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女性が働きやすい職場学ぶ セミナー
女性が働きやすい職場環境を学ぶセミナーが29日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
講師は元内閣府男女共同参画局政策企画調査官の船木成記さんです。
船木さんは「日本人特有の仕事に対する高すぎるモチベーションは、時代の流れと共に変える必要がある」と話し、「管理職と社員が意見を共有し、各企業ごとに最適な働き方を見つけてほしい」と話しました。
製造業に勤務している、ある女性は、「子育てで急用ができた時にも仕事が共有できれば、早退をして子どものために時間を使える」と話していました。
今回のセミナーは、伊那商工会議所の女子会プロジェクト委員会が主催したものです。
セミナーには、市内の企業の管理職など、およそ50人が出席しました。 -
伊那美術展特別企画 作品について語り合う
伊那市の伊那文化会館で開かれた、第95回伊那美術展で入賞した高校生と伊那美術協会の会員が語り合う特別企画が7日、行われました。
会場に美術協会の会員が集まり、高校生の入賞者3人から制作に関する話を聞きました。
ジュニア大賞を受賞した伊那西高校の城生ことりさんは、「日長石の青年」を制作しました。
城生さんは、「特に色にこだわって作りました。濁らないようにしながら、原色をあえて残すように工夫しました。」と話していました。
ジュニア準大賞を受賞した伊那北高校の宇田川紗登美さんは、「備忘録」を制作しました。
宇田川さんは、「幼いころの純粋さと未来への希望を感じられるような作品にしました。」と話していました。
また、同じくジュニア準大賞を受賞した高遠高校の米森翔さんは、「本音」を制作しました。
米森さんは、「自分の本音を聞き出そうとする他人がいびつに見えました。作品ではそれを表現したかった。」と話していました。
特別企画は、次世代育成を目的に、伊那美術協会が開いたもので、協会は、「若い人にできるだけ美術に触れてほしい」と話していました。
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伊那北高校合唱コンクール
伊那市の伊那北高校の第52回合唱コンクールが6日伊那文化会館で行われ、2年A組と3年D組の2クラスが金賞に選ばれました。
伊那北高校の合唱コンクールでは、例年金賞に選ばれるのは1クラスですが、審査の結果同点だったとして、今回2年A組と3年D組の2クラスが選ばれました。
音楽の兒玉智紀教諭は「2クラスが選ばれるのは初めてではないか」と話していました。
コンクールには1年生から3年生までの18クラスが参加し、練習の成果を披露していました。
音楽会の模様は10月にご覧のチャンネルで放送します。
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ポニー草競馬 パカパカ杯
子どもたちのポニーの草競馬大会パカパカ杯が8日箕輪町木下で開かれました。
大会は箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたもので14回目となります。
今年は会場を木下のKOA北側の農地に移動し開かれました。
地元をはじめ、静岡県や愛知県などから28頭が出場しました。
1周およそ300メートルのコースでレースが行われ、指定されたぬいぐるみを探したり障害物を越えるなど趣向をこらしたレースが行われました。
パカパカ塾は馬の世話を通して人や動物への思いやりの心を持つ子どもを育てようと元教員の春日幸雄さんが設立したものでおよそ20人の子どもが通っています。
春日さんは「大勢の人に支えられ感謝している。子ども達の成長を見守り、馬を通して集まった人たちと楽しい大会にしたい」と話していました。
パカパカ杯では10種目のレースの他に乗馬体験も行われ、訪れた子ども達がポニーとの触れ合いを楽しんでいました。
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シードル・地ビールで乾杯 泡フェス
伊那谷のシードルや地ビールなどを味わう「泡フェス!信州・伊那谷シードル&クラフトビアヌーヴォー」が、7日と8日の2日間、伊那市のセントラルパークで開かれました。
2日目の8日は、午前11時にイベントが始まりました。
会場には、伊那谷を中心に県内10社のシードル20銘柄と、4社のクラフトビール8銘柄が会場に並びました。
また、地元産の食材を使ったカレーやガレットなど、伊那谷の飲食店9店も並びました。
泡フェスは、伊那谷の飲食店や酒造店などでつくるアスタルシードルクラブが主催しています。
イベント責任者の渡邊竜朗さんによると、イベント初日のきのうは、開始わずか1時間で去年のイベント来訪者数400人を上回る盛況ぶりで、1日で1200人以上が訪れたということです。 -
みのわナイトウォーク&ラン
夜景を見ながら箕輪町を走るイベント「みのわナイトウォーク&ラン」が7日に行われました。
大会はみのわ天竜公園を発着点に開かれ、県内外から去年より200人多い700人が参加しました。
参加者は、福与公民館を折り返す8.8キロのロングと天竜川沿いの5.5キロのショートの2つのコースに別れ走ったり、歩いたりしていました。
イベントを盛り上げようと、福与の鹿垣公民館では地区住民がキュウリや梨などを振る舞っていました。
こうした振る舞いは年々増えていて、今年は福与や松島、三日町などショートとロング合わせて5か所で行われたという事です。
この催しは、夜の街の風景を楽しんでもらおうと3年前から行われています。
箕輪町では今後も大会を継続し滞在型のイベントにしていきたいという事です。
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台風15号 8日夜から9日朝に最接近
強い台風15号は、8日夜から9日の朝にかけ長野県に最も接近する見込みです。
長野地方気象台によりますと、県の南部で9日の正午までの降水量は多いところで50ミリから100ミリ、最大風速は12メートルと予想されています。
気象台では台風の進路により予想が変わる場合があるので、最新の気象情報を利用するよう呼びかけています。
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さくらホテルで蝶の写真展
伊那市高遠町のさくらホテルで、伊那市在住の写真愛好家金谷兼義さんの蝶の写真展が開かれています。
会場には、県内外で撮影された蝶の写真222点が展示されています。
沖縄県の西表島や、埼玉県の西部で撮影したものなど全国各地で撮影した蝶の写真が並んでいます。
金谷さんは、10代から風景写真を撮り始め、50代で蝶の写真を撮り始めたということです。
一般的な蝶の図鑑には載らないような卵や触覚、脚のアップの写真も展示されています。
蝶の写真を撮るときは、成虫を探すほかに、幼虫や卵も見つけるようにしているということです。
写真展は、さくらホテルで29日(日)まで開かれています。
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50回の節目 高遠城下まつり
今年で50回目となる高遠城下まつりがきょう、伊那市高遠町で
行われました。
まつりでは50回の節目を記念してオリジナルの手ぬぐいが作られました。
手ぬぐいには高遠閣や石仏、鎧兜などでかたどった「高遠」の文字などがデザインされていて町民踊りの参加者に配られたほか訪れた人たちには1本300円で販売されました。
高遠町商店街は歩行者天国となり様々なイベントが行われ高遠中学校の生徒と高遠太鼓保存会が太鼓の演奏を披露しました。
高遠北小学校の児童は戦国時代に高遠城主だった仁科五郎と織田軍の攻防を表現した舞、孤軍高遠城を披露しました。
高遠城下まつりは1967年に商店の大売り出しに合わせて始まった絵島まつりが前身です。
50回記念として行われた今回は地元のほか交流のある新宿区や猪苗代町、三宅村などから11団体250人が参加し祭りを盛り上げていました。 -
企業を知る 人材ふれあいフェア
住民が楽しみながら地域の企業を知る人材ふれあいフェアが7
日南箕輪村の南信工科短期大学校で行われました。
フェアは地域企業の技術や製品を知ってもらおうと南信工科短大振興会などが開いたものです。
会場には上伊那をはじめ、下伊那や諏訪の企業のほか経済団体など52のブースが設けられました。
長野県リニア整備推進局のコーナーではリニアのミニチュアが用意されました。
子どもたちは担当者から磁石の性質を生かして走るリニアの原理を学んでいました。
箕輪町商工会工業部会のロボットプログラミング体験コーナーではタブレットを利用したプログラムでLEGOブロックを組み立てたり遠隔操作で動かしたりしていました。
長野県建設業協会伊那支部は屋外に大型重機を展示し子どもたちが試乗していました。
またミニショベルを使ったボールすくい体験も行われていました。
人材ふれあいフェアの主催のひとつ南信工科短大振興会では地域の人材が地域で学び活躍する風土を育みたいとしています。
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残暑続く9月 真夏日3日目
7日の伊那地域の最高気温は、午後2時34分に31.9度を記録し、9月に入り3回目の真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、7日の県内は広く高気圧に覆われ晴れ間が広がり、伊那地域の最高気温は31.9度と真夏日となりました。
伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンです。
日陰に入り暑さをしのぐ観光客の姿も見られました。
8日も気温が高くなる見込みで気象台では、暑さを避け、水分をこまめにとるなど、熱中症に十分注意するよう呼び掛けています。
なお、晴れ間が広がるのは8日までで、9日からは大風15号の影響などで雨の予報となっています。
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南信に外国人を ゲストハウス今月オープン
箕輪町の地域おこし協力隊員として活動するルーカス尚美さんが古民家を再生した、外国人向けゲストハウスの内装が完成し、9月中旬にオープンを予定しています。
箕輪町長岡にあるゲストハウスは、長岡を英語にして「ロングヒルズ」と名付けられました。
空き家を再生させた建物の中には風呂やトイレも完備され、表記はすべて英語になっています。
最大6人が宿泊できるゲストルームは全面畳張りで、日本ならではの雰囲気を味わうことができる空間になっています。
土蔵を改装したこのスペースは、カフェやバーとしてゆっくり過ごすことができます。
箕輪町地域おこし協力隊員のルーカス尚美さんと、夫のクリスさんが、南信地域に外国人向けの宿泊施設が少ないことに目を付け、2017年から作業を進めてきました。
この日はオープンを前に、帰省で箕輪を訪れていた夫が外国人の夫婦を招き、ゲストハウスで巻き寿司づくりをしました。
オープン後もこうした日本ならではの体験を提供する予定です。
この日体験をしたアメリカ人の男性は「建物もとても綺麗で風情もある。水も、空気もおいしいし最高です」と話していました。
ルーカスさんは「ただ来てもらうだけでなく、外国人のみなさんと地元のみなさんをつなぐ、そんな場所になってほしいし、夫婦でそんな役割を担えたら」と話していました。
9月中旬のオープンで、一泊朝食付き5,000円を予定しています。
外国人向けの宿泊施設検索サイトのみの掲載予定ですが、事前の相談があれば日本人でも泊まることができるということです。 -
台殿防災計画策定へ ワークショップ
伊那市で初めての地区単位での防災計画策定に向け、伊那市高遠町台殿で3回目となるワークショップが、5日夜に行われました。
この日は台殿地区の住民30人ほどが台殿公民館に集まりました。
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科の阪本真由美准教授が講師を務め、自分たちの生活と照らし合わせた災害時の行動を確認しました。
参加者は、午後3時に大雨警報、午後5時に避難所開設、午後7時に避難勧告が出されたとの想定で、自分がどのような行動をとるのか確認していました。
その後、災害の想定に合わせて地区としてどのような行動をとるか考えていました。
阪本真由美准教授は「行政が出している情報がすべての地区のみなさんにあてはまるわけではない。その地区のみなさんが集めた情報や判断がまず一番」と話していました。
自主防災組織の北原隆一会長は「みんなで話し合い、意見をまとめて防災計画にしていきたい」と話していました。
年内を目処に方向性をまとめる予定で、台殿区では、来年の防災訓練などで策定した防災計画に沿った動きを確認したいとしています。
台殿区は市の防災モデル地区に指定されていて、伊那市では「ほかの地域にも、こうした取り組みを広げていきたい」としています。 -
南箕輪村 88歳長寿祝う
南箕輪村内の今年88歳になる長寿者を祝う、長寿者訪問が6日から始まりました。
この日は唐木一直村長が、北殿の吉澤和倫さんの家を訪問し、祝い金を手渡しました。
吉沢さんは、昭和6年8月12日生まれの88歳です。
南箕輪小学校の初等科・高等科を卒業後、農業学校などを経て酪農を始めました。
酪農は65年間、平成24年まで行い、現在は田んぼ5枚の管理をしています。
吉澤さんは「農業をして自然と触れ合うことが長生きの秘訣」と話していました。
唐木村長は「今でも現役で農業委員などをやっていただいている。今後もお元気で長生きしてください」と話していました。
村内では、100歳以上の長寿者が8人いて、全員が女性だということです。 -
クラスが団結 弥生音楽会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の音楽会が5日伊那文化会館で開かれ3年D組が最優秀賞に選ばれました。
3年D組が歌った「群青」という曲は東日本大震災のあとに福島県の中学生の言葉を歌にしたものです。
音楽会はクラスごとのコンクール形式で行われ最優秀賞に選ばれた3年D組がアンコール演奏をしました。
音楽会の模様は21日土曜日午後2時からご覧のチャンネルで放送します。
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電話応対コンクール
日本電信電話ユーザ協会が主催する電話応対コンクールの伊那・駒ヶ根地区大会が伊那市のかんてんぱぱホールで6日、開かれました。
コンクールは、電話でのコミュニケーション能力の向上を図ろうと毎年開かれています。
今年は伊那・駒ヶ根地域の製造業や金融業など6社8事業所から20人が参加しました。
競技は、1人3分の持ち時間で、模擬の相手と電話で応対します。
取引先の客から不在の担当者を指名する急ぎの電話を受けます。
客は担当者へメールを送ったが返信がないため不安になって電話をかけてきたという設定です。
最初と最後の印象、声の大きさや話すスピードなど100点満点で審査されます。
審査の結果、佐川急便株式会社信越支店伊那営業所の山口春香さんが優勝しました。
上位3人は10月11日に長野市で開かれる県大会に出場することになっています。
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上下水道事業運営審議会 答申
伊那市上下水道事業運営審議会は、令和4年度まで上下水道料金を据え置くとする諮問の通り、白鳥孝市長に5日、答申しました。
この日は、審議会の岡野哲郎会長が白鳥市長に答申書を手渡しました。
改定案は、令和2年度から4年度まで、現在の上下水道料金を据え置くとしています。
水道事業では、水道設備の維持管理費などに一般会計から1億円の出資金を補填することで、現行の料金が維持できるということです。
伊那市の一般家庭の水道料金は、ひと月平均3,210円で令和2年度以降も月額の水道料金はおおむね同額となる見込みです。
岡野会長は「人口減少による水の需要の低下や、それに伴う事業経営の悪化が深刻化している。
中長期的な経営見通しを設定して改善してほしい」と話していました。
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協力隊「アクティビティガール」に松元さん
伊那市は、女性をターゲットに、自然を活用した観光に力を入れていこうと、新たに1人の地域おこし協力隊を任命しました。
新たに地域おこし協力隊に任命されたのは、鹿児島県出身の松元麻希さん34歳です。
9月2日に伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から委嘱書が手渡されました。
松元さんは山岳雑誌の出版社に勤めていた経験があり、南アルプスなどにもよく来ていたということです。
伊那市では、女性目線での山岳観光やアウトドアを通じた地域の魅力発信する「アクティビティガール」として松元さんを協力隊に任命しました。
松元さんは「自然好きな人にはたまらない自然があるのが伊那市。女性目線で発信していきたいです」と話していました。
白鳥市長は「得意とするアウトドアを、女性の視点から盛り上げていってもらいたい」と話していました。
松元さんの任期は、9月1日から1年更新で、最長で2022年9月1日までの3年間となっています。 -
雅秋園 営業開始
箕輪町福与の観光農園「雅秋園」の今季の営業が5日からはじまり、訪れた人たちが秋の味覚を楽しんでいました。
5日から営業開始となった雅秋園には家族連れなどが訪れ早速秋の味覚を楽しんでいました。
90アールの果樹園には12種類ほどのブドウが植えられています。
今最も食べごろのブドウは赤色のデラウエアです。
種なしで糖度が高いのが特徴です。
来週にはナイアガラやコンコードが食べごろになるということです。
今年は日照不足などの影響で生育が遅れましたが、糖度は高く出来は良いということです。
売店では箕輪町内で採れたリンゴやナシなどを買うことができます。
ブドウ狩りは時間制限なしの食べ放題で、中学生以上が500円、小学生250円、園児以下は無料となっています。
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町の縁側まちあるき
伊那市社会福祉協議会は、地域の魅力の発見や人が集える場所の掘り起こしをしようと、「まちの縁側まちあるき」を5日伊那市の中心市街地で行いました。
まち歩きには、長野県シニア大学の学生やOB、一般のほか、伊那中学校の1年生など約60人が参加し、4つのグループに分かれ行いました。
伊那合同庁舎を出発し、地域の人から町の歴史について話を聞いたり、縁側に認定されている場所を見学しました。
このうち荒井にある理容カラキの唐木寛武さんは、「昔は客が順番待ちの間に将棋を指したりして交流の場になっていた」と当時の様子を話していました。
まち歩きは、人と人が緩やかにつながる居場所づくりの取り組み「まちの縁側」の視点で町を歩くことで、地域の可能性を掘り起こしていこうと、伊那市社会福祉協議会が初めて行いました。
伊那合同庁舎に戻ると、歩いて気づいた街の良かったところや問題点、人が集うためのアイデアなどを書き出しました。
それぞれのアイデアや感想をグループごとに発表していました。
まちの縁側は、縁側のような場所を地域に広げる取り組みで、平成27年度から始まり現在市内50か所が認定されています。
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上の原で事故 意識不明の重体
4日午後9時30分頃、伊那市上の原の市道で乗用車が歩行者をはねる事故がありました。
はねられた伊那市の40代の男性は、意識不明の重体です。
伊那警察署の発表によりますと、意識不明の重体となっているのは、伊那市美篶のパート従業員 伊藤辰永さん43歳です。
4日午後9時30分頃、市道を南から北へ向かっていた伊那市の会社員貝瀬将哉さん21歳が運転する普通乗用車が、道路を横断していた伊藤さんをはねたものです。
この事故で、伊藤さんは頭を強く打ち意識不明の重体となっています。
事故現場には横断歩道や信号機はありませんでした。
伊那署では事故の原因について調べを進めています。
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(有)スワニー3Dプリンター寄贈
伊那市富県の有限会社スワニーは、ものづくりに関心を持ってもらおうと、伊那市に3Dプリンターを5日、寄贈しました。
この日は、スワニーの橋爪良博社長が市役所を訪れ、3Dプリンターを寄贈しました。
寄贈された3Dプリンターは、プラスチック素材を何層にも積み重ねて、フィギュアや鎖など、様々な作品を作ることができるということです。
3Dプリンターは、これからのものづくりを担う子どもたちに楽しさを知ってもらうと寄贈されたものです。
白鳥市長は「ものづくりを体験できることは貴重な体験だと思う。」と感謝していました。
3Dプリンターは5日から、市役所1階の市民ホールに設置され、誰でも無料で利用することができます。
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市長 100歳長寿者訪問
伊那市の長寿者訪問が4日から始まりました。市内で今年100歳になる人は、男女合わせて28人です。
4日は、白鳥孝市長が東春近の下平繁さん宅を訪れ、祝い状や肖像画を贈りました。
下平さんは、大正8年5月28日生まれの100歳です。
現在は次女と2人で暮らしています。
下平さんは、旧制伊那中学校、現在の伊那北高校出身で、13期生です。
昭和16年12月から、現在の富岡製糸場に勤め、翌年は太平洋戦争で戦地に赴きました。
終戦後の昭和21年5月に伊那に帰ってきたということです。
その後、29歳から30年間高校教師として県内の高校で主に生物の教師を務め、昭和54年3月に飯田風越高校の校長を最後に、定年退職しました。
定年退職後は、市の教育委員となり、教育委員長を務めました。
現在は、ひ孫の成長を見るのが一番の楽しみと話していました。
白鳥市長は、「来年は東京オリンピックもあり、その7年後にはリニアが開業予定です。これからも長生きしてください」と話していました。
伊那市で今年度100歳になるのは男性3人、女性25人のあわせて28人で、男性の最高齢は104歳、女性は106歳となっています。
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はらぺこ保護者ら山散策イベントの下見
伊那市東春近の野外保育園山の遊び舎はらぺこの保護者は4日、来月開かれる山を散策するイベントの下見を行いました。
この日は、伊那市の自然観察指導員の大村洋一さんを招いて、はらぺこ近くの山を散策しながら、下見をしました。
山の散策は、来月5日に予定されている「子育てを考える集い」のプログラムの一つです。
親子で自然に触れる機会をつくろうと、企画しました。
指導員の大村さんは、山で見つけたトンボの生態や、食べると舌が痺れる毒をもつ木の実を説明していました。
山の散策は、秋の昆虫や植物を探すコースになっていて、当日は虫取り網で虫を捕まえたりして楽しめるということです。
「子育てを考える集い」は毎年はらぺこが開いていて、今年で12回目です。
今年は10月5日(土)に予定されています。
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飲み歩きイベント 抽選会
飲み歩きで地域活性化を図ろうと、先月行われた伊那商工会議所の「COME ON いな人のみ屋さん」の特典の抽選会が28日、伊那市の伊那商工会館で行われました。
伊那市の飲食店177店が参加しました。
各店舗でスタンプを押してもらい、3つ集めた人がディズニーランドのペアチケットか、1万円分の食事券の抽選に応募しました。
ペアチケットは10組分、食事券は70人分です。
抽選には市外や県外からの物も含め、425人から応募がありました。
イベントを企画した伊那商工会議所地域資源活用委員会の飯島松一委員長は「スタンプを集めるパンフレットは、5000部中4000部が売れ、目標部数を達成できた。
イベント参加の呼びかけと見やすいパンフレットの作成が、イベント成功につながったと思う」と話していました。
当選者には9月10日(火)までにチケットが発送されることになっています。 -
老松場古墳 南信最古か調査
伊那市東春近の老松場古墳群で第3次調査が始まっています。
これまでの調査で前方後円墳であることが分かっていて、関係者らはこれが南信地方最古のものである確証を得たいとしています。
調査は、伊那市教育委員会と関西大学文学部考古学研究室が3年計画で行っているもので、今年で3年目です。
老松場古墳群は、東春近小学校の北側にあり、7基の古墳が確認されています。
最も大きい1号墳は、これまで二つの円形がつながった双円墳であると考えられていました。
しかし、平成27年に古墳について調べていた当時の東春近小学校の6年生が「前方後円墳」ではないかという疑問を持ち、測量の結果その可能性が高まりました。
これを受け、教育委員会と関西大学が本格的な調査を始めました。
昨年度までに古墳の一部を掘り、でてきた「葺石」と呼ばれる古墳の周りを覆っていた石の積み方から、前方後円墳であることが分かっています。
今回の調査では、後円部の表面を扇形に削り、作られた時期の特定を進めています。
教育委員会の他に、関西大学の考古学研究室の学生ら12人が、8月上旬から伊那を訪れ調査にあたっています。
調査は9月いっぱい行われます。
7日土曜日には、現地説明会が開かれます。 -
地元産の「泡」楽しもう! 泡フェス
地元産の素材を使ったりんごの発泡酒シードルやクラフトビールを楽しむことができる「泡フェス」が、7日、8日の2日間、伊那市荒井のセントラルパークで開かれます。
3日は、伊那市荒井の飲食店・ビストロなかしょくで記者会見が開かれました。
イベントでは、伊那谷を中心に県内10社のシードル20銘柄と、4社のクラフトビール8銘柄が一堂に並びます。
また、地元産の食材を使ったガレットやパスタ、シードルやビールに合う和食など、伊那谷の飲食店9店の食事も味わうことができます。
渡邊竜朗代表は「全国でも有数の生産地となっている南信州のシードルと、新進気鋭のクラフトビールを楽しめるイベント。地元の資源を囲んで地元のみなさんと乾杯したい」と話していました。
イベントは、南信州の飲食店や酒造店、酒屋や農家でつくるアスタルシードルクラブが、これまで4回にわたり開催してきたシードルイベントをリニューアルしたものです。
イベントでは6枚綴りで1,500円のチケットが販売され、シードルとビールを飲むことができます。
泡フェスは、7日は午後5時から、8日は午前11時から伊那市荒井のセントラルパークで開かれます。 -
故・宮下源明さん 思い出作品展
去年5月に83歳で亡くなった伊那市西箕輪の宮下源明さんの思い出作品展が、みはらしの湯で開かれています。
会場には、生前宮下さんが描いた水墨画などおよそ30点が展示されています。
宮下さんは、平成8年に仕事中の事故により右足を切断し、以後義足生活を余儀なくされました。
リハビリの一環として絵を描くようになり、平成14年からは市内の水墨画教室に通いました。
平成17年からは毎年展示会を開いていて、これまでに9回開催してきました。
しかし体調を崩した宮下さんは、10回の節目を前に83歳で亡くなりました。
今回の展示会は、妻の花子さんら家族の他、水墨画教室で知り合った仲間が故人のために最後の作品展を開こうと企画しました。
会場には、初めて賞を受賞した作品や、晩年に好んで描いた墨彩画などが展示されています。
宮下源明さんの思い出作品展は、30日月曜日までみはらしの湯で開かれています。 -
村議会9月定例会 21議案提出
南箕輪村議会9月定例会が3日開会し、一般会計補正予算案など21議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、1億7,800万円を追加し、総額を60億9,500万円とするものです。
主な事業は、高齢者世帯の経済的負担を軽減するための福祉灯油券事業など社会福祉費に421万円。
地域おこし協力隊の活動に対する報酬など農林水産事業費に223万円。
中学生模擬議会の放送委託料に27万円などとなっています。
南箕輪村議会9月定例会は、17日と18日に一般質問、19日に委員長報告と採決が行われ閉会する予定です。
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豚コレラ 経口ワクチン緊急散布
長野県は、上伊那での野生イノシシの豚コレラの感染拡大を受け、3日、経口ワクチンの緊急散布を実施しました。
トウモロコシと米ぬかを混ぜた餌と一緒に山地にまきます。
緊急散布を行ったのは、伊那市西春近、西箕輪、横山と、宮田村の20か所で、合計400個の経口ワクチンを散布しました。
上伊那でのワクチン散布に7月29日に続き2回目で、県や伊那市、宮田村の職員や、猟友会の会員などが行いました。
伊那合同庁舎の正面入り口では、参加者がワクチン散布の注意事項の確認を行いました。
長野県によると、3日に、松本市で初めて豚コレラに感染した野生のイノシシが確認され、新たに6つの養豚場が監視対象となりました。