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分別の徹底でごみ排出量削減
上伊那広域連合廃棄物政策審議会が23日伊那市のいなっせで開かれ燃やせるごみとして出されたごみのうち約18%が資源化できるものだったとの調査結果が 報告されました。 上伊那広域連合の調べによりますと、燃やせるごみとして出されたごみのうち正しく出されていたものは約80%、資源化できるものは18%でした。 また燃やせないごみとして出されたごみのうち正しく出されていたものは65%、資源化できるものは27%でした。 これらから上伊那広域連合では資源化できるものが正しく分別されればごみの排出量を削減できるとして啓発活動などにより分別の徹底を図っていくとしています。
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春感じる洋らん展 25日まで
「洋らんの花を楽しむ会」のらん展が、24日から箕輪町の木下公民館で始まり、ひと足早い春の訪れを感じさせています。 会場には、会員37人が丹精込めたおよそ300鉢の洋らんが並んでいます。 洋らんには2万以上の種類があり、会では定番のカトレアやシンビジウムを中心に、黄色やピンク、赤など、30種類ほどの洋らんを展示しています。 今年は冬の冷え込みが厳しかったことから花が咲くのが遅れ、展示会までに花を咲かせるのに苦労したということです。 洋らんの花を楽しむ会の山内喜好会長は「外ではまだ花を咲かせている植物はほとんどない。会場に来てひと足早い春爛漫を楽しんで欲しい」と話していました。 洋らんの展示会はあすまで、箕輪町の木下公民館で開かれています。
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長谷の3地区 合併検討の委員会設置へ
人口減少や役員のなり手がいないなどの課題を抱える、伊那市長谷の中尾、市野瀬、杉島の3つの区を合併する案が検討されています。 23日に開かれた長谷地域協議会で、さらに検討を進めるための委員会を設置することが了承されました。 この日は今年度最後の地域協議会が総合支所で開かれ、長谷の将来の自治組織のあり方について検討を進めてきた第一委員会から報告がありました。 第一委員会では、人口減少や役員のなり手がいないなど喫緊の課題を抱える中尾、市野瀬、杉島の三区について合併すべきではないかとまとめました。 これについて検討を進めることを3つの区に打診したところ、了承を得たということです。 それを受けて地域協議会では委員会を設置し、さらに検討を進めていくことを確認しました。 市野瀬在住で第一委員会委員長の宮下勇さんは「公助・共助・自助がなりたたなければ地域は回っていかない。危機感を持って検討していかなければならない」と話していました。 委員会は3つの地区推薦の委員18人ほどで構成し、合併について検討を進めていくことになっています。
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南ア食害対策協議会 10周年記念報告会
南アルプス食害対策協議会の発足10周年を記念した活動報告会が24日に伊那市役所で開かれました。 会場には、信州大学や中部森林管理局など、関係機関から60人が出席しました。 信州大学農学部の竹田謙一准教授がこれまでの活動と今後について話しました。 竹田准教授は、これまで調査してきたニホンジカの行動を踏まえ、今後どのように個体数調整を行っていくかを説明しました。 竹田准教授は「シカは周りに木々の少ない広場のような場所で行動することが多い。そういった場所での捕獲が効率的ではないかと思う」と話していました。 南アルプス食害対策協議会は、平成19年9月に野生動物からの高山植物の保護と復元を目的に発足しました。 平成20年度からは、ニホンジカの食害から守るための防護柵の設置を始めました。 南ア食害対策協議会副会長の久保芳文南信森林管理署長は「協議会の活動は日本で初めてといってもいい取り組み。成果も出ているので、活動が全国のモデルになるよう次の10年に向けて取り組みを続けていきたい」と話していました。
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伊那市消防団定期演奏会に向け合同練習
伊那市消防団音楽隊は、3月3日に共演する中学生と18日に合同練習をしました。 18日は、音楽隊のメンバー39人と中学生合わせておよそ200人が春富中学校に集まりました。 演奏会では、伊那・東部・西箕輪・春富・高遠の5つの中学校の吹奏楽部と共演します。 これまでにそれぞれの団体で練習をしていて、合同での練習は初めてです。 伊那市消防団の北原政一団長は、「息の合った演奏を披露すると同時に、防火・減災を呼び掛ける機会にしたい」と話していました。 演奏会では他に、高校野球の応援に使われている曲やCMのテーマソングなどを音楽隊が演奏することになっていて、「子どもからお年寄りまで楽しめる内容になっているので是非足を運んでほしい」と来場を呼び掛けています。 演奏会は、3月3日土曜日の午後1時から高遠スポーツ公園文化体育館で開かれます。
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伊那北1.11倍 弥生1.12倍
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町全体で農業応援を 計画策定
箕輪町は、来年度から5年間の農業政策の指針となる箕輪町農業応援団計画を初めて策定しました。 計画では町全体で農業を支える取り組みの推進が盛り込まれています。 23日は箕輪町役場で定例記者懇談会が開かれ白鳥政徳町長が農業応援団計画について説明しました。 計画は来年度から2022年度までの5年間です。 農家や一般、企業など町全体で農業を支え、農地が農地として使われ続ける環境をつくる事を目的としています。 農家に対しては、生産や販売支援、農地の確保などの施策が記されています。 また、消費者に対しては地産地消の推進の他、企業には農作業支援のマッチングなど、町全体で農業を守る取り組みを行うとしています。 町では計画をホームページで公開しています。
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森林整備 ドローン活用有効
森林整備に小型無人機ドローンを活用する実証試験を行ってきた伊那市は22日試験結果の報告会を開きました。 来年度から市有林などで実際の作業にとり入れていきたいとしています。 22日は伊那市や信州大学の関係者などが出席し報告会が開かれました。 ドローンによる実証試験は伊那市が信州大学の協力を得て、「森林整備計画の策定と間伐した木材の収穫の確認」、「松くい虫被害木の確認」の2つを行いました。 森林整備計画の策定などを行った加藤正人教授は、ドローンで撮影した画像から木の高さや太さが解析できたと話していました。 間伐前と間伐後の画像を比較する事で、伐採量の確認も誤差無く行えたとしています。 また、森林の奥に立ち入る事無く、林道の設置場所などの計画が立てられる事から作業員の安全にもつながるとしています。 松くい虫被害木の調査については、信州大学の学生が立ち上げた初のベンチャー企業が行いました。 人工衛星の画像と、ドローンで撮影した画像の解析を行い、被害木を色ワケして表示します。 試験を行った竹中悠輝さんは「被害木の場所や本数などさらなる精度の向上が必要だ」と話していました。 報告を受け伊那市は、森林整備について来年度からドローンを導入し、「長野県モデル」として発信していきたいとしています。
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下草焼く火事相次ぐ
伊那市高遠町荊口と伊那市手良で土手の下草などを焼く火事が23日、相次いで発生しました。 上伊那広域消防本部では空気が乾燥し火災が発生しやすくなっているとして火の取り扱いには注意するよう呼びかけています。 伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市高遠町荊口の土手と竹林です。 これによるけが人はいませんでした。 午前11時15分に消防に通報あり火は土手の下草など約1,800平方メートルを焼きました。 出火の原因については警察と消防で調べを進めています。 23日はほかに手良でも下草約2,500平方メートルを焼く火事がありました。 これによるけが人はいませんでした。 出火の原因については土手の下草焼きの火が燃え広がったものとみて調べを進めています。 上伊那広域消防本部では連日の晴天で空気が非常に乾燥していることから火の取り扱いには十分注意し火災予防に努めるよう呼びかけています。
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劇団「歩」来月3年ぶりに地元で定期公演
箕輪町文化センター付属劇団歩の定期公演が3月10日と11日に行われます。 22日は公演に向けた稽古が伊那市のまつり工房で行われました。 劇団歩が地元で定期公演を行うのは3年ぶりです。 公演では伊那市を拠点に活動する太鼓グループ「大太坊」のメンバーなども出演します。 演目は「いとしいとしのぶーたれ乞食」という作品です。 伊勢神宮への参拝が「おかげまいり」と呼ばれていた時代。 その「おかげまいり」に憧れる老夫婦と参拝に出かける人たちとの出会いにより繰り広げられる人間模様を描いた作品です。 舞台演出の飯島たかしさんは「あらゆるものに執着する人と捨てようとする人の姿を見て何かを感じてもらいたい。」と話していました。 劇団歩の定期公演は3月10日午後7時30分、11日午前11時、午後3時の3回、箕輪町文化センターで行われ入場料は大人2,000円、高校生以下1,000円となっています。
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伊那市西町区沢町と竜南保交流
伊那市西町沢のいきいきサロン「いづみの会」に地元の竜南保育園の年長園児が参加し、22日、交流しました。 沢地域センターに年長園児26人が訪れ、交流しました。 いづみの会は、沢地区社協が月に1回、地区住民の交流の場として開いています。 園児との交流は今回初めて開かれました。 園児は、けん玉やコマ回しを披露したほか、歌を歌いながら、いづみの会の参加者の肩をたたきました。
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罠にセンサー 猟友会の負担軽減へ
伊那市は有害鳥獣を駆除するくくり罠に付けるセンサーの実証実験を始めました。 センサーが実用化されれば設置場所を見回りする必要がなくなり、猟友会員の負担軽減につながります。 22日は、センサーの試作機の設置作業が手良地区で行われました。 実証実験は、伊那市と、伊那猟友会手良支部、伊那市有線放送が行いました。 罠についたワイヤーが引っ張られ、センサーのジャックが抜けると通電して電波を発し、インターネット上で確認できるというシステムです。 センサーは低い電力で活用できる長距離無線機で、受信機は、美篶のライスセンターにあります。 無線が届く場所かどうかを確認しながらセンサーを設置していました。 またスマートフォンでセンサーが作動したかを確認していました。 伊那市では有害鳥獣対策として猟友会員を中心に罠による捕獲を行っていますが、設置者は毎日罠を見回る必要があり大きな負担となっています。 22日は7つのセンサーを設置しました。 伊那市では、通信状況や現場での使い勝手などについて調査研究を行い、来年度中には本格運用につなげたいとしています。
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新築する高遠町総合支所について研究委員会設置へ
老朽化や耐震性に課題があることなどから新築するとの方針が示されている伊那市の高遠町総合支所について、機能や規模、位置などについて広く調査研究を行う委員会が設置されます。 21日は、高遠町総合支所で地域協議会が開かれ、研究委員会の設置が承認されました。 総合支所は建設から50年以上が経過していて、耐震性が不足しています。 保健センターへ機能を移転する案もありましたが、新築する方針が決まっています。 新庁舎の建設に向け、機能や規模、位置などについて広く研究が必要だとして、高遠町地域協議会内に専門組織の庁舎あり方研究委員会を設置することになりました。 委員会は、地域協議会の委員、区長会、50歳未満の地区からの推薦者のほか、市議会議員、有識者など35人ほどで組織します。 委員会は、地域協議会の委員や市議会議員の改選後、設立されます。 1年間調査・研究を行い、市長に報告したあと、庁舎の在り方について協議・調整を行う検討委員会に組織が改編されます。 また、地域協議会で、伸和の丘ローズガーデンやマレットゴルフ場など花の丘公園一帯を都市公園とする案が示されました。 面積は4万4千㎡ほどです。都市公園は市内に伊那公園・春日公園・高遠城址公園など13あり、花の丘が指定されれば14か所目となります。 都市公園化についての条例改正案は、市議会3月定例市議会に提出され、可決されれば4月1日から施行されます。
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伊那市民体育祭スキー競技 46人が出場
伊那市民体育祭のスキー競技が伊那スキーリゾートで18日に行われ参加者がスピードや技術を競いました。 スキー競技には小学1年生から70代まで46人が出場しました。 伊那スキーリゾートのゲレンデ頂上をスタートし約500メートル先のゴールを目指すコースで競技が行われました。 コース内には12本のポールがあり参加者は交互に通過しながらタイムを競っていました。 伊那市民体育祭は、スポーツに親しみ健康づくりにつなげようと毎年行われていて今年で64回目になります。 今年度は去年7月から今年2月にかけて球技や陸上競技、剣道など30の競技が行われました。
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伊那ロータリークラブ顕彰 つくしんぼ保育園
伊那ロータリークラブの第58回創立記念例会が22日、伊那市西春近のくぬぎの杜で開かれ、地域活動に貢献したとして、つくしんぼ保育園が表彰されました。 この日は、伊那ロータリークラブの立石誠会長から、伊那市御園のつくしんぼ保育園の宮田克思園長に賞状が贈られました。 つくしんぼ保育園は、1969年にアパートの一室を借りて開園しました。 子育てと仕事の両立に悩む保護者の要望を聞き、公立保育園では対応できなかった0歳児保育の受け入れや、午後7時までの延長保育を実施してきたということです。 宮田さんは「助け合いの精神で50年の歳月を重ねてきました。保育事業が市民の皆さんへの恩返しになるようこれからも取り組んでいきたい。」と話していました。 伊那ロータリークラブでは毎年、地域貢献活動を行う個人や団体を顕彰していて、今回で39回目です。
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長谷小と長谷中 地域住民に劇など披露して交流
伊那市長谷の長谷小学校の児童と長谷中学校の生徒は22日、長谷の中尾座で地域住民に演劇などを披露し交流しました。 この日は、長谷小学校の2年生と3年生23人と、長谷中学校の3年生4人が中尾座を訪れました。 交流会は、小中学校に通う子どもがいない中尾地区の住民から子ども達の学校活動の様子が見たいとの声が寄せられ、今回初めて行われました。 長谷小の3年生は、地元に伝わる民話「孝行猿物語」の演劇を披露しました。 腕利きの猟師・勘助が猟で仕留めた親猿を家に持ち帰り、いろりに吊るしていましたが、子猿たちが生き返らせようとしている姿を見て、後悔の念にかられるという物語です。 この演劇は、活動の再開が決まった中尾歌舞伎保存会が4月に行う定期公演の前座で上演する予定です。 長谷中の生徒は、今年度取り組んだ内藤とうがらしの栽培を振り返る映像を上映しました。 交流会を企画した長谷小学校では「今後も機会があれば地域の住民に子ども達の様子を伝える場を設けていきたい。」と話していました。
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信大でジャムの販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で作ったジャムの販売が21日から始まりました。 ジャムを作ったのは植物資源科学コースの2年生50人です。 実習で栽培した果物を加工しジャムにしました。 今年初めて販売する「りんごウメ」ジャムは、ウメの酸味とりんごの甘さの相性がよいということです。 ジャムは、他にブドウやイチゴなど14種類あり、人気のものは1か月以内に売り切れるということです。 価格は1個330円から500円です。 今年は、イチゴ・りんご・山ブドウの3個セットを1500円で販売しています。 21日は、学生たちが訪れ味をみて買い求めていました。 ジャムは信州大学農学部内にある生産品販売所で、平日の午前8時45分から午後5時まで販売しています。
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辰高野球部 最後まであきらめない
高校野球の夏のシード権をかけた春の大会は4月下旬から始まりますが部員不足に苦しむ辰野町の辰野高校野球部がピンチです。 選手はただひとり。2年生の上野龍輝君は「大好きな野球を続けたい」と孤独な練習を黙々と行っています。 カメラを向けると心なしかグラウンドが広く見えました。 グラウンドには、練習に励む箕輪中学校出身で2年生の上野龍輝君とマネージャで伊那市の東部中出身の1年生矢澤祐依さんの姿がありました。 練習試合はもちろんキャッチボールもできないのが現状です。 今は、筋力トレーニングを中心に行っていて土日は、部員不足を知ったOBたちが応援に訪れているということです。 選手がいないため福澤一洋監督がグラウンド整備を買って出ています。 グラウンドには、近くに住む町民の姿もありました。 辰野高校野球部は、1926年に創部し夏の大会の最高成績は準優勝です。 ここ最近では2003年と2006年にベスト4まで進みました。 野球人口の減少などにより部員数は年々減少傾向にあり去年は創部以来最少人数の4人で春の大会には出場できませんでした。 夏の大会は助っ人9人を加えて挑みました。 上野君は一度は辞めようと考えたということですが「大好きな野球を続けたい」と野球部に残ることを決めました。 マネージャーの矢澤さんは去年の夏の大会で一勝を挙げたことに感動し大会後入部を決めました。 2人は、部員を確保するため、チラシを作りました。 福澤監督は「最後まであきらめない。夏の大会は必ず出場する」と話していました。
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インフル注意報レベルに
21日発表された上伊那の1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は27.13人で、警報レベルの30人を下回りましたが依然として注意報レベルの10人を超えています。 県の発表によりますと、上伊那の2月12日から2月18日までのインフルエンザ患者数は1医療機関あたり27.13人でした。 前の週の39.13人からは減少しましたが、依然として注意報レベルの10人を超えています。 学級閉鎖は、きょう現在、箕輪町の小学校で1校2クラス、中学校はなし、伊那市と南箕輪村の小中学校はありません。 伊那保健福祉事務所では、警報基準を下回ったものの完全に終息していないので引き続き手洗いやうがい、不要な外出を避けるなど感染拡大に注意するよう呼び掛けています。
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伊那中央病院 今年秋に「患者支援センター」新設へ
伊那中央病院は患者の入退院時のサポートや通院に関する相談を行う「患者支援センター」を今年秋に設置する計画です。 20日、伊那中央病院運営審議会が開かれ川合博院長が来年度事業について説明しました。 患者支援センターは本館1階に設置されます。 伊那中央病院では、去年10月に完成した北棟への機能移転により一部空きスペースとなっている本館の改修計画を進めています。 患者支援センターは、これまで別々の部署で行っていた患者支援を一つの窓口に集約するもので入退院の時に必要な説明や各種の相談などを行います。 本館の改修計画では他に、小児科のリハビリを行うプレールームの設置の他、高齢者の介護ケアなど多目的利用できるよう3階西病棟のリハビリルームを拡張する予定です。 川合院長は「機能を十分に活用して医療の質の向上、患者の満足度向上に努めたい」と話していました。
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伊那中学校2年3組 中心市街地の空き店舗を清掃
伊那市の伊那中学校2年3組は写真展の会場にする市街地の空き店舗の清掃作業を、21日に行いました。 2年3組の生徒25人が床や壁の拭き掃除などを行いました。 写真展の会場となるのは荒井の空き店舗で去年5月まで衣料品店シマダヤがあったビルです。 2年3組では去年4月から地域活性化の取り組みを行っていて、これまで伊那市の魅力をみつける街歩きや市街地にイルミネーションを飾る取り組みなどを行ってきました。 3月に予定している写真展では1年生が撮影した市内の風景写真112点を展示する予定です。地域の学習に取り組んでいる上伊那の学校が参加して1月に飯島町で開かれた発表会で作品を展示し好評だったことから、地元の人たちにも見てもらおうと企画しました。 上伊那の経済団体や行政などでつくる郷土愛プロジェクトが仲介役となり会場をみつけたという事です。 ビル内に事務所がある(株)島田屋の竹村恵利子社長は「店が閉まってから立ち寄る場所がなくてさみしいとの声があったので、再び人が集まる場所になるのはうれしいです」と話していました。 伊那中学校では、春の高校伊那駅伝が開かれる3月18日に向けて写真展を計画しています。
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南中女子バレー部 北信越大会出場へ
南箕輪村の南箕輪中学校の女子バレー部は来月新潟県上越市で開催される「菅公学生服杯北信越中学生新人バレーボール優勝大会」に出場します。 15日は、女子バレー部の2年生の部員4人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に出場のあいさつをしました。 役場を訪れたのは部長の鎌倉里帆さん、主将の上村薫子さん、松澤茜さん、倉田捺希さんです。 南中女子バレー部は、先月伊那市で開催された、エプソン杯 長野県中学校バレーボール選抜優勝大会で初優勝し、北信越大会への出場を決めました。 サイドからの攻撃が持ち味で、生徒たちは「北信越大会では一つでも多くの試合をしたい」「ピンチの時でも声を出しチームを盛り上げたい」と抱負を話していました。 唐木村長は「ベストを尽くし、一戦一戦頑張って下さい」と話していました。 南中の初戦は来月17日に福井県のチームと対戦します。
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伊那市西春近 小出島社協が健康づくり講習会
伊那市西春近の小出島社会福祉協議会は、地域住民の健康づくりを進めようと、自宅で簡単にできる筋力トレーニングなどを紹介する講習会を、20日に開きました。 講習会には地域住民約30人が参加しました。 南箕輪村の介護予防指導士、小林治さんが講師を務め、自宅で簡単にできる筋力トレーニングを紹介しました。 参加者は、腕を前に出してそのまま静止し、自分の腕の重さを利用して筋力を高める「自重トレーニング」を体験していました。 小出島社協では年に1度、地域住民を対象にした健康に関する講習会を開いています。 小林さんは「自宅でテレビを見ながらでも簡単にできるので是非続けて習慣にしてください」とアドバイスしていました。
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保育園入園準備品 販売会はじまる
上伊那の障害者就労支援事業所で製作された、手さげかばんや弁当袋などの保育園入園準備品の販売会が伊那市役所で開かれています。 保育園入園準備品は、上伊那にある5つの障害者就労支援事業所の利用者が工賃アップにつなげようと、4年前から毎年製作しています。 今回販売されているものは、去年11月から利用者が手作りしました。 ほぼ一点もので、柄がなるべく同じものにならないように、東京に生地を買い付けに行くなどして種類を増やす工夫をしたということです。 販売品は、サイズや形など、どれも市内公立保育園指定の仕様となっています。 着替えや絵本を入れる手さげ袋が2,000円から、歯磨き用品を入れる袋が300円からなどとなっています。 購入したある母親は「手作りでしっかりしていて長く使えそう。子どももかわいらしい柄が気に入ったみたいでよかった。」と話していました。 保育園入園準備品の販売会は、22日まで伊那市役所1階ロビーで行われていて、時間は午前10時から午後1時までです。
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箕輪中 中学生模擬議会
箕輪中学校の生徒が中学生の視点で町政について考え、白鳥政徳町長に提案や質問をする中学生模擬議会が19日開かれました。 19日は、箕輪中学校の2年生23人が模擬議会に出席し、11人が質問をしました。 唐澤優弥くんは、「予告なしの避難訓練を行ったらどうか」と提案しました。 中学生模擬議会は、議会に興味を持ってもらおうと、箕輪町議会が毎年開いています。 木村英雄議長は、「町の状況を的確に把握した提案をしてくれた。将来この中の一人でも町議会議員になり、良い箕輪町をつくっていってほしい」と話していました。
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平成30年度入学公立高校後期選抜募集人員発表
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新ごみ中間処理施設名称「上伊那クリーンセンター」に
上伊那広域連合が伊那市富県に建設を進めている新ごみ中間処理施設の名称は公募により「上伊那クリーンセンター」に決まりました。 新ごみ中間処理施設の名称は「上伊那クリーンセンター」です。 伊那市の片桐勝さんほか、4人が応募しました。 新ごみ中間処理施設の名称は、上伊那広域連合が去年9月から10月まで募集し、上伊那の8市町村から168件の応募がありました。 「かみいな」と読む名称が48件と多かったことから、この名称を中心に、施設の周辺6地区から意見をきき、市町村長の総意で決定しました。 現在は工事が進められていて、今年12月には実際にごみを処理する試運転を行い、来年3月末に竣工予定です。 また、上伊那広域連合議会で、総額90億1,400万円となる平成30年度の当初予算案が発表されました。 前年度と比べ、34億円、61.8%の増です。 総仕上げ段階となっている新ごみ中間処理施設建設事業に65億4,700万円あまりとなっています。 新年度予算案は委員会に付託され、あすの本会議で採決されます。
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上伊那のコンビニにAED設置へ
上伊那広域連合は広域消防本部事業として、来年度、上伊那70店舗のコンビニエンスストアにAEDを設置します。 設置するのは、飯島町・中川村をのぞく上伊那のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、デイリーヤマザキなど、およそ70店舗です。 上伊那広域連合がAEDを用意し、各店舗に設置を依頼します。 上伊那では現在公共施設を中心におよそ300台のAEDが設置されていますが、休館日などがあり24時間使用できないことから、コンビニエンスストアに設置することにしました。 コンビニエンスストアへの設置は広域連合としては県内初で、自治体単体では木曽郡大桑村で行っているということです。 設置は6月頃を予定しています。
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イオン箕輪店みのわ~れ ハニートーストが好評
箕輪町松島のイオン箕輪店の「みのわ~れ」のカフェレストランでは、毎月第3木曜日に、パン1斤を使ったハニートーストが提供されています。 こちらが、ハニートーストです。 特殊なオーブンを使って食パン1斤を焼き、パンの上と中には、はちみつが塗られています。 メニューは、ハニー・バナナチョコ・ベリー・プリンの4種類で、1食800円です。 15日も正午近くになると多くの人が訪れ、味わっていました。 1日10食程限定で、この日は午後1時前には売り切れました。 ハニートーストは、毎月第3木曜日にみのわ~れのカフェレストランで食べることができます。 【3日前まで事前予約可能】 みのわ~れ・・・営業時間午前10時~午後5時 電話0265-95-4465
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春の高校伊那駅伝まで1か月
伊那谷に春の訪れを告げる春の高校伊那駅伝まで1か月を切りました。 伊那市では、大会の周知を図ろうと懸垂幕を19日、市役所駐車場などに設置しました。 「激走 春の高校伊那駅伝」と書かれた長さ11メートルの懸垂幕が設置されました。 今年は、男子が121校、女子が69校出場します。