-
伊那市社協 職員を被災地に派遣
伊那市社会福祉協議会は能登半島地震の避難所支援のため、職員1人を26日から石川県能登町に派遣します。
石川県能登町に派遣されるのは、障害者多機能型事業所ゆめわーくの生活支援員、三浦正也さんです。
25日は、福祉まちづくりセンターで壮行会が開かれました。
三浦さんは、長野県災害福祉広域支援ネットワーク協議会の災害派遣福祉チーム、DWATに登録しています。
市社協のDWATの派遣は今回が初めてで、三浦さんは、高齢者や要介護者を受け入れる福祉避難所で活動するということです。
林俊宏会長は、「被災者の立場にたって支援を行ってきてください」と激励しました。
三浦さんは、26日から30日まで現地で活動する予定です。
-
伊那西小 木材の活用を考える授業
伊那市の伊那西小学校では学校林の整備が進められています。
それに合わせて伊那西小では木材の活用を考える授業が行われています。
25日は校舎南側の林で全校児童69人が見守る中、長さ25メートルのカラマツの木が切り倒されました。
伊那西小学校では70年前に防風林として植えた2,000本の木から枯れ枝が落ちる危険性があるため、5年前からおよそ1ヘクタールの林で伐採を進めていて、今回0.3ヘクタールで伐採を行います。
これまでに切った木は森のステージの材料に使い、ステージは音楽会などの行事で使われています。
今回伐採する木は、児童の希望を聞いて使い方を考えるということです。
伐採のあと、校舎で森林整備について話を聞きました。
きょうは長野県林業総合センターの小山泰弘さんや、伊那市の木工業株式会社やまとわ社長の中村博さんが講師を務め、児童に「木は生き物です。整備した森林を観察してください」と話していました。
林にはマラソンコースが設置されていて、児童は今後森林の成長を見守っていくということです。 -
箕輪町 日本語教室でAED使った講習会
箕輪町が行っている外国人向けの日本語教室でAEDを使った救命講習会が25日産業支援センターみのわで開かれました。
この日は箕輪町が行っている日本語教室に通うブラジルやベトナム国籍の参加者7人を対象に箕輪町役場の小山晃生危機管理監がAEDの使い方を説明しました。
AEDからは「体に触れないでください」「離れてください」などの日本語の音声指示がだされます。
しかし、参加者のほとんどは日本語の指示がわからず苦労していました。
箕輪町では「手順を覚えて緊急時に対応してほしい」と話していました。
また、元日の能登半島地震を受けて避難グッズが紹介されました。
小山さんは「必要なものをすぐ持ち出せるようにまとめておいてください」と話していました。
参加者は「勉強になった」「興味のあった内容が知れてよかった」と話していました。
箕輪町では毎週木曜日の午前8時半から10時まで日本語教室を開いていて参加を呼び掛けています。
今後、参加者から希望が多かった栄養指導や介護保険について学ぶということです。 -
日本の音を未来にコンサート 箏男と共演
伊那市のいなっせジュニア和楽器講座に通う子ども達が出演する「日本の音を未来にコンサート」が、21日に開かれました。
コンサートには、箏奏者で「箏男」こと大川義秋さんがゲスト出演し、子どもたちと一緒に演奏を披露しました。
大川さんは、福島県双葉町出身のプロの箏奏者です。
2020年に男性和楽器パフォーマンス集団の1人としてメジャーデビューした大川さんは、箏の全国コンクールで2年連続1位となるなど実力も持ち合わせています。
ジュニア和楽器講座には、伊那市と南箕輪村の小中学生35人が通っていて、去年8月から月に1回練習を重ねてきました。
この日の本番では、大川さんのオリジナル曲など2曲を披露しました。
尺八を演奏した女子児童は、「緊張したけれど、練習通りできてよかったです」と話していました。
実行委員会では、「和楽器を大勢の人と演奏することの楽しさを感じてもらえればうれしいです」と話していました。
今回受講した子どもの8割は、来年度も継続するということです。 -
新型コロナ週報 上伊那189人全県1,392人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
24日発表の15日から21日までの届け出状況は、上伊那は189人で定点あたり23.63人、
全県は1,392人で定点あたり15.82人でした。
24日発表となった15日から21日の保健所ごとの患者数は、
伊那保健所は189人、飯田保健所で160人、諏訪保健所で157人、上田保健所で150人、
佐久保健所で133人、長野保健所で95人、松本保健所で83人、北信保健所で74人、
木曽保健所で24人、大町保健所で17人長野市で143人松本市で167人、
全県で1,392人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の16.88人に対し23.63人で増加
全県は14.05人が15.82人で増加しています。
県内の22日午前0時時点の入院者数は342人でうち中等症は58人、重症は2人です。
-
長谷総合支所の新庁舎見学会
上伊那産の木材をふんだんに使った、伊那市長谷の長谷総合支所の新しい庁舎の見学会が20日に開かれました。
20日は地域住民や林業関係者などおよそ40人が見学に訪れました。
長谷総合支所は建て替えが進められていて新しい庁舎は、柱や土台、梁に木が使われている大型の日本建築です。
使われているのは、長谷のヒノキや西春近のアカマツなど上伊那産材となっています。
新庁舎は木造平屋建てで、延べ床面積は689平方メートルです。
太陽光発電や自家発電設備も備え、災害時には地域の防災施設として使用される計画です。
長谷総合支所の新しい庁舎は、7月上旬の開所を予定しています。
-
箕輪町が石川県七尾市で給水支援
能登半島地震の被災地支援として箕輪町は、給水支援を行う職員を24日に現地に派遣しました。
石川県七尾市に派遣されるのは、みどりの戦略課の山口弘司課長、水道課の根橋知宏さん、吉見竜成さん、建設課の小澤俊介さんの4人です。
給水車は2トン分の水を供給できます。
24日は、役場北側の車庫前で出発式が行われました。
白鳥政徳町長は「七尾市は1万5,900戸で断水していると聞いている。被災者に寄り添った給水活動をお願いします」と激励していました。
被災地支援は、公益社団法人日本水道協会長野県支部の要請を受けて行われるものです。
職員4人は25日から28日まで、被災地の石川県七尾市で給水支援を行う予定です。
-
無量寺で節分の福ますづくり
箕輪町北小河内の無量寺で、2月3日の節分行事で使われる福ますの準備が行われました。
24日は、中川清健住職が、ヒノキの一升桝に幸せを願う「福」と長寿を願う「寿」の文字をますに書いていました。
無量寺では、40年以上前から節分行事を行っています。
節分行事では年男・年女の30人が福ますに豆を入れてまきます。
準備は1月上旬から始めていて、60個を用意するということです。
無量寺の節分行事は2月3日の午後3時から護摩祈祷会、午後4時から豆まきが行われます。
豆まきでは特等の福だるまなどが当たる札も一緒に投げられます。
-
萩原俊さんへ叙位の伝達
元長野県はり灸マッサージ師会長で去年9月に亡くなった萩原俊さんへの叙位の伝達が伊那市役所で24日に行われました。
24日は萩原さんの長男の久志さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長から従六位の伝達が行われました。
萩原さんは小学校3年の時、緑内障を患い失明しました。
松本盲学校在学中に、あんまやはり、灸などの国家資格を取得し、昭和33年に伊那市に治療院を開業しました。
昭和49年から長野県はり灸マッサージ師会会長などの役職を30年あまり務め、法人化や事務所の建設など会の発展に尽力しました。
長年、地域の保健衛生の向上に貢献したとして、国から従六位が授けられました。
久志さんによりますと、父親の俊さんは「ヘルパーや地域の人達、ボランティア、また福祉制度に支えられ、幸せに暮らす事ができた」と話し、感謝していたという事です。
-
箕輪町 下水道料金白紙諮問
箕輪町の白鳥政徳町長は下水道料金の見直しについて、運営審議会に24日白紙諮問しました。
24日は役場で箕輪町下水道運営審議会が開かれ、白鳥町長が審議会の萩原宏和会長に料金の見直しについて白紙諮問しました。
2017年の審議会では2018年度に料金を10パーセント値上げし、2023年度までに料金を再度検討することが適当とする答申を行っています。
町は2018年度に下水道料金を10パーセント値上げしていて、今回は2017年の答申を受け料金の見直しについて諮問しました。
白鳥町長は「下水道運営は一般財源からの繰り入れもあり、黒字を保っているが、施設の老朽化や少子高齢化などの課題を抱えている。
今後の使用料について検討頂きたいと」話していました。
箕輪町の現在の下水道使用料は、2か月で上水道を55立方メートル使った場合9,773円です。
審議会は今回を含め5回開かれ、9月に答申する予定です。
-
南箕輪村 給食運搬車を導入
南箕輪村は学校給食センターの移転や給食運搬車の老朽化に伴い、運搬車1台を新たに導入しました。
24日は南箕輪村役場の駐車場で入魂式が行われ、職員などおよそ10人が参加しました。
新しい運搬車の購入費用はおよそ670万円です。
運搬車は、新しい学校給食センターから南箕輪小学校と南箕輪中学校へおよそ1,400食分の給食を運びます。
藤城栄文村長は「運搬車には末永く頑張って働いてもらいたい」と話していました。
新しい給食運搬車はセンターが稼働となる今年4月から使用される予定です。
-
児童が言葉を残した石が見つかる
伊那市の伊那東小学校で54年前、1970年、昭和45年に当時の児童が思い思いの言葉を残した石がこのほど見つかりました。
こちらがその石です。名前とともに、「いつまでもよい学校でありますように」「努力」などとマジックで書かれています。ほかに「へのへのもへじ」と書かれたものもあります。
この石は去年12月、老朽化により崩れる心配があったことから取り壊しとなった門柱の基礎の部分から見つかったものです。
伊那東小学校によりますと門柱は開校71年目となる1970年、昭和45年に建てられたということで建立記念式典の写真が残されています。
見つかった石のうち文字が読めるもの20個ほどが廊下に展示されています。 -
上伊那総合技術新校 校地上農の方針示す
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が22日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、県教育委員会が校地を南箕輪村の上伊那農業高校にする方針を示しました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
県教育委員会では、周辺の道路環境や学習環境では大きな差はないとしましたが、実習に必要な敷地面積の確保、上伊那全域から通学がしやすいこと、外部の学校との連携がしやすいことなどの理由から、校地を上伊那農業高校にしました。
2月13日に開かれる次回の懇話会で、開校年度や募集学級数、施設整備などの再編実施基本計画案を示します。
今後は3月の県教育委員会定例会に計画案を報告し、来年度の県議会で関連議案の提出を目指すとしています。
-
上伊那広域消防本部 災害地での活動を報告
能登半島地震に対する長野県の緊急消防援助隊として石川県珠洲市に派遣された上伊那広域消防本部の活動が終了し、23日に報告が行われました。
23日は第1次隊から4次隊までの中隊長らが伊那市役所を訪れ、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に活動終了を報告しました。
上伊那広域消防本部では合わせて58人が今月10日からきのうまで、長野県大隊として石川県珠洲市で活動を行いました。
第1次隊は10日の午前0時に出発し、13日まで捜索や救出活動などを行いました。
第2次隊は12日から16日まで活動しました。
珠洲市から金沢市までの約135キロの道のりを、8時間かけ、ケガをした人の搬送をしたということです。
第3次隊は15日から19日、第4次隊は18日からきのうまで土砂災害の現場での捜索活動などを行いました。
雪や雨の影響で活動できない日もあったということです。
白鳥連合長は「献身的に働いてくれて感謝します。これからも常に災害に備え、今回の活動を活かしてもらいたい」と話していました。
長野県大隊では172隊600人、上伊那広域消防本部では16隊58人が派遣されました。
-
みのわ祭り7月27日開催
今年のみのわ祭りの第1回実行委員会が22日、みのわパレスで開かれ開催日は7月27日、スローガンは「みんなのお祭り」に決まりました。
会場には委員約20人が集まりました。
今年新たに実行委員長に選ばれた栗原勇雄さんは「町民全員がなんらかの形でかかわりを持ち、楽しめる祭りにしたい。」と話していました。
去年のみのわ祭りは4年ぶりに町商店街と松島仲町を会場に行われ町民おどりには11連、約570人が参加しました。
今年のみのわ祭りは7月27日土曜日を予定していて実行委員会では今後イベント内容や開催時間などについて協議していくということです。 -
伊那小智組 伊那ケーブルで番組製作体験
伊那市の伊那小学校5年智組の児童はどのようにしてニュース番組が作られているのかを学ぼうと伊那ケーブルテレビジョンを23日訪れました。
社会見学に訪れたのは伊那小5年智組の児童34人です。
社会科の授業で番組制作を体験することでどのようにしてニュース番組が作られているのかを学ぼうと伊那ケーブルテレビジョンを訪れました。
この日は児童がアナウンサーやカメラマンを体験しました。
児童はカメラの使い方や原稿の読み方などについて社員に質問していました。
智組では今回の体験を元に、これまで総合学習の時間に学んだことを、今後映像にまとめて授業参観で発表するということです。 -
上農で八十二銀行と長野銀行が金融授業
お金に関する知識や判断力を身につけてもらう講座が19日に南箕輪村の上伊那農業高校で開かれました。
19日は1年4組の生徒41人が話を聞きました。
講師は八十二銀行伊那支店の清水口紀雄営業次長が務めました。
清水口さんは「資産形成にはリスクがあることを知った上で、将来に向けて準備していきましょう」と説明していました。
授業は、生徒が将来経済的に自立しより良い暮らしを送ることができるように、八十二銀行伊那支店と長野銀行伊那支店が共同で行ったものです。
-
山の遊び舎はらぺこ 園児がしょう油しぼり
伊那市手良の認定こども園山の遊び舎はらぺこで園児がしょう油しぼりを18日に行いました。
この日は園児およそ30人がしょう油しぼりを行いました。
去年5月に大豆や麦など50kgを仕込み、庭に作られた小屋に半年間寝かせていました。
きょうは作ったもろみを布の袋に入れてしょう油をしぼりました。
園児が順番に袋を入れたふねと呼ばれる木箱の上に乗り、しょう油が出ると園児たちは歓声を上げていました。
はらぺこでは毎年この時期にしょう油しぼりを行っています。小林成親園長は「発酵食品を作る面白さを感じて、自分たちで作ったものを味わってほしい」と話していました。
完成したしょう油は園児が持ち帰る他、一年を通して給食で使うということです。
-
東京芸術大学音楽部 市内中学生に合唱講習会
伊那市内の中学校の合唱部員が東京芸術大学音楽部の学生から合唱指導を受ける講習会が13日にいなっせで開かれました。
この日は東部中学校と春富中学校の合唱部の生徒25人が参加し芸大の声楽科の学生4人から合唱指導を受けました。
講習会では発声練習をした後、パートごとに分かれて練習をしていました。
芸大の学生は「音程を意識して歌ってください」「言葉を丁寧に言ってください」と指導していました。
伊那市では高遠町出身の伊澤修二が、東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で、伊澤修二音記念楽祭関連事業として東京芸大との交流を毎年行っています。
-
伊那市 自衛隊への情報提供 除外可能に
伊那市は、自衛官募集のために自衛隊に提供している市民の個人情報について、来年度から提供を望まない人は除外する方針を示しました。
これは、22日に市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。
現在伊那市では、自衛隊長野地方協力本部からの自衛官募集に関わる依頼で、18歳・22歳になる市民の個人情報を提供しています。
市は、情報提供を望まない人への配慮のため、来年度から除外申請を受け付けます。
来年度の申請期間は、4月1日から5月31日までの2か月間です。
市では、ホームページや市報で周知するということです。
-
ご当地お土産プロジェクト 木工製品が新登場
伊那市内の製造業者などでつくる「製造業ご当地お土産プロジェクト」は信州産木材と鹿の革をつかったキーホルダーを新しく販売します。
木工製品の商品化は今回が初となります。
こちらが信州産木材と鹿の革をつかったキーホルダー「生命のツブヤキ」です。
カモシカが「マジでゴミはもちかえれよ」、ライチョウが「おれらみせもんじゃねえんだわ」とつぶやいています。
材料には長野県産の間伐材や端材が使用されています。
ストラップの部分にはこちらも県産の鹿の革が使われています。
価格は1つ税込1,100円です。
22日は伊那商工会館で新商品の発表会が開かれました。
商品はキャラクターのセリフによって自然環境の課題を意識してもらおうと開発されました。
材料の調達から、加工、組み立てまですべてを地元で行うことで、間伐材の有効活用や輸送などによる環境負担の削減、雇用創出につながるということです。
「生命のツブヤキ」は22日から有限会社スワニーのオンラインショップで購入できます。
今後は、県内の山小屋や道の駅、土産店などで随時販売する予定です。
また新たなキャラクターも追加予定です。
なお、「製造業ご当地お土産プロジェクト」の商品は今回で第7弾となります。
-
駒ヶ根市長選挙 現職の伊藤祐三氏が再選果たす
任期満了に伴う駒ヶ根市長選挙が21日に行われ、無所属で現職の伊藤祐三さんが一騎打ちを制し、2期目の当選を果たしました。
伊藤さんは、無所属現職1期目で、駒ヶ根市福岡の63歳です。
得票数は伊藤さんが8,489票、新人で前市議会議員の松﨑剛也さんが6,659票で、1,830票差で再選を果たしました。
投票率は58.12%で、4年前の市長選を2.6ポイント下回っています。
伊藤さんの任期は、1月29日からの4年間となっています。 -
南箕輪村 能登地震被災地に給水車と職員派遣
能登半島地震の被災地支援として、南箕輪村は、職員と給水車を、きょう現地に派遣しました。
石川県羽咋市に派遣されるのは、建設水道課の職員、唐澤 稜さん、小森 稜矢さんの二人と、給水車1台です。給水車は加圧式で2,000リットルの給水ができます。
20日は、役場庁舎の玄関で出発式が行われました。
藤城栄文村長は「被災地に寄り添った支援をしてきてください」と激励していました。
また、出発式には職員など25人ほどが訪れ、一人ずつ二人に声をかけて送り出していました。
南箕輪村の被災地支援は、日本水道協会中部地方支部の災害時の相互応援協定の一環で行われるものです。
職員2人は21日から24日まで、被災地の石川県羽咋市で給水支援を行う予定です。 -
伊那中学校 マイチャレ発表会
伊那市の伊那中学校の生徒は、冬休み中にそれぞれが興味のあるテーマに沿って研究した「マイチャレンジ」の発表会を、22日に開きました。
22日は、全校生徒が縦割りのグループに分かれ、1~2年生が発表を行いました。
1~2年生は、「リンゴの変色を防ぐ液体は塩水以外に何があるか」や「睡眠中に見る夢は操作できるのか」「円安・円高とは何か」など、それぞれが興味を持った内容について調査しまとめたことを発表しました。
伊那中学校では、主体的に学ぶ力を養っていこうと、5年前から年3回の長期休みの課題として「マイチャレンジ」を実施しています。
3年生は、3年間のマイチャレンジを通して得たことを踏まえて、1~2年生にアドバイスを送っていました。
伊那中学校は、今年度から2年間、県が指定する「学びの改革パイオニア校」となっていて、22日は県内の教育関係者などが見学に訪れていました。
伊那中学校では、「お互いの研究結果を聞きあうことで、視野を広げるきっかけにして欲しい」と話していました。 -
中心商店街を盛り上げる 冬街ほっとガーデン
冬の伊那市中心商店街を盛り上げようと、温かい飲み物などを提供する冬街ほっとガーデンが21日に創造館で開かれました。
この日は、地元の飲食店など5店舗がホットコーヒーやホットワインなどを提供しました。
このイベントは、客足が落ち込む冬の伊那市中心商店街を盛り上げようと、西町の有志で作るイナマチヒトコネクトが初めて開いたものです。
訪れた人は、用意された焚き火のそばで飲み物を飲みながら温まっていました。
地元のジャズシンガーによる演奏も行われました。 -
小河内神社御筒粥 今年は七分一厘
箕輪町の小河内神社で今年の世の中や農作物の出来を占う御筒粥の神事が21日に行われ、今年の世の中は去年より二厘下がった七分一厘でした。
午前7時に、北小河内と南小河内の住民で作る総代会のメンバーが粥を炊き始めました。
神事は今年一年の五穀豊穣を願う小河内神社の祈年祭で行われています。
21本の葦の茎を束にして2升の米が入った釜で炊き、茎に入った米粒の数で占います。
午前9時過ぎに釜の中から筒が取り出されました。
占いは、宮司が神社の中で筒を割って行います。
結果、今年の世の中は七分一厘となりました。
農作物では水稲の中生、牛蒡、トマト、蕎麦が極上となっています。
-
VC長野 サントリーにストレート負け
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの21日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでサントリーサンバーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回は27日に岡谷市のスワンドームでウルフドッグス名古屋と対戦します。
-
池上秀畝生誕150年記念展をPR
伊那市高遠町出身の日本画家池上秀畝は今年生誕150年を迎えます。
県内の美術館・博物館などで企画されている生誕150年記念展のPRイベントが、7日に東京都の銀座NAGANOで開かれました。
イベントでは、長野県立美術館の他、伊那市内の美術館・博物館の学芸員らが話をしました。
池上秀畝は、1874年高遠町生まれの日本画家で、今年生誕150年となります。
生誕150年の記念展は、それぞれ異なる内容で、高遠町歴史博物館で2月23日から、信州高遠美術館で3月2日から、伊那市創造館で3月16日から、伊那文化会館で3月30日から、長野県立美術館では5月25日からそれぞれ開かれます。
県立美術館学芸員の松浦千栄子さんは「それぞれの美術館・博物館の視点で秀畝の魅力を掘り下げているのでぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛けていました。
-
上伊那地域 21日未明から積雪に注意
上伊那地域は21日の未明から朝方にかけて雨から雪へとかわり平地でも積雪がみられる予報となっています。
長野地方気象台によりますと、上伊那地域の天気は、雨から雪にかわり、21日の未明から朝方にかけて雪が降る予想となっています。
来週になると晴れる日が続きますが、気温が下がり氷点下10度近くになる日もあるということです。
-
VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの20日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでサントリーサンバーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
21日もホームでサントリーサンバーズと対戦します。