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羊の放牧住民主体で継続
伊那市高遠町藤沢の住民有志でつくる伊那東部山村再生支援研究会は、耕作放棄地の景観形成につなげようと、25日、羊の放牧を行いました。
25日は、藤沢の放牧地に、信州大学農学部から借りた羊4頭が放されました。
この取り組みは、羊が耕作放棄地の草を食ることで景観形成につなげようと、今年で3年目です。
昨年度は5月から10月末まで放牧がおこなわれ、羊によって放牧地のほぼすべてとなる3250平方メートルの除草ができたというということです。
昨年度までは国の事業の一環で行われていましたが、景観形成に効果があったとして、今年から住民主体で行います。
いずれは羊の購入も検討しているということです。
放牧は10月までの予定となっています。
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箕輪町の風景ポストカード
箕輪町観光協会は、箕輪町のあたらしい土産品として、町内の風景写真を使ったポストカードを制作しました。
今回新しく制作された、箕輪の風景オリジナルポストカードです。
昨年度のフォトコンテスト入賞作品が中心に使われています。
絵柄は12種類あり、1枚が全面に印刷されたもの、数種類が組み合わされたもの、フェンシングのイラストが描かれたものの3種があります。
ばら売りがそれぞれ100枚ずつ、12枚セットが200セット制作されました。
ポストカードは1枚50円、12枚セットは700円で、箕輪町役場の観光協会窓口で購入することができます。
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箕輪町オリジナルナンバープレート作成へ
箕輪町は、町の魅力発信につなげようと、オリジナルのナンバープレートを作成します。
ナンバープレートのデザインは、箕輪町地域おこし協力隊の五十嵐裕子さんが行います。
五十嵐さんは、就任前に千葉県でウェブや広告のデザインを行っていました。
プレートは、原動機付自転車と、農耕車などの小型特殊自動車の2種類を作ります。
五十嵐さんがいくつかデザイン案を制作し、投票で採用するものを決定します。
デザイン案は8月に広報誌などで発表し、9月中旬まで投票を行います。
オリジナルナンバープレートは11月下旬から交付を始めます。
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還暦の節目に同窓会
昭和48年度伊那中学校の卒業生は、還暦の節目を記念した同窓会を23日に開きました。
会場となった南箕輪村の大芝荘には卒業生や恩師などおよそ90人が集まりました。
今年60歳となり全員が還暦を迎える事から、赤色の服や小物を身につけ集まる事にしました。
また、一番似合っている人を決める「赤色のコーディネート」大賞の投票も行われ、爪に同窓会開催を祝うメッセージを入れ、赤色のツナギを身につけた、唐澤昌宏さんが優勝しました。
会ではこの他に1組から7組までクラス順に現在の状況などを紹介しました。
出席者が一番少なかった7組では、当時の担任高見親久さんが「次の同窓会では出席率を上げます」と宣言し、会場からは拍手が起きていました。
5組の担任だった柿木邦夫さんの指揮で伊那中学校の校歌を歌いました。
最後には、次の同窓会開催に向けて大きな声で団結を高めていました。 -
地域新電力会社が設立 伊那市連携へ
伊那市長谷で水力発電を中心とした発電事業を展開している三峰川電力株式会社の親会社丸紅株式会社は、市内で電力の小売事業を行う地域新電力会社を設立しました。
市では、8月末までに協定を結び、連携を図る計画です。
伊那市議会全員協議会が25日に開かれ、市が事業の概要を説明しました。
丸紅は、エネルギーの地産地消の促進や低炭素社会の実現を目的に、電力小売事業を主軸とした「丸紅伊那みらいでんき」を、20日に設立しました。
来年4月をめどに電力の小売事業を開始する計画で、二酸化炭素削減にむけた取り組みの方向性が一致することや市民の利益につながることから、市では出資にむけて8月末までに協定を締結することを明らかにしました。
市は、安定した売電契約を確保すること、低料金メニュー・地産地消のメニューを用意すること、既存電力事業会社との連携を図ることなどを丸紅に求めます。
丸紅は、全ての市有施設についての電力契約を行うこと、新会社への出資をおこなうことなどを市に求めます。
今後は、市の求める内容を満たす見込みとなった時点で出資について検討していくということです。
出資額は、新会社の資本金の1割程度を上限に予定しているということです。 -
麻生財務大臣辞任求める議案 否決
伊那市議会6月定例会最終日の25日に、麻生太郎財務大臣の引責辞任を求める議員提出議案が出され、賛成少数で否決されました。
議員提出議案は、決裁文書の隠ぺい・改ざん問題など財務省をとりまく様々な問題をうけて、麻生財務大臣の引責辞任を求めるものです。
今議会には、麻生大臣の引責辞任を求めた市内男性からの陳情が提出されていましたが、「市議会で審議する内容としてそぐわない」として、5月28日の議会運営審議会で審議しないと決めていました。
議員からは、「全ての市民が地方自治体を通して国に物を言うことができる。市民の代表として我々も議論すべきだ」といった賛成の意見が出された一方、「地方議会で審議するにはふさわしくない」「地元選出の国会議員に提出すべき内容だ」とする反対の意見が出されました。
採決の結果、賛成少数で否決されました。
他に、地方財政の充実・強化を国に求める意見書の提出など、議員提出議案3議案は可決されました。
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伊那市消防団 操法大会
伊那市消防団のポンプ操法ラッパ吹奏大会が24日、市役所駐車場で開かれました。
大会には、22チーム、団員505人が出場し、毎朝訓練してきた成果を発揮していました。
ポンプ車の部には、5チームが出場しました。
競技では、放水までの時間や動作の正確さなどを競います。
選手たちは、号令がかかると、きびきびとした動きを見せ息のあった操法を見せていました。
大会の結果、ポンプ車の部は中央・上新田・下新田・狐島の竜東分団第2部、小型ポンプ操法の部は手良分団第1部、ラッパ吹奏の部は、西部方面隊が優勝しました。
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東春近ハイキング
親睦を深めながら地区内を歩く伊那市東春近公民館の区民ハイキングが24日、行われました。
東春近公民館では、毎年この時期に区民ハイキングを行っていて今年で36回目です。
今年はおよそ100人が参加し区内にある史跡などを巡りながら9キロを歩きました。
地区外から参加する人たちも年々増えているということで区民たちは、親睦を深めながら東春近の歴史などに触れていました。
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箕輪町消防団 操法大会
箕輪町消防団のポンプ操法大会は役場駐車場で開かれ6つの分団から合わせて109人の選手が出場しました。
小型ポンプの部では、指揮者の号令のもと選手たちはそれぞれの役割をこなしていました。
大会の結果、ポンプ車と小型ポンプは福与・三日町の第5分団が、ラッパ吹奏は松島・中原の第3分団が優勝しました。
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薮原さん宅 昔ながらの味噌作り
伊那市西箕輪の藪原清さん宅では昔ながらの味噌づくりを行っています。
24日は親戚が集まり仕込み作業をしました。
藪原さんの妻・朝子さんやその子どもなど総勢5人で180キロ分の味噌を仕込みました。
自家栽培した大豆で作った味噌玉の表面は麹菌により白くなっています。
この日は、その味噌玉を機械ですりつぶし自家栽培した米で作った麹と塩を混ぜ合わせます。
原料は大豆、米麹、塩だけで親から教わったレシピを守り40年間作り続けています。
大豆と麹、塩を混ぜ合わせると年期の入った桶に詰めていきます。
空気が入らないようしっかりと押さえつけます。
仕込んだ味噌は来年の今頃食べられるようになるという事です。
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南箕輪村消防団 操法大会
南箕輪村消防団のポンプ操法大会は大芝高原で開かれ3つの競技に合わせて17チーム、78人が出場しました。
このうち自動車ポンプの部では団員5人がホースを延ばし、ポンプから65メートル先の的に水をかけていました。
団員らは5月上旬から練習をしてきたということです。
大会の結果ポンプ車は田畑の第3分団第1部が、小型ポンプは南殿の第2分団第2部Bが、ラッパ吹奏は沢尻・南原の第4分団が優勝しました。
ポンプ操法の部で優勝したチームは来月8日に伊那市で開かれる上伊那大会に出場します。
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陳情の審査結果理由明記求める
上伊那の住民有志でつくる「平和って何だ・伊那谷」の角憲和代表は、上伊那8市町村の議会に対して、陳情の審査結果について、通知に理由を明記するよう求め、22日記者会見を開きました。
22日は、伊那市役所で角さんが記者会見を開き、6月11日付で上伊那8市町村の議長あてに陳情の審査結果の理由明示を求める文書をEメールで送ったと発表しました。
角さんは、2014年7月から現在まで、上伊那8市町村の各議会に陳情を14件提出しています。
各議会から不採択といった審査結果は郵送されますが、理由は明記されていないということです。
角さんは、「住民目線で改善が不可避と考えた。早急の対応をお願いしたい」としています。
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歯科医師会がアンサンブルで健診
上伊那歯科医師会のメンバーは伊那市西箕輪の知的障がい者就労支援施設アンサンブル伊那を20日訪れ利用者の歯科健診を行いました。
伊那市と南箕輪村の歯科医師3人がアンサンブル伊那を訪れ、利用者の歯科健診を行いました。
上伊那歯科医師会の地域保健部は障がい者の口腔機能の維持・向上をサポートし、自立支援につなげようと2007年から毎年アンサンブル伊那での歯科健診を行っています。
この日は18歳から40代までの利用者90人に対して、虫歯はないか、歯茎が腫れていないかなどをチェックしました。
自分自身で口の中のケアをしづらい利用者もいるという事で、アンサンブル伊那では「普段目が行き届かない部分を見てもらえるので助かっています」と話していました。 -
JAと宮下議員 農政懇談会
JA上伊那と宮下一郎衆議院議員との農政懇談会が23日JA上伊那本所で開かれました。
会議は冒頭のみ公開で行われました。
神子柴茂樹組合長から宮下議員に5月に開かれた通常総代会で決議された特別決議が手渡されました。
決議書では、「農畜産物にTPPを超える市場開放を求めてくることは断固として容認することはできない。今後開催される日米二国間協議に毅然とした姿勢で交渉に臨み、日本の農業・農村の将来展望を構築することを強く要請する」などとしています。
御子柴組合長は「世界に市場を開放するならば日本も世界と同様の農業政策をとらなければ、農家がいなくなってしまう」と要望しました。
宮下議員は「TPPを超える内容で譲歩することはありえないという立場で引き続き頑張っていきたい」と挨拶しました。
懇談会には、JA上伊那の役員など24人が出席しました。
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田原でリンゴワイン製造
伊那市東春近の農事組合法人田原は、今年から、リンゴを使ったワインの製造に取り組んでいます。
伊那市東春近田原にある果樹園では、23日、余分な実を摘み取る摘果の作業が行われていました。
果樹園にはふじを中心に、1600本のリンゴの木が植えられています。
農事組合法人田原では、今年から、形や色づきが悪く、市場での販売に適さないリンゴを使って、ワインの製造を始めました。
これまではジュースに加工することもありましたが、より付加価値をつけて販売しようとワインを製造することにしました。
今年1月に、去年収穫したリンゴのうち2トン分を伊那市の伊那ワイン工房へ持ち込み醸造を依頼しました。
ワインは500本製造し、のこりは発泡酒のシードルにするということです。
農事組合法人田原のリンゴワインは秋ごろ発売予定です。
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伊那北高校でペン祭
伊那市の伊那北高校の文化祭、第64回ペン祭の一般公開が23日と24日の2日間行われています。
今年のペン祭のメインテーマは「肇(はじめ)」です。新しい企画に挑戦しようとの思いが込められています。
今年は初めて、同じ日に文化祭を行っている伊那弥生ケ丘高校との合同企画が行われています。
両校のスタンプを集めると出店の割引券が当たるもので、スタンプを集めた人が早速くじ引きをしていました。
クラス展示では、伊那市に関するクイズに正解すると射的が体験できるものや、別の教室では市民1,000人にアンケートを行い、年代別に伊那市に欲しい施設をまとめて展示したものなどがあります。
ペン祭の一般公開は、24日も午前9時30分から午後3時まで行われます。吹奏楽部やダンス部など文化系の部活動のステージ発表のほか、誰でも参加できるゲーム大会などが企画されています。 -
松島区 親子でカレー味わう
箕輪町松島区の住民は、ながた自然公園で23日親子でカレーを作って味わいました。
松島区の親子30組50人が参加し、自分たちで作ったカレーをお昼に味わいました。
これは、箕輪町公民館松島分館が企画したもので、今年で2回目になります。
一昨年までながた自然公園までの遠足を行っていましたが、親子で作業をし、子ども達が料理を体験する機会をつくろうと、去年からカレーを作る事にしました。
松島分館では10月27日に2両編成の臨時列車を運行し、飯田線で天竜峡までいくツアーを計画しているという事です。 -
高校野球組み合わせ抽選会
第100回高校野球長野大会の組み合わせ抽選会が23日安曇野市で開かれ、シード校の伊那弥生ケ丘は穂高商業と屋代の勝者と10日に対戦することが決まりました。
23日は安曇野市で抽選会が開かれ、上伊那勢の初戦の対戦相手が決まりました。
伊那弥生ケ丘は、10日に穂高商業と屋代の勝者と対戦します。
また、100回記念の拡大シード校の赤穂は、同じく10日に南安曇農業と野沢南の勝者と対戦します。
それでは上伊那各校の対戦相手と日程です。
8日は、箕輪進修が中野立志館と対戦します。
9日は、辰野と蘇南、高遠と中野西、上伊那農業と日本ウェルネスが対戦します。
11日は、伊那北と軽井沢、駒ヶ根工業と池田工業が対戦します。
高校野球長野大会は7月7日に開幕します。
伊那ケーブルテレビでは、上伊那8校を中心に、4回戦まで生中継します。
放送日時は伊那ケーブルテレビのHPに随時掲載します。 -
ブロック塀県内11校が不適合
18日の大阪府北部を震源とする地震を受け、長野県は県内の県立高校と特別支援学校の敷地内のコンクリートブロック塀の緊急調査を行いました。
その結果、県内11の学校で現行の建築基準法に適合していないことがわかりました。
長野県は、18日に発生した大阪府北部地震を受け、県立高校と特別支援学校敷地内のブロック塀が現行の建築基準法に適合しているか緊急調査しました。
適合しないブロック塀があるのは高校が10校で22か所、特別支援学校で1校1か所となっています。
上伊那では、辰野高校と駒ヶ根工業高校にブロック塀がありますが、適合しているかどうかは22日現在公表していません。
伊那北・弥生・高遠・赤穂・上伊那農業・箕輪進修高校にはブロック塀はないということです。
伊那養護学校にはブロック塀がありますが、適合しているということです。
長野県では、基準に適合しない塀は速やかに補修または撤去するとしています。 -
やまぶどうワイン山紫 あす販売
伊那市と信大農学部が共同開発したやまぶどうワイン「山紫」の平成29年産の販売があす23日から始まります。
22日は伊那市の定例記者会見が開かれ白鳥孝市長が発表しました。
今年は450本の限定であす、23日から市内の酒販店などで販売が始まります。
今年販売する物は原料のブドウの糖度が21度と例年より2~3度高く、コクのあるものが出来たという事です。
醸造を手掛けた伊那ワイン工房の村田純さんは「上品な渋みが楽しめるワインができた」と話していました。
ワインはフルボトル720ml入りで税込2,500円です。
高遠さくらホテルなどの伊那市観光(株)の施設や市内酒販店で販売されます。
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薫ヶ丘美術展 23・24日開催
伊那北高校の文化祭ペン祭にあわせた卒業生による薫ヶ丘美術展が23日と24日の2日間、伊那北高校薫ヶ丘会館で開かれます。
会場には、伊那北高校の卒業生で美術の世界で活躍するプロからアマチュアまでの芸術作品38点が飾られています。
油絵を中心に書や工芸作品、漫画もあります。
この作品展は、高校の文化祭にあわせOBたちが作品を持ち寄り多くの人に見てもらい、現役の文化部を応援しようと始まり、今回で20回目となります。
薫ヶ丘美術展は23日と24日の2日間、伊那北高校薫ヶ丘会館で開かれます。
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ドローン AIで産業 実用化検討
伊那市の新産業技術推進協議会が伊那市役所で開かれドローン物流による高齢者の安否確認やAIによるタクシーの自動配車などの事業計画案が示されました。
22日は今年度初めての協議会が伊那市役所で開かれました。
協議会では今年度から3か年の計画で、ドローン物流やインテリジェント交通など5つの分野で新産業の実用化の検討を進めます。
このうちドローンを使った物流を担当する部会では、高齢者の安否確認や配送距離や道路環境などの物理条件に応じてマンパワーによる自動車と連携したハイブリッド物流について検討を進めます。
また自動車の自動運転などを検討する部会では、AIを使った配車や運行ルートの決定などを自動で行うアプリの開発を進めます。
協議会の栗林秀吉会長は「いかに結果を出せるかを考えて検討していきたい」と話していました。
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くくり罠の設置場所を考える
総合学習で食害対策に取り組んでいる伊那市の長谷中学校の生徒は22日、学校近くの山林で鹿を捕まえる、くくり罠の設置場所について考えました。
長谷中学校1年生の13人が山林内を歩きながら罠の設置場所はどこがいいかを考えました。
講師を務めたのは地元猟友会の小淵幸輝さんです。
小淵さんは鹿の足跡を見つけると「ここが獣道となっていて鹿が通ることから罠を仕掛けるとよい」などと説明していました。
生徒たちは今後小淵さんがくくり罠を仕掛けるところを見学し罠の仕組みや設置の仕方を学ぶことにしています。 -
弥生祭23日と24日に一般公開
伊那弥生ケ丘高校の文化祭、第59回弥生祭の一般公開が23日と24日の2日間行われます。
22日は校内祭がありクラス発表が行われました。
また弥生祭の実行委員会が進行の段取りなどについて確認していました。
今年のスローガンは「ぼくらは弥生祭に恋をする」となっていて文化系クラブは演劇発表や絵画、写真の展示などを行います。
またダンス、軽音楽、吹奏楽などの演奏披露もあります。
運動系クラブは飲食物を販売し文化祭を盛り上げます。
23日と24日は伊那北高校の文化祭ペン祭も行われることから両校合同企画のスタンプラリーも行われます。
それぞれの高校に足を運んでもらおうと企画されたもので両校のスタンプを集めると飲食コーナーの割引券などが当たります。
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あるしん決算 純利益4.6%増
アルプス中央信用金庫は22日伊那市で総代会を開き、平成29年度の決算を発表しました。
純利益は4.6%増の3億4,700万円でした。
アルプス中央信用金庫の平成29年度の決算は、本業のもうけを示すコア業務純益は前の期と比べ6,500万円減少の2億5,000万円でした。
純利益は不良債権の減少や株式の売却による損益の減少により、前の期と比べ1,500万円、4.6%増の3億4,700万円でした。
また任期満了に伴う、理事の選任が行われ専務理事の吉澤祥文さん62歳が新しい理事長に昇任しました。
吉澤さんは赤穂信用金庫の出身で、平成22年から常務理事、平成26年から専務理事を務めています。
前の理事長の大澤一郎さんは会長に就任しました。
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児童たちが歓声 プール開き
梅雨の晴れ間となった22日、箕輪町の箕輪南小学校ではプール開きが行われました。
縦10メートル、水深0.7メートルの低学年用プールで2年生28人が水の感触を楽しみました。
2年生は水に親しみ浮いて泳げるようになることを目標に週3回のペースで水泳が行われます。
休憩時間には甲羅干しをしながら「もぐれるようになりたい」「長い時間泳げるようになりたい」などそれぞれ目標を発表していました。
箕輪南小学校では夏休み中もプールの開放日を設けることにしていて8月には水泳参観を予定しています。
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ミクロネシア伝統の踊り披露
ミクロネシアの青少年が22日伊那市高遠町の高遠小学校を訪れ国に伝わる踊りを披露しました。
10歳から14歳の24人が高遠小学校の児童に踊りを披露しました。
ミクロネシアの子どもたちは祖国では収穫の感謝を表したりお祝いのときに踊るものだと説明していました。
高遠小学校の児童は民俗衣装を着て踊る伝統の踊りを興味深そうに鑑賞していました。
ミクロネシアと日本の交流は国際感覚を備えた青少年の育成を目的に独立行政法人国立青少年教育振興機構が行っているものです。
一行は25日まで高遠町に滞在し地域の人たちと交流したり日本の文化を学ぶということです。
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高遠高校 性被害防止講話
伊那市高遠町の高遠高校で、性被害を防止するための講話が21日に開かれました。
この日は、長野県警スクールサポーターの唐澤髙弘さんが、インターネットを使った性被害の現状や原因、対策について話しました。
去年県が確認した、児童・生徒の性被害者数は、児童買春が7人、児童ポルノが17人で増加傾向にあります。
これは県警に届け出があった数字で、実際にはさらに多くの人が被害に遭っているものと見られます。
講話では、別れた腹いせに元交際相手の裸の写真をSNSに公開する、いわゆる“リベンジポルノ”の事例が紹介されました。
唐澤さんは「たった1枚の画像でも撮影しない・送信しない・保存しないことを守ってほしい。1度公開された写真は世界中の人が見ることができ、完全に消すことはできない」と話していました。
講話には1年生およそ100人が参加し、唐澤さんの話に耳を傾けていました。 -
美篶小6年生ギネス達成喜ぶ
伊那市の美篶小学校の6年生が、4年生のときに作った78.73mの寒天ゼリーが、世界一長い寒天ゼリーとしてギネスに認められ、このほど認定証が学校に届きました。
子どもたちが見ているのは、5月下旬に届いたギネスの認定証です。
6学年の愛称「たいよう学年」の文字が刻まれ、子どもたちの世界一長い寒天ゼリーの挑戦が登録されたことが記されています。
21日は地元の新聞社が取材に訪れ、登録を喜ぶ子どもたちの姿を写真に収めていました。
ギネス認定の挑戦は、子どもたちが4年生のとき・2016年12月3日に行われました。
PTAが中心となって企画したもので、地元の特産品でギネスに挑戦しようと行われ、親子レクの中で挑戦しました。
申請から1年半後に届いた知らせで、子どもたちの中でも記憶が薄れていた部分がありましたが、世界記録達成を喜んでいました。
届いた認定証は子どもたちの見えるところに飾るということです。
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木下五郎さん彫鍛金作品展
駒ヶ根市在住の彫鍛金作家・木下五郎さんの作品展「うちなる形象(かたち)」が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。
会場には、2006年から今年までの作品48点が展示されています。
彫鍛金は金属を叩いて鍛え彫って作品を形作っていくもので、木下さんの作品は、立体ではなく、絵画的に平面で表現しているのが特徴です。
木下さんは、日展特別会員や現代工芸美術家協会の評議員などを務めています。
今回の展示会は、伊那食品工業の創立60周年を記念してかんてんぱぱ西ホールで開かれています。
複数の作品を組み合わせたものが3つ展示されています。
そのうちの一つ「幽玄(ゆうげん)」は、2012年から2014年の5作品を組み合わせています 。
水辺に樹木が映る姿をえがいたもので、日本古来の能の世界観を表現しています。
2017年から現在制作途中の作品「至象(ししょう)」は森の中で移り変わる光や風・大気を描いた作品で、来年春完成予定です。
2014年から2016年「地之祭(ちのまつり)」は地上の目に見える部分と、地下の目に見えないエネルギーを描いた作品です。
木下五郎彫鍛金展は、来月1日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。