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つるし飾りと手芸品の作品展
伊那市美篶の白鳥筆子さん98歳のつるし飾りと手芸品の展示が伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
会場には、つるし飾りや手芸品などおよそ100点が並んでいます。
白鳥さんの家族によりますと、白鳥さんは、頭の体操になることから、85歳ごろから作品を作り始めたということです。
作品は、去年10月までに作ったもので、猫や地蔵の人形も並んでいます。
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山雅サポーター選手応援横断幕制作
サッカーJ2の松本山雅FCの新加入選手を応援しようと、上伊那のサポーターは、箕輪町の地域交流センターで、横断幕を1日作りました。
この日は、町内外のサポーターおよそ70人が集まり、新加入選手3人分の横断幕を作りました。
こちらが完成した横断幕です。
新たに加入したのは森下怜哉選手、乾大知選手、鈴木雄斗選手の3人です。
参加者は下書きの線に沿って、ペンキを塗っていました。
また、退団した選手や、退任した監督に向けて寄せ書きも書いていました。
横断幕づくりは、2012年から活動している、山雅後援会南信州支部が、去年ホームタウンとなった箕輪町からも応援しようと、企画しました。
完成した横断幕は、試合に持っていき、チームを応援するということです。
松本山雅のリーグ戦は今月23日に開幕し、ホーム開幕戦は、来月1日となっています。 -
だるま市の人形飾りづくり
11日に行われる、伊那市高遠町伝統の「高遠だるま市」を盛り上げようと、西高遠の春日医院では人形飾りの製作が進んでいます。
今年は、東京オリンピック・パラリンピックとねずみ年をモチーフにした飾りを作っています。
赤や青など5つの輪に、大小のねずみをつけていきます。
ねずみはすべて手作りで、中に洗濯ばさみを入れてあり、しっかりとつけることができるということです。
春日医院では、地域を元気にしようと、8年前から人形飾りの製作を始めています。
職員や地域住民が集まり、去年から準備を進めてきたということです。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祭りに合わせ400年ほど前から行われているといわれる伝統行事です。
春日医院の他に、保育園や福祉施設など町内の5団体が人形飾りを製作しているということです。
また、高遠の桜をテーマにしたモザイクアートも設置されました。
人形飾りは、参道東側にある春日医院の玄関口に飾られるということです。
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伝統文化公演 各地の踊りを披露
県内各地の伝統芸能を披露する「伊那谷伝統文化公演」が、伊那市のニシザワいなっせホールで2日開かれました。
伊那市富県を拠点に活動している「歌舞劇団田楽座」は、塩尻市に伝わる踊りなどを披露しました。
「信濃の国」を演奏し、観客も手を叩きながら歌を口ずさんでいました。
下伊那郡阿南町で活動している「和合念仏踊り保存会」は、お盆の期間中にあの世から呼び戻した死者と一緒に過ごせる喜びを表現した踊りを披露しました。
この踊りは、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
伊那谷伝統文化公演は、伝統芸能の継承と普及を目的に、NPO法人伊那芸術文化協会が毎年開いています。
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FAITH 地元でミニライブ
上伊那出身の男女5人組バンド「FAITH(フェイス)」のミニライブが伊那市の平安堂伊那店で2日開かれました。
会場となった平安堂には、地元の出身のバンドを応援しようと300人以上が集まりました。
FAITHは2015年に結成された上伊那出身の男女5人組バンドで、今年1月にメジャーデビューをし、ファーストアルバムをリリースしました。
2日はアルバムに収録されている曲など6曲を歌いました。
FAITHは2月22日から全国4か所でライブツアーを予定しています。
東京、大阪、松本のチケットは売り切れとなっていて、2月28日の名古屋はまだ余裕があるという事です。
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邪気を払い福を招く 節分の行事
3日は節分です。
邪気を払い、福を招く行事が各地で行われました。
南箕輪村の成田山恩徳寺では、恒例の大護摩祈祷と福豆まきが行われました。
祈祷は午前6時から8回行われ、このうち午前11時にはおよそ100人が訪れました。
雑念を焼き尽くし、願いを叶えてくれるとされる不動明王の火に御札やバッグをかざしていました。
大護摩祈祷の後、豆まきが行われました。
升を持った僧侶や年男・年女たちが、福豆やこの寺でとれた銀杏をまくと、集まった人たちは福を求めて手を伸ばしていました。 -
みのわ祭り 7月18日に決定
今年のみのわ祭りは、例年より1週間早い7月18日土曜日に行われることが、3日に決定しました。
みのわ祭りは、例年7月の最終土曜日に開催されていますが、今年はオリンピックと重なることから、変更が検討されていました。
みのわ祭り実行委員会は、先月28日に開かれた会議で、第1候補を例年より1週間早い18日土曜日に、第2候補を例年と同じ25日土曜日に挙げました。
箕輪南宮神社の例大祭との兼ね合いから第1案の18日土曜日に行うことを3日に、会長の白鳥政徳町長が了承しました。
町では、「安全に行うためには、警備員が手薄となるオリンピック期間を外して考えることが1番大切だ。正式に決定したので今後は周知を図っていきたい」と話していました。 -
上伊那岳風会伊那地区 初吟会
上伊那の詩吟愛好家で作る「上伊那岳風会伊那地区」の「初吟会」が、伊那市のJA上伊那本所で2日開かれました。
初吟会にはおよそ60人が参加し、詩吟を1人で吟ずる「独吟」が行われました。
参加者は高校1年生から90代の高齢者までと幅広く、日ごろの練習の成果を披露しました。
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念仏講で無病息災願う
家内安全や無病息災を願う「念仏講」の行事が、箕輪町北小河内の中村集会所で2日行われました。
箕輪町北小河内の中村常会では毎年この時期に念仏講の行事を行っています。
この日は、子どもからお年寄りまでおよそ30人が中村集会所に集まりました。
太鼓と鐘の音に合わせて「南無阿弥陀仏」と唱えながら、長さおよそ10mの数珠を時計と反対回りに受け渡します。
数珠の中には一つだけ大きな玉があり自分の所に回ってくると頭を下げていました。
念仏講は江戸時代中期から伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されています。
行事を仕切るのは「当屋」と呼ばれる当番で今年は、藤森清治さん80歳です。
数珠回しが終わると、各家庭で集めた米でおにぎりを作って味わい行事を締めくくりました。
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みはらしファームで恒例の節分会
3日の節分を前に、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで節分会が、2日に行われました。
とれたて市場前に設けられた特設ステージでは、赤鬼、青鬼の他、りんごやなしなどの果物を落とす風の鬼、野菜の出来を悪くする雨の鬼が登場しました。
鬼を退治しようと、おとぎ話の主人公に扮した組合員らが、集まった子ども達と一緒に「鬼は外」と豆をぶつけていました。
みはらしファームの節分会は、開園した年から毎年行われています。
2日は、福豆まきも行われ、いちご狩りの入園券やクラフト体験の無料券、食事券が付いた豆が1,500個ほどまかれ、訪れた人たちが手を伸ばしていました。
みはらしファームでは、「去年は台風の影響で果樹を中心に大きな被害を受けた。今年は災害もなく、豊作になればうれしい」と話していました。 -
高遠高校野球部 小学生を指導
伊那市の高遠高校野球部と竜東スポーツ少年団の野球交流会が高遠高校で2日開かれ、高校生が小学生にバッティングなどを教えました。
2日は高遠高校の野球部員19人が竜東スポーツ少年団の6年生5人を指導しました。
竜東スポーツ少年団のコーチ水谷優希さんは、高遠高校野球部のOBです。
子ども達が高校の練習を体験する事で、新しい練習方法を学び、技術の向上につなげてほしいと交流会を企画しました。
バッティングの練習では、強く早くバットを振る為のフォームなどを教わっていました。
生徒達は、「軸足の使い方を意識する事が大切だ」とアドバイスしていました。
高遠高校野球部では、地元のスポーツ少年団との交流会を毎年開いていますが、他の地区との交流会は今回が初めてだという事です。 -
少林寺伊那道院 50年の節目祝う
伊那市内で道場を開く金剛禅総本山少林寺伊那道院の設立50年を祝う式典が伊那市の信州セミナーハウスで2日に開かれました。
式典には門下生や県内の指導者などおよそ80人が出席し50年の節目を祝いました。
伊那道院は長野県で初めての少林寺拳法の道場として昭和44年に設立されました。
これまでに1000人以上が道場で稽古に励んだと言う事です。
設立以来、道院長をつとめてきた小池靖彦さんは「皆さんの支えがあり、これまでやってこれました。
今後も少林寺拳法の教えを大切に、発展の為に尽力していきたい」と挨拶しました。
少林寺伊那道院は、現在30人が学んでいて、毎週火曜日と土曜日に伊那市内で教室を開いています。
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弥生男子ソフトボール部全国大会へ
伊那市の伊那弥生ケ丘高校男子ソフトボール部は、3月に山口県で開かれる全国大会に出場します。
30日は、選手や監督が伊那市の白鳥孝市長を表敬訪問し、全国大会出場を報告しました。
弥生の男子ソフトボール部は、去年10月に開かれた県大会で飯山に14対2で勝利し優勝、2年ぶりの全国大会出場を決めました。
チームは、先輩後輩に関わらず意見を言い合える仲で、チームワークが持ち味だということです。
白鳥市長は、「地元から全国大会に出場することを誇りに思う。けがの無いよう、1つでも多く勝ち上がってほしい」と話していました。
全国高校男子ソフトボール大会は、3月20日から23日まで、山口県で開かれる予定です。
弥生は初戦、20日に秋田県の明桜と対戦することになっています。
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生活に関する情報交換 転妻カフェ
転勤が多い夫を持つ妻たちが集まり、生活に関する情報交換会「転妻カフェ」が、南箕輪村北殿の農産物販売所ベジかけるで1月27日、開かれました。
転妻カフェは、南箕輪村南原の富岡順子さんが去年から開いているもので、この日は、村内外から10人が集まりました。
富岡さんは、夫の転勤に伴い地元の新潟県から神奈川県や東京都などに移り住んだということです。
転勤で移住してきた人や、地域で子育てをする女性を対象に、暮らしに役立つ情報を共有しようと、テーマを決め、月に1度開いています。
この日は、「スーパーマーケット」について話し合いました。
話の中では、「大きな肉のパックが安い店」や「定休日前に生鮮食品が半額になる店」などの情報が挙がっていました。
次回は、「病院」をテーマに25日にベジかけるで転妻カフェを開く予定です。 -
伊那北1年生総合探求成果発表会
伊那市の伊那北高校1年生は、総合的な探求の時間の中で取り組んできた課題研究の発表会を1日、開きました。
この日は、1年生200人が、4人1組のグループで取り組んできた研究成果を発表しました。
各グループは、国連加盟国が2030年までに貧困や気候変動など、17の項目を解決し、持続可能な世界を目指すための目標、SDGsの観点を踏まえて発表しました。
そのうち、持続可能な経営をテーマにしたグループでは、伊那市内のりんご農園に見学に行き、魅力的な雇用機会として、労働者が時間を指定して働いていると紹介しました。
こうした取り組みがSDGsの目標の一つ、「働きがいと経済成長」に当てはまると話していました。
また、あるグループは、循環可能な里山資源をテーマに発表しました。
このグループは、伊那市横山の里山で現地調査を行い、森林資源の循環に必要な取り組みなどをまとめ、発表していました。
伊那北高校では、「課題を見つけ、目標に対する仮説を立てて解決策を探ることで、1人1人の考える力を育てていきたい」と話していました。
来年度は、課題研究を踏まえ、1人1研究に取り組むということです。 -
南箕輪村の人口 155人増加
長野県は今年1月1日現在の市町村別の人口をまとめました。
それによりますと上伊那では南箕輪村の人口が去年より155人増加しています。
県のまとめによりますと今年1月1日現在南箕輪村の人口は1万5,609人で155人の増加となっています。上伊那では唯一増えています。
伊那市の人口は6万6,477人で581人の減少です。
箕輪町は2万5,113人で35人の減少です。
県全体の人口は204万6,660人で1万4,393人減少しています。 -
文科系クラブの集大成
伊那西高校の文科系クラブの作品展、芸術フェスティバルが伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には絵画や書道、写真など約200点が並んでいます。
芸術フェスティバルは文科系クラブの発表の場として毎年開かれていて13回目となります。
写真クラブ2年生の戸枝久美さんの作品「水の奥」は長野県高校写真展で最優秀賞に選ばれた作品です。
水滴に写っている花をマクロレンズを使い撮影した写真です。
1日は茶華道クラブによるお点前も披露されました。
伊那西高校芸術フェスティバルは3日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那の食文化「ざざ虫」講演会
伊那地域の食文化「ざざ虫」についての講演会が1日伊那市高遠町の高遠町図書館で開かれました。
話をしたのは伊那市の職員で、ざざ虫について研究している牧田
豊さんです。
牧田さんの調べによりますとざざ虫漁は千曲川や犀川の流域でも行われていましたが、次第に廃れていき現在は伊那地域だけに残っているということです。
牧田さんはその理由について「他の地域は漁をしていた人が高齢などにより止めたことでなくなってしまったが、伊那の人たちは、ざざ虫の販売を産業にし儲かる仕組みを作ったことで受け継がれた」と話していました。
天竜川のざざ虫漁は12月1日に解禁され漁を行う人には天竜川漁業協同組合から虫踏許可証が発行されます。
ざざ虫を捕まえる四つ手網と底に金具がついているがんじきをはいて漁をします。
ざざ虫はトビゲラやヘビトンボの幼虫の総称でザザーと流れる川の中にいることから、そう呼ばれています。
会場では甘辛く煮たざざ虫が振舞われました。
集まった約80人は牧田さんの話を聞き地域に残る食文化について理解を深めていました。
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箕輪町の企業支援で受注額1億円超えの見通し
箕輪町は2017年に企業支援相談員を配置し、全国の企業からの注文を町内の企業に仲介する取り組みを行っています。
今年度、相談員を通した受注額が初めて1億円を超える見通しです。
箕輪町の企業支援相談員の中野敏廣さんです。
全国の企業の仕事の情報を、町内の製造業300社の中から対応できそうな企業に提供し、受発注の仲介役を務めています。
町ではこの取り組みを3年前から始めていて、受注額は2017年度は1,402万円、昨年度は3,262万円でした。
今年度は複数の企業の技術を組み合わせて付加価値の高い製品を製造できるよう企業のグループ化を実施。
1月末までに8,178万円の受注があり、年度末までに1億円を超える見通しです。
受注しているのは関東や中京の半導体の製造装置や家電製品の部品が主だということです。
今後は5億円を目標にさらに取り組みを進めていきたいとしています。
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上伊那書道協会新春役員展
上伊那書道協会の役員による新春の書道展が伊那市のいなっせで31日から始まりました。
会場には、書道教室などで指導を行っている上伊那書道協会の役員23人の作品が1点ずつ展示されています。
上伊那書道協会の役員は、毎年1年の始まりに書道展を開いていて今年で17回目になります。
役員それぞれの個性が現れた作品展となっていて、行書・調和体、かななど様々なジャンルが並びます。
中には、今年の干支「子」をテーマにした合同作品もあります。
上伊那書道協会では「役員一人一人の書の表現を見て欲しい」と話していました。
第17回上伊那書道協会新春役員展は2月2日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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給食甲子園受賞献立を味わう
学校給食の献立を競う全国学校給食甲子園で4つの賞を受賞した伊那市長谷の長谷学校給食共同調理場の献立を、長谷中の生徒と地域住民らが31日、味わいました。
長谷学校給食共同調理場は全国1447点の応募の中から甲信越・北陸ブロック代表として出場し3位相当の特別賞など4つの賞を受賞しました
給食甲子園には、栄養教諭の原真理子さんと調理技師の中尾志津香さんが出場しました。
31日は、受賞を祝い地域住民や生産者、長谷中学校の生徒合わせておよそ100人が給食を味わいました。
豚肉大葉の元気みそ焼き、干し野菜を使った和え物、地元野菜を使った長谷汁などを味わいました。
31日は、白鳥孝市長も訪れ生徒と一緒に味わいました。
給食甲子園は、学校給食で提供されている献立内容や郷土を代表する地場産物の活かし方を競う大会で2006年から始まりました。
長谷学校給食共同調理場は、第一回大会に出場し初代王者に輝き今回で通算3回目の出場となります。
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旧伊那消防署 施設愛称募集
伊那市では、若者や企業の交流・連携につなげる地域の拠点として旧伊那消防署をリノベーションしています。
市では、この拠点施設の愛称を募集しています。
施設の完成予想図です。
リノベーション施設は、若者の居場所づくりと、企業の誘致を図ることで市内産業の活性化につなげようと伊那市が整備を進めています。
地階は「ものづくり応援スペース」として内職などができるスペースとなります。
1階は体を動かす教室やコンサートなどに使える多目的室となります。
2階は企業に有料で貸し出すオフィススペースを3部屋設けます。
完成は3月末を予定しています。
伊那市ではこの施設の愛称の募集を今日から始めました。
愛称は、「施設の特徴やコンセプトがイメージでき、誰もがわかりやすく、親しみやすいもの」としています。
締め切りは2月14日までです。
応募用紙は市役所で配布している他、ホームページからダウンロードできます。
郵送やファックス、メールで受け付けています。
施設の利用開始は4月中を予定しています。
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12月の有効求人倍率1.43倍
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は前の月と同じ1.43倍でした。
月間有効求人数は3,580人、月間有効求職者数は2,495人で、去年12月の月間有効求人倍率は1.43倍で、前の月と同じでした。
県は1.5倍、全国は1.57倍でした。
ハローワーク伊那では「新規求人が減少しているものの雇用情勢は堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
また今年の春卒業予定の新規高卒者の去年12月末現在の就職内定率は92.2%となっています。
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議員の報酬2年連続引き上げを答申
南箕輪村の特別職報酬等審議会は、特別職の給料と議員の報酬について、議員の報酬は5%程度の引き上げ、村長・副村長・教育長の給料は3%程度引き上げることが望ましいと、31日唐木一直村長に答申しました。
31日は、南箕輪村特別職報酬等審議会の丸山和敏会長が唐木村長に答申書を手渡しました。
答申では、村議会議員の報酬について、人口が増加し、議員の責務が増しているものの全国平均よりも低いとして、副議長・委員長はおおむね3%、議員はおおむね5%引き上げることが望ましいとしています。
改定されれば、副議長の月額の報酬は24万1,000円、委員長は23万700円、議員は22万1,500円で、議員報酬の増額は2年連続となります。
村長・副村長・教育長の給料は、おおむね3%の引き上げが望ましいとしています。
改定されれば村長の月額の給料は76万2,200円、副村長は64万7,800円、教育長は55万2,000円となります。 また、1回1,000円の消防団の災害出動手当を新設するよう求めています。
唐木村長は「答申を尊重したい」としています。
特別職の報酬等についての条例改正案は、村議会3月定例会に提出されます。
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南箕輪村国保税率を来年度据え置きへ
南箕輪村国民健康保険運営協議会が28日、南箕輪村役場で開かれ、令和2年度の国保税率を据え置くことが決まりました。
この日は、委員9人が集まり、令和2年度の国保税率について協議しました。
税率は、10.6%で、加入者1人あたりの年間の金額は40,500円となっています。
村では、国保事業に関する徴収総額について2億9,173万円を見込んでいます。
唐木一直村長は「国保税据え置きをはじめ、これからも村民の生活に役立つよう考えていきたい」と話していました。
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山の感謝祭 林業功労者を表彰
上伊那の林業の発展に功績を残した人を表彰する「もりもり上伊那 山の感謝祭」が30日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
林業関係功労者表彰には1団体と3人が選ばれました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では1団体と2人が表彰されました。
伊那市の吉澤建設株式会社は、去年6月の梅雨前線豪雨による犬田切川上流の山間部崩壊箇所を修復箇所を修復させました。
駒ケ根市の赤穂建設株式会社に勤務する伊那市在住の斎藤英夫さんは、平成30年度の奥地保安林保全緊急対策事業で、現場代理人兼主任技術者として、工事を安全に竣工させました。
伊那市在住の北原靖三さんは、県有林巡視員として高遠町地区の林の維持・管理を10年間行ってきました。
「もりもり上伊那 山の感謝祭」は上伊那地域振興局などが開いたもので、佐藤公俊局長は「次世代のために今後も森林維持に努めていきたい」と話していました。
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ノロウイルス食中毒注意報 発令
長野県は、感染性胃腸炎患者の届け出数が増加している事から「ノロウイルス食中毒注意報」を30日全県に発令しました。
ノロウイルスによる食中毒は、毎年冬場の1月から3月にかけ多発する傾向があります。
県では、症状がある時は食品を扱う作業をしない、加熱が必要な食品は十分に加熱する、トイレの後・調理の前・食事の前には石鹸で十分に手を洗うなど、感染予防を呼び掛けています。
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亀井政昭さん作品展
南箕輪村在住の亀井政昭さんのアクリル画の作品展が、伊那市坂下のART GALLERY MIYAMAで開かれています。
会場には、亀井さんの作品13点が並んでいます。
亀井さんは南箕輪村在住で、現在は伊那養護学校の教諭です。
作品は、アクリルと、様々な素材を組み合わせてつくるミクストメディアで描かれています。
こちらの作品は、第70回長野県美術展洋画部門で知事賞を受賞した「きこえる」です。
作品展が開かれているART GALLERY MIYAMAは、元々画材や額縁の販売店として2018年までおよそ半世紀にわたり営業していました。
閉店後は壁や床を改装し、去年6月からギャラリーとして活用されています。
亀井政昭さんの作品展は、来月28日(金)まで、伊那市坂下のART GALLERY MIYAMAで開かれています。 -
伊那西スケート場 今季閉場へ
伊那市は暖冬で氷が張らず営業できない日が続いていた、伊那市横山の天然リンク「伊那西スケート場」を今シーズン閉場することを決めました。
半分以上氷が張っていない状態です。
伊那西スケート場は去年12月20日にオープンしましたが、氷が充分に張らず、滑走できる状態になりませんでした。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の25日から29日までの5日間の平均気温は4.5度と、平年を5.9度上回る暖かい日が続いています。
伊那市は、今後も氷が充分に張る見込みが立たないことから、今シーズンの閉場を28日に決めました。
伊那西スケート場は昨シーズンに続き、2シーズン連続で1日も滑ることができず閉場となっています。
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第51回信州フラワーショー開催
県内各地から冬を代表する花々が集まる「信州フラワーショー ウインターセレクション」が30日、伊那市のJA南信会館で開かれました。
会場には冬を代表するアルストロメリアやアネモネなど、およそ380点の花が集まっています。
フラワーショーはJA全農長野が毎年夏と冬に開いています。
品評会では、最高賞の農林水産大臣賞に 伊那市の有限会社末広農園が育てた、アルストロメリアのピンクティアラという品種が選ばれました。