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農業の魅力発見セミナー
地元農家や上伊那農業高校の生徒が農業の魅力について発表する「農業の魅力発見セミナー」が23日、南箕輪村の上農高校日出る会館で開かれました。
セミナーでは、地元農家など3人が農業を始めたきっかけなどについて話をしました。
このうち駒ケ根市の農家山口雅輝さんは、「実家を継ぐために保育士をやめて農家になったが、自分がつくった野菜を給食センターに納品することで大好きな子どもたちに携わることができる」と農業のやりがいについて話していました。
セミナーは、農業に関する知識を広げ将来地元で活躍する人材を育成しようと、上伊那農業改良普及センターや伊那市、JA上伊那が開いたもので、およそ70人が参加しました。 -
めでたい文字が書かれた年賀状などの作品展
来年の干支や、めでたい文字が書かれた年賀状などの作品展が、箕輪町の文化センターで開かれています。
会場には、習字やペン習字でデザインされた年賀状などおよそ100点が展示されています。
箕輪町の、やまとなでしこペン習字教室の生徒10人の作品が並んでいます。
教室は、代表をつとめる山本琇華さんが3年前から開いています。
山本さんは、「生徒のオリジナル作品が多く、書いた文字が引き立つように展示に工夫を凝らしています。見て楽しんでもらいたい」と話していました。
作品展は、来年1月8日まで、箕輪町の文化センターで開かれています。
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芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー クリスマスコンサート
箕輪町と防災協定などを結んでいて交流がある、東京都豊島区のオーケストラのクリスマスコンサートが21日、町文化センターで開かれました。
演奏したのは、東京都豊島区の東京芸術劇場芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーです。
この日は、クリスマスをテーマにアレンジした6曲が披露されました。
ウインド・オーケストラ・アカデミーは、東京芸術劇場が2014年から若手演奏家の育成を目的に開いているもので、都内を中心に演奏活動を行っています。
箕輪町での演奏は今回初めてで、豊島区からオーケストラの紹介があったということです。
メンバーは、「コンサートならではの、生の木管五重奏を楽しんでください」と話していました。
会場には、およそ400人が集まり演奏を楽しんでいました。 -
高遠町など一部地域で積雪
22日の夜から今日の朝にかけ伊那地域でも雪が降り、伊那市高遠町など一部の地域で積雪がありました。
今朝の伊那市高遠町です。
長野地方気象台によりますと、日本の南を低気圧が東に進んだ影響で、22日の夜から23日の朝にかけ、県内の広い範囲で雪が降りました。
伊那地域では今シーズン初めて一部地域で雪が積もりました。
高遠町商店街では、商店主らが朝から雪かきをしていました。
待ちに待った積雪に子どもたちは大喜びです。
高遠第2第3保育園の園児は、保育園の裏山でそり滑りをしました。
そり滑り用のコースは保護者が草を刈るなどして整備したもので、23日は年少から年長までの22人が楽しみました。
雪不足の影響でオープンが延期となっている伊那スキーリゾートです。
22日の雪で、コースの全面がうっすらと雪に覆われました。
スキー場を運営する株式会社伊那リゾートでは、更なる積雪に期待しています。
この雪による交通機関への影響はありませんでした。
長野地方気象台によりますと、長野県南部は水曜日以降平年より気温の高い日が続くということですが、朝晩は冷え込むとして道路の凍結などに注意するよう呼び掛けています。
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県が「交通死亡事故多発警報」発表
長野県は、ここ1週間の内に県内で4件の交通死亡事故が発生したことから、22日に「交通死亡事故多発警報」を発表しました。
箕輪町でも16日に死亡事故が発生しています。
県では、ドライバーや歩行者に注意を呼びかけています。 -
クリスマス前 菓子店大忙し
24日のクリスマスイブに向け、伊那市内の洋菓子店はケーキ作りに追われています。
伊那市山寺の和洋菓子店フランセ板屋では、あすのクリスマスイブに向け、ケーキ作りに大忙しです。
今年はクリスマス期間中に2,000個を作る予定で、ピークとなる明日は、1000個の販売を見込んでいます。
23日は朝6時から10人体制で作業を行っていて、普段は販売を担当するスタッフもケーキ作りを手伝います。
スポンジの間に生クリームといちごを挟み、クリームを全体に塗っていきます。
別の部屋では、仕上げのデコレーションの作業です。
フランセ板屋では、スポンジと生クリームの味のバランスにこだわっているということです。
店頭にはケーキが並び、買い求める人の姿がありました。
フランセ板屋では、ケーキの予約受付はすでに終了していますが、店頭販売を行うということです。
価格は、5号が税込み3,100円、6号が3,800円となっています。
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荒井区子どもクリスマス会
伊那市荒井の子どもたちがゲームなどをして楽しむクリスマス会が22日伊那中学校で開かれました。
クリスマス会には、荒井区の小学生167人が参加し、ゲームを楽しみました。
会場の飾りつけやゲームの内容は、6年生作る実行委員会が企画しました。
司会進行係や、レクリエーション係、音楽係などに分かれ準備をしてきたということです。
〇×クイズでは、荒井区の子どもたちが通う伊那小学校にちなんだものや、来年の干支に関するクイズが出題されました。
子どもクリスマス会は、地区の役員で作る荒井区青少年育成会が開いたもので、今年で35回目です。
荒井区青少年育成会では「この会をきっかけに新しい友達を作って、来年も子どもたちに元気にすごしてほしい」と話していました。
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田楽座 餅つきで地域住民と交流
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の餅つきイベントが、22日開かれました。
イベントでは、20キロのもち米が用意され、訪れた人たちが餅つきをしました。
このイベントは、地域の人やファンとの交流の機会にしようと毎年開かれています。
もちがつきあがるときなこやしょうゆで味をつけ訪れた人たちが味わっていました。
会の途中で獅子舞が登場し、舞を披露しました。
今年一年の厄落としにと、訪れた人たちの頭を噛んでいました。
田楽座の中山洋介代表は「来年も日本の文化を多くの人に伝えていきたい」と話していました。
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新体操クラブ ポーラ☆スター発表会
伊那と塩尻地域のジュニアの新体操クラブ「ポーラ☆スター」の発表会が、22日、伊那市のロジテックアリーナ(伊那市民体育館)で開かれました。
伊那教室は28回目、塩尻教室は26回目となる合同発表会です。
ポーラスターには、年少園児から高校生まで、合わせて120人が通っています。
一般の生徒が通うコースは、週に1回練習していますが、週に5回練習を重ねる選抜選 手もいます。
発表会では、園児が保護者と一緒に踊りを披露する場面もありました。
保護者によると、衣装のラメやスパンコールの縫い付けなども保護者が行っているということです。
代表を務めている橋爪みすずさんは、「新体操を通して心を磨く大切さを子どもたちに伝えてきた」としています。
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中ア山麓スキー学校指導者研修会
全日本スキー連盟公認校に認定されている中ア山麓スキー学校の指導者の講習会が、22日、伊那市の伊那スキーリゾートで開かれました。
この日は午前・午後と1日かけて講義と実習が行われ、伊那地区と駒ヶ根地区から100人程が参加しました。
実技では、基礎となる滑り方の指導について確認していました。
スキー学校には、国の認定を受けた指導員と、県の認定を受けた準指導員のほかに、スキー教室で指導を行う認定指導員がいます。
認定指導員は、毎年1度、研修を受ける必要があり、シーズンオープンを前に今回、研修会が開かれました。
参加者は、スキーの新しい技術についてや、指導法について研修を受けていました。
なお伊那スキーリゾートは21日のオープンを目指していましたが、雪不足により、オープン延期となっています。
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みはらしの湯でゆず湯サービス
22日は、1年で最も昼が短い日冬至です。
伊那市観光株式会社が運営する温泉施設では、ゆず湯の提供が行われました。
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯では、男女の露天風呂それぞれに、ゆずが浮かべられました。
冬至の日に入ると風邪を引かないとされていて、みはらしの湯では毎年冬至にゆず湯を提供しています。高遠町のさくらの湯でも提供されました。
みはらしの湯では、26日から28日まで、りんご湯のサービスも行う予定です。
なお、22日の夜から23日未明にかけて長野県南部に雪が降る予報で、長野地方気象台では、12時間の最大降雪量は10センチに達するとして、交通障害に注意を呼び掛けています。
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伊那スキーリゾートオープン延期
伊那市西春近の伊那スキーリゾートは、21日から営業開始を予定していましたが、雪不足により延期することを決めました。
21日昼ごろの伊那スキーリゾートです。
雪はまばらで、頂上付近は地面が見えています。
伊那スキーリゾートによると、スノーマシンを使った人工的な雪づくりは、氷点下2度以下にならないとできないということです。
今年は暖かい日が続き、これまでに数回しかスノーマシンを稼働させられていないということです。
そのため今シーズンは、去年と比べ1週間から10日ほど遅れていて、あすもオープンを延期することが決まっています。
伊那スキーリゾートは、「気温や湿度に左右されるが、今後の冷え込みに期待したい」と話していました。
伊那スキーリゾートは、来週半ばのオープンを目指すということです。 -
小学生対象書き初め教室
小学生を対象にした書き初め教室が、伊那市のいなっせで、21日開かれました。
書き初め教室では、上伊那地域の書道の指導者らでつくる、書晋会のメンバー5人が講師を務めました。
小学生は各学校の冬休みの課題をメンバーに教わりながら書いていました。
書晋会のメンバーは、字の中心がぶれないように筆をおろす位置に注意し、名前も作品の一部と意識して、最後まで集中して書くようにアドバイスしていました。
小学生を対象にした書き初め教室は、伊那市生涯学習センターが開いているもので、30人が参加しました。
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南宮神社で山車飾制作
来年1月11日と12日に、箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われる初祭りに向けて、山車飾の制作が進められています。
初祭りでは来年の干支にちなみ、ねずみのキャラクターの山車飾や、飛鳥時代の政治の実権争いで起こった「有馬皇子の変」を描いた山車飾などが設置されます。
21日は木下山車飾保存会のメンバーおよそ15人が作業をしていました。
保存会では10月下旬から制作を進めていて、今年は南宮神社とJR木ノ下駅前に合わせて6舞台を設置します。
この日は木下地区の小中学生で作る「スマイル山車くらぶ」も集まり、七夕を描いた舞台を制作していました。
南宮神社の山車飾は、明治30年頃に始まったと言われていて、昭和63年には箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
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みはらしファームにイルミネーションお目見え
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで20日にクリスマスイルミネーションの点灯式が行われました。
20日は、クリスマスソングに合わせてイルミネーションがお披露目されました。
中央のツリーは、高さ6.5mで、木材を円すい状に組んで作ったということです。
みはらしファームは今年オープンから20年目を迎え、様々なイベントを企画してきました。
イルミネーションは、そのフィナーレを飾るものです。
他にも、来園者とスタッフ合わせて372人で作った20mの織物を使った物もあります。
みはらしファームのクリスマスイルミネーションは26日までで、時間は午後4時30分から午後8時となっています。
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若手高校教諭が働きがいなどを語る
長野県教育委員会は、高校教員の仕事について知ってもらい将来の選択肢の1つにしてもらおうと、高校生と保護者を対象にした催しを21日、伊那市内で開きました。
会場の伊那北高校には、南信地域の高校生と保護者およそ20人が集まりました。
県立高校や中学校で働く若手の教員5人が、仕事のやりがいや苦労などを話しました。
ある教員は、「教科指導、クラス運営、部活顧問など、学校には自分の過ごす【場】がいくつもある。その【場】を通して得たことを生徒に還元していくことが魅力の1つだ」と話していました。
この催しは、キャリア教育の一環として県教育委員会が開いたもので、今年で2年目です。
県教委では、「自ら学び続け子どもや保護者に寄り添うことができる教員を目指してほしい」と話していました。 -
しめ飾りづくり教室
年の瀬を迎え伊那市の富県小学校では児童が、地元のお年寄りと一緒にしめ飾りを20日つくりました。
富県小学校では毎年、郷土の文化を受け継ごうと、全校児童でしめ飾りづくりに取り組んでいます。
このうち高学年の児童は体育館でしめ飾りをつくりました。
20日は、富県地区の高齢者16人が訪れ、子どもたちに縄のないかたなどを指導しました。
最後に飾りををつけて完成です。
出来上がったしめ飾りは、子どもたちが自宅の玄関などに飾り正月を迎える準備を整えるということです。
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サン工業 高遠美術館で落語会
伊那市のサン工業株式会社が7日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で落語会を開きました。
落語会には駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんが招かれ、サン工業の社員や話題の政治ネタを取り入れた落語を披露しました。
サン工業は「年納めの月は笑って締めくくろう」と、落語会を開きました。
会場にはサン工業の社員や一般参加者などおよそ150人が訪れ、会場全体が笑いに包まれました。
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聖火ランナー アシカさんに聞く
東京オリンピックの聖火リレーのランナーに伊那市在住のユーチューバー アシカさんが選ばれました。
聖火リレーを走るアシカさんに話を聞きました。
アシカさんは、伊那市在住、木曽郡南木曽町出身の23歳です。
去年4月からユーチューバーとして活動していてチャンネル名は「ポコアポスト」です。
友人と2人で、木曽地域の観光地などを巡り、情報を発信しています。
アシカさんに聖火リレーへの意気込みを聞きました。
県内の聖火リレーは来年4月2日と3日に予定されています。
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伊那西スケート場 営業見通し立たず
20日営業開始を予定していた伊那市横山の天然リンク 伊那西スケート場は、グラウンドに水が溜まらず、営業の見通しが立っていない状況です。
20日は関係者が集まり今シーズンの安全祈願祭が行われました。
現在グラウンドの半分は水がなく、土が見えている状況です。
伊那西スケート場は、昨シーズン、グラウンドに水が溜まらず、営業できませんでした。
伊那市によりますと、今年は11月末から水を入れ、重機で土と水を混ぜ溜まりやすくする作業を行ってきましたが現時点で営業の見通しは立っていないということです。
伊那市では、一部でも結氷すれば営業を検討したいとしています。
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権兵衛トンネル片側通行 安堵の声
台風19号の影響で通行止めとなっていた南箕輪村の権兵衛トンネルの仮復旧が完了し、19日、片側交互通行が始まりました。
利用者からは安堵の声がきかれました。
20日の権兵衛トンネルです。
仮橋の設置が完了し車が通行していました。
権兵衛トンネルは、昨日午後5時に通行止めが解除され、片側交互通行が始まりました。
仮橋は長さ15メートル、幅4メートルの鉄骨製です。
片側交互通行の区間はおよそ300メートルで、当面の間現場には24時間誘導員が付きます。
仮橋は、幅が3メートル以上のものや総重量が25トンを超える車は通行できません。
また連続雨量が60ミリに達した場合は通行止めとなります。
トンネル付近では、本復旧の設計のための調査が行われています。
復旧工事に当たっている飯田国道事務所によりますと、本復旧の時期は未定だということです。
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被災農家対象 施設復旧費用助成説明会
台風19号で被害を受けた農家を対象にした農業施設復旧費用の助成制度の説明会が20日箕輪町の町文化センターで開かれました。
説明会には町内の農家10人が参加しました。
国・県・町は協調して、台風19号で被害を受けた農家を支援するため、農業施設の復旧します。
農業用ハウスの復旧はかかった費用の最大5分の3、果樹棚や畜舎、農業機械などの復旧は最大10分の9が補助されます。
町の担当者は、補助対象となる条件や申請の方法などについて説明していました。
箕輪町の台風19号の農業被害額は4,800万円となっていて、そのうち果樹被害額は3,500万円となっています。
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市民大学講座 「音楽と花」
伊那市で活動している音楽コーディネーターで華道家の北沢理光さんを講師に招いた、まほら伊那市民大学の講座が、19日ニシザワいなっせホールで開かれました。
北沢さんは講座で、音楽や花との出会いや、これまでの人生について語りました。
北沢さんは、伊那文化会館を誘致するため、1983年に34歳で務めていた会社を退社し、伊那フィルハーモニー交響楽団や、いな少年少女合唱団などの音楽団体を立ち上げてきました。
また、華道の家元としても活動していて、いなっせのステージなどを飾っています。
今回は生け花の実演も披露されました。
北沢さんと親交のある、伊那市のピアニスト、石川みどりさんのクリスマスソングに合わせ、ぽポインセチアを使った生け花が作られました。
ある男性は「音楽や花などには今まであまり関心が無かったが、講座をきっかけに興味を持てたと思う」と話していました。
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北殿令和クラブ しめ縄づくり
北殿区の高齢者で作る、北殿令和クラブは、地区の公民館で神社に飾るしめ縄づくりを19日行いました。
この日は殿村八幡宮や北殿神社など、区内の10か所に飾るしめ縄を作りました。
農作業の縄は右回しで作りますが、しめ縄用は左回しで縄をなうということです。
ワラは、北殿の兼業農家の倉田隆男さんが育てたものです。
水路から田んぼに水が入る「水口」近くで育った、青々としたものを選んだということです。
女性たちはハサミを使い、飛び出たワラを切り、見栄えを整えていました。
この日作ったしめ縄は、30日に飾るということです。
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権兵衛トンネル 通行止め解除
台風19号の影響で道路が崩落し、10月から通行止めとなっていた南箕輪村の権兵衛トンネルは、19日午後5時に通行止めが解除され、片側交互通行が可能となりました。
現場では、崩落部分に仮橋を設置する仮復旧工事が進められてきました。
片側交互通行は可能となりましたが、幅が3メートル以上のものや総重量が25トンを超える車両は通行できません。
また連続雨量が60ミリに達した場合などは通行止めとなります。
このニュースについては、20日にあらためてお伝えします。 -
南箕輪村の征矢さん ボディビルで世界4位
南箕輪村田畑の征矢洋文さんは、今月6日から8日にスペインで開かれたボディビルの世界大会で4位入賞しました。
伊那ケーブルテレビでは、新春特番の取材で19日に、征矢さんのジムを訪ねました。
48歳の征矢さんは、ボディビルの世界マスターズ選手権45歳から49歳70キロ以下級に出場しました。
大会は、トレーニングや食事管理を通して作り上げた筋肉の大きさ、形、全体のバランスを競うものです。
征矢さんは、世界大会の決勝まで進み、筋肉量や見た目が評価され4位入賞しました。
征矢さんは、週に1回伊那市の仁愛病院でシニア層と若年層を対象にしたトレーニング教室を開いているということで、今後は健康寿命をのばす体操を広めていきたいと話していました。
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美和・小渋ダム記念シンポジウム
小渋ダム完成から50年を記念するシンポジウムが、8日、中川村で開かれました。
シンポジウムでは国土交通省中部地方整備局勢田昌功局長は「ふたつのダムの治水・発電など様々な機能を継続的に維持するよう務めていくことを約束したい」とあいさつしました。
伊那市の美和ダムは昭和27年に工事着手、総工費31億6千万円で昭和33年に完成した重力式コンクリートダムです。
一方、中川村・松川町にある小渋ダムは昭和38年に工事着手、総工費83億3千万円で昭和44年に完成しました。
天竜川水系初のアーチ式コンクリートダムです。
両ダムとも洪水調節・かんがい用水・発電の役割を持つ多目的ダムです。
シンポジウムでは伊那市出身の切り絵作家・浦野栄一さんの作品を焼き付けた陶板が披露されました。
陶板はそれぞれのダムに設置されます。
シンポジウムは、節目の年にダムの役割を再認識し、過去の水害や今後の対策について学ぶことで防災意識の向上を図ろうと、天竜川統合ダム管理事務所、三峰川総合開発工事事務所などで作る実行委員会が開いたもので、およそ250人が出席しました。
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死亡事故をうけて啓発運動
今月16日に、箕輪町福与の竜東線で、60代男性が軽自動車にはねられる交通死亡事故が発生したことから、ベルシャイン箕輪店前の駐車場で、再発防止のための啓発運動が18日行われました。
啓発運動には伊那警察署の署員や上伊那地域振興局の職員、地域交通安全活動推進委員などおよそ20人が参加しました。
スーパーの入口前にのぼり旗を持って立ち、夜光反射板が入った交通安全を促すチラシのセットなど、およそ200個を配布しました。
今月16日、箕輪町福与の竜東線で、歩いていた60代の男性が軽自動車にはねられ死亡する、交通事故が発生しました。
伊那警察署によりますと、17日現在、菅内では今年202件の交通事故が発生していて、負傷者は229人、死亡者は5人となっています。
伊那署では、事故が多発する年末は、交通意識を高めて生活するよう、呼び掛けています。
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上伊那の高校生が制作 美術展
上伊那8校の生徒が制作した絵画作品などが並ぶ「第58回上伊那高等学校美術展」が、19日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
会場には、駒ヶ根工業高校を除く上伊那8校の生徒の作品102点が並んでいます。
作品は生徒たちが1年以内に制作した近作で、油絵やアクリル画を中心に、陶芸や立体作品なども並びます。
身近な風景や人物、架空の世界を描いたものなど、題材は様々です。
こちらは伊那北高校の生徒9人が共同で制作した作品です。
木のボードにレシートを貼り、レシートをはんだごてとアイロンで熱してイラストを描いていて、環境問題に目を向けてほしいというメッセージが込められているということです。
作品展は、部活やクラブ、コースで学んできた生徒たちの1年間の成果を披露する場として毎年開かれています。
第58回上伊那高等学校美術展は、22日(日)まで、伊那市の伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。 -
信州のりんごワッフル発売へ
JA上伊那のプライベートブランド「伊那華シリーズ」の新商品として、地元産のりんごを使った「信州のりんごワッフル」が、21日に発売されます。
こちらが、伊那華シリーズの新商品、信州のりんごワッフルです。
水分量を20%残すセミドライ加工した上伊那産のりんご「ふじ」と、同じく上伊那産の小麦「ハナマンテン」が使われています。
ふじは糖度が13%~14%と高いものを使用していて、袋を開けた瞬間から甘い香りが広がります。
ハナマンテンは、たんぱく質の一種「グルテン」が豊富に含まれている超強力粉で、もっちりとした食感が楽しめます。
価格は、5個入り税込み800円です。
伊那華シリーズはJA上伊那のプライベートブランドとして、これまでそばやうどんなどが販売されてきましたが、スイーツの商品は今回が初めてです。
今年4月に箕輪町に選果場が一本化されたことの記念と、以前から計画されていた6次産業化への取り組みとして商品化されました。
19日は、御子柴茂樹組合長らが記者会見を開き、新商品について説明しました。
信州りんごワッフルは、21日(土)からJA上伊那の各直売所・Aコープ・ファミリーマートJA店などで販売されます。