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新型コロナ イベント中止・延期情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止・延期の情報です。
来月2日から伊那市のアートギャラリーミヤマで予定されていた
橋爪まんぷさんの「猫句彩絵展」は期間未定で延期となりました。
来月4日と5日に伊那市高遠町の株式会社仙醸で予定されていた
仙醸新酒まつりは中止となりました。
来月5日まで休止としていた伊那文化会館のプラネタリウム一般投映は休止期間が5月10日まで延長されました。
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高遠町のバス停がアート作品に
国道152号の伊那市高遠町小原から片倉までを結ぶJRバス 藤沢線のおよそ20か所の待合所がアート作品に生まれ変わりました。
こちらは、長藤の関屋橋の上り方面のバス停です。
鮮やかな色の恐竜の顔がモチーフです。
屋根にも牙の装飾がついていて、顔のなかに顔があるようなデザインになっています。
こちらは藤沢の小田井口のバス停です。
高遠石工の石仏がモチーフとなっています。
優しい色合いで、地域を見守っているようなイメージを表現したということです。
バス待合所は36か所あり18か所が完成しました。
31日は、制作した東京芸術大学大学院2年生の高井碧さんが、地域住民に作品の説明をしました。
高井さんは、大学院の活動で高遠町を訪れた時にバス停の形がそれぞれ違うことに興味を持ち、高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会の協力のもと去年4月から制作を進めてきました。
今後、さらに3か所にアートを施し、合わせて21か所を作品にする計画で、作品を一覧できるマップも作るということです。
作品は高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会が管理していくということです。
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伊駒アルプスロード国直轄
国土交通省は、伊那市と駒ヶ根市を結ぶ国道153号伊駒アルプスロードを来年度の新規事業に決定したと31日発表しました。
国土交通省の発表によりますと、県からの国の権限代行による整備の要望を受け、来年度の新規事業化が決まったということです。
伊駒アルプスロードは技術的に困難な場所があり県での施工が難しいとして、県や伊那市などの沿線自治体は国の事業化を求めていました。
阿部守一長野県知事は、「国の直轄権限代行により整備していただくことについて、最も力を入れて要望してきたところであり、今回の新規事業化の決定を大変うれしく思う」とコメントしています。
伊駒アルプスロードは伊那市美篶から駒ヶ根市赤穂までの延長11.6キロを結ぶ道路です。
国道153号の渋滞解消や、リニア中央新幹線長野県駅へのアクセス向上を目的としています。
来年度国は5,000万円の予算を計上していて、測量や地質調査、設計、関係機関での協議を推進していくとしています。 -
JR伊那北駅前の桜 見ごろ
伊那市のJR伊那北駅前のタカトオコヒガンザクラが見ごろを迎えています。
この桜は駅前の活性化に取り組んでいた伊那小学校の児童が
平成21年に植えたもので、見ごろを迎えています。
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創造館で企画展「蕎麦は正義」
高遠蕎麦をはじめ、全国各地の蕎麦の歴史や魅力を紹介する企画展「蕎麦は正義」が伊那市創造館で開かれています。
この展示は、高遠藩主だった保科正之が蕎麦好きだったことから、高遠蕎麦の歴史や魅力を広く知ってもらおうと、伊那市創造館が企画したものです。
会場には、保科正之と高遠蕎麦の関わりを紹介したパネルや、日本各地の蕎麦を紹介したコーナーなどが並んでいます。
捧剛太館長によりますと、日本各地の伝統的で特徴のある蕎麦を集めたということです。
また、パネル以外に江戸時代から昭和40年代までの蕎麦の歴史を綴った絵巻物も展示されています。
企画展は、保科正之が忠義を重んじていたことから、「蕎麦は正義」と名付けられたということです。
企画展「蕎麦は正義」は、6月29日まで伊那市創造館2階企画展示室で開かれていて、入場は無料となっています。
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キャリアフェスに向け生徒実行委員会発足
伊那市内のすべての中学2年生を対象に11月に行われるキャリアフェスに向け、生徒による実行委員会が30日、発足しました。
この日は、伊那市役所で生徒実行委員会の初会合が開かれ、委員になった生徒が自己紹介をして委員会がスタートしました。
生徒実行委員会は、市内6校からそれぞれ2人の生徒が参加し12人で構成します。
会では、今後合宿などをしながら運営方針を決めていくということです。
ある生徒は「伊那のことや将来につながることを考えるフェスがつくれるように頑張りたい」と話していました。
またこの日は、発足にあたって白鳥孝市長が挨拶しました。
白鳥市長は、「キャリアフェスは、いろいろな企業が参加し、どんな気持ちで働き、伊那をどう思っているか直接話してくれる機会です。これから頑張ってください」と生徒たちを激励していました。
11月にエレコムロジテックアリーナ伊那市民体育館で行われるキャリアフェスは、市内6校の中学2年生およそ670人を対象に行われます。
フェスでは、企業のブースを回って仕事について理解を深めるほか、地域の伝統や文化について知る企画が予定されています。
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高遠アロマバーム「桜雫香」発売
伊那市商工会女性部は、高遠の桜の葉から香りを抽出した保湿クリーム 高遠アロマバーム「桜雫香」を発売します。
こちらがアロマバーム「桜雫香」です。
保湿効果があり、肌や唇など全身に使える他、桜の香りの練り香水としても使えます。
伊那市商工会女性部が収穫した高遠町下山田の大島桜の葉から香りを抽出しています。
商品は、伊那市が一般社団法人長野県農協地域開発機構に開発を業務委託し、伊那市商工会女性部の協力のもと製造されたものです。
ホホバオイルとミツロウが使われていて、天然素材にこだわったということです。
製造は2年目で、つけ心地を改良した他、より香りを強調した
ということです。
高遠アロマバーム「桜雫香」は、1個15グラムで1000円です。
30日から伊那市商工会の窓口や女性部の店舗で販売されます。
今年度は限定280個の販売となります。
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町地域おこし協力隊 退任式
箕輪町の地域おこし協力隊員3人の退任式が30日に、役場で行われました。
今年度で退任するのは、千葉県出身の五十嵐裕子さん、同じく千葉県出身のルーカス尚美さん、東京と箕輪で飲食店を経営する三浦俊之さんの3人です。
五十嵐さんは、平成29年4月に着任し、町の魅力発信と移住定住に取り組んできました。
現在は、得意の裁縫技術を活かし手作りマスクを製作していて、引き続き箕輪に住んで手芸教室を開く計画です。
ルーカスさんは、平成29年4月に着任し、インバウンドの推進や観光事業のサポートを行ってきました。
去年9月に町内にゲストハウスをオープンし、引き続き誘客に取り組んでいくということです。
三浦さんはコロナウイルスの影響で訪れることができなかったため、テレビ電話での出席となりました。
三浦さんは、平成30年2月に着任し、食を通じた農産物の魅力発信に取り組んできました。
現在、自身の店舗で使用する農産物を町内で栽培していて、今後は米づくりも始める計画です。
白鳥政徳町長は、「それぞれのミッションの中で成果をあげてくれた。今後は新たな立場で活躍してほしい」と感謝していました。
町では、来月から愛知県在住の太田清美さんを協力隊員に任命し、移住定住に取り組んでもらうことにしています。 -
高遠城址公園開花 「今年は画像で楽しんで」
伊那市は、高遠城址公園の桜が開花したと、30日に発表しました。
市では、「伊那市観光協会のホームページで開花情報に合わせて写真と動画を掲載するので今年はそれを見て楽しんでほしい」と話し、花見の自粛を求めていく考えです。
高遠城址公園南側の信州高遠美術館付近にあるタカトオコヒガンザクラの標本木です。
5、6輪咲いていることを確認し、伊那市が30日午前11時ごろ開花を発表しました。
去年より7日早く、3月中の開花は過去最速ということです。
白鳥孝伊那市長は、コロナウイルスの感染拡大防止策として、高遠城址公園、伊那公園、春日公園での花見の自粛を要請するコメントを昨日発表し、高遠城址公園周辺には自粛を求める看板が設置されました。
公園内は、高遠閣周辺、桜雲橋周辺ともにまだ蕾です。
例年早く咲く公園南側では、日当たりのいい場所にある木が花を咲かせていました。
伊那市は、観光協会のホームページで随時写真と動画を掲載することにしていて、花見を自粛するよう求めています。 -
高遠城址・伊那・春日公園 花見の自粛要請
伊那市の白鳥孝市長は、新型コロナウイルスの感染拡大予防対策として高遠城址公園、伊那公園、春日公園での花見の自粛を要請するコメントを29日発表しました。
伊那市は29日新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、市民や観光客など広く一般に対し高遠城址公園や伊那公園、春日公園での花見の自粛に理解と協力を求めていく事を決めました。
国内での感染者の発生状況や県内での発生リスクを検討し、花見の自粛を求める事を決めたという事です。伊那市は、上伊那で感染者が確認された場合には公園の閉鎖も検討しているという事です。
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飯田と松本 男性2人新型コロナ感染
長野県は飯田保健所管内に住む20代の男性と松本保健所管内に住む40代の男性、あわせて2人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと29日発表しました。
県内で感染が確認されたのはこれで8人です。
新たに新型コロナの感染が確認されたのは飯田保健所管内に住む20代の男性です。
この男性は27日に感染が確認された男性の濃厚接触者の一人だということです。
現在は県内の病院に入院していてのどに痛みがあるという事です。
もう一人は松本保健所管内に住む40代の男性です。
この男性は19日に39度台の熱があり、23日に医療機関を受診しました。
その後、保健所に相談し検査をした結果、29日陽性が判明したという事です。
県内で新型コロナの感染が確認されたのは今回の2人であわせて8人となります。
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伊那市消防団 規模縮小し任命式
来年度の伊那市消防団の任命式が29日伊那市役所で行われました。今回は新型コロナウイルスの影響で出席者を制限し規模を縮小しての式となりました。
29日は日下部良也団長から新たに副団長に任命された蜷川清人さんの他、13人に辞令が渡されました。
例年任命式は、幹部や新入団員250人程が出席しますが、今回は新型コロナ対策として出席は分団長以上に制限し、20人に縮小し行われました。
日下部団長は「消防団は地域防災の要として期待されている。コミュニケーションを図り、手段を選び行動してほしい」と訓示しました。
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第2次伊那市環境基本計画 答申
伊那市が環境保全に取り組むための施策の方向性を示す第2次伊那市環境基本計画案について検討していきた環境審議会は27日、白鳥孝市長に答申しました。
27日は環境審議会の細田文和会長らが市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
第2次伊那市環境基本計画は令和2年度から令和11年度までを計画期間とし、豊かな自然との共生や環境にやさしい循環型社会を目指す事などを基本目標としています。重点プロジェクトは、再生可能エネルギーのうち木質バイオマスによる二酸化炭素の抑制量を3倍にする事や、プラスチック製のレジ袋を減らす取り組みを推進する事をあげています。
細田会長は「最近は異常気象など想定外の事が発生している。できる事から取り組んでほしい」と話していました。
白鳥市長は「何か行動しなければ温暖化は止められない。より良い環境を伊那から作っていきたい」と話していました。
第2次伊那市環境基本計画は4月から運用される予定です。
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伊那地域 未明から昼にかけて7センチの積雪
気圧の影響で、伊那地域は29日の未明から昼にかけて雪が降りました。
上伊那広域消防本部によりますと、降り始めから正午までに、7センチの積雪があったということです。
雪は昼ごろにはやみ、晴れ間が広がっていました。 -
唐木さん宅でヒヤシンスとスイセン見ごろ
伊那市西春近の唐木茂さん宅では、球根性多年草のヒヤシンスとスイセンが見ごろとなっています。
唐木さんの家族によりますと、来週いっぱいまで見ごろだということで、春に近づいていることを、見て楽しんでもらいたいと話していました。
長野地方気象台によりますと、低気圧の影響で寒気が流れ込み、伊那地方では29日未明から昼前にかけて多いところで10センチの積雪が予想されています。
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飯田保健所管内で20代男性新型コロナ感染
長野県は、飯田保健所管内の20代の男性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと27日、発表しました。
県内で感染が確認されたのは6人目です。
県の発表によりますと、感染が確認されたのは、東京都在住の20代の男性です。
男性は20日に東京都から飯田保健所管内の自宅に帰省していました。
23日に発熱、咳、頭痛の症状があり、県内の医療機関を受診しました。
24日に発熱が続くため飯田保健所へ相談、26日に再受診しました。
27日、検査結果が「陽性」と判明し、入院したということです。
詳細は調査中だということです。
県内で新型コロナの感染が確認されたのは今回で6人目です。
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信濃グランセローズコロナ対策でキャンプイン
新型コロナウイルスの影響で開幕戦を1週間延期するなど対応に追われる中、ルートインBCリーグ信濃グランセローズが28日、南箕輪村の大芝高原野球場でキャンプインしました。
この日は、信濃グランセローズの柳澤裕一監督をはじめおよそ30人の選手がグラウンドに集まり、安全祈願をして練習を開始しました。
信濃グランセローズは、BCリーグの公式戦が始まった平成19年から大芝高原でキャンプを行っていて、今年で14年目です。
チームは、キャッチボールのほか、ノックなどで汗を流していました。
新型コロナウイルスの影響で、今シーズン開幕戦が1週間延期したほか、無観客での試合になるということです。
キャンプ中は、選手らはできるだけ人が密集した場所を避けるなどの対策を取るということです。
また、昨シーズンまで滋賀のチームに所属していた南箕輪村出身の高井ジュリアン投手が2年ぶりにグランセローズに復帰します。
キャンプは30日までで、あすは佐久コスモスターズとの練習試合が予定されていますが、観客の球場立ち入りは禁止だということです。
開幕戦は4月18日、中野市営野球場で新潟アルビレックスと対戦することになっていますが、今後の状況により延期や中止となる場合があるということです。 -
新団長に日下部さん
伊那市消防団の新しい団長に元副団長の日下部良也さんが任命されました。
27日伊那市役所で任命式が行われ白鳥孝伊那市長から辞令が交付されました。
日下部さんは現在48歳で住まいは伊那市ますみヶ丘、職業は自営業です。
平成18年に消防団に入団し平成25年から4年間副団長を務めました。
日下部さんの任期は令和4年3月31日までの2年間です。 -
子どもの貧困対策や虐待予防など
伊那市子ども・子育て審議会が27日伊那市役所で開かれ、
貧困対策や虐待予防などをまとめた第2期子ども・子育て支援事業計画案の最終確認が行われました。
計画案は目標を「子どもと親と地域の笑顔があふれ、安心して子育てのできるまち いなし」としています。
計画案では子どもの貧困対策として、居場所の確保や食事の保障を推進するほか就学援助制度などの周知を図り経済的支援を行うとしています。
また児童虐待予防として早期発見、早期対応に努めるほか要保護児童対策に当たる職員の資質向上と体制強化に取り組むとしています。
ほかにはインターネット適正利用の推進として青少年が安心・安全にネットを利用できる環境づくりを進めるとしています。
子育て支援の取り組みをまとめた第2期伊那市子ども・子育て支援事業計画は令和2年度から5年間を計画期間としています。
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労災の死傷者数156人
令和元年の上伊那地域の労働災害による死傷者数は156人で
統計を発表している昭和52年以降最も少なかったことがわかりました。
伊那労働基準監督署のまとめによりますと休業4日以上の死傷者数は156人でこのうち死亡は1人でした。
昭和52年以降で最も多かったのは昭和53年の540人でした。
業種別では製造業が最も多い69人で前の年より11人増加しました。
事故の内容別では「はさまれ・巻き込まれ」が32人、「転倒」が30人となっています。
また60歳以上の高齢者や派遣労働者の割合が高くなっています。
伊那労働基準監督署では労働災害防止計画目標の死亡災害ゼロ、
死傷者数154人以下達成に向け各事業場の監督指導を行うとしています。
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みなみみのわフォトグランプリに杉井さん
南箕輪村観光協会が募集した今年度のフォトグランプリの最優秀賞に、箕輪町の杉井道明さんの作品が選ばれました。
最優秀賞に選ばれた杉井さんの作品「花が迎える大芝荘」です。シダレザクラなどが咲く大芝荘周辺を撮影したものです。
今年度は、村内外の33人から82点の応募がありました。
作品は、観光ポスターやパンフレットに活用されることになっています。
入賞作品は来月30日まで役場ロビーに展示されます。
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高遠城址公園 安全祈願祭
伊那市高遠町の高遠城址公園で、桜の開花を前に今シーズンの無事を祈る安全祈願祭が27日、行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため規模を縮小して行われました。
27日は、桜雲橋の前で関係者など20人が出席し今シーズンの無事を祈りました。
例年、公園開きに合わせ安全祈願祭が行われていましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためさくら祭りは中止となり、公園開きは行わず祈願祭は規模を縮小して行われました。
高遠城址公園のさくら祭りが中止となるのは、有料化以来初めてのことで、期間中のイベントはすべて中止となりました。
高遠閣の休憩所は閉鎖とし園内や市が管理する場所への出店は許可していません。
高遠城址公園の入園は、終日無料となります。
また、ライトアップは中止となり日没から翌朝まで公園を閉鎖することが決まりました。
公園内の桜は、蕾が膨らみ開花も間近です。
今年は開花宣言などのセレモニーは行わない予定で、伊那市観光協会のHPで桜の開花状況などの情報を発信していくとしています。
伊那市では、開花は30日、満開は4月4日頃と予想しています。
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高校再編・整備計画案 受け入れられない
上伊那の住民有志でつくる高校再編を考える上伊那の会は、24日に長野県教育委員会が示した県立高校の再編・整備計画の一次案について、地域の声を聞いておらず受け入れられないとの見解を示し、見直しを求め運動を行っていくとしています。
27日は伊那市役所で考える会が記者会見を開き、久保田逸巳代表代行が考える会としての見解を示しました。
伊那北と弥生を統合するなどした再編・整備計画案については「統合再編よりも少人数学級で現在の高校を存続する事が地域の要望だ」と話しました。また、総合学科校や総合技術校の新設については「今ある農業や工業高校の専門性や技術力の損失に繋がり、地域の技術力の低下につながる」と話しました。
会では近いうちにシンポジウムを開き、意見をまとめ県教委へ要望を伝えていきたいとしています。
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新山小6年生 卒業前に案内看板ピカピカに
伊那市の新山小学校の6年生は、卒業記念として学校案内看板の修繕を27日に行いました。
27日は6年生5人が学校を訪れ作業をしました。
看板の大きさは縦50センチ、横1メートル20センチ程で平成10年度に卒業記念として作られたものです。
6年生の児童達は、自分たちでできる事で何か学校に恩返しをしようと考え、看板のペンキを塗りなおす事に決めたという事です。
看板は景観に配慮し、外枠は茶色に、文字の部分は白のペンキで塗り直したという事です。
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中央アルプス国定公園
希少な氷河地形や貴重な高山植生が見られるなど傑出した自然環境を持っていることが評価され中央アルプスが27日、国定公園に指定されました。
指定は、国内で57か所目、県内では51年ぶりとなります。
国定公園は、国立公園に準ずる優れた自然の風景地として定められた地域で都道府県が管理します。
中央アルプスは、カールなど優れた氷河地形や渓谷地形があること、コマウスユキソウなど貴重な高山植物があり、優れた風景地であることなどが評価されました。
対象は、駒ヶ根市を中心に13市町村に渡る3万5千ヘクタールとなっています。
国定公園に指定されるのは国内で57か所目、県内では51年ぶりとなります。
特別保護地区が新たに設定され希少な自然環境の保護を図る他、指定による知名度向上のメリットを活かし、公園全体の適正な利用を推進します。
7月には、国定公園指定を記念したフォーラムが駒ヶ根市で開かれることになっています。
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イベント一部再開
伊那市は、4月以降のイベントについて、新型コロナウイルスに対し万全の感染予防対策をとりながら実施していくことなどを今日決めました。
27日は、市役所で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で報告されました。
会議は冒頭のみ公開されました。
大規模なイベントについては、これまで通り中止で、小規模なイベントを開催する場合については万全な感染防止策をとりながら行っていくとしています。
また、3月中に利用を制限していた文化施設やスポーツ施設の利用や予約について、4月以降は感染防止策を講じながら開放するとしています。
また、いなっせと伊那図書館・創造館などの学習室の使用は4月6日から市内図書館の通常の本の貸し出しは対策をとりながら4月7日から再開する予定です。
伊那市では、「感染予防対策を意識して利用してほしい」と呼び掛けています。
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イワナやアマゴ「木の渓流魚展」
箕輪町松島の柴和彦さんによる「木の渓流魚展」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはイワナやアマゴなど木彫りの作品約200点が並んでいます。
作品はウロコやヒレの筋などが細かく彫られアクリル絵の具で色付けされています。
渓流釣りが趣味だという柴さんは釣った魚を木彫りで表現したいと独学で作品作りに取り組むようになり展示会は今回で10回の節目を迎えます。
作品作りを始めてからは魚の色あいや形をよく観察するようになったということです。
アマゴが飛び跳ねている様子を表したこの作品は目の透明感や
口の中の色にもこだわった作品だということです。
会場には木彫りの渓流魚のほかに流木や朽ち木で作った花台や花入れも展示されています。
木の渓流魚展は4月1日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市振興公社が公共施設に花飾る
伊那市振興公社は、春の高校伊那駅伝で飾る予定だった花を、市内の公共施設に23日、配りました。
この日は、伊那市振興公社の職員が、伊那市防災コミュニティセンター向いのハウスから、公共施設に飾るパンジーとシバザクラが植えられたプランターを運んでいました。
花は、春の高校伊那駅伝で伊那市陸上競技場に飾る予定だったもので、プランターおよそ300個分が育てられました。
駅伝が中止となったことを受け、育てた花を高遠町文化体育館のほか、エレコムロジテックアリーナ伊那市民体育館など公共施設6か所に飾ることにしました。
高遠町文化体育館入り口には、パンジーとシバザクラのプランター8つが飾られました。
シバザクラは今週いっぱい、パンジーは5月下旬まで楽しめるということです。 -
だるま×サンスイコラボ お花見弁当
新型コロナウイルスの影響で地域経済が打撃を受ける中、知恵を出し合い頑張っている企業があります。
25日は、伊那市荒井の割烹だるまと、上新田のサンスイ生花店の取り組みを紹介します。
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会が自粛ムードとなる中、割烹だるまとサンスイ生花店は、家庭で花見を楽しんでもらおうと、お花見弁当をつくりました。
この日は、本田敏和専務が、サンスイ生花店の小池忍社長を招き、出来上がったばかりの弁当を披露しました。
こちらがお花見弁当です。
ちらし寿司や、おつくり、焼き魚などが並んでいて、サンスイ生花店が無農薬で育てた食べられる花キンギョソウが添えられています。
また、このようにスイートピーとガーベラがついています。
お花見弁当は、伊那市内なら配達してくれて、配達料込みの税込み3,500円です。
27日から4月いっぱいまでの期間限定で、3日前までに電話予約が必要だということです。
割烹だるまの営業時間は午前10時から午後5時まで、毎週月曜日は定休日です。
この企画は、伊那商工会議所の協力でお伝えしました。 -
美篶小学童クラブで読み聞かせ
伊那市の伊那図書館は、新型コロナウイルスの影響で休校中の伊那市美篶の美篶小学校学童クラブに出向き、紙芝居の読み聞かせと本の貸し出しを25日、行いました。
この日は、伊那図書館の職員らが美篶小学校学童クラブを訪れ、児童50人ほどに紙芝居の読み聞かせをしました。
「たべられたやまんば」です。
やまんばに追いかけられた小僧が、和尚からもらったお札を使い逃げ切り、最後には和尚がやまんばを豆に化けさせて食べてしまう物語です。
新型コロナウイルスの影響で長期休みとなった児童たちに、本に親しんでもらう機会をつくろうと、伊那図書館が開いたもので、この日は40冊の本が届けられました。
伊那図書館では、新型コロナ感染拡大を防ぐため、現在事前の電話かインターネットで予約を受けた本のみ貸し出しを行っています。
美篶小の学童クラブから要望があり、伊那図書館の職員が絵本や、学習を深めるのに役立つ本を選んだということです。
この日は、読み聞かせのほか、パネルシアターゲームも行われました。
伊那図書館では、今後も要望があれば市内の学童クラブで読み聞かせをしていきたいとしています。