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田原産のりんごのお酒発売
伊那市東春近の農事組合法人田原は、栽培したりんごを使って醸造したワインとシードルの販売を1日から始めました。
こちらが、りんごワインとシードルです。
31日は、伊那市東春近で記者会見と発売発表会が開かれました。
農事組合法人田原の果樹園で育てたふじなどのりんごが使われています。
ワインは甘口と辛口の2種類です。
穏やかな口当たりで、女性にも飲みやすく様々な食事に合うということです。
シードルは、ワインと同じ工程で発酵させたものをもう1度瓶の中で発酵させていて、食前酒に合うということです。
どちらもアルコール度数は7%前後で、平成29年産のりんごが使われていて、醸造は伊那市美篶の伊那ワイン工房が行いました。
ワインは720ml入り税込み1,400円。
シードルは、750ml入りのフルボトルが1,500円、375mlのハーフボトルが800円です。
りんごワインとシードルは、東春近の「ワインショップ田原」で購入できます。
近日中に販売用のHPを公開する予定で、今後はインターネットからの購入も可能になるということです。
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患者支援センター4日に開設
患者やその家族の療養生活を総合的にサポートする伊那中央病院の患者支援センターが4日に開設されます。
1日は伊那中央病院1階に新たに設けられた患者支援センターが報道機関に公開されました。
広さ約167平方メートルのスペースに相談室が6部屋設けられ看護師、栄養士、薬剤師、臨床心理士などそれぞれの分野で専門知識を持つスタッフが常駐します。患者支援センターでは医療福祉相談や入退院に関する支援が行われます。
患者支援センターは4日に開設され伊那中央病院では外来受診から入院、手術、退院までの一連の医療を切れ目のない体制でサポートするとしています。
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「このまちのおしごとごっこ」9日開催
伊那商工会議所青年部は小学生に地元企業の仕事を体験してもらう「このまちのおしごとごっこ」を伊那市のいなっせで9日に開催します。
31日伊那商工会議所青年部のメンバーが記者会見を開き、概要を説明しました。
「このまちのおしごとごっこ」には伊那市内の24の企業や団体
が出展します。
体験できるのは警察官や美容師、パティシエ、大工など22の仕事です。
伊那商工会議所女性会と農事組合法人ミナミアグリ共同で「おかあさん」という仕事を体験してもらうことにしていて、主におにぎりの作り方を教えるということです。
開催日時は9日土曜日の午前10時から午後3時で会場は伊那市のいなっせ内、研修室やホールなどです。入場料は無料です。
伊那商工会議所青年部では「子どもたちが様々な職業に触れることで仕事の内容やこの地域で働く人を知る機会にしてもらいたい。」と話していました。
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橋本氏 県議選立候補を正式表明
任期満了に伴い4月7日に投票が行われる県議選伊那市区に伊那市前原の橋本明典さんが立候補することを31日正式に表明しました。
共産党新人で元教員の橋本さんは伊那市内で記者会見を開き「伊那市から県政改革に挑戦し県政を市民に取り戻す決意を固めた」と述べました。
橋本さんは「政治が教育に介入している」と指摘したうえで「子どもたちをとりまく教育環境や生活環境は必ずしも子どもたちが望むものになっていない。先の大戦で教育者が教え子を戦争に送り出した歴史を繰り返してはならず、そのために憲法を守りたい。」と話していました。
また「学校の先生は月平均80時間の残業をしている」として「教職員の働き方改革が必要だ」と訴えました。
ほかに沖縄県の基地問題を例に挙げ「国が地方自治や法をないがしろにして民意を踏みにじる行為が目に余る状況だ。全国のどの自治体でも沖縄県ほど鮮明ではないが同様のことが起こっている。
県民や地域の人たちの暮らしを守る防波堤である自治体行政も国からの様々な圧力で機能不全になっている」と話していました。
橋本さんは共産党の新人で現在62歳です。
愛知県出身で信州大学教育学部を卒業後昭和57年に教員となりました。
上伊那地域の小学校などで36年間勤務し一昨年定年退職しました。
現在は長野県教育会館理事、上伊那医療生活協同組合理事で伊那市つくしんぼ保育園副理事長を務めています。
県議選伊那市区にはこれまでに現職5期目で自民党の向山公人氏と現職1期目で自民党の酒井茂氏が立候補を表明しています。
定数2の伊那市区には現職2人新人1人の合わせて3人が立候補を表明しことから8年ぶりの選挙戦となる見通しです。
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あるしん伊那北支店に車が突っ込む
31日午後1時20分ごろ、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店の入り口に乗用車が突っ込む事故がありました。この事故によるけが人はいませんでした。
事故があったのは、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店です。
車体が、入り口の自動ドアに突っ込んでいます。
81歳男性が運転する普通乗用車と71歳女性が運転する普通乗車が衝突する事故があり、その反動で、81歳の男性が運転する乗用車が入り口に突っ込んだということです。
それぞれの車の運転手、アルプス中央信用金庫の職員、来店客にけがはなかったということです。
あるしんの関係者は、「大きな音がした。受付の女性たちは驚き、怖い思いをしたようだ」と話していました。
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女性の働きやすい環境づくりに貢献
伊那市内でヘアサロンを経営する株式会社アークは国の人材教育助成制度「ジョブ・カード」を活用して去年、未満児専用の保育所を開園しました。
制度活用で新たな正社員の雇用を生み出し、女性の働きやすい環境作りに貢献したとして日本商工会議所から感謝状が贈られました。
31日は伊那商工会議所の川上健夫会頭がアーク保育園を訪れ、竹松正弘社長に日本商工会議所と長野県商工会議所連合会からの感謝状を伝達しました。
アークは去年ヘアサロンで働くスタッフの育児の手助けをしようと未満児専用の保育所を開園しました。
立ち上げという事もあり、未経験の保育士を雇用しジョブ・カード制度を活用し人材教育をしました。
訓練期間は5か月間で、実習での賃金助成として30万円の補助を受けたという事です。
現在保育園には10人の未満児が通い、保育士や調理員など8人の雇用も生み出しました。
伊那商工会議所は上伊那全域のジョブ・カード制度の窓口となっていて、現在は30社余りが利用しているという事です。
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リニアに向けた地域づくり講演会
8年後の2027年のリニア中央新幹線の開業に向けた地域づくりに関する講演会が31日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講演会では国土交通省の岸弘之計画官がリニア中央新幹線が及ぼす影響などについて話をしました。
岸さんは「三大都市圏がリニアで結ばれ世界でも有数の経済圏が形成される。
人や物の流れ、ライフワークが大きく変化する」と話し、「広域連携によるあらたな産業の創出や、海外への誘客の仕掛けが必要だ」と話していました。
出席者から「国が描く長野県駅のビジョンは」との質問に対し、「飯田市の自然と、航空産業などの技術を活かした地域づくりが求められている」と答えていました。
講演会は、リニア中央新幹線建設促進長野県協議会などが開いたもので、会場には上下伊那の市町村や商工団体などの関係者、およそ200人が出席しました。
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平成30年 人口増減発表
長野県は去年平成30年の年間人口増減数を31日発表しました。
自治体別の自然増減数では、南箕輪村だけが増加し他は全て減少となっています。
県の調べによりますと長野県の人口は平成30年の1年間に1万2,116人減少し今年1月1日現在206万1,053人で17年連続の減少となりました。
このうち出生数から死亡数を引いた自然増減では、南箕輪村が1人の増加で最も多く、他の全ての自治体は減少となっています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村の自然増減と社会増減を合わせた人口増減数は伊那市は346人減少し人口は6万7,058人。
箕輪町は48人増加の2万5,148人。
南箕輪村は99人増加の1万5454人でした。
県内で人口の増加数が最も多いのは白馬村の199人で、最も減少したのは長野市の2,475人でした。
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上伊那書道協会 新春役員展
上伊那の書道の指導者の作品展、上伊那書道協会新春役員展が、伊那市のいなっせで開かれています。
作品展では、26人がそれぞれ1点を出品しています。
毎年この時期に開いていて今回で16回目です。
テーマは「新春を寿ぐ」で、春らしい言葉を選んだ作品や、表装の作品が並びます。
漢字・かな・調和体・前衛など、様々なジャンルの書道作品が並んでいます。
上伊那書道協会事務局長の堀内郁子さんは、「書を通して好きな言葉や好きな字体を表現するのが楽しい」と話していました。
この上伊那書道協会新春役員展は、来月3日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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南箕輪村 村議会議員報酬5%引き上げを
南箕輪村の理事者や議員など特別職の報酬について検討してきた審議会は、10年間据え置かれていた村議会議員の報酬について5%程度引き上げることが望ましいと、今日、唐木一直村長に答申しました。
31日は、南箕輪村特別職報酬等審議会の三澤 稔会長らが唐木村長に答申書を手渡しました。
村議会議員の改正前の報酬は、議長で月額29万5千円、議員は20万1000円で、それぞれ5%程度引き上げるとしています。
村議会議員の報酬については平成19年に、議員定数が16人から10人に削減された際に10%引き上げ、それ以来据え置きとなっていました。
三澤会長は、「議員の成り手不足の解消につなげるためにも引き上げが望ましい」と話していました。
なお今回の答申で、村長など理事者の給料は据え置きとしていて、村長は月額74万円、副村長は65万9千円、教育長は53万6千円となっています。
特別職等の報酬の改正についての条例改正案は、村議会3月定例会に提出され、承認されれば、4月1日から施行されます。
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高校再編地域懇談会
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、地域住民から再編について意見や思いを聞く、地域懇談会を29日、伊那市役所で開きました。
参加者からは活発な意見が出されていました。
懇談会は、多くの声を聞いて今後の検討に反映させようと開かれたもので、地域住民や学校教諭など伊那市を中心に63人が参加しました。
地域懇談会は、23日に駒ヶ根市で開かれ今回が2回目で、辰野町でも開かれます。
県教委が高校改革の実施方針について説明した後に、上伊那地域の高校の将来像、将来を見据えた学びの在り方をテーマに、6人ずつ10グループに分かれおよそ1時間、意見を交わしました。
参加者からは「統廃合より、まずは少人数学級を目指してほしい」「中学生にとって魅力ある高校をつくる事が大切だ」「学校間の連携でネットワークを繋いで授業が出来ないか」など様々な意見が出されていました。
最後にグループごと意見をまとめ発表しました。
懇談会には、箕輪進修高校の1、2年生も参加していました。
懇談会で出された意見は今後、事務局を務める上伊那広域連合のホームページで公開する他、来月14日に開かれる上伊那地域の高校の将来像を考える協議会で報告されることになっています。
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インフルで中病面会禁止
全国的にインフルエンザが猛威をふるっています。
伊那市の伊那中央病院では院内感染を防ぐため29日から全面的に面会を禁止しています。
伊那中央病院では当面の間、全面的に面会を禁止しています。
病院から呼ばれた場合のみ面会は可能で、付き添いが許可された場合は許可証を発行しています。
看護師たちは、マスクの着用や消毒の徹底をしています。
診察後は、除菌シートを使って手すりや椅子、机などを拭くなどの対応をしています。
長野県は、30日インフルエンザ週報を発表しました。
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は83.38人で、警報レベルの30人を大きく上回っています。
11の保健所で北信の92.20人に次いで上伊那が2番目に多くなっています。
県の平均は64.72人で平均も大きく上回っています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校では30日現在、伊那市の小学校で4校5クラスが学級閉鎖、中学校はありません。
箕輪町と南箕輪村の小学校1校1クラスずつつで中学校はありません。 -
パラレルドリームe-TaxをPR
2月18日から、平成30年分の確定申告が始まります。
30日は自宅で申告書の作成ができるe‐TaxのPRイベントが伊那市の伊那税務署で行われました。
イベントでは上伊那を拠点に活動するアイドルグループパラレルドリームの「みかさん」と「ゆいさん」が、インターネットを使って申告書が作成できる「e-Tax」を体験しました。
パソコン画面の表示と職員の指示のもと文字や数字を入力し、およそ15分で申告書を作成しました。
「e-Tax」は、税に関する各種手続きを国税庁のホームページで行えるシステムです。
今年は新たにマイナンバーカードが無くてもIDとパスワードによる申告が行なえます。
これによりスマートフォンからも申告が行えますが、IDとパスワードの取得には、事前に税務署での本人確認が必要となります。
平成30年分の確定申告は2月18日からです。
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イノシシだるま販売へ
江戸時代から続くとされるだるま市が来月11日に伊那市高遠町の鉾持神社参道で行われます。
これに合わせ、商店主でつくる霜町実業団は干支だるまの販売をします。
こちらが今年の干支イノシシをモチーフにしただるまです。
霜町実業団では、高齢化などにより4年前、だるま市恒例の人形飾りの展示を辞めました。
それに代わるものとして、3年前から干支にちなんだだるまを販売しています。
一昨年はニワトリ、去年は犬をモチーフにしただるまを販売しました。
イノシシだるまは、一つ1600円です。
干支だるまは、毎年人気があり一昨年と去年は午前中で完売したということです。
今年は300個を用意していて、すでに150個の予約が入っているということです。
干支だるまは、高遠観光タクシー横の駐車場で販売し、事前予約もしています。
※94ー2107
伝統のだるま市は、来月11日に鉾持神社参道で行われます。
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最高気温8.7度 福寿草咲く
30日の伊那地域の最高気温は、午後1時56分に8.7度と平年に比べ4.3度高く、3月上旬並みの陽気となりました。
長野地方気象台によりますと2月1日金曜日はいったん冷え込みますが、その後は暖かい日が続くという事です。
箕輪町の福与城跡では春の訪れを告げる福寿草が顔を出し始めました。
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村の日に向け村民の歌練習
2月17日の南箕輪村の日イベントで「村民の歌」を披露する合唱団が、本番に向けて練習に励んでいます。
28日の夜は村公民館で練習が行われ、村内の有志でつくる合唱団のメンバー、およそ20人が参加しました。
元小学校音楽教諭で村在住の小椋信子さんの指導のもと、4つのパートに分かれて練習をしました。
南箕輪村民の歌は昭和36年に制定された歌で、村内で夕方に流れるミュージックチャイムに使われています。
平成28年に村文化団体連絡協議会が混声四部合唱に編曲し、平成29年から2月の村の日イベントで合唱団が歌っています。
小倉さんは「心をひとつにして聞いてくださる方に歌声を届けたい」と話しています。
練習は2月4日と12日にも行われる予定で、村内在住であれば誰でも参加することができます。 -
トルコギキョウ播種始まる
長野県が出荷量全国一位で、上伊那の主力品種の花「トルコギキョウ」の播種作業が伊那市東春近で始まりました。
29日は、農事組合法人いなアグリバレーのハウスで、栽培農家およそ20人が作業にあたりました。
大きさ1ミリ以下の種を、専用の器具を使ってトレイの決まった場所に落とします。
このトレイ1枚から300本のトルコギキョウが育ちます。
トルコギキョウは、長野県が出荷量全国一位の花で、上伊那は諏訪に続いて県内二番目の産地となっています。
今年は去年よりも10万本多い270万本を目標に掲げていて、1日におよそ30万本分の種を播きます。
いなアグリバレー理事の伊東雅之さんは「育苗作業は花を育てる上で一番と言ってもいいぐらい重要な作業です。良い花を育てて、一番を目指したい」と話していました。
上伊那産のトルコギキョウの出荷量は10年前と比べて2倍近くになっていて、日本一の産地を目指しています。
生産しやすく、比較的価格が安定していることから若手の就農者も増えているということです。
大阪出身で去年就農した松田大地さん(38)は「土地や気候が良いから移り住んだというのもあるけれど、トルコギキョウに力を入れている産地で一緒にできたら、という想いもあり、この場所で就農しました」と話していました。
育苗したトルコギキョウは、4月に90戸の農家に配布されることになっています。
収穫・出荷は6月から始まり、8月のお盆の時期にピークを迎えるということです。 -
IoTデバイスの開発・活用事例学ぶ
物をインターネットにつなぐ、IoTの導入について学ぶセミナーが28日、南箕輪村の南信工科短期大学校で開かれました。
セミナーには、上伊那の中小企業の社員を中心に、およそ30人が参加しました。
南信工科短大や信州大学の非常勤講師で、工学博士の西山隆也さんがIoTデバイスの開発や活用方法などについて説明しました。
「物」と「インターネット」をつなぐことがIoTと呼ばれていて、工場で動いている機械の生産ロスや、農作物の栽培ハウス内の温度などをデータ化することもできるため、事業の効率化などに活用されています。
物をインターネットにつなぐための機械が「IoTデバイス」と呼ばれています。
西山さんは、データを収集するために、デバイスを動かし続けることの必要性を説明した上で「機械から出る熱を使った発電や、モーター・エンジンなどの振動を使った発電など、自立電源を使うことで人件費や設備費などのコストを抑えることができます」と説明していました。
すでにIoTを導入しているというある参加企業は「実用例を参考にして、より良いデータが取れるようになればうれしい」と話していました。
セミナーは、地域企業の技術力の向上などを目的に、南信工科短大振興会が毎年開いているものです。 -
特色ある県産品をPR
長野県内各地の特色ある商品とサービスエリアのテナントや大型スーパーとをつなぐ「長野県産品商談会」が29日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
商談会には県内34の事業者が出展し、商品のPRをしました。
上伊那からは、7団体が参加しました。
伊那市西箕輪の醸造会社「In a daze Brewing(イナデイズブルーイング)」の冨成和枝さんは、2月から販売を開始するクラフトビールについて説明していました。
伊那市西町の農家「やーくんfarm」は、自分たちで育てているブロッコリーを多くの人に食べてもらおうと試作したパウンドケーキやポタージュの試食品を提供していました。
並んだ商品を見に訪れたスーパーなどの仕入れ担当者は、味見をしたり説明を聞いたりして、興味のあるものを持ち帰っていました。
会場を訪れたある参加者は「地元色の強いものがあれば取り入れていきたい」と話していました。
主催した県では「知られていない県産品の発掘やPR、出展者の商談技術向上につながってほしい」と話していました。 -
県議選 橋本氏立候補の意向
任期満了に伴い4月7日に投票が行われる県議選伊那市区に伊那市前原の橋本明典さん62歳が共産党の新人として立候補する意向を固めました。
橋本さんは愛知県出身で信州大学教育学部卒業後教員となりました。現在は長野県教育会館理事を務めています。
橋本さんは31日に正式に立候補を表明するということです。
伊那市区にはこれまでに自民党の現職2人が立候補を表明していて8年ぶりの選挙戦となる見通しです。
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死亡事故受けて街頭活動
1月19日に発生した伊那市境の竜東線での交通死亡事故を受け、ドライバーに安全運転を呼び掛ける街頭活動が、29日に行われました。
午前7時20分から伊那市交通安全協会の会員や伊那警察署の署員らが、通勤するドライバーに交通安全を呼び掛けました。
この付近では、今月19日の午後8時半頃、道路を横断していた80代の女性が、普通乗用車にはねられ死亡する事故がありました。
この日の街頭活動では、チラシと眠気覚ましのガムを配り、のぼり旗を立てて、ドライバーに安全運転を呼び掛けました。
この事故現場では、2月8日に現地診断も行われる予定です。
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大庫さんヴィオラ演奏
駒ヶ根市在住のヴィオラ演奏家、大庫るいさんによる演奏会が29日、伊那市の富県子育て支援センターで開かれました。
大庫さんは、県内外でヴィオラを演奏していて、今回は子育て支援センターの1月の講座の企画として招待されました。
子どもたちが知っているアニメソングなど8曲を披露しました。
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企業の景気見通し 4割が「悪い」
アルプス中央信用金庫がまとめている伊那谷経済動向・中小企業景気レポートによりますと、今年の景気の見通しについておよそ4割の企業が「悪い」と回答しています。
あるしんが上伊那を中心とする202社に対しアンケート調査したものです。
【今年の自社の景気】について、「良い」と答えた企業は15・9%、「普通」は46.2%で、「悪い」と答えた企業は37.9%でした。
今年10月に予定されている消費税引き上げが景気にマイナス影響を与えると考えている企業が多いということです。
【自社の景気が上向く転換点はいつごろになる見通しか】との問いには、「すでに上向いている」が15.1%、「6か月以内」が14%、「1年後」が14.5%となっている一方で、33.2%が「景気改善の見通しは立たない」と答えています。
また、去年10月から12月の業況判断指数はマイナス1.1ポイントで、前期と比べ5.5ポイント改善しています。 -
軽減税率対応のレジ設置
今年10月の消費税率10%への引き上げに合わせ導入が予定されている「軽減税率制度」に対応したレジシステムの体験コーナーが、28日に伊那市の伊那商工会館に設置されました。
設置されているのは、消費税8%と10%の複数税率に対応できるモバイルPOSレジシステムです。
軽減税率制度により、「酒類・外食を除く飲料水や食料品」、「週2回以上発行で定期購読される新聞」などは、消費税8%に据え置かれます。
そのため、これらを扱う店舗ではレシートや領収書に8%と10%のそれぞれを区分して明記しなければなりません。
現在多くの小売店などが使用しているレジでは、店側が手作業で明記する必要があります。
しかしこのモバイルPOSレジシステムを使えば、1度商品と税率を登録するだけでそれらの手間を省くことができます。
軽減税率に対応したレジを導入する場合、レジ本体に対し四分の三を、タブレットに対し二分の一をそれぞれ国が補助します。
このレジと同じものを導入した場合、自己負担は3万円程度だということです。
補助期間は9月30日までで、伊那商工会議所では導入の促進につなげたいとしています。
体験コーナーは、伊那商工会館2階のロビーに4月22日まで設置されています。 -
箕輪町でイクメンセミナー開催
子育て中の父親を対象にした「イクメンセミナー」が、27日に、箕輪町文化センターで開かれました。
セミナーには、13家族およそ40人が参加し、「親子でサイエンス遊び」をテーマに科学の力で動くおもちゃを作りました。
棒状のアルミをらせん状と輪っかにしたものをそれぞれ作り、クルクルと回りながら落ちる手作りのおもちゃが完成しました。
他に、プラスチックの容器とストローを使ったロケットをつくり、親子で遊んでいました。
イクメンセミナーは、子育てを楽しむ意欲を持つ「イクメン」を応援しようと、町の女性活躍井戸端会議が企画したものです。
女性活躍井戸端会議のイベント部会では、「父親同士の繋がりができるようなイベントを企画していきたい」と話していました。 -
東春近公民館講座「童謡唱歌を楽しむ会」
伊那市東春近の公民館講座「童謡唱歌を楽しむ会」の練習が、28日に行われました。
28日は、メンバー19人が集まり季節の曲を中心に歌いました。
「童謡唱歌を楽しむ会」は、平成14年度から始まり、今年度で16年目の講座です。
現在33人が所属していて、毎月第4月曜日に練習をしています。
年に2回地域の行事で歌を披露していて、現在は3月2日に公民館で開かれる演奏会に向け練習に励んでいます。
最高齢の90歳の女性は、「声を出す、ページをめくるなど1つひとつのことが健康のためだと思っている。長く続けていきたいと話していました。 -
県議選 告示まで2か月
定数2の上伊那郡区には新人1人と現職1人の合わせて2人が出馬を表明しています。
共産党の新人で南箕輪村南殿の山崎健志さん58歳。
上伊那医療生活協同組合の総務部長です。
自民党の現職4期目で辰野町宮木の垣内基良さん69歳。
平成29年3月から1年間県議会議長を務めました。
県議選は3月29日告示。4月7日投開票となっています。
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県議選 告示まで2か月
任期満了に伴い3月29日告示4月7日投開票の県議選の告示まで29日で2か月となります。
これまでに出馬を表明している立候補予定者を選挙区別に表明順で紹介します。
定数2の伊那市区にはこれまでに現職の2人が出馬を表明しています。
自民党の現職5期目で伊那市西町の向山公人さん76歳。
平成28年3月から1年間県議会議長を務めました。
自民党の現職1期目で伊那市東春近の酒井茂さん66歳。
県議会環境産業観光委員会副委員長です。
伊那市区では日本共産党上伊那地区委員会が候補者擁立を決め
31日に記者会見を開き候補者を発表するとしています。
これにより定数2の伊那市区は選挙戦となる見通しです。 -
性同一性障害など性的少数者を理解する研修
心と体の性が一致しない性同一性障害など性的少数者を理解するための研修会が28日伊那市役所で開かれました。
講師を務めた長岡春奈さんは59歳で男性として生まれましたが心は女性の性同一性障害で7年前に性別適合手術を受け戸籍上も女性となっています。
現在は松本市教育委員会嘱託職員として働くかたわら、同じ悩みをもつ当事者や家族に対する支援活動を行っています。
講演では「性同一性障害の現状と課題、当事者の生き難さ」という演題で話をしました。
長岡さんは自分の苦悩を理解してもらえずいじめを受けた体験をもとに話をしました。
この研修会は性同一性障害など性的少数者の人たちの人権保護のために正しい知識を知ってもらおうと伊那市が職員などを対象に開いたものです。
伊那市では去年市議会で「性的少数者の人権保護と認知教育の充実の請願」が採択されていて、今後も市民対象の講演会などを開き正しい知識を深めるための取り組みを行っていくということです。
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顔の見えるつながりで連携強化
上伊那で切れ目のない医療と介護・看護体制の構築を目指し、多職種連携について考える「医療・介護多職種連携ミーティング」が27日、伊那市役所で開かれました。
ミーティングには、病院関係者やケアマネジャー、市町村職員などおよそ130人が参加しました。
参加者は、聖路加国際大学の山田雅子教授の説明を聞きながら、20の班に分かれてグループワークを行いました。
最初に、班ごと医療介護や看護サービスで、地域に足りないものについて話し合いました。
参加者からは、ケアマネジャーや総合診療の医師が足りないなどの意見が出ていました。
山田さんは「持っている資源を使ってどうやりくりすれば10年後に幸せな地域になるのか。足りないものだけでなく、今の介護・看護が本当に必要なものかどうかを考えていく必要があります」と話していました。
ミーティングは、昨年度から上伊那地域で導入された、病院や介護施設などの統一の入退院時の連携ルールをより良いものにしようと、今回初めて開かれました。
上伊那地域在宅医療・介護連携推進事業研究会の北原敏久会長は「顔の見える関係づくりを進めることで、今後の連携強化につなげていきたい」と話していました。