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冬至 伊那東小学校でかぼちゃ給食
冬至にちなんで22日、伊那市の伊那東小学校ではかぼちゃ給食が提供されました。 かぼちゃは3年梅組の35人が育てたもので味噌汁に入れて全ての児童に出されました。 かぼちゃの栽培は学校近くの畑を借りて行われたということで草取りなど班ごとに取り組み大小20個ほどを収穫したということです。 3年梅組では「自分たちが育てたかぼちゃを先生や学校のみんなに食べてもらえてうれしかった。」と話していました。
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家庭でガレット キット販売
そば粉を使った料理、ガレット作りを家庭で気軽に楽しむことが出来るガレットキットの販売が始まりました。 ガレットキットは上伊那の飲食店などでつくる信州伊那谷ガレット協議会が、その普及を図ろうと販売するものです。 上伊那産のそば粉6人分300グラムとレシピ、そば粉の生地を広げるトンボがセットで2,500円となっています。 トンボは伊那谷の木材を使い地元の木工業者が手作りしたもので丸型と平らなものの2種類から選べます。 他に、そば粉とレシピのセットを800円から販売しています。 また協議会ではガレットの作り方を分かりやすく説明した動画をユーチューブにアップしていて「調理するときの参考にしてもらいたい」と話しています。 ガレットキットは伊那市西町の飲食店kurabeで販売されています。 またそば粉とレシピのセットは伊那バスターミナルでも扱っています。
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伊那西スケート場 安全祈願
伊那市横山の天然リンク・伊那西スケート場で22日シーズン中の安全を願う祈願祭が行われました。 このまま寒い日が続けば年内に、滑る事ができそうだという事です。 22日は、伊那市教育委員会などの関係者がシーズン中の無事を祈り神事を行いました。 リンクを管理する武田孝平さんによりますと「朝晩の冷え込みが続けば、年内には滑る事ができそうだ」という事です。 北原秀樹教育長は、「冬場の体力作りや仲間との交流の場として、怪我なく安全で、多くの人に楽しんでもらいたいです」とあいさつしました。 今月の朝晩の冷え込みもあり、リンクは全面結氷しています。 リンクの北側は氷が薄く滑る事はできませんが、南側の一日中日影となっている所は氷が厚くなり、人が乗れる状態です。 氷の厚さが、およそ10センチ以上になると滑走可能となります。 昨シーズンは13日間の営業で251人が利用しました。 今シーズンの営業は、来年2月4日までの予定で、時間は午前7時から午前10時まで、ナイターは午後6時から午後9時までです。 利用料は1人1回200円です。
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西箕輪診療所 竣工式
伊那市の西箕輪公民館の跡地に建設が進められていた西箕輪診療所が完成しました。 西箕輪公民館跡地に建設された西箕輪診療所です。 鉄骨造の平屋建てで、延床面積はおよそ780平方メートルです。 JA長野厚生連が建設と運営を行い、常勤1人、非常勤7人の医師が診療にあたります。 診療科目は、内科や神経内科、消化器内科、小児科、泌尿器科、リハビリテーション科の6つで、診察は月曜日から金曜日と第一・第三土曜日です。 総事業費は4億円で、伊那市が半分の2億円を補助した他、当面の間、土地を無償提供します。 22日は、診療所の関係者や市、地域住民など70人が完成を祝いました。 JA長野厚生連の社浦康三理事長は、「地域の人達が安心して健康で暮らせられるよう、医療サービスを提供していきたいです」と話していました。 新しい西箕輪診療所は、来年1月5日に開所します。 4月からは整形外科の診療と日帰り人間ドックを始める予定です。
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地元農家と上農生徒が「農業の魅力発見セミナー」
地域の農家や南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が農業の魅力について考える「農業の魅力発見セミナー」が20日に開かれました。 セミナーでは地域の農家など4人が自身の農業経営について話をしました。 このうち箕輪町で牧場を経営する根橋英一さんは、「酪農から学ぶ命の大切さ」と題して話しました。 根橋さんは乳牛など130頭を飼育していて一日2,800キロの牛乳を出荷しています。 以前は搾乳量を増やす事に重点を置いていたという事ですが、今は牛に負担がかからないように搾乳量を減らしているという事です。 根橋さんは「牛の健康と命を守る事を一番に考える事が酪農の仕事で一番大切です」と話していました。 セミナーは、農業に関する知識を広げ将来地元で活躍する人材を育成しようと上伊那農業改良普及センターと伊那市、JA上伊那が開いているもので80人ほどが参加しました。
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東京農業大学の女子学生が漆戸醸造で実習
東京農業大学の女子学生2人は、11日から伊那市西町の漆戸醸造で酒造りについて学ぶ実習を行っています。 実習で訪れているのは、東京農業大学応用生物科学部醸造科学科3年の、菊地遥さんと鈴木莉加さんです。 2人は、今月11日から泊まり込みで漆戸醸造で実習しています。 この日は、蒸した米や麹などを混ぜる櫂入れを行いました。 タンクの中の温度や成分が均一になるように行う作業で、日が経つにつれて重くなるため力が必要です。 また、年末年始に店頭に並ぶ予定の日本酒の成分を調べる作業も行いました。 実習の受け入れは、漆戸醸造の社長、漆戸正彦さんが東農大の卒業生であることが縁で毎年行われています。 2人は22日まで実習を行い、日本酒が完成するまでの全ての工程を学ぶことになっています。
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長谷の自動運転サービス実証実験 ルート決まる
伊那市長谷で行われる自動運転サービス実証実験の計画案が21日に示され、年度内に5日間の日程で、道の駅南アルプスむら長谷を拠点に行われるルートが決定しました。 実験ルートは、道の駅南アルプスむら長谷を拠点に、長谷総合支所、美和診療所などを結ぶ国道152号の往復およそ5キロのコースです。 運行を予定しているのは5日間で、1日予備日が設けられています。 ドライバーが運転席に乗車した状態でシステムが自動で走行するのが4日間で、このうち1日は人と物を運ぶ実験も行われ、緊急時にはドライバーが制御します。 ドライバーが乗車せずに全て自動で走行する実験を1日設けます。 専用のバスが、GPSなどから集めた情報に基づいて走行します。 道路上に磁気マーカーが150メートルの間に埋められ、それを読み取ってバスが走行する区間もあります。 乗車定員は20人で、具体的な運行日程が決まり次第、モニターを100人募集します。 この日は、長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で地域実験協議会が開かれ、ルート案などが承認されました。 伊那市長谷は、超高齢化が進む中山間地域での高齢者の生活の足の確保や、物流の確保などを目指していて、実証実験地区全国13か所のうちの1つに選ばれています。
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竜北保育園でクリスマス会
伊那市の竜北保育園でクリスマス会が21日に開かれ、園児たちがサンタクロースからプレゼントを受け取りました。 12月生まれの園児2人が女神様の衣装を着て、年長園児が手に持つキャンドルに火を灯しました。 保育士が「キャンドルの火を見ると心が落ち着くそうです。」と話すと、園児たちはキャンドルの火を見つめていました。 その後全員でクリスマスソングを歌うと、サンタクロースが登場しました。 サンタクロースに「トナカイは何匹いますか?」「どうしてソリに乗っているの?」などの質問をしていました。 この後、サンタクロースから園児全員にプレゼントが手渡されました。
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上伊那農業高校の生徒が味工房の味噌のラベルデザイン考案
南箕輪村の上伊那農業高校生産環境科の生徒は、大芝高原味工房で限定販売する味噌のラベルを21日、関係者にお披露目しました。 生徒たちが考えた、味工房で販売する味噌のラベルデザインです。 この日は、生徒5人が味工房の関係者や生産者を招き、デザインの案を発表しました。 1年生から3年生の生徒5人でつくる「ラベルデザインプロジェクト」のメンバーは、来年4月にリニューアルオープンする味工房で販売する黒豆味噌とおばちゃん味噌のラベルを、今年7月から検討してきました。 多くの人に親しまれる商品にしようと検討を重ね、最終のデザイン案は4つに絞られました。 味工房の関係者からは、「色の濃さを調整してほしい。」「県外から来た人も分かるように『大芝高原』という文字を入れてほしい。」といった要望が出されていました。 デザインは来年1月に完成する予定で、出来上がったら上農生や地域の人にお披露目するということです。
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伊那市議会が地域振興策を提言
特別委員会を設置し地域振興について検討してきた伊那市議会は議会の総意として、21日白鳥孝市長に政策を提言しました。 この日は、伊那市議会の正副議長や、2つの特別委員会の正副委員長、6人が、白鳥市長に政策を提言しました。 提言したのは、●総合支所は、住民サービスの低下をさせない職員体制で臨むこと、●小規模保育園の入園率が50%以下、または、園児数が30人以下は休廃園とする基準を廃止し個別に検討すること、●給付型奨学金制度や返還型奨学金制度を創設し、子育て支援策につなげることなどです。 伊那市議会は、去年6月に事業点検評価特別委員会と地域創生対策特別委員会を設置し、調査研究を行ってきました。 今回は、それをまとめ、市議会の総意として提言しました。 これに対して白鳥市長は、「参考程度にさせていただきたい」と返答していました。 会見のあと、記者団に対し、黒河内 浩議長は、「市民の代表である議会の総意としての提言であり、重く受け止めてもらわなければ困る。条例・予算などに反映してもらえると思う」と話していました。
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山紫プレミアム22日発売
信州大学農学部と伊那市が連携し栽培しているやまぶどうから作られたワイン「山紫(やまむらさき)プレミアム」が、今年も完成しました。 21日は伊那市の定例記者会見で完成が報告されました。 山紫は伊那市美篶の伊那ワイン工房で醸造が行われていて、そのプレミアム版は、今年で2年目です。 720mlのフルボトルが税込み4000円、375mlが2300円で、それぞれ70本、160本の限定販売です。 レギュラーはタンクで醸造し、瓶詰めされ9か月ほどで出荷されますが、プレミアムは、木の樽での貯蔵も含め14か月熟成させます。 ワインは、市内の酒販店などで22日から販売されます。
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御子柴さん木彫人形 上伊那教育会に寄贈
伊那市小沢在住の人形作家・御子柴明實さんは、人形4体を、上伊那教育会に寄贈しました。 21日は、御子柴さんが、上伊那教育会館を訪れ、贈呈式が行われました。 今回、寄贈されたのは、第43回伝統工芸新作展で東日本支部賞を受賞した作品「収穫」など4点です。 11月に創造館で開かれた上伊那教育会の所蔵作品展に、御子柴さんが作品を貸し出したことが縁となり、その際に展示された作品が寄贈されることになりました。 御子柴さんの作品は、桐をチェンソーなどで粗削りした後、彫刻刀で彫り、貝殻から作られた顔料やアクリルを使って彩色します。 服の部分は木目込みで、ダイコンや手押し車なども木で作られています。 上伊那教育会では、「折を見て展示していきたい」と感謝していました。
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伊那地区防犯協会 市内4つの小学校に防犯グッズ寄贈
伊那市内22地区でつくる伊那地区防犯協会は、市内の4つの小学校に防犯啓発グッズを、18日に、寄贈しました。 18日は、伊那地区防犯協会の舩坂政義副会長らが伊那小学校を訪れ、林武司校長にクリアファイルとミニタオル、反射シールの防犯グッズ3点を手渡しました。 伊那小の他、伊那東小、伊那北小、伊那西小の4つの小学校の全児童に配布されます。 グッズの配布は、防犯意識の向上を図ろうと、今回初めて行われたものです。 林校長は、「子ども達1人ひとりが安心安全を見直すきっかけになると思います」と感謝していました。
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伊那弥生ケ丘高校と伊那中学校 戌の大絵馬を奉納
伊那市の伊那弥生ケ丘高校と伊那中学校の生徒が描いた来年の干支、戌の大絵馬が学校近くの春日神社に20日奉納されました。 伊那弥生ケ丘高校の美術部は、紅白の紐をつけた2匹の犬神と初日の出をイメージした太陽を描きました。 多くの人の願いが叶うようにと書道部の生徒が「大願成就」の文字を添えました。 伊那中学校美術部は見てくれた人の健康を願い羽をつけた犬神を力強く描いています。 この日は春日神社で生徒らが参加して大絵馬を奉納する神事が行われました。 大絵馬の製作は初詣に訪れる人たちに見てもらおうと春日神社が生徒に依頼したものです。 申年の時から毎年行っていて今年で3年目になります。 生徒が描いた大絵馬は12月31日の2年参りから1年間本殿の前に飾られる事になっています。 伊藤光森神主は「大絵馬を見てくれた地域の人たちに、生徒の思いが届いて欲しい」と話していました。
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伊那ローメンズクラブスタンプラリー
伊那ローメンズクラブの設立20周年を記念したスタンプラリーの抽選会が18日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 8月15日から11月30日まで、クラブに加盟する30店舗でローメンを食べて各店のスタンプを貯める「美味し伊那ローメンスタンプラリー」が行われました。 応募総数は47人で全店舗制覇が7人、20店舗が6人、10店舗が28人でした。 全店舗を回った人の中から1人に伊那ローメンズクラブのキャラクターロメン君が入った金のジャンパーが当たる抽選が行われ、南箕輪村の男性が選ばれました。 その他応募のあった人の中から、掃除ロボットや牛肉などが当たる抽選も行われました。 伊那ローメンズクラブの唐沢正也会長は「多くの人に店舗を回っていただいた。今後も楽しい企画を考えたい」と話していました。
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箕輪町GT発展的解散
都会と農村の交流で農業振興を目指す箕輪町グリーンツーリズム推進協議会は、組織を発展的に解散し新たに町が主体となり農業者や団体と協力して事業を展開していくことになりました。 20日は役場で箕輪町グリーンツーリズム推進協議会の総会が開かれました。 食品衛生法や担い手の後継者問題など現在の体制では事業は見直さざるをえないとして、解散することが承認されました。 推進協議会は、「食」「農」「健康」をテーマに都市住民との交流を広げ地域の活性化を図ろうと平成20年に発足しました。 農業体験などのグリーンツーリズム事業には今年度、関東、中京方面を中心に1131人が訪れました。 リピーターが定着している一方で新規の参加が伸びず前の年度に比べ111人減となりました。 町では今後、農業振興につながる施策を盛り込んだ農業応援団計画を策定し、グリーンツーリズム事業を発展させていきたいとしています。 都市農村交流の推進では、にこりこ東側の果樹団地での通年農業体験や農業体験とセットにした宿泊体験の他、PRのためのポータルサイトの設置などを計画しています。 町では、農業応援団計画を来年1月中に策定し公表したい考えです。
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こもれび山荘 荷揚げ作業
伊那市観光株式会社は、23日から来年1月8日まで営業する南アルプス北沢峠にある山小屋「こもれび山荘」に食料などを20日、荷揚げしました こもれび山荘は、毎年4月25日から11月3日まで通常営業していますが正月を山で過ごし楽しんでもらおうと毎年、年末年始の営業も行っています。 南アルプス林道が冬季の間通行止めのためヘリコプターでの荷揚げを今日行い食材を中心に2往復しました。 伊那市観光によりますと毎年正月を山で過ごす人が増え、19日までに220人の予約が入っているということです。 こもれび山荘では、おせち料理や鍋料理などを提供するということです。 営業期間は23日から来年8日までで、料金は素泊まりが6000円、2食付きが9500円となっています。
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南箕輪村の「風の村米だより」原産地呼称管理制度の認定受ける
南箕輪村で栽培されたコシヒカリ「風の村米だより」の今年度産の米が、長野県の原産地呼称管理制度の認定を受けました。 20日にJA上伊那南箕輪支所で記者発表が行われ、生産者を代表して農事組合法人まっくんファームの堀美津男組合長が概要を説明しました。 風の村米だよりは、南箕輪村のファーマーズあじ~なで販売されているほか、首都圏のデパートでも販売されています。 発酵鶏糞のみを肥料とし減農薬栽培されたコシヒカリで、村がブランド化を進めています。 今年度認定を受けたのは村内の2団体と17の個人農家が合計16ヘクタールで栽培した99トンです。 首都圏では、上伊那農業高校の生徒がデザインしたパッケージを使って来月から販売される事になっていて、今回の認定で長野県産の米である事を表示するシールを貼る事ができます。 堀会長は「産地や生産者の顔が見える安全安心な米だという事を消費者にアピールしていきたい」と話していました。 なお、今年度上伊那では、4件が認定米として登録されました。
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1部選手招きソフトボール教室
中南信の小中高生を対象にしたソフトボール教室が、10日、箕輪町のながたドームで開かれました。 指導したのは、1部リーグで活躍するデンソーの選手やコーチ4人です。 内野や外野、ピッチャーなど守備位置に分かれて、キャッチボールや捕球といった守備などの指導を受けました。 この教室は、長野県ソフトボール協会南信支部が開いていて今年で2回目です。 今回は、小学生から高校生までの女子82人が参加しました。 ピッチングでは、新しい球種の投げ方の指導も行われていました。 南信支部では、教室を通して、地域の子どもたちの技術力向上につなげたいと話していました。
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蜜ろうでつくった来年の干支「戌」の置物を寄贈
伊那市御園の小松養蜂園は、来年の干支「戌」をモチーフにした蜜ろうの置物を19日、障がい者社会就労センターの利用者に贈りました。 この日は、小松養蜂園の小松実治さんが福祉まちづくりセンターを訪れ、蜜ろうの置物を手渡しました。 伊那市社協の多機能型事業所「ゆめわーく」で養蜂園の巣箱の組み立てを行っていることが縁で、10年以上前から置物をプレゼントしています。 型に蜜ろうとクレヨンを溶かし入れて、形が崩れないように冷やして固められています。 今年はおよそ250個を作り、このうちの120個を伊那市社協の3つの施設に40個ずつ贈りました。 利用者は、「毎年楽しみにしています。かわいい形で飾りたい。」と話していました。 この後、小松さんとゆめわーくの利用者が伊那市役所や伊那合同庁舎を訪れ、蜜ろうの置物を届けたということです。
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中学生模擬議会 6年ぶりに開催
南箕輪中学校の3年生が、議会を体験しながら日頃の疑問を村長に聞く模擬議会が19日に役場で開かれました。 この日は、中学生7人が、「あいさつの響く村づくり」や「交流の場づくり」などについて質問しました。 このうち、野村明日香さんは、福祉施設の充実や職員数の増加、職場の待遇の改善について対策があるか質問しました。 唐木一直村長は「村だけで増やすことは難しいが、上伊那福祉協会や民間の施設などと連携して、全ての人が住み慣れた場所で暮らしていける地域づくりをしていきたい。みなさんも協力をお願いします」と答えていました。 模擬議会は、キャリア教育の一環で村政に興味を持ってもらうとともに、議会運営に中学生の意見を取り入れていこうと6年ぶりに開かれました。
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長野県立歴史館で「KOAの日」開催
企業などからの寄付を受け付けて、観覧料を1日無料にする初めての特別企画「歴史館パートナーの日」が、千曲市の長野県立歴史館で16日に行われました。 箕輪町で電子部品の開発・製造を行う「KOA株式会社」の協力で、この日は「歴史館・KOAの日」と銘打ち、伊那谷から小学生の親子およそ50人が訪れました。 特別企画では、普段入ることのできない遺物収蔵庫や、文献資料を保管する書庫を見て回りました。 他に、飯田市出身で幕末から明治にかけて日本初の昆虫標本づくりに奔走した田中芳男をテーマにした企画展などを見学しました。 また、県立歴史館の入り口には、KOA株式会社を紹介するコーナーが設けられ、主力製品の抵抗器の技術を活用して風力の強弱を光の色で知らせるパネルの展示もあり、子どもたちが体験しました。 長野県立歴史館の笹本館長は、「企業と連携することはもとより、個人との連携もできれば、歴史館をもっと身近に感じてもらえる」と話していました。
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村子育て女性就業サポートセンター 開所1年で46人就職
「女性が社会で活躍しながら子育てできる村」を目指して南箕輪村が進める、子育て女性就業支援事業が、スタートから1年を迎えました。 村によると、1年間で46人の子育て女性の就職が決まったということです。 19日、子ども連れの村内の女性が相談に訪れていました。 当初、役場内に開設された支援室は現在、7月に完成したこども館に場所を移してサポートをしています。 主に、就業に関する相談や、女性が置かれた環境に見合った事業所の紹介などを行っているほか、事業所見学なども実施しています。 この日訪れた女性は、来年4月から子どもを保育園に預けて働きに出るために、履歴書の書き方などを教わっていました。 女性は「子どもを連れて来れるし、個室になっていて相談もしやすい。親身になって話してくれるのでとてもありがたいです」と話していました。 支援室の堀綾子さんは「子育て中の女性たちの希望にあった紹介をしているし、実際に就職した人もたくさんいる。できる限りの支援はするので、就業で悩みがあれば来てほしい」と話していました。 事業は、子どもを安心して産むことができる環境を目指して去年12月にスタートし、これまでに414件、119人から相談があったということです。 パートや契約社員を含め、今年度末までの就業人数の目標を40人としていましたが、11月末現在ですでに46人の就職が決まっています。 地域づくり推進課の田中俊彦課長は「女性が子育てをしながら活躍できる環境をつくることで、経済的にも豊かになっていただき、2人目、3人目の子どもを産んで育てられるような、そんな村になっていってほしい」と話していました。 南箕輪村の人口は、今月1日現在15,388人で、0歳から14歳までの年少人口の割合は県内77市町村の中で最も高くなっています。 なお、村では事業費として今年度予算で1,200万円計上していて、このうち半分の600万円は国の地方創生推進交付金が充てられています。
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伊那市内合唱団体一同に い~な音楽祭2017
伊那市内の合唱団体が一同に集まって歌声を披露する「い~な音楽祭2017」が16日、駒ヶ根市の駒ヶ根市文化会館で行われました。 音楽祭には、伊那市内の合唱サークルや高校の合唱部など、21団体、延べ500人が出演しました。 クリスマス前ということもあり、サンタクロースの帽子やトナカイの角の飾りを身に付けて歌う団体もみられました。 最後は伊澤修二記念音楽祭合唱団の「第九」で締めくくりました。 音楽祭は、市内の合唱団体同士の交流の輪を広げようと毎年開かれています。 今年は、伊那文化会館が改装工事で利用できないため、駒ヶ根市文化会館で開催されました。 音楽祭の模様は、2018年1月1日~伊那ケーブルテレビ121チャンネルで放送します。
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西町の空き店舗 複合施設として改修
電子部品の開発・製造を行うKOA株式会社の子会社で農林業に関するイベントの企画などを手掛ける株式会社やまとわは、伊那市西町の空き店舗を活用しゲストハウスなどの複合施設を来年4月にオープンさせます。 オープンを予定しているのは、伊那バスターミナル南側の空き店舗で、やまとわが買い取り複合施設として改修します。 もともとは寿司店があった場所で、空き店舗になっていました。 建物は鉄骨の3階建てで、1階はテナントとして貸し出し、和風の飲食店が入ります。 2階は、ゲストハウスをやまとわが運営します。 1泊3千円代で最大6人まで泊まることができます。 また3階は住宅として貸し出します。 プロデューサーとして改修に携わるのは、今年3月まで伊那市の地域おこし協力隊として活動し、現在はやまとわでシェアハウスなどの企画・運営を担当する齋藤俊介さんです。 齋藤さんは、空き店舗が増える要因の1つに「建物の規模が大きく高い値段で貸したい大家と安く借りたい利用者とのマッチングが図れていないこと」だとし、複合施設にすることで家賃を安く抑え店を新たに始めたい人のハードルが低くなるといいます。 オープンは、来年4月を予定しています。
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伊那地域 最低気温-8.2度
伊那地域の今朝の最低気温は今季最低となるマイナス8.2度まで冷え込みました。 伊那地域は、上空の寒気の影響で午前6時49分にマイナス8.2度を記録しました。 長野地方気象台によりますと、向う1週間は高気圧に覆われ晴れる日が多く、気温は平年並みか平年より高い日が多くなるとみています。
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保育園児が〆の子づくり
子供たちに伝統文化を伝えようと伊那市西箕輪のみはらしファームに飾る新年用の〆の子づくりが西箕輪保育園で18日、行われました。 18日は、西箕輪保育園の年長園児42人が、みはらしファームの職員たちから教わりながら〆の子づくりに挑戦しました。 〆の子は、しめ飾りにつける飾りのひとつで20本ほどのワラをなって束にしたものです。 みはらしファームでは、毎年西暦と同じ数だけ〆の子を園内に飾りつけていて、今年は2018本を保育園の園児や観光客に体験してもらいながら作っています。 園児たちは、職員や地域の人に手伝ってもらいながら〆の子を作っていました。 出来上がると、名前と願い事を書いた札を付けていました。 この〆の子は、28日にみはらしファームの園内に飾られることになっています。
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美術・工芸作品展
箕輪町で芸術文化活動を行っている団体や個人が制作した洋画や陶芸、わら細工など様々な作品を並べた「美術・工芸作品展」が、町文化センターで開かれています。 作品展は、みのわ芸術文化協会の発表の場として毎年この時期に開かれているものです。 会場には日本画や陶芸、木彫などの作品およそ50点が展示されています。 展示の中には、今年亡くなった会員で南小河内の大槻博一さんの作品もあります。 干支やフェンシングをする人などをわらを使って表現しています。 みのわ芸術文化協会の大槻武治理事長は、「わら細工に生きがいを持っていた人。今後遺作展を計画している」と話していました。 みのわ芸術文化協会の「美術・工芸作品展」は、21日(木)まで箕輪町文化センターで開かれています。
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高遠そば振興の取り組み20年の節目
高遠そば振興の取り組みを始めて20年の節目を祝う記念事業が今16日、伊那市高遠町で行われ今後の展望について意見を交わしたほか入野谷在来種のそばの試食会も開かれました。 高遠そばは辛味大根と焼き味噌で味わう伊那市高遠町の名物で江戸時代、高遠藩主の保科正之が、山形や福島の会津に移ったさい伝えたとされています。 そば店の経営者などでつくる高遠そばの会がその振興に取り組み今年が20年の節目となります。 記念事業のうちパネルディスカッションでは福島県会津でそば店を経営する唐橋宏さん、山形県でそばを栽培している工藤一夫さん、同じく山形県の製粉所に勤める鈴木文明さん、信州大学農学部教授の井上直人さんらが高遠そば振興について意見を交わしました。 唐橋さんは「取り組みを伊那市だけで行うのではなく、例えば駒ヶ根市で作ったものでも良いと思う。栽培する人と、そば粉を使う人の広域連携が必要だ」と話していました。
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間伐材の搬出促進へ 作業道設置を学ぶ
間伐材の搬出量を増やすための効率的な作業道設置についての講習会が15日、伊那市手良の信州大学の演習林で開かれました。 講習会は、上伊那地域振興局と信州大学が連携し開いたもので自治体や林業関係者などおよそ30人が参加しました。 講習会では、信州大学の斉藤仁志助教が、航空レーザー測量を基に県が開発した山の起伏を色で示す立体図について説明しました。 また、このデータを活用して、作業道のルートを自動で設計するソフトを紹介しました。 説明の後、参加者は演習林内に研究用に造られた作業道を見学しました。 斉藤助教は、「作業道をあける前には現地を見て、危険箇所を確認する事が大切です」と話していました。 作業道を長く使うためには、「路面を押し固める事や、雨水などを流すルートをこまめに設置する事が必要だ」と話していました。 上伊那地域振興局によりますと、平成27年度の上伊那地域の間伐材の搬出率はおよそ53パーセントだという事です。