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写真同好五人会 作品展
伊那市と駒ヶ根市の写真愛好家5人による写真展が今日から伊那市東春近のギャラリー喫茶花鳥四季彩で始まりました。 会場には、ここ1年間の近作から1人4点ずつ、合計20点が展示されています。 この写真展を開いているのは写真同好五人会です。 市内の写真講座に通っていた仲間で11年前に立ち上げたグループで、月に1度勉強会を開いて腕を磨いています。 風景写真が主で、年に2回ほど県内外に撮影旅行に行くということです。 この作品は、会長の宮下文男さんの作品です。 去年4月に伊那市美篶の六道の堤を撮影したものです。 この写真展は、31日(土)まで伊那市東春近のギャラリー喫茶花鳥四季彩で開かれています。
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松本山雅 アルウィンでの試合を前にキックオフイベント
サッカーJ2の松本山雅は今シーズン初となるアルウィンでの公式戦を前に、キックオフイベントを24日に伊那市内で開きました。 イベントでは山雅の現役選手でゴールキーパーの村山智彦さんらによるトークショーが行われました。 村山選手は「山雅の良いところは、地域と一体となって全員が同じ方向を向いて戦っているところです。これから勝ち続けるためにスタジアムに来て選手の背中を押してください」と呼びかけていました。 会場には南信のサポーター約150人が訪れました。 トークショーの後には、選手のサイン入りボールなどがあたるじゃんけん大会が開かれました。 松本山雅は今シーズン開幕からの5試合で、3分け2敗となっています。 4月1日は松本市のアルウィンでのホームゲームが予定されていて、大宮アルディージャと対戦する事になっています。
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南箕輪村 こども館でフルートコンサート
南箕輪村のこども館でフルートのコンサートが24日に開かれました。 演奏したのは元中学校の音楽教諭で神子柴に住んでいる薮原あらたさんです。 3歳の娘と一緒にこども館を利用しているのがきっかけで演奏する事になりました。 この日は、こども館職員のピアノ伴奏に合わせてアニメソングや童謡など13曲を披露しました。
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新人の三石氏 市長選出馬へ
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選に新人で無所属の三石佳代さんが立候補の意向を固めたことを24日明らかにしました。 市長選にはこれまでに現職の白鳥孝さんと新人の八木択真さんが出馬を表明しています。 新人の三石さんは茅野市出身の41歳、伊那西高校卒業で上牧在住です。 現在会社員ですが市長選出馬にあたり今月末付けで退職するということです。 平成23年の県議選伊那市区に出馬し落選しています。 三石さんはリニア開通を見据え、富士見町から高遠町を経由し飯田市までをつなぐ鉄道の開通や美術を新たな産業として確立させることなどを公約に掲げるとしています。 来月1日に正式に出馬を表明し政策を発表する予定です。 市長選ではほかに現職2期目の白鳥孝さんと新人の八木択真さんが出馬を表明しています。
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高遠町図書館がベスト地域拠点賞
伊那市の高遠町図書館が参加する長野ブロックは、文化・教育・地域情報資源の創生とオープンデータ化に取り組んだとして、アーバンデータチャレンジ2017でベスト地域拠点賞を受賞しました。 高遠町図書館は、古地図を活用したアプリ「高遠ぶらり」の制作や、インターネット上の百科事典「ウィキペディア」に記事を書き込むイベントの開催などを行ってきました。 アーバンデータチャレンジは地域課題の解決のために公共データを活用した自治体などを評価するものです。 長野ブロックでは、高遠町図書館のほかに、県立長野図書館や長野大学、蓼科高校などが活動しています。 全国で40拠点が登録されていて長野ブロックがベスト地域拠点賞を受賞しました。 高遠町図書館の諸田 和幸さんは「活用だけでなく、データを制作するところから始めた地道な取り組みが評価された」と話していました。 ベスト地域拠点賞受賞の副賞として来年度、オープンデータに関するシンポジウムが県内で開催されることになっています。
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セントラルパークの活用考える
伊那市のセントラルパークの活用について考える講演会が19日、伊那市創造館で開かれました。 講演会では遊休化した公共施設や公共空間を活用する企画などを行っている東京の飯石藍さんが話をしました。 飯石さんはスライドを使って泊まれる公園や、結婚式の会場など公園の活用事例を紹介していました。 またセントラルパークについては「人がいる場所がないので人が集えるようにベンチやテーブルを増やしてみるとよいのではないか。屋台のようなものをおくなど日常的に使える状況をつくり発信することで賑わいにつながる」と話していました。 講演会は伊那まちの再生やるじゃん会セントラルパーク活用委員会が開いたもので会場には約60人が集まりました。
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こども 科学の不思議講座
春休み中のこどもを対象にした科学の不思議を体験できる講座が、23日、南箕輪村のこども館で開かれました。 講師は、元理科教師で南箕輪村教育委員会の薄田 東(あずま)さんが務めました。 醤油を入れる容器にナットをつけて魚にみたて、水を入れたペットボトルに入れます。 ペットボトルをつぶすように力を入れると魚が沈んでいきました。 子どもたちは、歓声を上げていました。 この講座は、春休み中の子供を対象に南箕輪村こども館が開いたもので、70人ほどが参加しました。 一人一人に魚とペットボトルが配られ、思い思いに色付けしていました。 魚が沈むのは、浮力と水圧の原理で、ペットボトル内で圧力が伝わり、魚の中に水が入るため沈むということです。 薄田さんは、「不思議だなあと関心を持ってもらい、科学への興味につなげてもらいたい」と話していました。 作ったものは、子どもたちが持ち帰りました。 なお、南箕輪村こども館では、春休み中、ほぼ毎日、休み中の子ども向けのイベントを開催しています。
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伊那JCが中学生に「大人」についてアンケート
一般社団法人 伊那青年会議所は、大人が自身の姿を見つめなおす機会にしようと、中学生を対象にアンケート調査を行いました。 それらをもとに話し合うワークショップを27日に開きます。 22日夜は、伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開き事業について説明しました。 アンケートは、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の全中学校の2年生1,240人を対象に行い、学校の協力も得て9割の回答を得ました。 「かっこいいと思う大人はどんな大人か」、「かっこ悪いと思う大人はどんな大人か」などの設問があります。 伊那青年会議所では、このアンケート結果をもとに、子どもたちの目に大人の姿はどう映っているかを確認し、自らの言動や姿を見つめなおすきっかけにしたいとしています。 アンケート結果の発表とワークショップは27日(火)に予定していて、伊那青年会議所のメンバーや、教育関係者が集まり、意見を交わすということです。
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不折に続け!小学生書道展
上伊那を中心とした小学生の書道作品が並ぶ「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」が、伊那文化会館で開かれています。 最高賞の中村不折賞には、宮田小学校6年の加藤そよかさんの作品が選ばれました。 会場には、特別賞18点を含む上伊那と松川町の小学校5・6年生の作品388点が展示されています。 洋画家で書家の中村不折は、高遠町で幼少期を過ごし、20代の頃は伊那谷で小学校の教諭も務めています。 書道展は、不折を知ってもらい書道に親しんでもらおうと、上伊那書道協会などが開いているもので、今年で5回目です。 21日は、表彰式が行われ、入賞者に表彰状が贈られました。 実行委員長代理で上伊那書道協会副会長の泉石心さんは、「名前も含めて力強く書かれた作品が多かった。不折のように色々なことにチャレンジして自分の好きな道を選んでいってほしい」と話していました。 書道展は、27日火曜日まで伊那文化会館で開かれています。
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小規模多機能施設4月1日オープン
伊那市西箕輪の老人保健施設はびろの里に、新たに小規模多機能施設が増設され4月1日にオープンします。 23日はケアマネジャーなどを対象にした見学会が開かれました。 小規模多機能はびろの里は利用者の希望により「通い」「宿泊」「訪問」といったサービスを組み合わせて、自宅で継続して生活するために必要な支援が行われます。 総事業費はおよそ6,300万円で延床面積は225平方メートル、キッチンや洗面台、テーブルなどがある多機能ホールは利用者の団欒の場として活用されます。 宿泊できる部屋は6室ありベッドが備えられています。 風呂場は2人が同時に使えるように設計されています。 通所定員は18人、宿泊定員は6人、利用料は基本料金で要介護1の場合1か月1万320円からとなっています。 利用は伊那市在住者が対象でオープンは4月1日です。
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東部中演劇部プラネタリウムとコラボ
伊那市の東部中学校演劇部と伊那文化会館のプラネタリウムがコラボした劇が23日、上演され、市内の園児が楽しみました。 まずは、伊那文化会館の小ホールで東部中学校の劇が披露されました。 泥棒を養成するための学校が舞台です。 泥棒の心得として、中学生がほおかぶりをすると、見に来ていた園児も用意した手拭いをかぶっていました。 また泥棒の歩き方も指導されました。 「ぬきあし、さしあし」と音を立てないように中学生が歩くと、園児たちもついていきます。 ついていった先はプラネタリウムです。 暗くしたプラネタリウムでは、中学生たちが、空の星を盗もうとしますがなかなかうまくいきません。 女神さまが出てきて、星を盗んではいけませんと諭していました。 この企画は伊那文化会館の自主事業です。 中学校では珍しく演劇部がある東部中学校に声をかけ、活動の場にしようと去年から行われています。 はじめは1回のみの上演予定でしたが、市内の保育園から人気で、1日2公演に増やしました。
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箕輪町 長田保育園で卒園式
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の箕輪町と南箕輪村の保育園で、23日、一斉に卒園式が行われました。 このうち、箕輪町の長田保育園でも式が行われ、保護者や来賓が見守る中、卒園するさくら組の14人が入場しました。 清水 恭子園長から一人一人に卒園証書が手渡されました。 担任から、「友達にやさしくできました」「かけっこで速く走れました」などと声をかけてもらうと卒園児は、大きな声で小学校に行ったら頑張りたいことを発表していました。 清水園長は、「さくら組の皆さんの心も体も大きく成長しました。あきらめずにがんばる気持ちを忘れず、一歩を踏み出してほしい」と呼びかけていました。 卒園児は、保育園での思い出を歌いました。 長田保育園の卒園児は、箕輪北小学校に4月5日に入学します。 なお、箕輪町の全ての保育園8園と南箕輪村の全ての保育園5園で、今日卒園式が行われました。 伊那市の卒園式は26日(月)に全ての19園で行われます。
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旧陸軍伊那飛行場 移設保存の方針
3月定例教育委員会が23日伊那市役所で開かれ上の原の陸軍伊那飛行場について移設保存し活用する方針案が承認されました。 伊那飛行場は昭和18年に建設されたもので現在は基礎コンクリートが残されています。 この場所に環状北線が通ることから地元や市議会から存続を求める要望が出されていました。 伊那市教育委員会ではこれを受け基礎コンクリートは道路事業地で保存は困難だとして記録保存を行ったうえで移設を前提に保存を図る方針です。 移設先については未定ですができるだけ近い場所としています。 市教委では移設した情報を発信し歴史と価値と未来に継承していくとしています。
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介護センター花岡 伊那店新店舗が完成
諏訪市に本社を置く、福祉用具のレンタル・販売などを行う「介護センター花岡」の伊那店の新店舗が完成し、20日に披露会が開かれました。 新しい店舗は、伊那市役所近くに建てられました。 鉄骨4階建てで延床面積はおよそ4,000平方メートルです。 1階は販売エリアがあり、実際に車椅子やベッドなどを体験することができるようになっています。 また、レンタル用具を消毒・洗浄するためのシステムが導入されています。 2階は事務所、3階、4階は商品の倉庫になっています。 伊那店は、中南信の支店にレンタル福祉用具を配送する拠点の機能も兼ね備えています。 花岡剛成社長は「サービスをさらに充実させて、よりいっそう社会貢献していきたい」と話していました。 介護センター花岡伊那店の新店舗は24日にオープンします。
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昆虫食 試食会&シンポジウム
伊那市創造館で開かれている企画展「大昆蟲食博」に合わせて、試食会とシンポジウムが、21日に開かれました。 クラッカーの上にクリームチーズと一緒に添えられたイナゴとザザムシ、アフリカ南部で食べられている蛾の幼虫のミネストローネ 試食会では、これらの昆虫食が参加者に提供されました。 こちらは、上伊那農業高校の生徒が考案したイナゴのかりんとうです。 粉末にしたイナゴを生地に混ぜて揚げたもので、校内のイベントなどで試食を繰り返し完成させました。 21日は、シンポジウムも行われ、昆虫食について詳しい3人が話をしました。 信州大学農学部の松島憲一准教授は、「ゲテ物とは文化的背景がなく誰も食べないものをいう。この地域では昔から食べられている文化があるのでゲテ物ではない」と話し、立教大学文学部の野中健一教授は「文化全体を売っていけば、伊那が昆虫食の聖地として広まっていく」と話していました。
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「まちの縁側」 取り組みを紹介する見本市
伊那市社会福祉協議会が進める、地域の人の交流の場「まちの縁側」の取り組みを紹介する見本市が22日、伊那市福祉まちづくりセンターふれあい~なで開かれました。 この日は、会場内にブースが設けられ、これから取り組みを始めようとしている人や興味がある人を対象に、それぞれの縁側の代表者が取り組みを紹介しました。 「まちの縁側」は、縁側のように少人数で集い、交流を通して居場所づくりを進めようと、伊那市社会福祉協議会が平成27年から始めた取り組みです。 これまでに39か所が認定されていて、今年度は6か所が新たに認定されたということです。 市社協では「高齢者だけでなく、幅広い世代の人が集えるような場所も今後は掘り起こして認定していきたい。」としています。
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伊那市産そばブランド化へ 50か所で成分分析
伊那市と信州大学農学部は、市内で栽培されたそばのブランド化を目指し、来年度、市内50か所で成分分析を行います。 伊那市と信州大学は、市内の50か所で収穫された実を分析し色味や香り、甘み成分など6項目を調べる計画です。 調査では、土壌や栽培方法なども合わせて調べ、伊那地域にてきしたそばの栽培技術確立と品質向上につなげたいとしています。 また、県内外の他の産地で収穫されたそばとの比較も行います。 市では、分析により良質なそばの収穫に繋げ、伊那のそばをブランド化したいとしています。
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箕輪町産のかりんとマルメロを使った特産品を開発
箕輪町商工会商業部会は、町で栽培されたかりんとマルメロを使ったシロップとシロップ漬を、新たに開発しました。 箕輪町産のかりんを使って作ったシロップと、マルメロを使って作ったシロップ漬けです。 シロップは水で薄めて、ジュースやサワーなどのドリンクとして、町内の飲食店で提供されます。 シロップ漬には、薄く刻んだマルメロが使われていて、ジャムと同じように味わえます。 箕輪町商工会商業部会によりますと、昭和30年頃は町内でも盛んにかりんが栽培されていたということです。 しかし、時代の流れとともに農家が減少し、現在栽培している町内の農家は、6軒だということです。 かりんには、ポリフェノールや食物繊維が多く含まれていて、健康にも良いということで、特産品を開発して地域の活性化に繋げようと、今回取り組みました。 かりんシロップは60本限定で作られ、箕輪町料飲組合に加盟しているおよそ25店舗で提供される予定です。 シロップ漬けは、箕輪町商工会商業部会で注文を受け付けています。 (電話79-2117) どちらも数に限りがあり、なくなり次第終了となります。 なお、町商工会商業部会では、地元企業や農家、信州大学と協力して5月以降にかりん製品開発のプロジェクトチームを立ち上げるとしています。
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伊那市50年の森林ビジョン ゾーニング示す
伊那市50年の森林ビジョン推進委員会が伊那市役所で開かれ、森林の機能や用途などを区分けしたゾーニング図が22日示されました。 ゾーニング図は、50年の森林ビジョンを推進するための基本となります。 市内の森林およそ5万5千ヘクタールを、赤の山地保全・水保全ゾーン、青の生物多様性・文化ゾーン、黄色のコミュニティゾーン、緑の木材生産ゾーンの4つに区分けし、木材生産が最も広い、2万8千ヘクタール程となっています。 市では、このゾーニングを基に今後、森林整備などを行っていく予定です。 委員からは「希少動植物の生息場所や、既に間伐が終わったエリアなどの情報を加えては」といった意見が出されていました。 委員長の植木達人さんは、「これをたたき台にして、より良い計画にしていきたいです」と話していました。 市では今後、市内で住民説明会を開催するほか、森林所有者に対し意向調査を行う事にしています。
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現職の白鳥氏 市長選へ政策発表
任期満了に伴う伊那市長選に立候補を表明している、現職の白鳥孝さんは保育サービスの充実や農林業の振興など3期目の公約を20日発表しました。 白鳥さんは、子育て施策として、県内で最低水準の保育料のほか、市内全ての保育園で11時間子どもを預ける事ができるようにするとしています。 また、農林業の活性化として、ドローンや自動運転技術を活用したスマート農業・林業の推進、農産物のブランド化による安定的な生産体制の確立と六次産業化を挙げています。 この他に人材育成として、市内の全ての中学2年生を対象にしたキャリア教育のイベント開催、若宮と大萱団地の建て替えでは、一般向けとは別に、家賃の値上げを抑え、高齢者世帯を対象にした集合住宅を建設したいとしています。 白鳥さんの後援会では、企業や推薦団体などを訪問し、公約の浸透を図っていくとしています。
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箕輪町人事異動 内示
また、箕輪町も4月1日付けの人事異動を20日に内示しました。 異動は67人の中規模で、課長級の昇格は3人となっています。 住民環境課長に、小澤雄一さんが昇格します。 会計管理者兼会計課長に、唐澤久美子さんが昇格します。 議会事務局長兼監査委員事務局長に、田中幸二さんが昇格します。 また新年度から組織の見直しに伴い、企画振興課に若者・女性活躍推進係が新たに設置されることになっています。
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伊那市 新産業技術 活用の方向性まとまる
伊那市の新産業技術推進協議会が平成28年度から検討を進めてきた推進ビジョンの案がまとまり、20日に報告されました。 ビジョンでは、新産業技術が、地域活性化に寄与する伊那市を目指すとしています。 今年度最後の協議会が20日にいなっせで開かれ、市の職員や信州大学の教授など30人が出席しました。 協議会では、平成28年度からスマート農業、ドローン活用、ICT教育の3部会に分かれてビジョンを検討してきました。 まとまったビジョン案によると「新産業技術が、地域活性化に寄与し、子どもたちが帰ってきたくなる、若者が定住したくなる、子育てしたくなる、高齢者と協働できる伊那市」を目指すとしています。 また、ビジョン実現に向け5つの分野について施策をまとめています。 このうち「既存産業の活性化」については、新産業技術と既存産業の強みを掛け合わせ、事業力、競争力を強化するとし、新技術を活用した実施目標を平成34年までの5年間で25件としています。 栗林秀吉会長は「いかに結果を出せるかを考えて検討してきた。綺麗事ではなくやるしかない」と話していました。 協議会では、より細分化した検討を進めていくため、来年度から、ドローン活用部会を林業、物流、インテリジェント交通の3部会に分け、全5部会で協議していくことになっています。
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大正大学の学生と箕輪西小学校の5年生 地域づくり考える
箕輪町の魅力や課題について調査・研究している東京都豊島区の大正大学の学生は、箕輪西小学校の5年生と地域づくりについて学ぶワークショップを、20日に開きました。 ワークショップでは、「地域の未来を想像しよう!」をテーマに、児童たちが学校周辺の魅力について意見を出し合いました。 赤そばやハナモモなどの観光資源、古田人形芝居、上古田スケート場などのキーワードをもとに、20年後の箕輪町を想像して新聞を作りました。 箕輪町と東京都豊島区は防災協定を結んでいて、昨年度から地域創生学部のある大正大学と交流事業を行っています。 学生が町を訪れ、魅力や課題について提言してきました。 交流事業は、来年度も引き続き行われる予定です。
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伊那市 人事異動内示
伊那市は、4月1日付けの人事異動を、20日に内示しました。 異動は194人の中規模です。 部長級の昇格は5人で、このうち1人が、女性職員初の部長級昇格となっています。 総務部参事(危機管理監)兼危機管理課長に、山口俊樹さんが昇格します。 商工観光部長に、竹村和弘さんが昇格します。 水道部長に、守屋敏彦さんが昇格します。 教育委員会教育次長に、馬場文教さんが昇格します。 参事・保険福祉部付 伊那市社会福祉協議会派遣(事務局長)に、三井真理子さんが昇格します。 伊那市で女性職員が部長級へ昇格するのは初めてとなっています。 組織の見直しに伴い、企画政策課に新産業技術推進係が、農政課に農地計画係が新設されます。 また、これまでの高遠長谷商工観光課を、高遠商工観光課と山岳高原観光課に再編するとしています。
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市長選2派 市議選22派出席
伊那市選挙管理委員会は任期満了に伴う、4月15日告示、22日投開票の伊那市長選と市議選の立候補届出手続き説明会を20日伊那市役所で開きましました。 市長選には現職と新人の2派が、定数21の市議選には22派が出席しました。 市長選で出席したのは五十音順に無所属で現職2期目の白鳥孝さん62歳と無所属で新人の八木択真さん39歳の2派です。 定数21の市議選では、現職12派、元職1派、新人9派の、合わせて22派が出席しました。 党派別では、共産党が3人、公明党が2人、無所属が17人で女性は3人です。 立候補届出書類の事前審査は4月9日と10日に行われます。 市選管の発表で今月1日現在、満18歳以上の有権者数は男性2万7420人、 女性2万8858人の合わせて5万6278人です。 伊那市長選市議選は4月15日告示、22日投開票となっています。
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伊那市から新宿の卒業生へ花
伊那市は、友好都市東京都新宿区の中学校の卒業生に、特産のアルストロメリアを贈りました。 新宿区立新宿西戸山中学校では、16日に式のあとのホームルームで担任から卒業生1人ひとりに手渡されました。 伊那市では、卒業式シーズンに合わせて、新宿区立の中学校10校1,048人に、市の特産アルストロメリアを今回初めて贈りました。 花は、13日に市やJA上伊那の職員が集まり、ラッピングをして発送したものです。 今年度市では、新宿区との友好をより深めようと、小中学校の給食で使用するブロッコリーなどの野菜を3回にわたり提供していて、アルストロメリアもその一環で贈られました。 現地を訪れた職員の1人は、「これを機に伊那のことを知ってもらい、足を運んでもらいたい」と話していました。 23日には、小学校と養護学校にも贈られることになっています。 写真:伊那市
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新ごみ中間処理施設のデータ改ざんを監視
上伊那広域連合は建設中の新ごみ中間処理施設について運営が始まってからは事業者がデータを改ざんしないよう業務内容を監視していく仕組みを構築することを決めました これは新しいごみ中間処理施設の契約先代表企業、神鋼環境ソリューションがこれまでに他の施設の水処理試験結果を改ざんするなど不適切な行為があったためです。 親会社が品質データを改ざんしていた神戸製鋼所で神鋼環境ソリューションも調査が行われ改ざんなどが報告されました。 上伊那広域連合では新ごみ中間処理施設で不正は確認されていないことから安全性に問題はないとしています。 また施設建設においては検査の徹底を図り事業者を指導していくとしています。
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小平奈緒選手 報道写真展
小平奈緒さんなど平昌冬季オリンピックで活躍した選手の報道写真展が伊那市のいなっせで開かれています。 写真展は長野県勢の活躍を伝えようと信濃毎日新聞社などが開いているものです。 会場にはスピードスケート女子500メートルで金、1,000メートルで銀メダルを獲得した小平奈緒選手などの写真が飾られています。 500メートル2位で韓国のイサンファ選手や結城匡啓コーチと並んだ写真です。 こちらは祝福の言葉を掲示板に掲げた小平選手の母校、伊那西高校の写真です。 写真展は伊那市のいなっせで今月30日まで開かれています。 伊那ケーブルテレビでは小平選手出身の茅野市で25日に行われる祝賀パレードを122チャンネルで生放送します。 放送時間は午前9時30分から正午までを予定しています。 パレードは茅野市役所からJR茅野駅までのおよそ800メートルで小平選手のほか結城コーチや小平選手の両親がオープンカーに乗るということです。
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伊那市がワイン特区申請へ
伊那市は市内のワイン用ブドウ育成農家などからワイン特区申請の要望があったことから市として内閣府に特区の認定申請することを決めました。 対象となるのはワイン、シードル、リキュールで名称は信州伊那ワイン・シードル特区とする方針です。 特区認定を受けると年間最低製造数量基準がワインで6,000リットルから2,000リットルに引き下げられ小規模事業者でも製造免許を取りやすくなります。 県内では塩尻市や飯田市など7か所が認定されているということです。 特区に認定されるかどうかは申請から3か月以内に決まるということです。
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西駒んボッカ 今年は15キロのクラスを新設
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘で使う薪を運ぶ「西駒んボッカ」が、9月9日に行われます。 今年は新たに、15キロの薪を背負うクラスが設けられました。 15キロクラスは、1本1.5キロの薪を10本背負うものです。 伊那市のますみヶ丘平地林で間伐したアカマツとカラマツを使用します。 3歳の男の子の平均体重ほどある薪を背負い、スタート地点の鳩吹公園から標高2,690メートルの西駒山荘までを走ります。 西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として、平成25年に始まりました。 レンガの数が目標数に達したことから、去年薪を運ぶ大会にリニューアルしています。 西駒山荘を所有する伊那市では、市が進める低炭素社会の実現に向けた取り組みの1つとして、去年山荘に薪ストーブを設置しました。 薪はこのストーブで使用するもので、去年の大会では1シーズンに必要なおよそ300本が運ばれています。 宮下さんは、「何かを運ぶレース自体が珍しいので、15キロというのは国内ではほとんどないと思う」と話していました。 参加費は、一般4,500円、学生3,500円で、定員は3キロ・15キロクラスあわせて250人です。 エントリーは、7月31日まで、「SPORTS ENTRY」のサイトで受け付けているということです。