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桜開花予想 高遠城址公園 開花4月8日、満開14日
民間の気象情報会社・ウェザーニューズは、今年2回目の桜の開花予想を15日発表しました。 高遠城址公園の開花は4月8日、満開は14日となっています。 ウェザーニューズの予想によりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花は4月8日、満開は14日となっています。 3月中旬まで寒気が入り込み寒い日が続くとみられる事から、桜のつぼみの成長がゆっくりしたペースとなり、先月発表した1回目の予想より、開花・満開とも2日遅くなっています。 第3回開花予想は27日の予定です。
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市長選 市議選 立候補予定者
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選と市議選は15日で告示2か月前となります。 これまでに市長選、市議選に出馬を表明または出馬の意向を固めた立候補予定者を紹介します。 市長選には現職と新人の2人が立候補を表明しています。《表明順》 西箕輪の白鳥孝さん、62歳。無所属現職の2期目です。 坂下の八木択真さん、39歳。無所属新人。飲食店経営です。
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伊那市の塩見小屋をめぐる答弁 「虚偽」かどうかは今後追及せず
南アルプスにある伊那市の山小屋、塩見小屋の元管理人が契約解除の無効などを訴えている問題で伊那市議会は14日に議員懇談会を開き一昨年12月の市長答弁が「虚偽答弁」かどうかは議会としてこれ以上追及できないとして今後の裁判の推移を見守るとの結論に至りました。 14日、市役所で議員懇談会が非公開で開かれました。 この中で平成28年12月定例会の市長答弁について協議が行われました。 問題となっている答弁は「塩見小屋の建て替え前に管理人を追い出す相談を市の顧問弁護士にしたか」との質問に対し、白鳥孝市長が「あるはずがない」と答えたものです。 これについて市議会はこの日の懇談会で「この答弁が虚偽であるかははっきりせず、これ以上追及したところで明確なものは得られない」として今後の裁判の推移を見守るとしました。 また、このような問題が起こるのは伊那市長が伊那市観光㈱の社長や伊那市観光協会の会長を兼務している体制に起因するとして、このような体制を解消すべきとの申し入れを、近く白鳥市長に行うという事です。
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南箕輪村子育てサポーター養成講座 新たに14人が協力会員に
保育園への送迎を行なったり一時的に子どもを預かるなどして子育てを支援する、南箕輪村の子育てサポーターの今年度の養成講座が14日に終了し新たに14人が協力会員になりました。 こども館で閉講式が行われ受講者に修了証が手渡されました。 今年度の養成講座では新たに14人が受講し、これまで活動していた6人を含め合わせて20人が子育てサポーターとなりました。 村では保育園の送迎や一時的な預かりなど子育ての支援を求めている保護者と、その支援を有料で行うサポーターがそれぞれ依頼会員と協力会員になり、地域で子育ての助け合いを行うファミリーサポートセンター事業を行っています。 子どもの一時預かりは、これまで子育てサポーターの自宅で行うのが原則でしたが、村では、来年度から子育て支援センターやこども館など公共施設でも一時預かりができるよう調整を進めているという事です。
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山本祐司さん作品展
箕輪町富田の山本祐司さんによる現代美術展が14日から箕輪町文化センターではじまりました。 会場には、使われなくなった釘やカギなどの廃材を活用して仕上げた作品11点が展示されています。 山本さんは「廃材は見方を変えれば美しいものに見えます。そんな所を感じとってもらえればうれしいです。」と来場を呼び掛けていました。 作品展は19日まで箕輪町文化センターで開かれています。
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みはらしいちごを使ったスパークリングワイン完成
伊那市西箕輪のみはらしいちご園のいちごを100%使ったスパークリングワインが完成しました。 みはらしいちご園のいちごを使ったスパークリングワインの価格は税込み3240円です。 14日は、南箕輪村の酒のなかきやで、新商品の発表が行われました。 伊那市横山でりんごを使った発泡酒などを製造しているカモシカシードル醸造所で作り限定34本のスパークリングワインが完成しました。 最盛期の1月に採ったいちご紅ほっぺが使われています。 アルコール度数は3%で、いちごの香りと酸味がたのしめる甘口のスパークリングワインに仕上がったということです。 14日は、関係者や信州大学農学部の学生らが完成したスパークリングワインを試飲しました。 みはらしいちごを使ったスパークリングワインの予約分はすべて完売したということで、今後は夏頃に販売を予定しています。
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インフル 依然として警報レベル
上伊那の1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は39.13人で、依然として警報レベルの30人を上回っています。 県の発表によりますと、上伊那の2月5日から2月11日までのインフルエンザ患者数は1医療機関あたり39.13人でした。 14日現在、伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校で学級閉鎖はありません。 伊那保健福祉事務所によりますと、A型・B型ともに流行が続いているということで、引き続き手洗いやうがい、不要な外出を避けるなど感染拡大に注意するよう呼び掛けています。
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南箕輪村 新技術・新製品開発に補助金
南箕輪村は、村内の中小企業を対象に、新技術・新製品の開発事業の補助金制度を、来年度から始めます。 13日に役場で南箕輪村議会全員協議会が開かれ、村から補助金について説明がありました。 対象となるのは、村内に事業所があり、1年以上事業を営む中小企業などです。 対象事業は、申請した年度内に事業が完了できるもので、国や県の補助金交付を受けていないものです。 補助金額は対象経費の2分の1以内で、50万円が上限です。 申請の期限は5月末までで、その後審査会で選定し、決定します。 村では、新分野への進出や新事業への展開を促し、競争力の強化と次世代を担う新産業の創出を高めたいとしています
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高遠高校 地域体験型学習の活動発表会
伊那市高遠町の高遠高校で行われている、地域体験型学習の活動発表会が8日に行われました。 高遠高校では、学校を核に教育機関や行政機関、文化施設などと連携して実習を行う「高遠学園構想」の取り組みを進めています。 この日は、その取り組みを知ってもらおうと学校評議員などを招き、初めて学習活動発表会を開きました。 情報ビジネスコースの生徒は、去年の秋に行われた高遠城址公園紅葉祭りのアンケート調査の結果を発表しました。 祭り期間中に訪れた197人を対象に、訪れたきっかけや高遠の印象などを聞いたということです。 生徒は「観光パンフレットを配ったり周辺の情報提供をすることが、また訪れてもらえるきっかけに繋がると思う。」と話していました。 高遠高校では、高遠学園構想の取り組みを市内全域に広げていきたいとしています。
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新人の八木氏 市長選へ政策発表
任期満了に伴う伊那市長選に立候補を表明した新人の八木択真さんは小中学校の給食費無償化や女性副市長登用などの政策を12日発表しました。 政策発表で八木さんは「現状の問題点は現役世代、子育て世代に選ばれる伊那市になっていないというところだと考えている。まず現役世代、子育て世代の支援に全力を投入する。」と話しました。 八木さんは子育て支援として小中学校の給食費無償化のほか住民判断による保育園の存廃を掲げています。 また地元産業振興策として、企業誘致の補助は本社移転のみに限定し地元産業の振興重視に転換するとしています。 他に住み慣れた地域で老いることができる仕組みづくりを検討し買い物難民対策はドローンより「人から人」であるべきとしています。 行政改革として市長の給与半減、退職金のカット、女性副市長登用を挙げています。 また3市町村の合併を後悔させないとして、高遠町、長谷で移動市長室を定期的に設けるほか総合支所を地域活性拠点として整備するとしています。 八木さんはこれら政策について今後、市民との意見交換会などを通してさらに充実させていくとしています。
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運転席無人で走行 自動運転サービス実証実験
伊那市長谷で行われている「自動運転サービス実証実験」の一環で、運転席に人が座らずにバスを運行させる実験が13日に行われました。 自動運転のバスが実験開始位置に着くと、運転席に座っていた男性が移動し、運転席が無人の状態でバスが動き出しました。 実験は美和診療所近くの公道およそ300メートルで行われました。 国土交通省が全国13か所で行っていて、唯一クランクのあるコースとなりましたが、バスはスムーズにハンドルをきって通過していきました。 コースには磁気マーカが埋め込まれていて、バスは磁気とGPSの位置情報に沿って進み、美和診療所前のバス停で停車しました。 この日は同じコースを8回走り、すべて問題なく運行しました。 国土交通省飯田国道事務所計画課の岡本由仁課長は「思っていた以上に(運転席が無人の状態で)実験がスムーズに出来たと思う。実験を通じて自動運転技術を広く知ってもらい、信頼性や安心感を持ってもらえれば実用化につながっていくと思う」と話していました。
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「もりもり上伊那 山の感謝祭」 林業功労者を表彰
森林の恵みを次世代に引き継ぐ「もりもり上伊那 山の感謝祭」が1日、伊那市のいなっせで開かれ、林業に功績のあった個人や団体が表彰されました。 林業関係功労者表彰には、4人と2団体が選ばれ、このうち伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、2人が表彰されました。 伊那市長谷溝口の高見勝人さんは、県森林組合連合会職員として地域林業の推進に寄与しました。 南箕輪村大泉の唐澤謹男さんは、鳥獣保護員として、狩猟者の指導や鳥獣保護の啓発活動に携わりました。 受賞者を代表して高見さんは「今後もそれぞれの立場から地域林業が発展するよう尽力していきたい。」と話していました。 上伊那地域振興局の堀田文雄局長は、「林業を次世代へ引き継ぐためには、森林を商業や観光と繋げて経済循環を大切にしていく必要がある。」と話していました。 「もりもり上伊那 山の感謝祭」は、豊かな森林を次の世代に引き継いでいこうと上伊那地域振興局などが毎年開いているもので、会場にはおよそ100人が訪れました。
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一般社団法人伊那法人会 初の賀詞交歓会
上伊那の製造業やサービス業などでつくる一般社団法人伊那法人会の、初めての賀詞交歓会が5日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 伊那法人会は、税に関する研修や要望活動、社会貢献事業を行う団体で、上伊那の企業1,750社が会員となっています。 会員同士交流を深めようと、今年初めて賀詞交歓会を開きました。 藤澤秀敬会長は「日本経済全体が良くなるには地方の中小企業の回復が必要だ。異なる業種、職種から集まるノウハウや知恵を役立てていきたい。」と挨拶しました。
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新人の八木氏 市長選出馬表明
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選に無所属で新人の八木択真さんが立候補することを12日正式に表明しました。 八木さんは伊那市のセントラルパークで市民を前に決意を述べました。 出馬表明で「我々世代の新しい発想があればもっとこの地域は元気になっていくはずです。私は必ず結果を出します。可能性に溢れた伊那市を、胸を張って次の世代に引き継ぎたい。この地域の衰退に若い世代で立ち向かう」と話していました。 八木さんは昭和53年12月2日生まれで現在39歳です。 大阪府堺市出身で信州大学農学部に入学し約7年間、伊那市内で過ごしました。 大学卒業後、産経新聞の記者となり平成25年に伊那市坂下で飲食店の経営を始めました。 平成26年に伊那市議選に立候補し初当選。 今回の市長選立候補にともない13日議員の辞職願を提出しました。 伊那市長選は4月15日告示、22日投開票となっています。 市長選にはこれまでに無所属で現職の白鳥孝さんが立候補を表明しています。
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木下北保育園 「満足」96%
箕輪町の木下北保育園で、「福祉サービス第三者評価」の結果報告会が9日開かれ、保護者へのアンケートで、96%が保育園を総合的に見て「満足」と回答したことがわかりました。 報告会には保護者およそ20人が参加し、調査員から結果の報告を受けました。 アンケートは78人の対象者のうち28人から回答を得ました。 その中で、「現在利用している保育園を総合的にみてどう感じているか」との問いに「満足」という回答は96%でした。 ほかに、改善する必要がある点として、不審者の侵入や火災、地震など「危機管理への更なる対応」があげられています。 「福祉サービス第三者評価」はアンケートや調査機関の現地調査で、保育園の取り組みや保護者の満足度を調査するものです。 全ての保育園に対し国が努力義務としていて、箕輪町では今年度木下北保育園と木下南保育園で行われました。 結果は今後県のHPで公開される予定です。
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高遠のまちおこし アイディアを発表
伊那市高遠町の地域活性化に向けた取り組みを提案する、リノベーション高遠まちづくり塾のフォーラムが11日に開かれました。 この日は、高遠町総合福祉センターやますそでフォーラムが開かれ、地域住民などおよそ70人が集まりました。 まちおこしの様々なアイディアについて11人が発表し、このうち2011年に兵庫県神戸市から高遠に移り住んだ林亮さんは、現在準備を始めているビールでのまちおこしを提案しました。 林さんによると、長野県は、もともとビールに使われるホップの産地だったことから、いいものが採れる地域だということです。 林さんは「高遠ならおいしいビールが作れる。一連の作業を高遠で行うことで、利益を生む、地域が儲かる循環をつくりたい」と話していました。 リノベーション高遠まちづくり塾は、空家の活用法やまちのあり方を考え、まちづくりの意識を高めようと、去年7月に発足しました。 リノベーション高遠まちづくり塾の黒河内貴さんは「地域を元気にしようと活動している人は外から来た人の方が意外と多い。そういう人たちを支援するような活動もしていきたい」と話していました。 なお、まちづくり塾の今年度の活動には、県の元気づくり支援金が活用されています。
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伝統の高遠だるま市 福だるま求め賑わう
江戸時代から続くと言われる伊那市高遠町伝統の「だるま市」が11日、鉾持神社参道で行われ、福だるまを買い求める人で賑わいました。 鉾持神社の参道にはだるまや縁起物の露店商が並び、訪れた人たちが買い求めていました。 大きいものを買った人や、たくさん買った人には、景気づけの手締めが行われていました。 訪れた人たちは、家内安全や受験合格などを祈願して、気に入った大きさや色のだるまを買っていました。 孫が今年大学受験だという男性は「毎年来て赤いだるまを買っているが、今年は合格祈願に白いだるまを買いました」と話していました。 だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祭りに合わせて行われているもので、400年ほど続いていると言われています。
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伊那市上牧で冬の野鳥観察会
伊那市上牧で冬の野鳥観察会が11日開かれました。 観察会は、上牧一帯を自然パークとして整備した「上牧里山づくり」が開きました。 地元や周辺地域、遠くは飯田市から20人ほどが参加し、自然パークの山すそで望遠鏡を片手に観察しました。 こちらは、ヒヨドリ、そしてシジュウカラ。 珍しい野鳥ではないということですが、参加者は、望遠鏡をのぞき込んでいました。 里山づくりメンバーで、日本野鳥の会会員、自然観察指導員の大村洋一さんの解説を聞きながら歩きました。 途中で鳥の巣も発見。興味深そうにのぞき込んでいました。 天竜川の明神橋周辺では、カルガモも見られました。 上牧里山づくりでは、植物観察会やマレットゴルフ大会など年間を通じて様々なイベントを開催していて、関係者は、「地元の里山に愛着を感じてもらいたい」と話しています。
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弥生器楽クラブ定期演奏会
伊那弥生ケ丘高校器楽クラブの第10回定期演奏会が11日伊那市のいなっせで開かれ、めりはりの効いたやわらかくあたたかな音色が会場に響きました。 弥生の器楽クラブは、ギターマンドリン音楽を演奏するクラブで、昭和37年創部。55年の歴史があります。 11日は、1・2年生27人が、映画音楽やポップス、アニメソングを交えながら日頃の練習の成果を披露しました。 去年11月の県大会では、県知事賞を受賞し、7月の全国大会に出場するほか、8月の全国高校総合文化祭にも県代表として参加するなど全国レベルのクラブです。 この日は、OB・OGを交えての演奏も含め16曲を披露しました。
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伊那市長谷で自動運転の実証実験始まる
国土交通省が、伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点に行う自動運転サービスの実証実験が、10日から始まりました。 実験は6日間行われ、5キロの区間を実験車両が運行します。 10日は実験開始式が行われ、関係者を乗せたバスが道の駅南アルプスむら長谷を出発しました。 席に運転手は座っていますが、ハンドル操作や速度調節は自動で制御されます。 10日は美和診療所までの600mの区間を運行しました。 バスはGPSと道路に埋められた磁気マーカーから位置情報を読み取り運行します。 道路に埋められた磁気マーカーです。 実証実験は、高齢化が進む中山間地域のものや人の流れを支援しようと国土交通省が全国13か所で行っていて、中部地方では伊那市のみです。 実験は南アルプスむら長谷から長谷総合支所までの往復およそ5キロの区間で行われます。 募集によるモニターや小中学校の生徒およそ200人が期間中に乗車し、のりごこちなどのアンケートに答えます。 そのほか、ドローンポートの活用を想定した書類の受け渡しなどを行う予定です。 実験は16日までの予定です。 13日には運転席に運転手がいない状態での走行が行われます。 モニターの乗車は11日と12日に行われます。
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南箕輪村創生総合戦略の検証を答申
南箕輪村むらづくり委員会は村創生総合戦略の検証について9日、唐木一直村長に答申しました。 9日は宮原袈裟夫会長らが村役場を訪れ唐木村長に答申書を手渡しました。 村創生総合戦略は、立地特性を生かした職住近接のむらづくりや若者定住と郷土愛の醸成による帰ってきたいむらづくりなどの項目があります。 それぞれの項目に数値目標が設定されていて答申では関係する情報のホームページへのアクセス数の目標値を上方修正することが望ましいとしています。 付帯意見として魅力的な農業経営の確立や村内定住、若者回帰の推進、村の魅力開発とブランドづくりなどをあげています。 唐木村長は村創生総合戦略について答申をもとに改訂していきたいとしています。
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伊那市の西箕輪小学童クラブ 移転改築工事が完了
去年9月から進められてきた伊那市の西箕輪小学校学童クラブの移転改築工事がこのほど完了し開所式が7日に行われました。 新しい西箕輪小学校学童クラブは隣接する西箕輪中学校東側に建てられました。 以前校長の住宅として使っていた建物を改築したもので、木造平屋建て延べ床面積は180平方メートル総事業費は3,900万円です。 腰板には伊那市産のアカマツが利用されています。 きょうは、伊那市教育委員会など関係者が出席し開所式が行われました。 西箕輪小学校の竹松寿寛校長は「この地区に住む子供たちを大切に育てる環境が整ったことに感謝したい」と話していました。 学童クラブでは共働きなどで放課後、家庭に保護者がいない児童を預かります。西箕輪小学校では1年生から5年生の52人が対象となっていて、新しい施設は2月5日から利用が始まっています。
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南箕輪村の大泉まんどの会 「子供の会」が発足
お盆の伝統行事「振りまんど」を伝えていこうと活動している南箕輪村の大泉まんどの会は、子ども達が自主的に活動できるようにと小学生でつくる会を立ち上げました。 10日に発足式が行われ多数決で会の名称を「子供の会」に決めました。 会長は南箕輪小学校5年生の増澤俊太郎君が、副会長は同じく南箕輪小学校4年生の原和花さんが務めます。 大泉では伝統の振りまんどを後世に伝えようと住民有志でつくる「大泉まんどの会」が主体となって活動しています。 昭和10年代頃までは、地域の子供たちが主体となって振りまんどの行事を行っていたという事で、自主的な活動をする機会をつくろうと小学生を対象とした会を立ち上げる事にしました。 この日はこのほか休耕田で振りまんど用に育てている大麦の麦踏み作業を行いました。霜で浮き上がった麦を土へ戻す作業です。 去年10月に種をまき、収穫は6月を予定しています。 大泉には106人の小学生がいますが、現在子供の会の会員は9人です。まんどの会の唐澤俊男会長は「会員を増やしながら、いずれは自分たちで麦の栽培計画を立て、行事を企画していけるようになってほしい」と話していました。
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伊那西高校 1年間の成果を披露「芸術フェスティバル」
伊那市の伊那西高校の文化系クラブがこの1年で制作した作品を披露する芸術フェスティバルが、かんてんぱぱホールで10日から始まりました。 会場には、美術クラブ、書道クラブ、折り紙・工芸クラブ、写真クラブ、家庭科クラブのほか、保育の授業で制作した作品、合せて190点が展示されています。 茶華道クラブは訪れた人にお点前を披露しました。 伊那西高校の芸術フェスティバルは1年間の活動の成果を地域の人たちに発表する場として毎年開かれていて今年で11回目になります。 写真クラブ2年生の蟹澤悠月さんは、去年宮城県で開かれた全国高等学校総合文化祭で最優秀賞の文化庁長官賞を受賞した作品を展示しています。 生徒たちは来年の活動に活かすため、訪れた人たちの感想を大切にしているという事です。 伊那西高校の芸術フェスティバルは伊那市のかんてんぱぱホールで13日(火)まで開かれています。
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伊那市の保育料 来年度からの減額案を諮問
伊那市は来年度から市内の保育園の利用料金を減額する見直しの案を、9日に審議会に諮問しました。 白鳥孝市長が、子ども・子育て審議会の倉澤邦弘会長に諮問書を手渡しました。 内容は来年度から保育園の利用料を減額するものです。 伊那市では、市民税の納税額に応じて12階層に分けて保育料を定めています。 見直し案は全ての階層で減額をするものです。 対象人数が一番多い12階層では、3歳児以上の8時間保育が現在の月額2万6,000円から2万3,000円に引き下げられます。 伊那市では、子育て世帯の負担軽減のため、県内19市のほか上伊那の他市町村と比較しながら最も安いレベルの料金設定にしたという事です。 見直し案は9日の審議会で了承されました。 市長への答申は来週の予定で、伊那市では保育料に関する規則の改正後、4月1日から施行する計画です。
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新人の八木氏 市長選出馬へ
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選に新人で伊那市議会議員の八木択真さんが立候補することを明らかにしました。 市長選には現職の白鳥孝さんが出馬を表明していて選挙戦となる見通しです。 八木さんは伊那市議会議員1期目の39歳です。 大阪府堺市出身で信州大学農学部卒業後、産経新聞の記者となり平成25年に伊那市に移住し飲食店の経営を始めました。 平成26年の伊那市議会議員選挙に立候補し初当選を果たしています。 八木さんは「伊那市の人口は急速に減り続けている。住む場所として、子育てをする場所として選ばれる伊那市にする」としていて12日に正式に出馬表明します。 市長選ではほかに現職の白鳥孝さんが3期目を目指し立候補を表明していて選挙戦となる見通しです。
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南原保50人 西部保10人 定員増へ
南箕輪村子ども・子育て審議会が8日開かれ、南原保育園の定員を50人、西部保育園の定員を10人増やす事を了承し唐木一直村長に答申しました。 8日は審議会終了後、宮下努会長が唐木村長に南原保育園と西部保育園の定員を増やす案について「審議会として了承しました」と口頭で答申しました。 村内5つの公立保育園の定員は、これまでの660人に対し、園児数はここ数年700人前後でした。 村では増加する園児数への対応と恒常的な保育園の定員オーバーを解消する為、南原と西部保育園で合わせて60人増やす事にしました。 南原保育園の定員は150人でした。 現在、増築を行っていて来年度はこれまでより50人増え200人となる予定です。 西部保育園は90人でしたが来年度は10人増え、100人となる予定です。 唐木村長は「今後も子育てに重点を置き、実情にあった園児数に対応していきたい」と話していました。 村では保育園の定員の変更に関する条例案を3月議会に提出する予定です。
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クリスマスローズ・シクラメン原種 200鉢を展示
春に花を咲かせるクリスマスローズの展示会が9日から伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で始まりました。 「ヘレボルス」という学名のクリスマスローズは、ヨーロッパ原産の花で春に花を咲かせます。 展示会は、箕輪町に本部がある信濃クリスマスローズ愛好会が開いたものです。 展示会には会員45人が育てたクリスマスローズとシクラメンの原種、合わせて200鉢が並んでいます。 会のメンバーによりますと、クリスマスローズは種から育てると花が咲くまで3年かかるということです。 さらに小さい鉢から大きな鉢へと毎年植え替えを行うということで、会場には5年以上かけて育てているものもあるということです。 クリスマスローズ展は、11日までで期間中午後1時半から2時半まで育て方等の講習会も開かれます。
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西天竜発電所 大規模改修へ
長野県企業局が管理する伊那市小沢の西天竜発電所の建て替え工事の安全祈願祭と起工式が9日行われました。 式には、長野県や伊那市、工事関係者などおよそ60人が出席しました。 西天竜発電所は昭和36年に建設されました。 しかし、発電する期間が農閑期の秋から冬にかけてと短く採算性が悪いこと等から長野県では平成21年度に廃止する事を決めました。 しかし、東日本大震災を契機に自然エネルギーの重要性が見直され、県も発電所を継続し改修する事を決めました。 事業費はおよそ30億円で平成31年度の運転開始を目指します。 改修により発電機は、農繁期でも運転できるようこれまでより小型のものを2基設置します。 これにより年間の発電可能日数は120日増え335日に、発電量は1250世帯分増え4400世帯分となる見込みです。 また、国の再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用し売電価格は1キロワットアワーあたり、9円から24円に増え、収入は3億7千万円とこれまでより2億7千万円増える見込みです。 長野県企業局・公営企業管理者の小林利弘さんは「地域の人達と連携し、電力の地産地消をさらに目指したい」と挨拶しました。 上伊那郡西天竜土地改良区の平井眞一理事長は「発電所の継続と改修に感謝している。地域の農業、産業の源となる水の供給をしっかりとしていきたい」と話していました。 新しい西天竜発電所の運転開始は平成31年度中を予定しています。
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防災タウンページを贈呈
NTTタウンページ株式会社は防災情報を盛り込んだ「別冊防災タウンページ伊那市版」と「タウンページ伊那市版」を8日、伊那市に贈呈しました。 NTTタウンページ株式会社の松永浩さんらが市役所を訪れ防災タウンページを贈りました。 市内の避難所の位置や災害時に携帯電話と比べて電話がつながりやすい公衆電話の設置場所などが記載されています。 また公衆電話のかけ方を知らない子どもが増えているということでその使い方の説明もあります。 伊那市とNTTタウンページは防災情報発信などの相互協力に関する協定を平成28年に結んでいて地域防災力の向上につなげています。 タウンページはおよそ3万2,000部発行し市内全戸と全ての事業所に配布するということです。