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伊那市高遠町山室の遠照寺 ぼたん見ごろ
伊那市高遠町山室の遠照寺で例年より10日ほど早くぼたんが見ごろとなっています。 標高960メートルの遠照寺には2千坪の敷地に170種類、2千株のぼたんが植えられています。 16日は見ごろに合わせて高遠北小学校の児童が社会科の授業で見学に訪れていました。 ぼたんは昭和58年に3株植えたのが始まりで、徐々に数を増やしてきたという事です。 一番の見ごろは今週末の19日20日までだという事ですが来週末までは楽しめるという事です。 遠照寺のぼたん祭りは26日(土)までで参拝料は400円となっています。
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初の山小屋用味噌が完成
伊那市観光株式会社が運営する山小屋で使用する初めての手作り味噌が完成し、15日にお披露目されました。 去年3月に山荘の管理人3人が仕込んだ味噌で、伊那産の大豆およそ60キロを使い、170キロの味噌が完成しました。 この日は、伊那市観光株式会社社長の白鳥孝伊那市長宅で味噌がお披露目されました。 伊那市観光が運営する西駒山荘、こもれび山荘、塩見小屋の管理人が集まり、焼きおにぎりや豚汁などで味噌を味わいました。 西駒山荘の宮下拓也さんは「優しい味で美味しい。これならお客さんに喜んでもらえる」、こもれび山荘の竹元直亮さんは「自信を持って美味しいと言える味噌ができました」、塩見小屋の岡和宣さんは「思っていた以上に美味しいものができた」と、話していました。 味噌づくりは、地元産の材料でつくった味噌を使って登山客をもてなそうと、去年初めて行われました。 この日は、来年用の味噌の仕込みも合わせて行われました。 手作り味噌を使った料理は、西駒山荘、こもれび山荘、塩見小屋で6月頃から提供されるということです。
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新山地区循環バス利用者 前年度比100人減
伊那市新山地区を走る循環バスについて考える「新山地区循環バスを育てる会」が15日に開かれ、バスの利用状況が報告されました。 この日は、会のメンバー10人ほどが集まりました。 会は公共交通の利用を促進し、地元路線を守り育てていこうと平成27年に発足しました。 昨年度の利用状況が報告され、前年度よりも103人少ない979人で1便あたりの平均利用者数は4.9人だったということです。 このうち、250人ほどは、会が企画したツアーの参加者だということで、実際の利用者はおよそ730人、1便あたり3人ほどだということです。 羽場昇(はばのぼる)会長は「交通弱者の足を守っていくために、改めて効率の良い運行を考えていかなければならない」と話していました。
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セントラルパークをランチの会場に
中心市街地にある公園を有効に使おうと、パラソルや机、椅子を並べてランチを楽しむ「セントラルパークピクニック」が15日、行われました。 この日の昼前、伊那市荒井のセントラルパークにはパラソルや机、椅子が並び、集まった住民有志が近くの飲食店に出前を注文していました。 3月に行われた、セントラルパークの活用について考えるワークショップで、公園として使われることが少ないと感じた参加者が、今回企画しました。 発案者のひとり土田智さんは「自分達が楽しんで使うことで、それを見た人たちがいろんな活用方法を考えるようになっていけば」と話していました。 昼時になると、近くの飲食店から出前が届きました。 参加者は「市街地の飲食店の活用にもつながる」「いつもとは違った新鮮な雰囲気でお昼を食べることができて楽しい」と話していました。 参加者は、ピクニック気分でランチを楽しんでいました。
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旧井澤家住宅で「世界の刺繍展」
宮田村在住の竹中理恵子さんが開いている刺繍教室の生徒の作品展が、16日から伊那市西町の旧井澤家住宅で始まります。 会場には、竹中さんと教室の生徒の作品およそ150点が並んでいます。 竹中さんは、伊那市・駒ヶ根市・宮田村で教室を開いていて、40人の生徒に刺繍の技法を教えています。 今回は、世界各国に伝わる刺繍の技法ごとに作品を展示しています。 ノルウェーに伝わるハーダンガー、イギリスに伝わるブラックワーク、中国刺繍などが並びます。 すべて手縫いで一針一針丹精込めて仕上げているということです。 世界の刺繍展は、16日から21日まで、伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。
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箕輪町内の施設利用者が参加 風船バレーボール大会
箕輪町内のデイサービスセンターなどに通う利用者が参加する風船バレーボールの大会が15日、ながたドームで開かれました。 風船バレーボール大会には、町内5つの施設に通う利用者125人が参加し、7チームに分かれて対戦しました。 試合は、椅子か車いすに座り1チーム10人で対戦します。 トーナメント方式で行われ、制限時間5分の間に5点先制したチームが勝ちとなります。 相手のコートに風船を落としたら1点入ります。 この大会のために日頃から練習をしてきたところもあり、利用者は日ごろの成果を披露していました。 それぞれお揃いのハチマキやバンダナを身に着け、チームに声援を送っていました。 決勝戦は、グレイスフル箕輪と生協デイケアBの対戦となりました。 試合の結果、5対3で生協デイケアBが優勝しました。 大会は、町の福祉の活性化と施設間の連携を図ろうと平成24年から行われていて、今回で5回目です。 主催した箕輪町福祉施設事業所連絡会では「風船バレーボールは自然と手が動いたり普段使わない筋肉を使うので良い運動になる。利用者の生き生きとした表情が見られてよかった」と話していました。
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園児が春日公園に桜の苗木を植樹
伊那市の竜西保育園と竜南保育園の年長園児は15日、春日公園に桜の苗木を植えました。 この日は、竜西保育園と竜南保育園の年長園児およそ50人が、コヒガンザクラの苗木5本を植えました。 苗木は、西町の商店主らでつくる「ルネッサンス西町の会」が伊那市に寄付したものです。 会では、地元の桜の名所、春日公園を盛り上げようと毎年4月に祭りを開催し、準備や期間中の整備、後片づけなどを行っています。 苗木の寄付は今年で14年目で、これまでに桜70本、つつじ5株が植えられています。 ルネッサンス西町の会の向山等会長は「皆さんと一緒に桜の木も大きく育つよう見守っていてください」と話していました。 両保育園では、春日公園は年間を通して1番遊びに来ている場所だということで、「いつか綺麗な花が咲くのを楽しみにしている」と話していました。
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上伊那広域連合長に白鳥孝氏 再選
上伊那広域連合の連合長選挙が14日行われ、連合長に伊那市長の白鳥孝さんが選ばれました。 広域連合長選挙は、任期満了に伴い行われたもので、広域連合を構成する上伊那の8市町村長による投票で行われました。 開票の結果、白鳥孝さん7票、白票1票で伊那市長の白鳥孝さんが再任されました。 選挙後に開かれた広域連合正副連合長会の冒頭で白鳥連合長は「観光や社会インフラの整備など上伊那広域連合が果たす役割は今まで以上に重要になっていく」と話していました。 広域連合長の任期は、2022年4月29日までとなっています。
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企業説明会 地元で就職を
来年3月に大学や短大を卒業する学生を対象にした企業説明会が、伊那市のいなっせで14日開かれ、地元企業69社が参加しました。 会場には地元上伊那の企業69社がブースを設け、学生が担当者から話を聞いていました。 来年3月に卒業する大学生や短大生、専門学校生を対象にした説明会です。 ハローワーク伊那では、今年3月に行った企業説明会が好評だったため急遽この時期にもう一度、開催したということです。 14日は、男性33人、女性37人の合わせて70人が参加しました。 参加企業69社の内訳は、製造業が30社、卸・小売業が10社、建設・不動産が9社、介護が7社、運輸・通信が2社、サービス業が1社、電気・ガスが1社その他が9社となっています。 人手不足に伴う売り手市場が続く中、ハローワーク伊那では「少しでも多くの学生が地元で就職し活躍して欲しい」と話していました。 参加企業の人事担当者は、「若い世代の力が必要です。生まれ育った地元の企業に就職して上伊那を盛り上げてもらいたい」と話していました。
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伊那小3年春組に3匹の子ヤギが加わる
総合的な学習の時間でヤギを飼育している伊那市の伊那小学校3年春組に、新たに子ヤギ3匹が加わり、全部で7匹の賑やかな生活となっています。 5月2日に生まれた3匹の子ヤギです。 名前はまだ決まっていません。 今朝は、7時半頃から子ども達が集まり、小屋を掃除する班、餌をあげる班、散歩に連れていく班に分かれて作業を進めていました。 春組では、1年生の頃からヤギを飼育しています。 最初に飼い始めた2匹のヤギ「ゆきちゃん」と「ゆりちゃん」がそれぞれ出産を経験していて、今回新たに3匹が加わりました。 ブルーシートに餌となる草を広げている子ども達。水分が多いと下痢をしてしまうので天日干しします。 片付けも終わり教室に戻る時間です。 7匹いるはずが1匹足りませんでした。 担任の春日健二教諭は、「飼育を通して命の尊さを学んでほしい」と話します。 ゆめちゃんが無事に戻り、ようやく7匹揃いました。 春組では、今週中に3匹の子ヤギの名前を決めるということです。
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伊那北高校野球部OB 現役部員にボール贈る
昭和58年度に卒業した伊那北高校野球部OBは、夏の大会に向けて現役選手を応援しようと練習のボール18ダースを、12日に寄贈しました。 野球部OBの山川誠二さんが伊那北高校を訪れ、柿沢章浩監督にボールを手渡しました。 昭和58年度に卒業した野球部OB9人は、夏の全国高校野球の100回大会を記念して現役選手を激励しようと、練習用の硬式ボール18ダースを贈る事にしました。 去年夏の大会のシード権を獲得した伊那北は初戦で松商学園と対戦し敗退しました。 今年は去年の雪辱を果たすため夏の大会にむけ更に力をつけていきたいという事です。
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南箕輪村 南部小学校増築工事 来年4月供用開始
南箕輪村は、児童数の増加により予定している南部小学校の教室棟増築工事について、その概要を14日に示しました。 14日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、教育委員会が計画の概要を示しました。 教室棟は、南部小の校舎南側に増築されます。 増築面積は、584平方メートルで、普通教室4室が設けられます。 工事にかかる費用は、およそ2億2,200万円で、一部を国の交付金で賄います。 工事期間は、7月から来年3月までで、新年度からの供用開始を予定しています。
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VC長野笹川監督ラストイヤー 健闘誓う
南箕輪村を本拠地に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツの笹川星哉監督は、今シーズンを最後に指導者を退き、組織の運営に専念します。 12日に、伊那市内で新体制発表会が開かれ、笹川監督は今シーズンを最後に、監督を退く意向を示しました。 VC長野は、平成20年に発足し、平成27年にVリーグに参入しました。 昨シーズンは、開幕から6連勝と好スタートを切りましたが、その後7連敗を喫するなど、10勝11敗の5位に終わりました。 今シーズンは、国内リーグの再編に伴い新たに組織される「Vリーグ」の最高峰リーグ「V1」への参入が決まっています。 これに伴い、元イラン代表選手をコーチに招き、来シーズンから監督を任せることにしました。 また、チームには新たに3人の日本人選手が加わった他、身長2メートル5センチのフィンランド人選手が加入します。 V1参戦に伴い、3,000人以上が収容できる体育館でしか試合ができないため、当面ホームゲームは松本市で行います。 笹川さんは、リニア中央新幹線の開通を見据え、2026年までに南信でホームゲームができるよう、行政に働きかけているといいます。 シーズンが開幕する10月27日に向けて、VC長野の新たな挑戦が始まっています。
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RIZAP卒業生が自主サークル立ち上げで運動継続へ
昨年度伊那市とフィットネスジム運営のRIZAPが実施した健康増進プログラムの卒業による自主サークル「いーな健康フォローアップクラブ」の初めての講座が、13日に開かれました。 会場の伊那市保健センターには12人が集まり、体操や体力測定を行いました。 クラブは、今年1月から3月に行われた健康増進プログラムで学んだことを継続させようと発足しました。 月に2回、年間を通してトレーニングを行い、3か月ごとに体力測定をして評価をつけていくということです。 代表の山田健一さんは、自身も30歳以上体力年齢が若返ったということで、継続していきたいと話します。 クラブには、プログラムを受講していない人も参加できるということです。 78-0899事務局
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弥生 準々決勝で敗退
第138回北信越地区高校野球長野県大会の準々決勝が13日に行われ、伊那弥生ケ丘高校は松本深志高校に5対1で敗れました。 伊那弥生ケ丘は、13日松本深志と諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで対戦し、5対1で敗れました。 準決勝2試合は、15日火曜日に、決勝戦と3位決定戦は16日水曜日にしんきん諏訪湖スタジアムで行われます。
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伊那青年会議所 郷土愛を育む事業開催
保科正之について詳しい直木賞作家で伊那市ふるさと大使の中村彰彦さんの講演会が12日伊那市のいなっせで開かれました。 講演会は伊那青年会議所が企画した郷土愛を育むイベントの一環で行われました。 中村さんは、保科正之が徳川3代将軍・家光の弟でありながらおごる事無く、民の為に政治を行っていた事などを紹介しました。 7歳から25歳まで高遠藩の保科家で過ごした恩を忘れず、生涯、徳川ではなく保科姓を名乗った事から「義理堅い性格だった」と話していました。 会津藩主時代には、高齢者へ米を支給する現在の年金制度に近い社会保障を江戸時代に行っていたと紹介しました。 イベントを企画した伊那青年会議所では「先人たちの歴史や豊な自然を知る事で郷土愛を育むきっかけにしてほしい」と話していました。
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地域を考える「かみふるカフェ」開催
箕輪町の上古田区の住民有志グループは世代を超えこれからの地域につい話し合う「かみふるカフェ」を13日上古田公民館で開きました。 イベントには、区民およそ20人が参加し箕輪町の職員から将来の人口推移や町の振興計画について話を聞きました。 イベントを企画したのは、上古田区の子育て世代の父親有志ら10人でつくるグループ「Go West かみふるた」です。 地域の魅力を発信し子ども達に伝えることで、箕輪町の西部地区の人口増加につなげていこうと去年から活動を始めました。 今回の「かみふるカフェ」は、参加者が主体的になって地域について考え、世代を超えて話合うきっかけにしてもらおうと企画しました。 このグループでは今年度、みのわ祭りの踊り連や赤そば花まつりへの参加を計画しています。
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全国ママさんバレー上伊那予選 なかがわ優勝
全国ママさんバレーボール大会の上伊那地区予選会が13日伊那市内で開かれ中川村のチームが優勝しました。 大会には、上伊那の3チームが出場し決勝は白のユニホーム・伊那市のコスモスと、黒のユニホーム・なかがわの対戦となりました。 攻撃力にまさる黒のなかがわは連続攻撃などで得点を重ね、第一セット、第二セットを連取し優勝しました。 優勝したなかがわは30日に箕輪町で開かれる県大会に出場します。
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親子将棋教室 子どもたちが対局
親子を対象にした将棋教室が伊那市の伊那公民館で12日開かれました。 教室には、上伊那を中心に、茅野市や諏訪市などからも、保育園児から中学生までの子どもとその保護者25人が参加しました。 12日は、駒の動かし方を学んだあと、初級・中級・上級に分かれ対局をしました。 親子将棋教室は、日本将棋連盟上伊那支部が開いているもので、文化庁の伝統文化親子教室支援事業の一環です。 おととしは10人ほどと参加人数が落ち込んでいましたが、高校生棋士 藤井聡太六段の活躍などもあり、小学校低学年を中心に、教室に参加する人が増えているということです。 教室は12月までの14回で、自由に参加することができます。 プロ棋士の田中悠一5段の指導もあります。
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箕輪町の各課長が今年度の事業方針をプレゼンテーション
箕輪町役場の各課長は、施策について町民に関心を持ってもらおうと、10日に今年度の事業執行方針をプレゼンテーションしました。 この日は地域交流センターで今年度の各課の事業執行方針のプレゼンテーションが行われ、課長13人が発表しました。 これは、施策の実現に対する意欲を表明し、町民に関心をもってもらおうと4年ぶりに行われました。 みのわの魅力発信室の社本雅人室長は、昨年度取り組んだ移住定住や空き家対策の状況を説明し、今年度の事業方針を発表しました。 社本室長によりますと、昨年度、魅力発信室を仲介して町内に移住してきた人は60人で、空き家の成約は売却が16件、賃貸が9件だったということです。 この後、町議会議員も各委員会の今年度の事業計画を発表しました。
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西駒山草会 斑入りの植物展示
伊那市内の山野草愛好家でつくる西駒山草会の山野草展示会があすまで南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。 会場には、会員12人のおよそ300点が展示されています。 西駒山草会では、葉に白い模様が入った「斑(ふ)入り」の植物をメインに展示しています。 毎年育てていても違う模様が出るのが魅力だということです。 網野幸治代表は「これだけ斑入りの植物が並ぶ展示会は県内でも珍しい。様々な模様を見て楽しんでほしい」と話していました。 この展示会はあすまで南原コミュニティセンターで開かれています。
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西駒への登山道落石で通行止め
中央アルプス西駒ヶ岳への登山口となる伊那市の県道伊那駒ヶ岳線で、11日落石があり、現在通行止めになっています。 通行止めになっているのは、伊那市の小黒川渓谷キャンプ場のおよそ1.2キロ先の地点から県道の終わりまでのおよそ1キロの区間です。 12日は伊那建設事務所の職員らが現地調査をしていました。 道路には2メートルほどの石などが落ちています。 この道は、西駒ヶ岳への登山道となっています。 伊那建設事務所では、週明けから復旧方法などについて検討する予定です。
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北信越地区高校野球県大会開幕
第138回北信越地区高校野球長野県大会が今日開幕しました。 上伊那からは伊那弥生ケ丘高校と赤穂高校が出場しています。 白のユニフォーム赤穂高校とグレーのユニフォーム上田西高校の試合が伊那市の伊那スタジアムで行われました。 赤穂は初回に2点を先制しましたが、2対9で7回コールドで敗れました。 また、伊那弥生ケ丘は今日上田千曲としんきん諏訪湖スタジアムで対戦し2対1で勝利しました。 決勝戦は16日にしんきん諏訪湖スタジアムで行われます。 なお県大会に出場している16チームには夏の大会のシード権が与えられます。
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多機能型事業所「ほっとジョイブ」開所 パン等の販売も
障害者の就労支援や生活介護を行う、南箕輪村久保の多機能型事業所「ほっとジョイブ」の開所式と内覧会が12日行われました。 施設では、利用者が製造したパンとバームクーヘンを販売するほか、喫茶コーナーも営業します。 南箕輪村の国道153号沿いに開所した多機能型事業所ほっとジョイブは、鉄骨平屋建て、延べ床面積は930平方メートルです。 ほっとジョイブは、箕輪町大出の「ほっとワークスみのわ」を移転新築したものです。 施設の老朽化や、利用者が増加し手狭だったこと、また、工賃アップにつなげようというねらいです。 就労支援として近隣の企業から受託した作業の他、パンとバームクーヘンの製造を行います。 施設内に店舗を設け販売するほか、今後は飲み物などを提供する喫茶スペースを設置します。 また、施設では重度の障害がある人の生活介護を始めます。 利用者は、作業の補助や創作、リハビリをして過ごします。 車いすの人でも入浴できる設備もあります。 運営する社会福祉法人長野県社会福祉事業団の和田恭良理事長は、「この地域に根付き愛される施設にしていきたい」と挨拶しました。 パンとバームクーヘンの販売は15日(火)から、平日のみ行われます。 喫茶の営業は6月以降だということです。
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母の日を前に「元気に育て親と子の音楽会」
13日の母の日を前に、子育て中の母親にも気軽に音楽を楽しんでもらおうと伊那市のいなっせで歌やフルートなどのコンサートが開かれました。 「母の日に贈る元気に育て親と子の音楽会」と題してNPO法人クラシックワールドが2004年から毎年開いているコンサートです。 子育て中の母親も気軽に音楽を楽しめるよう入場無料で小さな子供と一緒に聴く事ができます。 この日は市内を中心に音楽教室を開いている指導者が歌やフルート、ピアノなどを演奏しました。 中には指導者と一緒にバイオリンを披露する小学1年生の児童もいました。 クラシックワールドでは、「幼いうちから親子で音楽に触れる機会を大切にしてもらいたい」と話していました。
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伊那市高遠町出身の洋画家 伊藤三千人さん油絵展
伊那市高遠町勝間出身の洋画家、伊藤三千人さんの油絵展がベルシャイン伊那店で開かれています。 1980年代に制作した高遠町西高遠の街並みに70年代の高遠城址公園、長谷杉島や故郷の勝間の風景など会場には高遠町を題材にした作品を中心に40点が展示されています。 現在神奈川県に住んでいる伊藤さんは高遠高校在学中に辰野町出身の洋画家、中川紀元に油絵を習い、東京の専門学校で美術を学びました。 現在85歳で、20代で画家となり31歳で一水会会員となっています。 ベルシャイン伊那店での作品展は2年に1度開いています。 伊藤さんは、時代の流れとともに失われつつある、故郷の懐かしい風景を楽しんで欲しいと話していました。 伊藤三千人さんの油絵展は、15日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
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伊那東小学校伝統の相撲大会
伊那市の伊那東小学校伝統の相撲大会が11日学校の校庭で開かれました。 11日は全校児童610人が学年別、体格別にグループをわけて相撲をとりました。 1・2時間目は1年生から3年生の大会が開かれました。 子どもたちが怪我をしないよう押し出しだけで戦うというルールです。 伊那東小学校には、昔本物の土俵があった事から毎年相撲大会を開いていると言う事です。 校庭には連休明けから土俵が作られ子ども達は体育の授業で練習をしてきたという事です。 勝敗が決まらずジャンケンで勝ち敗けを決める取り組みもありました。 3年生男子の決勝戦では力の入ったとり組みがおこなわれました。 個人戦が終わると、クラス対抗の団体戦が行われ、校庭には子供達の応援が響いていました。
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伊那60歳ソフト リーグ戦開幕
伊那60歳ソフトボール連盟の今年度のリーグ戦の開会式が10日伊那市の美篶六道原運動場で行われました。 開会式には、リーグ戦に参加する8チームが集まり健闘を誓いました。 伊那60歳ソフトボール連盟には60歳から最高は91歳までのおよそ170人の会員が登録していてリーグ戦は今年で16回目です。 選手を代表しシニア大和泉クラブの伊藤秀雄主将が選手宣誓をしました。 連盟の前林賢一会長は「ケガをせずプレーを楽しみ、試合の後は大いに親睦を深めてほしい。」と挨拶しました。 開会式を終えると早速、手良球友とアルプス美篶の試合が行われました。 リーグ戦は手良、美篶、高遠町の3会場で8月上旬まで行われます。
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信州みのわ山野草クラブ 春の展示会
箕輪町の「信州みのわ山野草クラブ」の春の展示会が12日と13日の2日間木下公民館で開かれます。 11日は会場で準備が行われ会員16人の作品200点が展示されました。 信州みのわ山野草クラブは、17年前に公民館クラブとして発足し、山野草の育成方法や作品の作り方を学んでいて、春と秋の年2回展示会を開いています。 会長の浦野伸さんは「鉢それぞれの斑の入り方や花の色などを楽しんでほしい」と来場を呼びかけていました。 信州みのわ山野草クラブの春の展示会は12日と13日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれます。
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災害救助支援へドローンテスト飛行
伊那市は災害が発生した場合の被害状況や孤立集落の情報収集の手段として、無人飛行機ドローンの活用を検討しています。 11日は市や市内でドローンのコンサルや空撮を行う団体の代表などが参加し、災害の発生を想定したテスト飛行が行われました。 市役所南のせせらぎ水路を会場に水路を道路に、木を倒れた建物に見立てドローンを飛ばしました。 ドローンからのライブ映像がテレビに写しだされると、市の職員が確認を行っていました。 市の職員は「被害の状況がわかるよう、高度を低くして飛ばしてほしい」などと要望していました。 ドローンによる災害支援は、市内で空撮などを行う「一般社団法人信州伊那宙」と「株式会社DIG TRIP」が地域貢献の一環として伊那市に提案し、応援協定締結に向け協議が行われています。 企業側はドローンの活用の幅を広げたい狙いが伊那市は人が入れない場所での情報収集に期待しています。 伊那市では年度内の協定の締結に向け、山間地でのテストや支援内容のすり合わせを行うとしています。