-
ゆうあいマーケット 対象エリア竜東に拡大
伊那市は、食料品などを自宅まで配送する買物支援サービス「ゆうあいマーケット」の対象エリアに、2日から竜東地区の9地区を追加しました。
これにより、西箕輪、西春近、西部地区以外で利用が可能となりました。
2日から対象地区に追加されたのは、手良、美篶、東春近、野底、福島、美原、若宮、前原、仙美の竜東地区の9地区です。
ゆうあいマーケットは、市内対象エリアの登録者が、伊那ケーブルテレビや電話を利用して食料品などを注文すると、ドローンや自動車を使って集落支援員などが自宅まで届けるサービスです。
平日の午前8時30分から10時30分までに注文すると、その日の午後2時から5時30分までに自宅の玄関先まで商品が届きます。
利用は事前登録制で、きのう現在101世帯が登録しています。
お試し期間として、新たに追加された地域の住民は今日から30日まで月額利用料の1,000円が無料になります。
市によると、昨日現在新しいエリアで登録した世帯は6世帯となっています。 -
箕輪町のソフト3チームが全国出場
箕輪町の3つのソフトボールチームが長野県大会で優勝し全国大会に出場します。
29日、全国大会に出場する40歳以上のミノワオールスター壮年と50歳以上のミノワオールスター実年、68歳以上ハイシニアの南信州SSCの4人が箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に全国大会出場の報告をしました。
山浦秀一さんは壮年の監督で実年の選手、関喜芳さんは壮年の代表で実年の選手です。
壮年は3年連続、実年は9年ぶり4回目の全国出場となります。
南信州SSCは2年ぶり4回目の全国出場でキャプテンの山岡廣好さんと代表の毛利福美さんが出場のあいさつをしました。
全日本壮年ソフトボール大会は21日から東京都で、全日本ハイシニアソフトボール大会は21日から兵庫県で開かれます。
全日本実年ソフトボール大会は台風10号の影響で日程、開催場所とも未定です。
-
箕輪町の児童民生委員 絵本を寄贈
箕輪町の民生児童委員は、町防災交流施設みのわBASEに絵本を8月21日に贈りました。
8月21日は、箕輪町の民生児童委員の浦野幸子副会長らが、みのわBASEを訪れ原弘道副施設長に絵本を手渡しました。
絵本は、キッズスペースの本棚に置いてもらい、多くの親子に施設を利用してほしいと委員の家庭で不要になったものを持ち寄ったものです。
破れていないことや汚れていないことが条件で、58冊が集まりました。
みのわBASEでは、絵本の貸し出しはせず、施設内で利用を予定してるということです。
-
台風10号は熱帯低気圧に 南部では大雨警戒
長野地方気象台によりますと、台風10号は1日正午に熱帯低気圧になりました。
今夜遅くから南部で大雨となる可能性もあるとして注意を呼びかけています。
台風10号は、1日正午に熱帯低気圧になり、東海から北陸に向かって北上する見込みです。
2日の午後6時までの24時間に降る雨の量は南部の多いところで80ミリと予想されています。
長野地方気象台では、これまでの雨で地盤の緩んでいるところがあり、2日夕方にかけて土砂災害にも注意が必要だとしています。
-
自転車の安全利用呼びかけ
長野県警から自転車の安全利用に取り組む「信州グッドチャリダーモデル校」に指定されている南箕輪村の上伊那農業高校で29日、街頭啓発が行われました。
街頭啓発は交通死亡事故多発警報発令に伴い行われたもので、伊那警察署の署員3人が自転車の安全利用を呼びかけました。
県内では8月14日から20日までに5件の交通死亡事故が発生していてそのうち1件は、自転車が関係する事故だということです。
街頭啓発では自転車を運転する際はヘルメットをかぶることや、ライトをつけるなど安全運転を意識づけるキーホルダーが配られました。
上農は自転車の安全利用に取り組む「信州グッドチャリダーモデル校」に指定されていて、伊那署では「ルールを守って自転車を運転し模範となってもらいたい」と話していました。
-
体験型のキャンプイベント
小学生を対象にした体験型の1泊2日のキャンプイベントが箕輪町のながた自然公園キャンプ場で31日、と1日の2日間行われました。
イベントは、学校・学年の垣根を越え、様々な体験をすることで、探究力やコミュニケーション能力など、目に見えない力「非認知能力」を身につけてもらおうと伊那青年会議所が企画したものです。
キャンプには、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学生40人が参加しました。
ながた自然公園キャンプ場を会場に、カレーづくりや流しそうめんのほか、虫探しやランタンづくりなど、自然の中で様々な体験イベントを子どもたちが2日間楽しみました。
2日目の1日は5つのグループにわかれ箕輪町の間伐材などを使ったベンチ作りに挑戦しました。
31日から製作していて、1日は仕上げです。
子どもたちは鑢をかけたり、ネジを締めたりして幅2メートル高さ1メートルのベンチを作りました。
完成すると子どもたちは、ベンチに腰掛け、かき氷を味わっていました。
子どもたちが製作したベンチは、ながた自然公園キャンプ場で利用されるということです。
-
迷走台風にりんご農家は困惑
速度が遅く進路の予想が難しい台風10号に伊那市のりんご農家は困惑しています。
収穫時期となり、9月1日からの営業を予定していたりんご狩りは延期することを決めました。
みはらしファームりんご狩り園主会代表の笠松悟さんです。
31日、台風接近を前にりんごの状況を確認していました。
9月1日から一般客を受け入れる、りんご狩りを予定していましが、台風の影響が予想されるとして、1日と2日は休園することにしました。
笠松さんは、9月3日以降の受け入れについては今後の台風の動きを見て判断することにしています。
31日午後3時現在の予想で、台風10号は今夜から1日にかけて紀伊半島に停滞し、その後熱帯低気圧となり2日午後3時に福井県に達する見通しです。
長野地方気象台では、県内で今夜からあす午前中にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険が急激に高まる可能性があるとして注意を呼びかけています。
-
ブロック玩具で創造力を養う
ブロック玩具を組み立てて創造力を養う催しが伊那市で駄菓子などを販売している店、「本と駄菓子と、、、それぞれ」で18日開かれました。
催しには小学生とその保護者など約20人が集まりました。
組み立てかたを教えたのは、ブロック玩具のテーマパークで内装を担当したり組み立て方の教室を開いていた東京都の舘岡文彬さんです。
この催しは店の経営者が親戚の舘岡さんに依頼し、地域の子どもたちにブロック玩具のおもしろさを知ってもらおうと開いたものです。
舘岡さんは「組み立て方を工夫することで、自分の好きなものを作ることができ創造力を養うことにつながります。」と話していました。
参加した子どもたちは、ブロック玩具で遊んだり、自分の好きな形に組み立てたりして楽しんでいました。 -
伊那小フェス 児童がブース出展
伊那市の伊那小学校の児童が総合学習を活かして様々なブースを出店する「伊那小フェス」が31日開かれました。
伊那小フェスでは、12のクラスが日頃の学習で学んだことを活かしてブースを出店しました。
このうち、魚や川の環境について学んでいる6年仁組は、水族館をテーマに、金魚すくいをまねたゲームや水槽の展示などを行いました。
林での暮らしを楽しもうをテーマに学習している6年智組は、手作りのピザを窯で焼いて提供していました。
調理をメインに活動している6年勇組は、班ごとに考えたオリジナルの焼きおにぎりを販売しました。
伊那小フェスは、PTAが主体となって実行委員会を作り去年から行っています。
伊那小フェス実行委員会では、「学習の発表の場としてこれからも続けていきたい」と話していました。
-
安産や良縁祈願 二十二夜様
安産や良縁、学業成就などを祈願する二十二夜様が、25日に伊那市高遠町で行われました。
西高遠島畑の二十二夜塔は天女橋のたもとの岩場にあります。
25日は、訪れた人たちが賽銭を入れて手を合わせていました。
二十二夜様は、毎年旧暦の7月22日に行われる願い事の月待ちの行事です。
祭壇に供えられた、ろうそくを持ち帰り、陣痛になったら火をともすと、ろうそくが燃え尽きるまでに丈夫な子どもが生まれるといわれています。
妊婦の家族が安産祈願に訪れていました。
島畑の二十二夜様は地区の町内会が毎年行っていて、訪れた人は安産や家内安全、商売繁盛などを祈願していました。
-
伊那地域で大雨の可能性
台風10号は30日、午後3時現在、愛媛県付近を東に進んでいます。
長野地方気象台によりますと、台風は9月1日の午前中には熱帯低気圧に変わるということですが、県内では3日頃まで大雨になる可能性があるということです。
長野地方気象台によりますと、台風10号は四国の愛媛県付近を東に進んでいて、31日には高知県方面へ向かう予想です。
9月1日には熱帯低気圧に変わるということですが、雨雲が残ることから伊那地域でも大雨になる可能性があるということです。
この影響で、南箕輪村は30日、9月1日に予定していた防災訓練の中止を決めました。
伊那市と箕輪町は29日に中止を決めています。
高速バスは、新宿・伊那飯田線の上りについては30日、午後3時現在終日運休、下りについても午後6時台までの便については運休となっています。
長野地方気象台では、9月3日頃までは大雨に注意するよう呼び掛けています。
-
外国籍の子どもの勉強をサポート
外国籍の子どもの勉強をサポートする取り組みが箕輪町で行われています。
22日は、地域交流センターみのわで勉強会が開かれました。
参加したのはフィリピンとベトナム国籍の中学生2人と、7月に日本に来たばかりの10代の女性1人です。
参加者は、数学や理科、日本語を教わっていました。
この取り組みは、外国籍の人を言語面で支援する団体「多文化LIFE」が企画しました。
多文化LIFEは、箕輪町多文化共生コーディネーターの入倉眞佐子さんが立ちあげた団体です。
今回は、夏休みの宿題や学校の授業をサポートしようと開かれました。
夏休み中で帰省していた長野工専1年の手塚善さんもボランティアで参加しました。
学校に通う外国籍の子どもたちの多くは、日常会話はできるが、テストの問題文を読み取るのが難しいと入倉さんは話します。
多文化LIFEでは今後、放課後などにも活動できるよう取り組んでいきたいと話していました。
-
石仏灯ろう作り体験会
経木を使って石仏灯ろうをつくる体験会が、伊那市高遠町の高遠小学校で30日に行われました。
30日は、高遠小学校の5年生と6年生の児童が石仏灯ろうづくりに挑戦しました。
体験会は、江戸時代の石材加工職人「高遠石工」や地元産のアカマツを使った経木など伊那市の文化などについて知ってもらう機会にしようと伊那市観光協会が企画したものです。
このうち5年生の児童は、用意された紙に高遠町内にある代表的な5つの石仏の中から1つ選び、なぞって絵を描きました。
縦40センチ、横15センチの経木3枚をつなぎ合わせ、描いた絵を貼り、ペットボトルが入る大きさの筒状にしました。
最後にLEDライトを入れて完成です。
製作した灯ろうは、石仏が数多く残されている建福寺で来月22日・23日に行われるライトアップイベントで展示されます。
-
7月月間有効求人倍率 1.18倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、前の月を0.05ポイント上回る1.18倍となりました。
7月の月間有効求人数は3,111人、月間有効求職者数は2,633人で、月間有効求人倍率は1.18倍となりました。
全国は1.24倍、県は1.31倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として3か月連続で判断を据え置いています。
また来年3月卒業の新規高校卒業者の求人数は726人で前の年と同じです。
求職者数は367人で前の年に比べて8.3%増加し、求人倍率は1.98倍と前年同期を0.16ポイント下回りました。
企業の選考・内定開始のスケジュールは9月16日からとなっています。 -
ぶどう園「雅秋園」営業始まる
箕輪町福与のぶどう園「雅秋園」の今シーズンの営業が30日から始まりました。
広さおよそ1ヘクタールの果樹園では、12種類のぶどうを栽培しています。
30日は、雅秋園の園主、浦野崇さんが収穫作業に追われていました。
ぶどう狩りは2020年から中止し、直売所のみの営業となりました。
今年は、気温が高く、寒暖差もあり、糖度が早く増したということで、例年より2日早く営業を始めました。
直売所には採れたてのぶどうが並びます。
直売所では、強い甘みと独特の香りがするポートランドや甘みと程よい酸味のあるデラウェア、濃厚な甘さで皮にはポリフェノールが多く含まれているナガノパープルが購入できます。
品種にもよりますが、1パック800円から販売しています。
初日は、地元の人たちが訪れ好みのぶどうを買い求めていました
浦野さんは、梨や洋梨も栽培しています。
今後の台風の進路や影響を心配しています。
雅秋園の営業は、10月上旬までで時間は午前9時から午後6時までとなっています。 -
開山200周年 東駒ヶ岳に看板設置
伊那市と山梨県北杜市にまたがる南アルプスの駒ヶ岳の山頂に伊那市と山梨でそれぞれ親しまれている名称「東駒ヶ岳」「甲斐駒ヶ岳」の看板を28日に設置しました。
この日は伊那市の白鳥孝市長や伊那市と北杜市の職員およそ20人が看板を設置しました。
伊那市側には、東駒ヶ岳と表記した看板が新たに設置されました。
また北杜市側にあった甲斐駒ヶ岳と書かれた看板も今回新しいものに更新されました。
最後に白鳥孝市長がネジを締めつけ設置が終了しました。
山梨県北杜市では「お互いの呼び名を記した立派な看板なので一つのシンボルとして見てもらいたい」と話していました。
設置された看板は天然カラマツを使った高さ55cm、幅110cm、重さ10kgで、上部は木の形を活かすことで山の稜線を表現しています。
東駒ヶ岳の看板は伊那市の職員と地域おこし協力隊の合わせて3人がこの日登山道を交代しながら4時間かけて運びあげました。
南アルプスの駒ヶ岳は伊那では東駒ヶ岳として親しまれ、山梨などでは甲斐駒ヶ岳と呼ばれています。
今回の看板設置は伊那市側から東駒ヶ岳への登山道が開かれて200年を記念し行われました。 -
9月28日に通り町商店街周辺で吞みあるきイベント
伊那谷の地酒を味わうことができる呑みあるきイベントが、9月28日に伊那市荒井の通り町商店街周辺で行われます。
29日は、伊那商工会館で記者会見が開かれ、実行委員会が概要を説明しました。
「第27回信州伊那街道秋の呑みあるき」は、9月28日(土)の午後4時から7時30分まで行われます。
伊那市荒井のセントラルパーク、いなっせ北側広場、通り町商店街を会場に、伊那谷の地酒を味わうことができます。
29日現在で、辰野町から中川村の11社が参加することになっていて、およそ60の銘柄を楽しむことができます。
ほかに、ローメンやおたぐりなどの屋台が並びます。
イベントへの参加には、チケットが必要です。
12枚綴りの試飲チケットで、前売券は税込み2,500円で、市内の酒店や参加する蔵元などで来月2日から販売を開始します。
前回は、前日までに完売し、当日券が無かったということで、前売券の購入を勧めています。
詳しくは、酒文化いたや、電話72-2331までお問い合わせください。
-
モバイルクリニック 妊産婦健診専用車両導入
伊那市は、オンライン診療の機能を持ったモバイルクリニックで妊産婦健診専用車両を来年度に導入します。
29日は市議会全員協議会が市役所で開かれ、概要が説明されました。
モバイルクリニックは移動診療車が患者の家に向かい、車内でテレビ電話を通じて医師の診療を受けることができるものです。
伊那市は火曜日・水曜日・土曜日を一般診療、月曜日に妊産婦健診を行っています。
令和5年度からモバイル分娩監視装置を導入したことで運行件数が伸び、昨年度から6月までの稼働率は117%となりました。
予約が取りづらく、運用が難しくなってきているため専用車両を導入するということです。
事業費は今年度と来年度合わせて4,000万円となっています。
伊那市では「今までの週1日ではなく、健診日も増やせるよう検討していきたい」としています。
妊産婦健診専用車両の導入は来年度の予定です。
-
台風10号 9月1日に最接近か
台風10号は29日午後4時現在、九州を北上しています。
長野県には、早ければ9月1日の昼過ぎに最も近づく予想となっています。
長野地方気象台によりますと、台風10号は勢力を弱めながら九州を北上していて、その後進路を東に変え本州に向かってくる予想となっています。
早ければ9月1日の昼過ぎに、遅くても3日の朝に最も長野県に近づく予想です。
この影響で、伊那市と箕輪町では9月1日に予定していた防災訓練を中止しました。
南箕輪村では30日の午前中に判断するということです。
長野地方気象台では、強い風や雨に注意するよう呼び掛けています。
-
伊那市議会開会 27議案提出
伊那市議会9月定例会が29日に開会し、今年度の一般会計に8億8千万円を追加する補正予算案など27議案が提出されました。
主な事業のうち、物価高騰の影響を受ける子育て世帯に対して対象児童1人あたり1万円を給付する臨時特別給付金におよそ1億円。
市民税非課税の75歳以上の人に冬の暖房費の支援として現金1万円を給付する事業におよそ8300万円などとなっています。
市議会9月定例会は9日から11日に一般質問、20日に委員長報告と採決が行われます。
-
シルバーリハビリ体操指導士を要請
高齢者の介護予防として考案されたシルバーリハビリ体操の指導士養成講習会が29日、伊那市保健センターで開かれました。
シルバーリハビリ体操は日常生活の動作に必要な筋肉や関節の動きを保つために考案されたものです。
講習会には約20人が参加し体操を体験していました。
指導にあたったのは体操の普及活動を行っている石川県の理学療法士、石田修也さんです。
石田さんは「この体操は、がんばりすぎないようにすること、効果があらわれなくてもあきらめないことが大切です。」と話していました。
伊那市では昨年度からシルバーリハビリ体操指導士の養成を行っていて今回が2年目の取り組みとなります。
参加者は介護予防について6回の講習を受け指導士に認定された後はボランティアとして普及活動を行うことになっています。
-
上農生がアレチウリ駆除作業
上伊那農業高校の生徒が26日、伊那市荒井の小沢川沿いでアレチウリの駆除作業を行いました。
作業を行ったのは上農里山コースの2年生21人です。
小沢川が流れる伊那市荒井の地区役員がアレチウリの繁殖を防ぐ活動を行っていることを知り、協力したものです。
アレチウリは北米原産の帰化植物で繁殖力が強く生態系に影響を及ぼすため、国から駆除すべき特定外来生物に指定されています。
秋に種をつけることから、繁殖を防ぐためこの時期に駆除が行われます。
上農里山コースでは、アレチウリを和紙を作るための原材料として活用できないか研究していくということです。
-
こども計画策定 アンケート調査結果報告
箕輪町が令和7年度施行を目指す、こども計画策定に向けたアンケート調査結果が27日に報告されました。
今の自分に満足しているかとの問いに、小学生は66.3%、中学生は55.4%があてはまると回答しています。
27日は、こども・若者審議会が役場で開かれ、委員や町職員などおよそ30人が出席しました。
審議会では、こども計画策定に向け町内の小学6年生、中学2年生、17歳、19歳から30歳までの若者を対象にアンケート調査を行いました。
今の自分に満足しているかとの質問についてあてはまると回答したのは、小学生は66.3%、中学生は55.4%、17歳は61.3%、若者は59.5%でした。
ほとんどの対象で、女性よりも男性の方が割合が高いことがわかりました。
安心できる場所については、小学生は家庭との回答が88%を超えたのに対し、若者世代では家庭が73.6%、次いで自分の部屋が60.9%とより狭い空間を挙げています。
出席者はアンケート結果を参考にしながら、目指すべき町の姿について話し合いました。
参加者からは「こどもに主体性がある町」、「安心・安全な町」、「こどもの権利を守れる町」などの意見が出されていました。
27日に出た意見は事務局がとりまとめて案を作成し、次回10月29日の審議会で示す予定です。
-
伊那市ローカル人材育成セミナー 女性キャリア編
自分について理解し、やりたいことをできる力を培う、伊那市ローカル人材育成セミナーの女性キャリア編が28日に防災コミュニティセンターで開かれました。
28日は、およそ20人が参加しました。
最初に、体と心のバランスを整えるためのリフレッシュヨガを行いました。
首を回して肩の凝りをほぐしたり、息を吐きながら体を揺らしてリラックスさせていきました。
ワークショップでは、南箕輪村在住でキャリアコンサルタントの富岡順子さんが毎回講師を務めます。
参加者は最近あった自分の喜怒哀楽を書き出していきました。
富岡さんは「表情や態度、言葉を変えると行動も変わる。不機嫌より機嫌よく生きる方がパフォーマンスは上がる」と説明していました。
このセミナーは、伊那市が国の交付金を活用した、ローカル人材育成事業として令和5年度から令和7年度にかけて行っているものです。
今年度は女性キャリアをテーマにしています。
ワークショップと、ヨガ、SNS、お金についてなどの講座がセットになった内容で全4回となっています。
セミナーの最後には、ヨガで呼吸を整えながら疲れた心を鎮めていきました。
次回は9月18日にSNS講座が開かれます。
-
「かぜすず風作品展」300点展示
伊那市御園のイラスト作家伊藤勉さんによる「かぜすず風作品展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、動物や自動車、人物、ハロウィンなど300点のイラストが並んでいます。
ほかにも展示会場のかんてんぱぱホールや伊那公園を舞台にしたものなどもあります。
伊藤さんはペンネーム「かぜすず風」で活動しています。
イラストは副業で個人や企業からの依頼を受け制作している他、オリジナル作品の販売をしています。
制作方法は、手書きした下絵をコンピューターに取り込み、色付けをして仕上げているという事です。
伊藤さんは「作品を見て笑顔になってもらえればうれしいです」と話していました。
かぜすず風作品展は9月3日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
新型コロナ週報 上伊那108人確認
28日発表の新型コロナウイルス感染症の8月19日から8月25日の週報です。
上伊那は108人、全県は1,105人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり12.56人で上昇しています。
-
交通死亡事故多発警報発令で街頭啓発
箕輪町交通安全協会は、交通死亡事故多発警報が発令されたことを受け交通安全を呼びかける街頭啓発を28日に行いました。
28日は、出勤時間にあわせおよそ10人が国道153号箕輪バイパスで街頭啓発を行いました。
町交通安全協会が箕輪町交番と町役場の職員と協力しドライバーや歩行者に交通安全を呼びかけていました。
県内では今年1月から8月27日までに40件の交通死亡事故が発生していて、このうち1件が今年6月に伊那市で発生しています。
今月14日から20日までに県内で5件の交通死亡事故が連続で発生したことを受け、交通死亡事故多発警報が発令されました。
発令期間は29日までとなっています。
-
信州大学と南箕輪中 カビの交配実験
南箕輪村の南箕輪中学校科学技術部3年生の生徒は、信州大学農学部でカビの交配実験を行っています。
26日は初回の実験が行われました。
行っている実験は、カビである麹菌の仲間「アスペルギルス菌」を使った交配実験です。
エンドウ豆の交配で遺伝の法則を見出したメンデルの実験をカビで行うものです。
異なる色のカビの胞子を水溶液の入ったマイクロチューブに入れます。
振動させて混ぜ、プレート上にスポイトで接種しフタをします。
これを30度の一定の温度で培養させます。
カビの交配によって次の世代がどうなるかを観察します。
生徒たちは夏休み前に理科の授業でメンデルの法則を学びました。
科学技術部顧問の矢口紘史教諭が、覚えるだけでなく体験しながら理解してほしいと、信州大学との連携で実験が行われました。
実験は9月中旬までにあと3回行われます。
-
町郷土博物館 9月にリニューアルオープン
老朽化が進み工事が行われていた箕輪町郷土博物館のリニューアルオープンが、9月28日に決まりました。
27日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、担当職員が概要を説明しました。
昭和49年(1974年)に開館した町郷土博物館は老朽化が進み、去年4月からリニューアル工事を行っていました。
リニューアル後は新たにエントランスや図書・講座室が設置されます。
また、入館料が無料になりました。
記念イベントとして10月5日から東京国立博物館から借用して風神雷神図屏風(高精緻複製品)と夏秋草図(高精緻複製品)展示されます。
オープン当日の9月28日にはセレモニーで古田人形芝居保存会による三番叟の奉納やテープカットが予定されています。
-
17とりどり祭に向け高校生が合宿
11月に伊那市の高校2年生が主体で開く賑わい創出イベント「17とりどり祭」の実行委員は24日から合宿を行い、聞き取り調査やイベントの内容の検討を行いました。
初日は実行委員会のメンバーらが5グループに分かれ伊那市街地を散策しました。
高校生は商店街について店主に話を聞いていました。