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思いをつなぐリレーマラソン
小学生が100メートルずつバトンリレーして42.195キロを走る伊那青年会議所イベント「思いをつなぐ伊那JCリレーマラソン大会」がきょう伊那市陸上競技場で開かれました。
大会には上伊那の小学生88人が参加しました。
400メートルのトラック105周と半分ほどで1人が100メートルずつを5回ほど走りました。
リレーマラソンは子どもたちに挑戦することの大切さを知り、
友だちや親に支えてもらっていることを感じてもらおうと伊那青年会議所が開いたものです。
大会では集まった保護者や伊那青年会議所のメンバーが大きな声援を送っていました。
また子どもと一緒に走る親の姿もありました。
最後のランナーがバトンを受け取ると声援はさらに大きくなりました。
タイムは2時間33分45秒でした。
伊那青年会議所では、地域の未来のために青少年育成事業は不可欠だとして今後も事業展開をしていきたいとしています。 -
権兵衛トンネルが全面通行止め
国道361号の権兵衛トンネルがトンネルに入る前の橋の損傷により20日から全面通行止めとなりました。
復旧の見通しはたっていません。
道路を管理する伊那建設事務所によりますと国道361号の権兵衛トンネル手前にある橋を支える部分が湧き水により崩落しているということです。
崩落した部分ではガードレールが崩れ落ちていました。
伊那建設事務所では20日午前9時から権兵衛トンネルを全面通行止めとしていて復旧がいつになるかは未定だということです。
また木曽方面へ向かう場合は国道153号から19号へ入る
う回路を通るよう呼び掛けていて安全が確保できるまで通行止めにするとしています。
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落葉松祭 伝統のそば復活へ
26日と27日に開かれる信州大学農学部の学部祭「落葉松祭」に向け学生がそば打ちの練習に励んでいます。
農学部の多目的ホールではそばや唐辛子、アマランサスについて調べている植物遺伝育種学研究室の学生6人がそば打ちをしていました。
この研究室では落葉松祭で屋台を出店し、そばの販売を40年以上行ってきました。
しかし、去年は落葉松祭が中止となり、そば打ちについて現在の3・4年生に受け継がれませんでした。
そば打ちを教えるのは伊那市高遠町の蕎麦店・壱刻の店主山根健司さんです。
山根さんは、今年から社会人大学院生としてこの研究室に在籍していまて、困っている学生達を見たて手伝うことにしました。
先月から週1回のペースで教えていて、学生たちの腕前も徐々にあがってきているという事です。
落葉松祭は26日と27日に信大農学部で行われ盛ソバ1杯500円、かき揚げ1個100円で提供する予定で、1日限定100食で販売するという事です -
ガレット食べ比べ
地元産のそば粉と食材を使った伊那谷のガレットが集まるイベントが伊那市の伊那文化会館西側のさわやか広場で13日、開かれました。
イベントは、地域の人たちにガレットを味わい、親しんでもらおうと上伊那の新たなご当地メニューとしてガレットの普及を目指す信州伊那谷ガレット協議会が開いたもので今年で3回目です。
伊那谷でガレットを提供している飲食店など12店が出店しイベントでは食べ比べができるようミニサイズで提供されました。
また、上下伊那のリンゴで作ったシードルの販売も行われました。
他に、ガレットを家庭でも作ってもらおうと体験教室も行われました。
各ブースでは、地元野菜を使ったガレットが提供され昼時には、多くの人達が料理を楽しんでいました。
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南箕輪村中学生模擬議会
南箕輪村の南箕輪中学校の3年生が議会を体験しながら日頃の疑問を村長に聞く模擬議会が役場で18日、開かれました。
18日は、中学生7人が観光や福祉などについて質問しました。
このうち中本瑠花さんは、毎年5月に開催されている経ヶ岳バーティカルリミットをPRするため山頂から見える景色をポスターにしてはどうか」と質問しました。
唐木一直村長は「ポスターについては検討したい。中学生の柔軟で斬新な発想の提案を可能なことは取り入れていきたい」と答えました。
また自然災害についての質問もありました。
高木萌子さんは、「自然災害の備えや日頃どんな事に気を付け生活すればよいか」質問しました。
唐木村長は「早めの情報提供などに心掛け避難所の備蓄物資確保など十分な体制をとっている。全戸配布しているハザードマップを見ながらどういった行動をとるのか考えてもらいたい」と話していました。
模擬議会は、村政に関心を持ってもらうとともに議会運営に中学生の意見を取り入れていこうと開かれました。
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高校ダンスフェス 弥生3位 伊那北4位
長野県高等学校ダンスフェスティバルがきょう、伊那市の伊那文化会館で開かれ、県内の25校から600人の生徒が出場しました。
審査の結果、伊那弥生ケ丘高校ダンス部が3位、伊那北高校ダンス部が4位に入賞しました。
上伊那からは、辰野、伊那北、弥生の3校が出場しました。
3位の弥生は、ステップや手の振り、体の使い方など細かな点まで作りこんだダンスを披露しました。
4位の伊那北はジャズとヒップホップダンスで葛藤や喜びをテーマにした踊りを披露しました。
また辰野高校は、大きな動きを意識したヒップホップダンスを披露しました。
高等学校ダンスフェスティバルは技術の向上や交流を目的に毎年ひらかれていて、今年で14回目となります。
今回は、県内の25校のダンス部が出場し、日頃の練習の成果を披露しました。
年々出場校も増えていて、最も部員数が多い松本県ケ丘高校は53人が息の合った踊りを披露していました。
出場した伊那北高校のある生徒は「県内は台風による被害がありましたが、ダンスを通して地域に元気を届けていきたいです」と話していました。
審査の結果、最優秀賞は松本美須々ケ丘高校でした。
上伊那3校の発表をまとめた番組は11月3日から122チャンネルで放送予定です。
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映画祭 伊那の魅力を作品に
伊那の景色や人、食べ物などを取り入れた公募作品などが上映される自主制作映画祭が、伊那市創造館で19日、開かれました。
今年で5回目となる映画祭には、13本の公募作品と、各地の映画祭で話題を呼んだ招待作品6本が上映されました。
アクションやドキュメンタリー、コメディなど、様々なジャンルの作品が集まりました。
今年は、伊那市を舞台に撮影した作品も多く上映されました。
作品の上映後には監督や出演者が撮影秘話を話し、会場を沸かせました。
自主映画祭は、伊那谷から新しい映像作品を生み出そうと伊那市創造館が企画したもので、今年で5回目です。
地元をはじめ県外から訪れた人たちが自主映画を楽しんでいました。 -
イーナちゃん駅伝カーニバル 西春近が総合優勝
体育の日の14日に、イーナちゃん駅伝カーニバルが伊那市陸上競技場で行われ、西春近が総合優勝しました。
イベントには、市内8つの地区から21チームおよそ130人が、オープン参加で6チームおよそ120人が参加しました。
小学生以下の部と中学生以上の部に分かれて競技が行われ、地区ごとに順位を競いました。
小学生以下の子どもの部では、園児が100m、小学校低学年の男女がそれぞれ400m、高学年女子が800m、高学年男子が1キロを走り、襷で繋ぎました。
中学生以上の部では、9人で15キロを走りました。
イーナちゃん駅伝カーニバルは、市民駅伝として始まり、今年で37回目となります。
中学生以上の部では、東春近がトップでゴールしました。
子どもの部と合わせた総合優勝は、1位が西春近、2位が西箕輪、3位は高遠でした。
その他の順位 4位東春近 5位富県 6位美篶 7位手良 8位御園 -
松田さん「成長」組合長賞受賞
上伊那の「農のある暮らし」と「魅力ある風景」をテーマにしたJA上伊那フォトコンテスト2019で、最優秀賞にあたるJA上伊那組合長賞に、箕輪町の松田栄子さんの作品が選ばれました。
こちらが組合長賞に選ばれた松田さんの作品、「成長」です。
田んぼの稲刈りの時に、これまでは周りで遊んでいた息子さんが本格的に手伝いをしてくれる姿に、頼もしい成長を感じたということです。
今年で24回目となるフォトコンテストには、県内外から61人、206点の出品がありました。
審査の結果、松田さんの作品も含め、合計27点が入選しました。
入選作品は来月9日に行われるJA上伊那まつりで展示されるということです。
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箕輪進修高校文化祭はじまる
箕輪町の箕輪進修高校の文化祭「進修祭」が18日から始まりました。
初日の18日は、校内祭が行われました。
12回目となる進修祭のテーマは「Open New Age~切り拓け新時代~です。
新しい元号に変わり全校一人一人が活躍しチャレンジしようという思いが込められているということです。
全校企画では生徒が折った鶴1500羽を張り付けた縦2メートル横3メートルの鶴を製作しました。
今年は、クラスごとのステージ発表を取りやめクラス展に力を入れたということです。
11月に修学旅行で長崎を訪れる2年生は戦争と平和についてまとめました。
課題ゼミのコーナーでは、箕輪町で盛んなフェンシングや、JR木下駅周辺の活用などについて高校生の視点でまとめています。
来場者にも楽しんでもらおうと輪投げや迷路、おばけ屋敷などもあります。
箕輪進修高校の文化祭「進修祭」の一般公開は、19日の午前10時30分から午後3時までとなっています。
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箕輪町社協 ボランティア募集
箕輪町社会福祉協議会は、千曲川が決壊するなど台風19号で大きな被害を受けた長野市を支援しようと、ごみの片づけなどを手伝うボランティアを募集しています。
箕輪町社会福祉協議会は、26日(土)に職員のボランティア派遣を予定していて、それに伴い一般からも参加者を募集しています。
事務局次長の林昭三さんです。
林さんは17日長野市松代町を訪れ、被災地の様子を目の当たりにしました。
長野市は、千曲川が決壊し、18日現在2人が死亡、床上床下浸水は合わせて5,086棟と県内で最も大きな被害を受けました。
ボランティアではごみの運び出しや土砂の片づけを行う予定です。
日程は26日(土)の午前6時30分に、バスで町内を出発し、午前9時から午後3時まで作業を行う予定です。
募集は箕輪町に住んでいる人が対象で、定員は先着
20人です。
町社協では電話で申し込みを受け付けています。
(電話79-4180)
また、伊那市は、18日朝6時に千曲市に職員の派遣を行いました。
千曲市から県を通して要請があり、4トントラックで災害廃棄物の運搬を行うということです。
派遣するのは合計6人で、1日2人ずつ3班体制で支援に当たります。
派遣期間は、18日から23日(水)までとなっています。
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中央道 19日正午頃開通見込み
ネクスコ中日本は、台風19号の影響で通行止めとなっている中央自動車道八王子JCT~大月IC間を19日正午をめどに通行止めを解除する見込みだと発表しました。
中央自動車道八王子JCT~大月IC間は土砂崩落のため通行止めとなっていますが、ネクスコ中日本は19日正午をめどに開通する見込みだと18日発表しました。
なお、18日の夜から予想されている雨の状況により、開通の時間を変更する可能性があるとしています。
また、国道20号の東京都八王子市と神奈川県相模原市の8.8キロ区間は、12日の午前7時40分から通行止めとなっていましたが、18日午前6時に通行止めが解除となりました。
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成美さんと岡本監督が南箕輪で映画をPR
来年2月に上映を予定している上伊那8市町村を舞台にした映画「霊犬戦士ハヤタロー」に関するトークイベントが14日に南箕輪村の大芝高原研修センターで行われました。
14日は、監督の岡本英郎さんとタレントでプロデューサーの成美さんが映画の制作に至った経緯や撮影の裏話を披露しました。
「霊犬戦士ハヤタロー」は、駒ヶ根市に伝わる「霊犬早太郎」の話を特撮映画化したものです。
成美さんらでつくる信州フィルムパートナーズが、地元企業などから資金調達を行い制作しました。
監督の岡本さんは、ゴジラやウルトラマンなどのデザイナーとして活躍しています。
14日は、主人公ハヤタローのデザインがお披露目されました。
途中、映画に出てくる妖怪が現れ、会場を盛り上げました。
映画は、上伊那8市町村で撮影されました。
成美さんは、「作品を見た人が聖地巡礼で上伊那を訪れてくれればうれしい」と話していました。
完成は来年2月中旬を予定していて、伊那市荒井の旭座から順次全国公開されることになっています。 -
青藍会10周年「感謝の集い」
青いアサガオ、ヘブンリーブルーを富県一帯に広げようと活動している伊那市の富県朝顔街道青藍会が、発足10周年を迎えました。
12日は、伊那市富県にある池泉堂文化サロンで、10年間の活動記録のビデオ上映が行われました。
メンバーは、10年間の活動記録を見ながら、発足当時を振り返っていました。
富県の住民有志で活動している青藍会は、総合学習の一環でアサガオを育てている富県小学校の子どもたちの取り組みを支援しようと、10年前から富県小の周りや、富県郵便局の周りなど地区にも苗を植えています。
現在は、連作障害の影響で表通りは数が減っていますが、裏通りなどを中心に50軒ほどで咲いているということです。
会代表の酒井由里さんは「子供たちに、富県に誇りをもってもらおうと10年前から応援してきた。これからもアサガオが咲き乱れる地域にしていきたい」と話していました。
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中学生ロボットコンテスト南信大会
手作りロボットで技術力を競う長野県中学生ロボットコンテスト南信大会が13日、伊那市の創造館で開かれました。
大会には、南信地域の中学校6校から37チームおよそ120人が参加しました。
13のグループに分かれリーグ戦を行い、決勝はトーナメント戦で優勝を争います。
四角いブロックをコートの中心に寄せて点数を競います。
ブロックを縦に積み上げるとさらに高得点となります。
中学生は、オリジナルのロボットを操作して試合に臨んでいました。
試合の合間には、ロボットの調整をして次の勝負に備えていました。
大会の結果、茅野東部中学校のチームが優勝しました。
11月には、長野市で県大会が開かれる予定です。
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地元開催で一戦必勝 上を目指す!
19日から伊那市で開かれる67歳以上のソフトボール全国大会に、伊那市のイ~ナちゃんハイシニアが出場します。
15日は白鳥定己監督ら4人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場を報告しました。
イ~ナちゃんハイシニアは、7月に開かれた長野県大会で優勝し、2年ぶり11回目の全国大会出場を決めました。
選手は伊那市を中心に25人で、週に2回練習しています。
平均年齢は70代前半で、最高齢は80歳です。
ピッチャーを中心に守り勝つのがチームのスタイルですが、県大会決勝では10得点して勝利するなど打撃も好調だということです。
白鳥監督は「先手必勝で余裕を持って戦いたい。地元なので目標は大きく、一戦必勝で頑張りたい」と話していました。
全国大会には全国48チームが出場し、19日から伊那市内6つの球場で試合が行われます。 -
井上井月 新句を発見
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人 井上井月の新しい句が発見され16日報道機関に発表されました。
見つかった新しい句は「鬼面を 脱がしてみれば 笑顔哉」です。
こちらが、井月の新しい句が書かれているもので22の俳句の最後に井月の句があります。
これを見つけたのは、伊那市の美篶小学校の教諭で井上井月顕彰会の一ノ瀬武志さんです。
一ノ瀬さんによりますと、これは諏訪地域の旧家から見つかったもので、先月古物商から購入したという事です。
井月に詳しい顕彰会の竹入弘元副会長が鑑定を行い、井月が50歳から60歳、明治5年以降に書いたものだと推察されます。
新しい句が書かれているのは縦60センチ、横140センチの大きさの紙です。
俳号の上には「福地」や「村」などと書かれている事から伊那市富県の福地で句会が開かれ、その際に井月が頼まれ書き残したものだと見られます。
今回見つかった「鬼面を 脱がしてみれば 笑顔哉」について、顕彰会の北村皆雄会長は「井月の新句です。22の俳句全て井月が書いたもので、句会の情景が目に浮かびます」とコメントしています。
22の俳句の内容に「蛙」や「猫の恋」など春の季語を使っているものが多くあり、題字に「奉燈」と書かれていることから、一ノ瀬さんは、春に行われる仏教の行事に関係する句会でのものではないかとみています。
一ノ瀬さんは、今回見つかった句に関して情報提供を呼び掛けていて、顕彰会が開く催しなどで一般に公開していきたいとしています。
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上伊那⁻東京 交通マヒ状態
台風19号の影響で上伊那地域と東京を結ぶ道路や鉄道がマヒ状態となっていて市民生活に影響が出ています。
高速道路です。
中央自動車道は八王子JCTと大月ICの間で土砂崩落の為17日現在、通行止めとなっています。
道路を管理するNEXCO中日本によりますと復旧は20日頃になる見通しです。
また中央道と並行して走っている国道20号は東京の八王子市と神奈川県相模原市の間で同じく土砂崩落の為通行止めとなっています。
国土交通省によりますと18日に通行止めが解除される見しです。
東京方面への高速バスは18日まで終日運休が決まっています。
19日以降の運行計画は未定だという事です。
鉄道です。
東京へ向かう中央本線の特急あずさも17日現在、運休が続いています。
山梨県の大月駅と東京の高尾駅の間で線路に土砂が流入しため、運転を見合わせています。
JR東日本によりますと、復旧は今月下旬頃になりそうだという事です -
警察 手良小児童に防犯ステッカー
伊那警察署などは17日、伊那市の手良小学校を訪れ、特殊詐欺に対する防犯意識を高めてもらおうと、ステッカーを6年生に配布しました。
6年生22人を代表して、児童会長の高橋晟くんが、伊那警察署生活安全課の武居克幸課長からステッカーを受け取り、「防犯意識の向上に尽くしたい」と決意を述べました。
ステッカーには、詐欺を疑うよう促すメッセージがあり、伊那警察署の電話番号が書かれています。
武居課長は、特殊詐欺の被害の現状などを話し、配布したステッカーを祖父母宅の固定電話に貼ることを呼びかけました。
去年の長野県内の特殊詐欺被害の発生件数は140件で、被害額はおよそ3億5,830万円にのぼります。
このうち伊那警管内では5件、被害額はおよそ1,500万円です。
被害額は年々減少しているものの、発生件数はあまり減少していないということです。 -
カラタチの実 黄色く実る
伊那市西箕輪大萱の白澤 荘一さん宅では、カラタチが黄色い実をつけています。
カラタチは、白澤さんが幼いころから自宅にあり、30年ほど前に台風で倒れましたが、そこから芽が出て、ここまで成長したということです。
春に白い花を咲かせ、この時期になると黄色い実を付けます。
実からは良い香りがして、白澤さん宅では、芳香剤代わりにして楽しんでいるということです。
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南小4年1組 ピザ窯小屋棟上げ
南箕輪村の南箕輪小学校4年1組が取り組んでいるピザ窯用の小屋づくり。
17日は棟上げが行われました。
この日は1日かけて作業が行われ、柱などを設置した後、棟上げを行いました。
棟を上げた後、屋根の骨組みとなる垂木に、子どもたちが順番に釘を打ち付けていました。
ピザ窯は、南箕輪小学校の南校舎と図工室の間の中庭にあります。
完成した後、窯を小屋の中に移動させます。
ピザ窯を雨や風から守るための小屋を作りたいと、3年生のころから取り組み始めました。
建築士会上伊那支部の協力を得て、森林から木を切りだし木材に加工するところから建築について学んでいます。
建築士会からは12人のメンバーが訪れ、子どもたちに釘の打ち方などを指導していました。
この日は、12回ある学習のうちの10回目で、小屋を建て、棟を上げる区切りとなる作業です。
棟上げを祝って、代表児童3人が餅や菓子をまきました。
今後は、屋根や外壁張りを行い、塗装をして完成になります。
11月30日には親子レクを予定していて、完成した小屋を保護者に披露し、ピザ窯でピザを焼くということです。
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南部小で柳田理科雄さんが講演会
SFアニメや特撮番組などの場面を科学的に考察する「空想科学読本」などで知られる作家、柳田理科雄さんが南箕輪村の南部小学校を訪れ、子どもたちに科学の魅力を紹介しました。
16日は、「目に見えないものについて考える」をテーマに、柳田さんが静電気に関する実験を、南部小の児童に披露しました。
ウールの布と風船を使い、静電気がなぜ起きるのかを説明しました。
マイナスの電気が風船に集まり、プラスの電気を帯びている物質にくっつくということです。
その後児童らは、布と風船を手に取って実際に静電気が起きる仕組みを体験していました。
また、講演会では、アニメ「サザエさん」のエンディング映像について、なぜサザエさんの家は一家が家に入ることで伸び縮みしているのかについて科学的に考察した話をしていました。
考察の結果、サザエさんの家はゴム素材の家で、映像のように0.17秒で伸縮するには、家族は秒速130キロで走っていると考えられると話していました。
講演会は、南箕輪村が各界の専門家を招き、人材育成事業として村内の3小中学校を対象に毎年開いているものです。
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上伊那医師会附属准看護学院で戴帽式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で16日、ナースキャップが与えられる戴帽式が行われ半年間の基礎的な学習を終えた1年生が看護の道への誓いを新たにしました。
戴帽式を迎えたのは、今年4月に入学した1年生です。
上伊那を中心とした18歳から60代までの20人です。
戴帽式は、半年間基礎教育を学んだ学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。
式では、学生一人一人にナースキャップがかぶせられ、火が灯されたロウソクを受け取っていました。
全員がロウソクを受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して、駒ケ根市の浦上穂奈美さんは「地元で活躍できる人材が求められていると感じている。これからも高い志を持って努力したい」と誓いを新たにしていました。
式を終えた学生は今後、本格的な看護の学習を始めることになっていて、来年2月からは、伊那中央病院や昭和伊南病院などで実習を行うということです。 -
荒井神社で奉納こども相撲大会
伊那市の荒井神社で13日、奉納こども相撲大会が開かれました。
荒井区の小学1年生から6年生まで53人が、神社境内にある土俵で白熱した取り組みを行っていました。
学年ごと男女に分かれてトーナメント方式で対戦しました。
こども相撲大会は、毎年荒井神社の例大祭に合わせて行われていて、今年で38回目を迎えます。
荒井区の平澤隆区長は、「子供たちに地域の行事に関心を持ってもらい、健康に育ってほしい」と話していました。
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台風19号による町と村の被害
台風19号による果樹被害額は、箕輪町がおよそ3,500万円、南箕輪村がおよそ300万円となっていることが分かりました。
箕輪町と南箕輪村によりますと、台風19号による農作物の被害は主にりんごの落下で、被害額は箕輪町がおよそ3,500万円、南箕輪村はおよそ300万円だということです。
被害面積は、箕輪町がおよそ33ヘクタール、南箕輪村はおよそ2ヘクタールです。
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園児がハロウィン用かぼちゃの収穫
南箕輪村の西部保育園の園児はハロウィンで飾るためのかぼちゃを16日、保育園近くの畑で収穫しました。
収穫したかぼちゃは「アトランティックジャイアント」という品種で、大きいもので直径70センチほどに成長していました。
保育園では、来週かぼちゃをくりぬいてランタンを作り、ハロウィンに飾り付けするということです。
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今年の地蜂の巣は・・・
20日に伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれる地蜂の巣コンテストを前に、伊那市地蜂愛好会の有賀幸雄会長に、今年の出来について話を聞きました。
有賀さんは、自宅近くの山で、クロスズメバチ、通称「地蜂」の巣を育てています。
7月からハチ追いを始め、山で見つけた巣を専用の巣箱で育ててきました。
次から次へと地蜂が出入りをします。
コンテストは巣の重さを競うもので、有賀さんは「今年は期待できそうだ」と話します。
有賀さん「今年は地蜂の天敵となるキイロスズメバチ等が少なく、育てるのにあまり苦労しなかった。夏も猛暑にならずエサも豊富で、コンテストでは大きい巣が出てくることを期待しています」
地蜂の巣コンテストは、毎年この時期に開かれる巣の重さを競う大会で、今年も伊那市地蜂愛好会の会員20人ほどが出場する予定です。
9月~10月にかけて巣に通う蜂が多くなるため、この時期に巣の大きさが決まります。
コンテストではここ数年、3.5kg前後が優勝していますが、有賀さんは「今年はそれ以上のものが出てきそうだ」と期待を膨らましていました。
地蜂の巣コンテストは、20日(日)午前8時30分から伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれます。 -
上農祭で台風被災地へ義援金
当初13日に予定していた南箕輪村の上伊那農業高校の文化祭「第100回上農祭」は、台風19号の影響で延期となり、16日に一般公開が行われました。
100回を記念する文化祭でしたが、被災地域を考慮しての延期となりました。
玄関前には、生徒会が企画した復興支援のブースが設けられました。
12日から13日にかけて発生した台風19号により被災した地域へ送るための募金活動が行われました。
集まった義援金は、長野県に送られます。
クラスや部活ごとに模擬店を出す予定でしたが、食品衛生の問題などから模擬店は4分の1に減りました。
コミュニティデザイン科の生徒は、甘酒店やアイスクリームの製造業者とコラボして「甘酒アイス」を販売しました。
1個250円でヨーグルト味とストレート味の2種類を400個用意し、ヨーグルト味50個は販売開始から30分で完売しました。 -
伊那中学校吹奏楽部第16回定期演奏会
伊那市の伊那中学校吹奏楽部の第16回定期演奏会が13日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会では、わらべ歌をアレンジしたコンクール課題曲や、アニメのテーマソングなど、11曲が披露されました。
吹奏楽部は、1年生から3年生まで40人で活動しています。
曲の間には、ソロ演奏もあり、会場を盛り上げていました。
伊那中吹奏楽部は、春の高校伊那駅伝や地域の敬老会などでも演奏しています。
定期演奏会は、活動を支えてくれた保護者や先生、地域の人に感謝の気持ちを伝えようと開かれているもので、今年で16回目となります。
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天竜健康ウォーク 約350人が参加
天竜川の護岸を歩くウォーキングイベント「天竜健康ウォーク」が14日に箕輪町で行われました。
イベントは、台風の影響で1日日をずらして行われました。
5キロ、9キロ、13キロの3つのコースが用意されていて、自分の体力に合った距離を歩けるようになっています。
スタートからおよそ2時間30分後に最後の参加者がゴールし、参加したおよそ350人全員が完歩しました。
発着点となったみのわ天竜公園ではとん汁などが振舞われ、参加者や応援に訪れた家族が味わっていました。