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市民体育祭スケート 小学生ら白熱のレース
第52回伊那市民体育祭スケート競技大会・第28回小学校低学年児童スピードスケート記録会が21日夜、同市ますみヶ丘の伊那西スケート場であった。前年より20人ほど多い、79人が参加し、日ごろの練習の成果を発表した。市、市教育委員会の主催。
幼児から45歳以下の成人男子までがエントリー。300メートル(小学校1年以下)、500メートルの2種目を各学年男女別、園児、高校生男子などの部門で競った。
氷点下3度の厳寒のなか、スケート場には、多くの観客が集合。クラスメートや我が子を応援する熱い声援に、選手たちは白熱したレースを繰り広げた。
結果は次の通り(上位3位に入賞した皆さん)。
【男子】
◇300メートル▼小学1年 (1)橋爪凱(富県)1分00秒27(2)清水紀貴(伊那西)(3)山崎瑠(伊那西)
◇500メートル▼小学2年 (1)小林慶一(伊那西)1分30秒36(2)小池柊平(伊那西)(3)網野幸大(伊那西)▼小学3年 (1)落合恒輝(西箕輪)1分46秒34(2)草田陸(伊那西)(3)網野豊(伊那西)▼小学4年 (1)唐澤恵介(伊那西)1分22秒70(2)大野田真二(伊那西)(3)小平裕矢(伊那西)▼小学5年 (1)田中聖人(伊那西)1分23秒93(2)唐澤善貴(伊那西)(3)小林省吾(伊那西)▼小学6年 (1)後藤大樹(伊那北)1分08秒96(2)里見拓真(伊那西)(3)唐澤大輝(伊那西)▼成年男子(45歳以下) (1)小林一美=1分14秒87(2)中村弘幸(3)唐木賢治▼高校生 (1)武田英太=50秒11(2)酒井秀雄
【女子】
◇300メートル▼小学1年 (1)唐澤美空(伊那西)1分04秒75(2)唐木千聖(伊那西)(3)網野紅瑠美(伊那西)▼保育園 (1)田中蘭=2分34秒73
◇500メートル▼小学2年 (1)武田真由子(伊那西)1分58秒59(2)小平美有(伊那西)(3)飯島梨琴(東春近)▼小学3年 (1)大野田百香(伊那西)1分55秒28(2)田中理土(伊那)(3)田中もも子(伊那西)▼小学4年 (1)林怜奈(伊那西)1分36秒79(2)伊藤夏輝(伊那西)(3)飯島朱莉(東春近)▼小学5年 (1)落合悟花(西箕輪)1分37秒79(2)田中礼(伊那)(3)大野田美晴(伊那西)▼小学6年 (1)小池愛里(伊那西)1分53秒09(2)武田愛美(伊那西)(3)河野真奈実(伊那西) -
バイキング給食楽しむ
宮田村の宮田小学校3年生は19日、バイキング形式の給食を楽しんだ。栄養バランスの大切さも感じながら、自分の好みのメニューを選んだ。
パンやおにぎりの主食、エビフライ、コロッケなどの副菜、サラダ、デザートから、自分自身で好きなものをチョイス。食べれる量も考えて、一人づつトレーに盛った。
「どれにしようかな」とうれしい悲鳴。いつもの給食とはまた違った雰囲気で、食事の楽しさ、大切さを肌で感じていた。 -
箕輪町公民館子育て学級でバルーンアート
箕輪町公民館の子育て学級は19日、風船で動物などを作るバルーンアートを楽しんだ。
「風船遊劇団ゴンベエワールド」のゴンベエさんの弟子、宮本千秋さん=南箕輪村=が、初心者でも楽しめるバルーンアートを紹介。天然ゴムの長い風船に空気を入れ、ウサギやトンボづくりに挑戦した。花びら3枚の花を作り、顔を描いた丸い風船を取り付けて顔付きの花も作った。
お母さんたちは、最初は割れるのを心配して恐る恐る風船をねじるなどしていたが、次第にコツをつかんで器用に作り上げた。子どもたちは風船を膨らまそうとポンプを押したり、出来上がった風船を手に部屋の中を走ったりしてはしゃいでいた。
風船で作ったウサギや花にちなんだ童謡などを歌ったほか、絵本「ふうせん」や「あおいふうせん」の読み聞かせもあった。 -
3歳児健診未来飛行
飯島町は子どもたちの健やかな成長を願う子育て支援事業「3歳児子育て未来飛行」を20日、保健センターで3歳児健診に合わせて行った。
98年度からの継続事業で今年初の実施。 会場には02年12月、03年1月生まれの幼児11人が親子で集まり、高坂町長は3歳児健診で、虫歯ゼロの幼児には、賞状とピカピカメダルを贈り「これからも、虫歯にならないように頑張って」と声を掛け、虫歯のあった幼児には「がんばりましょう」メダルを首に掛け「虫歯があって、残念だったね。気をつけようね」と優しく話した。
また、全員に絵本「を贈り、「子育てに役立てて」と期待した。 -
お陣屋行燈市に向け、高札設置
江戸情緒を楽しむ飯島町のお陣屋行燈市は2月11、12日、広小路で開かれる。19日、町触組(原裕昭組頭)は市の開催日や場所を記した高札、立て看板などを設置した。
作業は8人が3班に分かれ、高札22本を町の公共施設、商業施設に立て、大型立て看板は多くの人の目に触れてほしいと、道の駅花の里いいじまとショピングセンターコスモ21の2カ所に、国道153広小路交差点前には横断幕も張った。
お陣屋行燈市の今年の目玉は花魁(おいらん)道中、人気の大型時代劇「必殺仕事人」のほか、代官行列、陣馬太鼓、どんどろしし舞など多彩なイベントが繰り広げられ、露店も多数並ぶ。 -
25年目の児童交歓 友情の輪広げる
25年目を迎えた宮田村南割区と愛知県田原市吉胡地区の児童交歓。21日には吉胡地区の小学校5、6年生と保護者ら47人が宮田村を訪問した。地元の南割区は5、6年生33人が参加して歓迎し、スキーを楽しんだり、寝食をともにするなどして友情の輪を広げた。
歓迎会では、緊張しつつ両地区の子どもたちが顔合わせ。南割地区児童会長の手塚弘基君は「皆さんが来るのを楽しみにしていました」とあいさつした。
さっそく駒ヶ根高原スキー場に出かけ、一緒にスキーを満喫。南割区育成会の保護者が初心者を指導し、田原市ではめったに体験できない雪の感触を味わった。
温泉に入ったり、夕食をとるなどして徐々に打ち解け始めた両地区の子どもたち。宿泊も一緒で、枕を並べて互いの絆を深めていた。
交歓会は年度ごとに行ない、冬はスキー、夏は田原市に出かけ海水浴などを楽しみ親睦を図っている。
今回も1泊2日の日程。小田切元治南割区育成会長は「宮田村は小中学校1校なので、違う地区の子どもたちと交流することは刺激にもなるのでは」と話していた。 -
精神障害者の医療費負担改正で学習会
精神障害者の通院医療費公費負担制度が4月から、障害者が1割負担する「自立支援医療」に移行することにともない、宮田村住民福祉課はこのほど、制度改正についての学習会を開いた。
現行5%の自己負担ですむ同制度を利用している村内の障害者およそ80人のうち、30人ほどが参加。県や村の担当者から主な改正点について説明を受けた。
今回の制度変更は、身体、知的、精神の各障害者に対するサービスを一元化し、相応の自己負担を求める「障害者自立支援法」のひとつ。
上伊那障害者支援センターの高橋きんよさんは、支援法によって変わる全体の制度改正の要点も説明。
精神障害者にとっては他の障害との制度格差が解消される点にふれつつ、軽減されているホームヘルプなどサービス利用にも自己負担が重くなることを説明した。
参加者は今後どのように負担が変わっていくか理解しようと、熱心に耳を傾けていた。
村は来月15日に、障害者自立支援法の講演会を村内の福祉交流施設なごみ家で開き、当事者のほか多くの人に制度改正について理解を深めてもらう考えだ。講演会に関する問い合わせなどは村老人福祉センター85・4128まで。 -
箕輪東小3年1組
ゆとり荘の利用者と交流箕輪町の箕輪東小学校3年1組(19人、河西高明教諭)は21日、デイサービスセンターゆとり荘を訪れ、歌の発表や風船バレーで利用者と交流した。
3年1組は、2年生のときに生活科の授業でゆとり荘を訪問し、利用者と交流してきた。3年生になり、総合的な学習で地域探検やエースドッジボールなど新しい活動に取り組んできたが、ゆとり荘との交流は続けよう-と決めていたため、今回訪問した。
児童が元気に「こんにちは」と部屋に入ってくると、利用者は拍手で歓迎。児童代表が「お久しぶりです。おじいさん、おばあさんに元気をあげられるように頑張ります」とあいさつ。利用者も知っている曲「雪」などを元気に歌った。
2年生のときは、利用者を音楽会に招待したが、来てもらうのは大変と、今回、音楽会の発表をゆとり荘で再現。「お菓子の好きな魔法使い」の曲を笑顔で大きな声で歌い、「聖者の行進」「運命だ」の2曲をリコーダーで演奏した。利用者は児童の発表に目を細め、手拍子しながら聞いていた。
風船バレーを一緒に楽しもうとグループに分かれ、児童が利用者のそばに来ると、久し振りの再会に手を振る人や、児童が着ていた赤、緑などの衣装を見て「服は自分でこしらえたの?上手にできとるわ」と声をかける人もいて、打ち解けた様子で楽しんでいた。 -
伊那谷伝統文化公演
伊那谷伝統文化公演が21日、伊那市生涯学習センターであった。第一部「伊那の伝統演劇公演」は「伊那の方言劇」「瓜生喬語り芸の世界」の構成。地域住民ら約300人が集まり、語りの世界に浸った。
方言劇には県伊那文化会館付属劇団「南信協同」が出演。披露宴後の様子や電話での家族のやり取り、子どもの成長などを題材に「はあるか(長い間)」「まっくろさんぼん(一生懸命)」「しとなる(成長する)」など伊那の方言を会話に織り込んだ。
劇作家や語りべとして活躍する瓜生喬さんが一幕ごとに「『ひじろ(いろり)』など生活の変化によって使われなくなった言葉がある」「縲怩セに、縲怩セもんで、縲怩ヲなど語尾に豊かさがある」など方言の意味を含めて解説。観客はうなずいたり、楽しんだりして聞き入っていた。
「語り芸の世界」では、瓜生さんが長谷村の孝行猿、駒ケ根市の早太郎をベースにした創作民話を語った。
第2部の中尾歌舞伎公演「人情噺(ばなし)文七元結」は22日。中尾歌舞伎は長谷村無形文化財に指定される。すでに入場整理券はない。
公演は、NPO法人伊那芸術文化協会(荒井孝理事長)が伊那谷にある伝統芸能や言葉の文化を見直す機会にしようと初めて企画。「メンバーの高齢化などから継承が難しい風潮がある。発展する一助になれば」と話し、来年以降も取り組みたいとしている。 -
南箕輪ブランドの商品化へ向けて始動
「南箕輪ブランド」の商品化に向け、南箕輪村のむらづくり委員会産業交流部会(今井純部会長、9人)が動き出した。3月末までに大まかな方向性を出し、9月までに具体案を詰める。
「南箕輪ブランド創造プロジェクト」として、地元で生産されたものを地元で消費する「地産地消」を柱に、農林業・商工業・観光を連携させ、地域産業の振興に結びつける。部会では1点に絞らず、いくつかの具体案を提案し、推奨品のシールをはって売り込みたいとしている。
20日夜、酒を飲みながら本音で話す機会にしようと村公民館で部会を開催。
メンバーが持ち寄ったハクサイやゴボウ、ネギ、ミズナなどの野菜を入れたシシなべを囲み、南箕輪ブランドを考えた。
「南箕輪」をなべに例え、人材、農産物、自然などブランドになりうる題材(なべに入れる材料)を出し合った。
メンバーは酒をくみ交わしているせいもあってか「ブランドは食べ物に限らず、幅広くとらえよう」「農産物は売り込むのに期間が限られる。加工する必要もある」など盛り上がり、商品を売り込む手段と合わせて地域振興につながる方向を探った。
今後、さらにアイデアを出し、推奨品としての基準を設け、ブランドを創(つく)り、評価などをへて売り出しにこぎつける。 -
権兵衛トンネル開通記念 2月に木曽路ツアー
2月4日の権兵衛トンネル開通を記念し、伊那バスは2月、日帰りの「サンキュー木曽路ツアー竏猪リ曽馬の里縲恁茆ヤ明神温泉」を企画した。予約を始めたばかりだが「近くて遠かった木曽路」への関心は高い。希望者に早めの申し込みを呼びかけている。
旅行日は2月5、11、12、18、19、25、26日で、下旬が埋まりつつある。費用は一人3900円。開通に合わせ、格安な料金を設定したという。
上伊那各地を午前7時半ごろ出発し、権兵衛トンネルを抜けて、福島宿散策(関所跡など)竏猪リ曽馬の里見学竏窒サば処(昼食)竏柱茆ヤ明神温泉「やまゆり荘」(入浴)竏駐゙良井宿散策竏窒ネどを回るコース。
募集人員は1台につき40人で、日によって30人を超えたところもある。予約は伊那市をはじめとする上伊那が中心で、夫婦、友だちなどで参加するケースが多いようだ。申し込みは初旬がねらいめ。
希望者は、申込金1千円を添えて申し込む。残金は出発14日前までに支払う。
問い合わせは、伊那バス貸切課(TEL72・0002)へ。 -
まゆでつくるおひなさま
駒ケ根市のシルクミュージアムはまゆでつくるおひなさまづくり講座を21日から始めている。早速市内の女性らが連れ立って訪れ、カッターでまゆを切ったり張ったりする作業に没頭。「鼻が難しいね」などと言いながら約1時間かけて楽しそうに愛らしい内裏ひなをつくっていた=写真。
同講座は体験料金800円。材料が600セット限定のため、2月中旬ごろまでに終了の見込みという。担当者は、希望する人は早めに来館を竏窒ニ呼び掛けている。申し込みは随時受け付け中。問い合わせは同館体験工房(TEL82・8381)へ。 -
『桜の下で』キャンペーン実行委員会
駒ケ根市中沢在住のキョウデン会長橋本ひろしさんが作詞作曲したヒット曲『桜の下で』を市の観光PRに生かそうと20日、タイアップキャンペーンの第1回実行委員会が駒ケ根駅前ビル・アルパで開かれた。委員ら約30人が出席。会長に市観光協会会長の山浦義人さんを選出し、市内でのライブや銘菓の販売などを盛り込んだ事業計画と予算案を全会一致で承認した。
計画では3月21日に市文化会館で『桜の下で』を歌うグループ・冒険団のライブと新しく開発する銘菓の発表を併せて行い、桜の開花時期に合わせて光前寺の境内で同グループがライブを行うほか、東京から桜めぐりのツアー客を受け入れることにしている。出席者から「銘菓の開発には時間がかかる。今から始めて桜の時期に間に合うのか」などの質問が出たのに対し事務局は「関係者にはできる限り協力してもらいたい」などと回答した。
橋本さんはあいさつで「やる限りは一生懸命やりたいし、それだけのコンテンツを持っていると自負している。駒ケ根の桜を全国にアピールする使命感でいっぱい」と述べた。
『桜の下で』は恋人への思いを桜の花に重ねる叙情的なラブ・バラード。05年春にNHKなどで放送されてスマッシュヒットとなった。ソロ、コーラスなどさまざまなバージョンがある。 -
赤穂小が施設慰問
駒ケ根市の赤穂小学校1年1組(伊東美春教諭)は20日、市内の老人施設エーデルこまがねを訪れ、ケアハウスとデイサービスの利用者約40人に歌や創作劇などを披露してお年寄りらを喜ばせた。
劇は児童らが国語の授業で習った『おむすびころりん』を基にして創作したオリジナル交通安全劇。お馴染みのおじいさんやおばあさんのほか、暴走するドライバーや警察官なども登場し「この標識は何?」などの交通安全クイズやピアニカの演奏なども交えた約20分間の楽しい劇を児童らは生き生きと楽しそうに演じた=写真。利用者らは児童らの愛くるしい演技を見て「かわいいねえ」などと言いながら、大きな声で笑ったり一緒に歌を口ずさんだりしていた。 -
大学入試センター試験
志望校合格を目指す多くの受験生の最初の関門、06年度大学入試センター試験が21日、全国で一斉にあった。上伊那会場の南箕輪村の信州大学農学部と駒ヶ根市の県看護大学でも、大勢が臨んだ。
降雪の影響も心配されたが、幸い交通の妨げとなるような天候とはならなかった。信大農学部には、試験開始の約1時間前から、バスや車などで、上伊那や下伊那の受験生が駆けつけた。
会場の外にある案内板を緊張した面持ちで確認していた受験生も、友人や知り合いの顔を見ると緊張が緩み、励まし合いながら試験に臨んだ。
志願者は信大農学部会場898人、看護大会場が385人。看護大の志願者が昨年より若干上回り、両校の合計も18人上回った。全県の志願者数は1万2人で、昨年より80人減少した。
本年度は英語で初めてリスニングが導入され、受験者は「ICプレーヤー」を使用する。約180人が英語を受験した伊那弥生ヶ丘高校は、受験者が手にとって実物を扱えるよう、サンプルを置くなどして試験に備えた。 -
みはらしの湯で伊那・木曽ガイドマップをロビーに展示
権兵衛トンネルの開通を控え伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は、伊那・木曽地域の名所を記した特大サイズのガイドマップを1階ロビーに展示した。
縦115センチ、横110センチのドライブマップには、高遠町の桜、開田村の開田高原など、全国的にも知られている名所に加え、みはらしの湯や南箕輪村の大芝高原など、特に地元の人に親しまれている施設・公園なども書き込まれれている。
みはらしの湯利用者で、トンネル開通に高い関心を寄せる人が多いため、伊那・木曽両地域の様子が分かる特大マップを展示することにしたという。
開通当日はみはらしの湯の休憩室にサテライトスタジオを設置。みはらしファームから、SBCラジオ「ラジオの王様」を生中継する。スタジオは自由に見学できる(入浴は有料)。
中継が午後12時8分縲恁゚後3時50分。 -
みはらしファームで権兵衛トンネル開通イベント
伊那と木曽を30分でつなぐ権兵衛トンネルが開通する2月4日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームは「みはらしファーム権兵衛トンネル開通記念イベント」としてさまざまなイベントをする。
節分の恒例、福豆まきでは「台風」「ウソ(耐震偽装、農産物産地偽装など)」に加え、権兵衛トンネルの安全祈願として「交通事故」を、福豆で打ち払う。
みはらしファームの美味しいもの紹介では、「麦の家」から羽広かぶの入った2種類のパンが新発売されるほか、みはらしファーム特産の「みはらしいちご」やおからドーナツを販売。冬野菜の特化販売、ナガイモの体験販売もある。
豆まきは午後2時から。
また、みはらしファーム各施設は、開通当日から2月28日まで、記念キャンペーンとしてさまざまな特典を準備している。 -
ぺアーレ伊那で立石繁明さんの写真展
伊那社会保険健康センター「ペアーレ伊那」は2月末まで、「虫たちの子残し戦略」と題した写真展示をしている=写真。
撮影者は元信州大学農学部教授で伊那谷写友クラブの会長・建石繁明さん(71)。建石さんは10年近く、ペアーレ伊那の教室で写真の講師も務めている。
作品は身近にいる虫の繁殖行動をとらえたものが中心。
ほかの蜂(はち)の巣に卵を産み付け、自分の幼虫に他蜂の幼虫を食べさせる寄生蜂・オオセイボウの産卵する様子など、1枚1枚にはさまざまなストーリーがあるという。
建石さんは「繁殖戦略がなければ子孫繁栄にはつながらない。みんな虫の交尾などは知らないと思うが、自分の周りにあるありふれた現場に、不思議で面白い出来事がたくさんあることを知ってほしい」と話していた。 -
「鎌田實先生を呼ぶ会」が医療・福祉関係図書を寄贈
「鎌田實先生を呼ぶ会(太田妙子会長)」は20日、飯島町役場に高坂町長を訪ね、鎌田實講演会の収益金で購入した医療・福祉関係書籍約30冊(3万円相当)を寄贈した。町は図書館内に専門コーナーを設け、展示貸出を行う。
同会は昨年11月、飯島町宅幼老所「いいさとねっと梅戸」の開所1周年を記念し、鎌田實さん(諏訪中央病院名誉院長)を講師に招き、講演会「ひとり一人が安心して暮らせる地域福祉」を開いた。580人が入場、ユーモアを交えた話に聞入り、医療とはなにか、福祉となにか、原点に返って考えた。
また、会場では著書の販売も行い、販売益約5万円はチェリノブイリ連帯基金を通じ、イラクの子どもたちに医療費支援として贈られる。 -
伊那谷や欧州の風景画67点
辰野町の洋画家・小澤晃一さん(71)の個展は24日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。小澤さんは元陽会の準会員で、昨年初冬にあった第36回元陽展で奨励賞を受賞するなど活躍。同店では3回目となる展示即売を展開する。
伊那谷の川辺や山並みのほか、ヨーロッパ風景などの油絵を中心に、近作67点を出品。サムホールサイズから、100号までが並ぶ作品は、生き生きとした力強いタッチで描かれ、見る人の注目を浴びている。
3年前に友人たちと写生旅行に立ち寄った、フランス・ブルターニュ地方の風景は、寺院、城壁、港町、田舎街などが題材。小澤さんは「フランスのブルターニュの寺院や城壁など、古い伝統の良さを見てほしい」と来場を呼びかけている。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
みのわ健康アカデミー音楽講座
熟年者の健康づくりに取り組む箕輪町の「みのわ健康アカデミー」の音楽講座が18日、町文化センターであった。学生は呼吸法を学び、皆で歌い、心を元気にした。
個々のトレーニングに加え、学生皆が参加する月1回の集団健康講座。健康を広く捉え運動だけでなく文化的要素も取り入れ、精神の健康づくりをしようと開いた。
講師は、信州大学教育学部芸術教育の池田京子教授。ドイツリート、オラトリオ、声楽教育を専門とする。
池田教授は、「寝ることはとっても大切。良い、深い眠りのために深い呼吸が大切」と、呼吸法を指導。足を肩幅に開いてまっすぐ立つ、おへそに親指をあて眉間から息が出るイメージで息を吐き出す-と教えた。学生は鼻腔に響かせるよう意識しながらソミドの音階をハミングで歌う練習などもした。
4グループに分かれてグループごとに異なるリズムを手で打ち、全体で合わせるリズム打ちにも挑戦。手話を覚えて「ふるさと」の歌を手話と一緒に歌うなど、体を動かしながら音楽を楽しんだ。 -
宮田小のスキー教室
宮田村の宮田小学校5、6年生は20日、駒ケ根高原スキー場でスキー教室を開いた。
5、6年生約200人は学年別、習熟度別に18班に分かれ、中ア山ろくスキー学校のインストラクターの指導を受けながら、板の装着やストックの持ち方、止まり方など基本を実習したり、練習用マットを使うなど、それぞれの力量に合った滑りでスキーを楽しんだ。
中にはリフトで登り、大人顔負けのシュプールを描いて、滑走する児童もいた。
この日は4年生も予定していたが、1クラスが風邪で学級閉鎖になったため、延期になった。 -
コハクチョウが越冬
##(見出し(1))
コハクチョウが越冬
##(見出し(2))
中川村南田島で
中川村の南田島の天竜川でコハクチョウが越冬している。河畔の水田でのどかに、えさをついばむ群れを見ることができる。
コハクチョウは昨年末、初めて同村に飛来、1月中旬まで連日8羽前後が確認され、徐々に下流に移動し、松川町や飯田市時又港でも飛翔が見られたという。
日本野鳥の会会員の小口泰人さん(駒ケ根市)は「記録的な大雪で、例年新潟県や福井県で越冬している群れが、川藻が豊富な伊那谷の天竜川に移動したのでは」と話している。
コハクチョウは以前は諏訪湖が最南端で、伊那谷の天竜川は河岸段丘が迫る狭い地形のため、飛来はなかったとか。
小口さんは「コハクチョウは犬を見て飛び立つ。コハクチョウがシベリアに帰るまでの間、堤防沿いで犬の散歩をしないで」と呼びかけている。 -
商工会議所新年祝賀会
駒ケ根商工会議所(渋谷敦士会頭)は19日、新年祝賀会を駒ケ根商工会館で開いた。会員、来賓ら約100人が出席。今年の年男と渋谷会頭らが掛け声とともに景気良く酒樽の鏡を割り=写真、全員がお神酒で乾杯するなどして新年が良い年になることを祈った。
渋谷会頭はあいさつで「景気は昨年に比べれば好調だが、地方では中央との時間差、格差がある。この回復傾向が少しでも長く続いてくれるよう祈りたい。意識を前向きに転換し、市を良くしていこうという思いをしっかり持ちながら皆で協力して今年も頑張ろう」と呼び掛けた。 -
リズムとおはなしのへや1月
中川村図書館で19日、「リズムとおはなしのへや」があり、片桐保育園の年少児や親子約80人が参加。職員による絵本の読み聞かせや、松村幸美さんのリズムで楽しいひとときを過ごした。
音楽に合わせ、行進してスタート。
雪やおやつ、ベットとふあふあした物が登場する絵本「ふゆはふあふあ」の読み聞かせ。動物が大きなマスクをする歌「こんこんくしゃ」で盛り上がり、背中のネジをギーギーと巻いて、ロボット体操で楽しいお話のへやを締めくくった。 -
中沢小防犯学習
駒ケ根市の中沢小学校(北原三千生校長)は19日、1・2年生を対象にした防犯学習を行った。視聴覚室に集まった児童ら約60人は、同小を訪れた中沢駐在所の井川久所長らの話や警察官らが演じる寸劇などを通して不審者への対応について学んだ。
駒ケ根署の警察官らが、不審者に声を掛けられて連れて行かれそうになった場合の対応について実演して見せた=写真。寸劇を見た児童らは笛や防犯ブザーを首から掛けていた方がとっさの場合にも手が届きやすいことを知り「かばんから外して首に掛けることにしよう」などと話していた。
寸劇に登場した不審者の服装などについて質問を受けた児童らは「サングラスをかけてマスクをしていた」「模様のある帽子をかぶっていた」「黒い手袋をしていた」などと的確に回答。井川所長は「本当に襲われたら落ち着いて見てはいられないが、どんな人だったか正確に知らせることはとても大切」と呼び掛けた。
同小は26日までに残る学年に対しても理解度に応じた防犯学習をそれぞれ行うことにしている。 -
南小にビデオ寄贈
JICA(国際協力機構)駒ケ根青年海外協力隊訓練所(加藤高史所長)は19日、駒ケ根市の赤穂南小学校(白鳥彰政校長)に世界の様子を紹介したビデオテープ240本を寄贈した。加藤所長が南小を訪れ、全校集会の席上で「これを見て世界のことを勉強してください。きっと役に立つでしょう」と児童らに呼び掛けてテープの箱を白鳥校長に手渡した=写真。
同小は贈られたビデオを学習の一環として校内の世界情報センターなどで見るほか、児童らの家庭にも貸し出すなどして活用していきたいとしている。
同小は05年3月にJICAとの共同事業で校内に世界情報センターを設置し、開発途上国の生活や文化を紹介する約1万点の資料を展示している。視聴覚用としてテレビとビデオデッキも備えているが、学習用の映像ソフトがなかったため、駒ケ根訓練所が今回寄贈した。 -
経営所得安定対策学習会
中川村のJA上伊那中川支所は16日夜、同支所で、新たな経営対策を踏まえ、集落合意による担い手づくりに向け、JA県営農センター営農企画課の中塚徹さんを講師に、経営所得安定対策等学習会を開いた=写真。農政組合長や農業委員、村議ら関係者50人余が参加した。
この中で中塚さんは政府の経営所得安定対策は(1)品目横断的経営安定対策(2)米政策改革推進対策(3)農地・水・環境保全対策の3項目からなり、中でも07年度産から導入する品目横断的経営安定対策は、全ての農家を対象にしてきた品目ごとの価格対策から担い手の経営に着目した、所得政策に大きく舵を切った戦後最大の農政改革-と概要を説明した。
担い手の要件として認定農業者4ヘクタール、一定の要件を満たす集落営農組織20ヘクタールを挙げ「集落を基本とした全員参加による話し合いで、将来の地域農業を支える担い手づくりを進めなくてはならない」と呼び掛けた。 -
飯島中で百人一首クラスマッチ
飯島町の飯島中学校で19日、新年恒例の百人一首クラスマッチがあった。
1クラスが8チームに分かれ、源平方式で競った。ルールはお手つきは1枚相手から札をもらい、早く取り終えたチームが勝。
筝曲が流れる中、文芸委員長、副委員長が読み手になって、上の句から読み上げると、取り札を囲んだ生徒たちは、身を乗り出し、札の上をすばやく視線を滑らし「ハイ!」と手を伸ばした。
枚数が少なくなると、いよいよ競技は白熱、勢い余って札も舞い上がった。 -
企業誘致促進連絡会発足
宮田村企業誘致促進連絡会が20日、村のほか商工会、村内3つの金融機関が参加して発足した。連携をとりながら、積極的な誘致活動を展開する。さっそく情報交換したが、「各企業をじかにまわって信頼関係を構築することが誘致につながる」などの意見、提言が挙がった。
ある金融機関は、誘致を専門とするコーディネーターの存在が重要と指摘。「成功している駒ヶ根市や飯田市などは専門職員を配置し、飛び込みも含めて全国の企業を歩き回っている」と説明した。
「顔見知りになり、相談ができるような間柄になることが誘致につながる」とも話し、企業に対する積極的な働きかけを提案した。
また、大手企業に限らず、中小企業の進出意欲が高まっていると示し、交通アクセスや水などのインフラ整備、さらに雇用確保しやすい場所が求められているとも指摘した。
商工会役員のひとりは、駒ヶ根市など近隣市町村に進出した企業が、村内の企業に部品などを発注していると説明。
「宮田の中小企業をあてにして進出する企業もある。役場職員に企業に足を運んでもらい、一体感を持って情報をじかにつかんでほしい」と要望した。
村側は「誘致は自治体間の競争。今まで甘かった部分は見直し、企業にぶつけたい」と回答。村の産業振興条例を改正するなど条件整備強化の考えを示し、現在までに数社と交渉中であるとも明らかにした。
連絡会は年に3回ほど開くほか、村産業課、開発公社を窓口に随時、情報収集する。