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東日本大震災から8年 黙とう捧げる
東日本大震災からきょうで8年となります。
伊那市の東部中学校では震災が発生した午後2時46分に生徒らが黙とうを捧げました。
東部中学校は震災の翌年の2012年に宮城県仙台市の高砂中学校にタカトオコヒガンザクラを贈ったことがきっかけで交流を続けていてこの活動はさくらプロジェクトと呼ばれています。
両校の生徒が互いに行き来したりスカイプを使った情報交換なども行っています。
廊下には高砂中学校の生徒が両校の絆や復興への思いを書いた俳句もならべられています。
東部中学校では互いの発展を目指し新しい交流の仕方についても
模索していくとしています。
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キッズ王国 手作りの遊び楽しむ
子どもどうしや親子で手作りの遊びを楽しむイベント「キッズ王国」が24日伊那市の伊那公民館で行われました。
キッズ王国は市内の公民館でつくる伊那市公民館運営協議会が行ったもので今年で25回目となります。
市内の公民館手づくりの遊びのブースが用意され親子連れが楽しんでいました。
長谷公民館による体験コーナースラックラインでは子どもたちが保護者に手伝ってもらいながらベルトの上を歩いていました。
西春近公民館のスライム作りのブースも子どもたちの人気を集めていました。
西箕輪公民館のボールプールではボランティアとしてイベントに
参加した高遠高校や伊那西高校、春富中学校の生徒が子どもたちの遊び相手になっていました。
伊那市公民館運営協議会は「ボランティアの中高生のおかげで
運営がスムーズにいきました。
子どもたちが楽しんでいる様子を見て親御さんにも喜んでもらえたと思います。」と話していました -
いろはぽけっと10周年でイベント
箕輪町松島の子育て支援センターいろはぽけっとの10周年を記念したイベントが9日開かれました。
イベントでは、訪れた親子に自由に遊んでもらおうと、おもちゃ作りや手形アートなど5つのコーナーが設けられました。
ヨーグルトの空き容器で遊ぶコーナーでは、子どもたちがカップを高く積んで楽しんでいました。
いろはぽけっとは、2008年4月に開所し、これまでに2,500世帯が登録しています。
今年度の利用者は1万人を超えているということです。
いろはぽけっとでは、「子どもたちが遊ぶだけでなく、母親同士が子育ての悩みを話す場にもなっている。これからも多くの人に利用してほしい」と話していました。
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子育てについて中島副知事と意見交換
子育てに関わりを持つ個人や団体が集まり情報を共有する子育て交流セミナーが、11日に、伊那市の伊那合同庁舎開かれ、中島恵理副知事と意見交換をしました。
セミナーには、中南信地域の母親や子育てを支援するサークルの代表者、行政などおよそ50人が参加しました。
自身も子育て中の中島副知事も出席し、参加者と意見を交わしました。
セミナーは、官民一体となって幼少期から青年期までのこどもや若者の支援体制の構築を目指す「長野県将来世代応援県民会議」が初めて開いたものです。
セミナーでは他に、地域ぐるみでの子育てや母親の社会参加を支援する団体など4団体が事例発表を行いました。
このうち、伊那市ママサポートの会は、母親を対象にしたイベントを開いて感じたことを話しました。
子育て交流セミナーは、15日にも県庁を会場に開かれます。 -
脱原発を訴える
東日本大震災から8年となります。
脱原発活動などを行っている上伊那のおよそ40の団体でつくる実行委員会は、脱原発を訴える集会とパレードを伊那市内で10日、行いました。
いなっせ北側広場で開かれた集会には、およそ200人が参加しました。
集会では、実行委員会のメンバーがリレートークを行った他、原発のない社会を目指すとするアピール文が採択されました。
この後、いなっせを出発してJR伊那北駅を折り返すおよそ2キロをパレードしました。
実行委員長の小牧崇さんは「現政権は、原発の再稼働のみならず新設などを推し進めている。自然エネルギーを活かした安全なエネルギーの転換を進め、原発のない安心・安全な社会を未来に引き継いでいきたい」と話していました。
フクシマを忘れない上伊那アクションは、原発のない社会を目指して実行委員会が行っているもので今年で3回目になります。
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中尾歌舞伎公演に向け準備
去年の春に活動を再開した伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、春季公演を来月29日に行います。
会場となる中尾座では、公演に向けての準備が進んでいます。
10日の午前中、舞台道具が中尾座に到着し、舞台づくりがはじまりました。
伊那市の無形民俗文化財に指定されている中尾歌舞伎は昭和61年に地域の若者が復活させました。
2017年2月に会員数の減少や後継者不足などにより活動が困難だとして活動を休止していましたが再開を望む声が多くあり去年春に活動を再開しました。
春季公演では10年ぶりとなる絵本太功記十段 尼ヶ崎の段を演じます。
主役は織田信長を討った明智光秀で、主君を倒し反逆者となった光秀とその一族の悲しみを描いています。
この演目では、場面転換をする回り舞台の演出があります。
10日は、回り舞台の体験会も開かれ地元の中学生が体験しました。
舞台が出来上がると稽古が始まりました。
今年は、長谷中学校2年生の伊藤康希くんが役者としてデビューします。
伊藤君は、明智光秀の息子十次郎を演じます。
中尾歌舞伎の春季公演は来月29日に中尾座で開かれます。
保存会では、公演当日のボランティアスタッフも募集しています。
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木村流大正琴伊那支部が演奏
木村流大正琴伊那支部は、長野県芸術文化総合フェスティバルの伊那会場となった伊那文化会館で10日演奏を披露しました。
演奏を披露したのは、木村流大正琴伊那支部の60人です。
4つのグループに分かれ、アニメソングや歌謡曲などを演奏しました。
第31回長野県芸術文化総合フェスティバルは、2月28日から3月10日まで、県内3会場で各種演奏やダンスの発表などが行われてきました。
演奏の最後を飾った曲、鎌倉玄幽では、大正琴独特の哀愁を帯びた音色が会場に響いていました。
支部長の麻生由紀子さんは、「だれでも気軽に弾ける大正琴の魅力を多くの人に知って欲しい」と話しています。 -
伊那剣道クラブ クラブ内大会
伊那少年剣道クラブは、毎年恒例のクラブ内大会を10日に伊那東小学校体育館で開きました。
大会には、小学1年生から中学3年までのおよそ30人が参加しました。
対外試合でなくクラブ内でライバルをつくりながら切磋琢磨していこうと総まとめの意味も込めて、毎年開かれています。
クラブには、保育園児もいますが、今回出場した中での最年少者は、西村基春くん。
伊那東小の1年生で、警察官にあこがれ剣道を始めたということです。
試合は、学年別に行われ、中学生たちは、迫力ある太刀さばきを見せていました。
一方、低学年の参加者も精一杯の戦いをしていました。
伊那少年剣道クラブは、発足42年目で、クラブ員は、年々減少傾向にあるといいます。
クラブでは、「精神面も鍛わる伝統の武道なので、ぜひ多くのこどもたちに体験してほしい」と呼びかけています。 -
公衆衛生専門学校19人が卒業
伊那市荒井の公衆衛生専門学校の卒業式が8日行われ3年間の
課程を修了した19人が学びやを巣立ちました。
式では三井一孝校長から一人一人に卒業証書が手渡されました。
三井校長は「1日も早く自信を持って働けるようになり患者さんから頼りにされるような歯科衛生士になってください。」と卒業生を激励しました。
就職先の内訳は県内の歯科診療所が16人で県内の病院、県内の自治体、県外の診療所がそれぞれ1人ずつとなっています。
地域別では上伊那が7人松本地域が5人などとなっています。
式では卒業生を代表して石井柚衣さんがあいさつをしました。
卒業生は今月3日に歯科衛生士の国家試験を受けていて26日に
合格発表があります。
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特別展「花とともに生きる」
花をテーマに地域の文化を考える特別展「花とともに生きる」が伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で9日から始まりました。
会場には絵画や着物、漆器などが並べられそれぞれに花が描かれています。
特別展は花と人間のかかわりを知ることで地域文化を考えようと開かれたものです。
高遠町で生まれた明治時代から昭和にかけての日本画家、池上秀畝の作品には花を描いたものが多く残されています。
高遠藩士が所有していたひな人形は江戸時代後期のもので屏風に
描かれた牡丹が華やかさを演出しています。
高遠石工の守屋貞治の石仏は土台の部分がハスの花でその質感が
巧みに表現されています。
袴などに入っている藤や桔梗などの家紋はお家繁栄の願いが込められているということです。
特別展は6月18日まで開かれ期間中訪れた人に手づくりの缶バッジがプレゼントされるほか観桜期にはさくら茶のサービスが予定されています。
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歌で結ぶ「歌声喫茶in伊那」
日中友好協会伊那地区本部による「歌声喫茶in伊那」が24日伊那市のいなっせで開かれました。
「歌声喫茶in伊那」では会場に集まった約280人とステージが一体となり童謡や唱歌を歌いました。
この催しは日中友好協会伊那地区本部が初めて開いたものでおよそ25曲を歌いました。
日中友好協会伊那地区本部は1974年に設立され伊那市は北京の通州区と友好都市となるなど交流を深めてきました。
小原茂幸会長は「歌は人と人とを結び国境も超えていきます。
歌の力で友好の輪を広げていきたいです。」と話していました。
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こども館の在り方を考える
南箕輪村こども館の在り方ややってみたいことなどを考えるワークショップが、9日初めて行われました。
ワークショップには、村内を中心に小学2年生から50代まで9人が参加しました。
2つのグループに分かれ、子ども館でやりたいことや、子ども館のあり方について意見を出し合いました。
子どもが参加しているグループでは今後やってみたいイベントについて意見が出ていました。
もう一つのグループでは、転入してきた母親への支援があると良いなどの意見が出ていました。
この取り組みは、利用者のニーズを調査しようと初めて行われたもので、去年11月の女性模擬議会で出された提案をふまえワークショップ形式で行われました。
南箕輪村子ども館は、子育て支援・相談をはじめ、子どもたちが遊び・学び・交流できる複合施設として平成29年7月に開館しました。
開館から今年2月末までにおよそ5万人が利用しています。
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100種類のラン並ぶ展示会
100種類の花が並ぶラン展が伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで開かれています。
会場には、100種類およそ3千鉢のランが展示販売されています。
おなじみのカトレアや胡蝶蘭のほか、市場にはあまり出回らないという原種のランもあります。
グリーンファームでは、「ここまで多くの種類が一度に見られる機会はあまりないのでぜひ足を運んでほしい」と話していました。
ラン展は17日(日)まで産直市場グリーンファームで開かれています。
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多目的ダムとして国に建設要望
伊那市の白鳥孝市長は建設計画が休止している三峰川上流の戸草ダムについて治水のほか発電やダムツーリズムも含めた建設を国に要望していきたいとの考えを示しました。
これは8日伊那市役所で開かれた伊那市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は昨夜伊那市長谷で戸草ダム建設に向けおよそ6年ぶりに三峰川総合開発事業対策協議会長谷地域対策協議会を開いたとしたうえで「治水ダムという位置づけだが地域の気運を高め次のステップにつなげたい。発電やダムツーリズムも含めて地域の安心安全確保のために戸草ダム建設を国に強く要望していきたい。」と述べました。
国は戸草ダムについて多目的ダムではなく治水ダムとして社会経済情勢の変化に合わせて建設実施時期を検討するとしています。
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縫い針に感謝 針供養
針仕事を休み縫い針に感謝する針供養が8日伊那市の常円寺で
行われました。
常円寺には上伊那和裁連盟が建立した針塚があり針供養の寺として知られています。
針供養は上伊那和裁連盟と日本和裁士が毎年行っているもので
今年で54回目となります。
会員はこの1年間使った針をこんにゃくに刺して供養していました。
当初は2月8日の事始めの日でしたが会員が高齢化し厳しい寒さを避けるため1か月遅れで行うようになりました。
多い時には200人ほどが参加していたということですが針仕事が少なくなったことなどから会員が減少し今回は12人の参加でした。
会長の宮原正子さんは「嫁入り前の習い事だった針仕事も時代の変化のなかで変わってしまいました。かとに歴史ある針供養が今年もできたことに感謝したいです。」と話していました。
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6年生に感謝 北小で送る会
16日の卒業式を前に箕輪町の箕輪北小学校で、8日「6年生を送る会」が開かれました。
児童会が6年生に感謝の気持ちを伝え、最後の思い出作りをしようと開きました。
学年ごとに歌や合奏、劇などを披露しました。
4年生は、学校での掃除や授業の様子を劇にして発表し、6年生のように無言清掃や授業で意見を出せるよう頑張りますと伝えていました。
5年生は、中学校でも頑張ってほしいと、エールを送りました。
会の最後には、6年生から5年生へお礼として「北小の宝」が贈られました。
これは送る会恒例となっていて、中身は6年生が縫った雑巾が入っているという事です。
箕輪北小学校の卒業式は16日に行われる予定で、75人が学び舎を巣立ちます。
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来春卒 就職活動本格化
来年春に卒業する大学生や短大生を対象にした地元企業による説明会が8日伊那市のいなっせで開かれました。
8日は、製造業や建設業、小売業など、過去最多となる上伊那の81社が説明を行いました。
説明会が始まる午後1時前には、およそ90人の学生が受付をすませ去年より12人少ない165人が参加したという事です。
進学で県外へ出た学生にも地元企業に目をむけてもらおうと、説明会に合わせて東京都と名古屋から伊那までの無料バスが運行され合わせて16人が利用しました。
各企業のブースでは、採用担当者が訪れた学生に、自社製品などについて説明をしていました。
ハローワーク伊那によりますと、来春の新卒についても今年に続き「売り手市場」が見込まれるという事です。
説明会は来春卒業予定の学生の就職活動が今月から本格的に始まったのに合わせ、地元企業でつくる伊那職業安定協会とハローワーク伊那が開いたものです。
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松くい虫被害 辰野町で確認
上伊那地区の松くい虫被害の状況は今年度、辰野町の豊南短期大学付近でマツノザイゼンチュウが確認され、被害がさらに北上している事が報告されました。
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が8日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
会議には、県や上伊那の市町村の職員15人が出席し、今年度の被害状況などが報告されました。
去年12月までの被害量は上伊那全体で3,810立方メートルとなっていて、昨年度の同じ時期と比べほぼ横ばいとなっています。
上伊那の8市町村のうち、伊那市、辰野町、飯島町で被害量が増加し、それ以外は減少しています。
放送エリア内では、伊那市が2,325立方メートル、箕輪町は291立方メートル、南箕輪村は533立方メートルでした。
マツノザイゼンチュウが確認された地域の上伊那の最北端は、これまで箕輪町の北小河内でしたが、今年度は辰野町でも確認され、被害の広がる恐れがあるという事です。
対策協議会では監視を強化し、早期発見、早期対策を進めていく事が確認されました。 -
AI乗合タクシー運行リハ
伊那市は、12日からAI自動配車システムを使ったドアツードア乗合タクシーの試験運行を行います。
7日は試験運行を前に、運転手を対象にしたリハーサルが行われました。
高遠町のJA東部支所から1人、乗車の予約が入りました。
地図をもとに向かいます。
利用者の予約状況に応じて、人工知能=AIが最適な走行ルートや乗車の順番を判断して配車を行います。
タブレット端末に緑色で表示されるものはこれから迎えに行く人の情報で、オレンジ色で表示されるものは、乗車している人の降りる場所を示しています。
予約は、電話またはスマートフォンから行います。
この日のリハーサルでは、先に予約した人より後から予約した人の方が乗車・降車が早いとAIが判断し、実際に運行する場面もありました。
伊那市では、より効率的な公共交通の運行に向けて、AIを使ったドアツードア乗合タクシーの2021年度からの本格運行を目指しています。
今月12日~16日まで、高遠町と長谷の一部の住民を対象に無料で試験運行を行う予定で、6日現在、119人が事前登録をしているということです。
試験運行期間中は、1日4台のタクシーが運行します。
伊那市では「多くの人に利用してもらい、安全でよりよいシステムを構築していきたい」としています。 -
水墨画協会南信地区会員展
第13回長野県水墨画協会南信地区会員展が、伊那市の伊那文化会館で7日から始まりました。
会場には飯田市から諏訪市までの会員の作品68点が並んでいます。
以前は風景画が中心でしたが、近年は人物や建造物など、色々なテーマの作品が増えているということです。
93歳で南信支部長の武井寿々子さんは「墨に色はないが、作品から質感や温かみを感じてもらい色を想像しながら見てもらいたい」と話していました。
展示会は、10日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 -
「廃止が前提ではなくあり方を検討」
伊那市の白鳥孝市長は経営が赤字となっている伊那市西箕輪の宿泊施設羽広荘について廃止が前提ではなく庁内プロジェクトで
あり方を検討し、その後第三者の意見を聞いてから方向付けをしていくとの考えを示しました。
7日伊那市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は答弁で「このままでは経営は厳しい」としたうえで「廃止が前提ではなくまず庁内プロジェクトを立ち上げ課題を洗い出しその後第三者の意見を聞いてから方向付けをしていく」との考えを示しました。
伊那市観光株式会社が運営する羽広荘は施設が老朽化していて
昨年度は1420万円の赤字だったということです。
伊那市議会は羽広荘について「指定管理者の公募」または「民間への売却」もしくは「廃止」を検討するよう市に提言しています。
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春の山火事防火パレード
たばこの投げ捨て禁止やたき火の後始末の徹底を呼びかける春の山火事予防パレードが7日行われました。
パレードは上伊那地域振興局が行ったもので管内を3地区に分けて山火事予防を呼びかけました。
去年上伊那地区では8件の山火事があり被害面積はおよそ5ヘクタールでした。
今年は6日までに2件発生しているということです。
上伊那地域振興局では春先は空気が乾燥していて山火事が多発する時期だとして枯草など火災の起こりやすい場所ではたき火をしないことや、たばこの吸い殻は必ず消し投げ捨てをしないよう呼び掛けています。
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県議選上伊那郡区 清水氏事務所開き
任期満了に伴う県議選の上伊那郡区から立候補を表明している新人の清水正康さんの後援会は5日宮田村内で事務所開きを行いました。
宮田村で行われた事務所開きには支持者およそ380人が集まりました。
先月宮田村議を辞職して県議選に臨む清水さんは支持者を前に「県政を身近に感じられるよう、地域の声を届け地域の為に働きたい」と訴えました。
清水さんは「これまでと同じ構図でいいのか、それがこの地域の為なのか、そう考えると日に日に自分ならできる事があるのではないか、もっと皆さんの役に立つ事ができるのではないか。
住民の皆さまの声を聞きにいく、県へ届け返す、一緒に考え、そしてさらに県へ届ける、提案する。
そういった丁寧な対応をする事で県政に対して皆さまの関心を高める事ができるのではないか」と話していました。
後援会は飯島町と中川村、箕輪町に支部を設置するとしています。
来週から宮田村を中心にミニ集会を開く計画です
定数2の県議選上伊那郡区は、これまでに清水さんのほかに新人で共産党の山崎健志さんと、現職で自民党の垣内基良さんが出馬を表明しています。
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伊那市 中学部活動運営方針策定へ
伊那市教育委員会は、中学校での生徒達の部活動の負担軽減を目的に市独自の運営方針を策定します。
これは6日開かれた伊那市議会の中で、議員の質問に対し笠原千俊教育長が答えたものです。
全国の中学や高校の一部の部活では、長時間の練習や休みが無い事などが問題となっています。
去年、国では休養日を設けるように求めた文章を全国の教育委員会に通知しています。
市教委がまとめた運営方針の素案では、顧問が事前に練習計画を作成し、それを生徒や保護者に伝えるとしています。
中学校の校長は、計画通りに練習が行われているか確認をします。
実施にあたっては、運営方針だけが先走る事が無いよう、地域や学校、スポーツ団体と議論し理解を深めていくとしています。
運営方針については来年度の教育委員会の中でまとめて行くとしています。 -
啓蟄 最高気温12.6度
6日は二十四節季のひとつ啓蟄です。
冬ごもりをしていた虫が暖まった大地から出てくる頃とされています。
6日の、伊那地域の日中の最高気温は、12.6度まであがり3月下旬並みとなりました。
伊那市西箕輪では、ふきのとうが顔を出し春の訪れを告げています。 -
アルストロメリア出荷 本格化
伊那市東春近の花卉農家、酒井弘道さんのハウスでは、上伊那の花卉の主力品種アルストロメリアの出荷が本格化しています。
酒井さん宅では、連日出荷作業が行われています。
酒井さんは、10棟のハウスで13種類のアルストロメリアを栽培しています。
アルストロメリアは南米原産で上伊那は夏場が涼しく冬場に晴天の日が多いことから1年間を通して栽培が行われていますが4月から5月にかけてがピークです。
JA上伊那管内では、54軒の農家が東京や愛知、大阪の主要都市を中心に年間1200万本を出荷していて、上伊那は全国で最も出荷量の多い地域となっています。
ハウスでは、店頭に並ぶ頃に綺麗に咲くものを選んで収穫しています。
酒井さんが育てたアルストロメリアは、JA全農長野などが品質や栽培技術の向上を目的に開いている、信州フラワーショーで最高賞となる農林水産大臣賞をこれまで2回受賞しています。
酒井さん宅では、最盛期を迎える5月頃まで忙しい時期が続くということです。
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高校入試後期選抜
公立高校の一般入試にあたる後期選抜試験が県内一斉に6日行われ、1万1000人余りの受験生が試験に臨みました。
上伊那では、全日制、定時制、多部・単位制合わせて8校で行われました。
このうち南箕輪村の上伊那農業高校では、受付開始の30分ほど前から受験生が会場に向かっていました。
上伊那の公立高校8校には、およそ1000人が志願していて、上伊那農業高校では、4つの学科で80人の募集に対し82人が志願し倍率は1.03倍となっています。
県教育委員会によりますと試験は予定通り終了したということで上伊那の高校でもトラブル等はなかったということです。
7日は、辰野高校、高遠高校、箕輪進修高校、赤穂高校の定時制で面接試験が行われることになっています。
後期選抜試験の合格発表は、18日月曜日となっています。
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新組合長に信濃路 小松秀雄さん
伊那市と南箕輪村の飲食店で組織する「伊那飲食店組合」の新春大会が4日に伊那市内で開かれ、新しい組合長に信濃路の小松秀雄さんが選ばれました。
この日は信州INAセミナーハウスで新春大会が開かれ、組合員およそ100人が出席しました。
大会では新しい役員が発表され、組合長には伊那市西箕輪の食堂・信濃路の小松秀雄さんが選ばれました。
小松さんは「不景気や後継者不足などで組合員が減っているが、地域に賑わいを取り戻せるよう協力しながら頑張っていきましょう」とあいさつしました。
伊那飲食店組合では、毎年、組合員の交流を目的に新春大会やスポーツ大会、ボランティア活動などを行っています。
平成の始め頃には500店近くあった加盟店は現在276店に減少しています。 -
1月有効求人倍率1.73倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、去年12月を0.15ポイント下回る1.73倍でした。
月間有効求人数は4,327人、月間有効求職者数は2,507人で1月の月間有効求人倍率は月1.73倍でした。
県は1.65倍、全国は1.63倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
この春高校を卒業する新規高卒者の内定者数は392人で、内定率は93.6%となっています。 -
ばらサミット 来年伊那市で開催
バラを活かしたまちづくりに取り組んでいる全国各地の市町村が集まる「ばら制定都市会議」通称「ばらサミット」が来年、伊那市を会場に開かれます。
サミットに向けて5日、ばらサミット実行委員会が発足しました。
この日は委員会が市役所で開かれ、関係者など8人が出席しました。
ばらサミットは、ばらを市町村の花として制定している全国28の市町村が加盟しています。
伊那市は2017年にばら制定都市会議に加盟しました。
ばらが見頃を迎える来年5月末頃の開催を検討していて、サミットに向け、来年度高遠商店街にばらの鉢を設置することや、ばらを使用した商品製作を検討するなどの事業を計画しています。
委員長には白鳥孝市長が選任されました。
白鳥市長は「桜だけじゃなくてバラもあるというPRにつなげていきたい」と話していました。
なお、ばらサミット開催に向けた準備費として、285万円が伊那市の来年度予算案に計上されています。