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南ア林道沿いの外来植物駆除
南アルプスの高山植物や景観を保護するため、林道沿いに生えている外来植物の除去活動が、26日行われました。
除去活動には、市内外の小学生6人を含む、合わせて26人が参加しました。
林道沿いに生えているヒメジョオンやクスダマツメクサを探し根から抜いていました。
これは、伊那市や信州大学農学部などで作る南アルプス食害対策協議会が、5年前から行っているものです。
この日は、標高1960mの大平山荘から、標高1680mの歌宿までを下りながら作業をしました。
外来植物は、登山客の靴や工事車両などに種がついて運ばれ、林道沿いでも確認されるようになりました。
除去作業を継続していることで効果があり、目立たなくなってきているということです。
信州大学農学部では、どれくらいの標高まで、外来植物が侵入しているかどうかなども調査していくということです。
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進徳館 夏の学校始まる
江戸時代の高遠藩の藩校・進徳館で、夏休み中の子どもたちが自習や論語の素読に取り組む、進徳館・夏の学校が26日から始まりました。
進徳館は、江戸時代に高遠藩の学校として創設されたもので、建物は国指定の史跡となっています。
その建物の中で、子どもたちが夏休み中の午前中、学習を行っています。鈴を鳴らすと休憩も終わり学習の時間です。
今年で10年目となる進徳館夏の学校の特色は、論語を素読することです。
孔子など五聖像が奉られた部屋で、高遠公民館館長の原和男さんに合わせて子どもたちが素読を行います。
高遠藩の8歳から15歳くらいの子どもたちも、当時、漢字のみの教科書で素読を行っていたということです。
この体験は、高遠の歴史を子どもたちに感じてもらう場にもなっています。
今年は高遠小、高遠北小の1年生から6年生まで66人が参加しています。
この日から始まった夏の学校は31日までの4日間予定されています。
今年は10年目の節目ということで、子どもたちが好きな論語を選んで字を書いた灯ろうを作る予定です。
最終日は、夕方にその灯ろうに明かりをともして楽しむということです。
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弥生高 総文祭マップ配布
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、8月8日から始まる信州総文祭・郷土芸能部門大会で伊那市を訪れた人たちに配布する「伊那谷紹介マップ」を作りました。
こちらが完成したマップです。
この日は、1年生で総文祭当日は会場案内などで大会に関わる平井捺都美さんと宮﨑琉那さんが駒瀬隆校長にマップの完成を報告しました。
伊那市では、8月8日から伊那文化会館を会場に、文化系クラブの全国大会・信州総文祭の郷土芸能部門大会が開かれることになっています。
1年生244人は、地元の菓子店や温泉施設、飲食店などに聞き取りを行いマップを作りました。
総文祭開催期間中は全国から1万人以上の来場が見込まれています。
マップは3,000部作られ、来月の総文祭の会場で生徒たちが配布することになっています。
また28日に行われる飯田線リレー号の運行に合わせて駒ヶ根駅でも配布するということです。 -
園児がスイートコーンの皮むき
南箕輪村の中部保育園の年中・年長の園児は今日、村内で穫れたスイートコーンの皮むきに挑戦しました。
この日は園児89人がリズム室に集まり、南箕輪村営農センターからプレゼントされたスイートコーンの皮むきに挑戦しました。
営農センターでは地産地消の推進を目的に、10年以上前から毎年村内の全保育園に村の農産物をプレゼントしています。
スイートコーンは農事組合法人まっくん野菜家が栽培したもので、村内6つの園におよそ500本を贈りました。
営農センターでは「村の野菜を食べて地元には美味しいものがたくさんあることを知ってもらいたい」と話していました。
スイートコーンは茹でておやつの時間に味わったということです。
秋にはりんごが届けられるということです。
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熱中症の疑いで2人搬送
26日の伊那地域の最高気温は、午後3時11分に34.8度まで上がり、暑い一日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後5時現在、熱中症の疑いで搬送された人は管内で2人となっています。
伊那市の高校1年の女子生徒と駒ヶ根市の5か月の男の子が病院に搬送され手当てを受け、いずれも命に別状はないということです。 -
危険ブロック塀撤去費用補助へ
大阪府北部地震でブロック塀が倒壊し小学生が死亡した事故を受け、伊那市は住宅の危険ブロック塀の撤去費用を補助する計画です。
これは、公道に面している危険とされるブロック塀の撤去に対し補助を行うものです。
補助率や補助金額等については検討中で、9月の補正予算に必要額を計上する予定です。
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保育園や学校にエアコン設置へ
記録的な猛暑が続いていることなどから伊那市の白鳥孝市長は熱中症対策として、市内の公立の保育園や小中学校などにエアコンを設置する考えを示しました。
これは、25日伊那市役所で開かれた定例記者会見で白鳥市長が明らかにしたものです。
熱中症による救急搬送が増加していることなどから、特に危険度が高いとされる子供たちの安全を確保するものです。
緊急対応として今年度予算枠の中で、エアコンが設置されていない保育園の未満児室と対応の必要な保育室、7園8室に盆までに設置する計画です。
また、来年の夏前までに保育園の全保育室にエアコンを設置する予定です。
他に、子育て支援センターや学童クラブに必要なエアコンを設置します。
出来るだけ早く対応するため9月議会の補正予算に計上する予定です。
小中学校には、現在保健室やパソコン教室などの特別教室に設置されています。
小中学校の全教室に段階的にエアコンを設置する計画で、伊那市では学校現場の声を聴きながらできるだけ早く対応したいとしています。
小中学校などへのエアコンの設置については今日、日本共産党伊那市議団からも白鳥市長らに要望が出されました。
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市総合計画基本構想案 答申
伊那市の第2次総合計画 について検討を進めている審議会は25日、基本構想案を白鳥孝市長に答申しました。
この日は審議会の飯島尚幸会長から白鳥市長に答申書が手渡されました。
審議会では来年度から10年間の次期総合計画の策定に向けて、これまでに4回会議を開いてきました。
基本構想の中の「将来像」については、“未来を織りなす 創造と循環のまち 伊那市”としています。
将来像を実現するための基本目標については、「地域の未来を協創する協働のまちづくり」「自然と調和した環境にやさしいまちづくり」など6つを定めています。
白鳥市長は「深い議論をすすめてもらった成果をしっかりと市政運営に活かしていきたい」と、答申を尊重する考えを示しました。
答申内容は9月議会に提出される予定です。
なお審議会では引き続き「基本計画」について審議を重ね、秋を目途に答申する予定です。 -
伊那西高生 沢渡駅周辺要望
JR沢渡駅周辺への移転新築が決まっている伊那市の西春近支所と公民館について、沢渡駅を多くの生徒が利用する伊那西高校の生徒は25日、白鳥孝市長に要望書を提出しました。
この日は、伊那西高校の正副生徒会長と出野憲司校長らが市役所を訪れ、白鳥市長に要望書を手渡しました。
西春近支所と公民館の移転新築に伴い、近くの沢渡駅を利用する伊那西高校の生徒は意見を出し合いまとめました。
要望書では、図書館、談話室、飲食コーナー、情報コーナー、芸術ギャラリー、花壇、自転車置き場の設置を検討してほしいとしています。
白鳥市長は「沢渡駅・西春近支所・JAの3つでの地域づくりや活性化を目指していきたい」と話していました。
新しい支所と公民館は沢渡駅周辺に移転新築する予定で、高校生からの要望を踏まえながら今後検討を進めていくとしています。 -
上伊那でダムに親しむイベント
21日から始まった国交省が定める「森と湖に親しむ旬間」に合わせ、21日、上伊那各地のダムで理解を深めてもらうイベントが行われました。
伊那市高遠町の高遠ダムでは完成60年を記念し、ダムの見学や巡視に使うドローンの操作体験などが行われました。
高遠ダムは、昭和33年に完成し、水は、伊那市と箕輪町のおよそ2500ヘクタール分の農業用水として使われる他、春近発電所に送られ一般家庭およそ26,000世帯分を発電しているということです。
また、この日から県内の11のダムを対象にしたスタンプラリーが始まりました。
集めるとダムポストカードがもらえるということです。
スタンプラリーの開催期間は9月30日までとなっています。
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猛暑 流しそうめんで涼む
24日の伊那地域の最高気温は、午後2時13分に36度を記録し、今シーズン9日目の猛暑日となりました。
伊那市の西春近公民館では、子育て教室「かるがも学級」に参加している親子が流しそうめんと水浴びを楽しみました。
子どもたちは茹でたそうめんが流れてくるとフォークですくって食べていました。
かるがも学級は、0歳から2歳くらいまでの子どもとその母親が、月に1回体験活動などを行い交流する子育て教室です。
流しそうめん大会は、夏の暑さをしのごうと20年間毎年開かれています。
長野地方気象台によりますと、25日も高気圧に覆われて強い日差しが照り付け、気温も24日と同じくらいまで高くなると予想しています。
26日以降は曇りの日が多くなり、土曜日・日曜日は雨が降りやすいということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症の疑いで搬送された人は3人となっています。 -
ごみ収集車の一部燃える
24日朝4時50分頃、伊那市福島の総合リサイクル会社、株式会社キタニの駐車場でごみ収集車の一部が焼ける車両火災がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、午前4時50分頃、伊那市福島の株式会社キタニの駐車場に停めてあったごみ収集車から煙が出ていると通行人から通報がありました。
車両後部に積んであった可燃ごみ等が燃え、駆け付けた消防が消火活動を行い、午前5時20分に消し止められました。
けが人はいませんでした。
伊那署では、ごみ収集車に積んでいたごみの内部から出火したものとみて調べを進めています。 -
いなっせ演劇フェスへ通し稽古
第2回いなっせ演劇フェスが、来月11日・12日の2日間行われます。
出演する劇団の通し稽古が、昨日(16日)伊那市のいなっせで行われました。
いなっせの2階展示ロビーで、本番も上演を行うのは、箕輪町を中心に活動する劇団歩です。
演者と観客の間に垣根のない小劇場スタイルで、2人芝居を披露します。
上演する演目は「朝に死す」です。
組織に命を狙われているチンピラととばっちりを受けて足に銃弾を受けた少女の青春群像を描いた作品です。
通し稽古では役者が熱の入った演技を披露していたほか、スタッフが音響などを確認していました。
いなっせ演劇フェスは去年11月に初めて開催され今回が2回目です。
今回は出演団体が2団体増え、合わせて6団体が出演します。
去年は、ホールのみでの上映でしたが、今回は、展示ホールや会議室も特設会場になり、時間をずらしながら上演します。
いなっせ演劇フェス実行委員会の渡辺 泰徳さんは「劇団にとっては舞台の機会が増える。普段演劇を見ない人にも気軽に親しんでもらえるフェスにしたい」と話していました。
いなっせ演劇フェスは、来月11日(土)・12日(日)の2日間行われ、前売り1000円のパスポートで2日間全ステージを観ることができます。
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日影区民ふれあい納涼祭
伊那市日影区の区民ふれあい納涼祭が22日日影公民館で行われました。
会場には、かき氷や焼き鳥、焼きそばなど出店が並び、訪れた人が買い求めていました。
区民ふれあい納涼祭は、区民の交流を深めようと日影公民館が毎年行っていて、800人ほどが訪れる日影区最大の行事です。
消防団によるポンプ車の展示が行われ、子どもたちが乗って楽しんでいました。
おもちゃや家電製品が当たるお楽しみ抽選会も行われました。
中村健一区長は「様々な世代が顔を合わせるこの祭りで地域の絆を深めていきたい」と話していました。
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さあ夏休み!小中学校で終業式
夏休みシーズンを迎え、伊那市と箕輪町の小中学校で24日に、1学期の終業式が行われました。
このうち、箕輪東小学校の1年生のクラスでは、児童が担任の押野ひろみ教諭から初めての通知表を受け取っていました。
1学期は74日間で、1年生はひらがなや足し算などを学びました。
押野教諭は、「入学してからできるようになったことがいっぱいあります。おうちの人に見せていっぱいほめてもらってください」と話していました。
この後クラスでは、夏休み中に楽しみたいことを発表していました。
体育館では終業式が行われ、「百人一首を覚えられた」「音読でつかえずに読めるようになった」などと、1学期にがんばったことを代表児童4人が発表しました。
田原克彦校長は、「今年の夏は特に暑いです。熱中症にならないように気を付け、休み明けに161人全員が元気に登校してきてください」と呼びかけていました。
箕輪東小学校の夏休みは28日間で、8月22日に始業式が行われます。
なお、放送エリア内の小中学校の終業式は、あすがピークとなっています。 -
箕輪町で若者対象の運動企画
箕輪町は、町内外の若者を対象にしたスポーツイベントを8日に、ながたドームで行いました。
イベントには、およそ80人の男女が参加しました。
参加者は、7人ずつ12チームに分かれ、様々な競技で得点を競いました。
このうち4面バレーボールは、4チームが同時に対戦するもので、2つのボールが前からだけでなく横や斜めから飛んでくるため、チームごと作戦をたてて競技に臨んでいました。
優勝チームには、ディズニーランドの入園券が人数分プレゼントされます。
イベントは、若者の交流の場として町が2年前から行っているものです。
町では、「男女問わず仲良くなって、みのわ祭りなど今後開催する夏のイベントに参加してほしい」と話していました。
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「山すそ」歌い継いで60年
発足60周年を記念する高遠やますそコーラスの演奏会が22日伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。
演奏会では童謡や歌謡曲など25曲を披露しました。
高遠やますそコーラスは1958年、昭和33年に女性コーラスグループとして発足しました。
平成元年から元音楽教師の田中眞郎さんが指導をするようになり演奏会では指揮を務めています。
平成8年に男性の加入で混声合唱団となり現在は約30人で活動しています。
60周年記念の演奏会では発足から18年間、指導にあたった元高遠小学校音楽教師の加藤弘子さんが作曲した「山峡の城下町」が歌われました。
高遠やますそコーラスのメンバーは「歌うことの楽しさを共感することができました。たくさんの人たちの支援で長きにわたり歌い継がれてきたことに感謝しています。」と話していました。
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井月さんまつり今年も開催
幕末から明治にかけ伊那谷を放浪した俳人、井上井月をしのぶ「千両千両井月さんまつり」が、来月31日から9月2日までの3日間、伊那市で行われます。
23日は、井月顕彰会のメンバーが記者会見を開き、まつりの概要について説明しました。
来月31日の前夜祭では、井上井月を題材にした映画「ほかいびと」の上映などが行われます。
9月1日の午後1時30分から行われるメインイベントの講演とシンポジウムでは、「井月さんの時代を知る 幕末維新 伊那街道の夜明け」をテーマに、文学博士の谷川ゆにさんと県文化財保護指導委員の山内尚巳さんらが話をします。
他に、世界を旅しながら活動する音楽グループによる演奏会や恒例の俳句大会、井月に関する展示なども計画しています。
漂白の俳人井上井月は、幕末から明治にかけ伊那谷を放浪し多くの句を残しています。
まつりは井月を広く知ってもらおうと行われていて今年で6回目です。
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大暑 猛暑日で暑さ続く
今日は、二十四節気の一つ大暑です。
伊那地域の今日の最高気温は県内で最も高い36.8度となりました。
連日続くこの暑さで、上伊那地域では熱中症による搬送者が去年の3倍以上となっています。
伊那地域は、午後3時56分に最高気温36.8度を記録し、猛暑日となりました。
今シーズン猛暑日となったのは8日目で、この暑さにより熱中症による搬送者が増えています。
上伊那広域消防本部によりますと、6月1日から7月22日までに62人が病院に運ばれています。
去年の同じ時期は18人で、今年は3倍以上に増えています。
特に先週1週間は、20日に11人が搬送されるなど、合わせて40人となっています。
商店街を歩く人に、熱中症対策として心掛けていることを聞きました。
「水筒を2本持ち歩いている」「カフェインを含むものはあまり飲まない」「寝る前に水を飲んで、少し戸を開けて寝ている」
上伊那医師会の北原敏久会長に、熱中症予防について聞きました。
「水分・塩分はもちろん、きちんとした食事をとること。万が一熱中症と思われる症状が出た場合は、わきや股を冷やして体温を下げること」
上伊那広域消防本部によりますと、23日午後4時現在4人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されているということです。
長野地方気象台では、向う一週間は、期間の前半は高気圧に覆われて、気温は35度近くまであがるとして、引き続き熱中症など健康管理に注意するようよびかけています。
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交通安全やまびこ運動
夏の交通安全やまびこ運動期間中の23日、交通事故防止を呼び掛ける啓発活動が、各地で行われました。
このうち、南箕輪村の伊那インターチェンジには、伊那市と南箕輪村の交通安全協会の会員や警察などおよそ60人が集まり、ドライバーに啓発チラシなどを配りました。
運動の基本は、「子どもと高齢者の交通事故防止」で、重点は「生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底」「飲酒運転の根絶」 です。
今年伊那署管内で発生した人身事故は148件で去年の同じ時期に比べて29件少なくなっています。
死者は1人、けが人は173人でいずれも減少していますが、自転車事故は去年より2件多い10件となっています。
伊那署では、夏休みになると出歩く人も増えるので、運転には十分注意してほしいと呼び掛けています。
夏の交通安全やまびこ運動は、31日火曜日までで、あすは伊北インターチェンジで啓発活動が行われます。
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百歳体操「地域で広げて」
箕輪町が普及を進めている高齢者向けの「いきいき百歳体操」を地域で広げていくためのサポーター養成講座が11日に開講しました。
初回は町内の70代を中心に20人が参加しました。
いきいき百歳体操は高齢者の健康づくりのために高知市が平成14年に開発したもので、箕輪町では昨年度から体験会を開き普及を進めています。
講座では役場職員が講師となり体操のポイントを説明しました。
イスから立ち上がったり座ったりを繰り返す運動は太ももなどの筋力を鍛えるもので、背筋を伸ばしてゆっくりと足へ体重を移しながら立ち上がる事がポイントだとアドバイスがありました。
講座は今月中にあと2回開かれる予定です。
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線路内に木材 電車が停止
23日午前9時54分頃JR飯田線の普通下り電車が線路内にあった木材をひいたため34分間にわたり停止しました。
これによるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと木材があったのは伊那市西春近の下島第二踏切内です。
電車は現場付近で34分間停止しましたが電車に損傷はなく午前10時28分に運転を再開したということです。
乗客35人と乗員5人にけがはないということです。
伊那署では木材が線路内にあった原因などについて調べを進めています。
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三峰川の土手で下草焼く
伊那市美篶の三峰川の土手で22日下草を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市美篶の三峰川レストパーク南側、三峰川右岸の土手です。
午前11時35分ころに通報があり火は駆けつけた消防により午後0時10分に消し止められました。
この火事により下草約50平方メートルを焼きましたがけが人はいないということです。
伊那署では花火で遊んでいて誤って出火したものとみて調べを進めています。
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熱中症予防を心がけて交流会
御園PTAと御園地域社会福祉協議会共催の飯ごう炊さんによる交流会が22日伊那市御園の白山グラウンドで開かれました。
伊那地域はきょうも暑い1日となり交流会は参加者が熱中症にならないよう配慮し行われました。
会場となったグラウンドでは少しでも気温を下げようと役員が水をまいていました。
また直射日光を避けるためテントも用意されました。
交流会は毎年御園PTAが行っていましたが今年は地域のお年寄りにも楽しんでもらおうと始めて御園地域社協が参加しました。
集まった人たちは飯ごうで炊いたご飯にカレーをかけて味わっていました。
ほかにはかき氷も用意され子どもたちが冷たいかき氷を食べて体を冷やしていました。
伊那地域は猛暑日となり最高気温は35・8度を記録しました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在熱中症の疑いで1人が搬送されたということです。
長野地方気象台では向こう1週間の最高気温は平年より高くなると予想していて熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけています -
琴と尺八演奏会
伊那三曲協会による琴と尺八の鑑賞会が、22日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
鑑賞会では、プロの若手演奏家3人が出演し、古典から現代の曲まで6曲を披露しました。
鑑賞会は、本格的な邦楽に親しむ機会にしようと琴や尺八などの愛好者で作る伊那三曲協会が開いたものです。
会場にはおよそ130人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。
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山盛りメニューで山の日盛り上げ
22日は長野県が定める「信州山の日」です。
これにちなみ、伊那市と南箕輪村の飲食店でつくる伊那飲食店組合は、山盛りの特別メニューを提供しました。
伊那市中央のかつ丼専門店しらかばでは、並盛の3倍の量となる「メガ盛りアルプスソースかつ丼」が2,500円で提供されました。
肉はアルプスの山々を、中央のキャベツは残雪を表現しています。
肉はヒレ・ロース・チキンの3種類で合計600グラム、ご飯も600グラムです。
並盛とくらべると肉は3倍、ご飯は2倍のボリュームです。
伊那飲食店組合は、二つのアルプスに囲まれた伊那谷で山の日を盛り上げようと、3年前から山盛り特別メニューを提供しています。
今年は、伊那市と南箕輪村の16店舗で行われました。
山盛り特別メニューの提供は8月11日の山の日にも行われます。
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伊那まつりで市民協賛の音楽花火
8月5日に行われる今年の伊那まつり花火大会で、市民協賛の花火としてアレンジした伊那市の歌に乗せた音楽花火が披露されます。
20日は、伊那市の伊那商工会館で花火委員会が大会の概要などを説明しました。
花火委員会では、5年前から市民参加を呼び掛け、募金箱などを設置していました。
今年は初めて市内全戸を対象に100円の協賛金を募ったところ、128万円あまりが集まりました。
それを充て、市民協賛として、伊那市の歌のアレンジに乗せた音楽花火を打ち上げます。
今年の協賛金は、去年を100万円ほど上回り、過去2番目となる2,024万2,244円となりました。
伊那市にゆかりのある県外の企業からおよそ123万円、クラウドファンディングではおよそ4万円が集まりました。
伊那まつり花火大会は、8月5日(日)午後7時30分からで、92番組、およそ4500発が打ち上げられます。
10号玉は66発で音楽花火は過去最多の3番組です。
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道の駅大芝高原 グランドオープン
南箕輪村が去年から整備を進めてきた道の駅「大芝高原」が21日グランドオープンしました。
21日は関係者およそ40人が集まり開駅式が行われました。
道の駅大芝高原は、駐車場が223台、24時間使用可能なトイレは11基あります。
買い物や休憩ができる味工房では、地元農産物の販売や、ガレットの提供を行います。
県内では47番目、上伊那では4番目の道の駅となります。
駅長には村開発公社支配人の唐澤良平さんが、副駅長には村のイメージキャラクターまっくんが任命されました。
21日はオープンを記念し様々なイベントが行われました。
道の駅の記念切符が販売され、販売時間前には人の列ができていました。
オリジナル商品の販売も開始されました。
こちらは大芝の湯で提供されているものを元に商品化した「大芝高原おもてなしプリン」です。
こちらは味工房と上農高校の協働で出来上がった牛柄のメロンパン「べころん」です。
訪れた人達は商品を購入したり、公園でくつろいだりして過ごしていました。
南箕輪村では、道の駅大芝高原を新たな拠点として、更なる交流人口の増加につなげていきたいとしています。
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最高気温34.8度 5人搬送
伊那地域の21日の最高気温は、午後1時41分に34.8度を記録しました。
南箕輪村の牧草地では、酪農家の城田忠志さんが刈り取り作業を行っていました。
熱中症予防として水分を多くとるよう心掛けているということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在熱中症とみられる症状で5人が搬送され、そのうち3人は入院が必要だということです。
長野地方気象台では、22日以降も県内の最高気温は35度近くになると予想していて、暑さを避け、こまめに水分を補給するなど熱中症対策をとるよう呼びかけています。
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公務執行妨害で40代の男逮捕
21日午前2時頃、箕輪町の40代の男が、警察官の防護服を引っ張るなど暴行をしたとし、公務執行妨害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、箕輪町中箕輪の運転手 吉田貴志容疑者43歳です。
21日午前2時頃、箕輪町内の飲食店の駐車場で酔っ払いが騒いでいるとの通報がありました。
吉田容疑者は、現場に駆け付けた警察官の防護服を両手でつかみ引っ張るなど暴行を加えた疑いです。
別の警察官により現行犯逮捕されました。
吉田容疑者は容疑を否認しているということです。