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箕輪町議会
副町長定数で議員が定数1人を提案箕輪町の副町長の定数について町議会3月定例会初日の6日、町が定数2人とする議案を提出したのに対し、議員提案で日野和司議員が助役の定数を増加する条例を廃止し定数1人とする追加議案を提出した。
町は03年10月1日から助役2人制を導入し助役と、収入役の事務を兼掌する「行財政改革推進担当」助役を置いている。地方自治法の改正で助役制度が副市町村長制度に改められることに伴い、助役の定数を増加する条例の一部改正案を提出。「助役」を「副町長」に改めるもので、定数は現行通りの2人。
平沢町長は、「引き続き助役2人制を副町長2人制とし、一層の行財政改革と、自治体間競争に打ち勝てる体質確立に向けて積極的な行政経営に当たっていく」と述べ、「少数精鋭で230人体制を狙う。これからの30人近い効率化が大変。行財政改革をしっかりやり、企業誘致、住宅開発・住宅誘致を積極的に進めるため特命の副町長が必要」と説明した。
議員提案は、「町は行政改革の枠組みができ、組織のスリム化などを進める中で、副町長の定数を1人にする」と提案理由を示し、付則で経過措置として現に在職する助役の任期中に限り副町長として在職すること、助役の定数を増加する条例の廃止を挙げている。
日野議員は提案説明で、「行財政改革の枠組みができたとしている。議員定数を削減し、職員数も削減している。副町長を置かなくても職員が補佐する体制ができている。町民感情、財政事情をかんがみ、定数を削減するべき」と述べた。
追加議案の賛成者は3人。「常任委員会でよく議論して結論をだしてほしい」と最終日ではなく初日に提出した。 -
箕輪町交通安全協会総会
箕輪町交通安全協会は2日夜、第50回総会を松島コミュニティセンターで開き、06年度事業報告、07年度事業計画や歳入歳出予算などを承認した。
町の06年の交通事故発生件数は、05年と同じく126件だったが、死者が3人(前年比3人増)、傷者が167人(9人増)で増加した。
小林交石会長は、「町は交差点の出会い頭や高齢者の事故が多い。高齢者の交通安全教室、学校や保育園の交通安全指導などで事故防止に努めたい。今年は3月1日までに町で20件の事故が発生している。1件でも事故を減らし安全な町になるよう今後もご指導、ご協力をお願いしたい」とあいさつした。
07年度の事業計画は、交通安全教育の推進、交通少年団活動、女性部活動、街頭活動、交通安全施設の点検・整備など。
表彰は、伊那警察署長・伊那交通安全協会長連名表彰の交通功労者で川上典子さん(松島)、市川美知代さん(松島)。箕輪町長・箕輪町交通安全協会長連名表彰の無事故・無違反歴50年は矢沢正和さん(松島)、金子勝さん(一の宮)。無事故・無違反歴40年は6人、30年は9人、20年は8人だった。
受賞者代表で矢沢正和さんは、「受賞は交通安全協会員のご指導のたまもの。今後もご指導を承りながら安全に努めたい」とあいさつ。さらに「交通事故で妻を亡くした。事故死は家庭も崩壊し、家族は精神的にもなかなか立ち直れず大変。こんなことは私の家族だけで終わりにしてほしい」と話した。 -
熟成タイプの山ぶどうワイン「信州駒ケ原2006」12日発売開始
高品質を証明する県の原産地呼称管理制度の認定を4年連続で受けた宮田村特産の山ぶどうワイン「信州駒ケ原2006」が12日、いよいよ発売を開始する。3カ月間タンクに寝かせたことにより、認定を同じく受けた新酒「紫輝」と比べ、より熟成した深い味わいに。昨年よりも2600本余り多い9100本を全国出荷する。
「寝かすことによって、渋み、香りなどの落ち着きが増す。まとまりのある味に仕上がった」と醸造元の本坊酒造信州工場=同村新田区=の藤野公宏工場長。
収獲したての原料の良さを生かした軽い口当たりの「紫輝」との違いも楽しめ、藤野さんは「和食にもあう。家庭で気軽に味わってもらえたら」と話す。
ワインは村内13戸の農家が育てた山ぶどうの交配種ヤマソービニオンを仕込み、収獲から2か月ほどで新酒「紫輝」、熟成を深め翌年の春に「駒ケ原」を毎年解禁している。
県はこの山ぶどうワイン2銘柄を含めた県の原産地呼称管理制度認定品を国際食品飲料展(フーデックスジャパン、13日縲・6日千葉幕張メッセ)に出展。飲料食品の関係者が一堂に集まる会場で試飲やPRも行なう。
関係者の注目も高まっており、同工場でも地元を含め積極的に販路拡大を図る考えだ。
「駒ケ原」は720ミリリットル入り1本1900円。問い合わせは同工場85・4633へ。 -
施政方針
飯島町議会は7日、本会議を開き、冒頭、高坂町長は新年度予算を「自立し持続可能なまちづくりの2年目、町長任期最後の年『子育てと活力で未来を拓くいきいき予算』」と位置付けた07年度予算案の大綱を示した。
施策の柱は(1)住民の協働によるまちづくり
の推進(2)子育て支援・若者定住の促進(3)新しい基盤整備や新規企業導入を含む地域振興の促進(4)安心安全なまちづくり(5)継続事業の確実な推進-とした。
高坂町長は「中期総合計画(06縲・0)を具現化するために、厳しい財政状況下においても『次代を担う子どもたちの育成支援』『町の活力』を強力に推進することを念頭に編成した」と編成方針に触れ、具体的施策に▽協働の核となる地域づくり委員会の立ち上げ支援や事業実践に対する支援▽循環バス運行事業(試行運行)▽防災無線デジタル化事業(移動無線を中心にした地域系無線の整備)▽地域交流センター建設▽国道153号伊南バイパスアクセス道路改良事業(町道堂前線)▽地域防災計画の策定と、住民向けの防災しおりの作成▽千人塚配水池に緊急遮断弁の設置▽公共下水道七久保地区浄化センター工事、08年度供用開始▽若者定住促進に向けた特定公共賃貸住宅の建設(2棟12戸)▽新エネルギー源について調査研究▽乳幼児医療費小学校6年生まで拡大▽ピロリ菌スクリーニング検査による胃がん予防▽「こども室」を設置し、乳幼児期から青少年期まで一貫した子ども施策の展開▽七久保小に情障学級の新設、飯島小に1クラス増設-などを挙げ「町長として町民の先頭に立ち、安全で住みよい町・暮らしやすい町・活力ある町づくりに全力を傾注する覚悟。町長以下1枚岩になって、常に住民と気持ちの融合を図るべく、今後の行財政運営に当りたい」と述べた。 -
市立伊那図書館長に平賀研也さん決定
伊那市教育委員会は6日、同市西箕輪羽広の自営業平賀研也さん(48)=写真=を、公募していた市立伊那図書館長に決定したと発表した。市では、一般市民の目で新たな視点に立って図書館経営を展開していくことを目的に図書館長を全国公募していた。
平賀さんは、宮城県仙台市の生まれ。最終学歴は、中央大学法学部卒で、車の輸入卸業者や、総合研究開発機構に勤めた経歴のある人材。米国での勤務中には、事業改革などに興味を持ちイリノイ大学の経営学修士を修めてもいる。
長男が小学校へ入学するのを契機に、教育環境に優れている場所として5年前に伊那市に移り住んだ平賀さん。「自分の経験を地域でも使えないか」と書館長に応募し、これからの図書館運営は、利用者のニーズに応える必要がある竏窒ニ主張。「多くの地域住民と協議しながら進める公共施設づくりに寄与できれば」と豊富を語った。
本との付き合いは、10代後半、特に本を読み親しみがあると話し、そのペースは、毎日1冊ずつの読破だったという。
図書館長の応募人数は、市内20人、上伊那郡内4人、県内4人、県外8人の計36人。図書館長は、書類審査で残った7人の候補者と面接して決定した。北原明教育長は「立派な人材を迎えることができた。図書館の改革へ大いに腕を振るってもらいたい」と期待した。 -
南箕輪村消防団 消防長官「表彰旗」を受賞
消防庁長官表彰の団体表彰「表彰旗」を受賞したとして、南箕輪消防団(228人)の宮島忠夫団長、堀正弘本部長は6日、同村役場を訪れ、唐木一直村長に報告した。受賞は、団体表彰の中で最も名誉のある表彰で、全国47団体、県内2団体が受賞したという。
県下のポンプ操法大会で優勝するなど、これまでの実績が認められての受賞。表彰式は、2日に東京都であったという。同消防団として、消防庁長官表彰は1988年に「竿頭綬」を受けている。
宮島団長が「先輩方努力が評価された。これを機に今後も一生懸命取り組んでいきたい」あいさつ。唐木村長は「団員の確保も大変だが、地域住民の理解を得ながら努力を」と話した。
同消防団は、94年度に上伊那地域で初めて女性団員を加入した団として有名で、来年度の女性団員は、6人から9人に増加する予定。団員の平均年齢も同地域内でも若い、29・6歳だという。
受賞した「表彰旗」とともに村役場へ報告に訪れた宮島団長ら -
新人下平順一氏出馬へ 駒ケ根市議選
任期満了(4月29日)に伴う駒ケ根市議選(4月15日告示、22日投開票)に新人の下平順一氏(55)=無所属、北割二区=が立候補する意向を固めた。同氏は会社役員。伊那北高卒。
新人の立候補表明は5人目。現職では7人が出馬を表明している。定数は15。 -
【記者室】大きな返事 高校卒業式で
高校の卒業証書授与式で卒業生が一人ずつ名前を呼ばれて起立するのだが、その際の返事にそれぞれの個性がにじみ出ていてなかなか興味深い。多くは辛うじて聞こえる程度のつぶやくような声なのだが…▼返事をしない生徒さえも少なくない中で何十人かに1人、腹に力の入った見事な返事をする生徒がいて感心する。皆が小さい声しか出さないのに、自分だけ飛び抜けて大きな声を発するのはちょっとした勇気が要るに違いない▼実社会では、はったりだろうと何だろうと返事は大きい方が周囲から良い評価が得られる。小さい返事の生徒もいずれ気がつくことだろう。3月中旬から下旬にかけて中学校や小学校でも卒業式が行われる。どんな返事が聞けるか楽しみだ。(白鳥文男)
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駒ケ根市チャレンジチャンピオン大会
駒ケ根市体育指導委員会は3日、チャレンジチャンピオン大会を駒ケ根市民体育館で開いた。記録を塗り替えようと親子連れらが会場を訪れ、靴飛ばし、バドミントンのシャトル投げ、1分間の縄跳びの回数を競う早回し跳び、20メートルの距離で競う「片足ケンケン」と「ごしごしぞうきんがけ」、ストラックアウトの6種目に挑戦した=写真。出場者は「我こそは竏秩vと張り切って各種目に挑戦したものの思ったほどの成績が出ず、がっかりした表情を見せながらも気を取り直して次の種目へと挑んでいた。
優勝者は次の皆さん。
◇子どもの部▽シャトル投げ=金山泰河7メートル70大会新▽くつとばし=竹村知哉17メートル10▽早回しとび=竹村みずか144回▽かたあしケンケン=竹村みずか5秒60▽ごしごしぞうきんがけ=金山泰河5秒37▽ストラックアウト=飯田祥史70点
◇大人の部▽シャトル投げ=メランソン・マルコ7メートル20大会新▽くつとばし=メランソン・マルコ23メートル▽早回しとび=メランソン朋枝136回▽かたあしケンケン=下平智彦5秒38大会新▽ごしごしぞうきんがけ=下平智彦6秒96▽ストラックアウト=池田和守65点 -
「集落営農北割・上穂」設立
駒ケ根市の北割一・二区と上穂町区の農業者114人でつくる集落営農組織「集落営農北割・上穂」の設立総会が3日夜、市内のアイ・パルいなんで開かれた。関係者約50人が出席し、規約、07年度事業計画・予算案、役員などを承認した。金田伊佐男組合長は「役員一同研究、検討して組織づくりの準備を進めてきた。関係者の努力と協力に感謝する」とあいさつした=写真。
同組織は5年後の12年をめどに法人化し、作付け面積を現在の66ヘクタールから167ヘクタールに、年間生産量も現在の米351トン、大豆1・4トンから米550トン、大麦13トン、大豆1・4トンに増加する計画。
市内での集落営農組織設立は4番目で、3月末までには全10組織が設立の予定。
役員は次の皆さん。
▽組合長=金田伊佐男▽副組合長=宮沢辰夫、清水丈明▽理事=野々村良彦、池戸功、山田唯人、榎本保雄、久保村宗平、小平操▽監事=吉沢正敏、小平修一 -
のうさん味ネットフェアにぎわう
のうさん味ネット上伊那・上伊那農業改良普及センターは4日、
JA上伊那Aコープ駒ケ根店で、「かあちゃん自慢のふるさと上伊那味づくし」をキャッチフレーズに「のうさん味ネットフェア」を開いた。
上伊那地区で取れる農産物を加工した、みそや各種漬物、おやき、五平もち、パン、切り餅など14グループが出店。「昔ながらの懐かしい味のおみそだよ」「桜のチップでスモークした薫製はおいしいよ」「ちょっと食べて、この漬物一味違うから」と盛んにPRし、熱心に販売。来場者は試食し、1品、2品と買い求めていた。
中沢おやき実演もあり、多くの主婦らが足を止め、手際の良い作業を見入っていた。 -
シイタケの菌打ち、薫製づくり体験
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駒ケ根市スポーツ少年団・宮田村公民館の両少林寺拳法教室は4日、市内大田切中の島の水上平八郎さんのシイタケほ場で、菌打ちと薫製づくりに挑戦した。
昨年に続き3回目。 園児から中学生、保護者ら30人が参加、水上さんに教わりながら、クヌギのほだ木に開けられた穴に、種菌を押しこむ作業を体験した。
また、ほだ木のチップを使って、シカ肉やソーセージ、ちくわの薫製もつくった。
昼食には出来たての薫製のほか、指導者の鈴木英仁さん、加藤忠志さんらが用意した白菜とダイコンのキムチ、チヂミを味わった。
水上さんは「少林寺拳法の食育教育の一環。体験を通じて、本物の食や自然に関心を深めて」と期待した。
7歳と4歳の娘、夫の家族4人で参加した小林三智代さん=伊那市=は「子どもたちにキノコがどのように出来るか、教えたかった。今日は子どもと一緒に楽しんでいる」と話していた。 -
座禅草(ザゼンソウ)の観察会、ミズバショウの植え付けも
飯島町の「座禅草(ざぜんそう)を守る会(竹内英夫会長)」は4日、七久保区北村の通称お観音様の自生地で約50人が参加し、座禅草の観察会とミズバショウの植栽を行った。
スコップなどを持って集まった会員を前に、小林章吾さんは座禅草とミズバショウの生態や特徴、分布、栽培方法について説明「座禅草の自生地にミズバショウを植えるのはどうだろうか」と問題提起したが、予定通り、2カ所に20株植え付けた。
この後、参加者は林の中や小川に沿って散策しながら、顔をのぞかせたばかりの座禅草を観察し「ここにも、あすこにも出ている」「花の形がかわいいね」と話していた。
同会は盗掘で、株数が激減した座禅草を守ろうと、昨年4月、地域住民が中心になって「座禅草を守る会」を結成し、看板を設置し遊歩道を整備するなど、保護活動を展開してきた。株数も調査し、500株余を確認した。
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県議選 木下茂人氏が拡大役員会
県議選伊那市区(定数2)に出馬する木下茂人氏(71)=緑のフォーラム、美篶=は4日、拡大役員会を伊那市上大島地域交流センターで開いた。支援者など246人が集まる中、選対組織を発足させ、選挙を想定した臨戦体制に入った。
木下氏は「南信にとっては北との格差が問題」として交通面などにおける格差是正の必要性を指摘=写真。また、都市部と山間地の格差問題にも触れ、高遠、長谷地区の過疎化については「個人の責任でどうにかできるものではなく、政治の責任」と県会で問いただした経緯などを示した。
村井県政については「収支の合った予算を短期間で作り上げた」と07年度予算編成を高く評価する一方、「個々の問題は是々非々。県議として一つひとつをチェックし、悪いことは止めさせる必要がある」とした。
選対本部は上大島の後援会事務所に設置し、後援会役員がそのまま移行する形で役員を務める。 -
ガースルスカウトわくわく体験会
スカウトの取り組みを知ってもらおう竏窒ニ、ガールスカウト長野第26団(木部則子団委員長)は4日、「わくわく体験会」を伊那市の伊那公民館で開いた。4歳から小学生まで12人のが集まり、約40人のスカウトらとともに万華鏡づくりなどに挑戦した=写真。
新入団員を迎えるこの時期に入団希望者などを対象として開催している体験会。子どもの居場所事業の一環として広く一般からの参加も募った。
万華鏡づくりはグループごとに分かれて挑戦。年上のスカウトの指導を受けながら万華鏡の筒の中に色紙やカラフルなプラスチック板を入れ、自分だけのオリジナルの万華鏡を完成させた。また、ガールスカウトの制服着用体験もあり、さまざまな面からガールスカウトの取り組みに触れた。
同団では現在、新入団員を募集している。
申し込み・問い合わせはガールスカウト長野第26団(TEL78・2350)木部団委員長へ。 -
第2回上伊那ミニバスケットボール新人交歓大会
上伊那バスケットボール協会は4日、第2回上伊那ミニバスケットボール新人交歓大会を箕輪町の藤が丘体育館などで開いた。女子13チーム、男子8チームが集まり、熱戦を繰り広げた=写真。
一昨年までは、新6年生が公の場で他チームと対戦する機会は7月の新人戦までなかったが、早い時期に新人同士で対戦して士気を高め合い、上伊那ミニバスケットボールのレベル向上させよう竏窒ニ昨年からこの大会を開くようになった。
各チームはそれぞれ2試合のリーグ戦で対戦。大きな声を掛け合いながらパスを回し、相手ゴールへと切り込んでいた。
上伊那は特に女子チームのレベルが高く、昨年も県内ベスト8に上伊那3チームが入っている。今年はチームの要となる新6年生が少ないことが懸念されるが、それをサポートする4年生の層は厚く、各チームのレベルもさまざまに変化することが予測されるという。 -
信州もみじ湖くらぶがブドウの木の剪(せん)定作業
箕輪町の住民有志でつくる信州もみじ湖夢くらぶ(根橋英夫代表)ブドウ部会は4日、ワインオーナー用のブドウ園で木の剪(せん)定をした=写真。
農業を通じて元気の出る地域をつくろうとさまざまな取り組みをしている同クラブは、輸入したブドウではなく、地元の安全なブドウで作るワインを提供しよう竏窒ニ4年前からワインオーナー制に取り組むための準備をしてきた。シャルドネ、メルローを中心に6品種を栽培。昨年から今年にかけて木を増やしているため、栽培面積は約30アールとなる。ワイン作りは今年から本格的に取り組む予定で、オーナーには1年寝かせたワインを今年の秋から届ける。
年々ブドウの収穫量は増えているほか、同地域はブドウの糖度を決める昼と夜の寒暖差もあるため、糖度20%以上の質の良いブドウが実るようになってきているという。
栽培指導に当たる柴寿さんは「遅霜には気をつけなければならないが、花が咲く時期が早まれば糖度が乗る期間も長くなる。想像以上に良い木が育ってきている」と話していた。
今年の収穫作業にはワインオーナーにも参加してもらうことなどを計画している。
ワインオーナーは現在も募集している。
申し込み・問い合わせは信州もみじ湖くらぶ(TEL79・0744)根橋さんへ。 -
かんてんぱぱで第2回信州の古布作家十五人衆竏駐鱒「華競市展
古布を新たな魅力を持った作品に作り上げる南信地区の古布作家15人による「第2回当世華競市(とうせいはなくらべいち)」が11日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。人形や洋服、裂き織りなど、さまざまな作品約6千点が訪れた人を楽しませている=写真。
古布に魅せられた作家らがそれぞれの形で古布作品を発表する作品展で2年目。古布・骨董市も同時開催している。
2年目となる作品展。古布・骨董市も同時開催している。今回は20代縲・0代の作家が作品を出展。各作家の個性で古布がさまざまな作品に変化しており、人形一つ見ても日本人形から動物キャラクターの人形まで、多彩な作品がところ狭しと並んでいる。
手作り人形ひなを手掛ける駒ヶ根市の下平美智子さんは「母親が着ていた着物を『タンスで眠っているだけではもったいないのでひな人形にしてほしい』という人もいる。古い着物をどうやって生き返らせようかと考えるのが楽しい」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。11日まで。
また、5日縲・0日には古布手芸教室も開催する。受講料一人500円、教材費は千円、2千円、3千円の中から選べる。 -
県議選 伊那市区
合併に伴い選挙区が拡大した伊那市区(定数2)は、現在までに現職2人が出馬を表明。一部では新人擁立の動きもささやかれるが、今のところ新たな候補者は現れない。
4年前の激戦と一変し、今回は無投票の見方も強まる。現職2氏とも、逆風だった前回のような緊張感は感じられないが、「選挙は水物。最後まで選挙戦があるつもりで臨みたい」として臨戦体制を整えている。
向山公人氏(64)=政信会、西町=は県会定例会開会前に事務所開きをした。会期中も地元に戻る土日を使って今回選から選挙区に加わる高遠、長谷地区であいさつ回りをしている。
木下茂人氏(71)=緑のフォーラム、美篶=は、今月4日の拡大役員会で選対組織を立ち上げた。向山氏同様、高遠、長谷地区を皮切りに活動を展開。同地区でのあいさつ回りはすでに完了しており、今後は電話戦術などを駆使して支持を固める。
村井県政については両氏ともに一定の評価を示しているが、今後の政策については是々非々の姿勢で臨みたいとしている。
両陣営とも、早い段階から支部組織を発足させるなどして高遠、長谷地区での支持者集めを進めているが、もともと保守基盤が強い地域ということもあり、保守系の両氏はともに一定の手ごたえを感じている。
村井県政スタートから半年。今回は、前回選で田中前知事支持を打ち出した新人候補を後押しした追い風はない。伊那市区の場合、保守基盤の強い高遠、長谷地区が選挙区に加わったことも重なり、現職に対抗する候補が一層でにくい環境となっていることも事実だ。
前回は新人候補を擁立した共産党は今回、激戦区となる上伊那郡区や駒ヶ根市区の現職死守に力を注ぐため、伊那市区では候補者を擁立しない。民主党も伊那市区は想定していない。また、前回「田中氏支持」を打ち出して、田中氏批判の現職2氏に迫った自営業・若林敏明氏(51)=富県新山=は、周囲からのアプローチを受けながらも出馬は「白紙」として態度を明確にはしていない。
昨年8月の知事選で伊那市区は、村井氏が1万9800票、田中氏が1万8200票を集めた。両者の差はわずか1500票。田中前県政の方針を支持する層は間違いなくある。
前回選では現職批判の新人2人が票を分け合った結果、約1万票ずつ獲得した現職2氏が当選したが、新人2人の前回票の合計は、、現職一人ひとりの獲得票数を上回った。
知事選の結果から見ると、現職の対立候補を一本化して擁立すれば2氏の批判票がそれなりに集まると見る向きもある。
しかし、前回選も昨年の知事選も無党派層の田中氏支持の盛り上がりがあった。無党派田中層が熱も覚めた今回は、投票率が落ちることは十分予想され、そうなると対立候補には不利な情勢となる。
また、前回選で対立候補の擁立に動いた市民有志も、ここへきて疲れを見せており、具体的なアクションを起こす気運の高まりはない。 -
歩行者の安全を考える住民の会が発足
小中学校の通学路で交通量が激しい宮田村内を通る県道・宮田沢渡線の歩道設置を含めた安全対策を推進しようと5日、沿線住民らが「歩行者の安全を考える住民の会」を設立した。県伊那建設事務所は新年度にも調査したい考えを明らかにし、同会と協議しながら総合的な安全確保に取り組む姿勢を示した。現地見学も行い、車のすぐ脇を下校する児童生徒の様子を見て危険性などを再確認した。
対象区間は「河原町西」から「駒が原」交差点までの815メートル。国道153号の渋滞を避ける通行車両で朝夕の交通量が激しく、登下校する子どもたちの安全確保は地域にとって長年の懸案だった。
県が事業化に向けて前向きな姿勢を示したこともあり、地域の力を結集して対策に乗り出そうと同会を設立。
沿線の町3区、大田切区、小中学校PTA、育成会、安協など11団体で構成し、会長に縣忍町3区長、副会長に初崎常利大田切区長、加藤秀明次年度小学校PTA会長をそれぞれ選任した。
対象区間は住宅密集している部分も多く、全線への歩道設置は難しい状況。
伊那建設事務所は同会との協議で安全確保の計画を立案していく考えを持っており、歩道の迂回や交通規制なども含めて検討していくことになる。 -
南箕輪村議会3月定例会開会
南箕輪村議会3月定例会は5日開会し、村が副村長の定数を1人と定める条例案、06年度補正予算案、07年度予算案など34議案と請願・陳情を上程した。06年度一般会計補正予算案、下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することを定める条例案など5議案を即決した。
06年度一般会計補正予算案は歳入歳出に各8775万9千円を追加し総額を43億9335万1千円とする。
07年度一般会計予算案は総額41億5千万円。前年度当初比で9千万円、2・2%の増。
唐木一直村長は冒頭あいさつで、07年度の主な事業について子育て支援事業の継続と質的充実、南箕輪小学校児童クラブ室新設、乳幼児医療費無料化対象年齢の小学6年生までの引き上げ、農・商・工業の支援、保健センター改修、防犯や災害情報のメール配信サービスの整備、松くい虫対策の薬剤樹幹注入の継続などを挙げて説明。「健全財政を維持しながら行政運営できると思っている。行政に課せられる課題はあるが、職員共々住んでよかった、住んでみたいと思うような村づくりに向け努めていく」と述べた。
請願・陳情は次の通り。
◇請願 ▽「公共工事における賃金等確保法」(仮称)の制定など公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保に関する意見書提出を求める件
◇陳情 ▽「公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の『安心・安全』の確立を求める意見書」提出に関する陳情▽日豪EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)交渉に対する陳情書 -
親子わんぱくランド2007
南箕輪村教育委員会など主催の親子わんぱくランド2007が3日、村民センターであった。開会前から親子連れらが列を作るほどの盛況ぶりで、子ども達はスライム作りや綿あめ作りなどを次々と楽しんでいた。
オリジナルキーホルダーを作ろうと動物やアニメのキャラクターなどを熱心に描いたり、毛糸を使ったポンポンマスコットで金魚を作ったり、リサイクル本市で好きな本を探したりと、子どもたちはイベントを満喫。小学生ショータイムでは、児童が手品を披露したり、バルーンで剣や冠などを手早く作ってプレゼントするなど楽しませた。
第8回村図書館読書感想文表彰式、人形劇団ポポロによる生音楽の人形劇「3びきのやぎのガラガラドン」もあった。 -
「やますそ」50号達成祝う
伊那市の高遠町婦人会(黒河内文江会長、120人)が年一回発行している文集「やますそ」の50号発刊を記念した式典が4日、高遠町総合福祉センターであった。会員、来賓ら約80人が出席。会場には、これまでの歩みを記した年表や文集などを展示するなどして節目を皆で祝った。
同会は、1945(昭和20)年10月、高遠町(旧)の女性約890人が集まり県内初となる婦人会を発足。日ごろ感じたことを書こう竏窒ニ57年、随筆、短歌、俳句、詩などの会員の寄稿を収めた同文集を創刊し、毎年3月に発行し続け創刊50周年の節目を迎えた。
文集は、日々あったことを素直につづった会員の寄稿と、その年の事業報告が主な内容で、正副会長ら4人が編集してきた。この日に発行した50号は、歴代の会長約20人の思い出や、市長、元町長、地元小中学校長らの祝福の言葉なども掲載している。
黒河内会長は「一生懸命つくってきた先輩たちの熱意があったからこそ、50号の発行まで続けられたと思う。これからも10年、20年といつまでも続くことを願う」とあいさつした。
50年の歩みを記した展示物を眺める会員ら -
たすけあいグループ「うつぐみ」が10周年式典
伊那市手良で宅老所・おおにしを運営するNPO法人「たすけあいグループうつぐみ」(倉田節子理事長)は4日、グループ立ち上げ10周年の記念式典を同市山寺の伊那北地域活性化センター・きたっせで開いた。会員ら約40人が集まり、節目を祝った。
うつぐみは、有償在宅福祉サービスを目指し、市内の介護経験者、ボランティア実践者らで任意団体を96年5月に設立。2003年には、NPO法人格を取得し、翌年に同宅老所を開設している。
倉田理事長は「介護保険は破たん状況にある。地域住民が支え合ってゆくことが大切」などとあいさつし、10年間を振り返った。
その後、NPO法人やじろべーの中沢純一理事長が「介護保険制度と地域の支え合い」と題し、介護問題について講演したほか、アマチュアサックス奏者の伊藤KGさんの演奏もあった。
伊藤KGさんのサックス演奏に耳をすませる出席者ら -
高校球児 小学生を教える
県高等学校野球連盟上伊那支部は4日、伊那市の弥生ヶ丘高校グラウンドなどで、上伊那少年野球連盟の小学生を対象とした技術交流会を開いた。この日は、2会場で同市の小学生に対し、地元高校の監督や部員が投球、バッティングフォームなどの基礎技術を教えた。
小学生の健全育成を目的に野球を通じて技術交流を深めよう竏窒ニ、同少年野球連盟からの申し出により始まった5年目の取り組み。連盟の31チーム、約400人の児童が17日までの4日間、各場所で開く交流会にそれぞれ参加する。
弥生ヶ丘高グラウンドには、市内の4チームの計約60人と、弥生ヶ丘高校野球部員約40人らが参加。投球フォームの練習では、体の使い方や腕の振り方の基礎を学んでから高校生とキャッチボールを楽しんだ。
上伊那少年野球連盟の宮原崇会長は「高校の監督から指導を受けられることは貴重。野球の底辺拡大にもつながるし、子供たちも高校生との交流を楽しんでいる」と話していた。 -
県ロードレース伊那大会
第42回県ロードレース伊那大会は4日、伊那市営野球場を発着点としたコースで開き、上伊那勢は、中学男子の部(5キロ)で福沢潤一(駒ヶ根東)が2位、宮脇千博(同)が6位入賞を果した。同市、県陸上競技協会など主催。
2年生の福沢は、周りに佐久長聖高への進学を決めている3年生の実力者がひしめく中で存在感を見せ、2位と健闘。同高へ進学の優勝した大迫傑(東京・金井中)とは惜しくも8秒差の15分55秒と、来年度の活躍を期待させる走りを見せ付けた。
一般の部(約16キロ)、高校の部(10キロ)、壮年の部(同)、女子の部(5キロ)、中学男子の部の計5部門に県内外から594人のランナーが参加。それぞれが春の陽気を見せ始めた伊那で健脚を競い合った。
結果は次の通り。
【一般の部】
(1)山本和弘(愛知製鋼)51分31(2)杉本浩二(上田陸協)(3)利根川裕雄(丸善食品工業)(4)大久保貴志(長野市陸協)(5)笹崎慎一(佐久長聖高校)(6)高野寛基(同)
【高校の部】
(1)村沢明伸(佐久長聖)31分00(2)千葉健太(同)(3)佐々木健太(同)(4)佐々木寛之(同)(5)広沢貴行(同)(6)藤井翼(同)
【壮年の部】
(1)徳武雄次郎(長野市陸協)33分33(2)小口秀哉(下諏訪町体協)(3)村瀬裕之(愛知製鋼)(4)松下善幸(飯田市陸協)(5)我山尊道(上田陸協)(6)菊池利治(諏訪南PC)
【女子の部】
(1)亀山絵未(東海第三高校)17分36(2)箱山侑香(丸子実業高校)(3)西沢美春(長野東高校)(4)落合恵子(信州大学)(5)長田みさき(茅野市陸協)(6)佐藤志穂(信州大学)
【中学男子】
(1)大迫傑(金井)15分47(2)福沢潤一(駒ヶ根東)(3)笹崎高志(八千穂)(4)矢野圭吾(松川)(5)臼田稔宏(同)(6)宮脇千博(駒ヶ根東)
中学男子の部で2位の福沢潤一(駒ヶ根東中) -
【Cafe Ohnoオーナー大野昌彦さん】
「本物のコーヒーのおいしさを味わってもらいたい」竏秩B思いを込めて1杯ずつ、1杯ずつ、心を込めて丁寧にいれる。
「いろいろと研究しましたが、やはりネルドリップが一番ですね。多少利益を削ってでも味の良さを優先したコーヒーを提供しています。いれ方の詳細は秘密ですが…」
もともとコーヒーへの特別なこだわりはなかったが、10年前、ふと興味を持って受けてみた個人指導で初めて本物の味を知って感動した。
「それまでは苦いだけというイメージしかなかったが、先生のいれたコーヒーはまったく違った。酸味と苦味が絶妙に調和し、さらに程よいコクがある竏酎f晴らしい味でした。あの感動がなかったら今こうして店を開くこともなかったんです」
◇ ◇
静岡県生まれ。運輸省(現国土交通省)で港湾整備の仕事に長く携わってきた。港のある都市を転々とする暮らしだったためか、美しい山の眺望に魅せられ、3年前に駒ケ根市に自宅を建てた。だが家族を置いて自分は単身赴任の二重生活。2年間続けたが、週末しか家族と過ごせないことへの不満が高まり、いつかできたらいいと考えていたコーヒー店を始めることを決断。昨年3月、思い切って退職した。
「経済的には多少不安定になるが一緒に暮らせる方がよい、と家族も納得してくれました」
全日本コーヒー商工組合連合会などが行う検定試験に挑戦して合格、コーヒーインストラクターの認定を受けるなど1年間かけて準備を進め、今年2月18日、念願のカフェを赤穂高校近くの伊南バイパス沿いにオープンした。
◇ ◇
使うコーヒーには徹底的にこだわった。寒い駒ケ根の気候に合わせてブレンドしたという特製。クッキー、サンドイッチ、チーズケーキなどもコーヒーの味を損なわないものを厳選した。
「チョコレートケーキもメニューに考えていたんですが、強い味がコーヒーと一緒に味わうのに適当でないと思ってやめました」
こじんまりとしたイメージの外観と落ち着いた雰囲気の内装のためか、女性の一人客も多いという。
エプロンの下には常にワイシャツとネクタイ。「あまりラフな格好だとお客さんに気持ちが伝わらない気がして…」と服装にも細やかな気配りを見せる。
「おいしいと言ってくれるひとことが何より。飲み残したお客さんは今まで一人もいないし、お代わりをしてくれる人がいたりすると本当にうれしくなる。人との出会いや会話も楽しいし、店を始めて良かった」
(白鳥文男)
午前7時30分縲恁゚後4時。午前10時まではモーニングサービスも。問い合わせはTEL81・4843へ。 -
第43回駒ケ根市社会福祉大会
地域福祉の推進を図ろうと「自立とふれあいの中で支え合う地域社会を」を大会スローガンに掲げた第43回駒ケ根市社会福祉大会が3日、同市の赤穂公民館で開かれた。市社会福祉協議会と実行委員会主催。記念講演としてアナウンサー、エッセイストの村松真貴子さんによる講演「心と心を通わせて」が行われたほか、地域団体などによる意見発表や赤穂小学校6年3組の児童らの体験発表、社会福祉に寄与した個人・団体の表彰などが行われた。意見発表で町四区の小池悟さんは町内を巻き込んだユニークな自主防災の取り組みについて発表=写真。「何を置いても、まず自分と家族の安全を確保することが大事」と呼び掛けて聴衆の共感を呼んでいた。
大会には約200人が参加し「心の時代・福祉の時代にふさわしい思いやりのある心豊かな福祉社会の実現に向けて努力することを誓います」などとする大会宣言を採択して閉幕した。
小ホールやロビーには福祉の広場として福祉活動の展示や紹介コーナーが設けられ、訪れた多くの市民らでにぎわった。 -
赤穂高校卒業式
赤穂高校(米山明広校長)は3日、卒業証書授与式を行った。保護者、在校生らが見守る中を各クラスの代表生徒7人が壇上に進み出て米山校長から卒業証書を受け取った。卒業生代表の小坂美菜子さんは答辞で「今日無事卒業できるのは陰で支えてくれた親や先生のおかげ」と涙ながらに感謝を述べた上で「これから始まる新たな生活で困難に直面した時は、これまでの激励への感謝の気持ちを胸に頑張っていきたい。どうかこれからも見守って」と述べた。
米山校長は「行く手には多くの困難や壁があるだろうが、悲観的にならず常に前向きに考えてほしい。誇り、気品、継続の3つの言葉をはなむけに贈りたい」と激励した。卒業生272人は保護者と在校生らの拍手に送られながら、3年間過ごした母校を静かに後にした=写真。
卒業生の進路は大学などへの進学がほとんどで就職は32人。 -
花いっぱい運動で菜の花の種まき
南箕輪村の花いっぱい運動で1日、南箕輪村南部小学校の5年生(2クラス42人)が、大芝高原東側の広域農道沿いの花壇に菜の花の種をまいた。
花いっぱい推進協議会が管理する農道沿いの花壇と愛の鐘の花壇は例年パンジーを植えていたが、今年は春に咲き、統一した色で楽しめる菜の花を育てることにした。
5年生は、協議会の呼び掛けに応じて初参加。一人ずつ種を容器に入れてもらい、両腕を横に広げた幅を1人の担当範囲として種をまき、上から足で軽く押さえた。菜の花は5月中旬ころに咲く見込みといい、児童は開花を楽しみに作業に取り組んでいた。