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箕輪町がイクボス・温かボス宣言
職員が育児や介護をしながら仕事を続けられる環境づくりを目指す「イクボス・温かボス宣言」を箕輪町の白鳥政徳町長らが9日宣言しました。 宣言したのは、白鳥町長、白鳥一利副町長、唐澤義雄(よしお)教育長と管理職の職員18人です。 9日は、この取り組みを推進している長野県の中島恵理副知事の立ち合いのもと白鳥町長らが宣言書に署名しました。 イクボスは、育児に理解のある上司を指す造語で全国の企業で関心が高まっています。 県が進める「イクボス・温かボス宣言」は、長野県連合婦人会が発案し、子育てや介護と仕事の両立ができる職場環境の整備を推進するというものです。 この取り組みが進むと男性も女性も安心して働くことができ、若い世代の結婚と出産、子育ての希望が実現できる社会づくりにつながるとしています。 県連合婦人会によりますと、4月17日現在、県内では自治体や企業などの2237人が宣言しているということです。 上伊那の自治体で宣言するのは伊那市に次いで箕輪町が2番目となります。
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伊那市山寺の高尾公園 つつじ見ごろ
伊那市山寺の高尾公園のつつじが見ごろとなっています。 見ごろは今週末頃までで12日(土)の高尾神社例大祭では、伊那小学校児童による合唱や宝投げなどが予定されています。
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11月のキャリアフェスにむけて中学生の実行委員会発足
11月に伊那市内の全ての中学校2年生を対象に行われるキャリアフェスにむけて生徒による実行委員会が、9日に発足しました。 この日は伊那中学校で1回目の実行委員会が開かれ、自己紹介やミニゲームなどをして交流しました。 中学生実行委員会は市内6つの中学校から2人の生徒が参加し12人で構成されています。 実行委員会では、今後、事前に配布するパンフレットの作成などを行いキャリアフェスをPRしていくという事です。 去年キャリアフェスが行われた春富中学校の生徒は、前回の経験を活かしていきたいと話していました。 11月に伊那市民体育館で行われるキャリアフェスは、市内の全中学2年生650人を対象に行われます。 企業のブースを回って仕事について理解を深めたり、地域の伝統、文化、食について知る企画が予定されています。
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伊那市の新しい教育長に笠原千俊さん
伊那市の新しい教育長に高遠町歴史博物館館長で西春近の笠原千俊さんが決まりました。 笠原さんは昭和28年生まれの64歳です。昭和52年から県内の中学校などで教諭をつとめ、平成25年に長野県教育委員会教育次長に、平成26年からは高遠町歴史博物館の館長をつとめています。 9日に開かれた市議会臨時会で教育長の任命についての議案が提出され、全会一致で同意されました。 笠原さんの任期は5月17日から3年間となっています。
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新しい高遠保育園 未満児遊戯室の新設など概要示す
来年度の開園を目指し移転新築計画を進めている高遠保育園について伊那市は未満児遊戯室を新設するなどとする新しい園舎の概要を示しました。 これは9日に開かれた伊那市議会全員協議会で示されたものです。 新しい高遠保育園は高遠小学校の南に建設されます。 現在は造成工事が行われていて、敷地面積は約5千平方メートルです。 園舎北側に駐車場を、南側に園庭を整備します。 定員はこれまでと同じ120人を予定していて保育室は6室、床暖房つきの未満児保育室は2室を設け、未満児専用の遊戯室を新設します。 伊那市は今年度当初予算に工事費4億3,000万円余りを計上しました。 完成は今年度末を予定していて来年4月の開園を目指しています。
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恩徳寺でクロユリが見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺でクロユリが見頃を迎えています。 元は先代の住職が育てていたものだということですが、徐々に株の数を増やし、今年はおよそ150株のクロユリが咲いています。 花はあと1週間ほど楽しめるということです。
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上伊那地域5か年計画 リニア見据え準備
長野県がまとめた上伊那地域の5か年計画についての説明会が8日、伊那合同庁舎で開かれ、リニア時代に向けて準備を進めていくなどとする内容が説明されました。 県や市町村の職員、およそ90人が参加しました。 県では、5年ごとに県全体や10圏域の5か年計画を定めています。 上伊那地域の計画では、2027年に開通が予定されているリニア中央新幹線の開通を見据えて「世界とつながり、豊かな暮らしが営まれる伊那谷」がテーマになっています。 4つの重点政策が掲げられていて、1つ目は、自動運転技術や木質エネルギーの活用など地域のブランドを充実させる「伊那谷らしく豊かで活力に満ちた暮らしづくり」。 2つ目は、地元に残ってグローバルに活躍できる人材を育成する「伊那谷の未来を担う人づくり」。 3つ目は、中央アルプスの国定公園化や南アルプスのアクセス強化など広域観光を推進する「二つのアルプスを活かした交流圏域づくり」。 4つ目は、田舎と都市圏の二地域居住などライフスタイルの提案やアクセスの整備を推進する「リニア開業を見据えた伊那谷づくり」です。 堀田文雄局長は「リニア開通まで、もう9年しかない。まずはそこに向けて準備を進めていくということが一番の課題になってくると思う」と話していました。 このほか、5年後の観光人口を25万人増やすなど数値目標も示されていて、県では「各自治体と連携しながら、目標達成に向けて取り組みを進めていきたい」としています。
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伊那市議会議長に黒河内浩さん
伊那市議会議員選挙後初めての臨時議会が8日開かれ、議長は黒河内浩さんに、副議長は飯島進さんに決まりました。 この日は臨時議会が市役所で開かれ、2年の申し合わせ任期の満了に伴う議長選挙が行われました。 議長選には、無所属で前の議長の黒河内浩さんと、公明党の飯島尚幸さんが立候補しました。 議員全員による投票の結果、黒河内さんが11票、飯島さんが10票で、黒河内さんが議長に再任されました。 あいさつで黒河内さんは「市民の代表として、市民の声をしっかり吸い上げ、より良い伊那市のために議会の役割を果たしていけるようにしていきたい」と話していました。 また、副議長には飯島進さんのみが立候補し17票を集め決まりました。 なお、常任委員会の構成も決まり、総務・文教委員長には唐澤稔さん、社会委員長には前田久子さん、経済建設委員長には唐澤千明さん、議会運営委員長には宮島良夫さんが決まりました。 また、新しい教育長に、今の高遠町歴史博物館館長の笠原千俊さんを任命する議案が提出され、あすの臨時議会で諮られることになっています。
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戦国の歴史知る 福与城址まつり
箕輪町の戦国時代の城跡、福与城跡で29日福与城址まつりが開かれ地域住民がイベントを楽しみました。 まつりでは福与地区と三日町地区の常会などが屋台を出し集まった人たちが食事やゲームを楽しんでいました。 福与城跡は県の史跡に指定されていて戦国時代の1545年、武田信玄率いる武田軍と福与城の軍勢が激しい攻防を繰り広げた場所とされています。 東西およそ330メートル、南北は440メートルの段状となっていて城を守るための堀など当時の地形が残されています。 まつりは住民が交流を深め、地域の歴史を知る機会にしてもらおうと有志でつくる福与城址を守る会が実行委員会を組織し開いたもので今年で21回目となります。
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お食事処「四方路」3つの星レストランに登録
健康に配慮した食事を提供する信州食育発信3つの星レストランに伊那市美篶のお食事処四方路が登録されました。 8日は伊那保健福祉事務所健康づくり支援課の平澤稔秀課長が四方路の小岩井一磨代表に登録プレートを贈りました。 四方路では健康メニューとして自家製野菜7種類ほどを使ったローサイ定食ライトを750円で提供しています。 信州食育発信3つの星レストランは健康づくりに配慮した食事の提供、県産食材の利用、食べ残しを減らす取り組みの3つを県が審査し登録するものです。 3つの星レストランには県内の116店舗が登録されていて四方路は上伊那で11店舗目となります。
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14日から早期がん発見の検診
伊那市の伊那中央病院で早期のがんを発見するPET―CT検診が今月14日から始まります。 検診が始まるのを前に最新の検査機器PET―CTが8日報道関係者に公開されました。 PET―CTはがん細胞が正常な細胞に比べてより多くのブドウ糖を取り込む性質を利用して、がんを見つけるPET検査と内臓の形や大きさを映像化するCT検査を同時に行うことができる検査機器です。 PET―CTを使った検診は地域がん診療連携拠点病院に指定されている伊那中央病院が、がんの早期発見を目的に導入したもので上伊那では初めての検診メニューとなります。 検査室は去年10月に竣工した北棟に作られました。 PET―CT検診は今月14日から始まり完全予約制となっています。 電話で予約することができ実施日は祝祭日を除く月水金それぞれ1名で料金は税込9万9,900円となっています。
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「わかめアニキ」被災地の海産物を販売
キャンピングカーで全国を回り東日本大震災の被災地の海産物を販売する坂詰和仁さん、通称「わかめアニキ」が、伊那市のベルシャイン伊那店で5日に販売をしました。 こちらが、通称わかめアニキこと、千葉県船橋市の海産品卸業「㈱リアス」の専務坂詰和仁さんです。 ㈱リアスの主力製品は生産者から直接買い付けた宮城県石巻市のわかめです。 東日本大震災発生後、生産者と販売業者を繋ぎ、被災地の海産物をPRしようと、キャンピングカーで寝泊まりしながら全国を回っています。 この日は、ベルシャイン伊那店の一画でわかめやその加工品、わかめ入りの餃子などを販売しました。 またこの日は、坂詰さんと親交のある岐阜県高山市シンガーソングライター杉山修さんのコンサートも行われ、会場を盛り上げていました。
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中尾歌舞伎アンケート結果まとまる
4月29日に行われた伊那市長谷の中尾歌舞伎再開公演で、長谷中学校の2年生が実施したアンケートの結果がまとまりました。 今後は、集まった意見を参考にグッズの制作やPR方法などに役立てていくことにしています。 7日は、担任の髙波響教諭がアンケートの結果を生徒に報告しました。 中尾歌舞伎を応援するファンクラブの立ち上げを検討している長谷中2年生は、4月29日に行われた再開公演で来場者にアンケートを実施し、188人から回答を得ました。 内容は、性別、年齢、住んでいる地域、Tシャツを作成した場合の色についてなど6項目です。 結果、年齢層は70代以上が最も多く79人、次いで50代から60代が67人でした。 住んでいる地域は、長谷地域を除く市内が最も多く88人で、県内が73人、長谷が17人、県外は10人でした。 長谷中では、ファンクラブ立ち上げに合わせて缶バッジやTシャツなどのグッズを制作することにしていて、アンケートの結果を踏まえ、色やデザインを決めていきたいとしています。 今日は他に、グッズで欲しいものとしてあがったものの中から、作りたい物をそれぞれあげていました。 ファンクラブの発足は、5月下旬を予定しています。
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伊那中央病院で看護週間
7日から始まった看護週間に合わせ伊那市の伊那中央病院では、5月12日の看護の日をPRするイベントが行われています。 初日の7日は、看護師が病院を訪れた人に看護の日をPRするクリアファイルやティッシュなどを手渡していました。 看護の日は、ナイチンゲールの誕生日の5月12日で、今年は、7日から12日までが看護週間となっています。 伊那中央病院では期間中イベントを企画していて9日には正面玄関前で献血が行われます。 10日には、1階売店前で骨密度や体脂肪の測定、栄養相談などが計画されています。 伊那中央病院では「イベントを通じて看護を身近に感じてもらいたい」と話していました。
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憲法記念日の集い・講演会
憲法記念日の3日、憲法記念日の集い・講演会が伊那市の伊那文化会館で開かれ、上智大学名誉教授で憲法学者の高見(たかみ)勝利(かつとし)さんが講演しました。 高見さんは「憲法改正」について 選択の前に私たちが考えることとは と題して講演しました。 これは、憲法を考える機会にしようと、上伊那の有志で作る実行委員会が5月3日に毎年開いています。 集いでは、高校教諭や満蒙開拓団体験者など3人が意見発表をしました。 会場にはおよそ700人が訪れました。 この模様は来月2日(土)からご覧のチャンネルで放送します。
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鉄道テーマにイベント 春のふれあい博物館
子どもの日の5日、鉄道をテーマにしたイベント「春のふれあい博物館」が箕輪町郷土博物館で行われました。 博物館前に展示されている電気機関車ED19の内部が特別に公開され子どもたちが運転士気分を味わっていました。 この日は「鉄道」をテーマに、切符の発券体験が行われた他、鉄道に関するクイズが出題されました。 また、新幹線の制服の試着体験もあり、子どもたちがカメラの前でポーズをとっていました。 このイベントは、博物館に気軽に足を運んでもらおうと館内を無料開放するもので子どもの日にあわせ毎年開かれています。
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上伊那保護司会総会
上伊那地区保護司会の総会が4月27日、伊那市のいなっせで開かれました。 総会には、上伊那地区の保護司68人が出席しました。 保護司は罪を犯した人の更生を支援していて、上伊那には80人います。 総会では、今年度の事業計画が承認されました。 7月に社会を明るくする運動の地区大会を開く他、6月~9月には社会を明るくする運動の作文コンテストを開き審査します。 春日博美会長は「再犯防止を推進するにあたりこれまで以上に関係団体の連携を密にしていきたい」とあいさつしました。
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沢区子どもの広場
箕輪町沢の小学生がゲームをして楽しむ子どもの広場が5日、ながたドームで開かれました。 子どもの広場には、沢の小学1年生から6年生32人が参加し、5種類のゲームを楽しみました。 カーリングのように、円の中心に向けて車輪のついた円盤を投げるゲームもあり、子どもたちが白熱していました。 このイベントは、沢公民館が開いているものです。 沢公民館では「子ども同士や地域の人たちで交流し、楽しい思い出を作ってほしい」と話していました。
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経ヶ岳強歩大会に向けて登山道を整備
16日に開かれる南箕輪村の南箕輪中学校の経ヶ岳強歩大会に向けて登山道の整備が、6日に行われました。 この日は、南箕輪中の3年生有志14人と職員やPTAが経ヶ岳の登山道を整備しました。 今年で最後の大会となる3年生は、コースの途中に応援メッセージを書いたボードを取り付けたり、ごみ拾いをしました。 整備作業は、安全のため毎年行われています。 大会は66回を数える伝統ある大会で、整備作業もいつからか分かりませんが長い歴史があるということです。 南箕輪中学校の経ヶ岳強歩大会は、大芝高原をスタートして8合目までを目指す全長8.3キロのコースです。 スタート地点との標高差は1,235メートルで、途中には急な斜面があります。 南箕輪中学校の経ヶ岳強歩大会は、16日(水)に開かれます。 19日には経ヶ岳バーティカルリミットも予定されていて、この登山道もコースになっています。
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医療・介護従事者の悩み解決へ 相談所開設
在宅高齢者の支援を行う、医療・介護従事者などの相談支援窓口が、1日から伊那市役所に設置されました。 窓口が設置されたのは、市役所1階の高齢者福祉課です。 在宅医療や介護連携について悩みを抱える、市内の医療機関や介護保険事業所、地域包括支援センターの関係者の相談に、看護師の職員が応じます。 市によりますと、医療依存度が高く家族の受け入れが難しいことから在宅介護に切り替えられない、認知症で薬の管理ができず自分で飲むことができないなど、少ない時でも月に4、5件の相談があるということです。 窓口の設置で、看護師が常駐することになり、これまでよりも充実した相談支援ができるようになりました。 伊那市では「今までは体制が十分でなかったため、相談したくてもできない人もいたと思う。これからは気軽に相談に来て欲しい」と話しています。
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60歳ソフトボール 春季大会
上伊那60歳ソフトボール連盟の春季大会が、6日、箕輪町の番場原グラウンドで開かれました。 大会には7チームが参加し、リーグ戦とトーナメント戦で熱戦を繰り広げました。 連盟には、伊那市・駒ケ根市・辰野町・箕輪町から9チームが所属していますが、この日は農繁期のため2チームが欠場しました。 年に3回大会を開いていて、今回が56回目です。 満60歳以上でないとチームに参加できないということで、最高齢は90歳だということです。 選手たちは、互いに声を掛け合いながらはつらつとプレーしていました。
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高遠町で「フォトロゲ」
地図を元に、時間内にチェックポイントを回って写真を撮影し得点を集めるスポーツ「フォトロゲ」が伊那市高遠町で4月29日に行われました。 大会には全国各地から300人、122チームが参加しました。 フォトロゲは、地図を元に時間内にチェックポイントを回って写真を撮影し得点を集めるスポーツで、全国各地で大会が開かれています。 今回は3時間と5時間の2つの部門が行われました。 チェックポイントは、高遠城址公園やしんわの丘ローズガーデンといった観光スポット、高遠小学校跡の石碑や天神様の祠など30か所で、遠い場所や標高の高い場所ほど得点が高く設定されています。 参加者は、地図を元に、高遠町内をくまなく探していました。 大会の結果、愛知県と岐阜県から参加した男性2人組のチームが最高得点を獲得しました。
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10地区対抗 東春近運動会
伊那市東春近の10地区対抗で競う東春近運動会が、4月29日春富中学校グラウンドで開かれました。 運動会は1500人が参加する、東春近地区最大の行事です。 10地区に分かれ14の種目で点数を競いました。 「お茶碗片手に」は、椀や猪口を使って色水を運び、瓶を一杯にする競技で、参加者はこぼさないよう慎重に水を運んでいました。 東春近運動会は地区間・世代間で交流を深めようと公民館が開いているもので、今年で29回目です。 東春近公民館の野溝和人館長は「大会で人と人、地区と地区のつながりを作り明日への元気につなげていきましょう」と話していました。
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洞泉寺で大般若会
お釈迦様が説いた大般若経600巻を読む「大般若会」が4月30日、伊那市美篶の洞泉寺で行われました。 この日は、市内の曹洞宗の寺の住職14人と檀家などおよそ100人が集まり、大般若会が行われました。 住職らは、経典を上から下へ落としながら略して読みあげる「転読」という方法で行いました。 上から落とすときの風にあたると無病息災などのご利益があるとされています。 大般若経は600巻という膨大な量があり、すべてを正しく読み上げるには時間がかかるためこの方法で行われています。 普段経典は蔵に保管されていて、1年に1回毎年4月30日に出して風にあてています。 横山凌雲住職は「一人ひとりの願いが世界を変えるという思いで今年も無事行うことができてよかった」と話していました。 この後、地元で活動する二胡のグループ二胡楽胡が演奏を披露しました。
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市長選18歳・19歳投票率 21.98%
先月22日に投票が行われた伊那市長選挙の18歳、19歳の投票率は21.98%だったことが伊那市選挙管理委員会のまとめでわかりました。 まとめによりますと、18歳が26.86%、19歳が17.15%合わて、21.98%でした。 市長選全体の投票率は52.03%でした。 去年10月の衆院選の18歳、19歳を合わせた投票率は43.35%でした。 投票率が低調におわったことについて市選管では「市長選全体の投票率が低かったことに加え時期的に地元に残る人が少なかったこと」をあげています。
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箕輪町市町村駅伝 3位報告
先月28日に松本市で行われた第28回市町村対抗駅伝で初の総合3位、町の部3年連続の優勝を果たした箕輪町チームは1日、白鳥政徳町長に入賞を報告しました。 1日は、丸山信一監督と選手7人が役場を訪れ、大会の感想を一人一人、白鳥町長に話しました。 大会は松本市の松本平広域公園陸上競技場を発着点に行われ9区間42.195キロをタスキでつなぎました。 大会には55の市町村が参加しました。 箕輪中学校陸上部3年生の山川拓馬君と箕輪町役場の原広野さんが区間賞の走りを見せ、原さんは最優秀選手賞にも選ばれました。 優勝は松本市で2時間13分41秒、2位は長野市で2時間14分13秒、箕輪町は2時間14分42秒で3位でした。 箕輪町の総合順位は1992年の第2回大会で4位に入ったのが最高で、町の部では3年連続の優勝を果たしました。 なお町のチームが総合3位に入るのは大会史上初めてだということです。 白鳥町長は「町民のみなさんに元気を与えてくれた。これからもケガのないよう練習に励んでほしい」と話していました。 選手たちは、「来年は総合優勝を目指したい」と意気込んでいました。
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春の叙勲 伊那市美篶の保護司 木下俊明さん
春の叙勲 更生保護功労で瑞宝双光章を受章した伊那市美篶の保護司、木下俊明さんの喜びの声です。 伊那市美篶上川手の木下俊明さん72歳。高遠高校を卒業後、伊那商工会議所に就職、36歳で保護司になりました。 木下さんは「地域の皆さんの支えがあって保護司を続ける事ができた。仕事が終わってからの時間や休日に保護対象者と面談をしていたので、その調整にとても苦労した」と話します。 36年間の保護司の活動で、延べ108人の保護対象者と向き合ってきました。 「東京で補導されて伊那に戻ってきた少女が保護観察中に彼氏ができて結婚した。 再犯はなく普通の主婦として生活できるようになり、子どもが生まれたと家まで訪ねて来てくれた事はうれしい出来事として心に残っている」という事です。 木下さんは「家庭環境など色々な形の中で犯罪に染まっていく子ども達がいる。保護司が地域で認めてもらいその活動を知ってもらう事が犯罪予防に繋がっていくと思う」と話していました。
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箕輪町木下 かりんの花が見ごろ
箕輪町木下でかりんの花が見ごろとなっています。 濃いピンク色のものと、淡いピンク色のものの2種類があります。 90歳の果樹農家、小原金安さんは30本程のかりんを育てています。 今年は例年より1週間ほど早く咲き始めました。 10月頃に収穫の時期を迎えるという事です。
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箕輪東小学校で1年生を迎える会
箕輪町の箕輪東小学校で1年生を迎える会が2日に開かれました。 4月に入学した1年生21人が6年生と一緒に花のアーチをくぐって体育館に入場しました。 最初に1年生は、「図工でロボットを作りたい」「音楽を頑張りたい」など学校での目標を発表しました。 1年生を迎える会は6年生が全員で企画しました。○×クイズを出題し学校の事をわかりやすく紹介していました。 田原克彦校長は「友達と仲良くしながらしっかり勉強してください」と話していました。 1年生は先週から5時間目までの通常授業が始まっています。今月下旬からは来月の運動会にむけて練習が始まるという事です。
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鎌倉國光さん 山岳写真展
駒ヶ根市の写真愛好家、鎌倉國光さんの中央アルプスをテーマにした山岳写真展が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、中央アルプスで撮影した15年前から今年1月までの作品39点が並んでいます。
鎌倉さんは、25歳のときに会社の上司の誘いで北アルプスに登ったことがきっかけで山が好きになり、30代後半から写真をはじめました。
67歳になった現在も、季節を問わず年に50日から60日間は中央アルプスに登り写真を撮っているということです。
こちらは、15年ほど前の1月に宝剣岳を撮影した作品です。
下から強風が吹きあがり、何とか体を支えながら数回シャッターを押したうちの1枚だということです。
鎌倉さんはこれまでにも伊那市内で山岳写真展を開いていますが、星や月、夕焼けなどと組み合わせた作品が多く並ぶ展示は、今回が初めてだということです。
鎌倉國光さんの山岳写真展は、6月5日(火)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。