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非核訴え平和行進
核の廃絶を訴える上伊那地区非核平和行進が30日に行われ、参加者は辰野町から伊那市までを行進しました。
行進をしたのは上伊那の市町村や企業の労働組合でつくる上伊那地区労働組合会議です。
南箕輪村役場では参加者を代表して役場の清澤鈴さんが決意表明をしました。
田中俊彦副村長は「行政としても平和な社会実現のために努力していきます」と話していました。
30日は辰野町から伊那市までを、31日は宮田村から中川村までを行進し、2日間で39kmを歩くということです。
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最高気温37度 今季1番の暑さ
29日の伊那地域の最高気温は、37度まであがり、今季1番の暑さとなりました。
29日の伊那地域は、午後2時17分に最高気温が37度まであがり、今季1番の暑さとなりました。
観測史上最も高かったのは2018年の37.2度で、それに迫る暑さとなりました。
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場では、会社の同僚と訪れたという近くに住む男性3人が、ビールを飲んで暑さをしのいでいました。
川では、岐阜県から来たという親子連れが水遊びを楽しんでいました。
長野地方気象台によりますと、30日と31日は平年並みの気温になると予想していますが、その後2週間ほどは34度前後で推移するとみています。 -
南箕輪村議会臨時会 モバイルトイレ購入など3議案可決
南箕輪村議会臨時会が29日に役場で開かれ、モバイルトイレ1基の購入に伴う財産の取得など3議案が可決されました。
モバイルトイレは、通常時は大芝高原を訪れた人が、有事の際は避難者が利用できるものです。
車でけん引することができ、上下水道に未接続でも使用が可能です。
スロープ付きのため、車いす利用者も使用することができます。
予算額は1,500万円で、今年度けん引に使用する車両も購入する計画です。
村では、これまでトイレが近くになかった公園南東のキッズ遊具付近に設置する計画です。
臨時議会では他に、南箕輪小学校の北校舎の外壁改修工事の請負契約の締結についてと、クラウドファンディング型ふるさと納税特設サイト開設に伴う一般会計補正予算案がそれぞれ可決されました。 -
伊那市小沢でクマが罠にかかる
伊那市小沢の住宅地で29日、雄のクマの幼獣が罠にかかっているのが見つかりました。
クマは、人身被害の恐れがあるため駆除されるということです。
クマが罠にかかったのは、小沢の西天竜発電所北側の倉庫です。
クマが罠にかかっていました。
この場所は、小阪洋治さんが倉庫として使っている建物です。
付近に熊とみられる足跡があったことから、今月中旬に罠を設置していました。
近所の人から、28日夜から29日朝にかけて罠から動物の鳴き声がすると連絡が入り、駆け付けたところクマが罠にかかっていました。
小阪さんは、この場所でニホンミツバチを飼育していて、巣箱は壊されていました。
長年飼育していて、初めてだということです。
県の鳥獣対策専門員や信州大学農学部の助教、市の担当者や獣医師も駆け付けていました。
クマは、麻酔を打たれると、10分ほどでおとなしくなり、体重や大きさなどのデータをとっていました。
その結果、クマは2歳の雄とみられ、体重は22キロ、全長1メートルほどでした。
付近では、クマの目撃情報が複数件寄せられていて、鳥獣対策専門員は「目撃されているものと同じ個体かは分からない。まだ別の個体がいることも考えられるため、引き続き付近を歩く時は鈴やラジオなど音の出るものを持ち歩いてほしい」と注意を呼び掛けています。 -
伊那市が解決金50万円で調停成立へ
伊那市内の中学校を長期欠席していた生徒の父親が、伊那市などに損害金の支払いを求め調停を申し立てていた件で伊那市教育委員会は、解決金50万円を支払うことで調停を成立させることを29日、明らかにしました。
伊那市議会臨時会が市役所で開かれ解決金50万円を予算計上する議案が賛成多数で可決されました。
概要は令和4年に長期欠席していた生徒の保護者と中学校の間でいじめの有無について認識の食い違いがあり、その話し合いの過程で教諭が保護者から暴力を振るわれる傷害事件が発生しました。
伊那市では当事者間のみで話し合いによる解決は困難だとして調停による解決を求めましたが不調となり、市は調停申し立てを取り下げました。
その後生徒の父親が伊那市などを相手に中学校の不十分な対応が原因で生徒が長期欠席になったとして損害金の支払いを求め調停の申し立てをしていたものです。
調停条項として、市が解決金50万円を支払うこととなり次の調停で合意が成立する見通しです。
福與雅寿伊那市教育長は「生徒を裁判に巻き込む形にならず、話し合いで早期に解決することが最も望ましいことと考えていました。この生徒が学校に登校できるような指導が十分にできなかったことについては改めてお詫びを申し上げたいと思います。」とコメントしています。
市議会臨時会ではほかに市の職員が起こした交通事故により損害賠償の額を定め和解する議案が全会一致で可決されました。
事故は今年3月伊那市長谷で市の職員が運転する車がセンターラインをはみ出し反対車線から走ってきた上伊那郡内の法人の車と衝突したものです。双方にけがはありませんでした。
損害賠償額は269万円余りで全額保険会社から支払われるということです。
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第35回みのわ祭り 町民集う
第35回みのわ祭りが27日、松島仲町周辺を主会場に開かれ、多くの人で賑わいました。
熱中症対策のため、去年より2時間遅い午後3時から始まりました。
今年は、「みんなのお祭り」をスローガンに、ステージ発表や宝投げなど様々な催しが行われました。
メインステージでは、箕輪中学校吹奏楽部の発表や姉妹友好都市の東京都豊島区の東京よさこいなどが出演し会場を盛り上げていました。
国道153号で行われた町民おどりには、小学校や地元企業など13団体、およそ630人が参加しました。
おどり開始前の激しい夕立のため30分遅く始まりましたが、みのわ天竜音頭や箕輪ワクワクソングを元気に踊っていました。
みこし大行進では、威勢のいい掛け声と共に3団体が練り歩きました。
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プロの奏者招き 森の音楽祭
日本のプロ奏者を招いて演奏を聞く「みなみみのわ森の音楽祭」が、27日と28日の2日間、南箕輪村で行われました。
2日目の28日は、はじめにプロの奏者11人と県内のアマチュア12による交流演奏会が行われました。
これは、村政150周年記念事業の一環で行われたもので、会場にはおよそ200人が訪れ演奏を楽しみました。
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伊那市地蜂愛好会 蜂追い大会
伊那市地蜂愛好会は、地蜂とよばれるクロスズメバチを追って巣を探す蜂追い大会を伊那市ますみヶ丘の市民の森で28日開きました。
餌となるイカの切り身を森の中に仕掛けておくと、クロスズメバチがやってきます。
目印をつけた餌を蜂に抱えさせます。
巣まで餌を持ち帰る蜂を追いかけます。
蜂を追いかけておよそ20分、巣を見つけました。
蜂追い大会には、伊那市地蜂愛好会の会員や一般50人が参加しました。
28日は、蜂の研究をしているという人たちも訪れていました。
伊那市地蜂愛好会は、伊那谷の蜂追い文化を後世に伝えていこうと、毎年大会を開いています。
28日は5つの巣を見つけたということです。
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みのわ祭り 前日準備
2024みのわ祭りが27日に、箕輪町内で行われます。
26日は、祭りに向け準備が行われていました。
今年の祭りは、熱中症対策としてこれまでより開始時間を2時間遅らせて午後3時から始まります。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を午後2時50分からご覧のチャンネルで生中継します。 -
夏休みイベント!進徳館夏の学校
夏休中の子ども達を対象にしたイベントが、各地で行われています。
伊那市高遠町では、「進徳館夏の学校」が26日から始まりました。
進徳館夏の学校には、高遠小学校と高遠北小学校の児童およそ60人が参加しました。
31日までの4日間の日程で、夏休みの宿題をしたり、高遠の歴史や文化にふれる催しが行われます。
初日の26日は、孔子像の前に児童が座り、孔子の言葉を集めた論語を素読しました。
進徳館は、江戸時代の終わりに開校した高遠藩の藩校で、現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二など多くの教育者や政治家を輩出しました。
進徳館夏の学校は、31日まで行われ、30日には縄文人体験を、31日には経木の灯篭づくりを企画しています。 -
ぐるっとタクシー 運行状況
伊那市の地域公共交通会議と公共交通協議会の合同会議が12日に市役所で開かれ、昨年度のぐるっとタクシーの運行状況が報告されました。
ぐるっとタクシーの昨年度の延べ利用者数は2万9485人で、前の年度と比べ、およそ1000人増加しました。
去年の12月に運行エリアの見直しを行い、西春近と 富県・東春近間の移動が可能になりました。
しかし、一部地域では希望時間に合致せず利用できなかったケースが増加したため、1月に車両の再配置が行われました。
伊那市では「利便性を高めるため、効率の良い運行を事業者と作り上げていきたい」と話していました。 -
伊那VALLEY映画祭 28日まで
映画を通して地域の宝や価値を見出そうと開かれている伊那VALLEY映画祭が伊那市のかんてんぱぱ西ホールで26から3日間の日程で始まりました。
初日の26日はふるさと・民俗をテーマにした7作品が上映されました。
伊那ケーブルテレビ制作の「ありがとう~かあちゃんの10年」などの3作品も上映されました。
上映後には番組を制作した鹿児島洋一ディレクターと出演した宇津孝子さんがトークをしました。
宇津さんは「子どもが育つのが大変な世の中になっているが、あなたを大切に思っているというメッセージを大人から発信してほしい」と話しました。
伊那VALLEY映画祭は伊那の地域おこしを目的に文化や歴史を知ってもらおうと開かれ、今年で6年目です。
3日間で14本の映画や番組が上映されます。
あすは戦争の記憶、明後日は教育をテーマにした作品がいずれもかんてんぱぱ西ホールで午前9時半から上映されます。
入場は無料です。 -
上農高校ネパール派遣 パネル展
今年3月に南箕輪村の上伊那農業高校の生徒5人が農業人材育成の為にネパールに派遣されました。
伊那市の伊那図書館では写真をまとめたパネルの展示が行われています。
会場にはネパールへ派遣された上農高校の生徒が見聞きした内容をまとめたパネルが展示されています。
26日は派遣された3人の生徒が展示されたパネルを見ていました。
ネパールへの派遣は、県や信州大学農学部、上伊那農業高校が連携し、ネパールの農業高校との交流をさらに発展させ、地域の課題解決に取り組む人材の育成を図ることを目的に行われたものです。
上農高校2・3年生の生徒5人は今年3月に、およそ一週間滞在しました。
展示は伊那図書館で8月9日金曜日まで行われています。 -
伊那市 おむつシェアリング試験的に実施
伊那市は、子どもの成長に伴い不要になったおむつを回収し、必要な人にシェアできるサービスを始めました。
25日に市役所で開かれた手定例記者会見で、白鳥孝市長が概要を説明しました。
伊那市では、ウェブ上で物を譲り合うことができるサービス「こころむすび」を運営しています。
普段はウェブ上でのやり取りですが、子育て中の親が気軽に利用し地域でのつながりを広げてもらおうと今回は試験的に直接物のやり取りをします。
子どもの成長でサイズが合わなくなったおむつは子育て支援センターなどに集め、上の原子育て支援センターと西箕輪子育て支援センター、伊那市役所子育て支援課から誰でも持ち帰ることができます。
回収は、子育て支援センターのほか伊那市役所1階の子育て支援課や、伊那図書館などで受け付けています。
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弥生男子ソフトボール部 インターハイへ
伊那市の伊那弥生ケ丘高校男子ソフトボール部は、27日から長崎県で開かれる全国高校総体、インターハイに出場します。
25日は、選手ら11人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場を報告しました。
伊那弥生ケ丘高校ソフトボール部には1年生から3年生まで21人が所属していて、先月開かれた県大会で優勝し、インターハイ出場を決めました。
インターハイへの出場は、去年に続き2年連続です。
この日は、1人1人目標を話し、健闘を誓いました。
インターハイのソフトボール競技は、27日から長崎県で開かれ、弥生は29日に宮城県代表と滋賀県代表の勝者と対戦します。
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かき氷店エール堂27日にオープン
今月27日、伊那市小沢にかき氷店「エール堂」がオープンします。
エール堂では地元産の旬の果物を使った自家製シロップをかけたかき氷を提供します。
25日はエール堂を開業する山本晶子さんが報道関係者に店のPRをしました。
伊那市内の農家が農薬を可能な限り抑えて作ったいちごを使ったおすすめ商品「情熱エールいちご」は税込み1,500円です。
ほかには昔ながらのかき氷など500円から提供することにしていて17種類あります。
かき氷は屋外のベンチのほか、建物の中で食べることもできます。
山本さんは大阪府出身で教員として勤務していました。
2022年に伊那市の教育環境や自然に惹かれ家族とともに移住してきました。
かねてより、かき氷店を開くのが夢で伊那商工会議所の創業支援を受け開業することになりました。
店の名称、エール堂には地域の人たちを応援したいという思いがあり、かき氷とともに応援メッセージを添えて提供することにしています。
かき氷店エール堂は伊那市小沢で27日に開業し気温にもよりますが10月上旬まで営業する予定です。
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有機給食導入を考える
有機栽培の農産物を学校給食で提供する取り組みについての講演会、有機給食お話し会が15日、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで開かれました。
お話し会では中川村の給食調理員として勤務し、定年退職後は地産地消コーディネーターとして活動している富永由三子さんが話をしました。
富永さんは「安心安全な給食とは誰が、どのようにして作った食材かが分かることです。有機給食を導入するには学校、農家、自治体の連携が必要だ」と話していました。
お話し会は女性が自立し生活できる社会づくりを目指しているグループ「暮らすroom`sプロジェクト」が開いたもので、会場には生産者や行政関係者約50人が集まり話を聞きました。
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夏休みに福祉体験「なつチャレ」
小学生から高校生が夏休みに福祉の活動を体験する「なつチャレ」が25日に伊那市西箕輪の障がい者支援施設、大萱の里で行われました。
なつチャレには、伊那市の小学2年生から高校生までの12人が参加しました。
福祉車両の体験では、車いすに乗る人、車いすを押す人、福祉車両を操作する人に分かれていました。
施設の職員から、動かすときには声をかけてあげましょうと教えてもらっていました。
車いすの体験では、電動と手動の車いすに乗り、レースをしてタイムを競いました。
夏の福祉体験「なつチャレ」は、福祉の仕事や地域との関わりを知ってもらい、興味を持ってもらおうと伊那市社会福祉協議会が毎年開いているものです。
施設の入居者が実際に使っている電子楽器で演奏もしました。
振るだけで音が出る機械や、画面を押してギターやベースの音を鳴らしていました。
音楽は、入居者のストレス緩和などに効果があるということです。
なつチャレは26日・27日行われ、伊那市発祥の木の笛ユカイナ作りや防災食調理体験が行われる予定です。
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ヒトコトデザイン 市内の学校に本を寄贈
伊那市手良のデザイン会社株式会社ヒトコトデザインは市内の小中学校にデザインのアプリケーションの解説書を寄贈しました。
19日はヒトコトデザインの小澤純一社長が市役所を訪れ、福與雅寿教育長に目録を手渡しました。
解説書は市内の全ての小中学校21校に贈られます。
小澤さんはデザインについて学び、表現の幅を広げてもらおうと今回本を寄贈しました。
今後は希望する学校でデザインについての授業を行うということです。
福與教育長は「子どもにも表現力が求められている時代です。各校で活用したい」と話していました。 -
高校野球 赤穂 準決勝サヨナラで敗れる
第106回全国高校野球選手権長野大会の準決勝が24日行われ、赤穂は長野俊英に5対4の9回サヨナラで敗れました。
松本市のセキスイハイム松本スタジアムで、赤穂は決勝戦進出をかけ長野俊英と対戦しました。
赤穂は1対1の同点で迎えた6回表、ノーアウト1・3塁のチャンスから5番福島のタイムリーで1点を挙げ2対1とします。
赤穂のスタンドでは野球部員や保護者に加え、かけつけた生徒180人が声援を送りました。
この回は、さらに7番唐澤にもタイムリーが出て3対1としました。
6回の裏、長野俊英は1アウト2・3塁、センター前の当たりで2人が還り3対3の同点とします。
3対4と1点リードされて迎えた8回表、赤穂は5番福島の2塁打でチャンスをつくります。
このチャンスに7番唐澤が1塁を抜けるあたりを放ち、1点を挙げ再び同点とします。
同点で迎えた9回裏、長野俊英は、1アウト、1・2塁からセンター前に打球が飛ぶと2塁ランナーが生還し5対4のサヨナラで勝利しました。
64年ぶりの甲子園出場をめざした赤穂は、おしくも準決勝で敗れました。
準決勝もう1試合は長野日大・小諸商業が勝利し、長野俊英対長野日大の決勝は27日に松本市で行われます。
伊那ケーブルテレビでは、決勝戦の模様を27日の午後7時から122チャンネルで録画放送する予定です。 -
土用の丑の日 店は対応に追われる
24日は土用の丑の日です。
伊那市上新田でざざむしなどの珍味を販売する、つかはらでは朝から鰻の蒲焼の注文に追われていました。
24日は、3代目店主の塚原慎也さんが鰻を焼いていました。
24日の1日でおよそ500人前の鰻の蒲焼の予約が入っているということです。
店は毎週水曜が定休日ですが、土用の丑の日にあわせて臨時営業し、午前6時半から焼き始めたということです。
店内には予約の紙が貼り出されていました。
静岡県産の鰻を使い、3代続く秘伝のたれにつけて焼いていきました。
作業中にも注文の電話が入ってきます。
予約した時間になると、来店した客が鰻を購入していました。
つかはらでは、今年の土用の丑の日は、予約が分散したということであわせて1,000人前の注文が入っているということです。
鰻の蒲焼は一人前2,300円で予約制となっています。
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伊那新高 新たな校舎使用案示す
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の新たな校舎の使用開始について長野県教育委員会は新たに2つの案を示し、生徒や保護者を対象にアンケートを実施しています。
伊那新校の新たな校舎の使用開始時期に関するアンケートは、工事の影響を受ける伊那北、弥生の1年生とその保護者、教職員を対象に23日から行っています。
伊那新校は2028年の開校を予定していて、校舎は伊那北高校の校地に建設されます。
従来案は、2027年12月から工事を始め、弥生に仮設校舎を設置します。
工事期間中は全生徒が弥生に通い、新たな校舎の使用開始は2030年4月としています。
新案1は、2027年10月から工事を始め、伊那北に仮設校舎を設置します。
2029年1月から一部の校舎の使用を始め、全ての校舎の完成は2031年5月としています。
新案2は、従来案を1年前倒ししたもので新たな校舎の使用は2029年4月としています。
新案1は、新校開校以前の在校生はそれぞれ伊那北と弥生で卒業を迎える年次統合を想定していて、従来案と新案2は、開校時に在校生が新校に転校する一斉統合を想定しています。
アンケートの結果は8月下旬から9月上旬に予定している懇話会で示されます。
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新型コロナ週報 上伊那84人・県内1,089人確認
24日発表の新型コロナウイルス感染症の7月15日から21日の週報です。
上伊那は84人、全県は1,089人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり12.38人で増加しています。
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南箕輪小4年2組 炭焼き体験
総合的な学習で炭について学んでいる南箕輪村の南箕輪小学校4年2組は24日に大芝高原で炭焼きを体験しました。
炭焼きは木炭などの製造・販売を行う株式会社伊那炭化研究所の井上芳樹社長から教わりました。
24日は簡易キットを井上社長が用意しました。
児童は、大芝のアカマツを入れて焼いていきました。
南箕輪小4年2組では、総合的な学習で炭について学んでいます。
授業の中で、児童から炭を焼くところが見たいという意見が出たことから井上社長に協力を呼びかけたということです。
およそ80キロ分のアカマツが入ると蓋をして1時間蒸し焼きにしました。
およそ960度にまで熱くなった炭を児童たちは、金属製の密閉容器に移し替えました。
冷めると炭が完成するということです。
出来上がった炭は後日、取りに行くということです。
4年2組では炭を消臭剤として活用する予定です。
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優秀安全運転事業所 表彰伝達式
安全運転や交通事故防止に努めたとして、伊那警察署管内の4つの事業所が自動車安全運転センター優秀安全運転事業所表彰を受賞しました。
11日は伊那警察署で伝達式が行われました。
銀賞には、伊那市上牧の株式会社オートパル上伊那が選ばれました。
銅賞には伊那市西箕輪の佐川急便株式会社伊那営業所、南箕輪村大芝の株式会社マシンエンジニアリングの2つの事業所が選ばれました。
伝達式には欠席しましたが、箕輪町木下の北勢運送株式会社長野営業所は金賞を受賞しています。
優秀安全運転事業所表彰は自動車安全運転センターと長野県警が行っているものです。
県内138事業所が対象で、そのうち57事業所が受賞しました。
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赤穂高校 準決勝に向け練習
夏の全国高校野球長野大会は24日に松本市で、準決勝が行われます。
47年振りのベスト4に進出した駒ヶ根市の赤穂高校は、長野俊英高校と対戦します。
この日は、準決勝に向け駒ヶ根市の南割公園アルプス球場で練習をしていました。
赤穂野球部は、20日の試合に勝利し、47年振りのベスト4を決めました。
練習では守備や実践的なバッティングなどを行いました。
高重陽介監督は、3年前の高遠高校時代にも選手をベスト4に導いています。
赤穂高校では、あすの試合にバス4台、希望者およそ180人で応援に行くということです。
47年振りのベスト4に勝ち進んだ赤穂高校野球部。
昭和35年以来の甲子園出場まであと2勝です。
インタ(監督・主将)
あすは第4シードの長野俊英と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、準決勝2試合を午後7時から122chで録画放送します。
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㈱キタキン 箕輪中に楽器寄付
金属材料の加工・販売をしている箕輪町沢の株式会社キタキンは、箕輪中学校の吹奏楽部にホルンを22日に贈りました。
この日は、株式会社キタキンの北田信明社長が箕輪中学校を訪れ、赤羽隆校長に目録を手渡しました。
贈呈式のあと、吹奏楽部が贈られたホルンも使い演奏を行いました。
株式会社キタキンは、八十二銀行の地方創生SDGs応援私募債を発行しました。
この私募債は引受手数料の一部が割引されていて、その割引分で学校などに物品を寄贈することができます。
北田社長は自身も弦楽器のビオラを趣味にしていて、去年も吹奏楽部に楽器を贈っています。
箕輪中吹奏楽部は、来月9日に伊那文化会館で開かれる県大会が控えています。
赤羽校長は「地域の応援に応えられるよう、コンクールを頑張ってください」と話していました。
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伊那市景観協議会 発足
伊那市の景観形成に取り組む伊那市景観協議会が6月27日に発足しました。
この日は伊那市役所で設立総会が開かれました。
総会では、現地視察や風景街道情報の収集・発信など今年度の事業計画が承認されました。
会長には、西箕輪ふるさと景観住民協定者会の山口通之さんが選ばれました。
山口さんは「ふるさとがより良いものになるように取り組んでいきたい」と話していました。
協議会は地元住民など30人で構成され、地域の特性を生かし調和のとれた景観形成の推進を図ります。
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主力品目 スイートコーンの出荷始まる
上伊那の野菜の主力品目の一つ、スイートコーンの出荷作業が始まっています。
南箕輪村の上伊那野菜選荷場には上伊那全域で収穫されたスイートコーンが、段ボールに入れられた状態で運び込まれてきます。
トラック一台につき1本皮をむいて品質を確認します。
集荷しているのは、粒が黄色のイエローコーンと白と黄色がまじったバイカラーコーンの二種類です。
今年は梅雨の影響で1週間ほど生育が遅れていますが、品質は良いということです。
スイートコーンは上伊那の主力品目の一つで、出荷量は県内で3番目です。
去年は約4万7千箱を出荷しました。
集められたスイートコーンは冷蔵庫で冷やされ、愛知や岐阜、大阪、東京などに出荷されます。
出荷のピークは今週末から8月初旬までで、今年は5万箱を目指すということです。
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休眠預金を活用し食糧支援事業
上伊那8市町村の社会福祉協議会は、金融機関に預けられ10年以上取引がない「休眠預金」を活用し、長引くコロナ禍や物価高騰で困っている世帯を支援する食糧支援事業を行っています。
23日は、伊那市の障害者就労支援事業所コスモスの家で、利用者2人が食料品の箱詰め作業をしました。
休眠預金は、金融機関に預けられたまま10年以上取引のない預金のことです。
上伊那8市町村の社会福祉協議会では、休眠預金を活用して困窮世帯に物資を支援する取り組みを昨年度から行っています。
今年度は、来年2月までの月1回支援を行います。
食材や生活用品段ボール1箱分が届けられます。
対象は新型コロナの特例貸付の償還免除世帯など上伊那の約300世帯です。
梱包作業は上伊那8つの障害者就労支援事業所が1箱500円で行います。
事業費は約1,280万円で、物資の購入や梱包作業代、運送代などに充てられます。
23日梱包した20箱は、社協に生活相談に訪れた困窮世帯に直接手渡すということです。