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長谷小4年生 本番前に中尾座で練習
伊那市の長谷小学校の4年生は29日に中尾座で開かれる中尾歌舞伎定期公演で前座をつとめます。 子ども達は1年前から練習してきた長谷に伝わる民話「孝行猿」を演じます。 27日は長谷小の4年生11人が本番を前に最後の練習を中尾座で行いました。 孝行猿は長谷に伝わる民話で、猟師の勘助が仕留めた親猿を家に持ち帰り、いろりに吊るしていたところ、子猿たちが生き返らせようとしている姿を見て、後悔の念にかられるという物語です。 子ども達は、スムーズに場面転換を行えるよう、舞台での移動や、大道具などの場所を確認していました。 長谷小の4年生は、次は歌舞伎に挑戦したいとしています。 中尾歌舞伎の定期公演は29日午後1時30分開演で、伊那ケーブルテレビでは122チャンネルで生中継する予定です。
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伊那商工会議所 新入社員激励会
4月から伊那市内の企業に入社した人を対象にした新入社員激励会が26日伊那市の伊那商工会館で開かれました。 激励会は伊那商工会議所が毎年開いているもので今年は伊那市内の18社から128人が参加しました。 伊那商工会議所の川上健夫会頭は「何か1つでもいいから特技や長所を見つけてください。それを磨けば会社が良くなり伊那市も良くなります」と話しました。 新入社員を代表して日本濾過器株式会社の北原優花さんが挨拶しました。 北原さんは「ここに集まった仲間でありライバルの皆さんと地域に役立てるよう頑張りたい」と話しました。
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南ア登山へ注意啓発 春山相談所開設
ゴールデンウィークに南アルプスを登山する人達に山の情報などを提供する春山登山相談所が27日伊那市長谷の戸台河原駐車場に開設されました。 春山相談所は、南アルプスの登山口となる伊那市長谷の戸台河原に毎年開設されます。 期間は27日から来月5日までで南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会のメンバーが、多くの登山者が出発する午前5時から10時の間、常駐します。 今年は南アルプス林道の法面が崩落し林道バスが6月まで運休する見込みで、伊那市からの登山口は戸台河原だけとなります。 遭対協ではこの時期はまだ雪が残っている為、冬山を想定した装備や余裕を持った日程を呼び掛ける事にしています。 去年の南アルプス北部地区での遭難事故は6件で負傷者は3人死亡したのは2人です。 またゴールデンウィーク中の事故は1件でした。 春山相談所は、来月5日までの9日間午前5時から午前10時まで設置されています。
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3月の月間有効求人倍率 1.65倍
上伊那の3月の月間有効求人倍率は1.65倍で2月を0.1ポイント下回りました。 月間有効求人数は4,431人、月間有効求職者数は2,681人で月間有効求人倍率は1.65倍でした。 月間有効求人倍率の県平均は1.7倍 全国平均は1.59倍でした。 雇用情勢についてハローワーク伊那では「引き続き堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。 また3月末現在、平成29年度新規高卒者の就職内定率は100%となっています。
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地域おこし協力隊退任 町に残り農業
箕輪町の地域おこし協力隊として活動してきた岡部園江さんの退任式が27日、箕輪町役場で行われました。 岡部さんは退任後農家となり町に残るということです。 式では白鳥政徳町長から感謝状が手渡されました。 岡部さんは現在51歳で平成27年5月に東京都調布市から町に移り協力隊となりました。 農業体験や栄養士の資格を活かして地元食材を使った料理の提案や農産物の販売促進、農産物直売所の販売支援などを行ってきました。 白鳥町長は「持ち前の明るさとバイタリティで活動してもらいありがたかった。」と感謝していました。 退任後はぶどう栽培の農家として町に残るという岡部さんは「高齢化していく農業を活性化させていきたい。」と意気込んでいます。 箕輪町では岡部さんも含めてこれまでに7人の地域おこし協力隊がいて現在は3人が活動しています
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南箕輪村大芝高原 道の駅に登録
南箕輪村の大芝高原が、国交省の道の駅として新たに登録されました。 登録されたのは、味工房を中心とする大芝高原一帯・1万7200平方メートルです。 駐車場は223台分、11のトイレがあり、農産物の直売所や加工販売所、体験交流施設、軽食喫茶などがあります。 道の駅とは、一般道路でも安心して自由に立ち寄り、利用することができる場所として、国土交通省が登録しています。 今年4月現在、全国に1145か所、上伊那には3か所あり、大芝高原が4か所目です。 24時間無料で利用できる駐車場とトイレがあり休憩場所としてだれでも活用できるほか、道路情報、地域の観光情報などの情報発信、地域づくりの拠点としての機能が期待されます。 道の駅「大芝高原」のグランドオープンは、7月下旬に予定しています。
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元気づくり支援金 上伊那51件7,450万円
今年度の地域発元気づくり支援金の事業が内定し、26日発表されました。 今年度は、51事業、7450万6千円が選定されました。 上伊那広域では、観光地域づくりのための商品開発とそれを掲載したご当地パンフレットの作成に695万円、伊那路・木曽路の風景のフォトブックポスターの作成に265万円などとなっています。 伊那市では、西箕輪山麓にマウンテンバイクコースを整備する事業に240万円、西高遠地区の空き家のリノベーション塾によるにぎわい創出に67万円などとなっています。 箕輪町では、サイクリング・ウォーキングイベントのコース整備に118万円、JR伊那松島駅周辺の魅力再発見を行うまちづくり学校の開講に74万円、南箕輪村では、フラッグフットボールの日本選手権大会の開催に58万円などとなっています。 今年度は52団体から61件1億401万円の要望があり、51件、7,450万円が選定されました。 なお今年度は、2次募集は行われません。
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発祥の地をPR 市街地でそば提供1号店お披露目
信州そば発祥の地をPRする伊那市ですが、市街地でそばを提供する店舗がないことから伊那商工会議所では昨年度から開店の支援を行ってきました。 25日夜は市街地でそばを提供する1号店のお披露目が行われました。 伊那バスターミナル近くに24日にオープンした板前割烹「弥座(みくら)」です。 コース料理を提供しますが、料理の締めとしてそばを出します。 この日は、弥座で、伊那商工会議所のプロジェクト特別委員会が開かれ、メンバーがそばを味わいました。 特別委員会では、信州そば発祥の地をPRする伊那市の中心市街地でそばを提供する店がないことから、開業を希望する人たちを募り講習会を開くなどの活動を昨年度から行ってきました。 今回は、そのさきがけとして、委員会のメンバーの一人、伊藤 和弥さんが、そばを提供する店として名乗りをあげました。 委員会には、そば店の開業を目指す3人が参加しました。そば打ちの基礎から学び、イベントで200食提供するなど数もこなしてきました。 特別委員会では、さらに開業を支援していくとともに、信州そば発祥の日「信州・伊那そばの日」の制定を目指すなど、今年度もそばによる地域振興に力を入れていきたいとしています。
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伊那市商工会女性部高遠支部 八重桜を塩漬けに
伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーは、観光客をもてなす桜茶の原料となる桜の塩漬け作業を連日行っています。 塩漬けにするのは、八重桜です。21日から3日間かけて60kgを摘みました。 26日は、高遠支部のメンバー45人のうち13人参加し、摘んだ桜を選別し、洗う作業を行いました。 伊那市商工会女性部高遠支部では1987年から、桜の塩漬けを作っていて31年になります。 桜茶にして配り、観光客をもてなしているほか、桜(さくら)志津久(しづく)の名前で土産品として販売しています。 洗った桜は、仮漬けして乾かし、1年間本漬けにします。今年漬けた桜で、来年の春、観光客をもてなします。 作業は今月いっぱい続きます。
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南原保育園の園児 よもぎ摘み
南箕輪村の南原保育園の園児は26日、保育園近くの土手でよもぎ摘みをしました。 この日は、南原保育園の年中・年長園児およそ80人が、近くの畑の土手でよもぎを摘みました。 毎年6月に地域のお年寄りと一緒に草団子を作って味わう行事があり、よもぎはその草団子づくりに使います。 去年も体験している年長園児は、「よもぎの葉はギザギザしていて香りがするんだよ」と年中園児に教えながら一緒に摘んでいました。 この日の伊那地域の最高気温は5月中旬並みの21.8度で、暖かい一日となりました。 子どもたちは、青空の下夢中になってよもぎを探していました。
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狐島の池上晃さん宅 藤の花が見ごろ
伊那市狐島の池上晃さん宅では、藤の花が見ごろを迎えています。 藤の花は、池上さんが63歳の時に退職記念として育て始めたもので、今年で10年目になります。 すぐ下には愛犬の小屋があり、暑さがしのげるように育てているということです。 今年は例年より10日から2週間ほど早く咲きはじめ、あと1週間くらい楽しめるということです。
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上伊那農業高校 林さん・森脇さん ソフトテニスで全国へ
南箕輪村の上伊那農業高校3年の林菜津美さんと森脇葵さんは、6月に北海道で開かれるソフトテニスの全国大会にペアで出場します。 伊那市のセンターテニスコート。 2人が練習していました。 森脇さんが前衛、林さんが後衛です。 前衛の森脇さんは早いスマッシュと安定したボレー、後衛の林さんは、パワーのあるシュートボールが持ち味です。 2人は1年生の時からペアを組んでいて、去年はインターハイに出場しています。 去年の全国大会出場がかかった県大会では、決勝戦で逆転負けしてしまい悔しい思いをしたということです。 それから1年間、全国を常に意識しながら練習を重ね、今月21日に開かれた県大会で優勝。 全国大会出場を決めました。 2人が出場する全国大会ハイスクールジャパンカップソフトテニス2018は、6月20日から北海道で開かれます。
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箕輪でディスクドッグ予選会
フライングディスクを使って人と犬のパフォーマンス技術を競うディスクドッグの世界選手権国内予選会が22日箕輪町で開かれました。 競技は、人と犬が一組になり、フライングディスクを使って、パフォーマンスやキャッチする技術を競います。 国内で14回の予選を行い、10位以内に入ると6月に千葉県で開かれる日本一決定戦への参加資格を得られます。 今回の箕輪町で初めて開かれたこの大会もその予選会の一つで、2つの部門に関東や関西、中京から80チームがエントリーしました。 参加者たちは、愛犬と息の合ったパフォーマンスを繰り広げていました。 参加者の1人、千葉県の高島茂さんと犬のホッパーは、去年の世界チャンピオンで、出場者の注目を集めていました。 6月に決まる日本チャンピオンは、9月にアメリカシカゴで開かれる世界大会に出場します。
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上伊那産きのこでレトルトカレー
JA上伊那は、地元産のきのこの消費拡大につなげようと、3種類のきのこを使ったレトルトカレーを7月に販売します。 えのきになめこ、しめじが入ったレトルトカレーです。 25日は、JA上伊那本所で販売に向けた最後の試食会が開かれました。 JA上伊那の職員を中心にプロジェクトチームをつくり去年12月から商品開発に取り組んできました。 チームには、JA上伊那のきのこ・果実大使でタレントの北澤ユウジさんも加わっています。 カレーには、3種類のきのこが合わせて75g使われていて、2袋入りで値段は1000円を目標に販売する計画です。 商品名は「たっぷりきのこの図鑑カレー」です。 図鑑をイメージしたパッケージにするということです。 JA上伊那では、上伊那産のきのこをPRしようと毎年全国各地で、販売会などを行っています。 きのこを加工した商品は初めてで今後は、土産品として定着させていきたい考えです。 JA上伊那によりますと上伊那のきのこの年間の生産量はおよそ5000トン、販売額は20億円で、県内では4番目だということです。 上伊那産のきのこが入ったレトルトカレーは、7月に販売を予定していて、地元の直売所をはじめ観光施設やサービスエリアなどにも置く計画です。
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伊那ナイターソフトボール連盟 リーグ戦が開幕
伊那ナイターソフトボール連盟の今年度リーグ戦開会式が24日に行われ15チームが参加しました。 開会式では昨年度のリーグ戦で優勝、準優勝、3位入賞チームから優勝旗やトロフィーが返還されました。 今年度のリーグ戦では、蒼天ドリームとライジングがチーム事情で参加しないため、15チームでの対戦となります。 伊那ナイターソフトボールのリーグ戦は伊那市が国体のソフトボール会場となった昭和53年の前の年から始まり今年で42回目となります。 選手を代表して信濃路クラブの有賀真太郎さんが選手宣誓しました。 リーグ戦は富士塚スポーツ公園運動場と市営球場を会場に10月中旬まで行われます。 この日は伊那ケーブルテレビ杯春季トーナメントの開会式も行われました。 選手を代表して加城の篠平優介さんが選手宣誓しました。 春季トーナメントは、11チームが参加し決勝は6月上旬を予定しています。
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箕輪町への移住者 昨年度は23世帯60人
箕輪町に昨年度移り住んだ人は前の年度より13人多い60人でした。 これは、25日に役場で開かれた定例記者懇談会で示されたものです。 箕輪町は平成27年10月から移住定住事業を行っています。 平成29年度に、町の空き家バンクや補助金を活用して移住した人は、目標の48人を上回る60人で、世帯数は23世帯でした。 空き家バンクの登録件数は67件で、このうち22件が売却、19件が賃貸で活用されました。 移住者数は28年度より増加しましたが、県外からの移住者の増加に力を入れる必要があるとしています。 現在空き家バンクで公開されている物件は4件のみとなっていて、町では活用できる物件の掘り起こしが必要だとしています。
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プロ棋士 長岡裕也五段が伊那市で指導対局
日本将棋連盟のプロ棋士、長岡裕也五段の将棋教室が、21日に伊那市創造館で開かれ地元の小学生などが指導対局を受けました。 教室には伊那市を中心に小学2年生から80代まで30人が参加しました。 指導対局では同時に6人を相手に長岡五段が将棋を指しました。 教室ではこのほか4月19日、20日に行われた羽生義治 竜王と佐藤天彦 名人による名人戦第2局の解説が行われました。解説会は、将棋の普及につなげようと日本将棋連盟が全国の各都道府県で開いているものです。 日本将棋連盟上伊那支部の中村忠雄支部長は「将棋は実践して覚える頭脳スポーツなので様々な対局を経験して次に活かしていってほしい」と話していました。
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上伊那森林組合 昨年度のペレット生産量3,296トン
上伊那森林組合の通常総代会が25日に伊那市内で開かれ、昨年度のペレット生産量が前の年度を約670トン上回る3,296トンだった事が報告されました。 市内で通常総代会が開かれ昨年度の事業報告が示されました。 昨年度のペレットの生産量は3,296トン、金額にして9,399万円でした。 組合によりますと上伊那の福祉施設や宿泊施設、保育園などで20台の大型ペレットボイラーが現在稼働していて年々需要が高まっているという事です。 この日はほかに、今月10日に明らかになった不適切な会計処理について報告がありました。 組合長の白鳥孝伊那市長は組合員や関係機関に陳謝し「信頼回復と経営健全化にむけ役職員一丸となって取り組みたい」と話していました。
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憲法記念日の集い・講演会 5月3日に開催
5月3日の憲法記念日に合わせ、伊那市の伊那文化会館で「憲法記念日の集い講演会」がひらかれます。 24はいなっせで実行委員会が開かれ、委員およそ30人が、当日のスケジュールなどを確認しました。 憲法記念日の集い講演会は、上伊那の有志で作る実行委員会が開いているもので、今年で7回目です。 今年は上智大学名誉教授で憲法学者の高見勝利さんが講演します。 『「憲法改正」について 選択の前に私たちができることとは』と題し、憲法問題の現状などについて話をします。 憲法記念日の集い講演会は、5月3日木曜日 午後2時から、伊那文化会館大ホールで開かれます。 参加協力費は1人500円、高校生以下は無料です。
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南アルプス林道通行止め 林道バス6月まで運休
伊那市長谷の南アルプス林道が、法面の崩落により全線通行止めとなっています。 25日は例年の林道バスの運行開始日ですが、今年は工事のため6月まで運休となります。 南アルプス林道の戸台大橋から1.2キロ登った地点の写真です。 3月5日に法面が崩落しました。 法面が老朽化していたところに、雨が降り崩れたものとみられます。 例年4月25日にはバスの運行が始まりますが、復旧工事のため今年は6月14日まで運休となる見込みです。 27日の北沢峠こもれび山荘の営業を前に、今朝、ヘリコプターで食料や燃料などの荷揚げが行われました。 例年は南アルプス林道を使い車で運んでいますが、通行止めの影響で今年はヘリコプターで運びました。 歌宿からこもれび山荘までを歩くと通常2時間ですが、伊那側の登山道入り口となる戸台河原からだと6,7時間かかることから、予約客のキャンセルが相次いでいるということです。 こもれび山荘は、27日から営業を開始しますが、食材が十分に確保できないため食事の営業形態を変更して営業することにしています。
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さくらプロジェクト 高砂中2年生が東部中訪れる
東日本大震災の被災地、宮城県高砂中学校の2年生135人が、桜が縁で交流をしている伊那市の東部中学校を24日訪れました。 午前11時、高砂中の2年生全員135人がバスで東部中学校に到着しました。 体育館では東部中の全校生徒が高砂中の生徒を歓迎しました。 両校の生徒が作詞したさくらプロジェクトのテーマソング「高東桜歌」を歌いました。 高砂中の桜は東日本大震災の津波で枯れてしまい、それを聞いた東部中の生徒が2012年にタカトオコヒガンザクラを贈ったことが縁で「さくらプロジェクト」が始まり現在も続いています。 これまでに交流のシンボルとなる桜を両校に植えた他、インターネットのテレビ電話などで交流を行っていて、2年生全員で東部中を訪れるのは初めてです。 また、両校の代表生徒が絆宣言をしました。 24日はグループ討論も行われ、東部中と高砂中の2年生が「プロジェクトの発展のためにできること」をテーマに話し合いました。 生徒からは、「互いの地域の特産物を味わってはどうか」「桜の成長記録を送りあってはどうか」などの意見が出ていました。 高砂中の生徒は、24日伊那市内に宿泊し、25日宮城県に帰るということです。
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坂下高齢者クラブ シミュレーション機器を使った交通安全講習
シミュレーション機器を使った高齢者対象の交通安全の体験講習会が24日、伊那市の坂下公会堂で開かれました。 これは、坂下区の高齢者でつくる坂下高齢者クラブが初めて開いたもので、クラブと安協の会員20人が参加しました。 長野県警察が所有する2つの機械を使って講習が行われました。 こちらは、道路の横断をシミュレーションする機器「わたりジョーズ君」です。 足踏みをすると画面上で前に進み、頭に取り付けたセンサーで歩行者の目線を確認します。 車が来るかどうかの判断を誤ったり渡る速度が遅いと車と衝突してしまいます。 坂下高齢者クラブによりますと、坂下区民の42%は70歳以上の高齢者だということです。 市街地にある坂下の通りは交通量も多く、特に高齢者の交通事故に気を付けてもらおうと今回講習会を開きました。 交通安全教室は、希望した地域に県警の交通指導員が出向くということです。 【お問い合わせ・・・伊那警察署交通課 電話72―0110】
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伊那ローメン春まつり 今年は長谷中学校とコラボ企画も
伊那の名物ローメンを食べて地域を元気にするイベント「伊那ローメン春まつり」が、29日に行われます。 今年は、長谷中学校の生徒が栽培した内藤とうがらしとのコラボ企画も予定されています。 24日は伊那市の伊那商工会館で伊那ローメンズクラブのメンバーが記者会見を開き、イベントの概要を説明しました。 当日は、1杯500円でローメンが味わえます。 1枚1,000円のローメン食べ放題チケットは300枚限定で、現在一部の加盟店で販売されています。 今年は、長谷中学校の生徒が栽培した内藤とうがらしで作ったラー油と一味唐辛子のトッピングが用意されます。 ほかに、長谷中の生徒が太鼓の演奏と合唱を披露します。 午前10時と午後1時15分に行われる宝投げでは、家電製品などが当たります。 このほか、信州プロレスリングやパラレルドリーム、伊那よさこい青龍のパフォーマンスなど多くのイベントが予定されています。 伊那ローメン春まつりは29日(日)に、伊那市役所東側駐車場で行われます。 時間は午前9時30分から午後3時までで、雨天決行となっています。
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十沢地蔵尊大祭
体の悪いところを撫でると良くなるという箕輪町長岡の十沢地蔵尊の大祭が24日に行われ、地元住民らが地蔵をなでて願掛けをしました。 十沢地蔵尊の大祭の本祭は毎年4月24日に行われています。 この地蔵は昔、長岡にあった寺を三日町に引っ越すときに途中で重くなり動かなくなってしまい、長岡の町が見下ろせるこの場所に残したという言い伝えがあります。 体の悪いところを撫でると良くなると言われていて、訪れた人たちは撫でて願掛けしていました。 出産予定日を1週間後に控えた人は「無事に生まれますようにとお願いしました」と話していました。 長岡の住民でつくる十沢地蔵尊保存会では「多くの人に親しまれている地蔵を今後も大切に保存していきたい」と話していました。
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無投票の伊那市議会議員選挙 当選者21人に証書付与
また、15日告示の伊那市議会議員選挙に無投票で当選となった21人に、23日、当選証書が手渡されました。 23日は、市役所で当選証書付与式が行われ、市選挙管理委員会の黒田強委員長から届け出順に手渡されました。 市議選は、15日に告示され、立候補者は定数と同じ21人で無投票での当選となりました。 無投票は、新伊那市では初、旧伊那市でも1選挙区制となった昭和34年以降初めてです。 内訳は、現職12人、元職1人、新人8人です。 党派別では、共産党が3人、公明党が2人、無所属が16人となっています。 なお、正副議長については、来月8日の臨時議会で決まります。
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伊那市長選 白鳥氏3選果たす
任期満了に伴う伊那市長選挙は、22日に投票が行われ、即日開票の結果現職の白鳥孝さんが3選を果たしました。 市長選には3人が出馬し、現職の白鳥さんが1万7,269票、新人の八木択真さんが9,602票、同じく新人の三石佳代さんが1,702票で、白鳥さんが3選を果たしました。 3氏のコメントです。 白鳥氏「支えてくださった皆さんに、改めて御礼申し上げます。安定と飛躍という言葉に加えて、対話と現場主義で3期目に取り組みたいです」 八木氏「力不足でした。支持してくださった方々には、本当に申し訳ない思いでいっぱいです」 三石氏「知名度・公約を浸透させられず、力の無さを痛感しました」 今回の市長選は、有権者数5万5,399人に対し、投票者数は2万8,826人で、投票率は52.03%となっています。 これは、前回選挙よりも14.42ポイント下回り、市町村合併後最も低い数字でした。
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東京芸大生と園児が交流
地域活性化の研究に取り組む東京芸術大学美術学部の学生らは、伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児と23日、交流しました。 23日は、学生らが高遠第2第3保育園を訪れ、園児たちの遊び場となっている保育園の裏山で交流しました。 東京芸術大学美術学部は、昨年度から高遠町長藤の古民家を活用し地域の活性化について取り組んでいます。 これは、伊那市と東京芸術大学美術学部の連携による伊那市デザインプロジェクト事業の一環で行われているものです。 今回は、今年度の活動内容について考えようと21日から伊那市を視察に訪れています。 学生たちは、園児と一緒に散策したり木登りの様子を見たりしていました。 東京芸術大学美術学部では、今回の視察をもとに、デザインやアートの視点から地域活性化について提案していくということです。
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伊那東大社例大祭に合わせて浦安の舞 奉納
伊那市の伊那公園にある伊那東大社の例大祭にあわせ、浦安の舞が21日に奉納されました。 宵祭りのこの日は、中央、日影、境、上新田、下新田、上の原の総代や区の役員が見守る中、地元の小学6年生16人が舞を奉納しました。 浦安の舞は、安らかな心で平和を祈る意味があり、昭和15年に全国各地で奉納されたのが始まりとされています。 伊那東大社は、明治時代に竜東地区にあった69の神社が合祀されたもので、市内で最も氏子数の多い神社です。 通常4人1組で行いますが、人数が多いため、8人1組でそれぞれ1回ずつ奉納します。 3月下旬からこの日までに、13回練習をしてきたということです。 6年生の1人は、「緊張したけれど、楽しくできました」と話していました。
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箕輪町で花桃が見ごろ
箕輪町県道与地辰野線沿いでは、花桃が見ごろを迎えています。 箕輪町の県道与地辰野線は「信州みのわ花街道」と呼ばれ富田から長田までの3.5キロに6種類およそ500本の花桃が植えられています。 箕輪町観光協会によりますと花桃は今週いっぱい楽しめそうだということです。 29日には、花街道まつりも計画されています。
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早くも田植え始まる
伊那市手良の㈱中坪ノーサンは、上伊那のトップを切って23日、田植えを行いました。 23日は、中坪ノーサン代表の登内美穂さんが田植え機で作業をしていました。 中坪ノーサンでは、手良で担い手がいなくなった田んぼを借りて米を栽培しています。 毎年、上伊那ではいち早く、4月下旬から田植えをしていて今年は去年より2日早まりました。 30ヘクタール、およそ350枚の田んぼで、主にコシヒカリを作っています。 初日の23日は、試験的に福島県の五百川(ごひゃくがわ)と言われる品種を初めて植えました。 稲が倒れにくくコシヒカリより早く稲刈りができるということです。 多くの田んぼを抱える中坪ノーサンでは、稲刈りシーズンの収穫作業の分散化につながると期待しています。 もみまきは先月25日に行い、今年は陽気もよく順調に生育しているということです。 中坪ノーサンの田植えは6月10日頃まで続きます。