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新型肺炎の影響でコンサート中止・延期 相次ぐ
新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大している影響で、上伊那地域でもイベントの中止や延期が相次いでいます。
NPO法人クラシックワールドでは、3月7日に予定していた小学校合唱団が出演する「スプリングコンサート」の中止を決めました。
また、アルプス男声合唱団は、3月15日に予定していたコンサートを12月に延期しました。
それぞれの代表を務める北沢理光さんは、「これだけ感染が拡大する中で、何かあってはいけないと判断した。
残念だが仕方ない」と話しています。
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山村の活性化目指すシンポジウム
伊那市の高遠町と長谷の活性化を目指すシンポジウムが、高遠高校で20日、開かれました。
シンポジウムでは、高遠高校の生徒が事例発表をしたほか、東京農業大学の宮林茂幸教授が講演をしました。
高遠高校の2年生6人は、落葉樹クロモジと桜を配合したアロマ製品の製作について発表しました。
生徒たちは、去年の6月からクロモジの油の抽出を行っていて、今年の春から商品化し、「地域活性化に役立たせたい」と話しました。
また、東京農業大学の宮林茂幸教授は、「森林サービス産業の展望」について講演しました。
宮林教授は「森林整備が行われないことで、災害発生や過疎化につながる。
森林資源をいかした商品や施設などができれば、山村の活性化を目指せる」と話していました。
シンポジウムは、森林資源を活用した商品開発を行う「伊那東部山村再生支援研究会」が開いたもので、およそ50人が集まりました。
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箕輪町の人口 減少幅が縮小
町民から広く意見を聞くみのわ未来委員会が21日箕輪町役場で開かれ、町の人口の減少幅が縮小していることなどが報告されました。
委員会には産業や金融関係者、移住者など8人が出席し来年度から5年間の第2期まち・ひと・しごと総合戦略と人口ビジョンの素案が示され、了承されました。
それによりますと、箕輪町の人口は2010年から2015年までの5年間で973人減少しましたが、2015年から2019年は109人の減と、減少幅が縮小しています。
要因として、
●主に郡内・県内からの転入が増加し212人の社会増があったこと(2015~2019)、
●外国人住民が152人増加(2014~2018)したことなどを挙げています。
一方、15歳から64歳の女性の人口が357人減少(2014~2019)しています。
2月1日現在の人口は2万5,004人で、委員会で示された2025年の目標人口は2万4,500人となっています。
また21日は、今年度の住民満足度調査の結果が報告されました。
調査は箕輪町内に住む20歳以上の町民1,000人を対象に行われ、556人から回答を得ました。
町での生活に「満足している」「まあまあ満足している」と答えた人は、昨年度より4.8ポイント増加し76.7%で、町では目標の70%が達成できているとしています。
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町議員報酬13年ぶり引き上げ
箕輪町は、町議会議員の報酬を月額で5%程度引き上げる方針です。
町議会議員の報酬引き上げは13年ぶりとなります。
21日役場で開かれた定例記者懇談会で、白鳥政徳町長が明らかにしました。
改定後の報酬は、議長が33万2,000円、副議長が26万5,000円、委員長が25万5,000円、議員が23万8,000円となっていて、引き上げ幅は5%程度です。
町特別職報酬等審議会は、今月、議員の報酬について「活動の活性化を期待し、増額の方向で検討されることが適当」とする答申を町へ提出していました。
町では、町議会議員の報酬は、平成19年以降据え置かれていたことや、他の上伊那の市町村での傾向を踏まえ今回増額する方針です。
去年4月に行われた町議会議員選挙は32年ぶりに無投票でした。
議員の報酬に関する条例改正案は町議会3月定例会に提出され、承認されれば4月から改定されます。
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聖火リレー伊那市は午前11時59分出発
東京オリンピック聖火リレーの出発時間と到着予定時間が21日、
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から発表されました。
伊那市を聖火リレーが走るのは4月3日金曜日で春日公園下交差点を午前11時59分に出発し御園交差点に午後0時40分に到着する予定です。
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暮らしに生きる手仕事展
着物をリメイクした洋服や陶芸作品などの展示即売会「暮らしに生きる手仕事&アンティーク展」が伊那市のかんてんぱぱホールで21日から始まりました。
会場には、古くなった着物などを再利用して作った洋服や木工品、小物など上伊那を中心とした7人の作品600点が展示販売されています。
観賞用でなく生活の中ですぐ使えるもの役立つものをテーマに展示しています。
「暮らしに生きる手仕事&アンティーク展」は26日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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ラオスの留学生がラー油づくり
ラオスからの留学生が、伊那市長谷の長谷中学校で取り組んでいるラー油づくりを21日体験しました。
長谷中学校を訪れたのは、ペッダーラー・スンダーラーさんです。
塩尻市にある東京都市大塩尻高校に通う1年生です。
受け入れている箕輪町のホストファミリーと高遠のだるま市を訪れた際に、長谷中の生徒がラー油を販売しているのを知り、作り方を学ぼうと今回中学生と交流することになりました。
長谷中学校では、2016年からとうがらしの栽培を始め、2018年からラー油として製品化し販売しています。
ラオスでは唐辛子を使ったスパイスを多くの料理に使っているということです。
21日は、2年生の総合の時間にラー油づくりが行われました。
スンダーラーさんは「葱はどうして使うのか?」と質問すると中学生は「香りづけになります」と答えていました。
スンダーラーさんは、「今日教えてもらったラー油をラオスでも作りたい」と話していました。
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高校入試後期選抜 募集人員発表
長野県教育委員会は、令和2年度入学の公立高校後期選抜の募集人員を、21日に発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校は、普通48人、商業20人。 -
寸劇で人権の大切さ伝える
伊那人権擁護委員協議会は、幼い頃から人権の大切さを理解してもらおうと、伊那市の竜西保育園で20日、寸劇を披露しました。
この日はたぬきのしっぽ」を披露しました。
この寸劇は、しっぽが短いことをからかわれた子だぬきが仲間外れにされながらも、最後は仲直りするという物語です。
伊那人権擁護委員協議会は、人権尊重の啓発活動として、毎年、上伊那の保育園で寸劇を披露しています。
原孝壽会長は「友達の長所を見つけてみよう。
友達に悲しい思いをさせてしまったら謝ろう」などと呼びかけていました。
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南箕輪村来年度当初予算案 65億8千万円
南箕輪村は、過去最高額となる総額65億8,000万円の来年度の一般会計当初予算案を、20日に発表しました。
村では、安心安全な村づくりを推進する積極的な予算編成としています。
この日は役場で、唐木一直村長が来年度の当初予算案の概要を説明しました。
唐木村長は「新たな村づくりの展望を見据えて、防災面も含めて、生活の安心・福祉教育の充実を考えた予算編成とした」と話しました。
主な新規事業は、現在の大芝研修センターを撤去して新たな防災研修センターの建設に2億1,000万円。
指定避難所となっている村民体育館や各地区の公民館の冷房設備設置に2億円。
老朽化による南箕輪中学校のプール改修に1億1,000万円などとなっています。
防災研修センターは、役場庁舎が被災した時の第2庁舎としての役割も含め建設が予定されていて、来年6月頃の完成を目指します。
その他、災害や断水に備えた給水車の購入に1,700万円。
大芝高原内の観光施設のWi-Fi整備に600万円などとなっています。
来年度の一般会計当初予算案は、今年度と比べて7億8,000万円多い過去最高額の65億8,000万円となっています。
来年度の一般会計当初予算案は、3月2日から始まる村議会3月定例会に提出されることになっています。 -
中学生の視点から町に提言
中学生の視点から政策提言をする箕輪町中学生模擬議会が、19日に役場で開かれました。
中学生模擬議会は、中学生に町政への関心を高めてもらおうと開かれたものです。
この日は2年生10人が体育施設の環境整備や防災対策などについて質問しました。
登内結斗さんは、町内にある普段あまり使われていないグラウンドを整備して部活動で使えるようにしてほしいと提案しました。
白鳥政徳町長は「中学校の各部活動で使用できそうなグラウンドがあるか調べて町に連絡してほしい」と答弁しました。
三井瑚美知さんは、町をあげての防災訓練を年に3・4回行ってみてはどうかと提案しました。
白鳥町長は「町が1年に何回も訓練を行うことは現実的に難しいが、地震以外の台風や長雨による災害を想定した訓練を行うことは必要だ」と答弁しました。
中学生たちはメモを取るなどして熱心に話を聞いていました。 -
天竜川氾濫を想定 避難誘導訓練
天竜川が氾濫したとの想定で、福祉施設の職員と伊那警察署の署員が連携して避難誘導をする訓練が、伊那市の輪っこはうす・コスモスの家で、20日に行われました。
訓練は、施設の近くを流れる天竜川が氾濫し、避難が必要になったとの想定で行われました。
車いすに乗った施設利用者役の署員を職員が車まで押していき、車いすを持ち上げて乗せていました。
今回訓練に参加したのは、伊那警察署の署員でつくる緊急災害警備隊の隊員17人です。
隊員らは、去年10月に発生した台風19号の被災地で、実際にボートを使った救助を行ったということです。
去年の台風19号を受け、災害が発生し避難が必要となった場合に備えてもらおうと今回初めて訓練が行われました。
訓練では他に、救助用ボートの体験も行われました。
利用者は、ライフジャケットを身に付けてボートに乗りました。
伊那署では「水害が発生した時は泥水が溜まり避難が思うようにいかない場合がある。この日の訓練をいざという時の参考にしてもらい今後に役立ててもらいたい」と話していました。 -
JA上伊那・コメリ 委託販売
JA上伊那と新潟県に本社を置く大手ホームセンター株式会社コメリは、農業者の利便性向上を目的に業務提携による委託販売を行います。
委託販売は、JA上伊那が取り扱う肥料や農薬、農業資材などの商品を上伊那のコメリ8店舗で取り扱うとしています。
去年4月からは、試験的にJAオリジナル商品の一部の農薬や肥料などの販売が行われています。
JA上伊那は、今月末までに管内5か所の資材店舗の閉鎖を決めていて、去年2月からコメリとの協業を検討してきたということです。 -
旧井澤家住宅でひな祭り
伊那市西町の旧井澤家住宅で、江戸時代から現代までの様々な雛人形を展示する第15回ひな祭りが、19日から始まりました。
旧井澤家住宅には、雛人形や吊るし雛などおよそ200点が並んでいます。
今では残っているのが珍しいとされる江戸時代の押し絵雛も並んでいます。
こちらは大正時代に作られたとされる内裏雛です。
今回は、伊那市横山の地域住民から寄贈された「どてら」という着物が展示されています。
厚く綿が入っていて、袖口が広くなっていることが特徴で、明治時代のものとされています。
普段は保管されていて、ひな祭りに合わせて展示されました。
祭り期間は、来月3日までで、2日と3日には、甘酒がふるまわれます。
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伊那養護学校 25日にお礼の発表会
伊那市の伊那養護学校中学部1年生は、おもてなしプリンの掛け紙づくりでお世話になった大芝の湯や地域の人に感謝の気持ちを伝える発表会を、25日に南箕輪村の大芝研修センターで開きます。
19日は、発表に向けて生徒たちが劇の練習をしていました。
劇は、授業で扱うものづくり、スポーツ、ダンスの3つを盛り込んだものです。
伊那養護学校は、去年から大芝の湯と協力し、おもてなしプリンの掛け紙づくりに励んできました。
販売当日は、プリンがすぐに完売したことから、購入した地域の人や、大芝の湯のスタッフへ感謝の気持ちを伝えようと発表会を企画したということです。
伊那養護学校では「掛け紙づくりで協力してもらった多くの人に劇を見てもらい、感謝を伝えたい」と話していました。
発表会は、25日(火)午前10時45分から、大芝研修センターで開かれることになっています。
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上伊那ファーマーズの集い
上伊那の農業の現状や課題について考える「上伊那ファーマーズの集い」が19日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
上伊那ファーマーズの集いでは、農業功績者表彰が行われ、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では2人と2団体が表彰されました。
伊那市在住の北原彦郎さんは、長野県農業協同組合中央会の東信支所長などを務め、長年に渡り農業振興に貢献してきました。
同じく伊那市在住の田畑栄一さんは、株式会社武元アグリを設立し、遊休農地の借受けを行うなど、地域農業の振興に尽力しています。
箕輪町の農業生産法人わかば農園株式会社は、町内の小中学校へ学校給食の食材提供などを行っています。
南箕輪村の農事組合法人まっくん野菜家は、栽培技術の研究や地域の中学生に地産地消の大切さを伝えるなど、村の農業や教育の発展に貢献しています。
上伊那ファーマーズの集いは農政への理解を深めようと、上伊那農業委員会協議会が開いたもので、上伊那の農業関係者など、およそ200人が集まりました。
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箕輪町来年度予算案 107億円
箕輪町は過去最高となる総額107億円の来年度一般会計当初予算案を19日発表しました。町では、安全安心を実感できる町を目指す積極予算だとしています。
19日は役場で白鳥政徳町長が概要を説明しました。
予算案について白鳥町長は「令和2年度は実行の年、攻めていく年という位置づけの中で予算規模が大きくなっている。地域で暮らしている人の満足感を高めていく必要がベースにある事を再確認し、人口減少対策はもちろん町として行い、町民を大事にして予算の中でも重点として考えている」と説明しました。
主な事業は木下保育園建設事業に13億3千万円、藤が丘体育館と社会体育館の耐震改修工事に1億5千万円などとなっています。
新規事業として高齢者へのタクシー助成券の配布や公共交通検討会議の開催に520万円、災害時に助けが必要な人を把握する要支援者支援システムの導入に120万円などとなっています。
これらは今年度開いた地区懇談会や町民から町長へ寄せられた手紙での要望や提言をふまえ予算化したものです。
この他、避難所などへ水道水を供給する重要配水管を耐震性のものへ更新する事業に1億5千万円、来年度から4年かけ小中学校全ての児童・生徒に一人一台、タブレットを導入する事業に1千4百万円などとなっています。
来年度の一般会計当初予算案は今年度と比べ13億6千万円多い107億円と過去最高額となっています。
来年度の一般会計当初予算案は3月2日から始まる町議会3月定例会に提出されることになっています。
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信大農学部手作りジャム販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が作った手作りジャムの販売が、18日から始まりました。
ジャムはリンゴや山ブドウ、イチゴなど13種類で、今年はおよそ1万本販売されます。
ジャムは植物資源科学コースの2年生が、実習で栽培してきた果物で作りました。
去年の台風19号による果物への影響も無く、上々の出来栄えだということです。
ラベルに描かれたイラストも、学生がデザインしました。
ジャムは一瓶200グラムで、税込み330円から500円です。
学部内にある生産品販売所で、平日の午前8時45分から午後5時まで販売していて、売り切れ次第販売終了となっています。
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自衛隊入隊予定者17人を激励
上伊那地域の自衛隊入隊予定者の激励会が16日伊那市の伊那公民館で開かれました。
今年度上伊那からは自衛隊採用試験に合格した17人が入隊を予定しています。
激励会は上伊那郡市自衛隊協力会連合会が開いたもので入隊予定者の家族などおよそ100人が参加しました。
小川久雄会長は「日本を取り巻く安全保障環境は激変し宇宙、サイバー、電磁波といった新しい領域が広がっている。
また創造を超える災害も発生するなど自衛隊員への期待が大きくなるなか、その道を選択された皆さんに心から敬意を表しエールを贈ります。」と挨拶しました。
会では入隊予定者を代表して飯島町の金山望亜さんが決意の言葉を述べました。
入隊予定者の17人は海上自衛隊、航空自衛隊、陸上自衛隊にそれぞれ配属されることになっています -
40回の節目 富県ふるさとまつり
伊那市富県の住民が歌や演劇を発表するふるさとまつりが16日
富県ふるさと館で行われました。
まつりは今回が40回の節目となっています。
まつりでは40回の節目を記念して集まった住民全員で歌を歌いました。
富県ふるさとまつりは地域住民の親睦を深めようと毎年行われていて今年は歌や踊りなど21の演目が披露されました。
会場には子どもからお年寄りまで多くの人が集まりステージを楽しんでいました。 -
伊那養護の生徒手作り作品販売会
伊那養護学校高等部の生徒が作業学習で作った作品の販売会が16日伊那市と箕輪町で開かれました。
販売会では高等部の生徒が作った作品が並び訪れた人たちが
買い求めていました。
作業学習は木工や陶芸のほか手工芸、裁縫など7つの班があり班ごとに買い物客に商品の説明をしていました。
陶芸班は皿やカップ、花瓶など模様や形にこだわった作品を販売しました。
手工芸班はブレスレットやポーチなどかわいらしさを売りにした
作品を作りました。
伊那養護学校の販売会は22日土曜日に駒ケ根市のベルシャイン駒ケ根店でも行われることになっていて生徒らは「心を込めて作った作品を用意したので足を運んでもらいたい。」と話していました -
伊那北陸上部OB 横断幕を贈呈
伊那市の伊那北高校陸上部が今年で100周年を迎えるのを記念し、OBでつくる「薫友会」が現陸上部に横断幕を贈呈しました。
15日は伊那市で薫友会の総会が開かれました。
総会では、薫友会の堀正秋会長から現陸上部の武田光典顧問に横断幕が贈られました。
横断幕は縦1m、横8mで、薫友会の寄付金でつくられました。
武田顧問は「横断幕をすぐに部員たちに見せたい。
部員たちの士気をより高め、目標達成に向けてがんばりたい」と話しました。
横断幕は、来月22日の「春の高校伊那駅伝」で、伊那市陸上競技場に掛けられます。
薫友会は、OB同士の繋がりの強化や現陸上部の支援を目的に2018年に発足しました。
総会ではおよそ65年前の陸上部OBが、当時の陸上部の写真を見ながら思い出を振り返りました。
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市来年度予算案 過去最高346億円
伊那市は、過去最高額となる総額346億3,800万円の来年度一般会計当初予算案を18日に発表しました。
市では「未来を織りなす 創造と循環のまち 伊那市」の実現に向けた予算編成としています。
この日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が概要を説明しました。
白鳥市長は「どこの自治体も財政事情は苦しく、規模は小さくなってしまうが、いま投資しておくことが大事な部分もずいぶんある。将来に渡って循環型社会を目指すこと、伊那からCO2をなくしていくことなどそういった部分に及ぶ予算編成になっていると思う」と話していました。
主な新規事業は、福祉まちづくりセンターの建て替えに11億7,866万円。若宮市営住宅の建て替えに4億8,808万円。旧伊那消防署を再利用した「産業と若者が息づく拠点施設」の運営費に1,200万円。岐阜県高山市から伊那市高遠町を結ぶ、国道361号沿線自治体を周遊するバスの運行に300万円などとなっています。
また、環境にやさしい循環型社会の実現として、自然エネルギー設備を設置し、防災と低炭素を両立させる整備に2億902万円。7月のレジ袋有料化に向けエコバッグの普及促進に100万円などとなっています。
このほか継続事業の、環状南線の建設に3億5,371万円。新産業技術の推進に1億8,846万円などとなっています。
総額では、令和元年度よりも23億5,200万円、これまでで最も多かった平成30年度よりも10億2,000万円多い346億3,800万円で、過去最高額となっています。
令和2年度の一般会計当初予算案は、25日から始まる市議会3月定例会に提出されることになっています。 -
前期選抜 389人にひと足早い春
県内の公立高校前期選抜試験の合格発表が18日に行われ、合格した受験生に一足早い春が訪れました。
前期選抜試験は10日に実施され、上伊那の公立高校では585人が受験し389人が合格しています。
後期選抜試験は3月10日に行われ、合格発表は19日の予定です。 -
まちなかミュージアム 昭和の思い出振り返る
昔の暮らしや風景の、写真を展示する「まちなかミュージアム」が、伊那市内の郵便局や銀行で開かれています。
高遠町歴史博物館は、地域の歴史や自然を後世に伝えていこうと、資料のデジタル化を進めています。
5年ほど前から、地域住民から昭和の暮らしや自然が写っているフィルムや写真などを地域住民から集めていて、これまでに27万点以上がデジタル化されました。
今回はその一部を公開するものです。
11月27日まで、市内の郵便局、八十二銀行、アルプス中央信用金庫で開かれています。
高遠町歴史博物館では、フィルムや写真の収集を引き続き行っていて、集めているのは昭和中ごろまでの風景や行事の写真、出征した家族の写真や戦時中の記録写真などです。
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タイの農協職員ら 伊那市の農家視察
農業視察で日本を訪れている、東南アジア・タイの農業協同組合が18日、伊那市が出荷量日本一の花・アルストロメリアの農家を視察しました。
この日は、タイ北部に位置するチェンマイ県ドイサケット郡の農協職員や農家など10人が、伊那市東春近の花卉農家・川口隆さんのハウスを訪問しました。
ドイサケット郡の農協では、主にコーヒー豆を栽培していますが、マーケティング戦略が不十分で、収益性が低く付加価値の創出が出来ていないということです。
今回、日本の農協がどのような役割を果たしているかを知り、自国の課題解決につなげようと 視察に訪れました。
訪れたメンバーらは、1本の苗からどのくらいの量が出荷できるのか、どういう状態で出荷しているのかなど、川口さんに質問していました。
川口さんは「花をつくる仲間と品質を落とさないように、揃えて出すことで、市場価値を下げないように努めています」と、説明していました。
タイ農業協同組合省 協同組合振興局アチャ・スウォンニタヤ副局長「日本のみなさんの勤勉さがよくわかりました」と話していました。
ドイサケット・パタナ農業協同組合スリヌアン・タイトン組合長は「タイに比べて狭い土地の中で工夫しながらやっているのがわかりました。地元に帰って学んだことを活かしたい」と話していました。
今回の視察は、国際協力機構JICAの協力で実現したもので、メンバーらは、22日まで日本に滞在するということです。 -
町国保税 来年度「据え置き」
箕輪町国民健康保険運営協議会が17日夜、町役場で開かれ、令和2年度の国保税率を据え置きとする方向性をまとめました。
協議会には、委員9人と白鳥政徳町長が出席しました。
現在の国保税の税率は、医療給付費分が所得割で6.5%、均等割で1人あたり2万5,000円。後期高齢者支援分が2.3%・1人あたり8,500円。介護納付金分が1.8%・1人あたり8,000円となっています。
協議会では、妥当な税率だとして来年度も据え置く方針をまとめました。
町では、来年度の被保険者数を今年度よりも300人少ない4,600人と見込んでいて、国保税の収納見込額を4億4,400万円としています。 -
二・四事件に学ぶ集会 29日開催
昭和8年に長野県内の教員が治安維持法違反で検挙された二・四事件について学ぶ上伊那集会が29日に開かれます。
集会のプレ企画の学習会が11日伊那市のいなっせで開かれました。
学習会では伊那市竜東9条の会事務局長の有賀光良さんが、戦前の特高警察が残した資料を基に事件の概要や日本が戦争へと進む歴史の流れについて話しました。
二・四事件は昭和8年2月4日から半年あまりの間に、治安維持法違反で県内の教員など600人ほどが検挙された弾圧事件です。
有賀さんは「名簿を見ていると、罪が確定しないまま7か月ほど拘留されている人もいる。いかに不当に長期間拘束されていたが分かる」などと話していました。
上伊那の元教員らでつくる実行委員会は、戦争の歴史を振り返り今に活かしていこうと、29日に二・四事件に学ぶ上伊那集会を市内で開きます。
当日は事件の概要についての話の後、討論が行われます。
集会は29日午後0時50分から伊那市のいなっせで開かれ、資料代は500円です。
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南箕輪村の日 保育園で特別給食
2月18日は南箕輪村の日です。
村内の保育園では、村の日にちなみ地元産の野菜などを使った給食が出され、子どもたちが味わいました。
中部保育園でも村の日特別給食が提供されました。
村内で栽培された米や、むらのイメージキャラクター「まっくん」にみたてた蒸しもの、大芝いちごなど5品です。
子どもたちは「まっくんおいしい」「お米がおいしい」と感想を言いながら給食を味わっていました。 -
バス停アートに園児が飾り付け
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児は、東京芸術大学大学院の学生がペンキで装飾したバス停に、17日飾り付けをしました。
飾り付けをしたのは、伊那市高遠町藤沢の荒町バス停です。
バス停は、芸大生が「鳥」をモチーフに装飾したものです。
赤や紫の手形は、高遠第2・第3保育園の園児全員のものです。
バス停は、去年11月から東京芸術大学大学院の学生がペンキを塗りはじめ、アート作品にしたものです。
高遠第2・第3保育園では「バスを待つ時間が楽しくなる作品ができた。たくさんの人に見て親しんでもらいたい」と話していました。