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入笠山で開山式
夏山シーズンを迎え、伊那市と富士見町にまたがる標高1955mの入笠山で3日、開山式が行われ、子どもからお年寄りまで登山者で賑わいました。
南アルプス最北部に位置する入笠山は、山頂近くまでゴンドラや車道が通じていて、登山口から頂上までは30分ほどで登ることができます。
3日は、県内外から多くの登山客が訪れ、頂上を目指して歩いていました。
標高1955mの入笠山頂上です。
3日は、天候にも恵まれ、中央アルプスや北アルプスの他、街並みなど360度のパノラマを楽しむことができました。
また、富士山を眺めることもできます。
登山者たちは頂上で、景色を楽しみながらお弁当を広げていました。
また、3日は登山口で山開きの神事が行われました。
伊那市と富士見町でつくる入笠山観光連絡協議会が毎年この時期に行っています。
伊那市や富士見町、JA上伊那などの関係者が出席し、今シーズンの安全を祈りました。
他に、諏訪アルプホルンクラブによる演奏も行われました。
入笠山では、これからクリンソウやスズランなどの花がシーズンを迎えます。 -
荒井区 小学生がキックベースで交流
伊那市荒井区の少年少女球技大会が3日伊那小学校で開かれ、子どもたちがキックベースで交流を深めました
荒井区の小学生128人が参加しキックベースを楽しみました。
球技大会は、学年の枠を超えて地域の絆を深めてもらおうと荒井区が毎年開いているもので、今年で41回目です。
大会では、地区ごとの7チームがトーナメントで戦いました。
荒井区公民館の有賀茂夫館長は「区の行事で縦の繋がりを作り、毎日のあいさつなどコミュニケーションのきっかけにしてほしい」と話していました。
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沢尻 春日さん宅のバラ見ごろ
南箕輪村沢尻の春日悦男さん宅のバラが見ごろとなっています。
N春日さん宅の庭には、80種類、180株のバラが植えられています。
18年前に、友人に赤いバラをもらったことをきっかけに徐々に増やしたという事です。
以来、春日さんと妻の美根子さんは消毒や剪定など世話をしてきました。
庭はオープンガーデンになっていて、春日さんは「気軽に立ち寄りバラの花と香りを楽しんで下さい」と話していました。
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伊那市東春近で「御田植祭」
伊那市東春近田原の白山社が所有する田んぼで「御田植祭」が2日に行われました。
御田植祭は、白山社が所有する3アールの田んぼで行われました。
田植えの前に神事が行われ、今年の五穀豊穣を祈願しました。
この田んぼは「斎田」と呼ばれ、神に供える米を栽培する田んぼです。
神社が斉田を所有しているのは全国的にも珍しいということです。
田植えは氏子総代8人と、伊那市出身のタレント成美さんら早乙女姿の女性5人の合わせて13人で行いました。
これまでは氏子総代だけで行っていましたが、多くの人に御田植祭を知ってもらおうと初めて早乙女が登場しました。
「筋つけ」という農機具を使い、
等間隔になるよう手で植えていきます。
今回は初めて田原囃子保存会が参加し、風水害除けを祈願するお囃子を奉納しました。
東京などから来た人たちも御田植祭を見学していました。
稲刈りは10月に行われ、米は11月の新嘗祭で奉納されるということです。
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宮島酒店 山のパノラマ写真をラベルに
伊那市荒井の造り酒屋宮島酒店は、信州の山々のパノラマ写真をラベルにした特別純米酒3種類を2日発売しました。
信濃錦のラベルを取り外し広げると、中央アルプスのパノラマ写真が登場しました。
ラベルは縦12センチ、横78.6センチです。
西駒ヶ岳や宝剣岳など、中央アルプスの山の名前が記されています。
これは、宮島酒店が2日発売した特別純米酒のシリーズです。
「甘口」には中央アルプス、「うま口」には南アルプス、「辛口」には北アルプスのパノラマ写真が巻き付けられています。
写真を撮影したのは登山が趣味だという宮島酒店の宮島敏社長です。
山好きの人への贈り物や、伊那の土産品として活用してもらおうと今回制作しました。
「パノラマラベル」の特別純米酒 信濃錦は720ミリリットル入りで、中アの「甘口」が1,500円、南アの「うま口」と北アの「辛口」が1,300円となっています。
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高校3年生対象の産業視察会
ハローワーク伊那などは、就職を希望する上伊那の高校3年生を対象にした産業視察会を、28日に開きました。
上伊那の高校生と教職員およそ460人が16のグループに分かれ、製造業や建設業など31社を視察しました。
このうち、伊那市福島の日本濾過器株式会社では、会社の概要について説明を受けた他、工場内を見学しました。
神奈川県に本社を置く日本濾過器では、自動車のエンジンフィルターなどを製造しています。
視察は、求人票の内容だけではなく実際の職場を見てもらおうと、毎年この時期に行われています。
生徒らは、担当者の説明をメモを取りながら聞いていました。
高校生の就職活動は、7月1日から求人票が公開され、9月16日から内定が始まるということです。 -
ムギナデシコ咲く中演奏会
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、見ごろになったムギナデシコと共に音楽を楽しんでもらおうと、自宅の庭に地元住民を招いて演奏会を2日開きました。
伊那フィルハーモニー交響楽団に所属する4人がクラシック6曲を演奏しました。
演奏会は、伊那市美篶青島の矢島信之さんが開きました。
自宅の横では、4年前に亡くなった妻の美代子さんが育てていたムギナデシコが咲いています。
美代子さんは音楽が好きだったことから、花が見ごろとなるこの時期に演奏会を開いています。
また、2日は矢島さんの同級生で神奈川県在住の口笛演奏家武田三郎さんが勘太郎月夜歌を披露しました。
訪れた人たちは、手拍子をしたり一緒に歌ったりして楽しんでいました。
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伊那市災害時応援協定関係者会議
伊那市と災害時応援協定を結んでいる団体が集まる関係者会議が、28日に、市役所で開かれ、市がより効果的な連携の検討を求めました。
会議には、災害時応援協定を結んでいる団体や企業、市の職員など120人が出席しました。
現在市は行政機関8団体、民間59団体と合わせて66の協定を結んでいます。
会議では、協定締結から時間が経過し組織体制の変化や技術の進歩などで「できること」と「できないこと」が変わってきているとして、市が各団体に内容の再確認を求めました。
今後は、話し合いの結果をまとめ、個別に協定内容の見直しをしていくとしています。 -
年に1度のかんてんぱぱ祭 イベント賑わう
伊那市の伊那食品工業株式会社は、年に1度のかんてんぱぱ祭を2日に行い、訪れた人たちがイベントや買い物を楽しみました。
かんてんぱぱガーデン内には、2つのステージが設けられ、朝から夕方まで音楽やダンスなどの発表が行われました。
午前10時からは伊那市出身でNHKテレビラジオ体操の元インストラクター、有賀暁子さんによるストレッチ体操が行われました。
また、地元の伊那西高校吹奏楽クラブは、アニメソングなどを披露しました。
本社前では、北海道の物産展が行われ、人気を呼んでいました。
伊那食品工業と取り引きのある企業の商品を中心に販売されました。
祭りは、地域の人たちに感謝の気持ちを伝えようと15年前から毎年行われています。
昭和33年に創業した伊那食品工業は、今年で60周年となります。
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衣替え 高校生が夏服で登校
6月に入り衣替えのシーズンとなりました。
1日は伊那市の伊那西高校の生徒が夏服で登校していました。
伊那西高校では1日から夏服に衣替えとなりました。
午前8時過ぎの気温は16度ほどで生徒の多くは制服の上にカーディガンを羽織って登校していました。
1日の伊那地域の最高気温は24.6度でした。
長野地方気象台では今週末から来週にかけての気温は平年よりやや高い夏日が続くと予想しています。 -
11月に伊那市中学生キャリアフェス開催
11月2日に伊那市の中学2年生が一堂に会する伊那市中学生キャリアフェスが伊那市民体育館で開かれます。
1日は実行委員会が市役所で記者会見を開きキャリアフェス開催への思いを語り事業所の参加を呼びかけました。
1日は市内の中学2年生と教諭などでつくる伊那市中学生キャリアフェス実行委員会が記者会見を開きました。
キャリアフェスは市内6つの中学校の2年生約650人が参加し地域の産業や歴史、文化について学ぶ場として計画されています。
上伊那でキャリアフェス教育を推進している「郷土愛プロジェクト」が後援していてこれだけの規模で行われるのは初めてだということです。
また1日はキャリアフェスのテーマを「未来へつなげる一つの出会い」とすることも発表されました。
伊那市中学生キャリアフェスは11月2日に伊那市民体育館で開かれることになっていて実行委員会では市内の事業所や地域の人たちの参加を呼びかけています。
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園庭完成で園児大よろこび
箕輪町の沢保育園の園庭が完成し1日使い始めの式が行われました。
式では白鳥政徳箕輪町長と園児がテープカットで園庭の完成を祝いました。
1日は保育士から「遊具を使う時は順番を守りケガをしないよう遊んでください。」と話がありそのあと園児らは完成したばかりの園庭で元気に遊んでいました。
広さは約2,600平方メートルで園庭には芝がはられています。
砂場には熱中症対策として開閉式の日よけが設置されています。
夏に組み立て式のプールを置く場所は弾力性のあるゴムチップ舗装で園児がケガをしにくくなっています。
沢保育園は老朽化にともない去年新しい園舎を建設しました。
敷地内にあった古い園舎を取り壊し整備したもので費用は3,900万円ほどとなっています。 -
水道週間 高齢者宅を無料点検
6月の水道週間に合わせ、高齢者世帯を対象にした水道の無料点検が1日伊那市内で行われました。
水道の無料点検は6月1日から6月7日の水道週間に合わせて毎年伊那市水道事業協同組合が行っています。
今年は、組合加入業者23社が希望のあった30世帯を分担して点検をしました。
水道事業者はパッキンを変えたり蛇口部分を点検したりしていました。
伊那市水道事業協同組合では、「この活動も今年で22年目です。毎年、お年寄りの方たちにも喜んでいたただいている。今後も継続して活動していきたい」と話していました。
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伊那市自主防災組織連絡会 発足
自主防災組織の情報共有や連携を強化していこうと伊那市自主防災組織連絡会が5月31日に発足しました。
31日は伊那市の伊那市防災コミュニティセンターで設立総会が開かれ、市内の184団体の関係者およそ140人余りが出席しました。
会長には連絡会理事で伊那地区区長会長の唐澤規夫さんが選ばれました。
伊那市によりますと、市内には区や常会単位でつくる自主防災組織が184団体あります。
災害が発生した場合に隣近所で助け合う共助を目的に昭和54年頃から作られたという事です。
伊那市では市民からの要望を受け、組織間の情報共有や連携により個々の防災力を高めていこうと、連絡会を発足させました。
連絡会では今年度、防災知識や防災スキル向上の為の研修会を開催する他、地域に適した避難方法や安否確認についての研究を進めていく事にしています。
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全国新酒鑑評会で大吟醸「井乃頭」 金賞受賞
伊那市の造り酒屋・漆戸醸造株式会社が県内産の美山錦で作った大吟醸の「井乃頭」が全国新酒鑑評会で金賞を受賞しました。
漆戸醸造が金賞を受賞したのは平成19年以来11年ぶりとなります。
回、金賞を受賞したのは県内で栽培された酒米・美山錦を使った大吟醸酒です。
漆戸醸造では5年前からこの米を使い、大吟醸を仕込んできました。
社長の漆戸正彦さんによりますと「果実のような甘い香りが程よくあり、味は甘みがあるが、切れの良い酒ができた」という事です。
全国新酒鑑評会は、明治44年に始まった唯一の全国規模の鑑評会です。
今回は、全国から850点が出品され232点が金賞を受賞しました。
漆戸醸造では、兄で社長の漆戸正彦さんと、弟で杜氏の漆戸貴彦さんの2人で酒造りをしています。
「大吟醸 金賞受賞酒 井乃頭」は数量限定で7日から販売されます。
価格は720ミリリットル入りで税別・4,500円となっています。
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アクト・ジャパン 六道原工業団地の用地取得
神奈川県横浜市に本社を置く株式会社アクト・ジャパンは、伊那市美篶の六道原工業団地の土地売買契約を伊那市と締結しました。
28日は市役所で調印式が行われ、アクト・ジャパンの青木伸栄(のぶひで)社長と白鳥孝市長が土地売買契約を交わしました。
アクトジャパンが取得した土地は、伊那市美篶の六道原工業団地のおよそ3,600㎡で、売買価格は4,400万円となっています。
アクト・ジャパンは、ハイブリッドICや液晶の部品を、南箕輪村の伊那工場で製造しています。
車の配線に使われる部品の量産などに対応できる設備を整えるために新たに土地を取得し、現在の伊那工場から移転します。
新しい工場は、延床面積2,000㎡、鉄骨平屋造を計画しています。
青木社長は「今いる従業員がそのまま働けるということもありこの場所を選んだ。従業員の生活を支えていけるよう何年できるかわからないが頑張っていきたい」と話していました。
白鳥市長は「近隣では今後国道153号バイパスの整備も進みアクセスも良くなる。伊那の地からさらに飛躍していただきたい」と話していました。
今回の移転に伴い、アクト・ジャパンでは5人の増員を予定しているということです。
着工は7月の予定で、来年3月の完成、操業開始を目指します。 -
みのわ産業振興拠点 完成を祝う
箕輪町の産業振興の拠点となる産業支援センターと、隣接する町商工会館が完成し、31日、式典が行われました。
この日は、支援センターで式典が行われ、関係者が完成を祝いました。
完成した施設は、町役場の向かいです。
産業支援センターみのわは、箕輪町が1億7千万円をかけて、隣接する町商工会館は、商工会が5千万円をかけて改修を行いました。
両施設は、2階建てで、1階も2階も連結しています。
産業支援センターの1階には創業支援オフィス5部屋のほか、コワーキングスペースがあります。
箕輪町役場の企業支援相談員が常駐し、創業・起業の支援を行います。
同じフロアに、町商工会の受付があり、町と商工会が連携して事業者の相談対応や支援を行います。2階には、研修室や商談スペースなどが設けられました。
31日は、箕輪町内の企業2社が活動報告を行い、新しくなった建物の完成を祝いました。
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伊那まつりポスター原画 高遠中2年宮下君の作品に
8月4日・5日に予定されている今年の第61回伊那まつりのポスターの原画が31日決まりました。
ポスター原画の最優秀賞に選ばれたのは、高遠中学校2年の宮下 玲君の作品です。
龍と満開の桜、そばを食べているイーナちゃんが描かれています。濃淡をつけて絵画的な表現であること、そばをモチーフに取り上げた点が新しいことなどが評価されました。
この日は、伊那市役所で原画の審査会が開かれ、市内の中学2年生から寄せられた125点を審査しました。
審査会では最優秀賞のほかに、優秀賞6点、佳作26点を選びました。
なお、審査された全作品125点は、7月中旬から伊那市役所多目的ホールに展示されます。
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生活情報アプリ「いなテレデータ」6/1からサービス
伊那ケーブルテレビジョンは、スマートフォンやタブレット端末に、生活情報や安心安全情報を届けるアプリ「いなテレデータ」のサービスの提供を、6月1日から始めます。
生活情報アプリ「いなテレデータ」は、スマートフォンやタブレット端末向けに情報提供を行うサービスで、伊那ケーブルテレビで取り上げたニュースの記事や、各市町村からのお知らせなどの情報を提供します。
また、地震などの災害時には、国内のどこにいても最寄りの避難所を検索することができ、地図やコンパス表示で案内します。
安否登録・確認の機能もついていて、災害用伝言板も利用できます。
また、伊那地域以外でも、現在いる場所に避難指示や勧告、国民保護情報などが出された場合は、プッシュ通知で情報を提供します。
このアプリは、アプリのダウンロードサイトでJC-Smartと検索し、選択局でいなテレデータを選ぶと使うことができます。
(お問い合わせ 電話73-2022)
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中島美恵子さん初の個展「いのちの華」
伊那市高遠町西高遠在住の中島美恵子さんの個展「いのちの華」が、信州高遠美術館で開かれています。
会場には、ここ数年で描いた作品25点が並んでいます。
中島さんは上伊那農業高校を卒業後、東京の専門学校でグラフィックについて学び、現在は介護の仕事をしながら絵を描いています。
赤いボールペンで下書きをして水彩色鉛筆やパステルで色をのせる独自の画法で仕上げています。
作品には、花や妖精、天使などが多く描かれています。
こちらの作品は「そらクジラ」です。
クジラが空を泳ぎ、木から四季折々の花が噴水のように咲くという架空の世界を表現しています。
中島さんは、架空の人物や世界を絵にすることで、見た人に癒しを感じてもらいたいと話します。
中島美恵子さんの初の個展「いのちの華」は、6月25日(月)まで、信州高遠美術館で開かれています。
6月23日(土)午後1時30分からは、個展に合わせたフラワーアレンジメントのワークショップが開かれます。
定員は10人で、現在参加者を募集しています。
【受付電話 0265-94-3666 信州高遠美術館】 -
箕輪西小学校4年生 ヒノキ50本を植樹
箕輪町の箕輪西小学校の児童は、上古田の山林でヒノキの苗木50本を、5月30日に植えました。
4年生の児童22人が上古田の山林でヒノキの植樹を行いました。
この日は、地元の住民有志でつくる西山会のメンバーが指導にあたりました。
箕輪西小学校では、昭和54年からみどりの少年団の活動の一環で毎年4年生が植樹を行っていて、これまで植えたヒノキは2千本以上になるという事です。
児童らは、まっすぐに立てた苗木の周りに土をかぶせて足で踏み固め、最後に添え木に結びつけていました。
4年生は、11月に間伐や枝打ちを体験する予定です。
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「こども食堂」地域で学ぶ研修会
子ども達に食事の提供や学習支援などを行う「こども食堂」を推進している上伊那地域子ども応援プラットフォーム運営委員会は、広く活動を知ってもらおうと初めての一般むけの研修会を伊那市内で、5月30日に開きました。
研修会には、上伊那地域の一般やNPOなどから50人ほどが参加しました。
講師は、2016年から諏訪市で「信州こども食堂inすわ」を運営している宮原規夫さんがつとめました。
毎月第三土曜日に近くの寺を借りてこども食堂を開設していて、1回の平均利用人数は子どもが13.6人、大人が8.8人、ボランティアなどのスタッフが17.6人だという事です。
宮原さんはこれまでの活動で子ども同士の繋がりができたこと、片づけを積極的に行うなどコミュニケーション能力が向上したこと、親同士の情報交換の場になっている事などをあげました。
上伊那地域子ども応援プラットフォーム運営委員会では、子どもの居場所づくりを地域で進めていくために今年度研修会をあと4回開く予定です。 -
高校の将来像を考える協議会 6月4日に初会合
上伊那広域連合は、県教育委員会の県立高校第2期再編に向けて意見を交わす「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」の初会合を、6月4日に開きます。
これは、29日に開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。
協議会は、高校の在り方や具体的な配置について、県教育委員会に対して意見や提案をすることを目的に設置されます。
委員は、上伊那の市町村長や教育長の他、商工会議所や上伊那医師会、PTA、中学・高校の校長会など幅広い分野から18人を選出します。
6月4日に1回目の協議会が開かれ、現状や課題の共有、意見交換が行われる予定です。
12月に地域懇談会やパブリックコメントを実施し、幅広い意見を取り入れ、来年2月下旬に成案を公表する予定です。
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遺志引き継ぎ給水所で中学生を応援
伊那市の東部中学校の強歩大会が29日に開かれました。
大会が始まった54年前から休まず給水所を設置している伊那市手良の桐山さん宅では、この家に住んでいた桐山さん夫婦の遺志を引き継ぎ、親族や近所の住民が今年も給水所を設置しました。
午前9時半頃、3年生の男子が、続いて2年生の男子が東部中のグラウンドをスタートしました。
2・3年生の男子が走る、最長13.5キロのコースの折り返し地点に桐山さんの家があります。
給水所を通過する生徒たちは、水を飲んだり、頭にかけたりしながらゴールを目指していました。
この給水所で生徒たちの走りを見守ってきたのは、桐山慶二さん・八重子さん夫妻です。
おととし慶二さんが亡くなり、去年は八重子さんが寝たきりになりながら慶二さんの遺志を引き継いで生徒たちを応援しました。
その八重子さんも去年亡くなりましたが、姪の桐山みどりさん夫婦や、近所の住民が二人の遺志を引き継ぎ給水所を設置しました。
姪の桐山みどりさんは「応援してみて中学生から力をもらうことができ、おじさんやおばさんが毎年続けてきた気持ちがわかった。私も出来る限り協力していきたい」と話していました。
小松雅人校長は「ご親族の協力で給水所を続けていただくことができ本当にありがたいです。地域の人たちの協力があって大会を続けることができる」と感謝していました。
大会には生徒およそ780人が参加し、2・3年生女子と1年生男子は8.4キロ、1年生女子は5キロを走りました。 -
伊駒アルプスロード 国による早期事業化促す
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が29日、伊那市役所で開かれ、国による早期事業化に向け、今年度は要望などに力を入れていくとした決議案が採択されました。
総会には伊那市、駒ケ根市、宮田村の委員、およそ50人が出席し、現在県が管理する伊駒アルプスロードの事業を、権限代行による国の事業として早期実現させるための決議案が採択されました。
総会では、決議書が白鳥孝伊那市長や杉本幸治駒ケ根市長から国会議員や県議会議員に渡されました。
伊駒アルプスロードは伊那市青島から駒ケ根市北原までの11キロを結ぶ国道で、期成同盟会では来年度の事業着手を目指しています。
この日は任期満了に伴う役員の改選も行われ、会長には杉本駒ケ根市長が、副会長には白鳥伊那市長と小田切康彦宮田村長が選ばれています。 -
伊那北小学校6年生 学校近くで花畑づくり
伊那市の伊那北小学校の6年生は29日、学校近くで花畑づくりに取り組みました。
この日は6年生91人が、上牧の13アールの畑で花の苗植えと種まきをしました。
児童たちは、4年生の時から里山をフィールドに総合的な学習に取り組んでいて、今年度は最後の年となります。
上牧の住民有志でつくる「上牧里山づくり」から花畑を一緒に作ろうと誘われ、それにこたえました。
苗や種は、地元の花き農家でつくる農事組合法人アグリーナから提供されたものです。
ルピナスの苗1,000株とひまわり2,000本分の種をまきました。
伊那北小学校とアグリーナは、2016年に花に関する協定を結んでいて、苗と種の提供はその一環で行われました。
ルピナスは咲きはじめているものもあり、6月に入り見ごろを迎えます。
ひまわりは、8月中旬に見ごろを迎えるということです。
上牧里山づくりでは「皆さんの近くには常に自然があります。どうしたらもっと良くなるかを考えながら大人になってほしい」と話していました。
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7月に食品と健康について考えるシンポジウム
産学官が連携し新たな産業創出を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構の総会が25日開かれ食品と健康について考えるシンポジウム開催などの今年度事業が承認されました。 25日に南箕輪村の信州大学農学部で今年度の総会が開かれました。 今年度事業として「食品と健康について」をテーマに7月に上伊那地域でシンポジウムを開催します。 ほかに重点課題として、薬草・薬木、スマート農林業、菌類、市田柿、景観・酪農、健康・長寿の6つのテーマの産業化を探ります。 伊那谷アグリイノベーション推進機構では活動を通して地域の農林畜産業、食品産業を活性化する伊那谷モデルを創造していくとしています。
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ロン・都伊那店でメンズスーツのイージーオーダー受注会
伊那市西春近の洋服店、ロン・都伊那店で、27日と28日の2日間、生地やデザインを選んで自分にあったサイズのスーツを作る事ができるイージーオーダー受注会が開かれています。 ロン・都伊那店の春の大感謝祭に合わせて初めて開かれたものです。 仕立ては明治23年に創業し東京都に本社を置く銀座山形屋が行います。自社工場で仕立てを行う国内縫製にこだわったオーダースーツの専門店です。 今回は男性用スーツをメインとした受注会で生地は300種類の中から選ぶ事ができます。 デザインのサンプルから、シルエットやポケットの形、パンツのタックの数などを選び、それにあったボタンや裏地を選びます。 価格は、上下セットが4万9千円からとなっています。 受注会は28日まで、伊那市西春近のロン・都伊那店で開かれていて時間は午前11時から午後7時となっています。
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伊那市民吹奏楽団 スプリングコンサート
伊那市民吹奏楽団のスプリングコンサートが伊那市の伊那文化会館で27日に開かれました。 伊那市民吹奏楽団は上伊那の10代から50代の60人が所属していて週2回練習を行っています。 スプリングコンサートは秋の定期演奏会に加えて春の活動を充実させようと毎年開かれていて今年で8回目になります。 3年前までいなっせで開いていましたが団員が増えたことからより広いステージのある伊那文化会館に会場を移しました。 北條崇博団長は「楽しく活動することをモットーによりよい音楽をつくっていきたい」と話していました。 伊那市民吹奏楽団は11月24日に40回目になる定期演奏会を伊那文化会館で開く予定です。
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伊那市境区 運動会で防災意識を高める
伊那市の境区は楽しみながら防災意識を高めてもらおうと負傷者の搬送の体験や防災グッズを学ぶ競技を取り入れた運動会を、27日に開きました。 毛布で作った簡易担架で人形を運びます。 負傷者が足にけがを負っているとの想定でコース途中で止血を行います。 止血の処置が終わると再び搬送を始めゴールを目指します。 この競技は楽しみながら防災意識を高めてもらおうと毎年開いている区民運動会の中で初めて行われました。 体育館の中央に懐中電灯や軍手、水などが並べられました。 防災グッズの名前が書かれたくじを全員が引きます。 こちらの競技は常会対抗のリレーです。 1チーム4人がそれぞれくじで指定された防災グッズを見つけて運び一番早くゴールしたチームが1位となります。 境区では、上伊那広域消防本部の講習を受けた「応急手当普及員」でつくる普及員会を平成15年に立ち上げました。 現在メンバーは6人いて、区民らは普及員から簡易担架の作り方などの指導を受けていました。