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唐澤良二さんが防犯栄誉銀章
伊那市坂下の唐澤良二さんは、長年にわたり防犯活動に尽力したとして警察庁長官と全国防犯協会連合会長から贈られる防犯栄誉銀章を受章しました。
27日は、唐澤さんが伊那警察署を訪れ、土屋秀夫署長に防犯栄誉銀章の受章を報告しました。
唐澤さんは、現在71歳です。
伊那エンジェルス隊の隊員として平成19年から活動を行っていて、平成29年から隊長を務めています。
また、平成12年から少年警察ボランティアとしても活動しています。
2か月に1度年金支給日に合わせ特殊詐欺防止の啓発活動を行っている他、夏祭りや年末年始などに、大型店やイベント会場で非行防止の声かけを行っているということです。
長年にわたる防犯活動が評価され、警察庁長官と全国防犯協会連合会長の連名で贈られる防犯栄誉銀章を受章しました。
表彰式は6日に佐久市で行われました。
今年長野県内で防犯栄誉銀章を受章したのは2人となっています。
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南箕輪村で焼酎用のサツマイモ収穫
南箕輪村の住民有志で作るいも焼酎南箕輪会は、焼酎用のサツマイモを、27日、大泉の畑で収穫しました。
27日はいも焼酎南箕輪会のメンバーが焼酎用のサツマイモ「黄金千貫」を収穫しました。
会では、自分たちが栽培した芋で焼酎を作ろうと村内の休耕田を活用し黄金千貫を栽培していて、今年で13年目です。
南箕輪村ブランドの焼酎「大芝の華」として販売しています。
今年は32アールの畑で栽培し、平年並みのおよそ6.3トンを収穫したということです。
イモ焼酎は飯田市の喜久水酒造で醸造し、12月中旬から販売する予定です。
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長野県 SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
N県と県内 #ケーブルテレビの共同制作番組「コロナに負けない!-新たな日常のすゝめ-」第7弾。
#新型コロナ感染拡大防止 に取り組む #温泉旅館・ホテル(松本市)でお話をお聞きしました。
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工業科存続求める意見が多数出る
高校再編に伴う、箕輪進修高校振興協力会の意見交換会が26日箕輪町文化センターで開かれ出席者からは工業科の存続を望む声が聞かれました。
意見交換会には会長の白鳥政徳町長をはじめ、町議会や商工会などから15人が出席しました。
出席者からは「箕輪進修高校は多部制・単位制という特色ある学校として存続すると思われるが工業科が再編されるかもしれない。工業科は残してもらいたい。」との意見が多く出されていました。
長野県教育委員会は上伊那地域の高校再編について伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合するほか総合学科高校、総合技術高校を設置することを示しています。
これについて駒ケ根市議会は「機械科、電気科、情報技術科を含む4学科以上の工業科を1か所に設置した高校を伊南地区に配置すること」とする意見書を県知事と県教育長に提出しています。
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園児が山の音楽会楽しむ
豊かな自然を活用した保育に取り組む伊那市長谷の長谷保育園の園児は27日園近くの山林で音楽会を楽しみました。
音楽会は県が認定する信州やまほいく認定園の長谷保育園と上伊那地域振興局林務課が開いたものです。
長谷保育園が活動している山林内に園児およそ40人が集まり林務課職員の演奏に合わせて歌を歌いました。
この場所は園児と林務課の職員が共同で音楽会が開けるように整備したものです。
園児らは木の枝などを楽器代わりにして演奏を楽しんでいました。
長谷保育園では「自然の中で遊ぶことで、のびのびと育ってもらいたい。」と話していました。
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箕輪町沢上で住宅火災
箕輪町沢上で27日午後2時30分ころ、住宅火災が発生しました。
上伊那広域消防本部によりますと火災があったのは箕輪町沢上の大矢栄二さんの住宅です。
火は午後4時30分に消し止められました。
近くの人の話によりますと大矢さん宅は2世帯住宅だということです。
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伊那市と市内郵便局が協定
地域課題の解決や相互の発展を図ることを目的に、伊那市は日本郵便株式会社の市内20の郵便局と包括連携協定を22日、締結しました。
22日は、市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と市内の郵便局を代表して高遠郵便局の高橋晴彦局長が協定書を取り交わしました。
伊那市と市内の郵便局は、これまで災害時の協力や道路損傷か所の情提供などの協定を結んでいます。
今回は、住民サービスの向上や地域経済の活性化を図ることを目的に包括連携協定を結びました。
新たに連携するのは、安心安全な暮らしの実現、未来を担う子どもに関することなど4項目です。
今回の協定締結により子どもの見守り活動や災害時の危険個所の事前通報、認知症高齢者の見守り活動の協力などを行うとしています。
白鳥市長は「包括協定を結ぶことで連携事業をさらに進めていきたい」と話していました。
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伊那中央RC コナラ400本植樹
伊那中央ロータリークラブは、多様な生物が生息する豊かな森林をつくろうと伊那市のますみヶ丘平地林でコナラの苗木400本を植樹しました。
25日はロータリークラブの会員や伊那西高校の生徒、信州大学の学生などおよそ50人が参加し植樹を行いました。
参加者は、深さ20センチ程の穴をほり、コナラの苗木を植えていきました。
伊那中央ロータリークラブでは奉仕活動の一環で、今回次の世代に豊かな自然をつないで行こうと植樹を行いました。
用意された400本のコナラの苗木は、およそ1時間ほどで植えられました。
伊那中央ロータリークラブでは来年度も植樹を行う計画です。
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箕輪町安全安心パトロール隊 実績報告
箕輪町が去年10月に設置した安全安心パトロール隊の実績報告が、26日に行われました。
白鳥政徳町長は、「行方不明者の発見や警察への不審者情報の提供など、警察官OBならではの成果が見られた」と評価していました。
町安全安心パロトール隊として活動しているのは、共に長野県警OBで町内在住の藤枝裕一さんと松田久光さんの2人です。
26日は、町内の神社でさい銭が盗まれたとの情報が入り、各地を見回っていました。
2人は去年10月にパトロール隊員に委嘱され、239日間およそ1,550時間にわたり町内のパトロールや交通事故多発箇所での警戒などを行ってきました。
今年5月には行方不明者を発見した他、不審者・不審車両への対応、目の不自由な人の移動の手助けなどを行ってきたということです。
警察官時代に培った知識と経験をもとに、状況に応じて適切な判断をしてきたということです。
26日は、役場で定例記者懇談会が開かれ、白鳥町長が2人の活動実績を紹介しました。
町では、今後も状況に応じて活躍の場を広げていってもらう予定です。 -
箕輪町 日本郵便と包括連携協定締結
箕輪町は町内の郵便局3局と包括連携協定を26日に締結しました。
協定に合わせて、町では封筒や小包に貼るPRシールをつくりました。
地域おこし協力隊員の太田清美さんと元協力隊員の五十嵐裕子さんが共同で製作したものです。
QRコードを読み取ると、町の関連サイトを見ることができます。
シールは、大小1,000枚ずつ作り、箕輪郵便局、木下郵便局、東箕輪郵便局の窓口に置かれています。 -
交通安全「孫から作戦」伊那市西部交通安全協会
伊那市西部交通安全協会は、交通安全啓発活動「孫から作戦」と銘打って、竜南保育園の年長園児にお守り型の夜光反射材キーホルダーを26日に贈りました。
キーホルダーは、それぞれ持ち帰り、祖父母に渡します。
26日は、西部交通安全協会の湯沢文雄会長が竜南保育園を訪れ、年長園児に1人2つずつキーホルダーをプレゼントしました。
キーホルダーは、お守りの形をしていて、暗いところでも目立つ夜光反射材となっています。
園児らは、色を塗ったり祖父母の似顔絵を描いたりしていました。
この取り組みは、西部安協エリアのますみヶ丘が今年度長野県の高齢者交通安全モデル指定地区となっていることから企画されたものです。
伊那警察署によりますと、管内では今年1月から10月25日までに134件の人身事故が発生していて、そのうちの半分の67件は65歳以上の高齢者が絡む事故となっています。 -
大芝荘 11月から営業縮小へ
南箕輪村の大芝高原にある大芝荘は、来月から当面の間、毎週木曜日を定休日とし、昼の宴会や会食を休止するなど、営業を縮小します。
26日は、村役場で村議会全員協議会が開かれ、大芝荘の営業縮小に関する報告がありました。
村によりますと、新型コロナウイルスの影響で、大芝荘は4月から5月にかけて営業を自粛したほか、その後も旅行客などの利用者が減少したということです。
今年度上半期の売り上げが前年度と比べ約6,500万円、率にして85%減少したことから、営業の見直しを行うことにしたということです。
大芝荘は、来月から毎週木曜日が定休日となり、昼の宴会や会食の営業を休止します。
また、パル大芝は休業とし、12月からは大芝荘の日帰り温泉は営業を終了、宿泊客専用となります。
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VC長野 接戦を逃す
バレーボールのVリーグ男子1部のVC長野トライデンツは23日に松本市でホーム開幕戦を行い、昨シーズン王者のジェイテクトSTINGSと対戦しました。試合は、フルセットまでもつれる接戦となりました。
試合は第1と第2セットをジェイテクトが奪いました。
後がなくなったVC長野は、新加入のインドネシア代表リヴァン・ヌルムルキと東レから移籍した戸嵜嵩大、昨シーズンチームで2番目に得点を挙げた池田幸太が次々に得点を決め第3、第4セットを奪い返し、勝負はファイナルセットへもつれ込みました。
第5セット、両チームとも譲らない展開となりますが最初にマッチポイントを迎えたのはVC長野。
しかし、ここで決めることができず、最後はジェイテクトが押し切りセットカウント2対3でVC長野が敗れました。
つづく24日の試合VC長野はホームでの初勝利を目指しましたが、0対3でジェイテクトに敗れ開幕4連敗となっています。
順位は24日の終了時点で10チーム中8位です。
次の試合は31日と来月1日、岡谷市でサントリーと対戦します。
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茅野市・軽井沢で新型コロナ 3人感染確認
長野県は、茅野市と軽井沢町で新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと25日発表しました。
長野県の発表によりますと、新たに感染が確認されたのは、茅野市の未就学の男児・軽井沢町の30代の会社員の女性・軽井沢町の20代の会社員の女性の3人です。
茅野市の未就学の男児は、昨日感染が発表された50代男性の同居者です。
軽井沢町の30代女性は、発症前2週間以内に首都圏との往来歴がありました。
濃厚接触者は現在調査中です。
軽井沢町の20代女性の濃厚接触者は、同居者1人でそのほかは調査中です。
軽井沢町の2人の女性は知人同士だということです。
25日午後2時現在、県内で感染が確認されたのは合わせて334人、入院しているのは14人、4人が死亡しています。
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高遠町 的場文化祭 住民の力作並ぶ
伊那市高遠町的場区の住民が制作した作品を展示する文化祭が、24日、25日の2日間行われました。
会場となった的場生活改善センターの入り口では本物そっくりな人形が出迎えてくれます。
会場には、クラフトバッグや絵画など25人から出品された作品60点ほどが並びます。
特にクラフトバックは、的場区の住民10人程が参加する教室で作品作りが盛んにおこなわれているということです。
的場区では2年に1度、この文化祭を行っていて、今回で3回目です。
例年は、発表会も行いますが、今年は新型コロナの感染対策として展示のみとしました。
的場区は、36戸、100人程が住む地域です。
文化祭を主催した的場地域社会福祉協議会の矢澤利一さんは「熱心に取り組んだ力作ばかり。住民同士、互いに見せ合い、交流を深めたい」と話していました。
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VC長野試前に弥生ダンス部踊り披露
24日に松本市で行われたVC長野トライデンツの試合の前に伊那弥生ケ丘高校ダンス部が踊りを披露しました。
新型コロナで発表の機会がなくなった若者を応援しようとVC長野が企画したもので、今後もホームゲームで様々な団体の発表が行われる予定です。
弥生ダンス部の2年生10人はおよそ1400人の観客を前に息の合ったダンスを披露しました。
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長野県SNSコロナ情報
【安全・安心な楽しい旅を!関東地方知事会メッセージ】
長野県をはじめ1都9県では、秋の味覚 や 紅葉 などが堪能できる季節です。「訪れる方のコロナ対策×迎える方のコロナ対策」で楽しい旅をお楽しみ下さい!
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古布で作品制作4人の展示会「なないろ布ものがたり」
古布を使った洋服やバッグなどを制作する中南信在住の4人の展示会「なないろ布ものがたり」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
伊那市や駒ヶ根市で、着物を扱ったり、古布を使って作品を作っている4人が展示販売を行っています。
関係者は、「古い布の魅力。一点ものへのこだわりを見てほしい」と話しています。
この展示会「なないろ布ものがたり」は28日水曜日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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中学校軟式野球の部 南信新人大会
中学校新人体育大会の軟式野球の南信地区大会が、24日と25日の2日間の日程で開かれています。
24日は、伊那市営球場など4会場で試合が行われました。
3つの郡大会を勝ち上がった16校がトーナメントで試合を行いました。
伊那市営球場では、箕輪中学校対岡谷東部の試合が行われていました。
箕輪中学校の先発ピッチャーは女子生徒で、打たせて取るピッチングで相手打線を抑えます。
初回から、バントを使った攻撃で6点を挙げた箕輪中が15-0で勝ちました。
この大会は、1・2年生の新チームになって初となる新人戦です。
新型コロナの影響で、安全に配慮し、軟式野球を含むすべての競技は無観客で行われます。
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茅野市の50代男性 新型コロナ感染確認
長野県は、茅野市の50代の自営業の男性の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと24日に発表しました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、茅野市の50代の自営業の男性です。
この男性は、発症前の2週間以内に東海地方への往来歴がありました。
濃厚接触者は、同居者2人で、そのほかは調査中です。
長野県によりますと、きょう午後2時現在、県内で新型コロナへの感染が確認されたのは、331人、入院しているのは11人で、死亡は4人となっています。
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山荘ミルクで犬のしつけ教室
犬を飼い始めて間もない初心者を対象にした、しつけ教室が、伊那市横山の山荘ミルクで24日、開かれました。
この日は、上伊那地域を中心に40匹の犬と40人の飼い主が参加しました。
講師を務めたのは、箕輪町長岡のドッグスクールタカギの、髙木のり子さんです。
髙木さんによりますと、ほかの犬と喧嘩をしないように社会性を学ばせたり、飼い主を噛まないようにきちんとしつけをすることが大切だということです。
きちんとしつけるには4か月ほどかかるということです。
この日は、エサを前に、飼い主から離れて「待て」の練習をしました。
辛抱強く待っている犬もいれば、我慢できずにエサを食べてしまう犬もいました。
髙木さんは「犬が吠えたり、噛んだりしないようにするためにも、しつけが重要なことを知ってほしい」と話していました。
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富玉会 玉ねぎの苗植え
箕輪町富田で玉ねぎの栽培で地域活性化に取り組んでいる富玉会は、地元の子どもたちと一緒に玉ねぎの苗植えを24日、行いました。
この日は、地元の子どもたちやその保護者などおよそ50人が参加し、玉ねぎの苗を植えました。
広さおよそ17アールの畑に、1万本の苗を植えます。
会は、遊休農地の有効活用と地域活性化を目的に、11年前から玉ねぎの栽培に取り組んでいます。
富玉会の向山勝一会長は、「苗は、土の中に深く入れすぎないように気をつけてください」と指導していました。
会では、「子どもたちに農業に対する関心を持ってもらうきっかけにしてほしい」と話していました。
玉ねぎは、来年6月に収穫し、町内の学校給食に提供されることになっています。
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コロナ対策をして泡フェス
りんごの発泡酒シードルとクラフトビールを味わうイベント泡フェスが3日伊那市のセントラルパークで開かれました。
泡フェスは新型コロナ対策として予約制で行われました。
泡フェスは伊那谷のシードルや地ビールを楽しんでもらおうと飲食店や醸造所などでつくるアスタルシードルクラブが開いたものです。
会場には伊那谷の飲食店や醸造所のブースが並び訪れた人たちがそれぞれの味を楽しんでいました。
今回は新型コロナウイルスの影響もありましたが、予約制にして密集を避けるなど感染予防対策をしての開催となりました。
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オリンパスの2人が受賞
長野県は卓越した技能を持ち県内の産業発展に功績があった人を表彰する信州の名工を23日発表しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは箕輪町在住でオリンパス勤務の2人が選ばれています。
21日にオリンパス株式会社辰野工場で記者会見が開かれました。
信州の名工に選ばれたのはオリンパス株式会社辰野工場の堀達矢さんと、長野オリンパス株式会社の髙田清さんの2人です。
堀さんは岡谷工業高校卒業で箕輪町松島在住の47歳です。
受賞職種は光学レンズ工で、高精度レンズ研磨工の第一人者として高難度の製造業務に従事しています。
髙田さんは箕輪工業高校卒業で箕輪町木下在住の49歳です。
受賞職種は旋盤工で新製品や試作品、特別注文品など難易度の高い旋盤加工を担当しています。
信州の名工は県下で各分野の第一人者を知事が表彰するもので今年度は18人が選ばれています。
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地域の史跡に説明看板設置
伊那市西箕輪の大萱区は区内の史跡について理解を深めてもらおうと、このほど説明看板を設置しました。
説明看板は区内の史跡3か所に設置しました。
伊那市協働のまちづくり交付金を活用したもので事業費は23万3千円です。
説明文は小林和道区長を中心に役員が郷土史研究家の書物を調べるなどして記載したということです。
史跡の阿弥陀堂は平安時代からの浄土信仰に伴い極楽往生を遂げるための修行を目的に作られたとされています。
現在の建物は1939年昭和14年に建てられたもので、堂内には2体の阿弥陀如来像が祀られているということです。
血下げ場と馬頭観音は農業に馬が利用されていたころ馬が活動的になりすぎるのを防ぐため血を抜いた場所とされています。
この場所には馬を祀る馬頭観音も数多く残されています。
獄門畑は江戸時代の1740年頃近隣の村と土地を巡って起きた争いがもとで当時の大萱村の村民が打ち首となり、その首がさらされた場所とされています。
大萱区では地域に残る史跡を地域住民が保存管理していくことで郷土愛を育んでいきたいとしています。
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伊那養護学校 看板とソファーを大芝の湯に寄贈
伊那市の伊那養護学校中学部の生徒らは、大芝高原のトイレの場所を案内する看板と手作りのソファーを、南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯に23日、贈りました。
この日は、伊那養護学校中学部の木工班の生徒7人が大芝の湯を訪れ、看板などを贈りました。
こちらが、大芝高原内のトイレの場所を案内する看板です。
生徒らの手作りで、性別を表す板にバーナーで焼き色を付け、方角を示す矢印を赤にしています。
手作りのソファーは、大芝高原の間伐材を利用して作られたものです。
ソファーは大芝の湯の休憩スペースに設置されることになっています。
伊那養護学校の生徒は、大芝の湯で販売しているおもてなしプリンの掛け紙を作るなど交流を重ねています。
大芝の湯の原賢三郎さんは「大芝高原では、利用者からトイレの場所がわかりづらいなどの声があった。案内用の看板を作ってもらいありがたい。ソファーも大芝の湯を訪れた人に利用してもらいたい」と話していました。
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訪日外国人向け モニターツアー
アクティビティを通じて自然や文化などに触れることができるアドベンチャーツーリズムの、訪日外国人向けモニターツアーが19日、伊那市高遠町で行われました。
モニターツアーには、モデルとして国内でインバウンドに携わっている外国人2人が参加しました。
ガイドを務めたのは高遠町のボランティアガイドふきのとうの会の小田中一男会長です。
通訳をしたのは、安曇野市の山岳ガイド、加集安行さんです。
初日の19日は、伊那市高遠町の歴史博物館を見学したあと高遠城址公園を歩き、城下町で買い物などを体験するコースです。
モデルを務めた2人は、高遠城の歴史について質問していました。
モニターツアーは、北陸信越運輸局や長野伊那谷観光局などが連携し、訪日外国人向けの観光プランをつくろうと行われたものです。
今月29日までに全8日間の日程で行われることになっていて、長谷でマウンテンバイクに乗ったり、横山のアクティビティ施設でパラグライダーを体験することになっています。
今後は、各モニターツアーの結果を踏まえ、今年度中に訪日外国人向けの新たな観光プランとして商品をつくるということです。 -
インドシルクの染織作品展
インドシルクを使った染織品の作品展「インドシルク~手しごとと伊那谷の未来~」が、伊那市の創造館で、開かれています。
会場には、インドシルクを使った染織品およそ40点が並んでいます。
作品は、東京を中心に活動している染織工芸研究家の岩立広子さんが、1970年から50年以上にわたり、年2回インドに通って集めたものです。
こちらは、サリーと呼ばれる民族衣装で、1枚の長方形の布を体に巻き付けて着るものです。
作品は、19世紀から20世紀につくられたもので、主にイスラム教徒やヒンドゥー教徒が結婚などの祝い事で身に着けたということです。
インドシルク~手しごとと伊那谷の未来~」は11月23日(月)まで、伊那市の創造館2階企画展示室で開かれていて、入場料は500円、高校生以下は無料です。
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長野市の70代女性新型コロナ感染
長野市は、新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、23日発表しました。
長野市の発表によりますと感染が確認されたのは、70代の女性1人です。
感染経路については調査中ですが、市外には出ていないということです。
濃厚接触者は同居以外の1人となっています。
23日午後4時現在、県内のこれまでの感染者数は330人、入院しているのは11人で、死亡したのは4人です。
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修学旅行キャンセル料 公費で負担
伊那市は新型コロナ対策の第6弾として、28日に開かれる市議会臨時議会に、2,856万円の補正予算案を提出します。
個人事業主への傷病手当の支給、小中学校の修学旅行のキャンセル代の公費負担などが盛り込まれています。
伊那市が、10月28日に開かれる臨時市議会に提出するのは、新型コロナ対策を盛り込んだ2856万円の補正予算案です。
内訳は、新型コロナに感染した個人事業主に、日額あたり5,000円を支給する傷病手当支給事業に500万円。
子育て世帯に児童1人あたり1万円を支給する臨時特別給付金の増額に1,193万円。
中止・延期となった小中学校の修学旅行キャンセル料を全額公費で賄う事業に684万円などとなっています。
この補正予算案などが提出される伊那市議会臨時会は、今月28日に開かれます。