-
小池さん緑十字銀章受章
長年にわたり交通安全に尽力したとして箕輪町木下の小池喜志子さんが「緑十字銀章」を受章しました。
14日は小池さんが伊那警察署を訪れ石坂達雄署長に受章を報告しました。
小池さんは、平成24年と25年に箕輪町交通安全協会の女性部長を務めました。
現在は、長野県交通安全協会と伊那交通安全協会の女性部長などを務めています。
石坂署長は「地域の交通安全を守りたい気持ちで活動してくれている。」と感謝していました。
緑十字銀章を県内で受章したのは、小池さんを含め12人だということです。
-
「地球温暖化」気象台職員が講演会
地球温暖化や気候の変化についての講演会が、箕輪町の地域交流センターで12日、開かれました。
講師をつとめたのは、長野地方気象台の滝沢勝彦さんと、渋谷由美子さんです。
渋谷さんは、地球温暖化のしくみをテーマに、温室効果ガスがなかった場合の地球の状況や、将来の気候の予測などについて話していました。
長野県では今後100年でおよそ5度上昇し、現在の九州と同程度になると予測されると話していました。
講演会は、町図書館が開いたもので、会場にはおよそ50人が訪れました。
-
商議所女性会食料を社協に寄付
伊那商工会議所女性会は、保存がきく食料を集める活動、フードドライブによる食料を伊那市社会福祉協議会に13日、寄付しました。
この日は、伊那商工会議所女性会と、青年部のメンバーが伊那市の福祉まちづくりセンターを訪れ、篠田貞行会長に食品のリストを手渡しました。
フードドライブは、家庭などで利用されずに眠っている食品を持ち寄り、必要な人へ届けるものです。
寄付された食品は、今月8日に行われた小学生の職業体験イベントなどで集められたもので、レトルト食品やパスタ、米など、395点が集まりました。
伊那商工会議所が社協にフードドライブで食品を寄付するのは今回が初めてです。
伊那市社会福祉協議会は「多くの食品を寄付していただきありがたい、有効に活用していきたい」と話していました。
寄付された食品は、生活困窮者に届けられるほか、こども食堂で活用されるということです。
-
箕輪町フォトコン一般投票受付中
箕輪町観光協会が来年度の観光PRに使用する写真を選ぶフォトコンテストの一般投票が町文化センターで18日まで行われています。
フォトコンテストには、町内外の47人から箕輪町の景勝地や観光地を撮影した作品166点が集まりました。
一般投票は、地域の人にもコンテストに広く参加してもらい、審査の公平性を持たせようと、昨年度から行われています。
会場では、投票する人の姿もありました。
フォトコンテストの一般投票は18日午後5時まで文化センターで受け付けています。
20日には、町観光協会による審査会も開かれ、一般投票の結果が考慮されます。
入賞作品は町内の公共施設などで展示されるほか、来年度の協会のパンフレットなどで活用される予定です。
-
最高気温19度 春の陽気に
13日の伊那地域は、午後5時現在、最高気温が4月下旬並みの19度まで上がり、春のような陽気となりました。
13日の伊那地域の最高気温は、午後2時17分に19度まで上がり、4月下旬並みの暖かさとなりました。
伊那市の春日公園では、日差しが差し込む中、散歩をする人の姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、14日(金)から16日(日)までは、最高気温は平年より10度程高く15度前後になりそうだとしています。
-
渓流釣り解禁前 あまごを放流
天竜川漁業協同組合は、16日の渓流釣り解禁を前に、あまごの成魚の放流を、13日に天竜川水系の河川で行いました。
この日は、天竜川水系の4つの川であまごの放流が行われ、このうち伊那市の小黒川では800匹を放しました。
あまごは体長20センチ前後で、70グラムから100グラムです。
天竜川漁業協同組合管内の辰野町から中川村までの河川全体では5,000匹、重さにしておよそ400kgを放す予定です。
13日の小黒川の水温は、平年より6度高い8度で、天竜川業業協同組合では「雪がなくこんなに水温が高い年は珍しいが、大きな心配もなく今年も釣りを楽しんでもらえると思う」と話していました。
遊漁料は、年間券が6,600円、1日券が1,100円で、天竜川漁業協同組合や釣具店などで購入できます。
渓流釣りの解禁は、16日(日)午前0時です。 -
伊那市×テレビ東京ダイレクト 協定
伊那市と民放キー局のテレビ東京のグループ会社、株式会社テレビ東京ダイレクトは、伊那市のブランドイメージ向上につながる取り組みを協力して推進するための包括連携協定を、13日に締結しました。
この日は伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長とテレビ東京ダイレクトの遠藤孝一社長が協定書を取り交わしました。
テレビ東京ダイレクトはテレビ東京のグループ会社で、テレビやインターネットによる通信販売の他、近年は地方創生をテーマにした番組を制作しています。
去年伊那市では、移住体験ツアーをテーマにした番組の収録を行いました。
今回の協定では、伊那市との番組のタイアップや番組プロデューサーが職員を対象に研修を行うとしています。
テレビ東京ダイレクトが全国の自治体と包括連携協定を結ぶのは、今回が初めてです。
協定のキックオフとして、15日(土)午前7時30分から、BSテレ東で伊那市を特集したものが放送される予定です。 -
暖冬・・・高遠城址公園の開花は?
暖冬傾向が続き、気になるのが桜の開花時期ですが、民間の気象情報会社ウェザーニューズは、13日、第2回桜の開花予想を発表しました。
それによると、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花は4月6日、満開は4月11日で前回1月の発表と変わらない予想となっています。
ウェザーニューズによりますと、1月の1回目の発表と変わらず、高遠城址公園の桜の開花は、4月6日、満開は11日としています。
平年の開花は4月5日で平年並みとなっています。
ウェザーニューズでは、暖冬の影響で、九州では一定期間低温にさらされてつぼみが目覚める休眠打破が遅れているということでやや遅い開花となりそうですが、そのほかの地域では、全国的に平年並みになると予想しています。
-
シニア大学伊那学部 78人が卒業式
長野県シニア大学伊那学部の第42期生の卒業式が、13日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
卒業を迎えたのは、第42期生の男女合わせて78人で、代表者が学部長の岩本靖彦伊那保健福祉事務所長から卒業証書を受け取りました。
42期生の最高齢は、81歳・最年少は58歳で、平均年齢は70.2歳です。
2018年度に入学し、2年間にわたり知識や教養を身につける講座や、趣味活動・ボランティア活動など68時間の講座を終了しました。
卒業生を代表して辰野町の小松由幸さんは、「シニア世代でなければできない学びを深めることができた。生涯現役の精神でこれからも取り組みたい」と挨拶しました。
最後に卒業生全員で「蛍の光」を斉唱しました。
-
陽気に誘われ伊那市長谷の常福寺で福寿草咲く
陽気に誘われ、伊那市長谷溝口の常福寺では、福寿草が見ごろになっています。
常福寺によると例年より10日ほど早い見ごろだということです。
境内全体に自生していて、千株は超えているのではないかということです。
福寿草は、日が当たるところから早く咲き、日影の境内北側では3月下旬まで楽しめるということです。
-
伊那北小学童クラブ 子どもたちが壁に木材プレート
鉄筋プレハブ造りの伊那市の伊那北小学校の学童クラブの内装に子どもたちが木材プレートを打ち付ける作業が、13日から始まりました。
学童クラブで使用されているのは、鉄筋プレハブ造りの建物です。
子どもたちに地元産のスギ・ヒノキ・カラマツ・アカマツのプレートが渡され、名前や夢を書き込んでいました。
木のぬくもりを感じてもらいたいと長野県森林づくり県民税を活用して内装の改修が行われました。
13日は、学童クラブに通う児童のうち低学年50人ほどが、施設の壁に、木材プレートを打ち付けていました。
壁の一部が残されていて、14日は高学年が板を取り付けます。
-
工賃アップへ入園準備品販売
伊那市内の障害者福祉施設で製作された、手さげかばんや弁当袋などの保育園入園準備品の販売会が伊那市役所で開かれています。
入園準備品は伊那市の伊那ゆいまーると輪っこはうす・コスモスの家の利用者が作ったものです。
利用者の工賃アップにつなげようと6年程前から行われています。
柄がなるべく同じものにならないように、東京に生地を買い付けに行くなどして種類を増やす工夫をしたということです。
大きさや形はどれも市内の公立保育園指定のサイズとなっているという事です。
価格は、手提げかばん3種類や弁当入れ、コップ袋など5つあわせて7,100円から7,400円となっています。
入園準備品の販売会は14日まで伊那市役所1階ロビーで開かれ、時間は午前10時から午後1時までです。
3月上旬までは予約を受け付けているという事です。
伊那ゆいま~る 電話73-0605/輪っこはうす・コスモスの家 電話76-3390
-
地域おこし協力隊 活動報告
観光や移住促進などに取り組んでいる伊那市地域おこし協力隊の活動報告会が12日伊那市役所で開かれました。
伊那市では今年度10人が地域おこし協力隊として活動しています。
12日はそれぞれの隊員が、今年度の活動や課題を市の幹部の前で発表しました。
来月で3年の任期が終わる宮坂啓介さんは、マウンテンバイクを活用した観光振興に取り組んできました。
伊那市西箕輪にキックバイクのコースやマウンテンバイクのコースを開設し、年間に7百人から9百人の利用があるという事です。
宮坂さんは任期終了後については、「伊那でマウンテンバイクに関する会社を設立し、イベントの企画やコースの管理を行っていく」と話していました。
白鳥孝市長は「みなさんの取り組みそれぞれに可能性があります。広い視点を持ち、地域の人と協力し、さらなる広がりを見せるよう頑張って下さい」と話していました。
伊那市地域おこし協力隊は、これまでに7人が任期を終えていて、全員が伊那市内で活動しているという事です。
-
防犯ポスター製作 公安委員会から感謝状
干支をモチーフにした防犯ポスターを製作し、毎年年末に伊那市駅前交番に寄贈している境の漫画家・橋爪まんぷさんと、荒井の酒井一雄さんに長野県公安委員会から感謝状が12日贈られました。
12日は橋爪さんらが伊那警察署を訪れ公安委員会の柳平千代一委員から感謝状を受け取りました。
橋爪さんは平成19年から毎年、干支をモチーフにした防犯ポスターを製作し伊那市駅前交番に寄贈しています。
橋爪さんの友人の酒井さんは、伊那市接客業者防犯協力会の役員をしていた平成19年に橋爪さんにポスターの製作を依頼し、原画を複写するために金融機関からの協力をとりつけるなど活動を支えています。
橋爪さんの寄贈したポスターはこれまで12種類あります。
干支をモチーフに特殊詐欺被害の防止のほか軽犯罪に巻き込まれないよう呼びかけるものです。
公安委員会の柳平委員は「市民の皆さんの防犯、交通安全の意識を盛り上げてくれて感謝しています。」と話していました。
橋爪さんは「この感謝状は大きな区切り、今後もお役に立てるよう頑張りたい」と話していました。
-
移住者によるくらしについて基調講演
上伊那に移住した女性や、起業した女性による暮らしと仕事に関するシンポジウムが、伊那市のJA上伊那本所で1月29日、開かれました。
シンポジウムでは、自分らしい暮らしや仕事をテーマに、奈良県出身で伊那に移住した澤西光子さんが基調講演をしました。
澤西さんは、結婚をきっかけに伊那に移住し、現在は企業の書類作成などの在宅ワークをしています。
伊那市ママサポートの会の代表をつとめるなど地域活動にも積極的に携わっています。
澤西さんは、移住した直後、育児に追われ、仕事に向き合うことができずにいた時に、在宅ワークと出会い、自分らしい働き方を見つけたと話していました。
シンポジウムは、上伊那地域振興局と上伊那農業改良普及センターが開いたもので、この日はおよそ80人が集まりました。
-
箕輪消防署に新ポンプ車導入
救助用機材を装備し、最新の消火装置がついている消防ポンプ自動車が新たに箕輪消防署に導入されました。
このタイプのポンプ車の導入は、上伊那広域消防本部で初めてです。
新たに導入されたポンプ車は、およそ6,000万円で、救助用機材を備えていて、事故などで初動対応を行えるのが特徴です。
鉄などを切断できる電動のカッターや、車に挟まった人を助けるときに使用するスプレッダーが搭載されています。
消火装置は、水と消火用の液体を混ぜ、ホースから泡状にして噴射することができます。
これにより水の使用量を抑え、効率的に消火活動が行えるということです。
10日は、伊那市の上伊那広域消防本部で新しいポンプ車の入魂式が行われました。
白鳥孝上伊那広域連合長は、「早く慣れて消火だけでなく様々な場面で対応できるよう、訓練に励んでほしい」と話していました。
新車両は署員が訓練をした後、来月3日から稼働するということです。 -
だるま市を前に園児が人形飾り見学
11日は、伊那市高遠町で伝統のだるま市が開かれます。
10日は、園児たちが人形飾りを見学しました。
だるま市では、訪れた人たちに楽しんでもらおうと、昔から人形飾りが商店街に飾られました。
今年は町内の7団体が干支のねずみや、アニメキャラクターなどの飾りをつくりました。
園児たちは、商店街を歩きながら、それぞれの飾りを見学しました。
-
上農生徒が新山小で授業
鹿肉ジャーキーの製作・販売をしている南箕輪村の上伊那農業高校畜産班の生徒は3日に、伊那市の新山小学校を訪れ、商品完成までの道のりなどについて話をしました。
3日は、畜産班2年の中村果歩さんと丸山綾音さん、1年の中原葉南さんの3人が話をしました。
畜産班が作るジャーキー「でぃあでぃあ」は、新山で捕れた鹿の肉を使い特産品となっています。
新山小3年生は、総合学習の時間に「地域のいいとこ探し」をテーマに活動していて、今回授業を依頼したものです。
商品を児童に味わってもらい、「有害鳥獣として捕まえられていた鹿肉を有効活用しようと取り組んできました。脂質が少なく、高たんぱくでミネラルが豊富です」などと説明していました。
新山在住で畜産班顧問の境久雄教諭は「みなさんのまわりには自然がいっぱいあります。これを守っていきたいと思う気持ちが我々の活動の力になっています」と話していました。 -
企業が足並み揃えてインターンシップ 初開催
上伊那の企業が実施期間など足並みを揃えて職場体験を実施する「インターンシップスーパーウィーク」が、22日まで行われています。
インターンシップは、上伊那地域の製造・建設・サービス業など35社が参加しています。
このうち、10日は伊那市東春近でバルブの開発・設計・製造を手掛けるキッツ伊那工場には、韓国の4年生大学に通う辰野町の八尾祐輝さんと、信州豊南短期大学に通う箕輪町の柴菜月さんの2人が訪れました。
工場見学では従業員から「1,400度の熱で鉄のスクラップを溶かして型に流し込んでいます。加工の工程では、出来上がったものを1つ1つ人間の目で丁寧に検査しています」などと説明を受けていました。
インターンシップスーパーウィークは、企業が一斉に職場体験の場を設けることで学生により多くの仕事を体験してもらおうと、伊那職業安定協会と南箕輪村が初めて開いたものです。
延べ83人の学生が参加していて、9日から22日土曜日までの期間中、希望する複数の企業で1日限りの職場体験を行うことができます。
キッツでは、12日と14日にも1人ずつ受け入れるということです。 -
高校入試前期選抜試験
面接や作文などで合否を決める公立高校の前期選抜試験が10日に、県内一斉に行われました。
上伊那の公立高校では、伊那弥生ケ丘高校を除く7校で前期選抜試験が行われました。
このうち、南箕輪村の上伊那農業高校では、午前と午後の部に分かれ、面接試験が行われました。
生物生産、生命探究、アグリデザイン、コミュニティデザインの4つの学科合わせて120人が試験を受けていて、倍率は1.5倍となっています。
県全体では6,084人が、上伊那の7校では586人が受験しています。
県教育委員会によりますと、試験に関わるトラブルはなかったということです。
前期選抜試験の合格発表は、18日火曜日に行われる予定です。 -
認知症高齢者を村が支援 来年度から事業開始
南箕輪村は、認知症高齢者を対象に村が契約者となって個人賠償責任保険に加入する「認知症高齢者等見守り支援事業」を来年度から行います。
10日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を説明しました。
支援事業は、認知症による徘徊で本人の事故やけがだけでなく、踏切事故などにより法律上の損害賠償責任が発生する可能性があることから、村が個人賠償責任保険の契約者となるものです。
制度を受けられるのは、村内に住む介護保険対象者で、認知症により通常生活に支障を来たす恐れがある人です。
村が負担する保険料は1人年額1,990円で、補償額は最大5億円です。
対象となるのは、現状で10人ほどだということです。
施行日は、4月1日からとなっています。 -
第13回信州農村歌舞伎祭
南信地域で受け継がれている伝統芸能を披露する第13回信州農村歌舞伎祭が、伊那市の伊那文化会館で9日、行われました。
この日は、大鹿村の大鹿歌舞伎保存会、下條村の下條歌舞伎保存会と、こども歌舞伎教室が出演しました。
このうち、大鹿歌舞伎保存会は、太平記の世界を舞台にした討ち入りの物語、「忠臣講釈 幕図 宅兵衛上使の段」を上演しました。
大鹿歌舞伎は、およそ300年前から下伊那郡大鹿村伝承されていて、平成29年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。
また、下條村こども歌舞伎教室は、鎌倉時代、曽我兄弟が父の敵を討つまでの物語、「壽曽我対面」を上演しました。
主催した伊那文化会館では「地域に伝わる歌舞伎を楽しみにしている人が年々増えている。これをきっかけに伝統芸能に親しんでもらいたい」と話していました。
-
ガールスカウト第26団40周年記念式典
伊那市と南箕輪村の子どもたちが所属するガールスカウト第26団の結成40周年記念式典が、伊那市の伊那公民館で9日、行われました。
式典では、長年にわたり活動してきた各部門のリーダーや団員が表彰されました。
また、これまで行ってきた活動を発表しました。
ガールスカウト第26団は、昭和54年に伊那ライオンズクラブが主体となり、発足しました。
現在は、小学1年生から高校1年生までの団員と、スタッフあわせて45人が所属しています。
団委員長の平澤恵美子さんは、「キャンプや英会話教室など一つ一つの活動の積み重ねが将来大きな力になる。これからも力強い第26団にしていきたい」と話していました。
-
地域防災コーディネーター養成
地域防災の現状を知り今後の防災対策について考える伊那市地域防災コーディネーター養成講座が9日、開講しました。
講座には、民生委員や消防団、自主防災組織の役員など30人が参加しました。
講座は、防災に関する知識を学んでもらい、地域レベルで活躍する人材を育成しようと伊那市が初めて開いたものです。
初回の9日は、ワークショップが行われ、7つのグループに分かれ、「自分にとっての災害時の不安」や「地域防災の必要性」について意見を交わしました。
参加者からは「家族との安否確認の方法をどうするか」「近所の人たちと避難経路を決める必要がある」などの意見が出されました。
最後に、グループの代表が意見をまとめ発表しました。
講座には、伊那市出身の大学生も参加していました。
伊那市では修了後は、それぞれの地区の自主防災組織と連携し、地域防災の担い手として活動してもらいたいとしています。
講座は全3回を予定していて、次回は、大雨への事前の備えや安全行動などについて学ぶことになっています。
-
弥生器楽クラブ定演
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の器楽クラブの定期演奏会が伊那市のニシザワいなっせホールで9日、開かれました。
器楽クラブには1、2年生37人が所属しています。
演奏会は、発表の場として開かれていて、ポップスやクラシック音楽など16曲を演奏しました。
会場には、保護者や友人らが訪れ演奏を楽しんでいました。
-
「青年塾」が中尾歌舞伎を鑑賞
松下政経塾の流れを汲む青年塾が8日伊那市内で行われ、長谷の中尾歌舞伎の公演を鑑賞しました。
8日は伊那市長谷の中尾座で青年塾のための特別公演が行われ、「青年塾東海クラス」の塾生13人や、塾生OB、地域住民など100人が鑑賞しました。
演目は「義経千本桜 鮨屋の段」です。
青年塾は、政治家や経営者を輩出した松下政経塾の塾頭、上甲晃さんが平成8年に創設しました。
今回の鑑賞は講座の一環で「伝統文化の継承」がテーマです。
文化の継承に関わってきた担い手の経験を通じ地域社会に必要とされる人材を育てようと企画されました。
公演の前には中尾歌舞伎保存会の西村篝会長が「中尾歌舞伎は、太平洋戦争によって一度途絶えたが地元の若者や先輩方の協力もあり復活させることができました」などと中尾歌舞伎の歴史を紹介しました。
伊那での講座はあすまでで、9日は伊那食品工業で話を聞くということです。
-
五十嵐さん 4月から手芸教室
箕輪町の地域おこし協力隊の、五十嵐裕子さんは、4月から町内で手芸教室を開きます。
五十嵐さんは千葉県出身で箕輪町の地域おこし協力隊員として3年前から活動しています。
主に移住定住の促進を目的に活動してきました。
今年度で任期が終了になることから箕輪町に定住し手芸教室を開くことにしました。
手芸教室では、布の図案に沿って糸を入れて作る「クロスステッチ」や、粘土やのりで作品を作る体験ができます。
五十嵐さんは、隊員になる前のWebデザインの経験を活かしたいと話しています。
五十嵐さんの手芸教室は、4月から箕輪町松島のアトリエで開かれることになっています。
-
おしごとごっこ地元の仕事を体験
子どもたちに地元企業の仕事を体験してもらうイベント、「このまちのおしごとごっこ」が、伊那市西町の旧ゲオ伊那店で8日行われました。
会場には市内の22の企業と団体のブースが設置され、子ども達が仕事を体験していました。
このうち伊那警察署のブースでは、警察官の制服の試着や、マスコットキャラクターの塗り絵の体験をしていました。
また、青年部建設チームのブースでは、高さおよそ20㎝の椅子を作っていました。
伊那ケーブルテレビのブースでは、子どもたちがアナウンス体験をしていました。
このイベントは今年で2回目で、様々な体験を通して将来への夢を膨らませてもらおうと、伊那商工会議所青年部が開いたものです。
イベントには去年を上回るおよそ500人が訪れたということです。
-
伊那市 2045年の目標人口5万5千人
伊那市地方創生総合戦略審議会が7日市役所で開かれ、今から25年後の2045年の目標人口を5万5千人とする案が示されました。
それによりますと、2045年の目標人口をおよそ5万5千人としていて、これは第1期計画の6万4千人から下方修正しました。
なお平成27年度の国勢調査を元にした人口推計では4万7千人とされていて、推計と比べ8千人ほど多い数値です。
委員からは「妥当な数値だ」「目標ならばもう少し多くてもよいのではないか」といった意見がありました。
第2期伊那市地方創生総合戦略ではこの目標人口を達成するための2項目の数値目標が示されています。
一人の女性が生涯に産むことが見込まれる子供の数を2024年度までに1.74に、
転入から転出を引いた人口の増加数をを2024年度までの5年間で延べ100人とすることです。
なお1月1日現在の伊那市の人口は6万7千724人です。
委員からは総合戦略について「今後転入が予想される外国人労働者向けの施策が必要だ」「リニア開通や国体など全国的な影響も盛り込んだ方が良い」といった意見が出ていました。
伊那市では今日の意見を元に修案を修正し、2月中に意見募集を行い、3月中には第2期伊那市地方創生総合戦略を策定する計画です。
-
確定申告PRするステッカー掲示
17日から始まる確定申告を前に、パソコンやスマートフォンを使っての申告を呼び掛けるステッカーが路線バスに貼られました。
7日は、伊那バス株式会社本の社員がバスのドアにステッカーを貼っていました。
伊那税務署管内の協力企業で作る協議会がステッカー200枚と中づり広告80枚を制作しました。
バスの車内には中づり広告が掲示されました。
このステッカーと中づり広告は路線バスとコミュニティバスに着けられます。
確定申告の期間は17日~3月16日までです。