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権現まつりに向け練習に熱
伊那市西春近の和太鼓チーム「小出太鼓」は、10月7日に開く太鼓イベント「権現まつり」に向け稽古に励んでいます。
28日の夜は、メンバーおよそ20人が、まつりで披露する曲の練習をしました。
小出太鼓は、地域のまつりで太鼓を打ったのが結成のきっかけで、今年で37年になります。
西春近小出地区のメンバーを中心におよそ30人で活動していて、イベントなどでオリジナル曲の太鼓を披露しています。
権現まつりは、練習の成果を見てもらおうと、年に1度稽古場を会場に開いています。
メンバーらはまつりを来週に控え、熱の入った稽古をしていました。
小出太鼓プロデューサーの赤羽勝史(かつし)さんは「聞くだけでなく太鼓と触れ合うことができるまつりなので、多くの人に会場に足を運んでもらいたい」と話していました。
権現まつりは10月7日(日)の午前11時から伊那スキーリゾート下の稽古場で開かれます。 -
8月有効求人倍率1.66倍
上伊那の8月の月間有効求人倍率は1.66倍で前の月を0.02ポイント上回りました。
月間有効求人数は4,327人月間有効求職者数は2,605人で8月の月間有効求人倍率は1.66倍でした。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置いています。
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米の作柄 南信「平年並み」
農林水産省関東農政局は今月15日現在の米の作柄概況を発表しました。
それによりますと南信は「平年並み」となっています。
南信の10アールあたりの米の予想収量は629キロで平年を100とした場合作況指数は100の「平年並み」と見込まれています。
長野県全体の10アールあたりの予想収量は624キロで作況指数は101の「平年並み」となっています。
全もみ数は「平年並み」、登熟は、出穂期以降の日照時間が多かった事から「やや良」となっています。
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高遠ダム ライトアップ
伊那市高遠町の高遠ダムでは、多くの人に関心を持ってもらおうと、桜の時期に続いて2度目のライトアップを行っています。
山間地を流れる川をイメージして、青と緑の光で照らされています。
ライトアップは30日の夜までで、時間は午後6時から午後10時までとなっています。 -
神子柴遺跡発掘60年で基調報告
南箕輪村神子柴にある神子柴遺跡の石器発掘60周年を記念したシンポジウムが、29日から伊那市創造館で始まりました。
この日は、有識者による基調報告が行われ、北海道から長崎県まで県内外からおよそ60人が訪れました。
神子柴遺跡は南箕輪村神子柴にある遺跡で、旧石器時代末期から縄文時代初期の頃の遺跡ではないかとみられています。
出土した石器は国の重要文化財に指定されています。
明治大学黒耀石研究センターの中村由克(よしかつ)さんは、全国各地で見つかっている神子柴系石器群を調べていて、その特徴について話しました。
中村さんは、神子柴系石器群の中でも石斧(せきふ)に使われている石はもろいものが多く、旧石器・縄文時代の他の石器と比べ特徴的だと話していました。
中村さんは「他の石器は効果的なものが造られているのに対し神子柴遺跡はあえてそうではない石を使って造っていて違和感を感じる」と話していました。
シンポジウムは神子柴遺跡発掘60周年を記念して創造館で開かれているもので、30日は東京大学大学院の教授 佐藤宏之さんによる記念講演が行われます。
また、会場では伊那市内で見つかった石器の展示も30日まで行われます。 -
歩いて撮って 田原の魅力探し
伊那市東春近田原地区全体をフィールドに、自然や歴史・文化などのチェックポイントで写真を撮りながら地区内を巡る「歩撮スタラリーが29日に行われ、参加者がラリーを楽しみました。
イベントには上伊那地域を中心に、諏訪市や飯田市などからおよそ100人が参加しました。
3時間の制限の中、3人ほどのチームで地区内に設けられたチェックポイントを探し、その場所の写真を撮って帰ります。
ポイントごとに点数が決められていて、その点数の合計で順位を競います。
チェックポイントのひとつ、畑の中にある祠は近くに住む酒井一族の祖先が祀ったものだということです。
山裾にある庚申塔は、60年に1度地域の無病息災などを祈願して建てられるもので、田原地区に5つある組の中の藤口組が建立したものだということです。
参加者は雨が降る中、およそ40か所あるチェックポイントを探しながら歩いていました。
ある参加者は「通ることはあるけれど寄ることはないので、知ることができておもしろかった」と話していました。
伊那商工会議所青年部商工業委員会の川口宗一委員長は「雨になってしまい残念だったが、参加した人たちが楽しんで田原のことを知ってもらえたならうれしい」と話していました。
発着点の田原公民館に戻ってきた参加者には地元の米や野菜で作ったおにぎりや豚汁が振る舞われました。
ポイント上位者には、地元産の新米やりんごジュースなどが贈られたということです。 -
台風24号 30日夜最接近
大型で非常に強い台風24号は30日の夜から10月1日の未明にかけて上伊那に最も接近する見込みです。長野地方気象台では大雨や暴風に警戒するよう呼びかかけています。
伊那市西箕輪の果樹農家、赤沼利光さんの梨畑です。
台風の風で落ちてしまわないよう収穫を急いでいました。
20アールの畑では南水が収穫期を迎えていて、昨日の朝から、この日も一日かけて収穫を行っているという事です。
長野地方気象台によりますと、台風24号は30日の夜から1日の未明にかけて上伊那に最も接近する見込みです。
明日の夕方から非常に激しい雨が予想され、1日正午までの24時間の降水量は南部で200ミリから300ミリと予想されています。
またあすの午後から南の風が次第に強まり、予想される最大風速は18メートルとなっています。
気象台では、暴風による交通障害や土砂災害、河川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
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箕輪陶芸研究会 作品展
箕輪町内の陶芸愛好者でつくる箕輪陶芸研究会の作品展が松島コミュニティセンターで開かれています。
会場には30代から80代の14人の会員の作品90点が展示されています。
年に1回作品展を開いていて、今年で26回目になります。
箕輪陶芸研究会は、毎月2回町文化センターに集まり活動しています。
指導者を置かず、自分達でお互いに評価しあいながら技術を磨いているほか、年に2回、全国の窯元を見学して学んでいます。
会場には、町の福祉活動を支援するチャリティー販売コーナーもあります。
箕輪陶芸研究会の作品展は30日まで松島コミュニティセンターで開かれています。
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第12回ふれあい広場
伊那市の福祉のお祭り、第12回ふれあい広場が、23日、市福祉まちづくりセンターで開かれました。
伊那市内の福祉施設やボランティアサークルなどのべ53団体が参加し、趣向を凝らしたブースを出店したり、ステージ発表をしました。
このうち、伊那市狐島にある知的障害者の共同生活援助を行うほっと上伊那はダンスを披露していました。
伊那養護学校は、ブースを出店し、手作り小物などを販売しました。クッキーは特に人気で、販売開始からすぐに売り切れそうになっていました。
伊那小学校6年仁組は、学習してきた点字についてのブースを出しました。4年生の時から学習をすすめ、この日のために準備を進めてきました。来場者は子どもたちが作った点字のクイズを表と照らし合わせながら解いていました。
ふれあい広場は、伊那市社会福祉協議会が開いている福祉のお祭りで、会場では、さまざまなブースを回りスタンプを集めると豪華賞品が当たるスタンプラリーなども行われていました。
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殿様もてなした献立再現
伊那市高遠町長藤の農家食堂「こかげ」は、江戸時代、高遠のお殿様をもてなした献立を再現しました。
弘化2年1845年、旧暦の8月29日の朝食は、エビにマツタケが豪華です。
ぶりは炒り酒で味付けされています。純米吟醸を沸騰させずに梅干しなどとともに煮詰めたもので、照り焼きがつややかです。
藤沢御堂垣外にある本陣跡です。
高遠藩主内藤 頼寧が、参勤交代で江戸から高遠城に帰る際、宿泊したということです。
こちらに伝わる御用書きの控えから再現しました。
再現したのは、御堂垣外の主婦が集まり経営する食堂こかげのメンバーです。
殿様が宿泊した旧暦の8月29日から9月2日までの間に提供された献立の中から再現できる13品を作りました。
旧暦のため、殿様が本陣に宿泊したのはちょうど今頃だということです。
本陣の先代当主の妻 藤澤 節子さんも再現を喜んでいました。
「こかげ」では、現在のところこの献立を提供する予定はありませんが、「せっかく再現できたので、活用していく方法を探りたい。お客様のおもてなしに生かしていきたい」と話していました。
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「地域に開かれたダム」全国連絡協議会
伊那市長谷の美和ダムは国の「地域に開かれたダム」に指定されています。
登録されたダムの関係自治体が集まる全国連絡協議会が、27日伊那市役所で開かれました。
会場には、岩手県や静岡県など7県から26の市町村が集まりました。
地域活性化に活用している「地域に開かれたダム」には全国46のダムが登録されていて、関係する28市町村が協議会に加盟しています。
今回の会を主催した白鳥孝伊那市長は、「ダムは生活にかかわる重要な役目を果たしている。ダムに守られていることを再認識したい」とあいさつしました。
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皇居へ献上の「アワ」収穫
11月に皇居で行われる新嘗祭で献上される雑穀「アワ」の収穫が28日伊那市長谷で行われました。
アワは、伊那市長谷のレストラン「野のもの」の吉田洋介さんが栽培したものです。
この日は吉田さんと長谷の地域おこし協力隊の牛山沙織さんが収穫を行いました。
新嘗祭は天皇陛下がその年の収穫を神に感謝するものです。
毎年47都道府県から、米一升とアワ5合が献上されていて、長野県から今年は吉田さんのアワが選ばれました。
農薬や化学肥料は使わずに育てていて、今年は献上することから特に草取りや鳥よけのネットを張るなど手間をかけてきたという事です。
粒の形や色、大きさなどを選別してそろえ、5合を箱に納め、10月に皇居へ献上することになっています。
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ユニバーサルリレー初練習
上伊那の小中学生と障がい者あわせて8人でつくるチームは来月松本市で開かれる「信州チャレンジスポーツDAY2018」でユニバーサルリレーの種目に出場します。
27日は初めての練習が伊那市の伊那養護学校で開かれ、タスキわたしの確認をしました。
出場するのは伊那市を中心に、駒ケ根市や南箕輪村の8人です。
800メートルユニバーサルリレーは健常者と障がい者8人が一つのチームを作り100メートルずつ走り、タスキを繋ぎタイムを競います。
リレーを交流のきっかけにしてもらおうと、大会を主催する実行委員会が考案し今年初めて行われます。
信州チャレンジスポーツDAY2018は10月13日松本市の信州スカイパークで開かれ、ユニバーサルリレーには、上伊那を含め7チームが出場する予定です。
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児童がマツタケ狩り体験
伊那市の新山小学校の児童は、マツタケ博士・藤原儀兵衛さんの山で28日マツタケ狩りを体験しました。
マツタケ狩り体験したのは新山小学校6年生10人です。
藤原さんは秋の味覚と収穫の喜びを知ってもらおうと子ども達を山へ招きました。
200メートルほど山を登ると、早速マツタケを見つけ、大事に収穫していました。
この日は92本、6・5キロほどを収穫しました。
採れたマツタケは来週給食の時間に味わうということです。
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山野草展示会29日と30日に開催
信州みのわ山野草クラブによる秋の山野草展示会が29日と30日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれます。
28日はクラブのメンバーが鉢を並べ展示会の準備をしていました。
展示作品は寄せ植えや石付け作品、斑入りの草木など約200点です。
展示会は29日と30日の2日間箕輪町の木下公民館で開かれ
山野草の苗の販売も行われます。
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上古田の赤そば見ごろ
箕輪町上古田の赤そばの里では高嶺ルビーという品種の赤そばの
花が見ごろを迎えています。
赤そばの里は箕輪町上古田の住民でつくる古田の里赤そばの会が管理していて標高約900メートルで広さは4.2ヘクタールほどあります。
ヒマラヤのネパール原産の赤そばの花は今が見ごろで去年より1週間ほど早く開花したということです。
赤そばは実の収量は3分の1ほどだということです。
赤そばの会では29日と30日に上古田公民館で花祭りを予定していて手打ちそばや地元農産物を販売することにしています。
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「翔」テーマに若竹祭
上伊那の中学校は文化祭シーズンを迎えました。
南箕輪村の南箕輪中学校の若竹祭では28日「翔」をテーマにミニ運動会や意見発表などが行われました。
クラスの団結を図るミニ運動会では大縄跳びが行われ回数を競っていました。
若竹祭実行委員会では、何事にも一生懸命取り組んでいる姿を見てもらうことで保護者や地域の人たちに感謝の気持ちを伝えようと若竹祭の企画を考えてきたということです。
意見発表では各学年2人ずつが学校生活で感じていることなどについて発表しました。
3年生の武井のどかさんは「南箕輪村の現在と将来」をテーマに話をしました。
武井さんは、人口が増え県内で一番若い村といわれている南箕輪村について「現状を維持していくためには、企業誘致による魅力的な就職場所と便利に暮らし人を呼ぶための大きなショッピングモールが必要だ」としたうえで「私たちがこれからの村づくりについて考えることが大事だ」と話していました。
各教室では学校での活動の様子を見てもらおうと習字や美術作品などが展示されていました。
若竹祭は29日も行われクラスごとの音楽会が予定されています。
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新潟女児殺害受け緊急合同点検
今年5月に新潟市で起きた小学2年生の女児が殺害された事件を受け、全国一斉に登下校中の児童・生徒の安全確保を図るための緊急点検が行われています。
箕輪町でもセーフコミュニティ子どもの安全対策委員会が点検を行いました。
27日は、セーフコミュニティ子どもの安全対策委員会の委員17人が、町内12か所の通学路を点検して回りました。
点検したのは、小中学校から確認してほしいと挙げられた場所などです。
松島のセンターパークでは、駐車場や空き家といった子供を連れ込みやすい場所が近くにあることなどから点検の要望がありました。
近くには交通量の多い道路がありますが、樹木が茂り公園内は死角になっていました。
また、箕輪北小学校近くのバイパス地下道では、人や車の通行が少なく、夕方や夜間は暗いため犯罪が発覚しにくいとの声が上がっていました。
パトロールの強化や防犯カメラの設置など対策についても要望が出されています。
箕輪町では、点検を通して、子どもたちの安全を守るための対策につなげていきたいとしています。
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サン工業 300万円寄付
伊那市西箕輪に本社を置くメッキ加工業、サン工業株式会社は、子どもたちの健全育成に役立ててもらおうと、300万円を28日に伊那市に寄付しました。
この日は、サン工業㈱の川上健夫社長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業では、次世代を担う子ども達の健全育成に役立ててもらおうと、2013年から毎年寄付を行っています。
今回は、来年2月で創業70周年を迎えることも記念して300万円を寄付しました。
川上社長は「子ども達の教育の一環に役立ててもらうとともに、郷土の良さを知ってもらうきっかけにもしてもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「地元製造業をけん引する存在の企業に寄付をいただけてありがたい。保育園や学校教育の場で有効に使っていきたい」と感謝していました。 -
被災地の布で作品づくり
東日本大震災で被災した呉服店の着物などを使って作品をつくる「ちくちくきものワークショップ」が、伊那市荒井のワイルドツリーで27日に開かれました。
このプロジェクトは、東日本大震で被災した宮城県石巻市の呉服店の着物などを使って、50cm四方の布の作品を作るものです。
伊那市荒井出身でクラリネット奏者の橋爪惠一さんは、震災後楽器を被災地に送る支援を行いました。
その後、妻のしおみえりこさんが被災した呉服店のことを知り、このプロジェクトを始めました。
取り組みは日本のみならず世界33か国に広がっていて、およそ2,300枚の作品が完成したということです。
作品づくりは、被災地の布が無くなるまで続きます。
10月12日に、橋爪さんのコンサートが伊那市のいなっせで開かれる予定で、会場にはおよそ300枚が展示されることになっています。
また、津波で流されてしまった石巻市の文化ホールの新しいホールが2020年に完成する予定で、プロジェクトではホールの緞帳に作品を使用してもらうよう呼び掛けているということです。
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旧井澤家住宅でおからこ作り
伊那市西町の旧井澤家住宅で十五夜に月に供えて五穀豊穣に感謝するおからこ作りが26日行われました。
伊那部宿を考える会では、地域の風習を伝えていこうと13年前から毎年、おからこ作りを行っています。
26日は、もち米で作ったおからこや地元で採れたカボチャ・ネギ、里芋などを縁側に並べました。
今夜、月に供え27日の夕方、おからこ汁にして味わうということです。
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伊那西小に水車が復活
昭和43年に設置された伊那西小学校の学校林にある水車がおよそ10年ぶりに動き出しました。
26日は、全校児童52人が集まり水車を回す会が開かれました。
学校林にある水車は昭和43年に当時の校長が貴重な文化遺産を後世に伝えていこうと平沢地区から譲り受けたものです。
伊那西小学校では、全校児童が集いプールから水を引いて水車を回す「林間水車を回す日」が平成5年まで行われていました。
しかし水車の老朽化に伴い、この行事は平成5年に終了となりました。
平成20年に当時の6年生とその保護者達が修復し一度は復活しましたが再び動かなくなりました。
今回、伊那西地域を盛り上げようと活動する地元有志が今月、修復作業にあたりました。
学校林で間伐したさくらの木を使って水車台などを直しました。
さくらの木は水に強く腐りにくいということです。
伊那西小学校では、学校の宝として郷土の暮らしや歴史を調べるなど学習に活用していくとしています。
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伊那市と三井住友海上 包括連携協定へ
伊那市は、東京に本社を置く三井住友海上火災保険㈱と地方創生に関する包括連携協定を来月1日に結びます。
県内の市町村では初めての締結となります。
これは、26日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が公表したものです。
連携事項は、観光資源のPRや現在、伊那市が進めているIoTやAIを地方創生に活用する取り組みの有効活用などだということです。
伊那市によりますと県内の市町村では初めてで、全国の市では14番目の締結になるということです。
三井住友海上火災保険㈱との包括連携協定の締結式は来月1日に市役所で行われることになっています。
また、連携協定締結のキックオフイベントとして元オリンピック選手で三井住友海上女子陸上競技部アドバイザーの土佐礼子さんの講演会が来月31日に市役所多目的ホールで予定されています。
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燈籠祭 山車・高遠囃子練り歩き
豊作に感謝し無病息災を祈る伊那市高遠町の鉾持神社の燈籠祭の本祭が、23日、高遠町商店街で行われました。
鉾持神社の参道には、本町と仲町の山車が並びます。
高遠囃子の練り歩きに続いて、山車が商店街を巡行しました。
2つの町の山車は、いずれも、江戸時代に作られたものだということです。
高遠の燈籠祭は、五穀豊穣や無病息災を祈る鉾持神社の秋の祭りです。
町内には稲穂に見立てた赤いほおずき提灯がずらりと飾り付けられています。
高遠囃子と山車は、提灯の間をぬうように町内を練り歩きます。
商店主からご祝儀が寄せられると、山車は動きを止めて、三三七拍子で商売繁盛を祈願していました。
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AFC祭 収穫体験楽しむ
南箕輪村の信州大学農学部の農場や演習林を一般に公開するAFC祭が、22日に行われ、親子連れなどが収穫体験を楽しみました。
農学部の学生が実習で利用している農場を開放し、ぶどう狩りが行われました。
園内ではナイアガラが無料で食べ放題となっていて、持ち帰りは1キロ400円です。
ブドウ狩りは毎年人気だという事で、今日も親子連れなどで賑わっていました。
AFC祭は信大農学部の附属施設、アルプス圏フィールド科学教育センターが、実習の場所を公開し多くの人に活動を知ってもらおうと毎年行っていて、今年で17回目になります。
会場には木工体験などのブースも設けられました。
このイベントには毎年2,500人から3,000人ほどが訪れているという事です。
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園児が美和ダムに「お絵かき」
現在再開発工事が行われている伊那市長谷の美和ダムの現場で、26日、地元の長谷保育園の園児が基礎部分となる壁に記念の絵をかきました。
長谷保育園の年少から年長までの園児25人が美和ダムの工事現場を訪れ、壁に絵を描きました。
地元の治水施設に関心を持ってもらおうと三峰川総合開発工事事務所が保育園に声をかけ行われました。
園児はクレヨンを使って好きな色で似顔絵などを描いていました。
美和ダムでは、「湖内堆砂対策施設」という、ダムの中に溜まってしまった土砂を一時的に集める場所を建設しています。
2020年度の完成を目標にしていて、園児が絵を描いた壁は基礎部分になり土の中に埋まります。
絵を描き終えると園児が描いた絵をバックにドローンを使って記念撮影が行われました。
園児が絵を描いた部分は今年中に土の中に埋められるという事です。
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入野谷在来そば 収穫
入野谷在来のそばの復活に取り組んでいる入野谷そば振興会などのメンバーは、伊那市長谷浦の圃場で実の刈り取り作業を、26日に行いました。
今年は数量限定で試験販売を行い一般の人むけに入野谷在来のそばが提供される予定です。
伊那市長谷浦にある12アールの圃場で刈り取り作業が行われました。他の品種と交配しないようここで育てた実は、主に入野谷在来のそばを増やすための来年用の種として使用されます。
今年は浦のほかに長谷杉島でも栽培を行っていて、全体で160キロほどの収量を見込んでいるという事です。
杉島の圃場での収穫は28日に行われる事になっています。
11月下旬頃には数量限定で試験販売を行う計画で、信州そば発祥の地伊那そば振興会加盟店の一部での提供を予定しています。
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キノコ採りで遭難 男性死亡
23日午後1時頃、伊那市西箕輪の70代の男性が、富県の山林でキノコ採りをしている最中に滑落し、死亡する事故がありました。
伊那警察署の発表によりますと、亡くなったのは、伊那市西箕輪の会社役員・矢野 正春さん(79)です。
矢野さんは、23日午後1時頃、伊那市富県の山林でキノコ採りをしている最中に足を滑らせ、およそ20メートル滑落し負傷しました。
同行した人から消防に救助要請が入り、伊那市内の病院に収容されましたが、午後6時10分ごろ死亡が確認されました。
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伊那東小芳澤さん 全国3位を報告
伊那東小学校1年の芳澤香乃子(よしざわかのこ)さんは、先月5日に東京都で開かれた全日本少年少女空手道選手権大会で3位に入賞しました。
この日は芳澤さんと、兄の慶士郎君、母の史絵子(しえこ)さん、師範の荻澤充夫(おぎさわみちお)さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に結果を報告しました。
大会は先月5日に東京都で開かれ、基本に忠実に動いているかなどを競う「形の部」に長野県代表として出場しました。
86人が出場した1年生女子トーナメントで、準決勝で惜しくも破れたものの、3位入賞を果たしました。
週に2回塩尻市などの道場に通っているほか、自宅でも毎日練習をしているということです。
芳澤香乃子さんは「来年は優勝したい。これからの目標は全国大会優勝と、オリンピック出場・優勝です」と話していました。
白鳥市長は「オリンピックや国体優勝を目指して頑張ってください」と話していました。 -
読書楼の開かずの蔵 公開
江戸時代の中級武家屋敷跡で、明治時代には塾として使われていた、伊那市高遠町の「北原読書楼」にある蔵の開かずの扉が25日に開けられ、中の様子が公開されました。
高遠町西高遠にある北原読書楼は、旧高遠藩の藩校「進徳館」で師範代を務めた北原安定の家だったとされています。
敷地内にある蔵は、周辺の地盤沈下などで傾き、扉が開けられなくなっていました。
この日は、この蔵の中を確認しようと、屋敷の所有者で東京都在住の北原俊史さんが業者に作業を依頼しました。
北原さんは、安定の玄孫にあたります。
内扉の木を切断し、人一人が入れるぐらいの隙間があくと、内側から扉が開けられました。
蔵の1階にはほとんど何もありません。
2階に上がると、塾だった頃に使われていたとみられる教科書が出てきました。
北原さんは「私が所有しているものではあるが、地域の文化財産。調査をして必要があるものは伊那市に保管してもらいたい」と話していました。
伊那市教育委員会文化財係の大澤佳寿子さんは「いかにも教育者の方の家の蔵だな、というものがたくさん保管されている」と話していました。
明治5年、「進徳館」が閉校すると、町内ではいくつもの塾が開かれたとされています。
安定もこの自宅の一部を開放して塾を開いていたということです。
市教育委員会では今後、蔵の中にある資料の内容を確認し、記録を保存する予定です。