に怖い思いをさせないよう配慮したという。
不審者役は、警備会社・長野パトロール(株)南信支社長のふきこしのりひこさんが務めた。
不審者役が、園内に入ってきたのを保育士が確認すると、牧野みちこ園長が対応にあたり、その間に、保育士が戸締りをして、園児らが避難の準備をしてました。
避難が完了後、不審者役を務めたふきこしさんが、知らない人から声をかけられたときにどうしたらよいか、子供達に教えた。
長野パトロール南信支所では、今年からボランティアで保育園の見回りも行なっているということで、こうした活動を通して、地域の防犯に貢献したいと話した。
訓練を終えて、牧野園長は、「今日の不審者は、すぐに園から出て行ってくれたが、実際は難しいと思うので対応していけるようになりたい」と振り返った。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
ごみ中間施設建設候補地、上山田で説明会、30日夜
上伊那広域連合と伊那市は、ごみ中間処理施設の建設候補地の隣接区である高遠町上山田で、30日夜、懇談会を開いた。上山田の住民60人ほどが懇談会に参加しました。
懇談会は、候補地となっている桜井区・北新区、該当区と隣り合っている貝沼区・上新山区に続くもの。上山田区は、候補地に属してはいないが、桜井・天伯水源地付近から400メートルほどの場所に住宅が8軒あり、候補地となっている北新区の3軒に続いて近い距離となっています。
住民からは、排出ガスの滞留を心配する声や、上山田区に進出している企業に対しても説明し、理解を求めるよう働きかけを求める声があがっていた。
市と広域連合では、排出ガスについて、「ダイオキシンなどについては国の排出期限を下回る数値を設定しているし、たとえ基準を超えることがあっても、運転を停止するなどの対応をする。」と答えた。
企業への説明については、該当する企業7社への説明会を予定していると答えた。
上山田区では、総代会や区議会を開いて、ごみ処理施設の対策委員会を設置する方向で進めて生きたいとしている。今後、三峰川をはさんで隣り合う美すずや富県の北福地・南福地で懇談会を開く予定。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那市、地震想定しメールで情報伝達訓練
伊那市は30日夜、地震が発生したとの想定で、県内でも例のない取り組み「メール」を使った情報伝達訓練を初めて実施した。
訓練は、30日夜午後9時ごろ、伊那市付近を震源とする震度6強の地震が発生したとの想定で行なわれ、職員らが、携帯電話のメールを使って安否確認などを行ないました。
訓練は、事前にグループ登録をしておいたことで、スムーズに連絡が取れ、職員740人中、およそ8割の500人から、訓練開始直後にメールの返信があったという。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
昭和伊南病院「緊急医療に不適切な状態」と認識示す
長野県緊急医療機能評価委員会が31日、駒ヶ根市の昭和伊南病院を現地調査し、「救急医療を行なうには不十分」という認識を示した。
委員会は、県内の救命救急センターに指定されている病院を視察し、センターとしての機能が発揮されているかを調査している。今年度視察するのは、県内の指定病院7カ所のうち2カ所で、今日は、長野赤十字病院と昭和伊南病院が対象。視察後に病院側と意見交換もした。
委員からは、夜間の救急センターの運営や、他の医療機関と連携について質問が出され、救命救急センター長の村岡伸介医師は、「休日・夜間に勤務した次の日に、休めないこともあり、厳しい状況だ」と答えていた。
連携については、現在昭和伊南病院には、整形外科や産婦人科の常任医師がいないので、伊那中央病院などに依頼している状況であると報告していた。
視察を終えて、瀧野昌也委員長(長野救命医療専門学校救急救命士学科学科長)は、「委員全員一致で、救急医療を行なうには不十分だと感じた。今後の改善の取り組みを見守りたい」と話した。また、委員から、「伊那中央病院のセンター指定を視野に入れて視察をしてはどうか」との意見も出たと話していた。
昭和伊南病院の長崎正明院長は「無理して継続することにより悪影響が出るよりは返上もやむをえない」と話していた。
長野県は今年度中に上伊那の救急医療体制について方針を出したいとしている。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
インターハイ制覇 高遠高校2年・松沢
全国高校総体(インターハイ)の陸上競技大会第2日は30日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で男子棒高跳び決勝を行い、松沢ジアン成治(高遠2)=写真=が初優勝した。記録は自己ベストを5センチ上回る5メートル10。前回大会は4メートル60で12位だった。助走の改良により、今季、松沢は自己新記録を順調に伸ばしていた。
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アンサンブル伊那に子ウサギ誕生
伊那市西箕輪の知的障害者通所授産施設「アンサンブル伊那」で飼育しているウサギのベリーが、赤ちゃん4匹を産んだ。子ウサギは小屋の中で元気に育っている。
今回出産したのはネザーランドドワーフ種。親ウサギはいずれもグレーで、子ウサギは薄いグレーと濃いグレーが2匹ずつ。6月30日に生まれ、小屋の中で母親のベリーが世話をしていたが、7月14日ころから小屋の外に出てくるようになった。今は、親と同じえさを食べ、すばしこく動いている。
アンサンブル伊那は、利用者の仕事の一つとして、また動物との触れ合いのため、つがいで3種のウサギ9羽を飼っている。ネザーランドドワーフのほかアメリカンファジーロップ、ホーランドロップがいる。利用者2人がえさや水やり、掃除などの世話をしている。
今はベビーラッシュで、8月中旬ころにはさらに2羽が出産予定という。
ウサギはいつでも見学、交流ができる。アンサンブル伊那では、「夏休みなので、ぜひ親子でウサギと触れ合って」と話している。
子ウサギは希望者に有償でわける。問い合わせはアンサンブル伊那(TEL71・8622)へ。 -
伊那OB 全日本実年ソフトボール大会出場
第17回全日本実年ソフトボール大会県大会(7月5、6日・上田市丸子町総合グラウンドほか)で伊那市の伊那OBが3年ぶり10度目の優勝を果たした。9月6縲・日、地元で開催する全国大会に出場。小牧文敏監督は「地元で優勝できれば」と意気込んでいる。
50歳以上の選手でつくる県内の16チームが参加した県大会は、1回戦から準決勝までの3試合を4点差以上の大差で勝利。安曇野倶楽部(安曇野市)との決勝は同点で迎えた7回、2死無塁から竹松幸の右越えランニング本塁打で5竏・のサヨナラ勝ちとし、県の第1代表となった。
チームの特長は内野手を中心とした堅実な守備。力強い投球が持ち味の主戦秋山も「しっかりしているので投げやすい」と信頼をおく。打撃は3番の鈴木、4番の鶴塚、5番の坪木正ら長打のある上位陣が強力。いかにして下位打線から好機をつなげるかが課題だ。
「地元開催の利点を生かし、しっかりと調整してから大会に臨みたい。みんな張り切っている。目指すは優勝」と小牧監督。三塁手の天田主将は「全国大会での失策は許されない。守備をきちんと仕上げ、過去最高成績(3位)を上回る結果を地元で手にしたい」
伊那市で開催する全国大会に出場する「伊那OB」の選手のみなさん -
ふるさとの原風景「花野」の再現
お盆が近づくと子どもたちは野原や山に盆花を取りにいった。黄色のオミナエシ、赤い実のような花を付けたワレモコウ、空色のキキョウ、マツムシソウ、真っ赤なコオニユリ、ピンクのナデシコと両手いっぱい抱えてきた。野には普通にさまざまな花が咲いていた。
草原の中には濃いオレンジ色をした「カキラン」もあり、折って、家に持ち帰ると、母は大変喜んで、仏壇に供えた。悲しいことがあると、野原で花を摘んで遊んだ。そんな風に少女時代を過ごした。原風景の中にはいつも、「花野」があった。
基盤整備が進み、田園風景から、どこでも見られた花たちが姿を消した。わずか高原に残った「花野」もシカに食べられ、見る影もない。1昨年春、飯島町千人塚の桜を見た時、「城ケ池」を巡って「花野」が広がれば、どんなにすてきだろうと思った。ここにはスケールの大きな天与の景観美があり、それぞれの植生にあった環境、日向、日陰、半日陰、こもれび、林地がある。「花ろまん」がスタートした時から、最終の到達点は「究極の花ろまん・ふるさとの原風景・花野の再現」と決めていた。
あれから2年、「千人塚公園に飯島町自生のササユリやオミナエシ、ヤナギランなど山野草を植えて花野を再現したい」「みんなで百ポットずつ種から育てれば、費用は掛らないのでは」。そんな声が少しずつ聞えてきた。その声に加担し、主体的にかかわりながら、経過を見守りたいと願っていたが:。こんなに早く、突然に「花ろまん」の終りが来るとは思わなかった。「花野」は本来は秋の季語だが「花いっぱいの野原」と解釈。今回は夢の「花野」の主役にしたい日本の原種ユリと、夏の「花野」を彩る花たちを特集し、終りとする。
長い間「花ろまん」をご愛読いただき、心よりお礼を申し上げます。願わくば、どこかの「花野」でお目に掛りたいものです(大口国江) -
インターハイ(8)
陸上を始めた小学生からの目標竏秩B男子200メートルでインターハイ(8月1日・埼玉県熊谷市)の出場を初めて決めた。小、中学校の各全国大会を経験するが、高校最大の舞台への思い入れは強い。「陸上が好きで、走ることが楽しい。インターハイでも楽しみたい」
全国の切符を手にした総体北信越大会の決勝では自己ベストとなる22秒33で4位入賞した。「スタートが良かった。最後の直線は気持ちで走った」。大会初日にあった100メートルで予選落ちしたことで弱気になっていたが気持ちを切り替え、全力を尽くした。
200メートルの調子は今季、上向いている。冬場の練習で走り込みに力を入れたため以前より持久力がついたのが原因だ。「今までは後半がきつくてスピードが落ちていた。今は体が動く。前半と同じように走れるようになった」。苦手だった種目が楽しめるようになってきたという。
小学校のころ、塚原直貴選手(岡谷市出身、北京五輪日本代表)がインターハイで走っている姿を映像で見て競技にはまった。「目標は自己ベストの更新。入賞したい気持ちもあるが、まだまだ実力不足。来年のため、インハイの空気をいっぱい味ってきたい」
辰野町宮木。辰野中学校出身。17歳。 -
南箕輪村森林セラピー協議会
「森林セラピーロード」の認定を受ける南箕輪村大芝高原について考える村森林セラピー協議会は29日夜、村役場で会議を開き、任期(2年)満了に伴う役員14人の選出を行った。今夏で認定期間が切れるため、今後、更新手続きを進めることを確認した。
ロードの利活用方法の具体化については、高原内に群生するササユリの乱獲問題などを上げて話し合った。再任の荻原文博会長は「自然に触れることも保護することも大切。難しい問題だが煮詰める必要がある」とした。
認定の更新手続きに関し、林野庁などでつくる認定機関が本年7月初旬、発展的解散により「NPO法人森林セラピーソサエティ」に活動移行したとの説明もあった。 -
【記者室】伊那毎日新聞最後の日に
「休刊は残念だ」「何とか存続できないのか」と多くのありがたい言葉をいただいた。中には「地域の損失だ」とやり場のない憤りをあらわにする方もいらっしゃった。
新聞は人々の役に立つためにこそ存在するのだが、私たち製作側が常にその意識を持っていたかといえば甚だ心もとない。日々の出来事を夢中で追い、記事にまとめることに汲々とするばかりで、本来の目的は見失いがちだったように思う。そんな私たちの新聞でも惜しんでくれる方がこんなにもいると知っていたなら、もっと良い記事を書き、もっともっと良い新聞をつくったのに…。
本紙は休刊となりますが、これまでいただいたご支援、ご厚情は決して忘れません。皆様の今後に幸多からんことを。(白鳥文男) -
新宿の児童が林業体験
伊那市と東京都新宿区が2月に地球環境保全協定を結んだことから同区の四谷第六小学校(高橋英明校長)の5、6年生児童約50人は30日、伊那市のますみケ丘平地林を訪れ、ヒノキの間伐などの林業体験をした。児童らは木漏れ日の差し込む涼しい森の中、インストラクターの稲辺謙次郎さん(森だくさんの会)らの指導で木製のネームプレート作りや間伐体験、基地作りなどを存分に楽しんだ。
ネームプレート作りでは、児童らはのこぎりの扱いに四苦八苦。直径4縲・センチのヒノキの丸太を切るのに数分かかり「ムズい」「疲れた」などの声があちこちで上がった。苦労の末ようやく出来上がったプレートにひもを通して首にかけた児童らは互いの出来を笑顔で見せ合っていた。
新宿区は、区内で排出される二酸化炭素(CO2)を相殺するため伊那市で間伐などをする竏窒ニした協定の一環として林業体験を今年初めて実施。7月22日から8月7日にかけ、希望した区内の9小学校がそれぞれ2泊3日の日程で順番に伊那市を訪れている。四谷第六小は5校目。 -
正規社員の採用状況など調査
アルプス中央信用金庫が4縲・月にかけ、上伊那の企業200社を対象に行ったアンケート調査(回答176社)で、ここ3年の採用実績を尋ねたところ「新卒採用はしていない」が75・3%、「中途採用はしていない」が40・8%といずれも多数を占めるなど、各企業の厳しい状況が浮き彫りになった。
採用した新卒者の内訳は「学歴に関係なく」が12・0%、「主に中学・高校卒」が4・8%、「主に専門学校・高専卒」が2・4%、「主に短大・大学(院)卒」が5・4%だった。採用環境については「「希望した人材を採用できている」が15・1%、「希望した人材ではないが人員確保の採用ができている」が15・8%、「希望した人材が集まらず採用できていない」が19・1%、「新卒採用はしない方針」が50・0%。
中途採用者の内訳は「経験に関係なく」が29・6%、「主に経験者」が26・6%、「主に未経験者」が3・0%で、採用環境では「希望した人材を採用できている」が23・4%、「希望した人材ではないが人員確保の採用ができている」が31・8%、「希望した人材が集まらず採用できていない」が18・2%、「中途採用はしない方針」が26・6%だった。
今後の対応方針について(複数回答)は「新卒採用を増やす」が13・1%、「中途採用を増やす」が17・0%、「外国人の雇用を増やす」が3・4%、「非正規社員(パート・アルバイト、派遣等)を増やす」が13・1%、「業務の一部を外部に委託する(アウトソーシング)」が9・1%、「省力化・機械化を進める」が18・2%、「採用を抑制する」が13・1%、「人員を削減する」が7・4%、「特に考えていない」が34・7%だった。
人手の過不足感については「人員は適正」とする企業が58・9%と過半数を占めた一方、「現場作業関係で人手が不足」が23・2%だった。