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小河内神社御筒粥で占う
箕輪町の小河内神社で、今年の世の中や農作物の出来を占う御筒粥の神事が19日に行われ、今年の世の中は去年より7厘上がって7分4厘となりました。
神事は、小河内神社の今年1年の五穀豊穣を願う祈年祭で行われています。
21本の葦の茎を束にしたものを2升の米が入った釜で炊き、茎に入った米粒の数で占います。
午前7時から炊きはじめ、2時間後の午前9時過ぎに釜から筒が取り出されました。
占いの結果、今年の世の中は7分4厘となりました。
極上は、水稲の中生とささげ、大豆。
上々はトマト、上はりんご、きゅうりなどとなっています。
占いが終わると、使ったお粥を食べて1年間の無病息災を願いました。 -
大学入試センター試験
18日と19日全国一斉に行われている大学入試センター試験は
18日に信州大学松本キャンパスで英語リスニングの不具合が1件ありました。
19日午後4時現在県内の会場でトラブルなどの報告は入っていないということです。
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「せいの神」で五穀豊穣願う
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで「せいの神」と呼ばれるどんど焼きが19日行われました。
せいの神は五穀豊穣の神様「歳神様」がなまったものとされています。
15メートルほどの竹でやぐらを作り、みはらしファームに飾っていた2020本の〆の子や各家庭の正月飾りを積み上げ燃やしました。
集まった人たちは炎に手を合わせ無病息災を願っていました。
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山の恵に感謝 山の神講
山の仕事の安全を願いその恵に感謝する山の神講が19日伊那市高遠町荒町で行われました。
荒町公民館に地区住民が集まり男性は山の神講で使う弓と矢を作りました。
山の神講は農業や林業をつかさどる神様を祀る伝統行事で荒町の住民が受け継いでいます。
女性は祝いの席で食べる縁起物の長芋をすった芋汁などを作っていました。
準備が終わると集まった人たちは地元の貴船神社裏山にある祠に向かいました。
集まった人たちは今年の良い方角とされる西南西に向けて矢を放っていました。
山の神講はかつては男性だけで行われていましたが、参加者の減少から近年は女性も山に登り弓を放つようになったということです。
神事が終わると祠に弓と矢を供え山の恵に感謝していました。 -
北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会で、地区内の安泰を願って12日に建てられた大文字が19日に下ろされました。
午前8時に地区住民30人が集まり、4つ辻に建てられた大文字が下ろされました。
北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事「大文字」は、およそ260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。
大文字が下ろされると、つけてあった花飾りと松の枝を外しました。
花飾りは3本ずつ持ち帰り、厄除けとしてそれぞれの家の玄関先などに飾るということです。
漆戸常会の住民によりますと、3本の花飾りを玄関先に飾るのは、病気・火災・水害の3つから守るという願いが込められているということです。 -
町文化センターで小中学生のものづくり作品展
箕輪町の小中学生が授業で取り組んでいる、使う人を意識したものづくりの作品展が、箕輪町文化センターで開かれています。
会場には、町内の小中学生がつくった作品およそ250点が並んでいます。
こちらは、春から育てたアサガオのたたき染めで作った灯篭です。
こちらは、カラフルな色を塗ったオリジナルの風鈴です。
ものづくり教育プログラムは、町教育委員会が平成19年度から行っているもので、使う人を意識しながらものづくりをすることで、他人への思いやりを育てることをねらいとしています。
作品展は、23日(木)まで、町文化センター展示コーナーで開かれています。
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伊藤ひよりさん性的少数について講演会
性同一性障害を抱えながら、歌で自身の生き方を表現している、シンガーソングライターの伊藤ひよりさんの講演会が18日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
講演会は、伊那市教育委員会が開いたもので、およそ300人が集まりました。
講演の中で伊藤さんは、高校1年生の頃の変声期の時に、自分の心と体の不一致に苦しんだと話していました。
以降、好きな歌で自分の生き方を表現しようと、歌手として活動を始めたということです。
また、この日は、伊那市の西春近北小学校5年生と一緒に歌を披露しました。
クラスの担任の木村悦子教諭が以前伊藤さんの講演を聞いたことがきっかけで、交流が始まったということです。
講演を通して伊藤さんは、「いろいろな生き方の人がいるなかで、少しでも性的少数のことについて知ってもらいたい。」と話していました。
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SDGsカードゲームで理解深める
貧困や気候変動などを解決し持続可能な世界を目指す、SDGsを体験するカードゲームが18日、伊那市役所で行われました。
この日は、およそ30人が参加し、2人1組になってゲームをしました。
県が主催しているもので、ゲームに先立って国際連合地域開発センター研究員の浦上奈々さんがルールを説明しました。
ルールは、チームに配られた達成すべき目標に向けて、手元にあるプロジェクトを時間とお金を使い、進めます。
プロジェクトを進めると、世界の状況を表す、経済・環境・社会の3項目に変化が訪れます。
ゲームでは参加者が、チーム内の目標を達成するとともに、世界の状況を表す3項目にも偏りがないようにすることでゴールとなります。
今回のゲームを運営している長野県環境保全協会は「ゲームをすることで自分たちの生活を見直し、持続可能な世界に向けて行動するきっかけにしてほしい」と話していました。
SDGsは、2030年までに貧困や気候変動など17の項目を解決し、持続可能な世界を目指す取り組みです。 -
大学入試センター試験 はじまる
今年で最後となる大学入試センター試験が18日から全国一斉に始まりました。入試センターによりますと県内の試験は、午後4時現在トラブルなく進んでいるという事です。
南箕輪村の信州大学農学部も試験会場となり、受験生が足をはこんでいました。
今年のセンター試験の長野県内の志願者数は9,990人で、信大農学部の会場の志願者数は575人となっています。
会場の前には、予備校の講師らがかけつけティッシュなどに応援メッセージを添えて渡していました。
県内には14の試験会場があり、上伊那では信大農学部と駒ケ根市の長野県看護大学の2か所となっています。
18日は地理歴史公民、国語、外国語の文系科目の試験が行われました。
午後4時現在、試験は順調に進められているという事です。
19日は、数学と理科の理系科目の試験が行われます。
大学入試センター試験は、来年から「大学入学共通テスト」に変わります。
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「わん読」で読む力育む
子どもたちの本への関心を高め、読解力をやしなってもらうという新しい取り組みが伊那市の伊那図書館で18日に行われました。
子ども達が本を読んであげている相手は「犬」です。
18日は、子ども達が犬を相手に読み聞かせをするイベント「わん読」が伊那図書館で初めて行われました。
上伊那動物愛護会のメンバーの自宅や長野県動物愛護センターで飼われているセラピードッグ合わせて5頭が参加しました。
子どもたちは、自分たちがえらんだ本を読んであげていました。
主催した伊那図書館によりますと犬はじっと聞いているので人前で読むのが苦手な子どもでも自信をもつことができ、本への関心も高められるという事です。
イベントに協力した長野県動物愛護センターによりますと県内の図書館で「わん読」が行われるのは今回が初めてだという事です。
伊那図書館ではこの「わん読」を来月15日にも予定していて、定員には若干名の余裕があるという事です。
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高遠町図書館 恒例の新春百人一首大会
伊那市高遠町の高遠町図書館で新春百人一首大会が開かれ、市内外から12チーム、36人による団体戦が行なわれました。
18日は小学3・4年生の部が行われ、市内を中心に12チームが出場しトーナメント戦が行われました。
競技は3人1組の団体戦で、子ども達は、読み上げられた札を取り合っていました。
この百人一首大会は高遠町図書館の開館に合わせて始まり、今年で33回目となります。
大会の結果、小学3・4年生の部は手良小学校の4年生でつくるチーム「あわじしま」が優勝しました。
19日は小学5・6年生の部が行われる予定です。
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シニア世代と団体マッチング
活動の場を求めるシニア世代の受け皿となる地域の団体が参加する「地域づくり出会いのひろば」が伊那市のニシザワいなっせホールで17日、開かれました。
地域づくり出会いのひろばは、長野県長寿社会開発センター伊那支部などが開いたものです。
17日は、活動の場を求めるシニア世代およそ100人とその受け皿となる団体や企業20団体が参加しました。
おおむね60歳以上のシニア世代がボランティア活動などで積極的に社会参加できるよう、その活動を求める人とのマッチングを図るいうものです。
会場には、福祉や子育て支援団体などのブースが設けられました。
参加したシニア世代の人たちは積極的にそれぞれのブースを回り活動内容を聞いていました。
福祉事業団体のブースでは、「環境整備や農作業が出来る人を求めています。」などと話していました。
長野県長寿社会開発センター伊那支部では「シニア世代が社会参加するための情報が少ない。こういった場を活用してほしい」と話していました。
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伊那西高校 2人が短歌で入選
東洋大学が全国の小中高生を対象に募集した現代学生百人一首に伊那市の伊那西高校の2人の生徒が詠んだ短歌が選ばれました。
入選したのは文芸クラブ3年で箕輪中出身の我如古ヴィヴィアンさんと桑澤菜生さんです。
我如古さんは「夕暮れのテトラポットと潮風を感じてみたい信州人は」と詠みました。
桑澤さんは「電車まであと三分の待ち時間 スマホに映る英単語五個」と詠みました。
現代学生百人一首は、学生ならではの視点から日常生活で感じたことなどを詠むもので東洋大学が主催しています。
現代学生百人一首には、全国から6万1976首の応募があり100点の入選作品の中に2人の作品が選ばれました。
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市ふるさと納税 約11億円見込み
伊那市は今年度のふるさと納税の寄付金について、昨年度よりおよそ10億円多い11億5,000万円を見込んでいることが分かりました。
17日は伊那市役所で伊那市議会臨時会が開かれ、ふるさと納税の増額に伴う補正予算案が提出され、全会一致で可決されました。
伊那市では、今年度のふるさと納税について、昨年度の1億6,400万円より約10億円多い、11億5,000万円を見込んでいます。
伊那市は、平成29年6月から家電製品を返礼品から除外していましたが、去年1月に、国から「価格が少額なものは除く」とする連絡があったとして、10万円未満の家電の取り扱いを再開しました。
去年7月から取り扱いを始めた外付けハードディスクが人気を集めているということです。
なお去年12月末現在で、約10億2,000万円、1万7,400件の寄付があるということです。
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イクメン・カジメン写真 グランプリ決まる
箕輪町の「イクメン・カジメンフォトコンテスト」の審査会が17日開かれ、グランプリ作品が決まりました。
イクメン部門でグランプリに選ばれた箕輪町沢の桑澤みはるさんの作品「おおきなおにぎりつくろう」です。
刈り取った芝生を集めて大きなおにぎりの形を作る子どもと一緒に遊ぶ父親の姿を撮影した作品です。
カジメン部門のグランプリに選ばれた箕輪町沢の岩崎祐紀さんの作品「1対2の洗濯バトル」です。
二人のこどもに邪魔をされながらも洗濯物をたたむ父親を撮影した作品です。
17日は箕輪町役場で審査会が開かれ、子育て中の女性や有識者でつくる女性活躍井戸端会議のメンバーなどが審査しました。
イクメン・カジメンフォトコンテストは、男女共同参画社会を推進する機運を高めようと箕輪町が開いたもので、今年で2回目です。
今年は33人から54点が集まりました。
応募作品は、来月3日からイオン箕輪店で展示されます。
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伊那市議会が危機管理研修会
伊那市議会は、自然災害発生時の危機管理について理解を深めようと伊那市役所で17日研修会を開きました。
研修会には、伊那市議会議員の他、市内の自主防災組織のメンバーなどおよそ100人が参加し、日本大学危機管理学部の福田充教授から災害時の対応などについて話を聞きました。
福田さんは、去年10月の台風19号を例にあげ、事前予測の可能な自然災害では「情報を受け取っているのに避難しない人たちをどうやって避難させるかが重要だ」と話していました。
また、9月に千葉県を直撃した台風15号では、雨や風に加え大規模停電や断水、電話不通などの複合的な理由で被害が拡大したとして、「複合災害への備えも大切だ」と話していました。
この研修会は、伊那市議会が災害時の危機管理について学び議員の資質向上につなげようと伊那市自主防災組織連絡会と共催で開きました。
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台風19号での伊那警察署員の災害警備活動写真展
去年10月の台風19号で被災した長野市内での伊那警察署員の災害警備活動を紹介する写真展が、伊那市役所で開かれています。
会場には、災害で被災した長野市内での活動を記録した写真が展示されています。
伊那警察署員が行方不明者の捜索をしている写真や、被災者を救助している写真などが並んでいます。
市役所に写真を展示することで訪れた人や職員に防災や減災の意識を持ってもらおうと展示されています。
写真展は、31日まで市役所1階市民ホールで開かれています。
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和楽器コンサートに向け合同練習
東京で活動する若手の和楽器演奏家と上伊那の奏者によるコンサート「まちなかJapan+」が26日に伊那市内で開かれます。
15日は、コンサートに向けた練習が伊那公民館で行われました。
まちなかJapanは若手の和楽器奏者でつくるグループで全国各地で型にとらわれない様々な演奏会を開いています。
指導したのは「まちなかJapan」代表で東京都在住の生田流正派 三代目家元の中島一子さんです。
中島さんは定期的に伊那市でも指導を行っていてその縁で伊那市で3年前からコンサートが開かれています。
中島さんの伊那地域の一門の奏者も出演していてきょうは本番にむけて音合わせが行われました。
コンサートでは古典の他に、ドラマの主題歌などを披露する予定です。
歌舞伎の舞台などで演奏をする尺八奏者の川村葵山さんも賛助出演します。
まちなかJapan+のコンサートは26日の午後2時から伊那市のニシザワいなっせホールで開かれます。
入場料は前売が2,000円、当日が2,500円でいなっせ5階の生涯学習センターで販売しています。
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郷土愛プロジェクト伊那谷再発見
上伊那の児童や生徒が、地域の魅力を学び発表する「伊那谷再発見」が11日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
イベントには、上伊那の小学校から高校まで、8校が参加しました。
上伊那農業高校の生徒は、地域の人と連携して商品化した「あまざけアイス」から学んだことを発表しました。
商品化でパッケージをデザインする際には、「あまざけアイスのさわやかさが伝わるように工夫した」と話していました。
また、伊那西高校の生徒は、上伊那の企業で作っているものや観光地、道の駅を調べ、それら1つ1つが地域の魅力だと発表しました。
イベントは、産業・行政・学校が連携してつくる「郷土愛プロジェクト」が主催していて、今回で12回目となります。
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第5次広域計画案 答申
上伊那広域連合第5次広域計画策定委員会は、来年度から5年間の広域計画案について、白鳥孝連合長に16日、答申しました。
この日は、策定委員会の上原三知委員長が、第5次広域計画案について、上伊那広域連合長の白鳥市長に答申書を手渡しました。
第5次広域計画案には、リニア中央新幹線の開通による地域社会の発展や、森林資源を活用した再生可能エネルギーの実現など、15項目が挙げられています。
第5次広域計画は、来月開かれる上伊那広域連合議会に議案として提出される予定です。
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防犯・防災対策啓発運動
箕輪町のセーフコミュニティくらしの安全対策委員会は16日、町内のホームセンターなど3か所で、防犯や防災に関する啓発を行いました。
この日は、くらしの安全対策委員会のメンバーが、買い物客にチラシを渡し、防犯・防災を呼びかけました。
委員らは、「夜の9時まで玄関の明かりをつけることで、家に人がいることを示して防犯に繋がる」、「地震の時に電気を自動で停める機器『感震ブレーカー』を設置することで、家電製品の転倒による火災を予防できる」と説明していました。 -
入園準備品販売会に向け製作
伊那市の障害者多機能型事業所輪っこはうす・コスモスの家では、保育園入園準備品の販売に向け、手提げかばんや弁当袋などの製作がピークを迎えています。
16日は利用者1人と職員2人が作業を行っていました。
製作しているものは、全て伊那市の公立保育園指定のサイズになっています。
生地は東京で買い付けた厚みのあるものを使い、柄が同じにならないようにバリエーションを増やしたということです。
弁当袋の紐の部分は、ほつれにくいようにさらに布をつける工夫が施されています。
輪っこはうす・コスモスの家では、利用者の工賃アップに繋げようと5年程前から入園準備品を製作し、毎年2月に伊那市役所で販売しています。
価格は、パジャマ入れが2,000円、手提げかばんが2,200円、弁当袋が350円です。
コスモスの家では、持ち込まれた生地での製作も受け付けていて、料金は手提げかばんが1,500円などとなっています。
保育園入園準備品の販売は、来月12日から14日まで、伊那市役所1階で行われます。 -
富県保育園の園児 繭玉の飾りつけ
伊那市の富県保育園の園児は、農林産物直売所たかずやのメンバーとともに、繭玉の飾りつけを行いました。
16日は、直売所のそばにある小屋で飾り付けを行いました。
飾り付けを行ったのは富県保育園の年長園児18人です。園児たちは、直売所のメンバーに手伝ってもらいながら繭玉を枝の先に刺していました。
繭玉は、養蚕が盛んだった上伊那地域で、カイコの豊作を願って行われてきた小正月の伝統行事です。
直売所たかずやでは、「地域の養蚕の歴史と伝統文化を子どもたちに伝えたい」と話していました。 -
スマート農業実証実験 報告会
伊那市は、ICTやIoTなどの最先端技術を使ったスマート農業の今年度の実証実験の報告会を、16日に市役所で開きました。
報告会では、実証実験に参加している農事組合法人や個人農家12人が発表しました。
農地・営農管理システムを取り入れている伊那市高遠町の農事組合法人山室は「設備を整えたがタブレットに慣れていない組合員は使うことができず今後の課題だ」と話しました。
施設内環境監視制御システムを取り入れている西箕輪のいちご農家は「オンラインで気温や天気、カーテンの開閉状況が監視できるようになり省力化に繋がった」とした上で、今後については次のように話しました。
伊那市では、中山間地域の農作業の省力化や効率化、生産性の向上を目的に、IoTやICTを活用したスマート農業技術の導入に向けた実証実験を今年度から行っています。
実証実験は来年度までの2年間行われることになっていて、伊那市では今年度の取り組みを活かして効率化が図れるよう検証を進めていきたいとしています。 -
高遠さくらホテル合格祈願グッズ並ぶ
本格的な受験シーズンを目前に控え、伊那市高遠町の高遠さくらホテルには合格祈願グッズが並んでいます。
合格祈願グッズは6種類あり、合格や桜咲くなどのフレーズが入っています。
「合格」の鉢巻きをした高遠さくら咲くだるまや、市内の製造業者らがつくるご当地土産の「サクラサク サクラコマ」などが並んでいます。
高遠さくら咲くだるまは、従業員が一つ一つ手書きで合格の文字を添えています。
また、合格にかけた五角の箸や、桜にちなんだ高遠温泉の素なども、受験の成功を願ったデザインになっています。
これら合格祈願グッズは、去年11月に高遠町山室の弘妙寺で祈祷をしたもので、高遠さくらホテル売店の特設コーナーで購入できるほか、インターネットでも購入ができるということです。
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西部保育園でほっぽんや
南箕輪村の西部保育園で、大泉地区に伝わる鳥追いの伝統行事「ほっぽんや」が15日、行われました。
この日は、園児らおよそ100人が、地域の高齢者クラブ福寿会のメンバーと一緒に木を打ち鳴らしながら保育園の周りを歩きました。
「ほっぽんや」は、農作物を食べ荒らす鳥を追い払い、五穀豊穣を願い農家で行われていた、小正月の伝統行事ですが、今では目にする機会もなくなりました。
地域の伝統行事を子どもたちに伝えようと、毎年福寿会が行っているもので、園児たちはほっぽんやと声を掛け合い、列になって練り歩きました。
きょうは繭玉つくりも行いました。
園児たちは、福寿会のメンバーに教わりながら、繭玉をつくり、出来上ると、柳の木の先に飾っていました。
福寿会のメンバーは、「昔から伝わる行事を子どもたちにも知ってもらい、思い出にしてほしい」と話していました。
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高遠城址公園 桜開花予想4月6日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を15日に発表しました。
高遠城址公園は4月6日となっています。
ウェザーニューズが発表した桜の開花予想によりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園は、開花が4月6日、満開は4月17日となっています。
第2回の開花予想は2月13日の予定です。
正午ごろの高遠城址公園です。
未明から朝にかけて降った雪がうっすらと残っていました。
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伊那少年剣道クラブ鏡開き
伊那少年剣道クラブの鏡開きが13日伊那市の伊那東小学校で行われました。
鏡開きには保育園児や小中学生、一般の合わせておよそ20人が参加しました。
代表の飯島浩さんは「苦しい時にがんばれる強い心、みんなを思う優しい心、全てのことに感謝できる心を大事にしてください。」とあいさつしました。
また伊那東小学校6年生の堀内柊吾君が誓いの言葉を述べました。
13日はほかに新入生の稽古披露や合同稽古が行われました。
伊那少年剣道クラブは発足43年目で毎週月曜日と金曜日の週2日稽古を行っています。
2月には級位審査会が予定されていて昇級を目指し稽古に励むということです。 -
伊那北 弥生 ダンス部全国大会へ
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校のダンス部は、18日から東京で開かれるダンスの全国大会「ダンスドリルウィンターカップ2020」に出場します。
伊那北高校ダンス部がウインターカップに出場するのは2年ぶり2回です。
去年11月の甲信越大会に出場しヒップホップ男女混合とジャズの2部門で優勝し全国大会出場を決めました。
ヒップホップ男女混合は1・2年生22人が忍者をイメージしたダンスを披露します。
力強く、ダイナミックな振りとなっていて、大会に向け表現力に磨きをかけ上位入賞を目指すという事です。
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来年度予算 市長査定始まる
伊那市は来年度・令和2年度の予算編成に係る市長査定を15日から始めました。白鳥孝市長は予算査定にあたり「来年度は環境対策に力を入れていきたい」と話しました。
来年度予算の市長査定が15日から市役所で始まり、冒頭のみ公開されました。
白鳥市長は「環境や地球温暖化対策として、伊那市としてできる事に積極的に取り組み、二酸化炭素の削減などを進めていきたい」と話していました。
伊那市では来年度、公共施設への太陽光発電設備の設置や移住定住対策、森林整備、新産業技術の推進を重点事項にあげ予算化を検討しています。
伊那市の令和2年度 来年度予算の市長査定は2月上旬まで行われ、2月中旬に新年度予算案が発表される予定です。