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第一美術長野県支部展
全国公募展の第一美術展に出品された作品の長野県支部展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、亡くなった2人を含める58人の絵画や工芸62点が並べられています。
5月下旬から6月上旬にかけて東京都で開かれた第90回第一美術展に出品した長野県内の作家の展示会です。
県支部展は、県内各地持ち回りで開いていて、上伊那地区では2年に1度開催されています。
第90回展には県内から5人が入賞しました。
上伊那地域からは3人が入賞し、文部科学大臣賞に、伊那市の原和男さんの作品「NET」。
会員奨励賞に、南箕輪村の加藤博美さんの作品「再誕」。
準会員優秀賞に伊那市の小坂洋一さんの作品「今年も良い事あるわよ」が選ばれました。
この第一美術長野県支部展は23日(月)まで伊那市の伊那文化会館で開かれています。
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東部中1年 そば打ち体験
伊那市の東部中学校1年4組の生徒は19日、総合的な学習の時間にそば店の店主らからそば打ちを学びました。
この日は、東部中1年4組の生徒36人が高遠閣を訪れ、そば打ちを体験しました。
講師を務めたのは、壱刻の山根健司さん。
きし野の岸野靖典さん。
全国で118人が認定されている素人そば打ち段位全麺協5段をもつ原秀夫さんの3人です。
生徒たちは今年度、総合的な学習の時間にそばについて学んでいます。
今回は、そば店の店主らから打ち方を教わり、自分たちでも打てるようになりたいと山根さんに依頼し実現しました。
4、5人で1つのグループを作り、そば粉と水を混ぜる「水回し」から切るところまで全て自分たちで行いました。
途中、生地に穴が空いてしまうこともありましたが、全てのグループでそばが完成しました。
出来上がると早速打ち立てを味わっていました。
1年4組では、来年2月頃を目途に保護者に振る舞うことを目的に学習を深めていくとしています。
今回体験を受け入れた山根さんは「初めて中学生からの依頼があったので、今後は中学生の受け皿を構築していきたい」と話していました。 -
伊那西小 ペタンク楽しむ
伊那市の伊那西小学校の児童は、子どもから高齢者まで楽しめるスポーツ、「ペタンク」を19日、体験しました。
この日は、伊那西小学校の5年生12人が、上伊那ペタンク同好会のメンバーらと混ざって、競技を楽しみました。
ペタンクは、標的となる球に鉄のボールを投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツです。
今回の体験会は、1998年の長野パラリンピック冬季大会に出場経験があり、現在は長野県障がい者スポーツ協会に所属し、現在は障がい者スポーツ地域コーディネーターをしている加藤正さんが、上伊那ペタンク同好会に提案し、行われました。
加藤さんは、母校の伊那西小学校に、ペタンクとルールが似ている障がい者スポーツ「ボッチャ」の用具を寄贈しています。
上伊那ペタンク同好会の坪木利夫会長は、今後も各地でペタンクを体験できる機会を設け、健常者と障がい者の交流や、幅広い世代の交流を広めていきたいと話していました。
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障がい者作品展 2人が優秀賞
先月、上田市の丸子文化会館で開かれた「第22回長野県障がい者文化芸術祭」で、箕輪町在住の土橋磐さんと大槻優さんが、優秀賞を受賞しました。
この日は、県障がい者文化芸術祭の写真の部で優秀賞を受賞した土橋磐さんと、絵画の部で優秀賞を受賞した大槻優さんに、白鳥政徳町長から表彰状が渡されました。
優秀賞を受賞した2人の作品は、コピーで展示されています。
土橋さんの作品は「青紫色の朝顔の花」です。
土橋さんは、季節の花の撮影が趣味で、朝顔の鮮やかな青紫色に魅力を感じて、写真に収めたということです。
大槻さんの作品は「絵手紙25選」です。
日常の散歩で見つけた果実や花などを、ハガキにアクリル絵の具で描いたということです。
また、土橋さんと大槻さんは、俳句の部門でも優秀賞を受賞したということで、作品が展示されています。
役場の玄関ホールには、入賞者以外の作品も展示されていて、10月2日(水)まで見ることができるということです。
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地価 住宅地・商業地下落
長野県は、7月1日現在の地価公示価格を、19日に発表しました。
県内の住宅地は23年連続、商業地は27年連続の下落となりましたが、下落幅は縮小しました。
地価は、7月1日現在の各基準地の1平方メートルの価格を判定したもので、一般の土地取引の指標や公共事業での土地取得の算定基準となります。
県内では77市町村399地点で調査が行われ、住宅地・商業地合わせて伊那市では9地点で、箕輪町では5地点で、南箕輪村では2地点で行われました。
3市町村の商業地では、伊那市山寺の駐車場付近は、1平方メートルあたり41,500円で、去年と比べてマイナス1.9%。
箕輪町松島のイオン箕輪店付近は、1平方メートルあたり30,300円で去年と比べてマイナス2.9%。
南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近は、1平方メートルあたり23,500円で、去年と比べてマイナス2.1%となっています。
県内で上昇した商業地は16地点で、去年の1地点より15地点増えました。
上昇したうち最も高い地点は、長野市の長野駅前で、1平方メートルあたり36万2,000円となっています。 -
高遠小6年生 ふるさとCM撮影
伊那市の高遠小学校の6年生は、長野朝日放送が実施しているふるさとCM大賞に応募するためのCMの制作に取り組んでいます。
子どもたちが地域の魅力をPRできる場所として選んだのは、伊那市高遠町のポレポレの丘です。
ブランコや木登りをして遊ぶ様子を、タブレット端末で映像に収めました。
6年生は、地元高遠町の良さをPRすることを中心に活動していて、CM大賞に応募することにしました。
伊澤修二や、高遠石工など様々なアイディアを出し合った結果、大人でも子どもでも楽しめる場所だとして、ポレポレの丘をテーマに選んだということです。
子どもたちが考えた歌詞をラップ調にして、ポレポレの丘の魅力をPRします。
子どもたちは歌詞に合うように映像を撮影していました。
作品の応募締め切りは9月30日で、6年生たちは、今後、撮影した映像の中から良いものを選んで編集を行うということです。
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天竜川と三峰川沿いのごみ拾い
南信地域の建設業者でつくる長野県南部防災対策協議会は18日、天竜川や三峰川周辺のごみ拾いをしました。
ごみ拾いは、「ラブリバー天竜の日」と名付けられ、毎年この時期に行われていて今年で27回目です。
伊那、駒ケ根、飯田の3地区に分かれ環境美化活動が行われました。
伊那地区は15社から、あわせて35人が参加しました。
長野県南部防災対策協議会は、国土交通省天竜川上流河川事務所の業務を請け負う事業者で組織しています。
近年は、空き缶やペットボトル、プラスチックごみなどが多く、この日1日で大型のゴミ袋35袋分集まったということです。
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小中学生 食で高遠を学ぶ
小中学生が食の視点から高遠の歴史や文化について学ぶイベント「たかとお食フェス」が18日伊那市の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれました。
高遠町内の飲食店や農家、主婦グループらがおよそ21のブースを出し、ローメンや昆虫食、家庭料理などを紹介していました。
このイベントは、食を通して高遠の歴史を知り、郷土愛を育んでもらおうと上伊那広域連合や高遠の各種団体で作る実行委員会が初めて企画しました。
午前中は高遠小と高遠北小の全校児童およそ260人が会場を訪れ、それぞれのブースを周っていました。
こちらは「くりやきもち」です。
秋のお茶菓子の一つで、甘く煮た栗とその煮汁の中に小麦粉を入れこねて、焼いて作るという事です。
こちらは、唐辛子の加工品を作っている団体のブースです。
担当者が「高遠では江戸時代から唐辛子が栽培されていました」と説明していました。
子ども達は、五平餅に唐辛子みそやラー油を付けて味わっていました。
午後には高遠中学校の全校生徒およそ140人が会場を訪れたという事です。
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伊澤修二記念音楽祭 ポスターコンク表彰
伊那市が高校生を対象に行った伊澤修二記念音楽祭のポスター原画コンクールで高遠高校2年の栗原和也さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
17日は市役所で表彰式が行われ栗原さんに表彰状が贈られました。
最優秀賞に選ばれた高遠高校2年の栗原さんの作品です。
指揮をする伊澤修二が楽器をあやつり演奏している様子が描かれた作品で、色使いやリズム感のあるデザインが評価されました。
栗原さんの作品はポスターとチラシの原画に採用されました。
伊那市長賞に選ばれたのは高遠高校2年の廣瀬真梨乃さんの作品です。
高遠の自然と高遠で生まれた音楽をイメージした作品で細かな点まで丁寧に描かれている事が評価されました。
廣瀬さんの作品はチケットの原画に採用されました。
ポスター原画コンクールは高校生に音楽祭への関心を高めてもらおうと伊那市が行ったもので、市内の高校から24点の応募がありました。
伊澤修二記念音楽祭は10月26日に行われます。 -
防火ポスター・習字の最優秀賞決まる
上伊那の小学生を対象に募集した火災予防に関するポスターと習字の選考会が、伊那市の上伊那広域消防本部で18日、開かれました。
ポスターの部の最優秀賞には、駒ケ根市の赤穂南小学校6年の、入谷星穏君の作品が選ばれました。
火災の原因になる家電や調理器具、たばこの不始末などを指さし確認するデザインです。
習字の部の最優秀賞には、伊那市の東春近小学校6年の唐澤夏萌さんの作品が選ばれました。
唐澤さんは、2年連続の最優秀賞受賞で、標語の「ひとつずついいね!で確認火の用心」を書きました。
事業所などでつくる上伊那防火管理協会と上伊那広域消防本部は、子どもたちに火災予防への関心を持ってもらおうと毎年ポスターと習字の募集を行っています。
今年、ポスターは25校から398点、習字は2校から36点が寄せられました。
最優秀賞に選ばれたポスターと習字は、来年のカレンダーとして、上伊那防火管理協会の会員事業所に配布されることになっています。
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旧井澤家住宅で野点の茶会
伊那市西町の旧井澤家住宅で16日に野点の茶会が開かれました。
築250年近い趣ある住宅を眺めながら、日本ならではの文化に触れてもらおうと開かれたもので、大日本茶道学会伊那支部の会員が抹茶と和菓子を振る舞いました。
今年初めて琴の演奏も行われ、抹茶を味わいながら楽しんでいました。
また、旧井澤家住宅の中では高遠焼の展示即売会も開かれました。
旧井澤家住宅は、江戸時代中期に建てられたとされる造り酒屋の住宅跡で、伊那市の有形文化財に指定されています。
茶会を企画した伊那部宿を考える会では「日本古来の文化に触れながら、旧井澤家住宅の古民家ならではの良さに触れてもらえた」と話していました。 -
箕輪町新副町長に浦野邦衛さん
任期満了に伴い、10月1日から箕輪町の新しい副町長に松島の浦野邦衛さんが就任します。
任期は4年間となっています。
新たに副町長に就任するのは箕輪町松島の浦野邦衛さんです。
浦野さんは昭和33年生まれの61歳で、伊那北高校を卒業後、東京農業大学を経て県農業協同組合中央会に入会。地域農政部長などを務め、平成27年からは県農協地域開発機構の常務理事を、平成28年からは生活協同組合連合の理事を務めました。
浦野さんは「町長を支え、箕輪町を住みよい街にしていけるよう尽力したい」と話しています。
任期は来月1日から4年間となっています。 -
高遠高生 紙芝居を読み聞かせ
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は14日、高遠町図書館で紙芝居の読み聞かせを行いました。
この日、高遠高校の図書委員が、高遠町に古くから伝わる「龍勝寺山の姫小松」など5作品の紙芝居の読み聞かせを行いました。
「龍勝寺山の姫小松」の絵は、美術クラブの卒業生によるものです。
また、物語は国語の教諭に依頼して、子どもでもわかりやすい表現を工夫したということです。
訪れた子どもたちは、話の世界に興味を見せて、楽しんでいました。
生徒たちはこの日のために、1か月前から、練習をしてきたということです。
今回の読み聞かせには、親子連れなど、およそ10人が訪れました。
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秋の味覚“昆虫食” 加工作業大忙し
伊那谷の郷土料理のひとつ「昆虫食」のイナゴや蜂の子の収穫の時期を迎えました。伊那市の塚原信州珍味では、加工作業に追われています。
伊那市上新田にある塚原信州珍味には、秋の味覚、イナゴや蜂の子が並んでいます。
横山にある加工場では17日、2代目の塚原保治さんが電話で注文を受け、3代目の慎也さんが甘露煮づくりに追われていました。
塚原信州珍味は、伊那谷の郷土料理のイナゴやざざむし・蜂の子の甘露煮などを販売していて、創業80年を超えます。
ここ数年、昆虫食が注目を集めていることから、全国各地から注文が集まっていて、全国チェーンの居酒屋からも注文を受けています。
しかし、ここ数年はイナゴやクロスズメバチの収量が減っているということです。
保治さんは「大忙しだが、気候などの影響で物が少ない。なんとかして昆虫食を続けていきたいのと、多くの人に良さを知ってもらいたい。ゲテモノという目だけでなく、貴重なタンパク源として見てもらえればうれしい」と話していました。
現在までのところ、今年は不作になりそうだということで、塚原信州珍味では、今後の収量増加に期待を寄せています。 -
箕輪西部を元気に! 赤そばの里音楽祭
赤そばの里、箕輪町上古田を多くの人に知ってもらおうと、16日に「赤そばの里音楽祭2019」が、箕輪西小学校で行われました。
音楽祭では、地元のおやじバンドやみのわ少年少女合唱団、長野県ゆかりのアーティストが演奏を披露しました。
このうち、伊那市出身のシンガーソングライター・湯沢かよこさんは4曲を披露しました。
音楽祭は、箕輪町西部地区の良さを多くの人に知ってもらおうと2017年から活動する「GoWestかみふるた」が、赤そばの里の見頃に合わせて企画したものです。
城内睦(あつし)代表は「老若男女いろんな人に集まってもらうことができた。これからも西部地区を元気に、住みやすい地域にしていきたい」と話していました。
「GoWestかみふるた」のメンバーは、2年前から地元のイベントに参加してもらっている湯沢さんに上古田のイメージソングの制作も依頼していて、12月に完成、来年1月にはお披露目会を予定しているということです。
現在、赤そばの里は5分咲きで、満開は週末の21日頃と予想しています。 -
ピザづくりで地元食材の魅力学ぶ
上伊那地域の小学生が作業や食を通じて農業を学ぶ「あぐりスクール」が16日に行われ、児童が上伊那農業高校の生徒とピザを作りました。
この日は、小学3年生から6年生までおよそ60人が参加し、南箕輪村の上伊那農業高校中の原農場で高校生と一緒にピザを作りました。
児童らは、チーズをこねて、塩水で味付けする作業を体験していました。
また上農生が加工した鹿肉を切ってピザの具材にしていました。
生地に具材を乗せ終わると、上農高校の手作りのオーブンでピザを焼きました。
焼きあがると、早速ピザを味わっていました。
ピザを食べた児童は「チーズがとろけて美味しかった」などと話していました。
今回の教室は、ピザ作りを通じて地元の食材の良さを知ってもらおうとJA上伊那が企画したものです。
児童らはこの後、自分たちで管理する田んぼの稲刈りも体験したということです。 -
伊那谷でもワクチンベルト
長野県は、豚コレラ対策として、伊那谷の天竜川右岸を含む5か所に県内を縦断する形で経口ワクチンをまく、ワクチンベルトを構築することを17日に確認しました。
これは17日に県庁で開かれた対策本部会議で確認されたものです。
伊那谷の天竜川右岸を含む5か所におよそ3万6千個の経口ワクチンをまき、養豚場での豚コレラ発生と野生イノシシによるウイルス拡散の防止を目指すものです。
ワクチンの散布は、今月下旬以降に行われる予定です。 -
K展 色鮮やかな作品ならぶ
伊那市高遠町の国画会会員、北原勝史さんが指導する教室「K・絵画サークル」の作品展が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、14人の会員の近作およそ40点が並んでいます。
K・絵画サークルは、高遠高校の美術教員をしていた北原勝史さんが、一般向けに開いた美術教室がきっかけで始まりました。
会場には立体的な表現を取り入れた作品や、色鮮やかな作品が多く並んでいます。
「第10回記念K展」は、21日(土)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
横山維者舎 酒米稲刈り
伊那市横山の住民グループ「横山維者舎」は15日、地区の田んぼで酒米の稲刈りをしました。
この日は、メンバー10人が集まり、作業をしていました。
横山維者舎は、地域活性化をめざして伊那市荒井の宮島酒店と協力し、オリジナルの酒づくりに取り組んでいます。
水がきれいで酒米作りに適しているということで、栽培を始めたということです。
育てている品種は、美山錦です。
田んぼは2枚あり、およそ1.8トンを収穫しました。
収穫した米は、もみずりをして、玄米にしたあと乾燥させるということです。
メンバーは、「どの料理にもあう、おいしい酒にしたい」と期待を膨らませていました。
収穫した米からは、一升瓶およそ800本分の酒がつくられるということです。
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羽広区敬老会 獅子舞披露
16日の敬老の日を前に、伊那市西箕輪羽広区の敬老会が15日開かれ、地区に伝わる獅子舞が披露されました。
敬老会では、毎年子どもによる獅子舞が行われていましたが、今年は、地区伝統の獅子舞を披露しようと、羽広獅子舞保存会が初めて舞いました。
敬老会には、区の75歳以上の高齢者およそ60人が参加しました。
はじめに、西箕輪小学校の児童10人による「子供獅子舞」が披露されました。
続いて、羽広獅子舞保存会による「羽広獅子舞」、「鍾馗の舞」が披露されました。
羽広の獅子舞はおよそ400年の歴史を持ち、五穀豊穣や家内安全を祈り、小正月に舞を披露します。
雄獅子と雌獅子の舞合わせで、羽広北側が雌獅子、南側が雄獅子の舞を受け継いでいます。
参加者は、地域に伝わる伝統芸能を楽しんでいました。
羽広区長の小林英男さんは、「年々高齢化して参加者が少なくなってきているが、これからも続けていきたい」と話していました。
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新山で軽トラ市 新鮮野菜並ぶ
伊那市新山の新山集落センター駐車場で、とれたての野菜や果物が並ぶ軽トラ市が15日、開かれました。
この日は、軽トラック8台が駐車場に並び野菜や果物、花などが売られていました。
訪れた人は、生産者と話をしながら、買い物を楽しんでいました。
軽トラ市は、新山の地域住民でつくる、新山農家組合が6年前から開いているもので、朝収穫した新鮮な野菜などが売られています。
軽トラ市は、10月6日(日)と27日(日)にも予定されていて、まつたけや、しめじなどのキノコ類も多く出品される予定だということです。
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高遠文芸賞 授賞式
R 本をテーマにしたイベント高遠ブックフェスティバルが昨日から伊那市高遠町で始まっています。
開催10周年を記念して小説やエッセイなどを募集した「高遠文芸賞」の授賞式が15日行われました。
15日は、西高遠の読書楼で授賞式が行われ、入賞した6人のうち4人が出席しました。
受賞者の作品を製本した本が手渡されました。
最優秀賞に選ばれたのは伊那市美篶出身で駒ヶ根市の赤塩千寿さんの作品「アズキッパ」です。
作品は山菜の「アズキッパ」を通して、作者の赤塩さんが祖母との思い出を描いたものです。
伊那北高校2年の内村晴恵さんの作品「桜花の夜」が小説部門の佳作に選ばれ高校生で唯一入賞した。
高遠文芸賞は今回が1回目で、
高遠をテーマにした旅行記やエッセイ、小説を全国から募集し49作品の応募がありました。
あすは、受賞作品を製本にするワークショップが高遠町の旧中村家住宅「環屋」であす行われることになっています。
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進徳館の歴史・偉人 一室に並ぶ
幕末から明治初期にかけて、教育界に多くの人材を輩出した進徳館に関わる展示が、伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で開かれています。
会場には、進徳館で実際に使われていた教科書や、ここで学んだ人物が作った文学作品などが並んでいます。
会場では、教科書のレプリカが置かれていて、実際に手に取って見ることができます。
進徳館は、幕末の高遠藩主、内藤頼直によって設立されました。
「第64回特別展 文よく武を制す」は、12月8日(日)まで、博物館の2階第3展示室で開かれています。
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没後10年 平山郁夫展
日本画家・平山郁夫さんの没後10周年にあわせた作品展が、伊那市のはら美術で開かれています。
会場には、平山郁夫さんの作品の版画30点が展示されています。
平山さんは、日本美術史に名を残す日本画家で、平成21年に71歳で亡くなってから今年で10年になります。
信州高遠の四季展では、4回審査委員長を務め、伊那市の名誉市民にもなっています。
会場には平山さんの代表作が並んでいました。
没後10年平山郁夫作品展は、23日まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
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はたらくじどうしゃ博物館無料開放
建設重機やトラックなどのミニチュアが楽しめる伊那市荒井の「はたらくじどうしゃ博物館」の無料開放が15日まで行われています。
はたらくじどうしゃ博物館には、ショベルカーやブルドーザーなどのミニチュアが2万点~3万点展示されています。
館長の土田健一郎さんです。
小さいころからはたらくじどうしゃが好きだったという土田さんは、その魅力を多くの人に知ってもらおうと11年前に博物館をオープンしました。
このブルドーザーは、1991年に長崎県の雲仙普賢岳の火砕流の撤去作業に当たったものの10分の1のミニチュアです。
重機を造る際の試験に実際に使われたものだということです。
建物の外では、重機の資料の展示販売などが行われています。
ショベルカーに乗ってボール掬いをすることもできます。
伊那市荒井のはたらくじどうしゃ博物館の無料開放は15日までとなっています。
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箕輪西小学校で運動会
秋の運動会シーズンがはじまり、上伊那の多くの小学校で14日、運動会が開かれました。
箕輪町の箕輪西小学校でも運動会が開かれ、全校児童106人が紅組と白組に分かれ点数を競いました。
児童は運動会に向けて早いクラスでは夏休み前から練習してきたということです。
高学年のリレーでは白熱した勝負が行われ、児童たちが懸命に走っていました。
大玉送りは、全校児童とその保護者が一緒になって行う競技です。
応援合戦では、紅白に分かれ大きな声で応援していました。
箕輪西小学校では、「練習の成果を発揮して頑張る姿や学年を超えて友達を応援する姿がみられました」と話していました。
14日はこのほか、伊那市の6校、箕輪町の1校、南箕輪村の1校で運動会が開かれました。
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赤そばの里オープン
高嶺ルビーという品種の赤そばを育てている箕輪町上古田の赤そばの里が14日オープンしました。
14日はオープニングセレモニーが行われ、テープカットでオープンを祝いました。
広さ4.2ヘクタールの畑には「高嶺ルビー」という品種の赤そばが植えられています。
畑は上古田の住民有志でつくる古田の里赤そばの会が管理していて、今年は8月3日に種をまきました。
現在は4分~5分咲きで、20日~25日に見ごろを迎えそうだということです。
14日は県内外から観光客が訪れ、花を見たり写真を撮ったりしていました。
赤そばが味わえるそば処の営業も今日から始まりました。
14日はオープンを記念して限定100食が無料で振る舞われました。
9月28日と29日には赤そば花まつりが行われ、上古田公民館でそばの提供が行われます。
赤そばの花は10月上旬まで楽しめるということです。
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伊那西高校定期演奏会 15日開催
伊那市の伊那西高校吹奏楽クラブと合唱クラブの定期演奏会が、伊那文化会館で開かれます。
38人の吹奏楽クラブは、13曲を演奏します。
ラテン音楽や、アニメ曲など3曲は、楽器を演奏しながらパフォーマンスを披露します。
合唱クラブは、 今年の NHK全国学校音楽コンクールの自由曲で銅賞を受賞した曲「夢」など、5曲を歌います。
2つのクラブ合同の「第16回定期演奏会」は、15日午後1時から、伊那文化会館の大ホールで開かれます。
入場は無料です。 -
直江津遭難の日で献花
1942年に中箕輪国民学校の児童が修学旅行中に新潟の海で亡くなった「直江津遭難の日」にあわせ、13日、箕輪中部小学校の児童が慰霊碑に献花しました。
13日、児童たちは登校すると、慰霊碑に花を手向け、手を合わせていました。
直江津遭難は、1942年9月13日に中箕輪国民学校、今の箕輪中部小学校の児童5人が、修学旅行中に新潟県直江津の海で波にのまれて亡くなったものです。
小学校には亡くなった児童の冥福を祈って建てられた慰霊碑があり、児童たちが手を合わせていました。
箕輪中部小学校では、命の大切さを子どもたちに伝えていきたいとしています。
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田楽座 御礼公演にむけて練習
伊那市富県を拠点に活動している歌舞劇団田楽座は、20日からの稽古場公演に向けて12日、練習を披露しました。
公演は地元の人に感謝を伝えようと年に1度開かれていて、今年で26回目になります。
定番演目の伝統芸「とりさしまい」のリズムや配役を新しくした「さいとりさし」や、津軽のメドレーなど、全8演目を披露します。
この日は、その中から獅子舞の練習を行いました。
演出を担当している遊佐愛実さんは、「稽古場公演は舞台と客席の距離が近いため、一緒に楽しめるような舞台にしたい」と話していました。
「第26回稽古場公演 よっておくんな田楽座」は、伊那市富県の田楽座稽古場で、20日から23日
まで開催されます。
入場にはチケットが必要で、前売り券は1000円。ホームページからも購入できます。