-
高遠町の石仏を巡る
山里を歩いて石造物を巡る「高遠城下石仏ウォーク」が伊那市高遠町で22日、行われました。
イベントは、全国各地で石仏などを手掛けた職人「高遠石工」の石造物を知ってもらおうと伊那市観光協会などが初めて開いたものです。
22日は、県内外からおよそ390人が参加し、高遠町内にある石仏を見て回りました。
コースは、およそ7.5キロで高遠城址公園を発着点に8か所のポイントが設けられました。
各ポイントでは、参加者たちがオリジナルデザインのスタンプを押していました。
このうち、建福寺では、高遠石工研究センターの高遠町商店街では、伊那市商工会女性部のメンバーが無料でほうじ茶を振る舞っていました。
22日は、天候にも恵まれ参加者たちは高遠町に残る石仏を見たり風景を楽しむなどしていました。
伊那市観光協会では、「今後は自転車を活用した石仏巡りのイベントも計画していきたい」と話していました。
-
「Net119」利用者登録会
聴覚障がい者などがスマートフォンで119番通報できる「Net119」の利用者登録会が22日伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。
Net119は、スマートフォンやタブレット端末から119番通報ができるもので、聴覚障がい者など、通話での119番通報が困難な人向けのサービスです。
画面に必要な情報が表示され、通報できます。
全国の消防署で今年度中に導入されることになっていて、上伊那広域消防本部では12月1日午前9時から運用が始まります。
22日は運用を前に、利用者登録会が開かれ、参加者が使い方を確認していました。
23日は駒ヶ根市の伊南北消防署で午前10時から午後4時50分まで利用者登録会が開かれます。
23日以降も上伊那広域消防本部で登録や使い方について随時説明を受けられるということです。
登録は無料となっています。
-
恒例の羽広菜まつり 22日まで
伊那市西箕輪中条で恒例の羽広菜まつりが、21日と22日の2日間の日程で行われています。
農業公園みはらしファームが管理するおよそ30アールの畑には、地域の伝統野菜「羽広かぶ」と「野沢菜」が植えられています。
羽広菜まつりでは、訪れた人が必要な分だけ自ら収穫し購入することができます。
羽広かぶは1キロ110円、野沢菜は1キロ60円です。
毎年リピーターが多く、人気のイベントだということです。
今年は、ここ数日の暖かさで生育が進み、出来がいいということです。
みはらしファームでは、「この地域ならではの伝統野菜の味を1人でも多くの人に味わって欲しい」と話していました。
羽広菜まつりは22日も、午前10時から午後3時まで行われます。 -
伊那北高校教養講座 中学生が初参加
伊那市の伊那北高校は、授業で触れない内容について学ぶ教養講座を毎年この時期に開いています。
21日の講座では初めて中学生に参加を呼びかけ一緒に実験を行いました。
「発光の科学」の講座には伊那北の生徒4人と、上伊那の中学生8人が参加しました。
生徒たちは3つのグループに別れ、高校生は中学生に実験の方法や目的などを教えていました。
この講座では、化学反応による発光や光る性質を持つたんぱく質について観察しました。
このうち、生物の発光実験では乾燥したウミボタルに水や酸、アルカリ性の溶液をかけ、どれが「ひかる」か観察しました。
伊那北では毎年、こうした教養講座を開いていて、今年は初めて中学生にも参加を呼びかけました。
中学生には実験を通して科学の楽しさや考え方を、高校生には教える立場で知識を深めてもらおうと企画されました。 -
長野県内で新たに25人 新型コロナ感染確認
長野県内で21日に、新たに25人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、佐久市で3人、塩尻市で2人、須坂市で2人、諏訪市、上水内郡信濃町、中野市でそれぞれ1人の合わせて10人となっています。
濃厚接触者は、あわせて12人です。
きょう午後3時現在、入院しているのは167人、死亡したのは6人となっています。
また長野市は、新たに男女15人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、21日に発表しました。
午後5時現在、県内で感染が確認されたのは592人となっています。
-
麻でできたswitch式ヘンプマスク
伊那市御園で洋服の仕立て直しを行っている西野工房は麻でできたswitch式ヘンプマスクを作りインターネットでの販売を始めました。
switch式ヘンプマスクを作った西野工房代表の西野雅也さんです。
MとLの2つのサイズがあり西野さんが麻炭と呼んでいるマスクは3,200円、生成りは2,500円でネット販売されています。
布地を上下に分け、半分は伸び縮みがないしっかりとした着け心地、もう半分は伸び縮みする、ゆったりとした着け心地を組み合わせて織ったものです。
顎の部分と鼻の部分のフィット感を好みで代えられる織り方が特徴で特許を出願しています。
また耳にかけたときに痛みがないように耳掛けのひもの長さが調節できるようになっています。
布地に使われている麻は肌触りがよく、アクセントとして一部が草木染めで色づけされています。
西野さんは総合学習に力を入れている伊那小学校に子どもを通わせようと2018年に千葉県から移住してきました。
取引のある会社から依頼された洋服の仕立て直しを自宅の工房で行っていて新型コロナウイルスの感染拡大により必需品となったマスク作りを4月から始めました。
マスクは西野工房のホームページから購入でき麻炭が3,200円生成りが2,500円となっています。
-
箕輪町でシトラスリボンプロジェクト
新型コロナウイルス感染者への偏見や差別をなくそうという取り組み「シトラスリボンプロジェクト」が箕輪町で進められています。
19日、町内の住民有志が刺繍と手作り雑貨の店TAKI`sに集まりシトラスリボンバッジを作っていました。
このプロジェクトはコロナ禍で生まれた差別や偏見をなくそうと愛媛県の有志が始めたもので全国に広がりを見せています。
愛媛特産の柑橘類にちなんでシトラスカラーのリボンを身につけることで感染者を差別しないという意思表示をするものです。
リボンの三つの輪は地域、家庭、職場あるいは学校を表現していて思いやりがあり暮らしやすい社会を目指すとの願いが込められています。
プロジェクト発起人の中野友美さんが刺繍を得意とするTAKI`sの五十嵐裕子さんに講師を依頼し賛同者が集うようになりました。
シトラスリボンバッジの制作は箕輪町の刺繍と手作り雑貨の店TAKI`sで受け付けていてプロジェクトの輪を広げていきたいとしています。
-
田楽座と舞台共演へ稽古
上伊那を中心とした住民有志でつくる「田楽座を応援するってもんずらの会」は29日に高遠町総合福祉センターで開かれる歌舞劇団田楽座の公演に出演します。
19日、会のメンバーが田楽座の第二稽古場に集まり太鼓の練習を行っていました。
「田楽座を応援するってもんずらの会」は田楽座のファンでつくる集まりで公演の宣伝などサポート役を務めています。
会のメンバーで太鼓好きが集まり太鼓部が結成され田楽座と同じ舞台に立つことが決まりました。
出演するのは小学5年生の児童2人を含む11人です。
公演は今月29日に高遠町総合福祉センターやますそで開かれることになっていてチケットはすでに完売しているということです。
会のメンバーは「これまで客席から応援していた田楽座との共演を楽しみたい。」と話していました。 -
南箕輪村の女性2人 伊那市の男性1人が感染
長野県内で20日、南箕輪村の女性2人と伊那市の男性1人を含む22人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、南箕輪村の20代の会社員の女性、南箕輪村の30代の会社員の女性、伊那市の60代の無職の男性1人、北佐久郡立科町の80代の無職の男性、佐久市の50代の会社員の男性、上田市の60代の会社員の男性、千曲市の40代の会社員の男性、下高井郡山ノ内町の50代の会社員女性、中野市の20代の会社員の女性のあわせて9人です。
濃厚接触者は、あわせて8人です。
20日午後2時半現在、入院しているのは154人、死亡したのは6人です。
また、長野市は、新たに13人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと20日発表しました。
午後4時現在県内で感染が確認されたのは567人です。
-
児童にエコバッグプレゼント
伊那警察署は、今年度のわが家のセーフティーリーダーに委嘱している、箕輪町の箕輪南小学校6年生にエコバッグなどをこのほど、贈りました。
10月26日は、伊那署生活安全課の武居克幸課長が学校を訪れ、児童にエコバッグを手渡しました。
わが家のセーフティーリーダーは、身近な人たちの防犯意識を高め地域に広めてもらおうという活動で、今年度は箕輪南小学校の6年生に委嘱しています。
エコバッグなど記念品の贈呈は、例年は委嘱式と同時に行われていますが、今年は、子どもたちに改めて防犯意識を持ってもらおうと半年ほど遅れての実施となりました。
武居課長は「下級生たちの模範となるよう期待しています」と話していました。
児童を代表して東雄和君は「身の回りの安全を守るために、親に任せず自分たちでできることを考えたい」と話していました。
児童たちの活動の任期は来年3月までとなっています。
-
伊那の飲食店アルバイト感染
飲食店を経営する伊那市坂下の株式会社はしばコーポレーションは20日アルバイト従業員が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
-
いな・ほっと券利用でポイント5倍
伊那市コミュニティーカード協同組合が発行している、い~なちゃんカードと伊那市のプレミアム商品券、「いな・ほっと券」を使って買い物をすると、カードにつくポイントが5倍となるキャンペーンが20日から始まりました。
キャンペーンは、市内におよそ80ある、い~なちゃんカード加盟店で買い物をした場合、カードを提示して、いな・ほっと券で精算すると、カードにつくポイントが5倍になるものです。
利用方法は、いな・ほっと券で商品を購入するとともにい~なちゃんカードを提示します。
通常100円につき1ポイントがつきますが、期間中は5倍で、1ポイント1円として加盟店で使うことができます。
いな・ほっと券は、加盟店全店で使うことができます。
また、い~なちゃんカードのプリペイド機能を使って代金を支払うと、5%還元のキャンペーンも始まりました。
伊那市コミュニティーカード協同組合が、いな・ほっと券の発行に合わせ、地元の店舗で商品券を使ってもらおうと、キャンペーンを企画しました。
キャンペーン期間は、この日から来年1月15日(金)までです。
い~なちゃんカードは、市内およそ80の加盟店で無料発行することができます。
-
認知症 病状や支援方法学ぶ
認知症の病状や支援方法を学ぶ学習会が市内の大型店で18日開かれました。
学習会は認知症への理解や知識を深めてもらおうと、伊那市が毎年開いています。
初回のきょうは伊那神経科病院の高橋丈夫院長が講師を務めました。
高橋さんは認知機能の低下の例として「●些細な事が気になったり●物事を言い換える事ができないなどがあります」と説明しました。
支援については「家事や家庭菜園など役割を与え、手助けする事が大切だ」と話していました。
-
昭和初期のオルガン見つかる
昭和初期頃に製造されたオルガン2台が伊那市の伊那弥生ケ丘高校で見つかりました。
オルガンがみつかったのは、伊那弥生ケ丘高校の校舎西側にある倉庫です。
オルガンはヤマハ製で昭和初期に作られたものだということです。
昭和19年に購入と記されています。
「修理すれば価値がでます」と書かれた張り紙がされていました。
伊那弥生ケ丘高校によりますと、ここは普段開けることがない倉庫で事務職員がたまたまカギを開けた所、2台のオルガンを見つけました。
職員が、上伊那郷土研究会会長の山口通之さんにオルガンの事を話し、山口さんが伊那市出身のピアニスト平澤真希さんに声を掛けました。
18日は、平澤さんの友人でオルガン製作や修理をしている伊那市長谷の吉倉啓之さんらと弥生ケ丘高校を訪れオルガンの状態などを確認しました。
ペダルの片方は壊れていましたが、オルガンの中はサビもなく良い状態で残っていました。
吉倉さんによりますと当時ヤマハ製のオルガンは桜の木で作られていたということですが見つかった2台のうち1台はナラが使われているということです。
平澤さんは、実際に弾いて音を確かめていました。
伊那弥生ケ丘高校では、今後オルガンの保存や活用などについて検討していくということです。
-
南箕輪村2人含む 県内新型コロナ感染確認20人
長野県内で19日、南箕輪村で60代の男女2人など新たに20人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは宮田村の40代会社員の女性、南箕輪村の60代の会社員の男性、南箕輪村の60代の医療従事者の女性、中野市の50代会社員の男性、上田市の40代の会社員の女性、南佐久郡佐久穂町の50代の会社員の男性、千曲市の30代の会社員の男性、上水内郡信濃町の30代の会社員の男性の8人です。
濃厚接触者は、あわせて13人です。
また、長野市は新たに12人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと19日、発表しました。
感染が確認されたのは10代から70代の男女12人です。
濃厚接触者は61人です。
19日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは545人です。
なお、このほかに長野市で1人が感染しています。
県内の感染者数には含まれていません。
-
親子ヨガ 心身リフレッシュ
子どもとスキンシップをして心や体のバランスを整える親子ヨガの体験会が箕輪町の文化センターで19日開かれました。
イベントは、親子ヨガでストレスを軽減して子育てを楽しんでもらおうと子育て支援センターいろはぽけっとが開いたものです。
19日は、町内の子育て中の親子14組が参加し、自宅で簡単にできるヨガを体験しました。
伊那市長谷を拠点に活動するヨガインストラクターの斎藤紀子さんが指導にあたりました。
教室では、母親が子どもを抱えて体を動かす簡単なヨガが紹介されました。
斎藤さんは、「肩や奥歯の力を抜いてリラックスして行うことが大切です」と参加者にアドバイスしていました。
また、ストレス解消法として、姿勢の良い状態で1分間に3呼吸することなどを紹介していました。
子育て支援センターいろはぽけっとでは、12月にはベビーマッサージ教室を開く予定です。
-
上農生がスマート林業学ぶ
南箕輪村の上伊那農業高校のコミュニティデザイン科里山コースの生徒は、きょう、村有林で、ドローンを活用したスマート林業を見学しました。
19日は、コミュニティデザイン科里山コースの2年生20人ほどが、スマート林業を見学しました。
長野県上伊那地域振興局の委託を受けた上伊那森林組合のドローン活用研究チームが大芝高原近くの村有林で実演をしました。
上空100メートルほどにフライトしたドローンで森林を撮影し、木材の体積を算定するものです。
生徒たちは、森林組合のスタッフからドローンのモニターを見せてもらったりしていました。
生徒たちは、9月下旬に、5つの班に分かれて林に入り調査を行いました。
その際に4時間ほど時間がかかりましたが、この日は、ドローンを使用すると、10分ほどで基本的な調査が完了しました。
主催した長野県では、こうした学習を通して、生徒たちに林業への関心を深めてほしいと話していました。
-
伊那中央病院 職員1人コロナ感染を発表
伊那市の伊那中央病院は、職員1人が新型コロナウイルスに感染していると、19日にHPで発表しました。
感染が確認された職員は、18日にPCR検査を受けて陽性と判明した人の濃厚接触者として検査を受け、感染が確認されたということです。
症状は軽症で、感染症指定医療機関に入院したということです。
伊那中央病院では、院内の必要な箇所を消毒した他、長時間接触のあった関係者を中心に、18日から19日にかけて44人のPCR検査を行い、全員が陰性だったということです。
伊那中央病院では、関係者の体調などの経過観察を行うとともに、感染拡大に十分注意しながら通常通りの診察体制を継続するとしています。 -
縄文時代の干支「丑」の土鈴づくり
縄文時代の土の鈴を、来年の干支 丑の形で作るイベントが、伊那市の創造館で行われました。
19日は、伊那市内の親子など20人がイベントに参加しました。
創造館では、毎年この時期に、干支の土の鈴・「土鈴」を作るイベントを行っていて、今回で11回目です。
土鈴は、1万5000年前から2800年前の縄文時代にも作られていたということで、その音色を楽しんでもらおうというものです。
参加者はあらかじめ考えてあった丑のデザインにそって作品を作っていました。
丑の形以外で自由に作品を作る人もいました。
土鈴は、乾かした後、来月上旬に窯で焼き、参加者が持ち帰るということです。
-
羽広公民館 一部封鎖前に見学会
伊那市西箕輪の羽広公民館は建物の一部を来月から封鎖し、立ち入り禁止とします。
15日は工事を前に見学会が開かれ地区住民20人ほどが参加しました。
羽広公民館は1955年(昭和30年)に竣工しました。
延床面積はおよそ900平方メートルあり、このまま使用するには消防法によりスプリンクラーなどの設置が必要となります。
区では、このまま公民館として使えるよう、建物の一部を閉鎖することにしました。
公民館は戦後、多くの行事や会合を行える広さを持ち、新たな保育園の建設を望む地域の声を受け作られました。
使われた木材は全て仲仙寺の山の樹木を使い、建設費も木材を売ったお金で賄ったという事です。
昭和31年から昭和47年までは保育園としても使われていました。
2階の貴賓室です。
地区の行事の他、結婚式も行われたという事です。
参加者の中にはここで式を挙げた人もいました。
2階などの閉鎖工事は来月1日から始まるという事です。
-
信州BW元選手が小学生を指導
伊那市の手良小学校の児童は、長野県を拠点に活動するプロバスケットボールチーム「信州ブレイブウォリアーズ」のスタッフからバスケットボールをきょう教わりました。
18日は、ブレイブウォリアーズの元選手でスタッフ齋藤崇人さんなど3人が学校を訪れました。
5年生の授業ではボールになれる遊びをしてから、ドリブルやシュート競争をしました。
齋藤さんは、ドリブルは顔を上げ前を見るように、シュートでは山なりにボールを投げるようアドバイスしていました。
この授業は、子供たちが元プロ選手などから直接教わることで、バスケットを身近に感じてもらおうと開かれている「ドリーム・スクール・キャラバン」の一環で行われました。
今年度のドリーム・スクール・キャラバンは全国で13校、県内では手良小学校を含め4校で行われる予定です。
-
高遠保育園 もちつき
伊那市高遠町の高遠保育園で18日もちつきが行われました。
今年は新型コロナの影響で園児はもちをつかず、声援のみの参加となりました。 -
むらづくり委員会 村長に答申
南箕輪村のむらづくり委員会は、村第5次総合計画の後期基本計画案などについて18日、唐木一直村長に答申しました。
この日は、むらづくり委員会の足立芳夫会長と会長職務代理の富岡順子さんが村役場を訪れ、答申書を唐木村長に手渡しました。
委員会では、令和3年度から7年度までの今後5年間の村の基本的な施策を示す後期基本計画案と、村創生総合戦略案について去年から10回にわたり委員会を開き検討してきました。
後期基本計画案では、健やかに生き生き暮らせる村など7つの項目を基本目標とし、施策の方向として村民が主体となる健康づくりなどを盛り込んでいます。
また、委員会は、新型コロナウイルス対策やデジタル化対応への施策について、再度村として精査し、委員会へ提示するよう求めています。
付帯意見として、村内の開業医が増えるよう取り組み、医療体制を充実させることが挙げられています。
唐木村長は「答申の結果を受け止め、しっかりとした体制づくりをしていきたい」と話していました。 -
県内で新たに30人感染確認 1日当たり最多更新
長野県内で18日、新たに30人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内での1日あたりの感染確認は最多を更新しました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは佐久市の30代から70代の男女3人、須坂市の40代と60代の女性2人、北佐久郡軽井沢町の50代の男性1人、北佐久郡立科町の40代の男性1人、上田市の40代の男性1人、千曲市の10代の男性1人、中野市の20代の男性1人のあわせて10人です。
濃厚接触者は、あわせて18人です。
午後3時半現在、県内で感染が確認されたのは505人で、入院しているのは140人、死亡したのは6人です。
また、長野市は新たに20人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと18日、発表しました。
県内での感染確認は30人で、1日当たり最多を更新しています。 -
「ミルクあんこプリン」21日から販売
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で販売されている「おもてなしプリン」に、新たに餡子が乗った「ミルクあんこプリン」が21日から販売されます。
こちらが「ミルクあんこプリン」です。
1つ税込み420円で、餡子とプリンの2層になっています。
餡子は、伊那市高遠町の和菓子店「亀まん」のものを使っていて、甘みを引き立たせるため塩羊羹が練りこまれています。
大芝の湯の原賢三郎さんが、地元の和菓子をPRしようと亀まんに協力を呼び掛け、3か月ほど試作を重ねて完成させました。
ミルクあんこプリンは1つ420円で、21日(土)から大芝の湯で販売されます。
販売開始の土日は、60円引きの360円で買うことができます。
-
銀座に志かわ25日にオープン
東京銀座に本店がある、高級食パン店「銀座に志かわ」長野伊那店が、11月25日にナイスロード沿いにオープンします。
店は伊那市上新田のナイスロード沿いで、オープンに向けた準備が進められています。
銀座に志かわでは水にこだわり、アルカリイオン水をつかって高級食パンを製造しているということです。
18日は、オープンを前に内覧会が開かれました。
2年前に東京銀座で開業した「銀座に志かわ」は、これまでに31の都道府県で80店舗以上を展開していて、長野県内での出店は今回が初となります。
商品は、食パン1本2斤のみで、税込み864円です。
銀座に志かわによりますと、絹のようにやわらかく、ほんのりと甘みのある味だということです。
銀座に志かわ長野伊那店は、25日(水)にオープン予定で、1日400本限定生産、売り切れ次第終了です。
営業時間は午前10時から午後6時までで、不定休です。
電話での予約もできるということです。
電話:96-0248
-
ケーブルテレビ協議会とNHK長野が災害連携協定
県内30のケーブルテレビ局が加盟する一般社団法人長野県ケーブルテレビ協議会とNHK長野放送局は、災害時における放送連携に関する協定を今日締結しました。
協定書の調印式は、今日長野市のNHK長野放送局で行われ、伊那ケーブルテレビジョン社長で長野県ケーブルテレビ協議会の向山賢悟会長とNHK長野放送局の春原雄策局長が協定書に署名・捺印しました。
協定の内容は、災害時におけるライブカメラ映像の共有や放送素材のやり取りについて包括的に連携する内容で、全国でも初めての取り組みです。
去年の台風19号や今年7月の豪雨災害など近年頻発している自然災害に対し、お互いに連携していこうという機運が高まっていました。
具体的な取り組みについては、今後お互いに協議を進め、覚書を取り交わし運用していくことにしています。 -
新型コロナ24人感染 1日で最多
長野県と長野市は、新たに24人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと17日発表しました。
県内での24人の感染確認は1日で最多となります。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、飯山市の40代と60代の男性2人、須坂市の10代男女2人、中野市の60代の男性、下高井郡山ノ内町の60代の女性、上高井郡小布施町の50代の女性の7人です。
濃厚接触者は合わせて13人です。
また長野市は、新たに17人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと17日発表しました。
感染が確認されたのは長野市の20代~70代の男女17人です。
濃厚接触者は合わせて39人です。
17日午後4時半現在、県内で感染が確認されたのは495人となっています。
-
信大農学部 シクラメン販売
南箕輪村の信州大学農学部の2年生が栽培したシクラメンの販売が17日から始まりました。
シクラメンは、信州大学農学部の植物資源科学コースの2年生が実習の一環で育ててきました。
販売しているのは約20種類、1,800鉢です。
学生によると、花の位置を調整する「葉組み」という作業に特に苦労したということです。
今年は、新型コロナの影響で実家に帰省できない学生が夏休み中も世話をしたということで、出来はよいということです。
価格は1,300円で、1日20鉢限定で600円のミニサイズも販売するということです。
販売は毎週水曜日と木曜日で、信州大学農学部 資料館「ゆりの木」前のテントで行われます。
-
コロナの影響で米の生産目標減少へ
来年の上伊那での米の生産目標は2万7,707トンと、今年に比べて598トン減少となっています。
新型コロナ禍で米の需要が減っているということです。
17日は伊那市のJA上伊那本所で長野県農業再生協議会上伊那地方部の総会が開かれ、来年の米の生産目標を決めました。
上伊那の来年の米の生産目標は今年より598トン少ない2万7,707トンです。
市町村別では、伊那市が1万1,851トン、箕輪町が2,262トン、南箕輪村が1,502トンとなっています。
新型コロナの影響で外食産業の需要が減っていることから、来年の生産量にも影響が出たということです。
なお、国の今年の生産量は723万トンで、来年の目標は693万トンと30万トン近く削減するということです。
生産目標を大幅に減らすことから今年の協議会は例年より1か月半ほど早く開かれました。