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北小河内漆戸常会で大文字下ろし
箕輪町北小河内の漆戸常会で、地区の安泰を願って建てられていた大文字の柱が、20日に地域住民によって下ろされました。
午前11時に、地域住民およそ20人が集まり、14日に建てられた大文字の柱が下ろされました。
柱は21日に下ろされる予定でしたが、雪の予報が出ているため、急遽20日に行うことになりました。
長さおよそ15メートルの柱を近くの漆戸集会所まで担いで運ぶと、付けられていた花飾りなどを取り外していきました。
漆戸常会の大文字は、およそ260年前から続いていて、町の無形民俗文化財に指定されている小正月の伝統行事です。
住民は花飾りを自宅に持ち帰り玄関などに1年間飾っておくということです。
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西箕輪上戸で大文字下ろし
20日は1年で最も寒さが厳しくなる頃とされる大寒です。
伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字」の柱が地域住民によって下ろされました。
午前5時10分、太鼓を打ち鳴らすと地域住民およそ70人が柱を建てた辻に集まりました。
20日の伊那地域の最低気温は午前5時18分に氷点下1.2度となりました。
住民たちは、ロープを引っ張りながら、さすまたを使いゆっくりと柱を下ろしていきました。
区内安全や五穀豊穣を願う、「大文字」は柱を毎年1月14日に建て、20日に下ろす江戸時代から続く上戸の小正月の伝統行事です。
巾着などの飾りが取り付けられた長さおよそ12メートルの柱がゆっくりと倒されました。
10分ほどで下ろされると、住民が巾着などを取り外していきました。
その後、住民たちに、お神酒が振舞われました。
取り外した巾着や花飾りは各自が家に持ち帰って玄関や神棚などに1年間飾っておくということです。
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箕輪町図書館 暖まりながら楽しむ取り組み開始
箕輪町図書館は、寒い冬を暖かい図書館で過ごしてもらおうと、かるたやカードゲームの館内貸し出しを始めました。
館内で借りて遊ぶことができるのは、4種類のかるたやカードゲームです。
図書カードを持っている人なら誰でも借りることができます。
町図書館では、寒い冬でも暖かい図書館にきて楽しんでもらおうと、こうした取り組みを始めました。
また、20日から2月9日まではこたつを出し、暖まりながらゲームを楽しむことができます。
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市民目線で情報を発信 「まち記者」募集
伊那市は、地域課題や魅力などを市民目線で情報発信する「まち記者」を募集しています。
本格的な活動を前に、新聞記事作成や動画制作のノウハウを学ぶ講座を開きます。
まち記者は、市民が取材をしながら地域に寄り添うボランティアの市民記者のことを言います。
伊那市の魅力や地域課題を発見したり、郷土愛の醸成や地域ブランドの磨き上げにつなげていこうというものです。
伊那市は、伊那ケーブルテレビを含む伊那記者クラブの協力を得て、記事の書き方や動画制作・人に伝わりやすい読み方などのノウハウを学ぶ講座を来月2日から伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaを主会場に5日間にわたり開きます。
新聞記事作成編は、記事の書き方や写真撮影のノウハウなどを学ぶ他、中心商店街でのインタビューを予定しています。
動画コンテンツは、動画制作0のノウハウを学び、音声放送は、基本的なアナウンススキルの習得や放送原稿の作成をします。
対象は高校生以上で受講料は無料です。
今月31日まで伊那市企画部地域創造課地域ブランド推進係で参加を受け付けています。
まち記者が取材した記事などは伊那市が検討しているオープンデータサイトで掲載する予定です -
大芝高原味工房みその寒仕込み
南箕輪村の大芝高原味工房などで販売するみその寒仕込みが行われています。
19日は、味工房の大豆班のメンバー4人が作業を行いました。
みそには地元産の大豆と米を使っています。
はじめに大豆を圧力釜でおよそ45分かけて炊き上げます。
作業は、去年の12月初旬から始まりメンバー10人が1日おきに交代で行っています。
大豆が炊きあがると機械ですりつぶし、大豆と麹を混ぜ合わせます。
その後、丸くして容器に投げ入れていきます。
投げることで空気をしめ出し、カビの発生を抑えられるということです。
19日は、およそ160キロを仕込みました。
今年は、およそ1・5トンを仕込む予定です。
作っているみそは、おばちゃんみそとして味工房やファーマーズあじ~なで販売しています。
また、村内の学校の給食でも使われています。
みそづくりは、味工房に加工施設ができた2002年から行われています。
その当初からみそ作りを行っている馬場良子さんは「一日元気に過ごせるよう味噌を使って欲しい」と話していました。
作業は、今月下旬まで行われる予定で、仕込んだみそは貯蔵庫で1年寝かすということです。 -
本町実業団 高遠桜だるま販売
2月11日に伊那市高遠町で行われる高遠だるま市に合わせ、商店主らでつくる本町実業団は「高遠桜だるま」を販売します。
本町実業団は、タカトオコヒガンザクラをあしらった「高遠桜だるま」を販売します。
色はピンク、赤、白、黒の4色で、大きさは17センチから28センチまでの3種類です。
福入・幸とかかれたもののほか、「合格」と書かれたものもあります。
価格は税込みで、小が2,200円、大が3,300円、特大が4,800円となっています。
予約はやなぎさわ呉服店で2月8日まで受け付けていて、当日販売も行う予定です。
(電話94-2203)
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園児が地元の材木で工作
伊那市の木育事業の一環で、上の原保育園の園児は19日に地元の材木を使った工作を行いました。
19日は上の原保育園の年長園児49人が、地元産の材木を使った工作に挑戦しました。
伊那市では、幼少期から木に親しんでもらおうと、保育園などで木育事業を行っています。
この日は市内4つの木工事業者と団体から8人が協力しました。
園児たちは材木を切ってもらったり、接着剤でくっつけながら自由に好きな作品を作っていました。
伊那市では「木の手触りなどを感じて、自然や森林などに興味を持ってほしい」と話していました。
今年度は、東春近保育園と高遠第2・第3保育園でも工作を行います。
完成した作品は各自家に持ち帰ったということです。
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今年1年の精進誓う
柔道や剣道など箕輪町の武道5団体の初稽古が8日、箕輪町民体育館と武道館で行われました。
初稽古を行ったのは空手道部、なぎなた部、フェンシング部、柔道部、剣道部の5団体です。
空手道部は今年、基本を大切に稽古に励んでいくということです。
なぎなた部は平穏な日常のなかで稽古ができることへの感謝の気持ちを大切にしていくということです。
フェンシング部は2028年に県内で開かれる国民スポーツ大会に向け強化を図っていきます。
柔道部はコロナ禍で出来なかった組手など基礎練習を行っていくということです。
剣道部は去年、合格率が20%といわれる6段を取得した部員を中心に全体のレベルアップを図るということです。
この日は5団体の部員が箕輪町武道館に集まり鏡開きの式で今年1年間の精進を誓っていました。
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国際ソロプチミスト伊那 車いす寄付
奉仕活動団体の国際ソロプチミスト伊那は伊那市の伊那中央病院にきょう車いす1台を寄付しました。
Nきょうは国際ソロプチミストの原孝子会長ら3人が中央病院を訪れ、本郷一博院長に車いすを贈りました。
今回は病院からの要望で高機能車いすが寄付されました。
定価でおよそ17万円でリクライニング機能や、後ろへの転倒防止機能が付き、畳んで収納できるものです。
集中治療室に置かれるということです。
国際ソロプチミストは女性の地位向上を目的に活動する奉仕活動団体です。
{原孝子 会長}
本郷院長は「これまで集中治療室には高機能車いすが無かったのでありがたい」と話していました。 -
赤穂総合学科新校 WS開催へ
県立高校の再編により総合学科になる赤穂高校について、新しい学校のあり方を考える一般向けのワークショップが今月、初めて開かれます。
17日に駒ヶ根市の赤穂高校で準備委員会が開かれ、委員がイベントの内容を確認しました。
一般向けとしては初めてとなるワークショップでは、参加者が6人ほどのグループに分かれ、事業者が作った新校のイメージをもとに学校のあるべき姿や機能を考えます。
事業者が提案している新校のイメージでは、教室などを4つの棟に分けて両端を道でつなぎ、片方の道を地域住民が気軽に出入りできるようにすることで生徒と地域とのつながりが生まれるようにしています。
ワークショップは今月26日午後6時に県看護大学で行われます。 -
山の遊び舎はらぺこ 写真展
伊那市手良の認定こども園「NPO法人山の遊び舎はらぺこ」の写真展が伊那図書館で開かれています。
会場には去年の春から秋にかけての園の活動を撮影した写真およそ60点が展示されています。
山の遊び舎はらぺこは自然の中での遊びを大切にしていて、現在およそ30人の子どもたちが通っています。
写真は縦40センチ横60センチの布に印刷されています。
写真展を始めた20年ほど前は森の中で開いていて、濡れてもよいように布に印刷したことがきっかけで、現在も同じスタイルを続けているということです。
「山の遊び舎はらぺこ」では、「自然の中で遊んでいる生き生きとした子どもたちの表情や姿を見てほしい」と話していました。
写真展は26日(金)まで伊那図書館で開かれています。
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ルビー結晶 低温での育成に成功
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校と長野市の信州大学工学部の共同研究者は、ルビー結晶の人工育成について新しいプロセスを世界で初めて発見し、これまでにない低温での育成に成功しました。
今月2日に、「ルビー単結晶の大幅な育成低温化」の成功に関する論文が世界的に権威のある雑誌に掲載されました。
18日は南信工科短大で論文の筆頭著者で講師の鮎沢俊輔さんが記者会見を行いました。
今回の研究は、南信工科短大の鮎沢講師と、信州大学工学部物質化学科の手嶋勝弥教授、林文隆准教授、山田哲也助教の4人が共同で行ったものです。
これまでルビー結晶の育成には1,100度の高温が必要でしたが、研究を進める中で、750度で育成できる課程を世界で初めて発見しました。
これまでより低い温度で育成ができることにより、SDGsに貢献できるほか、設備投資の費用も抑えられるということです。
今後はサファイヤなどの結晶育成に応用させていくということです。
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信大農学部 とうがらしウォームビズ
南箕輪村の信州大学農学部は、辛いものを食べて体を温め、暖房の使用を抑える「ウォームビズ」の取り組みを行っています。
農学部の食堂には、県内外の企業のとうがらし調味料が並べられています。
学生は、昼時になると麺や丼ぶりに調味料をかけていました。
ウォームビズは、辛い物を食べて体の中から温めると同時に、暖房の使用抑制に繋げようと、環境学生委員会が行っています。
調味料は10種類用意され、数種類を皿にとり、食べ比べる学生もいました。
ウォームビズは、調味料がなくなり次第終了するということです。
食堂は一般の人も利用することができ、営業時間は、平日の午前11時30分から午後1時30分となっています。
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伊那市人権擁護委員 委嘱・感謝状伝達
人権についての相談の対応や啓発活動を行う、伊那市の人権擁護委員の委嘱式と感謝状伝達式が18日に市役所で行われました。
この日は、新たに人権擁護委員に任命された、西春近の丸山勝治さんと、長谷の西村貢一さんに白鳥孝市長から委嘱状が伝達されました。
人権擁護委員は、人権についての相談の対応や啓発活動を行うもので、伊那市には10人います。
またきょうは、1期3年委員を務めた西春近の浦野博さんと長谷の中山俊博さんに感謝状が贈られました。
白鳥市長は「献身的な活動に感謝します。これからも人権擁護活動への支援をお願いします」と話し、委嘱された2人には「市民が安心して暮らせるような活動をしてください」と話しました。
新たに任命された丸山さんと西村さんの任期は、2027年までの3年となっています。
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宮田村の廃棄物最終処分場建設予定地 村が土地取得
宮田村で建設が計画されていた放射性物質を含む廃棄物最終処分場の建設予定地を村が取得することについての記者会見が16日開かれました。
これにより、建設計画は白紙となりました。
会見には、小田切康彦村長と村の顧問弁護士 長谷川 洋二弁護士が出席し、これまでの経緯を説明しました。
廃棄物の最終処分場は、南箕輪村に本社を置く産廃処理業者㈱ハクトートータルサービスによって、宮田村大久保にある、工場跡地に建設が予定されていました。
放射性物質を含む焼却灰や汚泥なども取り扱うというもので、2015年に計画が公表されて以降、地下水汚染や風評被害などの恐れがあるとし、地域住民や農家、経済・教育団体などから反対運動が起こっていました。
宮田村と隣接する駒ヶ根市で計画に反対する会が発足し、10万人以上の署名も集まりました。
こうした背景から、村は土地の買取を求めて2016年12月にハクトーとの交渉を開始、2019年7月には地方裁判所伊那支部に調停を申し立て、売買価格について交渉を進めてきました。
村が算定した土地の評価額は1億4,000万円ほどでしたが、
ハクトー側は当初、処分場を作った場合に10年間で見込まれる利益などから「15億円」の買取価格を提示していました。
新型コロナで交渉を一時中断しましたが、去年12月に村とハクトー間で廃棄物最終処分場事業の撤退と予定地の売却について基本合意しました。
合意内容は、取得する土地1万1,600平方メートルあまりを2億3,000万円で購入するというものです。
8年以上にも渡り続いた宮田村の大きな問題・・・
小田切村長は次のように話しました。
「この合意の締結で、長年の懸案事項だった問題が、
解決に向け大きく前進した」
村では手続きを早い段階で進め
1年以内の土地取得を目指すとしています。
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大谷翔平選手から届いたグローブ 児童にお披露目
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が全国の小学校に贈った野球のグローブが伊那市と箕輪町の小学校にも届き、17日お披露目されました。
伊那市の西箕輪小学校では、全校児童約370人が参加し贈呈の会が開かれました。
代表の児童がグローブを箱から出し、全校にお披露目していました。
グローブは、各校に右利き用2個と左利き用1個の3個が贈られました。
内側には大谷選手のサインが印字されています。
早速各クラスの代表児童がグローブをはめ、キャッチボールをしました。
グローブに添えられていた大谷選手からのメッセージを太田聖尚校長が読み上げました。
グローブは、12日に伊那市に届き、17日に市内15の小学校に届けられました。
西箕輪小学校では、授業で活用していくということです。 -
伊那地域 最低気温-7.4度を記録
17日の伊那地域は放射冷却の影響で最低気温が氷点下7.4度となり冷え込みました。
17日の伊那地域の最低気温は、午前7時3分に平年並みの氷点下7.4度を記録しました。
長野地方気象台では、あす以降は平年より暖かい日が続き寒さが和らぎますが、23日から24日にかけて冬型の気圧配置が強まり再び冷え込むと予想しています。
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箕輪町 災害時の外国人支援研修会
阪神淡路大震災の発生から17日で29年となります。箕輪町は、地震などの災害に備え、外国人支援についての研修会を17日、役場で開きました。
研修会には職員や地域住民などおよそ100人が参加しました。
講師は、愛知県在住で外国人支援を行っているNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会の土井佳彦代表がつとめました。
土井さんは「災害情報の多くは日本語で発表され、外国人は避難する必要性が理解できなかったり、生活情報を得る事ができていない。
多言語で情報を発信する事が大切だ」と話していました。
また避難所においても「文化や宗教などを理解し、食事の提供で配慮が必要だ」と話していました。
箕輪町では、阪神淡路大震災が発生したきょうに合わせ、この研修会を企画しました。
町内には、ブラジル人やフィリピン人、ベトナム人などおよそ800人が暮らしているという事です。
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新型コロナ 上伊那135人 全県1,236人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
17日発表の8日から14日までの届け出状況は、上伊那は135人で定点あたり16・88人、
全県は1,236人で定点あたり14・05人でした。
17日発表となった8日から14日の保健所ごとの患者数は、
伊那保健所は135人、飯田保健所で164人、諏訪保健所で162人、上田保健所で138人、
佐久保健所105人、長野保健所で93人、北信保健所で91人、松本保健所で52人、
木曽保健所で26人、大町保健所で19人長野市で118人松本市で133人、全県で1,236人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の13.88人に対し16・88人で増加
全県は12.61人が14・05人で増加しています。
県内の16日午前0時時点の入院者数は367人でうち中等症は65人、重症は1人です。
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ゲートボールの初打ち楽しむ
ゲートボールの新春初打ち大会、サンシャインカップが8日、南箕輪村の大芝公園屋内運動場で開かれました。
大会には上伊那をはじめ、県内から12チーム約70人が参加しました。
1試合30分で6試合が行われ、チームごと作戦をたてながら、得点を競い合っていました。
人工芝の大芝公園屋内運動場は、土のグラウンドと比べて球の転がりが早く、慣れるまでは苦戦する人が多いということです。
大会は南箕輪村ゲートボール連盟が主催したものでゲートボール用品などを扱う松本市のサンシャインスポーツが運営をサポートして開かれました。
結果は松本市のチームが6試合全勝し優勝しました。。
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箕輪町公民館けやき学級 古田人形芝居の歴史学ぶ講座
箕輪町公民館は古田人形芝居の歴史について学ぶ公開講座を12日に地域交流センターで開きました。
12日は箕輪町公民館ふきはら大学院を卒業した人が対象の、けやき学級のおよそ25人が受講しました。
講師は箕輪町郷土博物館の井澤はずきさんが務めました。
古田人形芝居はおよそ300年前から上古田地域を中心に伝承されてきた箕輪町を代表する民俗芸能で、長野県の選択無形民俗文化財に指定されています。
井澤さんは「幕末になると全国的に狂言が流行し、古田人形は衰退していった」と説明していました。
明治に入り上古田で上演された芝居のほとんどが狂言であったことがわかる手記も残されているということです。
昭和36年、1961年に「古田人形芝居保存会」が発足したことで、箕輪中学校や箕輪西小学校で伝統が受け継がれるようになったということです。
講座では、2023年12月の定期公演の様子が上映されました。
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伊那市観光協会 児童に保科正之のマンガ
一般社団法人伊那市観光協会は伊那市高遠町の高遠小学校の5年生に旧高遠藩藩主保科正之のマンガ冊子を16日プレゼントしました。
この日は「名君保科正之公の大河ドラマをつくる会」幹事会の北原紀孝会長や伊那市観光協会の職員が高遠小学校を訪れ、5年生の児童に保科正之のマンガ冊子を手渡しました。
冊子には保科正之の生涯が描かれていて、A5サイズの16ページです。
北原さんは「保科正之のことを学び、歴史に興味を持ってください」と話していました。
児童は「地域の歴史についてもっと学びたいと思った」と話していました。
伊那市観光協会は歴史を知り郷土愛を深めてもらおうと毎年市内の小学5年生に保科正之のマンガ冊子をプレゼントしています。
今後、市内15校の小学5年生へおよそ600冊贈るということです。 -
オリンパス 長野事業場辰野に新工場完成
内視鏡など医療機器の製造・販売を行うオリンパス株式会社の主要生産拠点のひとつ、辰野町の事業場に新棟が完成しました。
新棟は辰野町伊那富に建設されました。
鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は1万6千平方メートル、敷地面積は約8ヘクタールです。
内視鏡の小型電子部品を製造している工場が老朽化していることから、機能を移転させ、安定した生産供給体制を構築しようと新たに建設されました。
災害時の事業継続力強化のため免震構造を採用しているほか、従業員の働きやすさ向上につなげようとコミュニケーションラウンジを設置しました。
150人から200人が勤務する予定で、新棟建設に伴う採用はありません。
16日は現地で竣工式が行われ、関係者が完成を祝いました。
今後、製造設備の移転を行い、今年9月から稼働する予定です。
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伊那市長谷春日さん宅 切り干し大根作り
伊那市長谷の春日孝徳さん夫妻は、冬の寒さを利用して作る保存食、切り干し大根作りを行っています。
作業を行っているのは、長谷非持の春日孝徳さん89歳です。
15年ほど前から、自宅で切り干し大根を作っています。
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西部保育園 繭玉飾り
南箕輪村の西部保育園の園児は農作物の豊作を祈る飾りもの「繭玉飾り」を16日作りました。
この日は年長の園児32人が繭玉を作りました。
米粉2kgを使いお湯と混ぜて捏ね、ゆでた後に食紅を混ぜあわせ色を付けました。
途中、年中や年少の園児も見学に来ました。
園児たちはそれぞれ丸めて、用意した木に繭玉を飾り付けました。
西部保育園では今週末まで飾るということです。
また、作った繭玉の半分は年長の園児で食べました。
西部保育園では「いっぱい食べて元気に過ごしましょう」と話していました。
なお、これまでは地域住民を招いて鳥追いの行事「ほっぽんや」も併せて行っていましたが、地域住民の高齢化などを理由に繭玉作りだけになったということです。
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南箕輪村 物価高騰の影響を受ける対象世帯へ給付金
南箕輪村は、国の交付金を受け、食料品やエネルギー価格などの物価高騰の影響を受けている世帯を対象に、給付金を支給します。
15日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を示しました。
村では、国の物価高騰対応臨時交付金を受け、住民税の均等割のみを納めている世帯を対象に、1世帯あたり10万円を給付する予定です。
村では283世帯、事業費およそ2,830万円を想定しています。
また、低所得者の子育て世帯への給付として、住民税均等割の非課税者のみで構成される世帯などを対象に18歳以下の児童1人あたりに対して5万円を給付する予定です。
村では190人、事業費およそ950万円を想定しています。
村では2月、または3月から対象世帯への給付が開始できるよう準備を進めているということです。
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日本の音を未来にコンサート 21日に開催
伊那市のいなっせジュニア和楽器講座に通う子どもたちや地元奏者による「日本の音を未来にコンサート」が、21日(日)に開かれます。
14日は、いなっせで本番を前にリハーサルが行われ、演奏する曲を練習しました。
「いなっせジュニア和楽器講座」は、伊那市と南箕輪村の小中学生35人が受講しています。
去年8月から月に1回練習を重ね、コンサートでは2曲を披露します。
コンサートには、福島県出身のプロの箏奏者で「箏男」として活動する大川義秋さんがゲスト出演し、子どもたちと一緒に演奏します。
他に、地元の和楽器奏者も出演します。
講座を開く日本の音を未来に実行委員会の伊東忍代表は「子どもたちと楽しく心を一つにして演奏したい」と話していました。
日本の音を未来にコンサートは21日(日)午後2時から伊那市のニシザワいなっせホールで開かれます。
入場は無料です。
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中曽根の獅子舞 4年ぶりに披露
地域や区民の今年1年の安泰や無病息災を願う、箕輪町中曽根の獅子舞が4年ぶりに披露されました。
14日は中曽根獅子舞保存会のメンバーおよそ30人が区内の八幡社や辻など5か所で獅子舞を披露しました。
最初に八幡社で舞を奉納しました。
中曽根の獅子舞は、箕輪町の無形民俗文化財に指定されていて「肇国の舞」や「剣の舞」など5つの舞で構成されています。
毎年小正月に行われていますが、新型コロナの影響で2021年から中止していて、今年は4年ぶりとなりました。
八幡社での奉納を終えると、地区内の辻で3か所で雌獅子2頭の舞合わせを披露しました。
それぞれの辻では、地域住民が集まり、獅子舞を見物していました。
舞が終わると集まった人たちは獅子に頭を噛んでもらい、今年1年の無事を願っていました。 -
北小河内漆戸常会で大文字建て
箕輪町北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、大文字建てが14日行われました。
朝8時、住民約20人が区内の辻に集まりました。
長さ約15mの柱に、色紙で作った花飾りや、太陽に見立てた赤い板、松や榊の枝を飾り付けました。
花飾りは、4年ぶりに住民で集まって作ったということです。
漆戸常会の大文字は、およそ260年前に天竜川の水害を鎮めるために始まったとされていて、町の無形民俗文化財に指定されています。
飾り付けが終わると一気に柱が建てられました。
漆戸常会の大文字は21日の午前8時におろされる予定です。 -
引持の獅子舞 地区の安泰願う
伊那市高遠町引持に伝わる「引持の獅子舞」が14日、地域住民に披露され、集まった人たちが地区の安泰や無病息災を願いました。
14日は引持生活改善センターで、4年ぶりに獅子舞が披露されました。
引持の獅子舞は獅子とひょっとこが一組となって舞います。
かつては朝まで飲み明かしながら日の出を待ち地区の安泰を願う「お日待ち」の行事で舞っていたということです。
現在は地区の30代から60代の住民ら22人で作る引持獅子舞保存会が行っています。
途中、ゆったりとした舞から荒々しい舞に変化します。
獅子が体についたノミを食べるユニークなしぐさもありました。
会場には地域住民約40人が集まり、今年一年の家内安全や無病息災を願っていました。