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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【他都道府県の感染状況モニタリング(1/4現在)】
直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数が15.0人を上回っている都道府県への訪問に当たっては、できるだけ控えるようお願いします。
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小寒 そばの実を川に浸す
5日は、二十四節気の一つ、「小寒」です。
これからさらに寒さが厳しくなり始めるころとされています。
伊那市の高遠そば組合は、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を行いました。
この日は組合員8人が、伊那市長谷の粟沢川にそばの実を浸しました。
今年はおよそ160キロ、1,000食分を用意しました。
寒ざらしそばは、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。
例年は、大寒の1月中旬から15日間行いますが、江戸時代の古文書「本朝食鑑」の中で寒ざらしそばについての記述があり、それに基づいて小寒の5日から立春までの1か月間、川に浸すということです。
寒ざらしそば発祥の地として古文書通りに行おうと、今年から始めました。
組合によりますと、そばの実を冷たい水に浸すとアクが抜け、甘みが増すということです。
この日の粟沢川周辺の気温は氷点下2度、水温は3度でした。
そばは立春の2月4日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。
組合に加盟する伊那市のそば店7店舗で、7月22日から期間限定で提供される予定です。 -
企業・官公庁で仕事始め式
上伊那地域の多くの企業で5日今年の仕事始め式が行われ、新たな1年のスタートを切りました。
精密温度調整装置やバルブなどの開発・製造を手掛ける伊那市高遠町上山田の伸和コントロールズ株式会社長野事業所でも仕事始め式が行われました。
新型コロナ対策のため、長野事業所では230人の社員が10か所の部屋に分かれ行われました。
テレビ会議システムで各部屋、神奈川県の本社、国内外の事業所をつなぎました。
幸島宏邦会長は「伸和コントロールズは今年で創業60年となる。新たな挑戦に取り組んでほしい」と訓示しました。
長野事業所の佐々木勇所長も新年のあいさつを述べました。
去年11月30日から稼働を始めた、美篶のアルプス伊那工場でも同様に式が行われました。
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春近神社で大学生が巫女を務める
伊那市東春近の春近神社では、正月の三が日に大学生が巫女を務めました。
1日から3日間巫女を務めたのは、県内の大学に通う上牧の唐木明星さん19歳です。
春近神社では、例年地元東春近出身の大学生に依頼をしていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で帰省することができないため、市内の大学生に声をかけたということです。
唐木さんは、巫女の仕事に興味があり、応募したということです。
唐木さんは、「良い年になりますように」と参拝者に声をかけ、縁起物を手渡していました。 -
美篶で下草焼く火事
4日午前11時40分頃、伊那市美篶で下草を焼く火事がありました。
消火しようとした男性がやけどを負い市内の病院に搬送されました。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市美篶の休耕田です。
下草58平方メートルを焼きました。
消火しようとした休耕田の所有者の75歳の男性が尻にやけどを負い、伊那市内の病院に搬送されました。
伊那署では、男性が家庭ごみを燃やしていた火が燃え広がったものとみて調べを進めています。
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伊那地域 初日の出・・・雲に隠れる
1日の朝。
伊那地域の上空は厚い雲に覆われ、初日の出を拝むことはできませんでした。
それでも、稜線が赤く染まっていました。 -
静かな年明け 二年参り
大晦日の12月31日から年明けの1日にかけ上伊那の寺院や神社には二年参りの参拝客が訪れていました。
今年は新型コロナの影響もあり例年に比べ参拝する人も減り静かな年明けとなりました。
箕輪町松島の明音寺では午後11時半から除夜の鐘を鳴らし始めました。
訪れた人たちは、新型コロナ感染防止対策として消毒をしてから鐘を鳴らしていました。
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伊那市1人含む県内44人感染確認 過去最多
長野県内で5日、新たに伊那市の20代会社員の女性1人を含む、過去最多の44人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、新たに2人の死亡が発表されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の20代の会社員の女性1人、松本保健所管内で21人、佐久保健所管内で13人など、あわせて41人で、過去最多となっています。
また、県は、県内の医療機関に入院していた新型コロナ感染症患者の80代の男性1人が死亡したと発表しました。
死亡した男性には基礎疾患があったということです。
長野市は新たに30代から70代の男性3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと5日、発表しました。
3人の濃厚接触者はあわせて5人です。
また、新たに新型コロナ感染症患者の80代の女性1人の死亡が確認されたと発表しました。
死亡した女性には基礎疾患があったということです。
5日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは1,304人で、入院しているのは126人、死亡したのは18人です。 -
伊那市美篶の北原さん宅 年末恒例のもちつき
伊那市美篶青島の北原 充雄さん宅で、毎年恒例の年末のもちつきが行われました。
北原さん宅では、毎年、12月30日に、親族が集まり餅をつくのが恒例です。
この日は、15人程が集まり2升のもち米をつきました。
例年は、子どもたちも参加して倍近くの人数でにぎやかに行いますが、今回は新型コロナの影響で、3世帯の大人のみで行いました。
慣れた様子で、手分けをしながら作業を行っていました。
朝8時頃からもち米を蒸しはじめ、5回に分けて餅をつき、すべての作業が終わるのに6時間半ほどかかるということです。
北原さんは、「餅を食べるのを子どもたちが楽しみにしている。年末の恒例行事です」と話していました。
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箕輪南宮神社で焼納祭と大祓祭
箕輪町木下の箕輪南宮神社で、縁起物をたき上げる焼納祭が、28日に行われました。
焼納祭には、神社総代15人が出席しました。
20日から28日までに住民から寄せられたダルマや熊手、破魔矢などの縁起物に火が付けられました。
箕輪南宮神社では、縁起物を燃やしてお祓いをする焼納祭を、毎年年末のこの時期に行っています。
また、28日は半年間の穢れを払う大祓祭も行われました。
紙を人の形に切った「人形」に、名前と数え年を書き、それをたき上げて穢れを払う神事です。
箕輪南宮神社の二年詣りは、大晦日の12月31日午後11時半からです。
今年は新型コロナ対策として、恒例の甘酒の提供は行わず缶コーヒーや缶ジュースを配る他、境内への入場を一方通行にするということです。 -
みはらしファームで〆の子 飾りつけ
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、〆の子の飾り付けが、28日に行われました。
28日は、組合員など関係者およそ30人が、来年の西暦と同じ2021本の〆の子を飾り付けていました。
みはらしファームでは、新年の営業開始となる2日の午前10時から「スタートまつり」を予定しています。 -
2020信州ねんりんピック長野県高齢者作品展で表彰
信州ねんりんピック長野県高齢者作品展の洋画部門で南箕輪村の辻井紀子さんの作品が長野県社会福祉協議会会長賞を受賞しました。
伊那市の伊那合同庁舎で25日、表彰式が行われ、作品展を開いている長野県長寿社会開発センター伊那支部の宮澤泰則支部長から辻井さんに表彰状が贈られました。
作品は水彩画の特色を生かし、花に包まれて心安らかに眠るという世界を描いたということです。
また、俳句部門では伊那市の埋橋美苗さんの俳句が入賞しました。
埋橋さんは、シニア大学に入学した76歳の時に俳句を始めました。
俳句は、田んぼの水がキラキラと光っているのを見て詠んだということです。
応募作品は、新型コロナウイルス感染防止のため展示せず、長野県長寿社会開発センターのホームページに掲載されています。
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特殊詐欺未然防止で伊那警察署から感謝状
今月2日、伊那市内に住む70代男性が特殊詐欺被害にあうのを未然に防止したとして、ローソン伊那北店に感謝状が18日贈られました。
伊那警察署の土屋秀夫署長がローソン伊那北店を訪れ、感謝状の贈呈式が行われました。
式には、オーナーの伊藤正則さんと、被害を未然に防いだアルバイト店員の浦野三姫さんが出席しました。
今月2日、伊那市内に住む70代男性が1万円分の電子マネーを購入し、電話をかけている姿を浦野さんが不審に感じ、声をかけたところ、男性はパソコンの修理代に使用すると話していました。
代わりに電話に出たところ相手が日本人ではないことから警察に通報して被害を防止したということです。
ローソン伊那北店では10月に伊那警察署と特殊詐欺被害防止の訓練を行っていて、今回の被害防止につながったということです。 -
ニュース振り返り 南箕輪村の主な出来事
伊那ケーブルテレビでは伊那市、箕輪町、南箕輪村の今年1年間の主な出来事を振り返っています。
最終日の28日は、南箕輪村です。
南箕輪村でも、新型コロナウイルスの影響を受けた1年となりました。
●南箕輪村独自の新型コロナ対策に関する事業費は、2億5,780万円で、村民1人あたり2,000円分の地元応援商品券を発行したり、県外から帰省を自粛している村出身の学生に、村の特産品を詰めた生活応援便を発送しました。
新型コロナ感染拡大の影響で、大芝高原まつりが中止となり、来年1月に予定していた成人式は8月に延期となりました。
そんな中、新型コロナの影響を受けた飲食店の売り上げ向上につなげようと大芝高原でテイクアウトフェスが開かれたり、医療従事者を元気づけようと、上伊那農業高校の生徒が伊那中央病院に花の苗を贈りました。
●南箕輪村の唐木一直村長は、4期目の任期満了となる来年4月で引退し、次の村長選には立候補しないことを明らかにしました。
任期満了に伴う村長選は来年4月6日告示で、11日投開票です。
●南箕輪村久保の石吾瞳さんが、既婚者を対象にしたミセスジャパンコンテスト長野県大会のヤング部門でグランプリを受賞しました。
41歳の石吾さんは、夫と2人の子どもの4人暮らしで、CMなどに出演するモデルを務めています。
●南箕輪村を拠点に活動するバレーボール男子Vリーグ1部、VC長野トライデンツが、11月29日に松本市総合体育館で開かれたホームゲームで今シーズン初勝利をあげました。
なお、伊那ケーブルテレビでは来年1月8日と9日に伊那市のエレコムロジテックアリーナ伊那市民体育館での試合を生中継します。
●南箕輪村の小中学校と保育園の給食に使用される米が、農事組合法人まっくんファームや地元農家がつくっているコシヒカリ「風の村米だより」になりました。
南箕輪村の今年1年の主な出来事を振り返りました。 -
県内で3人コロナ感染確認うち1人中川村
長野県は28日、新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
上伊那では、中川村で1人感染が確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、中川村の40代の会社員の女性、松本市の30代の自営業の男性、中野市の80代の無職の男性のあわせて3人です。
このうち中川村の女性は、発症2週間前に首都圏や東海地方に滞在歴がありました。
午後3時現在、県内で感染が確認されたのは1,129人で、入院しているのは102人、死亡したのは13人です。 -
関崎さんマイプロジェクトアワードで県知事賞
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科グローカルコースの2年生の関崎茉莉さんが、高校生独自の課題研究の発表の場、マイプロジェクトアワード2020長野県サミットで最高賞となる県知事賞を受賞しました。
28日は、上農高校で伊藤和巳校長から表彰状が伝達されました。
マイプロジェクトアワードは、自分が学んでいることや、興味関心のあることをプレゼンテーションする大会で、全国16か所で地方大会がオンラインで開かれました。
関崎さんはベジタリアンで、友人と食事を摂るときに肉が食べられないことなど、本人が抱える悩みや葛藤などを発表したということです。
10分間のプレゼンテーションを3回行い、見事県知事賞を受賞、全国大会出場を決めました。
伊藤校長は、「全国でも自分の力を信じて頑張ってほしい」と激励していました。
全国大会は、3月20日から3日間、オンラインで開かれます。 -
特別警戒 交通安全呼び掛け
伊那警察署は年末の特別警戒と交通安全を呼び掛けるための街頭啓発活動を24日、箕輪町内で行いました。
24日はイオン箕輪店で伊那警察署の署員と長野県警のマスコットのライポくんとライピィちゃんが犯罪被害防止と交通事故防止を呼び掛けました。
店の前で来店客に啓発グッズを配布しました。
グッズには特殊詐欺被害防止を呼び掛ける文房具セットやティッシュ、交通安全運動のチラシなどが入っています。
伊那警察署管内では今年の特殊詐欺被害が昨日までに6件起きていて、被害総額が866万円です。去年は1年間で5件で被害額は250万円でした。
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池坊巡回展講座
華道(かどう)家元(いえもと)池坊(いけのぼう)の巡回講座が、11月29日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。 この日は、東京の本部から派遣された今川(いまがわ) 清(きよし)さんが講師を務め、デモンストレーションを交えて講演しました。 巡回講座は、毎年、全国180か所で開かれています。 伊那市でも、当初7月に予定していましたが、新型コロナの影響でこの日の開催となりました。 例年は1日かけて講座が行われますが、半日にしまた人数も少なくして開きました。 今川さんは、11ぱいの生け花を披露し、解説をつけてデモンストレーションを行いました。 華道家元伊那支部の春宮(はるみや) 千春(ちはる)支部長は、「古典から最新の生け花を観ることで普段の稽古に役立ててほしい」と話していました。
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伊那市の50代会社員の男性を含む21人 新型コロナ感染
長野県内で27日、新たに伊那市の50代の会社員の男性1人を含む21人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
伊那市での感染確認は2日連続となっています。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の50代の会社員の男性1人、飯田市9人、千曲市2人、松本市、東御市、白馬村、天龍村、高森町、愛知県在住で下伊那を訪れていた男性 それぞれ1人の、あわせて18人です。
伊那市の50代の会社員の男性は、2週間以内に首都圏を訪れていたということです。
濃厚接触者は、調査中となっています。
また、長野市は新たに30代から40代の男女3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと27日に発表しました。
3人の濃厚接触者は9人です。
27日午後3時現在県内で感染が確認されたのは1,126人で、入院しているのは98人、死亡したのは13人です。 -
宮の花八幡社 新年に向け準備
伊那市富県の宮の花八幡社の氏子は、しめ縄の飾り付けや大掃除など新年に向けた準備を27日行いました。
27日は氏子およそ10人が新年に向け鳥居や本殿など6か所のしめ縄を付け替えました。
これまでの物を取り外すと、左右のバランスを確認しながら新しいものを取り付けていました。
宮の花八幡社は、富県の貝沼や桜井、新山北林の300軒あまりが氏子です。
宮の花八幡社の2年参りは大晦日の午後11時からの予定です。
今年は新型コロナ感染防止の為、お神酒や甘酒の振る舞いは行わないという事です。
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箕輪町商工会 地域電子マネー勉強会
箕輪町商工会は、町内で利用可能な電子マネー機能を持ったキャッシュレス事業を来年2月から始めます。
8日は商店主らが勉強会を開き、機器の取り扱いや利用者に提供できるサービス内容などについて話を聞きました。
講師はカードシステムの販売や運営管理などを行う日本カード株式会社が行いました。
担当者はカードの利用者数を増やすには「店舗数を増やす事や行政と連携したサービスを展開する事が必要だ」と説明していました。
箕輪町商工会は現在のポイントカードに変えて、電子マネーが使えるキャッシュレスカードに来年2月に移行します。
事業費は1000万円で国の補助などを活用し、カードの管理を行う法人を立ち上げる計画です。
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伊那市1人含む県内で新たに17人新型コロナ感染確認
長野県内で26日、新たに伊那市の10代の男子高校生1人を含む17人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の10代の男子高校生1人、中野市、埴科郡坂城町、松本市、小諸市で2人、千曲市、飯田市、塩尻市、北佐久郡御代田町、佐久市でそれぞれ1人の、あわせて14人です。
伊那市の10代の男子高校生は、22日にのどの痛みがありました。
25日に医療機関を受診し、検査の結果、陽性が判明しました。
この男子高校生の感染経路や濃厚接触者などについては調査中です。
また、長野市は新たに30代から60代の男性3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと26日、発表しました。
3人の濃厚接触者は3人です。
午後3時現在県内で感染が確認されたのは1,105人で、入院しているのは87人、死亡したのは13人です。 -
冬休みの子ども書初め教室
小学生を対象にした書初め教室が26日、伊那市のいなっせで開かれ、冬休みに入った子どもたちが書道の指導を受けました。
この日は、15人の児童が参加し、書初めの練習をしました。
上伊那の書道教室の指導者らでつくる書晋会のメンバーが講師を務め、子どもたちに指導しました。
教室は、伊那市生涯学習センターが毎年開いているものです。
講師は「全体のバランスを意識して、一つ一つ丁寧に書いてください」とアドバイスしていました。
書晋会では「この機会に書を学んで、新年を迎えた時の書初めに活かしてほしい」と話していました。
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BISOグループ たかずやの里に点心セット贈る
伊那市狐島の飲食店「新鮮飯店」を運営するBISOグループは、東春近の児童養護施設たかずやの里に、手作りの点心セットを25日、贈りました。
この日は、株式会社BISOの吉澤文男社長らがたかずやの里を訪れ、菅雄峰施設長に点心セットを手渡しました。
新鮮飯店で提供している、手作りの焼売、餃子、小籠包のセット60個と春巻き50個です。
BISOグループは、去年も点心セットを贈ったほか、イベントに子どもたちを招待したり、自転車などを贈ったりして交流を重ねています。
たかずやの里では、現在38人が親元を離れて生活しています。
菅施設長は「点心セットが好きで、楽しみにしている子も多い。提供していただきありがたい」と話していました。
たかずやの里ではこの日、全員で点心を味わったということです。
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弥生から「ありがとうプロジェクト」
リサイクル業者や産業廃棄物処理業者などが中古品を集めて海外の子どもたちの支援に役立てる「ありがとうプロジェクト」。
25日は、伊那弥生ケ丘高校の生徒たちが不要品を贈りました。
伊那弥生ケ丘高校の玄関口には、全校生徒からおもちゃや洋服など600キロほどが集まりました。
2年生の探究の学習で、ありがとうプロジェクトを選択した生徒たちが呼びかけたものです。
プロジェクトは、伊那市のリサイクル業リサイクルマートnew伊那店と、南箕輪村の産業廃棄物処理業・有限会社丸中産業、東京都の輸出業・株式会社鈴可が行っています。
使える文房具などは、カンボジアの学校に送られ、中古品はタイの店舗で商品として販売し売り上げの一部を教育支援に役立てます。
高校生たちは、何度も往復して、集まった不要品を運んでいました。
今年は新型コロナの影響で、海外への支援が困難な状況で、国内の災害被災地支援などに活用しているということです。
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ニュース振り返り 箕輪町の主な出来事
伊那市、箕輪町、南箕輪村の今年1年間の主な出来事。
25日は箕輪町を紹介します。
◆箕輪町でも、新型コロナウイルスの影響を受けた1年となりました。
新型コロナ対策に関する補正予算は、総額6億7,500万円でテイクアウト利用クーポン券の発行や町内出身の学生への支援などを行いました。
感染拡大を受け、みのわ祭りや成人式が中止となりました。
そんな中、住民を元気づけようと町内有志や箕輪町商工会青年部が花火を打ち上げました。
みのわ太鼓保存会は萱野高原からコロナ収束を願い太鼓を打ち鳴らしました。
新しい生活様式を取り入れたイベントとして、もみじ湖でドライブインシアターが行われました。
コロナの影響で経済的な困難を抱える外国人を対象にした相談会も開かれました。
◆地域住民が気軽に集える居場所「まちの駅ふじや」が木下に9月30日オープンしました。
空き店舗を活用し、地域住民有志や箕輪進修高校の生徒などでつくる実行委員会が運営しています。
◆町内飲食店主有志は、上伊那の新しい名物にしようと牛肉と信州みそを使った料理「とっとき」を考案しました。
現在10店舗が料理を提供しています。
◆もみじ湖が国内旅行情報サイトじゃらんnetの全国のおすすめ紅葉スポットランキング2020で1位に選ばれました。
10月24日からの1か月間の来場者数は6万8千635人で、例年のおよそ2倍でした。
見ごろの時期には、平日にもかかわらず駐車場が満車となる賑わいとなりました。
◆交流都市の東京都豊島区と森林の里親協定を締結しました。
11月12日にはオンラインで締結式が行われました。
豊島区の森林環境譲与税を活用して箕輪町内の森林を整備することで、豊島区の二酸化炭素排出量を相殺するカーボン・オフセットに取り組む他、都市部の住民が整備した森を訪れ交流します。
3年間かけて2.9ヘクタールを整備する計画です。
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県内17人感染確認
長野県内で25日、新たに17人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那での感染確認はありませんでした。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、佐久市7人、北安曇郡白馬村2人、小諸市、上田市、東御市、それぞれ1人の合わせて12人です。
また県内で新型コロナウイルスに感染し入院していた80代男性が24日死亡したと発表しました。
男性は基礎疾患があったということです。
また、長野市は新たに30代から60代の男女5人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと25日、発表しました。
午後3時現在、県内で感染が確認されたのは1,088人で、入院しているのは89人、死亡したのは13人です。 -
箕輪中3年7組 花火打ち上げ
箕輪町の箕輪中学校3年7組の生徒は、総合学習の一環で販売したエコバッグの売り上げ金を活用し24日の夜、校庭で花火を打ち上げました。
コロナの終息を願い、地域を盛り上げようと昨夜は午後6時から、箕輪中学校の校庭で75発の花火が打ち上げられました。
総合学習の一環で持続可能な開発目標、SDGsについて学習している3年7組の生徒は、オリジナルのエコバッグ2種類を作り販売しました。
増産するほどの売れ行きで、最終的には700枚が完売しました。
その売上23万円で花火を打ち上げようと企画し飯島町の伊那火工堀内煙火店と相談して準備を進めてきました。
24日の夜は、およそ15分間次々と夜空に打ち上げられました。
最後には、堀内煙火店からクリスマスプレゼントの花火も用意され生徒たちは歓声を上げて喜んでいました。
箕輪中学校3年7組の生徒は、打ち上げ花火の感想をメールで募集し学習のまとめとして活用するということです。
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11月 有効求人倍率0.96倍
上伊那の11月の月間有効求人倍率は、前の月を0.12ポイント上回る0.96倍で、3か月連続の上昇となりました。
11月の月間有効求人数は2,727人、月間有効求職者数は2,840人で、月間有効求人倍率は0.96倍でした。
全国は1.06倍、長野県は1.09倍でした。
上伊那の0.96倍は県内12のハローワーク管内で最も低くなっています。
雇用情勢については「求職が求人を上回り、求人が鈍化傾向にあることから弱い動きとなっている」とし、前の月の判断を据え置いています。
来年3月卒業予定の新規高卒者の就職内定率は88.4%で、前の年の同じ月を6.9ポイント下回りました。
これは新型コロナで今年の就職活動の開始時期がおよそ1か月遅れた影響だという事です。
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バルーンアートをプレゼント
箕輪町の木下北保育園で24日クリスマス会が開かれ園児がクリスマスプレゼントとしてバルーンアートを受け取りました。
クリスマス会では箕輪町と包括連携協定を結んでいる第一生命保険株式会社伊北オフィスの社員がサンタクロースに扮して登場しました。
社員はバルーンアートをクリスマスプレゼントとして園児に配りました。
園児はバルーンアートを腕に着けて笑顔を見せていました。
第一生命は今年7月に町と包括連携協定を結び子育てや保育に関する支援など社会貢献活動を行っています。