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箕輪西小みどりの少年団が表彰
箕輪町の箕輪西小学校は、みどりの少年団の活動が評価され、国土緑化推進機構の全日本学校関係緑化コンクール 学校林等活動の部で国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
28日は箕輪西小学校の児童会の正副会長や地元の森林保護に携わるみんなで支える森林づくり上古田団地推進協議会や西山会のメンバー、田中早苗校長らが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。
箕輪西小学校は1982年にみどりの少年団を組織し、西山会の指導のもと、毎年4年生がキノコの菌打ちや間伐、植樹作業などの活動を行っています。
これまでの活動が評価され、全日本学校関係緑化コンクールで特選、準特選に次ぐ国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
箕輪西小の田中早苗校長は「ふるさとを大切にする気持ちを大事にしてほしい」と話していました。
白鳥町長は「この取り組みを後輩にもつなげていけるようがんばってください」と児童らに呼び掛けていました。
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弥生生キャリア教育で自己分析
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の2年生は、大学生や社会人で作り東京にある「一般社団法人ユニカル ラボラトリー」によるキャリア教育を27日、受けました。
この日は、2年生240人が「自分クッキング」と題した自己分析を行いました。
生徒たちは最初に、自分の性格やこだわっていること、他人と比べて足りない点などをワークシートに書き出しました。
ワークシートに書き出した内容を友達と発表し合い、それぞれの個性を理解し合いました。
青山学院大学2年の上山航矢さんは飯田市出身で、ユニカルラボラトリーのメンバーのひとりです。
上伊那で開かれたキャリア教育のイベントに参加し、弥生の小川智道教諭と顔見知りとなり、それが縁で弥生でキャリア教育を
行うことになりました。
ある生徒は「自分を改めて見つめる良い機会になった。進路決めにいかしたい。」と話していました。
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建設業協会が奉仕活動 道路クリーン作戦
建設業と行政の協働による清掃活動、道路クリーン作戦が28日
上伊那8市町村で行われました。
清掃活動には長野県建設業協会伊那支部のほか県や市町村の職員約370人が参加しました。
このうち箕輪町では16社の建設関係者などおよそ40人が町内の道路を分担してごみ拾いをしました。
道路クリーン作戦は1981年から毎年行われているボランティア活動で今年は上伊那の48路線、281キロの道路で作業を行いまいした。
道路クリーン作戦により箕輪町内では可燃ごみ44袋、不燃ごみ
20袋が回収されたということです。
伊那建設事務所によりますと上伊那全体では前年比77%の
総数279袋が回収されたということです。
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上伊那高校再編 意見案まとまる
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会が伊那市内で28日開かれ長野県教育委員会への意見案をまとめました。
協議会は来月、住民から意見募集を行い8月に成案をまとめるとしています。
28日は伊那市のいなっせで8回目の協議会が開かれました。
会議では、素案に修正を加えたものの確認を行い、出席した委員全員の賛成で案となりました。
新たに加えられた文言は県教委に対して「県教委が意見提案の実現に向け、権限と責任を担うこと」や「県教委が中心となり高校改革の進捗について地域住民と情報共有しながら、意見交換の場を設けること」を要望しています。
協議会がまとめた「上伊那地域の高校の将来像について」の意見提案では、具体的な高校名は書かれていません。
伊那北、弥生、赤穂高校が該当する都市部存立普通校の配置については、子どもの数が減る中で、一定規模を維持する事を条件としていて、校数の削減を示唆する内容となっています。
協議会では来月1日から30日まで住民からの意見募集を行います。
協議会がまとめた案は上伊那広域連合または、広域連合のホームページで閲覧ができます。
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高校再編 説明会を要望
住民有志でつくる高校再編を考える上伊那の会は28日伊那市役所で記者会見を開き、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会に対して改めて地域説明会の開催を要望し、協議会が説明会を開かない場合は考える会が独自で開催したいとの考えを示しました。
高校再編を考える上伊那の会代表代理の久保田逸巳さんは協議会がまとめた再編案について1か月の意見募集では考える時間が十分ではないとし「改めて住民説明会を開く必要があると思うが、協議会が開催しない場合は、考える会独自で開きたい」と話しました。
会では、なるべく早い時期に協議会に対して説明会の開催を要望するとしています。
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リニア開通へ 伊那・木曽県議が協議会発足
上下伊那と木曽選出の県議会議員10人はリニア開通に向けた取り組みを促進させようと「伊那谷木曽谷県会議員協議会」を26日に発足させました。
協議会には伊那市区や上伊那郡区、駒ヶ根、飯田・下伊那、木曽選出の県議会議員10人が所属し、会長には伊那市区の向山公人県議が就任しました。
向山県議は「開業に向けて広域的な事業が増えていく。自分の選挙区にとどまらないため、協議会で対応したい」と話していました。
協議会は2027年のリニア開通に向けた課題を共有し、県内ルートなる上下伊那、木曽の地域振興を連携して進めていこうと発足しました。
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中病8億5千万円の赤字
伊那中央行政組合は、伊那中央病院の平成30年度の決算が8億5千万円の赤字見込みであることを27日報告しました。
27日は伊那市役所で伊那中央行政組合議会と議会全員協議会が開かれ、伊那中央病院の平成30年度の決算見込が報告されました。
報告によりますと収入は123億4千万円、支出は131億9千万円で、純損益は8億5千万円の赤字となる見込みです。
赤字決算は、前の平成29年度に続き2期連続となる見込みです。
北棟の建設や高額な医療機器導入による減価償却費の増加、延べ入院患数が11万3千人と前の年度に比べ5千人あまり減った事が赤字の要因だとしています。
入院した人数は前の年度とほぼ同数の9千3百人でしたが、内視鏡手術など入院期間の短い手術が増えため減少したという事です。
伊那中央行政組合では手元におよそ61億円の資金があり、「資金不足はなく健全経営を維持している」としています。
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箕輪町戦没者の霊を追悼
日清・日露戦争から太平洋戦争にかけての犠牲者を追悼する戦没者慰霊祭が27日、箕輪町の文化センターで行われました。
慰霊祭には遺族60人を含む、およそ100人が出席し、最初に黙とうをささげました。
慰霊祭は、町内出身者で戦争の犠牲になったおよそ600人を追悼しようと、箕輪町社会福祉協議会と箕輪町が、毎年行っています。
社会福祉協議会の平井克則会長は「終戦から74年がたつ今、戦争の悲惨さが忘れさられないように、若い世代に語り継いでいく必要がある」と話しました。
参列者は祭壇に献花をし、手を合わせていました。
箕輪町遺族会の平出政敏会長は「赤紙1枚で招集され、戦死した人たちを忘れてはいけない。
これからも戦争体験を伝えていきたい。」と話していました。
慰霊祭では、箕輪町で活動をしている「オカリナ・コカリナサークル ルイーネあかね」による
演奏も行われました。
箕輪町遺族会によると、高齢化により慰霊祭への出席者数は年々減少しているということです。 -
伊那地域 大雨警報の可能性
北上を続ける熱帯低気圧の影響で、伊那地域でも大雨警報が出される可能性があります。
長野地方気象台によりますと、長野県南部の27日午後6時から28日の午後6時までの24時間雨量は多いところで70ミリに達しそうだということです。
この雨により伊那地域でも27日夜から28日の明け方にかけて大雨警報が出される可能性があるということです。
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伊那の美しい風景を描く絵画展
上伊那の絵画サークル「葦の会」「イーゼル会」「クレパス会」合同の作品展、伊那の美しい風景を描く絵画展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には3つのサークルの生徒と講師23人の作品70点が並びます。
葦の会・イーゼル会・クレパス会は、伊那市の画家・奥村 憲さんが講師を務めています。
メンバーそれぞれが、写生会で訪れた場所や、伊那市内のお気に入りの場所で作品を描きました。写生地は50か所に及びます。
画材も色鉛筆、クレパス、油絵、水彩など様々です。天竜川や三峰川、2つのアルプスなど、自然豊かな伊那の風景を描こうと、今回はテーマを「伊那の美しい風景を描く」としました。
この葦の会・イーゼル会・クレパス会合同の絵画展は、来月2日(火)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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山ぶどうワインの塩完成
伊那市の農家11軒でつくる「やまぶどう生産者の会」が栽培した山ぶどうでつくったワインの風味を加えた塩「山紫ソルト」が完成しました。
28日から市内で試験的に販売します。
こちらが、山ぶどうワインから作られた塩です。
色と香りを楽しみながら、ステーキや天ぷら、おにぎり、サラダなど様々な料理に合うということです。
27日に市役所で開かれた定例記者会見でお披露目されました。
ワインを醸造した伊那ワイン工房の村田純社長によりますと、塩は山形県の日本海の海水を釜で煮込み、ある程度水分を飛ばしたところに山ぶどうワインを加えて完成させたということです。
使われている品種は、信州大学農学部が開発した「信大W‐3」です。
山紫ソルトは、70g入りの瓶が税別1,000円で45本限定。
30g入りの大袋が600円、3g入りの小袋が100円で、合わせて165袋限定です。
高遠さくらホテル、伊那ワイン工房、アンサンブル伊那、みはらしファームのとれたて市場の4か所で、28日から販売されます。
伊那市では、来年度からの本格販売を目指すということです。 -
子どもや若者の性被害を防ぐ
子どもや若者の支援について考える、長野県将来世代応援県民会議上伊那地域会議が26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
会議は、上伊那地域の教育関係者40人ほどで組織されています。
子どもの性被害や貧困、青少年の社会参加などに取り組む組織として2017年に設置されました。
今年度は、インターネット利用による子どもの性被害の防止や、情報モラルの向上を重要課題に挙げています。
上伊那地域では、来月を中心に、各地の高校で朝の登校時に高校生らに声がけをして、非行・被害防止を呼びかける街頭啓発を計画しています。
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さくら祭り 16万人
今年の高遠城址公園のさくら祭りの有料入園者数は16万923人で、去年よりおよそ4万人増えたことがわかりました。
26日は、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで今年の高遠城址公園さくら祭りの反省会が開かれました。
今年は開花が早まる可能性を見越し3月23日に公園開きとなりましたが開花は例年並みの4月6日でした。
伊那市によりますと開花翌日から散り終わりの25日までの有料入園者数は16万923人でした。
有料化となった昭和58年以降最も少ない人数だった去年よりおよそ4万人増となりました。
期間中の10日は大雪となり積雪により倒木の危険があるとして午前10時から終日、入園規制となりました。
入園客が伸び悩む一方で、公園内で実施されたイベントは好調だったということです。
出席者からは「海外からの観光客が増えている。インバウンドにもっと力を入れる必要がある」「観光客に施設や駐車場など分かりやすい案内看板が必要だ」といった意見が出されました。
伊那市では、出された意見をもとに来年に向け対策を考えていきたいとしています。
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認知症高齢者 地域で見守り
伊那市は認知症で行方不明になる恐れのある高齢者の情報を共有し早期発見や保護につなげる認知症見守りネットワークを来月1日からはじめます。
認知症見守りネットワークは行方がわからなくなった認知症高齢者を地域の見守りにより早期発見につなげるための仕組みです。
行方がわからなくなった際、登録された情報を、市役所福祉相談課や伊那警察署の他、デイサービスセンターや宅老所などの協力事業所で共有します。
ネットワークは家族が警察に届け出ると23の協力事業所とも情報が共有され、送迎や訪問の時などに職員が行方不明となっている高齢者を探す仕組みです。
利用は、事前登録制で名前や住所、緊急連絡先などを記入する登録証の他、靴や杖などに名前を張ってもらうシールが交付されます。
これにより本人確認をスムーズに行えるということです。
伊那市では、「年々認知症高齢者が行方不明になるケースが増えているので活用して欲しい」と呼び掛けています。
対象者は認知症による行方不明の恐れがある65歳以上の人や医師から認知症の診断を受けた40歳以上65歳未満の人です。
登録は無料で伊那市役所福祉相談課窓口で受けつけています。
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南部小で音楽会
南箕輪村の南部小学校で26日、音楽会が開かれました。
1年生から6年生まで学年ごとに合唱や合奏を披露しました。
クラスごとに5月ごろから練習し、今月11日からはステージ練習も行ってきたということです。
前半1部の最後には、6年生による合奏、威風堂々が披露されました。
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上農高校女子ソフトテニス部全国へ
南箕輪村の上伊那農業高校女子ソフトテニス部は、来月29日から8月1日にかけて、宮崎県で開かれる全国高校総体、インターハイに出場します。
25日は、上農高校の女子ソフトテニス部の部員12人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に全国高校総体出場の挨拶をしました。
今月1日に開かれた県高校総体では、ダブルス団体戦で優勝し、全国高校総体出場を決めました。
女子ソフトテニス部の全国高校総体出場は去年に続いて2年連続2回目です。
ソフトテニス部では、普段からチームで戦うことを強く意識し、練習では部員全員が足を揃えてランニングするメニューを取り入れるなど、団結力を高めています。
今後は、全国総体に向けて県外での強化練習も予定しているということです。
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アルプス男声合唱団 銀賞報告
上伊那の合唱愛好者でつくるアルプス男声合唱団は23日に滋賀県で開かれた第23回「琵琶湖周航の歌」音楽祭合唱コンクールで銀賞を受賞しました。
26日は合唱団の北沢理光団長と大内丈司事務局長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に銀賞受賞を報告しました。
このコンクールは滋賀県高島市で作られた「琵琶湖周航の歌」を思い思いに歌い、ハーモニーを競うもので、今年は7府県から19団体が出演しました。
アルプス男声合唱団がこのコンクールに参加するのは今回が3度目で、これまでは銅賞でしたが、今回は過去最高の銀賞を受賞しました。
アルプス男声合唱団は、16年前に発足し、現在は20代から80代までの35人が所属しています。
月に2回、伊那市内で練習をしていて、イベントなどで歌声を披露しています。
白鳥市長は「今後も音楽をとおして地域を盛り上げて下さい」と話していました。
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caefe ties 施設に出張
伊那市のカフェタイズは19日、南箕輪村の特別養護老人ホーム「みなみみのわふれあいの里」で出張カフェを行いました。
みなみみのわふれあいの里のオープンスペースには、調理器具が持ち込まれ、カフェタイズのスタッフが入居者のそばでワッフルを焼きあげました。
この日はワッフルに生クリームとチョコレートソースをかけてバナナを添えた「チョコバナナワッフル」がふるまわれました。
カフェタイズは「地域に根差す」をコンセプトにしていて、上伊那の福祉施設や児童養護施設で定期的に出張カフェを行っています。 -
ボランティアコンサートで交流
伊那市の春日桂子さんと好枝子さんは25日、伊那市のデイサービスセンター春富ふくじゅ園を
訪れ、ボランティアコンサートを行いました。
桂子さんと好枝子さんは、夏の童謡や今が見頃のバラにちなんだ曲など、20曲を披露しました。
イベント後半には、高齢者が体を使ってエア楽器を表現し、盛り上がりました
義理の親子関係の桂子さんと好枝子さんは19年前に、リハビリの一環としてコーラス指導の依頼を受けたのをきっかけに、ボランティアを始めました。
2人は上伊那の障がい者施設や福祉施設を定期的に訪れ、コーラスを披露していて、春富ふくじゅ園は年に8回ほど訪問しているということです。 -
里山管理の基礎を学ぶ
上伊那地域振興局は、里山管理の基礎を学ぶ講習会を箕輪町の番場原公園で24日、開きました。
この日は、地域住民や、山を管理する住民あわせて50人余りが参加しました。
講習会は、森林税を活用し、身近な里山の管理方法を学んでもらおうと、上伊那地域振興局が開きました。
講師を務めたのは、長野県林業総合センターの小山泰弘さんです。
参加者たちは始めに、森林を外から見て、木の育ち方の違いなどを学びました。
その後、参加者たちは木のそばに近づき、森林の為に残すべきものと木材にしてよいものの見分け方を学び、森林の管理の基礎について理解を深めました。
地域振興局では、今後も定期的に里山整備の講習会を各地で予定しているということです。
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詐欺被害防止へ 機器購入補助
高齢者の特殊詐欺被害を防ぐため、伊那市は対策機能のついた電話機や機器の購入に対する補助を行います。
これは、25日開かれた伊那市議会社会委員会協議会で報告されたものです。
補助の対象となるのは、市内に住む65歳以上の高齢者などで、対策機能がついた機器の購入と設置費の2分の1以内、最大で5,000円の補助が受けられます。
伊那市では、平成27年度から電話に取り付ける通話録音装置の無償貸し出しを始めています。
詐欺グループが電話をしてから強盗に入る通称「アポ電」事件が今年1月に発生してから相談や問い合わせが多くなっていて、60台あった無償貸出しの録音装置は全て貸し出されている状態です。
市では、機器の数に限りがあることや、機器の修理などが課題になっていることもあり、今回購入費用の補助を行うことを決めました。
伊那市生活環境課の宮脇浩さんは「事件がある度に問い合わせが増える。電話の交換や機器の取り付けで一定程度の効果がでるのではないかと思っている」と話していました。
伊那警察署によりますと、今年の伊那署管内の特殊詐欺被害件数はきのうまでに架空請求詐欺が3件、オレオレ詐欺が1件で、被害額は225万円にのぼるということです。
補助は、対策機能がついた電話機や録音機器を購入したときの領収書を添付して申請書を市役所生活環境課に提出すれば受けることができます。 -
南中生が広告制作を学ぶ
南箕輪村の南箕輪中学校の生徒は21日、キャリア教育の一環として地元の観光についてPRするため、広告制作について学びました。
この日は南箕輪中学校の3年生153人がクラスごと6班に分かれ、課題広告について意見を出し合いました。
生徒たちは身近にある商品のキャッチコピーなどについて検討していました。
講師を務めたのは、上伊那で木工業などを展開している株式会社やまとわのデザイナー奥田悠史
さんです。
奥田さんは「広告の中に自分が本当に伝えたいメッセージを込めることが大切だ。」と、生徒に呼びかけていました。
南箕輪中学校の3年生は、今年度の総合学習で、南箕輪村の観光地をPRする「南箕輪村広告大賞」と題した広告を作成します。
広告制作を通して、地域の大人との関りを深めたり、ふるさとについて学ぶということです。
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グレイスフル箕輪 義援金寄付
箕輪町上古田の老人福祉施設・グレイスフル箕輪は、4月に行われた花街道まつりで集めた義援金を、北海道の地震の被災地に送ります。
25日は、グレイスフル箕輪の利用者3人が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
施設の利用者は、花のキーホルダーや匂い袋などを作り、4月14日に行われた第9回花街道まつりで販売したということです。
グレイスフル箕輪では、利用者が楽しく作ったものを少しでも被災地の復興に役立ててもらおうと、売上金2,150円を寄付しました。
その売上金は、去年発生した北海道胆振東部地震の被災地に送られるということです。
白鳥町長は「確実に被災地に届けます。これからも元気に頑張ってください」と話していました。
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して被災地に送られます。
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町ふるさと納税 件数・金額増
箕輪町の昨年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件、金額はおよそ5,700万円で、件数・金額ともに前の年度より増えたことが分かりました。
箕輪町によりますと、平成30年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件で、前の年度より42%増えたということです。
寄付金額はおよそ5,700万円で、17%増えています。
人気の返礼品は、コシヒカリ・ソーセージセット・梨・そばなどでした。
総務省の通達により、町は平成29年度から、返礼割合を寄付額の3割以下にし、資産性の高いものは除外するなどの見直しをしたたということです。
現在は、農産物を中心に取り扱っています。
きょう役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長は「効果的な広報をしたことや、農産物を返礼品として扱ったことが寄付の増加に繋がった」と分析しています。 -
まほらいな市民大学 学生が自ら講座を企画
まほらいな市民大学の学生でつくる学生自治会の自主講座が24日に、伊那市のいなっせで開かれました。
今回は初めて、学生自身が企画・運営をする手作りの内容で行われました。
講座では、病気に負けない気持ちの持ち方や、どう乗り越えてきたかを知ってもらおうと、がん治療経験者が話をしました。
このうち、学生自治会長の平岩髙嶺さんは、前立腺がんの経験を話しました。
平岩さんは「6年前に前立腺がんと分かり手術を受けた。医師が直接メスを持たないロボット手術のお陰で術後の痛みが少なく回復が早かった」と話しました。
講座では他に、参加者全員で歌を歌ったり、地元出身の音楽家が演奏を行いました。
学生自治会では、今後も学生それぞれが講師となるような企画を考えていきたいと話していました。 -
上伊那広域連合廃棄物政策審議会 会長に岡野教授再任
今年度の上伊那広域連合廃棄物政策審議会の初会合が24日伊那市のいなっせで開かれ、会長には信州大学農学部教授の岡野哲郎さんが再任されました。
岡野さんは会長就任のあいさつで「燃えるごみの料金改定や分別方法が変わったことによるこれからの影響や効果を検証していきたい。」とあいさつしました。
上伊那広域連合廃棄物政策審議会はごみの減量化、資源化などについて検討する組織です。
任期は2年できょうの初会合では今年度からの委員17人が委嘱されました。
上伊那広域連合によりますと一般廃棄物処理事業実態調査によりますと平成29年度の1人1日当たりのごみの排出量は全国平均が920グラム、長野県は817グラムで4年連続で最も少なかったということです。
市町村別では伊那市が696グラム、箕輪町が531グラム、南箕輪村が494グラムでいずれも県の数字を下回っています。
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日本禁煙友愛会伊那支部が文房具寄付
般社団法人日本禁煙友愛会伊那支部は24日、伊那市と南箕輪村の小・中学校と保育園・幼稚園に文房具を贈りました。
この日は、伊那支部の清水篤志会長など4人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に目録を手渡しました。
伊那支部では、社会奉仕活動としてこれまでも車いすや車などを贈っています。
今回贈られた文房具は、伊那市と南箕輪村の保育園や幼稚園、小・中学校に配られます。
鉛筆は、伊那市の小学校15校と保育園・幼稚園25園、南箕輪村の小学校2校に贈られます。
ノートは、伊那市と南箕輪村の中学校あわせて7校に贈られます。
ハンカチは、南箕輪村の保育園6園に贈られます。
文房具は、会員およそ1000人の会費の一部で購入しました。
清水会長は、「禁煙に対する意識を子どもの頃から持ってほしい」と話していました。
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いなっせESCO事業で省エネ改修へ
伊那市のいなっせは省エネルギー改修にかかる費用を光熱水費の削減分で賄うESCO事業として空調設備の機器更新や照明のLED化を実施します。
これは24日伊那市役所で開かれた市議会経済建設委員会協議会で説明されたものです。
ESCO事業は事業提案者が顧客の光熱水費などの経費削減を行い、削減実績から対価を得るビジネスで東京の東テク株式会社が提案者となっています。
いなっせは開設から16年が経過していて空調設備機器更新と照明のLED化を検討するなかでいなっせ管理組合法人がESCO事業による実施を決めました。
この事業によりエネルギー削減率は28・6%、二酸化炭素削減率は32・5%、光熱水費削減保証額は年間280万円を見込んでいます。
事業ではほかにかんてんぱぱショップ入口前の段差を解消するほかエレベーターなどの防火設備修理と駐車場の改修工事を行います。
事業費は2億400万円で伊那市負担が1億900万円となっています。
事業費に関する追加補正予算案は6月議会最終日に提出され可決されれば今年秋ごろ工事に着手し来年4月の運用開始を予定しています。
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山寺の商店街にマンション 地鎮祭
伊那市山寺の商店街に建設が予定されているマンションの地鎮祭が、25日に現地で行われました。
入居開始は来年2月を予定しています。
地鎮祭には、関係者およそ20人が出席し、工事の安全を祈願しました。
マンションは、山寺区八幡町の料理店「越後屋」の跡地に建てられます。
5階建ての賃貸物件で、独身や夫婦のみの世帯をターゲットに、40平方メートルの1LDKが19室設けられます。
1階の1室には店舗が入ります。
他に、駐車場は29台分を確保します。
地主や近隣住民でつくる伊那市山寺地区優良建築物等整備事業協議会が総事業費およそ3億円をかけて建設します。
市街地の住環境整備につながることから、「優良建築物」として旧建物の解体やマンションの設計などおよそ1億円を国と市が二分の一ずつ補助します。
協議会では、「県内外からの転入者が増えることで、市の税収アップや商店街の活性化につながればうれしい」と話していました。
工事は7月から始まり、来年2月の入居開始を予定しています。
なお、市内では同様の建物が坂下に2棟あり、今回で3か所目です。 -
17歳「箕輪に愛着感じる」増加
箕輪町が町内の17歳を対象に毎年行っている町民意識・生活実態調査で、今回の調査では「町に愛着を感じている」「町での生活に満足している」との回答が増えていることが分かりました。
調査は、町内の平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれの男女249人を対象に去年12月に行ったもので、103人から回答を得ました。
「箕輪町にどの程度愛着を感じていますか」との問いに「強く感じる」「ある程度感じる」と答えたのは合わせて77.6%で、前回と比べ9.7ポイント増えています。
「箕輪町での生活に満足していますか」に「かなり満足」「まあまあ満足」と答えたのは80.5%で13.5ポイント増加しました。
また、「今後も箕輪町で暮らし続けたいですか」に「暮らし続けたい」「一度外に出ても帰りたい」が合わせて65.4%で、5.7ポイント増加しています。
町ではこれらの要因について、「この学年から、中学校で箕輪町の歴史や文化を学び地域の課題を考える学習を取り入れたため、町への愛着度が上がったのではないか」としています。