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寝たきり予防レインボー体操
要介護や寝たきりを予防するための体操「レインボー体操」の体験教室が9日、伊那市狐島の生協総合ケアセンターいなで開かれました。
体験教室には、上伊那の60代から80代の女性9人が参加しました。
この体操は、要介護や寝たきりを予防するために明治学院大学の教授が考案したものです。
指導したのは、レインボー体操認定インストラクターの西沢国広さんです。
上伊那医療生協健康づくり委員会が2010年に体操の講習を受け、普及活動をしています。
脳・筋肉・骨の3つを意識して行うもので、きょうは「脳」に重点を置いた体操を行いました。
西沢さんは「体操をして骨と筋肉を鍛えると、転んで骨折しない体をつくることができます。何歳になっても自分のことは自分でできる体をつくってください」と話していました。 -
高校野球 上伊那勢の試合結果
第101回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の9日の試合結果です。
長野オリンピックスタジアムで行われた伊那弥生ケ丘 対 屋代の試合は、6対0で伊那弥生ケ丘が勝ちました。
しんきん諏訪湖スタジアムで予定されていた赤穂 対 長野西の試合は、雨のため10日の第2試合に順延となりました。
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風景・動植物の写真16点展示
伊那市の橋爪みどりさん、南箕輪村の北澤和子さん・高遠町の西澤訓世さんの写真展が、伊那市の伊那中央病院1階ホスピタルギャラリーで開かれています
ホスピタルギャラリーには、北澤さんたちが趣味で撮影した風景や動植物の写真など、16点が展示されています。
北澤さんたちは「入院している人に元気になってほしい」との思いで、15年ほど前から伊那中央病院で写真展を開いています。
写真展は今月いっぱい開かれています。
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犯罪から児童を守る方法を学ぶ
犯罪から子どもを守るための講演会が8日南箕輪村役場で開かれました。
講演会は伊那市、箕輪町、南箕輪村の放課後児童クラブ支援員を対象に村などが開いたもので約20人が参加しました。
講師は長野県伊那警察署スクールサポーターの唐澤髙弘さんで性犯罪について話をしました。
唐澤さんは「性犯罪の発生は登下校時が全体の80%を占めている」として見守り隊など地域住民の協力の必要性を訴えていました。
また子どもに危険を予測する力をつけてもらうために「犯人の手口などを教え身を守る訓練をしなければならい。」と話していました。
唐澤さんによりますと昨年度伊那署管内で発生した性犯罪はおよそ55件でそのうち小学生の被害は16件だったということです。
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パソコンインストラクターとしてモロッコへ
国際協力機構JICAのボランティア事業でモロッコに派遣される伊那市の溝上愛美さんが5日伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に出発のあいさつをしました。
溝上さんは伊那市出身の32歳で北アフリカのモロッコにパソコンインストラクターとして派遣されます。
現地では学校を中退した人たちにパソコンの操作方法を教え、再就職を支援します。
溝上さんの派遣期間は今月30日から2年間となっています。
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移住の参考に学校見学
伊那市への移住を考えている人たちなどを対象とした学校見学会が28日伊那市の伊那西小学校で開かれました。
見学会には県外を含む8組14人が参加しました。
学校にある森の教室では児童が自然に囲まれた環境ならではの
体験や地域住民とのかかわりの深さなどについて発表しました。
学校見学会は移住希望者と住民との交流を図ろうと伊那市が行っている伊住体験会の一環で今回は「伊那市の保育・教育」をテーマに開かれました。
伊那西小学校では自然に関する専門の講師を招いての学習や林間コースマラソンなど学校林を生かした教育を行っています。
伊那市への平成30年度の移住者は60組131人で年代別でみると世帯主が20代から40代が84%だということです。
また15歳未満の子どもを持つ世帯の割合が33%となっています。 -
七夕同級会 恩師の墓参り
現在の岡谷市にあった、岡谷尋常高等小学校中央部の卒業生の同級会が8日、南箕輪村内で開かれました。
この日は、92歳になる卒業生ら3人が南箕輪村塩ノ井にある恩師の墓を訪れました。
同級会は、今から20年前に始まり、互いに元気な姿を見せあうことが励みとなることから、毎年7月7日の七夕に行っています。
3人の恩師は、生涯を通じて信州の児童文学の普及に尽力した、加藤明治さんです。
当時のクラスメイト57人と撮った写真です。
左上の窓際に写っているのが加藤明治さんです。
加藤さんは、授業の一環で生徒を山や川へ連れていき、その場所で短歌を作らせたということです。
墓参りに訪れた同級生らは、「1年から3年までのたった3年間でも印象深い。和歌や民謡を教えてくれたことは今でも鮮明に覚えている。」と話していました。
同級生らは、体力の続く限りこの会を続けたいと話していました。
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伊那市横山で酒米の栽培
伊那市横山の住民有志グループ横山維者舎は地区内の酒米の田んぼで30日雑草取りをしました。
横山の田んぼにはメンバー10人が集まりました。
横山維者舎は伊那市荒井の蔵元、宮島酒店とともに地区内の田んぼで酒米の栽培に取り組んでいます。
横山の環境の豊かさを酒造りに生かそうと始めたもので減農薬栽培を行っています。
酒米は秋に収穫し宮島酒店で醸造されます。
横山維者舎では横山のブランド酒として銘柄についても考えていくということです。
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VC長野が南箕輪村のふるさと応援団特命大使
南箕輪村は村内を拠点に活動しているⅤリーグ1部のVC長野トライデンツを村のふるさと応援団特命大使に任命する方針です。
これは8日に南箕輪村役場で開かれた村議会全員協議会で唐木一直村長が明らかにしたものです。
VC長野は2008年に発足し2015年にVリーグ2部に参入しました。
2016年には2部で優勝し1部への昇格を決めました。
南箕輪村を拠点に活動していて地域住民との交流を深める活動にも力を入れています。
今月14日に南箕輪村民体育館でVC長野のファン感謝祭が予定されていて任命式が行われます。
唐木村長は「全国で試合を行うVC長野に村をPRしてもらいたい。」と話していました。
村内には現在4人のふるさと大使がいてVC長野は団体としては始めてです。
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高校野球 上伊那勢の試合結果
第101回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の8日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた伊那北対長野東の試合は、1対4で伊那北が敗れました。
県営上田野球場で行われた駒ヶ根工業対上田染谷丘の試合は、2対0で駒ヶ根工業が勝ちました。
長野オリンピックスタジアムで行われた辰野対更級農業の試合は、5対6で辰野が敗れました。 -
ドライブスルーでごみ回収 キタニが施設整備
伊那市福島の総合リサイクル業者キタニは、家庭から出る一般廃棄物をドライブスルー方式で回収する施設を整備しました。
6月から受け入れを始めている一般廃棄物の専門施設です。
利用者は、家庭から出た小型家電や粗大ごみなどの一般廃棄物を自動車で施設に持ち込みます。
回収はスタッフが行い、種類ごとに計測します。
鉄くずやアルミ缶などは買い取ってもらえる他、段ボールや新聞紙などの古紙はTポイントに還元されます。
車に乗ったまま料金を支払って完了です。
キタニによりますと、「ドライブスルー方式を導入した施設は県内では初、全国でもほとんどないのではないか」と話していました。
受け入れは、平日の午前8時半から午後4時半までで、隔週の土曜日と月末の日曜日も行っています。 -
箕輪西小4年生とうもろこしの種植え体験
箕輪西小学校4年生の児童は8日、箕輪町の上古田公民館近くの畑でとうもろこしの種植え体験をしました。
この日は、箕輪西小学校4年生18人が、地域住民の指導を受けながら、とうもろこしの種を植えました。
種は、地域住民から提供されたものです。
児童らは、間隔が均等になるよう列を作りながら丁寧に植えていました。
間隔を均等にすることで、草刈りなど管理がしやすくなるということです。
箕輪西小4年生は、総合学習の授業として、とうもろこしの種植えから生長の観察、収穫まで行います。
今回植えたとうもろこしは、収穫したあと9月末に上古田の赤そばの里で開かれる赤そば祭りで販売するということです。
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ポンプ車・伊那市 小型・南箕輪村 優勝
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が伊那市役所で7日開かれ、ポンプ車操法の部は伊那市が小型ポンプ操法の部は南箕輪村が優勝しました。
上伊那の消防団の1位を決めるこの大会には、今年ポンプ操法の大会を取りやめた箕輪町と辰野町を除く上伊那の6市町村からおよそ200人が出場しました。
ポンプ車操法の部に5チーム、小型ポンプとラッパ吹奏の部にそれぞれ6チームが出場しました。
ポンプ操法は50メートル先の火点を倒すまでの時間や一連の動作の正確さ、安全性などで順位を決めます。
減点方式で行われ、選手1人ひとりが実施要領に沿った規律や操作で競技に挑んでいました。
大会の結果、ポンプ車操法の部は伊那市が優勝、2位は駒ヶ根市、3位は南箕輪村でした。 -
池坊の巡回講演 最新の技術学ぶ
華道家元池坊の巡回講座が7日、伊那市のいなっせで開かれました。
午前の部には、池坊の会員や一般など、およそ200人が参加しました。
講師は京都の池坊中央研修学院の佐藤裕子さんが務めました。
佐藤さんは、「目に見える色」をテーマに話をしました。
佐藤さんは「いけばなは、いけた人の人柄などが、様々な花の色で表わされ、作品になっています」と話しました。
いけばなの実演も行われ、紫とオレンジをコントラストにした作品など、全部で5つの作品をつくりました。
池坊巡回講座は最新のいけばなの技術などを伝えようと、全国180か所で毎年開かれています。 -
高校野球 上伊那勢の試合結果
第101回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の7日の試合結果です。
県営上田野球場で行われた上伊那農業対野沢北の試合は、8対1、7回コールドで上伊那農業が敗れました。
松本市野球場で行われた箕輪進修・阿南連合チーム対松商学園の試合は、10対0、5回コールドで箕輪進修・阿南連合チームが敗れました。 -
県宝に指定 箕輪の土器見学
箕輪町郷土博物館は、去年県宝に指定された「顔面把手付土器」などを見学する歴史講座を、6日に開きました。
講座には20人が参加し、博物館の職員から説明を受けながら、遺跡の跡地や博物館を見学しました。
沢保育園・国道153号バイパス沢上交差点付近からは、およそ30年前に丸山遺跡が発掘されました。
遺跡からは、人の顔をかたどった把手がついた「顔面把手付土器」が発掘されました。
祭りなどで使われたと思われるこの土器は、去年9月に長野県宝に指定されました。
参加者は、3か所の遺跡を巡りました。
博物館の見学で参加者は、各遺跡から発掘された土器を見て、独特な模様などから縄文時代の
歴史を感じていました。
箕輪町郷土博物館によると、現在、県内ではおよそ160点の縄文土器が県宝に指定されていて、そのうち4点が町内から出土した土器だということです。 -
核兵器の廃絶・反戦を訴える
核兵器の廃絶や反戦を訴える「上伊那網の目平和大行進」が、6日と7日の2日間、上伊那で行われました。
行進の集会場所の1つ、箕輪町役場には、4団体およそ20人が集まりました。
行進前の集会で、白鳥政徳箕輪町長は、「核兵器の廃絶や反戦は、海外の問題だと思いがちだが、自分たちの生活に直結する問題だ。」と話し、参加者を激励しました。
参加者は訴えが書かれた旗などを持って、辰野町役場に向かいました。
上伊那網の目平和大行進実行委員会は、核兵器の廃絶や反戦、原発の再稼働の反対を訴えています。 -
出口さん自然栽培について講演
有機・自然栽培を中心に農業を学ぶ「南アルプス農ある暮らし学び塾」が28日伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれ、長谷で米の自然栽培に取り組む出口友洋さんが取り組みを紹介しました。
講座では、株式会社Wakka Japan社長の出口さんが、自身の取り組みを紹介しました。
出口さんは伊那市長谷の耕作放棄地になっていた田んぼで、海外向けに農薬や有機肥料を使わない自然栽培で米を育てています。
出口さんによると長野県は収量が多く品質の良い米がとれること、また長谷は冷涼な気候と南アルプスからの水源が豊富なことなどから自然栽培に適しているということです。
出口さんは「輸出を軸にした米作りを進めると同時に、中山間地の課題を解決していくような新しいモデルを構築していきたい」と話していました。
農ある暮らし学び塾は、伊那市や信州大学などでつくる南アルプス山麓地域振興プロジェクト推進協議会が開いています。
講座にはおよそ25人が参加し話に耳を傾けていました。
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イーナちゃん応援隊 葉摘み体験
地元の農産物を知りふるさとに愛着を持ってもらおうと、桜の葉摘み体験が29日、伊那市高遠町下山田の畑で行われました。
体験には上伊那の8組19人が参加し、塩漬けして桜餅に使う桜の葉を摘みました。
摘んだのは「大島桜」という品種の葉です。
高遠・長谷地区では、農産物として桜の特産化に取り組んでいて、平成24年から千本の大島桜の栽培を始めました。
参加者は、桜餅用に12センチから14センチほどの大きさの葉を選んで摘んでいました。
この体験は、伊那市とJA上伊那、伊那商工会議所でつくるイーナちゃん応援隊が行いました。
地元の食材を使ったスイーツづくりを体験し絵日記を書く「思い出絵日記コンテスト」の一環で行われました。
参加者はこの後、摘んだ葉を使って桜餅づくりを楽しんだということです。
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信州球児の夏 はじまる
夏の甲子園出場をかけた「第101回全国高校野球選手権長野大会」が今日、開幕しました。
6日は、松本市の松本市野球場で開会式が行われ、去年優勝校の佐久長聖を先頭に86校84チームの選手たちが入場行進をしました。
上伊那8校の試合日程です。
辰野です。
8日午前9時30分から更級農業と対戦します。
箕輪進修・阿南連合チームです。
7日午前11時30分から松商学園と対戦します。
上伊那農業です。
7日午前11時30分から野沢北と対戦します。
高遠です。
10日午後2時から松本蟻ヶ崎と対戦します。
伊那北です。
8日正午から長野東と対戦します。
シード校の伊那弥生ケ丘です。
9日午後2時から穂高商業と屋代の勝者と対戦します。
シード校赤穂です。
9日午後2時から長野西と小諸の勝者と対戦します。
駒ヶ根工業です。
8日正午から上田染谷丘と対戦します。
試合が順調に進めば21日に甲子園に出場するチームが決まります。
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伊那まちアルプス直行便 13日から運行開始
JR伊那市駅前から南アルプスや中央アルプスの登山口までを
結ぶ「伊那まちアルプス直行便」の運行が13日から始まります。
伊那市の飲食店主や山岳関係者などでつくる一般社団法人アスタルプロジェクトが1日市内で記者会見を開き概要を説明しました。
伊那まちアルプス直行便は南アルプス便と中央アルプス便があり
運行は今月13日から10月5日までの土日祝日で予約制となっています。
南アルプス便はJR伊那市駅前ロータリーを午前4時40分に出発し林道バスと接続する仙流荘に午前5時15分に到着します。
利用料金は1人2000円です。
中央アルプス便は午前7時30分に出発し桂小場登山口に午前8時に到着します。
料金は1000円です。
伊那まちアルプス直行便の予約はいずれも白川タクシー72-2151です。
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山室写真倶楽部作品展
伊那市と南箕輪村の写真愛好家で活動する山室写真倶楽部の作品展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、県内外で撮影された、会員5人の作品33点が展示されています。
愛用しているカメラを映したものや、山を背景に桜を映したり、植物を間近でとらえたものなど、鮮やかな色彩の作品が多く並んでいます。
山室写真倶楽部は、40代から70代の男女5人が所属しています。
作品展は年2回開いていて、テーマは設けていませんが、風景や植物などが題材となっています。
山室写真倶楽部の作品展は、14日(日)まで伊那図書館で開かれています。 -
50年先の伊那へ ミズナラ植樹
伊那市50年の森林づくり2019植樹祭が伊那市長谷の鹿嶺高原で5日に行われ、長谷小学校の児童や林業関係者など150人がミズナラの苗を植えました。
5日は鹿嶺高原にある伊那市保有の広さ2,500平方メートルの場所にミズナラの苗およそ600本を植えました。
参加した児童は、教わりながら苗を植えていきました。
今回用意した苗のうち、半数以上の360本余りは、西春近諏訪形区の住民有志が鹿嶺高原で拾ったミズナラの実を1年かけて育てたものです。
苗は、真下に伸びる根を残してあります。
成長するとこの根が地中深くまで伸びて土砂崩れを起きにくくするという事です。
伊那市では山林の木を活用し森の循環を図っていこうと「ソーシャル・フォレストリー都市宣言」を平成28年度に行いました。
5日の植樹はその一環で行われたもので、伊那市ではこの一帯を整備し山林と人とを結ぶシンボル的な場所にしたいと計画しています。
今回植樹を行った場所は、以前はカラマツ林でしたが伊那市では保水力があるミズナラを植え災害に強い山林にしていきたい考えです。
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伊那食品工業の塚越さんが講演
伊那食品工業株式会社最高顧問の塚越寛さんによる講演会が5日伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれました。
塚越さんは1958年に21歳で寒天の製造販売を行う伊那食品工業の社長となりました。
塚越さんは数年前の寒天ブームのについて「ブームはテレビ放送による他力であって我々の努力ではない」としたうえで「増産により社員が疲れてはいけない。社員の健康を第一に考えた」と振り返りました。
また「人件費は会社の目的そのものであり給料をたくさん払える会社がいい会社だ」と話していました。
講演会は長野県シニア大学伊那学部の講座として開かれたもので会場に集まった約80人が塚越さんの話に耳を傾けました。
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クマの目撃情報多発
県や市町村では、6月末からクマの目撃情報が相次いでいることから林の近くなどを歩く際は鈴やラジオで音を出しクマに人が近くにいることを知らせながら行動するよう呼び掛けています。
伊那市の中央アルプス山麓では猪をつかまえるための檻にクマが入っているのが見つかり、5日麻酔で眠らせて山に帰しました。
檻に入ったのは全長約1メートル30センチ体重32キロほどの2歳から3歳のオスです。
長野県の宮脇優鳥獣対策専門員によりますとこの時期は親離れをしたクマが慣れていないため人里に出てくることがあり目撃情報の多発につながっているということです。
長野県ではクマは背を向けて走って逃げると追いかける習性があることから万一遭遇したときはクマから目を離さず静かに後退しながらその場を離れるよう呼び掛けています。
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北部保育園で七夕まつり
南箕輪村の北部保育園の園児は5日、七夕まつりで星探しゲームをしました。
この日は、園児77人がブロックで囲まれた新聞紙をかき分けて埋まっている星を探しました。
年長園児が色紙を星の形に切ったということです。
園児は、たくさんの新聞紙の中から、好きな色の星を探していました。
また、部屋に飾り付けられた短冊には、園児の将来の夢が書かれていました。
北部保育園では、8日に竹を燃やし七夕送りを行う予定です。
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放射性物質含む処分場の予定地 宮田村が買い取りへ
宮田村は、村内に建設が計画されている廃棄物最終処分場について、計画を中止させるため業者に対し建設予定地の買い取りを申し立てる民事調停を行う方針を28日に示しました。
28日は、役場で記者会見が開かれ、小田切康彦村長や長谷川洋二弁護士がこれまでの経緯を説明しました。
宮田村に建設が予定されているのは、国が定める基準以下の放射性物質を含む一般廃棄物の最終処分場です。
平成27年に南箕輪村の民間業者が建設計画を公表しました。
しかし、建設予定地が天竜川と太田切川の合流地点に近いことから、下流域の環境汚染や風評被害を心配する声が上がりました。
近隣住民らは、反対運動を展開していて、これまでに10万人以上の反対署名を集めています。
村では、計画中止を目指し平成28年に長谷川弁護士に依頼し、業者との交渉をはじめました。
調停の申し立ては7月中旬を予定しているということです。 -
健康経営キックオフセミナー
会社が社員の健康維持をサポートし、企業の成長につなげる「健康経営」について考えるセミナーが4日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
「健康経営キックオフセミナー」には、市内の企業の担当職員など30人が出席しました。
伊那市出身の中小企業診断士の北原竜也さんが講演しました。
北原さんは「従業員が働きやすい職場環境を作ることが健康経営につながる」と話しました。
具体的な取り組みとして、長時間労働を減らし、ハラスメントをなくすことや、健康経営を推進する部署の設立を挙げていました。
今回のセミナーは、伊那商工会議所の女子会プロジェクト委員会が主催したものです。
経済産業省の健康経営優良法人の認定を目指す企業を対象に開かれました。
現在、伊那市商工会議所の会員1881事業所のうち、7事業所が認定されています。
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パセリの出荷ピーク迎える
上伊那で最も多くパセリを栽培している南箕輪村久保の池田政幸さんのハウスでは、今月に入って収獲作業がピークを迎えています。
池田さんは7棟のハウスでパセリを栽培していて、7月に入って収獲のピークを迎えています。
JA上伊那によりますと、上伊那でパセリを栽培している農家は12軒あり、このうち最も多い量を栽培しているのが池田さんだということです。
15年前に務めていた会社を退職し、妻の友子さんとパセリ農家を始めました。
収獲は、よく生長した外側の茎から折って250gずつ束にします。
友子さんは手際よく作業を進めていました。
池田さんのパセリは、静岡県や愛知県、京都府、大阪府などに出荷されます。
作業は10月末まで続きます。
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クマの目撃情報相次ぐ
上伊那では、6月から7月にかけてクマの目撃情報が相次いでいて、市町村では注意を呼び掛けています。
このうち、箕輪町大出の国道153号付近の林では、3日午後3時頃にクマの目撃情報が寄せられました。
その後、役場の職員や伊那警察署の署員などが捜索を行いましたが、発見には至らなかったということです。
7日になって、午後4時現在、目撃情報はないということです。
町では、クマと遭遇しないために笛や鈴、ラジオなど音の出るものを身に付けること。
山へ入る場合は、2人以上で行動すること。
万が一出会ってしまった場合は、背中を見せて走ったり大声を出したりせず、後ずさりしながら静かに立ち去ることなどを呼び掛けています。
箕輪町産業振興課
79‐3111(内線161)