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退職公務員連盟上伊那支部 タオル寄付
元教諭や元自治体職員などでつくる長野県退職公務員連盟上伊那支部は新品のタオル70枚を伊那市社会福祉協議会に1月24日寄付しました。
この日は長野県退職公務員連盟上伊那支部の唐木孝さんら3人が福祉まちづくりセンターを訪れ、松澤浩一事務局長に新品のタオル一箱を渡しました。
上伊那支部には元教諭や元自治体職員など、会員およそ200人が所属していて、地域貢献活動などを行っています。
去年8月に開いた総会で会員が家にある新品のタオルを持ち寄り、今回寄付しました。
タオルは市社協を通じて福祉施設に配られ、入浴の介助などに役立てられるということです。
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消防通信指令業務の共同運用 実施計画まとまる
上伊那広域消防本部は、松本と諏訪の広域消防本部との2034年の通信指令業務の共同運用に向けた実施計画をまとめました。
19日、伊那市役所で上伊那広域連合議会全員協議会が開かれ、柿木淳一消防長が実施計画について報告を行いました。
計画では、来年度、消防事務の連携や協力についての検討組織を立ち上げ、協議を始めるということです。
また全協では他に、広域連合の唐澤直樹事務局長が箕輪町のクリーンセンター八乙女での遺失物の不適切処理について説明と謝罪を行いました。
これは去年7月、クリーンセンター八乙女の職員が搬入されたごみの中から出てきた現金5万2千円を飲食代として使用したもので、その後使用した5万2千円を弁済したものです。
広域連合の唐澤事務局長は「心より深くお詫び申し上げます。マニュアルの作成や研修を行い、再発防止に努めていきたい」と謝罪しました。
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カメラリポート 伊那谷のざざ虫
伊那市中央の中村昭彦さん。
中村さんが食べているのは、、、
天竜川で捕れたざざ虫の佃煮。
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南箕輪村 来年度予算案過去最高77億円
南箕輪村は過去最高となる77億8,000万円の来年度、令和6年度の一般会計当初予算案を20日に発表しました。
この日は南箕輪村役場で来年度予算案の概要についての記者会見が開かれ、藤城栄文村長がリモートで説明しました。
藤城村長は「令和5年度までほかの自治体は予算が増えてくる中で村は節制をしていた。大芝高原は事前に計画をたてたりビジョンを作ったりと準備をしてきたのでしっかりと投資をしていきたい」と話していました。
来年度は「いつまでも幸せに暮らせる村に」をテーマに掲げ、将来にわたって村の活力を維持していくために積極的な投資をしていくとしています。
また、地域コミュニティの持続や公園の整備、子育て環境の充実などを村政150周年記念事業と位置付けています。
主な新規事業は大芝高原の新しい遊具設置やLEDライト設置に9,900万円。
大泉地区への公園新設や南原公園の整備に3,400万円。
村民の負担軽減のため、資源ごみの立ち合いを外部委託する事業に725万円などとなっています。
また、継続事業として大芝の赤松の主伐や遊歩道整備などに4,900万円。
物価高騰による保育園給食の材料費や小中学校の給食費の補助に4,600万円などとなっています。
令和6年度の一般会計当初予算案は、今年度より9億8,000万円多い77億8,000万円となっています。
一般会計当初予算案は29日に開会する村議会3月定例会に提出されることになっています。
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伊那の農家民泊PR「伊那民泊」ロゴ完成
伊那市観光協会は、伊那地域での農家民泊をPRしようと、「伊那民泊」と描かれたロゴを制作しました。
20日は伊那谷民泊協議会の役員が伊那市役所でロゴをお披露目しました。
重なり合う山と、太陽、高遠の桜で伊那谷を表現しています。
伊那市観光協会では、県内の他の地域との差別化を図り伊那をPRしようと「伊那民泊」のロゴを制作しました。
ロゴはHPやチラシのほか、今後、民泊で訪れた人に配布・販売する軍手や手ぬぐいのデザインにも活用する予定です。
農家民泊は、農家に泊まり田舎暮らしを体験するもので、伊那市は主に都市部や海外の小中学校の教育旅行を受け入れています。
今年度は国内から6校、海外から5団体を受け入れました。
受け入れ家庭は、3月末までに70軒になる見込みです。
なお、ロゴは伊那市観光協会の会員企業から募集し、4案の中から選定されました。
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春の高校伊那駅伝 懸垂幕設置
来月24日に行われる春の高校伊那駅伝をPRする懸垂幕が、伊那市役所に飾られています。
懸垂幕は、長さ11メートル、幅1メートルです。
春の高校伊那駅伝は、今年で男子第46回、女子は第40回を迎えます。
今回の大会には男子134チーム、女子58チームの合わせて192チームが出場予定です。
大会は3月24日(日)、伊那市陸上競技場を発着に、女子は午前10時、男子は午後0時10分にスタートします。
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西春近北小 親子がそば打ち体験
伊那市の西春近北小学校の親子有志は1月27日、そば打ちに挑戦しました。
西春近公民館でそば打ち体験が行われ、7組の親子が参加しました。
西春近北小学校では毎年、PTAが主体となり、希望者が学校近くの畑でそばを栽培しています。
収穫したそば粉を使って、そば打ち体験を10年ほど前から行っています。
地元の春近そばの会のメンバー3人が指導にあたり、参加者が、水回しからそば切りまでを体験しました。
春近そばの会のメンバーは「水回しが一番大切です。全体に水が行きわたるようにしてください」などとアドバイスしていました。
児童たちは、薄く伸ばしたそばの生地を包丁で切り分け、1人が5食分のそばを完成させました。
作ったそばは、それぞれ自宅に持ち帰り味わったということです。
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最高気温20℃ 2月観測史上最高
20日の伊那地域の最高気温は4月下旬並みで、2月の観測史上最も高い20度となり暖かい一日となりました。
伊那市の伊那東小学校では休憩時間に児童がサッカーをして遊んでいました。
この日は前線が南下し暖かく湿った空気が入り、最高気温は平年に比べ10度以上高く4月下旬並みの20度でした。
2009年の19.3度を上回り2月の観測史上最も暖かい日となりました。
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ナイスハートバザールin箕輪
上伊那にある障害者福祉事業所の利用者が製作した商品などを販売するナイスハートバザールin箕輪が箕輪町のベルシャイン箕輪店で17日に開かれました。
今年は上伊那の5つの事業所がブースを出店しました。
ナイスハートバザールは施設利用者の工賃アップを目的にNPO法人長野県セルプセンター協議会が開くものです。
伊那市の伊那ゆいま~るは手作りペットボトル入れやエコバッグなどを販売しました。
伊那市のゆめわーくは、専用の機械で織った布で作ったポーチやぬいぐるみなどを販売しました。
南箕輪村のチャレンジセンター笑顔の時間は、鹿の革を使った手作りの革製品を販売しました。
NPO法人長野県セルプセンター協議会では、事業所が作っている製品を地域の人に知ってもらう機会として続けていきたいとしています。
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第12回環境展 絶滅危惧種のチョウなど紹介
絶滅危惧種のチョウ、ミヤマシジミの保全・保護活動を行うミヤマシジミ研究会による環境展が、伊那市役所1階ロビーで19日から始まりました。
会場には、ミヤマシジミなどのチョウの写真や標本32点が展示されています。
研究会では、チョウの保護活動に関心を持ってもらおうと毎年環境展を開いています。
今回は、絶滅の恐れがある野生生物などが記載されている、県のレッドデータブックが改訂されることから、絶滅危惧種のチョウを紹介しています。
会場では、先着50人に写真をプレゼントしています。
第12回環境展は、3月1日(金)まで伊那市役所1階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那小6年忠組 地域の人にラーメンを提供
総合学習で麺づくりに取り組んでいる伊那市の伊那小学校の6年忠組は、地域の人にラーメンを、17日に提供しました。
17日は、防災コミュ二ティセンターを会場に「忠組麺食堂」を出店し、ラーメンとうどんを1杯450円で、小籠包を50円で提供しました。
忠組では、5年生のころから飲食店の協力なども得ながら麺づくりに取り組んでいます。
麺はもちろん、スープやトッピングまで全て手作りしました。
メニューは、およそ30人の児童それぞれが追及した30種類があり、コシを出すために麺を30分間天日干しするなど、それぞれが工夫と研究を行ってきたということです。
食堂では、調理する人や受付、配膳など児童が3つのグループに分かれて、協力しながら訪れた人に商品を提供していました。
17日は、用意した120食が完売したということです。
忠組では、あと2回麺づくりを行い、活動のまとめをするとしています。 -
VC長野 試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの18日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェーで東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
次回は、24日にアウェーでJTサンダーズ広島と対戦します。
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不折に続け!書初め書道展 表彰式
上伊那の小学6年生を対象に募集した「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」の表彰式が、17日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
最高賞の中村不折賞を受賞したのは、高遠北小学校の秋山優紀君です。
秋山君の作品は、「線の強さ」「文字の正確さ」「名前が良く書けている点」などが評価されたということです。
作品は、松川町を含む上伊那地域の小学6年生から募集したもので、今年は117点が集まりました。
17日は表彰式が行われ、入選した児童に賞状が手渡されました。
書初め書道展実行委員長の泉石心さんは、「入選した作品は、どれも文字の配置や大きさなどが良く書けていた。これからも、不折のように様々なことにチャレンジしてください」と話していました。
なお、全ての作品は伊那文化会館の美術展示ホールで見ることができます。
会期は、25日日曜日までで、27日から3月5日までは入選作品がアルプス中央信用金庫本店に展示されます。 -
日本航空高校3年藤野仁喜さん 母校を訪れる
去年7月にバスケットボールのインターハイで優勝した山梨県の日本航空高校でレギュラーとして活躍した伊那市西町出身の藤野仁喜さんが19日に、母校の伊那小学校を訪れました。
現在高校3年生の藤野さんは、伊那小学校・伊那中学校を卒業後、日本航空高校に進み、攻撃の起点となるガードとして2年生の時から主力選手として活躍しました。
去年7月のインターハイで優勝を果たすなど、チームの中心選手として活躍しました。
中学3年生だった2020年9月には、注目選手として伊那市の広報誌の取材を受け、藤野さんは「夢に向かって歩みを止めない」と語っていました。
19日に、再び市報の取材を受けました。
ミニバス時代の監督城田実さんが、後輩たちの励みになればと市に呼びかけ実現しました。
中学3年生の最後の大会は、新型コロナの影響を受け、記念大会のみだったということで、その経験が高校3年間に活かされたと話します。
そんな藤野さんの将来の夢は・・・モデルや俳優など芸能の仕事に就くことです。
春からは大学に進学しバスケットボールを続けながら新たな夢に向かっても歩んでいくということです。 -
建設業の就業環境整備へ 協議会開催
建設業の時間外労働上限規制が今年4月1日に適用されることを受け、伊那労働基準監督署や建設業者などは、就業環境整備に関する協議会を19日に、南箕輪村の伊那建設会館で開きました。
19日は、労基署や長野県建設業協会伊那支部の役員の他、工事を発注する市町村の担当者などおよそ20人が出席し、就業環境整備についての現状や課題について話しました。
2019年に施行された国の働き方改革関連法では、時間外労働の上限について「原則月45時間、年360時間以内」「特別な事情がある場合でも1か月100時間未満、年720時間以内」に定められましたが、建設業などの一部の業種は5年間の猶予が認められていました。
4月1日から上限規制が適用となることから、伊那労基署が意見交換をしようと建設業協会などに呼びかけ、今回協議会を開いたものです。
現状について伊那支部では、「従業者数は1995年と比べ2020年は57%に減少している。一方で、昨年度の新規高卒者の就職状況については、充足率14.7%に留まり人材不足になっている」と話しました。
他に、会員企業に対し行った労働時間に関するアンケート調査では、時間外・休日労働時間数が月に45時間を超えた回数について、青色の「なし」と赤色の「年1回~3回」が同数の42.9%、オレンジ色の「年4回~6回」が11.4%、緑色の「7回以上」が2.9%だったと報告しました。
伊那支部では、「労働環境をさらに整え、人材確保のため魅力ある建設業協会の実現に向け努めていきたい」としています。 -
春の高校伊那駅伝を応援 堤防に文字
3月24日に開かれる春の高校伊那駅伝を盛り上げようと、伊那市美篶の堤防に文字が書かれました。
堤防には「日本一のEKIDEN3.24」と書かれています。
文字を書いたのは美篶青島の矢島信之さんです。
矢島さんは春の高校伊那駅伝を盛り上げようと、毎年堤防に文字を書いています。
文字は縦4メートル、長さ50メートルほどで、工事用のオレンジ色のネットを使い、17日に4時間かけて作業を行い完成させたということです。
今年の春の高校伊那駅伝は3月24日に開かれます。
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南箕輪村の日 記念イベント
18日は南箕輪村の日です。
村民センターでは記念イベントが行われ、南箕輪小学校4年3組が長野県主催のゼロカーボンCMコンテストでの最優秀賞受賞の報告をしました。
この日は南箕輪小学校4年3組の代表児童が取り組みを発表しました。
4年3組は去年7月から辰野高校からもらったメダカを飼育し、11月には信州大学農学部の学生などとメダカを通して環境について考えました。
そのまとめとして、長野県が初めて行った今年度のゼロカーボンCMコンテストに応募し、26作品の中から最優秀賞を受賞しました。
記念イベントではほかに、和楽器の演奏や南箕輪村民の歌などが披露されました。
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伊那市消防団音楽隊 第10回定演
伊那市消防団音楽隊の第10回定期演奏会が、18日伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会では、消防団音楽隊や、市内の中学校の吹奏楽部など6団体が、ポップスやアニメソングなど22曲を演奏しました。
消防団音楽隊は、火災予防・災害予防の広報を中心に活動していて結成36年目となります。
新型コロナの影響で、今回の第10回定期演奏会は4年ぶりとなりました。
演奏会の中では、災害時の情報収集や防災の時の行動に関する問題も出題され、訪れた人が、○×クイズに答えていました。
演奏に合わせて、消防団員や中学生が踊る企画もあり、来場した子どもたちも一緒になって踊っていました。
伊那市消防団の日下部 良也団長は、「演奏を楽しんでいただき、防火・防災に関心を持ち、いざというときへの備えをしてほしい」と話していました。
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伊藤久志さんペン彩画展
伊那市美篶の伊藤久志さんのペン彩画展が坂下のアートギャラリーミヤマで開かれています。
会場には伊藤さんが30年間かけて描いたヨーロッパやアジアの風景およそ120点が展示されています。
伊藤さんは第一美術協会の会員で、大学卒業後、中学校の教員となり、退職後の現在も上伊那の高校で美術講師を務める72歳です。
伊藤さんはペン画に水彩絵の具で色を付ける「ペン彩画」を描いています。
こちらは、スペイン中部の街を描いた作品です。
雨上がりの大晦日で、人通りが少ない様子を描いたということです。
伊藤久志さんのペン彩画展は25日(日)までアートギャラリーミヤマで開かれています。
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VC長野の試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの17日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェーで東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
18日も、アウェーで東京グレートベアーズと対戦します。
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新年を語る会 玉置さん講演会
箕輪町商工会の新年を語る会が17日に地域交流センターで開かれ、看護師で僧侶の玉置妙憂さんの記念講演が行われました。
17日はおよそ70人が訪れました。
講師の玉置さんは、夫を在宅で看取ったことがきっかけで出家し僧侶となりました。
記念講演は「少し楽に生きられる考え方」と題して行われました。
玉置さんは「執着は自分自身が作っている。あれもこれもと苦しくなるので執着を捨てることが大切」と話していました。
玉置さんは現在、東京のクリニックで看護師として勤務する傍ら、ラジオ番組のパーソナリティとして、人生相談を行っています。
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洋らんを楽しむ会の展示
上伊那を中心とする愛好家でつくる「洋らんを楽しむ会」の展示会が18日まで箕輪町の木下公民館で開かれています。
会場には、シンビジウムやカトレアを中心におよそ15種類、210鉢の洋らんが並んでいます。
洋らんの花を楽しむ会は、上伊那を中心とする愛好者で作る会で、およそ30人が出品しています。
会では「会員が一年間勉強しながら育てた花を多くの人に見てほしい」と話していました。
展示会は18日まで、箕輪町の木下公民館で開かれています。
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昆虫食文化を未来へシンポジウム
伊那谷の昆虫食文化を未来へ残すためのシンポジウム「ざざ虫の未来を語ろう」が伊那市創造館で17日に開かれました。
会場にはおよそ40人が訪れました。
南箕輪村の上伊那農業高校グローカルコースは、昆虫食を未来へ残すための取り組みを紹介しました。
課題として漁を行う人が高齢化により減っていることや護岸工事など生育環境の変化からざざ虫が減ってきていることを挙げていました。
生態調査と保護を目的とした養殖の取り組みについて「専門家に話を聞いたりして水温の管理や巣をつくる場所の工夫を行った」と話していました。
発表後には、訪れた人が佃煮などのざざ虫を使ったメニューを試食しました。
他に40年近く、ざざ虫を研究している、牧田豊さんの講演が行われました。
ざざ虫の獲り方や道具、漁を行う時期などについて説明を行いました。
牧田さんは「ザアザアと流れる川に棲みつき食用にする虫を総称してざざ虫と呼んでいるが、本来はカワゲラの幼虫のことをざざ虫と呼んでいた」と話していました。
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天竜川水系 渓流釣り解禁
伊那谷の天竜川水系で16日、渓流釣りが解禁され、まちわびた釣り人が早速竿を下ろしていました。
解禁初日の16日、伊那市の小沢川では、午前6時頃から愛好家が釣りを楽しんでいました。
天竜川漁業協同組合の理事で宮田村の平澤寿広さんです。
ルアー釣り歴およそ30年の平澤さんは、ポイントへ竿を下ろしていました。
朝のうちは、15日に降った雨や水温が低かったことなどから釣り上げるのにひと苦労していました。
一方、天竜川では、天竜川漁協の伊藤伸一組合長が釣りを楽しんでいました。
伊藤組合長は、魚の食いつきが良い脂ののったまぐろを餌に使っています。
体長36センチのニジマスを釣りあげました。
天竜川漁業協同組合では、解禁を前に上伊那地域の支流にアマゴの成魚およそ500キロを放流しました。
天竜川漁協によりますと解禁初日の16日、一般的な釣果は 5,6匹前後、多い人で15匹釣ったということです。
遊漁料は、年間券が6600円、1日券が1100円で天竜川漁協や釣具店などで販売しています。
渓流釣りの期間は9月30日までとなっています。 -
令和5年分の確定申告始まる
16日から全国一斉に令和5年分の確定申告の受付が始まりました。
伊那税務署が管轄する辰野町から中川村の住民が対象となる申告会場は伊那市のいなっせに開設されています。
初日の16日は午前中から多くの人が訪れ、職員のサポートを受けながらスマートフォンなどを使い手続きを行っていました。
確定申告は、自営業者や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象です。
伊那税務署によりますと、去年長野県内で確定申告を行った人のうちおよそ30万人・85%人がe‐Taxで申告を行っていて、5年前の2018年と比べると人数で9万人、割合で20パーセント増加しているということです。
また今年は、去年10月から始まったインボイス制度の個別相談コーナーが新たに設けられています。
確定申告は3月15日までで、受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。
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東春近小3年東組が殿島城の歴史動画を制作
伊那市の東春近小学校3年東組は殿島城の歴史エピソードを再現した動画を制作しました。
16日は学校で授業参観が行われ子どもたちは保護者と一緒に制作した動画を視聴しました。
3年東組では、総合的な学習で学校近くの殿島城址について東春近公民館の野溝和人館長から話を聞き歴史について勉強してきました。
児童たちは教わったことを元に台本を作り8分の動画にまとめました。
物語は、戦国時代にこの地域を治めていた上伊那の八勇士の一人、殿島城主の殿島大和守重国を主人公にしたものです。
殿島大和守重国は、武田信玄の上伊那への侵攻に抵抗し、斬首されました。
それを悲しんだ農民が首を持ち帰り、長谷黒河内に墓をつくったというストーリーです。
児童はアイデアを出し合いながら台本や、小道具を分担して動画を完成させたということです。
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町教委 不登校児童の学び支援へ
箕輪町教育委員会は、不登校の児童、生徒の多様な学びを支援するコーディネーターを来年度から配置します。
16日は、箕輪町総合教育会議が地域交流センターで開かれ、概要が報告されました。
コーディネーターは不登校を未然に防ぐ学級づくりや校内での居場所づくりを充実させ、各校との情報共有により実態を把握し支援を進めます。
町教育委員会では、来年度から1人コーディネーターを配置します。
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きらら歯科 リップアートメイク導入
コロナ禍で定着したマスクを外すことに抵抗のある人をサポートしようと、伊那市坂下のきらら歯科クリニックは、唇に色素を入れ、血色の良い口元にするリップアートメイクを導入しました。
リップアートメイクは、唇に色素を入れ、メイクをしなくても血色の良い顔の印象を作るものです。
きらら歯科では、今月からその技術を導入しました。
施術を行うのは、県内外でリップアートなどを行う、上田市在住の看護師小牧美歩さんです。
リップアートは、針を使って行う医療アートメイクで、医師と看護師のみ行うことができます。
カウンセリングを行い、その人にあった色を調合します。
施術は全部で2回行い、1回目は、くすみを取るために土台となる色を入れます。
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伊那北高校課題研究発表会
伊那市の伊那北高校で課題研究発表会が1月27日に開かれ、普通科と理数科の1・2年生が、1年間の探究の成果を発表しました。
普通科の2年生は、各教室で、持ち時間15分間の発表を行いました。
テーマは自由で、それぞれが関心のあることについて、4月から探究を進めてきたということです。
生徒たちは、「犬派と猫派の性格の違い」や「記憶に適したペンの色」など、自分自身で調べたまとめを発表していました。
「折り紙の可能性」について発表した生徒は、宇宙開発や医療でも折り紙の技術が活用されていることを例に挙げ、折り紙が人工筋肉として活用できるか自作した折り紙を見せながら説明しました。
その結果、強度などに課題はあるが、材料や折り方に工夫をすれば可能性はあるとまとめていました。
伊那北高校では、以前から理数科が課題研究の発表会を開いてきましたが、4年前から普通科でも探究の発表を行うようになりました。
普通科1年生は、グループごと、地域活性化や外国人の受け入れ体制などについて調べ、まとめたポスターを展示しました。
発表会は、一般にも公開され、保護者や中学生が、自由に見学していました。
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少年警察ボランティア 小林さん表彰
箕輪町南小河内の小林悦郎さんは中高生の健全育成に貢献したとして、長野県少年警察ボランティア協会特別功労者会員表彰を受賞しました。
15日は伊那市の伊那警察署で伝達式が行われ小林雄二署長から表彰状が手渡されました。
表彰は長野県警察本部長と長野県少年警察ボランティア協会会長が連名で少年の非行防止や健全育成活動に貢献した個人や団体に対して行っています。
小林さんは2012年から伊那少年警察ボランティア協会の会員として、駅の駐輪場のパトロールや高校生に声掛けなどをおこなってきました。
功労者表彰は今年度、小林さんを含めて16人と1団体が受賞しました。