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クリスマス商戦 おもちゃ店にぎわう
クリスマスを前にした23日、上伊那のおもちゃ店はクリスマスプレゼントを買い求める母親らの姿が目立った。男女関係なく、ゲーム機「DS Lite(ライト)」、据え置き型ゲーム機「wii(ウィー)」は圧倒的な人気で、入荷すればすぐ売り切れてしまうほどだ。
ベルシャイン伊那店のおもちゃ売り場は11月中旬からプレゼント用の賞品が売れ始め、23、24日がピーク。キャラクターが分散しているため、少量多品種を用意している。
孫の要望にこたえようと商品名を書いたメモを持ってくる祖父母や、店内に並ぶ商品を見ながら間違えのないように携帯電話で確認する母親の姿が目立つ。
売れているおもちゃは、男の子が戦隊ボウケンジャーの合体ロボット、女の子がアニメキャラクター「きらりん☆レボリューション」の着せ替えができるカードゲーム。
景気がよくなってきているとはいえ、価格が安いものだったり、ボリュームが減ったりしているという。
一方、ハローマック伊那FC店では「DS」「wii」を除く人気のおもちゃは、男の子が仮面ライダーかぶとの変身ベルト、女の子が「きらりん竏秩v。
「wii」は毎日、問い合わせの電話があるものの、品切れ状態のため「手に入れるのは難しく、苦労されているのではないでしょうか」と話していた。 -
箕輪中部小5年3組
米作り学習のまとめ「もちもちフェスティバル」箕輪町の箕輪中部小学校5年3組(39人、星野慎教諭)は22日、米作り学習のまとめで、田の様子を見てもらうなどお世話になった人や家族を招いて「もちもちフェスティバル」を体育館で開いた。手作りのもち米料理でもてなし、学習の様子や感想を発表した。
フェスティバルは▽もち米料理を振舞う▽米の販売▽活動の様子発表-の3本立てで計画。すり鉢と一升瓶を使うもみすり、精米の体験コーナーも設けた。
料理は事前に何品も作り、上手に出来たメニューの中から4品に決めた。4色おはぎ、もちピザ、みそ味としょう油味の雑煮、山菜おこわ。朝から児童全員で調理した。児童がもみすりと精米をした玄米に近い味がするという米と、機械精米の米で同じメニューを作り、食べ比べてもらった。
米作り学習ではもみで300キロ収穫。田起こしに始まり田植え、農薬作り、稲刈り、脱穀、精米などを体験した。農薬はニンニク、唐辛子、木酢液などを混ぜて手作りした。
学習発表では、「手作り農薬はとても臭くて大変だった」「大きな達成感を得ることができた」「もみすりは思ったより難しかった」「苦労したけど思い出になった」と一人ひとり話した。
家族は、「料理は上手に出来ていてびっくりしました。おいしいです」「米作りを頑張った様子がわかりました」と話していた。 -
クリスマスのおはなしむら&贈り物作り
南箕輪村公民館と村図書館は23日、12月のいろいろ物作り体験会とおはなしむら合同企画「クリスマスのおはなしむら&贈り物作り」を村民センターで開いた。子どもたちが夢中になってサンタクロースとクリスマスツリーを作った。
今回の「おはなしむら」は、地元ボランティアの協力で英語による「クリスマスの贈り物クイズ」。動物の鳴き声やシルエットから動物を当て、子どもたちがプレゼントの入った袋の中からクマに靴、ダチョウに靴下などクリスマスの贈り物をして楽しんだ。
サンタとクリスマスツリーの飾り作りは、画用紙で円錐形を作り、緑色の紙をツリーに見立てて毛糸や綿、折り紙などできれいに飾りつけた。赤い紙はサンタクロースで、眉毛やひげ、ベルトなどを付け、目を書いて作り上げた。
メッセージカードはサンタクロースあてに書く子どもが多く、中は「秘密」。書き終わるとサンタクロースにカードを背負わせた。
子どもたちは、「ちょっと難しいけど、うまくできた」「玄関に飾りたい」と話していた。 -
「高遠石工」で地域起こし
江戸時代の高遠石工の活躍が知られる伊那市高遠町は、町内にある石造物をかたどった工芸品を売り出そうと考えている。先人が培った貴重な文化遺産を掘り起こし、地域おこしにつなげる狙いだ。
守屋貞治をはじめとする名工を生み、その作品は全国でも高い価値を得たとされている。町内には2229基の石造物があり、それを題材にペーパーウエイトやペン立てなどに仕立てる。
第1弾は、長藤板山にある、二神が手を握り合っている道祖神(縦45センチ、横28センチ)と、三義山室川辺にある猫の石造物。西高遠の工芸家、鈴木岬さん(64)に製作を依頼し、現在は試作品を作っている。
粘土でかたどり、素焼きした後、色づけをして仕上げる。いずれの作品も現物を高さ10センチほどに縮小した形となる。千円前後に価格を設定する予定で、年度内にも高遠歴史博物館で販売する。
第2弾以降は「反応を見ながら考えていく」(市高遠町総合支所)。 -
ノロウイルスなど予防・対応学ぶ
上伊那地方事務所福祉課と伊那保健所は23日、伊那市役所で、両所管内の社会福祉施設などの関係者を対象とした、ノロウイルスやインフルエンザの発生防止のための研修会を開いた。参加者は、保健師らから健康危機管理について聞いたり、おう吐物の処理方法を学んだりした。
高齢者介護施設、保育所などから栄養士、看護師ら約80人が参加した。ノロウイルスの説明で保健師は、症状は1、2日で治まるが、人に感染して病気がまん延すると指摘し、感染者の便やおう吐物から感染すると伝えた。
おう吐物の処理では、「素手で触れない」とし、使い捨てビニール手袋を着けた上で、新聞紙で取り除き、塩素系漂白剤を湿らせた紙で拭き取ることを学習。使い終わった手袋や新聞紙はビニール袋で密閉し処分するとの指導も受けた。
伊那保健所によると、11縲・7日、県が指定した上伊那の5つの医療機関から報告があった、ノロウイルスを含む感染性胃腸炎の患者数は272人。一機関平均は54・4人で、昨シーズンのピーク時の数値を上回っているという。
おう吐物の処理方法を学ぶ社会福祉施設関係者ら -
2006ラスト絵画バザール
中央画壇で活躍する作家の日本画・洋画・版画が集まる展示即売会「2006ラスト絵画バザール」は26日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
奥村土牛の「富嶽」(シルクスクリーン)、中島千波の「不二」(木版)、片岡球子の「めでたき百寿の富士」(リトグラフ)など約70点を出品。そのほか伊東深水、平山郁夫らの作品もそろっている。
関係者は「特別価格にて展示販売します。年内最後のお客さま感謝セールなので、ぜひ来場を」と呼びかけている。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
箕輪町図書館でクリスマスのしおりプレゼント
箕輪町図書館は22日、クリスマスプレゼントで本の利用者に手作りのしおりを贈った。利用者は思いがけないプレゼントを喜んでいる。
クリスマス時期の恒例。町のキャラクター「もみじちゃん」がサンタクロースに扮したデザインで、図書館職員が色を塗り、リボンをつけ、200枚用紙した。
24日も本の貸し出し利用者にプレゼントする。23日は休館。 -
昭和伊南総合病院の上半期純損失2億円
伊南行政組合議会第6回定例会は22日、本会議を開き、地方公務員法の改正に伴う人事行政の運営等の状況の公表に関する条例制定など条例案件2、06年度一般会計補正予算1の計3議案をいずれも原案通り可決して閉会した。
議会全員協議会では昭和伊南総合病院の上半期業務状況が報告された。4縲・月の実績をもとに減価償却費などを含めて計算した純損失は約2億円でほぼ昨年並み。述べ患者数は入院が4万7千人で微増だが、外来は7万8千人で昨年比2500人の減。
同病院は累積欠損金39億8千万円(05年度末時点)の解消のため、9月に同額の資本剰余金を取り崩してこれに充てた。同月末の剰余金の残高は5億1千万円となっている。同病院は90年度から10期連続で赤字を計上。以降、01年度のみ黒字となったものの、02年度から再び4期連続の赤字経営を続けている。 -
アイデア貯金箱
駒ケ根郵便局(等々力勉局長)は22日、駒ケ根市の赤穂小学校を訪れ、児童が夏休みに製作したアイデア貯金箱の入選者表彰を行った。駒ケ根郵便局長賞1・2年の部に入選した石澤孔君(2年)、同5・6年の部入選の小池翼君(6年)、努力賞3・4年の部の大前翔君(4年)にそれぞれ賞状と副賞の図書券が贈られた=写真。等々力局長は「家に帰って家族に話し、一緒に喜んでください」と話した。作品を出品したすべての児童には後日各小学校を通じて参加賞が贈られる。
同局区内ではほかに赤穂東小2年生の下島頌皓君が努力賞に選ばれた。
同局区内の3小学校から寄せられた作品は214点。9月に同局で審査が行われ、上伊那、諏訪・岡谷地区審査に送る作品が1・2年生の部、3・4年生の部、5・6年生の部からそれぞれ5点ずつ選ばれた。 -
善意の竹筒募金寄付
駒ケ根市北町の焼肉店「やぶ」の店主藪原勇さんは22日、市役所を訪れ、店のカウンターに置いた「福祉善意の筒」への寄付金2万3千円を「福祉のために役立てて」と市に寄付した=写真。「福祉善意の筒」は重い腎臓病にかかった薮原さんの長女弥生さんが介護者慰労金などで市に世話になったことへの感謝の思いを込めて始めたもの。弥生さんは12年前に亡くなったが、寄付はその後も続けられ、今年で24年目になる。藪原さんや家族のほか来店客が小銭を入れるなどして募金に協力している。
受け取った中原正純市長は「毎年の心のこもった善意に感謝する。福祉のために志に沿った使い方をしたい」と礼を述べた。募金は市社会福祉協議会の善意銀行に積み立てられる。 -
飲酒運転防止パトロール
忘年会などで酒を飲む機会の多い年の瀬の21日夜、伊南交通安全協会駒ケ根支会(赤羽根徳彦支会長)と駒ケ根警察署は飲酒運転防止のためのパトロールを駒ケ根市内の繁華街などを中心に行った。駒ケ根駅前交番(野口博美所長)前に整列した安協会員と駒ケ根署員ら13人に対し野口所長は「飲酒運転は相変わらず多い。酒を飲んだら絶対車に乗ってはならないことを強力にアピールしてほしい」と訓示した。会員らは数人ずつの班に分かれて飲食店が建ち並ぶ駅前の繁華街や駐車場などをパトロール。安全運転を呼び掛けるステッカーなどを店舗に配布したり=写真、駐車場の車の窓ガラスにチラシを挟むなどして飲酒運転の撲滅をアピールした。
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地域交流センター等建設事業基本構想を中間報告
箕輪町は21日の町議会全員協議会で、都市再生整備まちづくり交付金事業「地域交流センター等建設事業」基本構想の中間報告をした。既存の町文化センターを中心とした地域交流施設の整備で、交流広場、地域交流センター、箕輪消防署の建設・整備計画を説明した。
町は、地域交流センターと交流広場の整備で子どもからお年寄りまでが集う地域内交流の拠点にし、箕輪消防署の整備で「災害に強いまちづくり」「消防・救急・救助体制の強化」につなげる目的。
交流広場、地域交流センター、消防署は町文化センター南側に建設、整備する。
交流広場と地域交流センターは1階で一体的に整備し、文化センターと吹き抜けの渡り廊下で接続する。主な施設は交流センター、多目的交流ホール、研修室、会議室、トイレ、倉庫。箕輪消防署は2階スペースで町道6号線へ直接出入りする。主な施設は事務室、車庫、初の個室化の仮眠室、会議室、食堂、倉庫、訓練棟など。災害に対応できる体力錬成、訓練ができる訓練棟は建物西側に高さ20メートルと、防災倉庫上に高さ7メートルの2棟。7、8項目の訓練ができる。
町道6号線は現在のままで、歩道を幅3・5メートルに拡幅して見通しをよくする。
敷地面積約4664平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造2階建(一部鉄骨造)。建築面積約1100平方メートル。延床面積は1階交流センター約600平方メートル、2階消防署約1100平方メートル。交流広場は約3千平方メートル。工事費の予算総額は6億9700万円(税込み)。
事業日程は、07年3月までに設計、4月から埋蔵文化財調査、6月ころに地域交流センターと消防署の建設工事着工、08年3月完成を目指す。消防署の移転後、現消防署を解体し交流広場を整備。08年10月完成予定。 -
南箕輪村水田農業推進協議会
南箕輪村水田農業推進協議会が21日、村役場であり、06年度の水稲作付け・転作状況や07年度の事業方針などが示された。
南箕輪に示されていた来年度当初配分数量は1698トン。作付け面積に換算すると約258ヘクタールとなり、本年度実績の268ヘクタールを下回る。しかし上伊那では、米を中心とした産地作りを進めるために本年度の生産実績を来年度の当初目標として調整する合意がされており、不足分となる10ヘクタールは地域間調整や加工米で対応していく。
また、国の新しい経営所得安定対策に伴い南箕輪村では、担い手に位置付けられているまっくんファーム加入者への土地集積や作業依託を進め、転作田の解消、作業の効率化を図る方針。担い手育成に重点を置いた事業展開を図る。
唐木村長は「11月に一村一営農組織であるまっくんファームが設立した。これからはまっくんファームを中心として担い手の問題などに取り組んでいってほしい」と語った。 -
青パパイアの会が南大東島を訪ねる第3次伊那市民訪問団を募集
沖縄県南大東島と民間レベルの交流を続けている市民有志による「青パパイアの会」(小林史麿代表)は、2月始めに南大東島へ派遣する第3次訪問団の参加者を募集している。小林代表は「民間レベルの交流も新しい段階へと向かっている。化石の上につくられた小さな島との交流は魅力的。ぜひ訪問してほしい」と呼びかける。
南大東島の特産品である青パパイアをきっかけに、05年から交流を深めている両者。今年の10月には、島の小学生が伊那西小学校を訪れるなど、交流の輪は広がっている。
今回第3次訪問団は、新しい交流の形として農産物流通の可能性などを模索。また今後、伊那市の小学生を南大東島に派遣する構想もあり、前段として島の児童と交流している伊那西小の太田宏教頭が同行し、現地の小中学校を視察する。さらに、これまでの訪問団が持参した伊那谷の特産品が好評だったため、今回は伊那谷伝統のもち「白毛もち」を持参し、もちつきを体験をしてもらう。白毛もちを生産・販売する上伊那農民組合産直センターの渡辺光博事務局長が同行する。
募集人員は25人。日程は2月1縲・日の2泊3日。旅行代金は11万8千円、申込金3万円。
申し込み・問い合わせは青パパイアの会(TEL74・5351)へ。 -
伊那市で遊休農地解消と地元ブランドワインの生産に向けた土壌調査始まる
遊休農地解消と地域ブランドの特産品開発を目的とする「ヤマブドウワイン構想」の実現に向け伊那市は、市内の遊休農地の土壌調査を開始した。
市内でも深刻な問題となっている遊休農地を、ヤマブドウの栽培に活用するとともに、そのヤマブドウでワインをつくり、伊那市ブランドの特産品開発につなげようという試み。その前段として、信州大学農学部の協力のもと、ヤマブドウの栽培に適した環境があるか調査。山際の遊休農地など9カ所の土を採取し、養分やphの状態などを調べる。
土壌調査に当たる信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センターの春日重光助教授は「ヤマブドウの栽培には排水が良く、あまり肥沃でない土地が向いている。この辺はニホンヤマブドウの自生があり、作ってつくれないことはないと思う」と語る。
しかし、ヤマブドウは一般的なブドウより手間はかからないものの施肥の管理やつるの処理などが必要となるため、その作業を担う農業者をいかにして確保していくかを考える必要もあるという。 -
ながた荘年末恒例
日本酒と和食を楽しむ会箕輪町長田のみのわ温泉ながた荘は19日夜、年末恒例「日本酒と和食を楽しむ会」を開いた。町内外から50人近くが参加し、年末の慌ただしさを一時忘れ、こだわりの酒と特別料理を堪能した。
伊那市の漆戸醸造の後援で、入手困難な貴重な酒も含め、新酒など6種類の酒を出した。会場には杉玉を飾り、枡酒で乾杯。味わった酒を4種類の中から当てる利き酒コンテストもあった。
料理は、楽しむ会のためだけに料理長が考えた特別コースで、「アワビ ウニソース」、和風の「フカヒレ姿煮」など凝った料理が並んだ。
NHK文化講座津軽三味線講師の小野寺晴山さんらによる津軽三味線演奏も楽しんだ。 -
区長会が村長要望、村議会定数削減の必要性盛り込む
宮田村区長会(会長・太田照夫町二区長)は、取り組むべき地域の課題5項目を清水靖夫村長に要望。村議会定数削減の必要性も盛り込んだ。
要望には区行政を運営するなかで気にかかったものを取り上げ、特に緊急を要するものをまとめた。
村議会の定数については「さらに削減を行なう必要があるのでは」と投げかけた。
太田会長は「議員数がまだ多すぎるとする区長の総意で要望に盛り込んだ。村が自立していくうえでさらなる削減が必要という考え方」と説明する。
村議会は先日、削減などを前提にしない形ながら、議員定数の適正規模を検討すると確認。今後内部的な研究に入るとみられるが、今回の要望のように住民からの意見をどのように反映していくかも注目される。
村内11区の区長は年末までが任期。毎年区長会は提言や要望を取りまとめ、村長に提出している。 -
米国人のサンタさん、西保育園のクリスマスに
サンタさんはやっぱりお鼻が高いんだ‐。宮田村西保育園は22日、クリスマス会を開いた。米国出身で駒ケ根市で英会話を教えるラルフ・グリーンさんが、妻のなおみさんとともにサンタクロースに扮して来園。大喜びの園児たちと握手を交わし、プレゼントを手渡した。
鈴の音とともに現れたサンタさんに、子どもたちはビックリ。「何歳ですか」「どうしてヒゲがあるんですか」と次々に質問をぶつけた。
真っ赤な衣装に身を包んだラルフ・サンタはやさしく笑顔で受け答え。一緒に歌ったり、踊ったり楽しい時間を過ごした。
お楽しみのプレゼント。サンタさんの温かで大きな手を握り、子どもたちは満面の笑顔で受け取っていた。 -
パーティー収益33万円余りを村商工会青年部が寄付
宮田村商工会青年部(前林裕一部長)は22日、先日開いた歳末慈善パーティーの収益金から33万8600円を村へ寄付した。
前林部長ら役員4人が役場を訪れ「住民の皆さんのため、本当に必要な部分に使ってほしい」と善意を手渡した。
清水靖夫村長は「毎年本当にありがとうございます。教育と福祉に有効に使わせて頂きます」と感謝した。
地域に還元する形で開く恒例の慈善パーティーをはじめ、同青年部は多彩な活動を展開。最近も名物丼の開発に取り組むなど、村おこしにも力を入れる。 席上、清水村長は若者たちの積極的な取り組みを高く評価し「もっと若い人が連携して何かが生まれてくるよう、我々も協力したい」とエールを送った。 -
クリスマス目前で洋菓子店は大忙し
各地でイルミネーションがともり、クリスマスムード一色。洋菓子店はクリスマスケーキ作りに追われている。
伊那市上牧の「菓匠Shimizu」は、いちご生クリームや生チョコ、レアチーズのホールケーキ、3種のロールケーキなど10種類を用意する。
なかでも、大粒のイチゴを敷き詰め、練乳ババロアを流し込んだ16センチ四方のスペシャルケーキが人気。限定200個で、すでに今月上旬に予約完売した。
ホールケーキは、8縲・0人分にあたる6号(直径18センチ)が売れ筋という。
ケーキ作りのピークは22、23日。従業員たちはケーキにサンタクロースやトナカイ、柊の葉を飾り付けて、手際よく黙々と仕上げている。 -
生保会社絵画コン 東部中生4人入賞
住友生命保険相互会社主催の「第30回こども絵画コンクール」に応募した、伊那市の伊那東部中学校の生徒4人の作品が入賞した。六波羅将太君(2年)の作品は銀賞を受賞する快挙。他の優秀作品約70点と一緒にフランス国立ルーブル美術館で展示される。
全国の0歳縲恍・w生を対象としたコンクールで、応募総数は約18万点あった。そのうち入賞作品は、各年代別などの部門ごと選出の特別賞、金賞、銀賞、銅賞、秀作賞の計543点。特別縲恚竢ワ作品については、来年3月16日縲・月16日、同美術館で展示する。
中学生が応募できるCG(コンピューターグラフィック)部門で
六波羅君のほか、宮原まりえさん(2年)、小嶋郁哉君(1年)、矢澤知也君(同)が秀作賞を受賞した。作品「武士と赤い者と」を出品した六波羅君は美術部で、CG制作は初めて。「まさか選ばれるとは。信じられない」と驚いている。
22日、住友生命保険会社松本支社伊那中央支部の椿和浩支部長らが同校を訪れ、入賞者に賞状などを受け渡した。椿支部長によると、同支部管内(塩尻縲恃ム田)で銀賞の受賞は初。三輪憲昭校長は「才能を生かすきかっけにしてほしい」と受賞者に呼び掛けた。 -
ザザ虫の生息数・調査 豪雨災害復旧工事に反映
国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ヶ根市)は21日から、辰野町縲恚蘒枕ェ市の天竜川で、伊那谷の特産物ザザ虫の生息数を調べるための調査を始めた。ザザ虫の生態にできるだけ影響が少ないよう、7月豪雨災害の「諏訪湖・天竜川激甚災害対策特別緊急事業」本格工事の手法や工事時期に反映していく。
21日は、同激特事業で河床掘削をする新樋橋(辰野町)など、ザザ虫の主要漁場2カ所を含む辰野町縲怦ノ那市の4カ所で調査を実施。松本市の環境コンサルタント会社の3人が同じ網を使って、川底の一定範囲内にどれだけザザ虫が生息しているかを調べた=写真。
堤防が決壊した箕輪町松島付近など数カ所では12月末までに、「虫踏み」中の漁師から捕れ具合を聞き取ったり、それらの数や重さも調査する。
激特事業中の2010年までの間、同様の調査を数回実施していく予定になっている。 -
宮田で小5女児はねられ重傷
20日午後3時30分ごろ、宮田村の伊那西部広域農道の横断歩道のない交差点を横断していた同村団体職員小林久人さん(48)の次女で小学5年生の由佳さん(11)が直進してきた駒ケ根市上穂南の会社員米沢満さん(41)運転の普通トラックにはねられた。由佳さんは右肺挫傷、右目付近の顔面骨折などの重傷。米沢さんにけがはなかった。
駒ケ根署の調べによると由佳さんは1人で下校中だった。 -
中華レストラン募金寄付
駒ケ根市北割一区の中華ファミリーレストラン寿(中川正明代表取締役)は21日、駒ケ根市社会福祉協議会(竹内正寛会長)を訪れ、店内に設置した募金箱に来店客らが寄せた現金4421円を寄付した=写真。中川さんは「ほんのささやかな気持ちだが少しでも役に立てればうれしい。この地域で商売させてもらっているので恩返しのつもり」と話している。
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箕輪町議選
現職の丸山善弘氏出馬を表明07年4月29日の任期満了に伴う箕輪町議会議員選挙で、現職の丸山善弘氏(67)=公明党、松島=が21日、出馬を表明した。現在2期目。
丸山氏は、公明党公認の予定候補として党の長野県本部から決定報告を受けている。「年齢のことはあるけれど、もう1期、頑張れるだけやりたい」と話している。 -
南箕輪村議選
現職の小坂泰夫氏出馬の意向07年4月26日の任期満了に伴う南箕輪村議会議員選挙で、現職の小坂泰夫氏(40)=無所属、田畑=が21日、出馬の意向を明らかにした。現在1期目。
小坂氏は「前回選挙で最低得票数で当選し、4年間やってきた。自分の4年の成果を評価してもらう必要がある。頑張っていきたいと思っている。選挙は厳しいことは確かなので、皆さんにご批評いただくつもりも含め、出馬を決めた」と話している。 -
村内企業就職の3人に就職祝金を交付
中川村は20日、役場で村内企業に就職し、1年以上経過した3人に、就職祝金を交付した。
就職祝金は村内に住所があり、30歳未満で、村内企業に就職、1年以上経過した人に、5万円が贈られる。
今回は05年2月以降、12月までに就職した人が対象で、宮下良さん(24、寺平自動車)、中塚寛章さん(22、豊信合成)、古田亘さん(21、田島建設)。 曽我村長は「若い皆さんが経済活動のみならず、村のさまざまの場面で活躍を」と期待。宮下進商工会長は記念品を手渡し「村は若い人が少ない。活力ある村に向け、しっかりと根付いて」と激励した。
3人を代表し、宮下良さんは「企業や村の発展のために頑張りたい」と謝辞を述べた。##(写真)それぞれに就職祝金を交付 -
サツマイモ入りうどん「こがねうどん」を食す
飯島町の食品製造、販売、飲食業の有志でつくる「さつまいも夢プロジェクト(斉藤俊陽代表、4人)」が開発、11月に新発売したサツマイモをつなぎとして練り込んだ乾めん「こがねうどん」を試食する「食す会」が20日夜、町内であった。町や商工会のほか、町内外から16人が参加、ゆで立てのこがねうどんを「ざる」と「かけ」で味わった。
参加者は「もちっとした食感がいい」「もう少し太いといい」など批評しながら、たちまち掛けうどんを平らげ、大皿に山盛りしたざるうどんにも手を伸ばし「ざるが1番」などと味わっていた。
原料の芋、こがねせんがんの生産者の1人、松村寛次さん(飯島町)は「甘みがあり、こしがあっておいしい」。駒ケ根市の橋本英雄さんは豪快にうどんを口に運びながら「うどんらしいうどん。ぜひ、名物にして」と期待した。
また、メンバーの1人、池上明さんから上伊那産の芋焼酎の新酒や、飯島オリジナルの清酒などの差し入れもあり、会は盛り上がった。
同プロジェクトは昨年から、サツマイモの焼酎以外の二次的活用として、めん類に着目し、こがねうどんを開発。11月17日から、2000袋限定で、町内の道の駅やメンバーの店舗で販売、贈答用として、売れ行き好調、既に半分以上売れたとか。
代表の斉藤さんは「来年も新芋を使って、11月中旬にこがねうどんを販売し、飯島町の特産品として定着させたい」と話している。 ちなみに価格は1袋(250グラム)480円。詳細はヤナギヤ(090・4460・0841)マルイチフード(TEL86・3260)天七(TEL86・3055)、池上酒店(TEL86・2011) -
園児らが麦踏で交流
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「麦さん元気で大きくなって」-。中川村の2保育園の年長園児ら47人は21日、片桐のどんパンの会(荒井登志子会長)の小麦畑約10アールで麦踏みをした。会員や農村女性ネットワークの女性ら13人も参加した。
園児らはうねに沿って1列に並び、緑の葉を伸ばす麦の上を横にギチギチと歩き、しっかりと麦を踏んだ。
麦は東山3号、先月10日、どんパンの会が筋まきした。麦は生えそろい、10センチほどに伸びた。
作業に先だって、荒井会長は「麦の根を土の中に押し込むことで、丈夫に育つ。カニさん歩きで、踏み残しがないように、ゆっくり踏んで」と呼びかけた。
作業終了後、同畑で収穫した小麦を使ったおやきを味わいながら、互いに交流を深めた。
両園では、原料の小麦から生産する同会が焼いたパンを給食に利用していることから、園児らが麦踏体験を通じて、農や食に関心を持ってもらえればと、毎年、年長園児による麦踏みをしている。
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【記者室】アクセルとブレーキの踏み違え
高齢者を中心に車のアクセルとブレーキの踏み違えによる事故が多発している。この種の事故はクラッチ操作が必要ないオートマチック車で起きているが、運転を楽にしようと開発された機構が命を奪うとは皮肉なことだ▼オートマ車を運転する人のほとんどは右足だけでペダルを操作しているだろうが考えてみれば足は2本、ペダルも2つなのだから右足にはアクセルを、左足にはブレーキを担当させればよい▼右足だけをバタバタさせるからいけないので、これなら踏み違えはまず起こりようがない。現にF1をはじめ高度なレースではこれが常識となっている。損することは何もない。慣れるまで少し時間がかかるかもしれないが、身につける価値は十分あるはずだ。(白鳥文男)