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コロナの影響で米の生産目標減少へ
来年の上伊那での米の生産目標は2万7,707トンと、今年に比べて598トン減少となっています。
新型コロナ禍で米の需要が減っているということです。
17日は伊那市のJA上伊那本所で長野県農業再生協議会上伊那地方部の総会が開かれ、来年の米の生産目標を決めました。
上伊那の来年の米の生産目標は今年より598トン少ない2万7,707トンです。
市町村別では、伊那市が1万1,851トン、箕輪町が2,262トン、南箕輪村が1,502トンとなっています。
新型コロナの影響で外食産業の需要が減っていることから、来年の生産量にも影響が出たということです。
なお、国の今年の生産量は723万トンで、来年の目標は693万トンと30万トン近く削減するということです。
生産目標を大幅に減らすことから今年の協議会は例年より1か月半ほど早く開かれました。
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羽広菜かぶの収穫作業始まる
長野県の伝統野菜に認定されている羽広菜かぶの収穫作業が17日から伊那市西箕輪羽広の畑で始まりました。
17日は西箕輪の農家でつくる羽広菜生産加工組合のメンバーが広さおよそ10アールの畑で今シーズン初めての収穫作業を行いました。
羽広菜かぶは円すい型で上の部分が薄紫色をしています。
県が認定する信州の伝統野菜でしゃきしゃきとした食感が特徴です。
組合員はかぶを抜き葉の部分を切ってからコンテナに入れていました。
羽広菜生産加工組合は一時衰退していた羽広菜を地域の食文化として伝えていこうと1992年に設立されたもので現在は10人で活動しています。
収穫した羽広菜はみはらしファームにある加工場に持ち込まれ、きれいに洗ったあと漬け込み作業が行われます。
完成したかぶ漬けは来月上旬にみはらしファームのとれたて市場などで販売されます。
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木工や布工芸など伊那谷の手しごと展
木工や布工芸などの作品が並ぶ伊那谷の手しごと展が17日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
伊那谷の手しごと展には伊那市など上伊那を中心に6人の作家が木工や布工芸など800点ほどを出品しています。
6人はクラフト展などで知り合ったものづくりの仲間で情報交換をしながら作品づくりに取り組んでいるということです。
かんてんぱぱホールでは毎年、春と秋の2回展示会を開いていますが今年は新型コロナウイルスの影響で春の開催を見送ったということです。
代表の田中稔さんは「新型コロナにより作品を見てもらう機会が減ってきています。大変な時ですが会場に足を運び各作家の手づくりの温もりを感じてもらいたい。」と話していました。
伊那谷の手しごと展は23日まで開かれています。
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最高気温20.2度 暖かい1日
16日の伊那地域の最高気温は20.2度を記録し、10月中旬並みの暖かい1日となりました。
伊那市の富県小学校では、児童が学校の畑で取れた芋を焼き芋にして味わいました。
1時間ほどで焼き芋が出来上がり、児童が味わっていました。
16日の伊那地域の最高気温は午後1時49分に20.2度を記録し、平年より7度ほど高い暖かい1日となりました。
長野地方気象台によりますと、向こう1週間は平年より3度から8度ほど気温の高い日が続くということです。
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信州縁起物製作所 正月飾りの製作ピーク
箕輪町沢の信州縁起物製作所で「正月飾り」作りがピークを迎えています。
16日は、従業員8人が大型店に出荷する正月飾りの製作に追われていました。
作業は10月初旬から始まり、今がピークとなっています。
機械と手作業で稲わらをなう人、なったものの余分な部分を取り除く人、複数のパーツを合わせて組み立てる人、組み立てたものに飾りを付ける人など、工程ごとに分かれて進められます。
信州縁起物製作所では、南信地域を中心に県内各地の大型店や個人商店と取り引きをしています。
作っている飾りは、全部で10種類以上あり、地域ごとに特色があるということです。
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ほりでいドーム 人工芝張り替え
伊那市高遠町勝間の室内運動場「ほりでいドーム」の人工芝の張り替えが終わり、14日から利用開始となりました。
新しく人工芝が張り替えられたほりでいドームです。
午前中は、市内の硬式テニスクラブが練習をしていました。
ほりでいドームは2001年に利用開始となった室内運動場です。
広さは、テニスコート2面、フットサルコート1面分のおよそ1,400平方メートルです。
オープンから20年近くたち芝が痛んでいたことから、今回全面張り替えとなりました。
これまでのものより芝が長くなった他、砂が舞い上がりにくくなったということです。
工事は、10月26日からおよそ3週間かけて行い、費用はおよそ2,000万円となっています。
利用者は、「コートの色がこれまでの黄緑色から青色になり、球が見やすくなった。芝が長く足がすべりにくくなったのでプレーしやすいです」と話していました。
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長野県内 新たに10人の感染確認
長野県などは、新たに10人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、16日に発表しました。
県の発表によりますと、感染が確認されたのは、上高井郡小布施町の10代の男子小学生1人、須坂市の60代の自営業の男性1人、上田市の70代の無職の女性1人の3人です。
濃厚接触者は、あわせて5人です。
また長野市は、新たに7人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、きょう発表しました。
感染が確認されたのは、長野市の20代~60代の男女7人です。
濃厚接触者は合わせて50人です。
16日午後4時半現在、県内で感染が確認されたのは471人となっています。 -
長野県SNSコロナ情報(17日~まずはかかりつけ医に相談を)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【11/17(火)以降、まずはかかりつけ医に電話相談を】
発熱等の症状がある方は、まずは電話でかかりつけ医等の身近な医療機関に相談して下さい。
かかりつけ医がない、土日・夜間など、相談先に迷った場合は、「受診・相談センター」(保健所)へ電話相談して下さい。
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セブンイレブン伊那中央店 詐欺を防ぎ感謝状
伊那警察署は、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市のセブンイレブン伊那市中央店に、感謝状を贈りました。
16日は、伊那署の土屋秀夫署長が伊那市の伊那中央店を訪れ、従業員の豊田真司さんに感謝状を手渡しました。
11月3日の午後8時ごろ、店を訪れた市内に住む40代の女性が9万円分の電子マネーを購入しようとしました。
高額の購入を不審に思った豊田さんが女性に確認したところ「パソコンが故障して修理代に使う」と話したということです。
豊田さんは、架空料金請求詐欺を疑い、別の店員と協力して警察に通報し詐欺を未然に防ぎました。
なお、伊那中央店は今年7月にも同様の詐欺被害を未然に防いでいることから、「あなたの街のサギ防止優良店」に認定されました。 -
特殊詐欺被害を未然に防ぎ感謝状
伊那警察署は、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、南箕輪村のセブンイレブン南箕輪塩ノ井店に感謝状を13日、贈りました。
この日は、伊那警察署の土屋秀夫署長がセブンイレブン南箕輪塩ノ井店を訪れ、従業員の竹松春美さんに感謝状を手渡しました。
11月3日の午後3時ごろ、店を訪れた上伊那郡の60代の女性が、30万円分の電子マネーを購入しようとしました。
この女性は「インターネットの視聴料30万円を今日中に電子マネーで支払うよう言われた」と話したということです。
不審に感じた竹松さんが詐欺を疑い、電子マネー会社に問い合わせるよう促し、被害を未然に防ぎました。
今年に入り伊那署が確認している管内の特殊詐欺被害の件数は6件で、被害額は866万円だということです。
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箕輪西小の児童が間伐作業
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、地域住民らと一緒に上古田の区有林で間伐作業などを10月19日に、行いました。
この日は、4年生15人が樹齢およそ10年のヒノキの木10本を間伐しました。
作業は、子どもたちが森に親しみ環境への理解を深める、みどりの少年団の活動として毎年行われています。
児童らが身に着けているヘルメットは、長年の活動が認められ、箕輪町を通して県からきょう贈られました。
間伐は、木の成長に必要な光が当たるようにする作業です。
その後、児童らは不要な枝を切りおとす枝打ちを行いました。
最後は、植樹したヒノキを鹿やうさぎなどの食害から守るために薬剤を塗る作業をしました。
葉の表面に、鹿などが嫌がる匂いのする薬剤を塗ることで、食べられるのを防ぐ効果があるということです。
間伐などを指導した関係者は、「作業を通して森林の働きや自然の大切さを学んでほしい」と話していました。 -
受験生応援!サクラコマ合格祈願
回すと花びらが開くサクラコマの受験シーズンに合わせた合格祈願が16日、伊那市高遠町の弘妙寺で行われました。
サクラコマは、伊那市内の製造業などでつくるご当地お土産プロジェクトチームが完全地産の土産品として完成させたものです。
この日は、プロジェクトチームのメンバーが弘妙寺を訪れ、合格祈願をしました。
コマは、回すと花びらが開くようになっていて、受験シーズンに合わせて毎年合格祈願を行い、販売しています。
また、この日はプロジェクトに参加している高遠さくらホテルの「高遠さくら咲くダルマ」の合格祈願も行われました。
今年は新色のピンクも販売されます。
サクラコマは16日から、高遠さくら咲くダルマは、18日から高遠さくらホテルなどで販売されます。
200個限定の合格祈願サクラコマは1つ税込み1,320円で、だるまはいずれの色も税込みで小が1,500円、中が2,000円で、あわせて150個限定です。
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外国人向けの伊那谷「食」モデルツアー
伊那市の食・そばやガレット、野菜を県内在住の外国人に味わってもらうモデルツアーが、15日市内で開かれました。
ツアーには、外国人5人を含む13人が参加しました。
一行は、まず、伊那市高遠町の高遠城址公園内にある高遠閣を訪れ、そばを味わいました。
モデルツアーを企画したのは、伊那市地域おこし協力隊の五嶋 博之さんです。
五嶋さんは、今年4月から、海外からの誘客を図るインバウンドコンダクターとして協力隊に赴任しました。
高遠そばやガレットなど、伊那谷の食をテーマに、県内在住の外国人向けのツアーを今回初めて企画しました。
参加者は、焼き味噌と辛み大根で食べる打ち立ての高遠そばを味わっていました。
このイベントには、プロバスケットボールチーム・信州ブレイブウォリアーズアカデミーが集客に協力し、市内の飲食店や農家などが料理や体験などのコンテンツを提供しました。
午後には、伊那谷野菜を使ったガレットやリンゴのシードルを味わったということです。
五嶋さんは、外国の人達の意見を聞きながら、伊那谷の食の魅力を打ち出し、インバウンドの受け入れにつなげていきたいとしています。
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保育ブロック用の「土」ため池で採取
箕輪町下古田の住民有志でつくる「西部山林環境改善保全会」は災害に強い山をつくろうと、広葉樹などを育てる保育ブロックの原料となる土を地域のため池で15日採取しました。
箕輪町下古田にある農業用のため池です。
原料となる土を採取する為、4日前から水が抜かれました。
15日は会のメンバー10人ほどが土のう袋に土を詰め、池の上へと運び出していました。
ため池などに堆積した土は粘土質で、養分を含んでいることから保育ブロックを作るのに適しているという事す。
この日は50袋、およそ500キロ分の土を運び出しました。
泥の中には沼貝という珍しい貝も生息していました。
会では29日午前10時から「種まき体験交流会」を箕輪町のJA上伊那北部育苗センターで開く予定です。
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県内で新たに13人コロナ感染確認
長野県と長野市は新たに13人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと15日発表しました。
県の発表によりますと感染が確認されたのは、上高井郡小布施町の40代の会社員の男性1人と千曲市の30代の会社員の女性1人、飯山市の50代の会社員の女性1人です。
濃厚接触者は、あわせて7人です。
発表された3人は、いずれもこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者として検体を採取していました。
長野市の発表によりますと感染が確認されたのは10代から70代の男女10人です。
15日午後3時半現在、県内で感染が確認されたのは461人です。
また、長野県は14日全県に新型コロナウイルス注意報を、長野圏域に特別警報を発令しました。
県内の7日から13日までの新規感染者数は91人で人口10万人あたり4.46人と過去最多となっています。
県では他の人との距離の確保やマスクの着用、手洗い消毒の徹底など感染防止に努めるよう注意を呼び掛けています。
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上伊那少年野球連盟 6年生大会
上伊那少年野球連盟6年生大会が15日伊那市内で開かれ、小学校で最後となる試合を楽しんでいました。
大会は卒団を控えた子供たちの交流の他、中学になっても野球を続けてもらおうと去年から始まりました。
今年は上伊那の28チームから6年生およそ100人が出場し地域ごとにチームを組み、はつらつしたプレーを見せていました。
大会の模様は、来年1月に放送する予定です。
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県内で新たに19人コロナ感染確認
長野県は、新たに8人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと14日、発表しました。
県の発表によりますと、感染が確認されたのは、飯山市で3人、小諸市で2人、上田市で1人、大町市で1人、上水内郡信濃町で1人のあわせて8人です。
飯山市の3人は50代から70代の男女、小諸市の2人は40代女性と10才未満の未就学男児、上田市は40代男性、大町市は40代男性、信濃町は50代女性です。
濃厚接触者はあわせて18人です。
また県は13日、下諏訪町や小諸市、須坂市、信濃町であわせて7人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
午後2時現在、県内で感染が確認されたのは437人で、入院しているのは91人、死亡したのは6人です。
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山室神社で初めての七五三詣
伊那市高遠町山室の山室神社で、初めての七五三参りが14日に行われました。
14日は、午前中2組、午後5組の合わせて7組が訪れました。
今年の春、京都府から移住した下鳥さん夫妻と、今年5歳になる藁弥君です。
「地元の神社で七五三参りをしたい」と地域の人に相談したところ、他にも希望する家庭があったことから、今回初めて行われたものです。
神事では、玉串を奉納して健やかな成長を祈りました。
富岡清彦宮司は、「地元の神社を大切に思う気持ちがうれしい。今後も要望があれば続けていきたい」と話していました。
藁弥君の両親は、「自分らしくたくましく成長してほしい」と目を細めていました。 -
春近神社で七五三詣
伊那市東春近の春近神社で、七五三詣が14日、行われました。
この日は着物を身にまとった子どもと、その両親が神社を訪れ、子どもたちの健やかな成長を願っていました。
今年は、新型コロナウイルス対策として事前予約制で、一度に参加できる親子を2組までとし、30分ごと入れ替わりで行いました。
春近神社では、毎年11月15日に近い土日に七五三詣を行っています。
訪れた人たちは、作法を教わりながら玉串を奉納していました。
花畑樹彦宮司は「コロナ禍だが、子どもたちにすくすくと大きく育ってもらえるよう祈りました」と話していました。
春近神社の七五三詣は15日も行われることになっています。
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第6回翔風会書展 力作並ぶ
伊那市と箕輪町で開かれている書道教室「翔風会」の会員による作品展が町文化センターで開かれています。
第6回翔風会書展には、小学生から一般まで、会員20人の作品約100点が並んでいます。
例年は2年に1度作品展を開いているということですが、今年は新型コロナウイルスの影響で発表の機会がなかったことから、去年に引き続き開催したということです。
作品の中には新型コロナウイルスへの一言と題して並べられたものもあります。
会では「会員の力作が並んでいる。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
作品展は21日(土)まで、箕輪町文化センターで開かれています。
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優良運転者で表彰
伊那交通安全協会副会長の上島順一さんが優良運転者として関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長連名表彰を受賞しました。
27日上島さんが伊那警察署を訪れ土屋秀夫署長に受賞報告をしました。
上島さんは伊那交通安全協会副会長として啓発活動などを行ってきたほかドライバーの模範として事故防止に努めてきました。
県内では20人が受賞していて伊那安協では上島さんが唯一の受賞となっています。
上島さんは「物損事故を減らすことが人身事故を減らすことにつながる」と話し引き続き広報啓発活動に力を入れていくとしています。 -
日本禁煙友愛会が寄付
今年4月に解散した一般社団法人日本禁煙友愛会は伊那市と南箕輪村に寄付金を贈りました。
13日、武居芳次副会長ら5人が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
伊那市への寄付金は600万円です。
禁煙友愛会の取り決めで解散後の会の残金は公共団体に寄付することになっていることから会員がいる伊那市と南箕輪村に寄付することにしたということです。
日本禁煙友愛会は1955年に伊那市で発足し交通機関、公共の場所での禁煙などを呼び掛ける活動などを行ってきました。
会ではそれら活動により一定の役割を果たすことができたとして今年4月に解散しました。
また13日は会のメンバーが南箕輪村役場を訪れ、原茂樹副村長に目録を手渡しました。
村への寄付金額は100万円です。
会によりますと、清水篤志会長をはじめ、南箕輪村出身の会員が所属していることから、村への寄付を決めたということです。
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栄養ケア・ステーションを新設
伊那市の伊那食品工業株式会社は長野県で第1号となる公益財団法人日本栄養士会認定の栄養ケア・ステーションを新設しました。
13日は伊那食品工業で栄養ケア・ステーション新設発表会が開かれました。
栄養ケア・ステーションは伊那食品工業内の健康パビリオンに併設されます。
日本栄養士会のネットワークのひとつとして地域住民などに栄養指導を行うもので、ダイエット食など栄養バランスを考慮した献立の作成や食事・栄養に関するセミナーなどを開催します。
伊那食品工業によりますと栄養ケア・ステーションは全国で216か所が認定されていて県内では第1号だということです。
伊那食品工業では管理栄養士などを常駐させて栄養に関する相談を受け付けるほか料理教室、健康セミナーの開催を予定しています。 -
長野市で新たに16人コロナ感染確認
長野市は、新たに16人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと13日、発表しました。
市の発表によりますと、感染が確認されたのは10代から70代の男女16人です。
長野市内で確認された1日あたりの感染者数は、この日が最多となっています。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは422人となっています。 -
箕輪町と豊島区森林整備の協定締結
箕輪町と東京都豊島区の森林の里親協定の締結式が12日、オンラインで行われました。
この日は、町役場と豊島区役所をテレビ会議システムで繋いで締結式が行われました。
町と豊島区は、森林の里親協定を9月1日に結んでいて、今回は両首長がオンラインで締結の挨拶をしました。
森林の里親協定は森林整備に意欲的な地域と社会貢献を進める企業や自治体などが連携して森づくりをする協定で、県が行っている事業です。
協定では、ながた自然公園やその周辺を「としまの森・みのわ」とし、豊島区の森林環境譲与税を使って整備します。
事業費は5年間でおよそ1,500万円となっていて、当面は3年間で2.9ヘクタールの森林を、残りの2年間でさらにその周辺の整備を進めることになっています。
豊島区の高野之夫区長は「環境を切り口にこれからも交流を進めていきたい」と話していました。
協定は令和6年度までの5年間となっています。 -
公立高校募集定員公表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を13日、公表しました。
上伊那の公立高校の募集定員は今年度と同じ定員数です。
上伊那8校の募集定員は次の通りです。
辰野高校は普通が80人、商業が40人です。
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キャリアフェス オンラインで開催
伊那市内の中学2年生が大人とふれあい将来について考えるキャリアフェスがオンラインで12日、開かれました。
キャリアフェスは、エレコムロジテックアリーナ・伊那市民体育に企業や団体のブースを設けて行う予定でした。
しかし市内で新型コロナ感染者が確認されたことから急遽テレビ会議システムを活用しての実施となりました。
体育館では、市内6つの中学校の生徒でつくる実行委員会が開会式を行い、その様子を配信しました。
12日は上伊那の53の企業や団体などが参加し市内6つの中学校をオンラインで結びました。
伊那市防災コミュニティセンターには配信ブースが設けられ実行委員長の田畑和輝さんが、アニメキャラクターに扮してイベントを盛り上げていました。
伊那中学校では、2年生の生徒が企業の担当者からタブレットを通して話を聞いていました。
企業側は、工夫をこらして会社の概要や仕事のやりがいなどについて話していました。
中には本格的な機材を揃えて参加する企業もありました。
キャリアフェスは、育った地域に愛着を深め、誇りを持ち、未来を考えるきっかけにしてもらおうと毎年開かれていて、今回で3回目です。
12日は、市内6つの中学校の2年生670人が参加しました -
道路の在り方 伊那市で実証
道路舗装などを手掛ける東京都の大成ロテック株式会社は、自転車などの利用実態や課題を調査し次世代の道路の在り方について検証する実証実験を伊那市で行います。
11日は、連携協定に関する調印式が市役所で開かれ、白鳥孝伊那市長と大成ロテック株式会社の西田義則社長が協定書を取り交わしました。
自転車や車いすなどが移動する際、安全で快適に利用できる道路整備のあり方や課題を検証しようと実施するもので、伊那市をフィールドに令和5年度までを計画しています。
課題を把握するため、自転車を利用する中高生からデータを収集する他、市内の道路利用状況などを検証しシステム構築につなげていくとしています。
大成ロテックでは、自動運転の実証実験やAIを活用したぐるっとタクシーなど最先端技術を取り入れている伊那市に連携を申し入れたということです。
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弘妙寺 イチョウの絨毯
伊那市高遠町の弘妙寺では、イチョウの葉が落ちて黄金色の絨毯が広がっています。
弘妙寺の境内には樹齢数百年のイチョウの木がありここ数日の冷え込みで葉が一気に落ちました。
毎年この風景を楽しみに訪れる人もいるということで15日の午前中までこのままにしておくということです。
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伊那谷みらいスクール事前セミナー
上伊那の高校生が、自分の進路や将来について、大学生や社会人に話を聞く、伊那谷みらいスクール2020が21日と22日に開かれます。
12日は、開催を前に、箕輪町の箕輪進修高校で事前セミナーが開かれ、1年生およそ100人が参加しました。
講師を務めたのは、一般社団法人ユニカルラボラトリーの代表で、現在は東京の調査会社で働いている丸谷華織さんです。
丸谷さんは、コロナ禍での働き方の変化などについて話をしていました。
事前セミナーは、社会人の働き方や生き方を高校生に知ってもらい、自分の進路や将来につなげてもらおうと開かれました。
21日と22日には箕輪町商工会館で伊那谷みらいスクール2020が開かれることになっていて、社会人や大学生から、自分の人生や、仕事の選び方などの話を聞くワークショップなどが予定されています。
主催したユニカルラボラトリーでは「伊那谷みらいスクールに参加してもらい、将来どんな働き方をしたいか考えるきっかけにしてもらいたい」と話していました。