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南ア食害対策協議会の活動報告
南アルプス食害対策協議会の活動報告会が17日、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれ、GPSを取り付けたニホンジカが季節ごとに山を移動していることが報告されました。
会には、信州大学農学部や南信森林管理署など、関係機関から30人が集まりました。
信大農学部の渡邉修准教授は、今年度の活動報告として、ニホンジカ3頭の首にGPSを取り付け、位置情報をもとに高山帯での行動範囲を調査した結果を説明しました。
渡邉准教授は、ニホンジカは、夏の時期は高山帯へ移動し、冬は標高の低いところにいるとして、季節ごとに移動を行っているとの調査結果を報告しました。
調査から、高山植物を食害から守る防護柵設置のタイミングや、山麓でのシカ捕獲について検討していく必要があると話していました。
南アルプス食害対策協議会は、野生動物から高山植物の保護を目的に平成19年に発足しました。
これまでにニホンジカの食害から守るため防護柵の設置など行っています。
今後は、報告の内容をもとに来年度の活動について計画していくということです。
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シルバー人材センター作品展
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの会員による作品展が、伊那市のシルバー人材センターで開かれています。
会場には、陶芸や絵画など会員37人の作品150点が並んでいます。
展示会は、作品づくりに励んでいる会員の集大成として、毎年開かれていて、今年で27年目です。
伊那広域シルバー人材センターは、伊那市から辰野町までの60歳以上の高齢者588人が所属しています。
センターでは、「働くだけでなく、趣味や物作りに励んでいる会員の作品を見て楽しんでもらいたい」と話していました。
展示会は、20日まで開かれています。
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イクメン・カジメンフォト表彰式
育児や家事をする父親と子どもを撮影した写真のコンテスト、「イクメン・カジメンフォトコンテスト」の表彰式が、箕輪町のイオン箕輪店で15日に行われました。
表彰式では、イクメン部門グランプリの桑澤みはるさん、カジメン部門グランプリの岩崎祐紀さんをはじめとする入選者に表彰状が授与されました。
イクメン・カジメンフォトコンテストは、箕輪町が男女共同参画社会推進の取り組みの一環として開催しているもので、33人から54点が集まりました。
今年で2回目のフォトコンテストには、「カジメンの部」も加わり、楽しそうに料理をつくる親子を撮影した写真などが寄せられました。
白鳥政徳町長は「家や自然の中で素晴らしい写真が撮影できたと思う。箕輪町をより親子が住み良い町にしていきたい」と話していました。
写真は16日までイオン箕輪店で展示され、その後は役場や町文化センターに会場を移すということです。
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日本禁煙友愛会 伊那支部解散総会
一般社団法人日本禁煙友愛会の伊那支部の総会が17日に開かれ、解散が承認されました。
3月に65年の歴史に幕を下ろします。
総会には、会員など60人ほどが出席し、解散が承認されました。
伊那市に本部がある禁煙友愛会は、1955年に初代会長の故小坂精尊さんら10人が、禁煙友愛運動を呼び掛ける任意団体として設立しました。
年会費は設立当初から変わらず2,400円で、禁煙や受動喫煙の防止を呼び掛けるポスターの作製、保育園や小中学校への啓発物品の寄贈などを行ってきました。
最盛期には全国に5万人近い会員がいましたが、今年度は2,500人ほどに減少し、高齢化も進んでいることから、解散することを決めました。
日本禁煙友愛会会長で伊那支部長の清水篤志さんは、「解散はしますが我々の思いは続いていきます」と話していました。
日本禁煙友愛会の解散総会は、3月17日に市内で開かれます。 -
確定申告 全国一斉にスタート
17日から全国一斉に令和元年分の確定申告の受付が始まりました。
確定申告は、自営業者や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象となります。
伊那税務署が管轄する辰野町から中川村の住民が対象となる申告会場は、伊那市のいなっせに開設されています。
訪れた人たちは、伊那税務署の職員からサポートを受けながら申告書を作成していました。
また今年は、スマートフォンを使った申告を広めていこうと、専用コーナーが拡充されました。
伊那税務署では、「期間の終盤は混み合うので早めの申告をお願いします」と呼びかけていました。
確定申告は、3月16日月曜日までで、受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
ゲノム編集 食の安全は?
名古屋市在住の分子生物学者で、遺伝子組み換え技術やゲノム編集に詳しい河田昌東さんの講演会が8日に伊那市の伊那図書館で開かれました。
河田さんは、かつて名古屋大学で遺伝子組み換え技術に取り組む一方で、当初からその危険性を問い続けてきました。
ゲノム編集は、植物や動物の遺伝情報を改変して、別の性質を持たせます。
別の遺伝子を組み入れる遺伝子組み換えに対し、特定の遺伝子を取り除くことで、魚を太らせたりするものです。
自然界では起こりえない遺伝子組み換えは、安全性の審査や表示が義務づけられていますが、
ゲノム編集は、突然変異でも起こり得るため、安全性の審査や表示は不要で、それを不安視する声もあります。
チェルノブイリ原発事故の被災者に対する支援活動をしてきた「伊那谷いのちがだいじ!連絡会」が、ゲノム編集について情報を共有しようと今回の講演会を行いました。
講演が終わると、多くの参加者から手が上がり、活発な質疑応答が行われていました。
この講演会の模様は、ご覧のチャンネルで放送を予定しています。 -
気軽に楽しむトリムバレー大会
通常のバレーボールよりやわらかいボールを使う「トリムバレーボール」の大会が16日、伊那市のサンビレッジ体育館で開かれました。
大会には、市内の25チーム117人が参加し、男女混合の部と女子の部に分かれ、ブロックごとの予選と決勝トーナメントで試合を行いました。
トリムバレーボールは、通常のバレーボールより柔らかいボールを使うため、気軽に楽しめるのが特徴です。
大会は、チーム同士の交流を深めようと伊那市スポーツ協会トリムバレーボール部が開いたものです。
伊澤敏明部長は「トリムバレーは若者から高齢者まで一緒に楽しめるスポーツです。大会を通じて生涯スポーツとして普及させていきたい」と話していました。
大会の結果、混合の部は西春近の「なかよしC」、女子の部は「西春近北部」が優勝しました。
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ビッグデータ 伊那市の経済分析
国が提供する地域経済のビッグデータをもとに分析した、伊那市の経済を考える地方創生セミナーが、伊那市の伊那商工会館で5日開かれました。
講師を務めたのは、日本商工会議所で地域経済の調査などをしている鵜殿裕さんです。
鵜殿さんは「全国と比較して伊那市で特化している産業は、生産規模は大きくないが家具と食料品を含む農林業だ。
農林業の成長をより重要視していく必要があるのではないか」と話していました。
また、「観光と農林業を組み合わせたビジネスも1つの戦略となるのではないか」と話していました。
講演には伊那商工会議所の会員や市の職員などおよそ60人が参加し、講演に耳を傾けていました。
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「南箕輪村の日」記念イベント
2月18日の南箕輪村の日を前に、「南箕輪村の日」の記念イベントが16日村民センターで開かれ、村民の歌の合唱や功労表彰が行われました。
記念イベントでは、小中学生や一般公募で集まった合唱団が「南箕輪村民の歌」を披露しました。
村民の歌は昭和36年に制定されたもので、平成28年に混声四部合唱に編曲されました。
平成29年から村の日のイベントで合唱を披露していて、今日も力強い歌声を響かせていました。
16日は村の発展に尽力した個人や団体が表彰されました。
表彰状が贈られたのは、4期16年村議会議員を務め、そのうち8年間議長として地方自治振興に尽力した原悟郎さんなど5人と1団体です。
このほか、22の個人と団体に感謝状が贈られました。
イベントでは村内の団体や小中学生が活動の成果を披露しました。
このうち大泉囃子の伝承に取り組もうと去年発足した粋龍組が演奏を初披露しました。
唐木一直村長は「県下一若い村として注目され発展を続けているのは先人の皆さんのおかげ。これからも住みよい村として持続できるよう努力を続けていきたい」と話していました。
南箕輪村は明治8年2月18日に誕生し、今年で145年となります。
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フルートアンサンブルコンサート
上伊那を中心としたフルート愛好家でつくる伊那フルートアンサンブルのコンサートが16日伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
伊那フルートアンサンブルのコンサートは今回で17回目となります。
今年はオリンピックが開催されることからコンサートのテーマを
「スポーツと音楽」としスポーツに関する曲などを演奏しました。
コンサートではメンバー約30人がステージに立ち低音のコントラバスフルートから高音のピッコロまで5種類のフルートを披露しました。 -
天竜川水系で渓流釣り解禁
天竜川水系で16日から渓流釣りが解禁となりました。
伊那市小沢川では天竜川漁業協同組合の関係者が解禁初日から50センチほどのニジマスを釣りあげていました。
解禁初日の16日はあいにくの雨となりましたが、小沢川では
天竜川漁協理事の伊藤伸一さんが50センチほどのニジマスを釣りあげていました。
漁協では解禁を前に上伊那の主な渓流にあまごの成魚、およそ5000匹、400キロ分を放流してきました。
今シーズンは暖冬のため雪がなく水量が心配されますが、釣果は期待できるということです。
魚を釣り上げるまでのプロセスを楽しむ伊藤さんは体長を測り写真を撮ると川に放していました。
天竜川水系での遊漁料は年間券6,600円、1日券1,100円となっています。
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女性向け起業・創業セミナー
女性向けの起業・創業を考えるセミナーが14日伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれ、市内で起業した女性が自らの体験を語りました。
セミナーではパネルトークが行われ、市内に住む2人のパネリストが女性の創業をテーマに自らの体験を語りました。
中村美紀さんは伊那市日影の「酒文化いたや」の敷地内で食品や雑貨などの小売店を起業し、現在では料理教室を開催しています。
田中聡子さんはフリーランスのライター・伊那市地域おこし協力隊・箕輪町内の企業に所属するといった3つの仕事を持つパラレルワーカーです。
パネルトークでは「創業しようと思ったきっかけ」「仕事の時間の管理の仕方」などについて参加者からの質問に答えていました。
このセミナーは伊那商工会議所が女性の起業を支援し地域経済の活性化につなげようと開いたもので、市内を中心におよそ50人が参加しました。
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五色百人一首 南信大会
百人一首を20枚ずつ色分けした五色百人一首の南信大会が伊那市西箕輪の仲仙寺で15日開かれました。
大会には上伊那を中心に小学1年生から6年生まで64人が参加しました。
五色百人一首は、100枚の札を20枚ずつ色分けして試合を行います。
覚える短歌や札を並べるスペースが少なく、短い時間で試合を行えるため、学校の授業で取り入れやすくなっているという事です。
大会は県内の教員有志でつくるTOSS五色百人一首協会長野県南信支部が開いているもので今年で8回目です。
きょうは総当たりの予選と、決勝トーナメントが行われました。
大会の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、青札の部 箕輪東小学校6年の清水隆雅君が、赤札の部 南箕輪小学校5年の松田果歩さんが優勝しました。
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美術講座 抽象絵画を学ぶ
箕輪町出身の作家の抽象絵画を鑑賞し、絵の表現などについて学ぶ「美術講座」が、箕輪町郷土博物館で15日開かれました。
美術講座には箕輪中学校の美術部員や一般町民など、およそ40人が集まりました。
講師は箕輪町木下の木彫工芸家、中澤達彦さんです。
講座では抽象絵画をテーマに、絵の表現や込められたメッセージなどについて話しました。
中澤さんは「抽象絵画は人によって見方が違う」、「絵の題名から個人個人が絵の表現を推測してほしい」と話しました。
箕輪町大出出身の染色作家、小林一博さんの作品「碧い雲」については、「題名の『碧』という言葉と絵の縦線から、雨を表現した作品なのではないかと推測できる」と話しました。
町郷土博物館は、町とゆかりのある彫刻や絵画をテーマに毎年講座を開いていて、今年で3回目です。
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中村不折書初め書道展 表彰式
小学5、6年生の書初め作品が並ぶ「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」の表彰式が15日伊那市の伊那文化会館で行われました。
15日は伊那文化会館で表彰式が行われ、最高賞の中村不折賞を受賞した高遠北小学校6年の大髙春風さんら入賞者に表彰状が贈られました。
大髙さんの作品について実行委員長の泉石心さんは「文字の力強さ、はらい、名前も含めて全てにおいてバランスの取れた作品です。これからも書道に励み自信をもって色々なことに挑戦してください」と激励していました。
受賞者を代表して大髙さんが挨拶をしました。
書道展は上伊那書道協会などが伊那谷で育ち日本を代表する書家として活躍した中村不折にちなみ開いているものです。
会場には上伊那を中心に小学5、6年生の作品378点が展示されています。
今年は中村不折について理解を深めてもらおうと、泉実行委員長が所有する不折の写真や書なども展示されています。
書道展は24日まで伊那文化会館で開かれ、その後はアルプス中央信用金庫の本店や各支店で開かれます。
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霊犬戦士ハヤタロー 先行上映
上伊那8市町村で撮影が行われた映画「霊犬戦士ハヤタロー伊那谷幽玄の戦い」の先行上映会が伊那市の旭座で14日開かれました。
上映会では、共同プロデュサーの成美さんや出演者が舞台挨拶を行いました。
映画「霊犬戦士ハヤタロー」は、駒ケ根市の「霊犬早太郎伝説」をもとにした作品です。
都会から故郷の伊那谷に戻った主人公が怪事件に巻き込まれ、ハヤタローと共に妖怪と戦うというストーリーです。
撮影は2018年から上伊那8市町村を舞台に行われました。
上映会には、撮影に協力した人達や観客など150人余りが訪れました。
共同プロデューサーで伊那市出身のタレント成美さんは「皆さんの協力があり完成する事ができた」と挨拶しました。
映画「ゴジラ」やアニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを担当した岡本英郎監督は「子供からお年寄りまで楽しめる作品になった」と挨拶しました。
この他に映画に出演する伊那市出身のシンガーソングライター湯澤かよこさんらも挨拶しました。
映画「霊犬戦士ハヤタロー」の旭座での上映は27日までです。
岡谷市のスカラ座では4月3日から9日まで、その後全国各地で順次公開する予定です。
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ビオトープコンク2園受賞
2年ごとに開催されている全国学校・園庭ビオトープコンクールで伊那市内の保育園2園が上位5つの賞に次ぐ日本生態系協会賞を受賞しました。
受賞したのは、西箕輪南部保育園と高遠第2第3保育園の2園です。
14日は、園長らが白鳥孝市長に受賞を報告しました。
ビオトープは、その地域本来の野生の生き物たちが生息できることを言います。
コンクールは環境教育や自然活動の取り組みを表彰するもので、
西箕輪南部保育園は、近くの里山を活用し四季を通じて自然に触れる体験や、木の廃材を使ったたものづくりなどの活動が評価されました。
2回目の受賞となる高遠第2第3保育園は、保育園の裏山にある山を活用した自然体験や人や自然とのふれあいを大切にしているい点などが評価されました。
白鳥市長は「理想の保育ができている。子どもたちは不思議なところに興味がある。そういった所を伸ばして欲しい」と話していました。
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西春近南小創立150周年記念ユカイナづくり
伊那市の西春近南小学校の5年生と6年生は、創立150周年記念事業の一環で、伊那発祥の木の笛「ユカイナ」を3日、作りました。
3日は、ユカイナの愛好者でつくるユカイナクラブの会員4人が西春近南小学校を訪れ、5年生と6年生と一緒に作業をしました。
講師は、同窓会長で2007年にユカイナを作った西春近の加納義晴さんです。
児童は、鉛筆で下書きをすると、電気ペンで模様を付けました。
その後、オリーブオイルで光沢を出します。
紐を通して結べば完成です。
完成後は、「チューリップ」などの曲を練習していました。
西春近南小学校は明治5年に開校し、令和4年に創立150周年を迎えます。
150周年記念式典では、児童たちがユカイナの演奏を披露する予定です。
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高遠高校学習成果を報告
伊那市高遠町の高遠高校の生徒が校外で学ぶ取り組みを伊那市内全域に広げようとサポートしている「高遠高校学園構想推進連絡会」が3日、高遠高校で開かれました。
この日は、伊那市の笠原千俊教育長など委員ら18人が集まり、今年度行ってきた地域との交流学習について報告されました。
藤沢地区に自生している植物、クロモジを使ったルームスプレーの商品化や、福祉施設の利用者との交流、書道の授業で道徳教育を取り入れたことなどが報告されました。
委員からは、「生徒の学習を地域にアピールできるよう、インターネットなどを使い情報発信に力を入れてほしい」、「書道での道徳教育は芸術コースならではのもので、さらに力を入れてほしい」などの意見が挙がっていました。
高遠高校では、会議で出た意見をもとに、来年度の教育カリキュラムを計画していくということです。
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地図で表示 Lアラート実証実験
災害時に自治体から出される避難勧告などの情報をテレビ画面に地図で表示するLアラートの実証実験が、14日伊那市役所で行われました。
実証実験では去年の台風19号の気象情報を元に、伊那市危機管理課の職員が対応していました。
気象庁などから発令された大雨警報や土砂災害警戒情報などの気象警報が1つの画面に表示されます。
職員は、災害の状況に合わせ、避難勧告などを出す地区を文字・または地図から選ぶことができます。
するとLアラートへデータが送信され、情報がテレビ画面に地図で表示されます。
Lアラートは、自治体がテレビなどを通じて避難勧告などの情報を地域住民に伝達するシステムですが、これまで文字情報のみで、対象地域が分かりづらいなどの課題がありました。
総務省では地図情報を付け加えたLアラートのシステム構築を行っていて、社会実装に向け全国で実証実験を行っています。
今年度は伊那市を含め全国3か所で実験が行われました。
今回の実証実験は、伊那市が進めているライフサポートチャンネル事業の一環で行われました。
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箕輪出身の杜氏 湯川さんの講演会
箕輪町出身で木祖村の酒蔵「株式会社湯川酒造店」杜氏の湯川慎一さんによる講演会が、13日箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれました。
湯川さんは、「創業370年 酒造りの現場から」と題し、酒蔵の現状や酒造りの魅力などについて話をしました。
湯川さんは「私たちは標高950メートルの場所で酒造りをしている。同じ方法で醸造しても味に影響が出てくる。地域の環境が反映されるのが地酒の魅力の一つだ」と話していました。
この講演会は、アルプス中央信用金庫箕輪支店の取引企業の経営者179社でつくる「箕輪地区しんきん経営者の会」が開いたものです。
会では企業や地域経済の発展を目的に講演会や研修旅行などを行っていて、講演会には会員およそ80人が集まりました。
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平和の文化祭 15日まで
絵画や写真などの作品を通して平和について考えるイベント「平和の文化祭」が15日まで高遠町総合福祉センターやますそで開かれています。
会場には、絵画や写真など、高遠町や長谷の有志8人の作品が展示されています。
このイベントは、上伊那医療生協などで作る実行委員会が企画したもので、今年で2回目です。
こちらの作品は、愛知県の画家で1976年に58歳で亡くなった板野耿一さんの作品です。
長谷に住む息子の心一朗さんが出品しました。
「平和」をテーマに1960年代から70年代の生活の様子を描いたものだということです。
実行委員会では「文化活動が楽しめるのは平和のおかげ。作品を見ながら平和について考えるきっかけにしてほしい」と話していました。
このイベントは15日までで、15日は午前10時から子供向けの木工体験などが予定されています。
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申告相談会はじまる
17日からの確定申告を前に、市県民税や所得税などの申告相談会が伊那市の伊那市役所で14日から始まりました。
伊那市役所では住民税を中心に申告相談を行っています。
初日の14日は、午前中におよそ70人が訪れ、市役所の職員が相談の他、申請書の作成から提出までをサポートしていました。
訪れた人たちからは農業所得や医療費控除に関する相談が多くあったということです。
受け付けは午前8時30分から午後4時まで、期間は来月16日までとなっています。
なお高遠町総合支所・長谷総合支所は17日から来月16日までとなっています。+
税務署の申告は17日からで会場は、いなっせです。
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小池さん緑十字銀章受章
長年にわたり交通安全に尽力したとして箕輪町木下の小池喜志子さんが「緑十字銀章」を受章しました。
14日は小池さんが伊那警察署を訪れ石坂達雄署長に受章を報告しました。
小池さんは、平成24年と25年に箕輪町交通安全協会の女性部長を務めました。
現在は、長野県交通安全協会と伊那交通安全協会の女性部長などを務めています。
石坂署長は「地域の交通安全を守りたい気持ちで活動してくれている。」と感謝していました。
緑十字銀章を県内で受章したのは、小池さんを含め12人だということです。
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「地球温暖化」気象台職員が講演会
地球温暖化や気候の変化についての講演会が、箕輪町の地域交流センターで12日、開かれました。
講師をつとめたのは、長野地方気象台の滝沢勝彦さんと、渋谷由美子さんです。
渋谷さんは、地球温暖化のしくみをテーマに、温室効果ガスがなかった場合の地球の状況や、将来の気候の予測などについて話していました。
長野県では今後100年でおよそ5度上昇し、現在の九州と同程度になると予測されると話していました。
講演会は、町図書館が開いたもので、会場にはおよそ50人が訪れました。
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商議所女性会食料を社協に寄付
伊那商工会議所女性会は、保存がきく食料を集める活動、フードドライブによる食料を伊那市社会福祉協議会に13日、寄付しました。
この日は、伊那商工会議所女性会と、青年部のメンバーが伊那市の福祉まちづくりセンターを訪れ、篠田貞行会長に食品のリストを手渡しました。
フードドライブは、家庭などで利用されずに眠っている食品を持ち寄り、必要な人へ届けるものです。
寄付された食品は、今月8日に行われた小学生の職業体験イベントなどで集められたもので、レトルト食品やパスタ、米など、395点が集まりました。
伊那商工会議所が社協にフードドライブで食品を寄付するのは今回が初めてです。
伊那市社会福祉協議会は「多くの食品を寄付していただきありがたい、有効に活用していきたい」と話していました。
寄付された食品は、生活困窮者に届けられるほか、こども食堂で活用されるということです。
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箕輪町フォトコン一般投票受付中
箕輪町観光協会が来年度の観光PRに使用する写真を選ぶフォトコンテストの一般投票が町文化センターで18日まで行われています。
フォトコンテストには、町内外の47人から箕輪町の景勝地や観光地を撮影した作品166点が集まりました。
一般投票は、地域の人にもコンテストに広く参加してもらい、審査の公平性を持たせようと、昨年度から行われています。
会場では、投票する人の姿もありました。
フォトコンテストの一般投票は18日午後5時まで文化センターで受け付けています。
20日には、町観光協会による審査会も開かれ、一般投票の結果が考慮されます。
入賞作品は町内の公共施設などで展示されるほか、来年度の協会のパンフレットなどで活用される予定です。
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最高気温19度 春の陽気に
13日の伊那地域は、午後5時現在、最高気温が4月下旬並みの19度まで上がり、春のような陽気となりました。
13日の伊那地域の最高気温は、午後2時17分に19度まで上がり、4月下旬並みの暖かさとなりました。
伊那市の春日公園では、日差しが差し込む中、散歩をする人の姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、14日(金)から16日(日)までは、最高気温は平年より10度程高く15度前後になりそうだとしています。
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渓流釣り解禁前 あまごを放流
天竜川漁業協同組合は、16日の渓流釣り解禁を前に、あまごの成魚の放流を、13日に天竜川水系の河川で行いました。
この日は、天竜川水系の4つの川であまごの放流が行われ、このうち伊那市の小黒川では800匹を放しました。
あまごは体長20センチ前後で、70グラムから100グラムです。
天竜川漁業協同組合管内の辰野町から中川村までの河川全体では5,000匹、重さにしておよそ400kgを放す予定です。
13日の小黒川の水温は、平年より6度高い8度で、天竜川業業協同組合では「雪がなくこんなに水温が高い年は珍しいが、大きな心配もなく今年も釣りを楽しんでもらえると思う」と話していました。
遊漁料は、年間券が6,600円、1日券が1,100円で、天竜川漁業協同組合や釣具店などで購入できます。
渓流釣りの解禁は、16日(日)午前0時です。 -
伊那市×テレビ東京ダイレクト 協定
伊那市と民放キー局のテレビ東京のグループ会社、株式会社テレビ東京ダイレクトは、伊那市のブランドイメージ向上につながる取り組みを協力して推進するための包括連携協定を、13日に締結しました。
この日は伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長とテレビ東京ダイレクトの遠藤孝一社長が協定書を取り交わしました。
テレビ東京ダイレクトはテレビ東京のグループ会社で、テレビやインターネットによる通信販売の他、近年は地方創生をテーマにした番組を制作しています。
去年伊那市では、移住体験ツアーをテーマにした番組の収録を行いました。
今回の協定では、伊那市との番組のタイアップや番組プロデューサーが職員を対象に研修を行うとしています。
テレビ東京ダイレクトが全国の自治体と包括連携協定を結ぶのは、今回が初めてです。
協定のキックオフとして、15日(土)午前7時30分から、BSテレ東で伊那市を特集したものが放送される予定です。