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春休み中の小学生 民俗芸能を発表
伊那市富県を拠点に活動する歌舞劇団田楽座は、春休み中の小学生を対象に民俗芸能に触れるワークショップ「子ども寺子屋」を3日間行い、29日に発表会を開きました。 子ども寺子屋は、昔ながらの遊びや民俗芸能を楽しんでもらおうと、2011年から行われていて、今回は伊那市を中心に小学生29人が参加しました。 27日から3日間の日程で、太鼓やコマ回し、南京玉すだれなどを体験しました。 この日は、保護者などを招いて、練習の成果を披露する発表会を開きました。 全員が特訓したコマ回しでは、代表者が技を披露しました。 田楽座では「練習を重ねてできるようになる喜びや、友達と協力する大切さを学んでもらえたと思う」と話していました。
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上伊那地域振興局 仕事始めの式
県の現地機関・上伊那地域振興局で年度始めの式が2日、行われました。 講堂には、職員およそ80人が集まり、堀田文雄上伊那地域振興局長が訓示しました。 堀田局長は、「ここに住む人たちが幸せな人生を全うできる地域にしていかなければいけない。リニア開通を見据えしっかり役割を果たし選ばれる地域にしていくことが上伊那地域振興局の使命です。」と訓示しました。
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箕輪町消防団 新しい団長に松島の伯耆原信さん
箕輪町消防団の任命式が1日に行われ、新しい団長に松島の伯耆原信(ほうきばら まこと)さんが任命されました。 任命式では白鳥政徳町長から伯耆原さんに任命書が手渡されました。 続いて伯耆原団長から階級が移動する団員60人と新入団員に任命書が手渡されました。今年は16人が新しく入団しました。 伯耆原団長は「団長という責務の重大さを感じ身の引き締まる思いです。新入団員の皆さんは幅広い年代の人と絆を深めながら早く慣れて先輩団員と共に活躍してもらいたい」と訓示しました。 箕輪町消防団は団員数の不足などから、今年度、定数を450人から400人に変更しています。
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KOA(株)で入社式
新年度が始まり、官公庁や企業で採用された新社会人が新たな一歩を踏み出しました。 このうち、箕輪町に本社をおく電子部品メーカーKOA株式会社で2日、入社式が行われました。 今年度入社したのは、男性41人、女性12人の合わせて53人で、昨年度より13人多くなっています。 新入社員らは、「問題意識を持って課題解決に取り組みたい」「1日にでも早く戦力になれるようにがんばりたい」などと決意を述べました。 花形忠男社長は、「志」「勤」「好」(しきんこう)という創業者の言葉を紹介し、「志を立てて目標にむかって最後までやり遂げ、仕事を好きになってほしい。1%の可能性がある限りあきらめずに取り組んでください」と話しました。 向山孝一会長は、「9年後にはリニア開通、22年後にはKOAの創業100周年が控えている。新たな事業にも積極的に取り組んでください」と激励しました。 新入社員は、ビジネスマナーなどの研修や工場での実習を受け、6月1日から正社員登用となります。
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市長選 八木氏 後援会事務所開き
任期満了に伴う伊那市長選に出馬を表明している八木択真さんの後援会は、1日伊那市坂下で事務所開きを行いました。 伊那市坂下で行われた事務所開きには支持者58人が集まりました。 新人の八木さんは、「市民の意見を聞き活発な議論を交わす行政に転換する」と訴えました。 八木さんは「一人の知恵だけでは絶対に立ち向かえない。すべての市民の意見とアイデア、力を結集していく行政への転換が必要です。一人一人に光があたる、ひとつひとつの地域にあかりを灯す行政をみなさんで目指していきましょう」と話していました。 八木さんは今後、街頭演説やSNSを活用して若い世代に政策を訴えていくとしています。 市長選には他に、現職の白鳥孝さんと新人の三石佳代さんが立候補を表明しています。 伊那市長選は、15日告示、22日投開票を予定しています。
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新人の三石氏 市長選出馬表明
任期満了に伴う15日告示、22日投開票の伊那市長選に無所属で新人の三石佳代さんが立候補する事を1日、正式に表明しました。 三石さんは1日、記者会見を開き決意を述べました。 三石さんは「リニアの工事が始まり伊那谷の経済の中心部が飯田に一極集中されようとしている。今すぐに三次産業を柱とした振興策をたてる事が必要だ」と話していました。 元会社員の三石さんは茅野市出身の41歳、伊那西高校卒業で上牧在住です。 1日に立候補する事を正式に表明し政策を発表しました。 主な政策として、美術品の販売を行う事による経済の活性化、アピタ伊那店前へのJR飯田線の駅設置による商業規模の拡大、坂下の伊那郵便局を移転し着物が似合う品格ある門前町としての再開発をあげています。 三石さんは今後、後援会を組織し政策の浸透を図るとしています。
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~桜シリーズ2018~ ②伊那市西町 長桂寺 枝垂れ桜
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。 1日は、伊那市西町の長桂寺の枝垂れ桜です。 長柱寺によりますと、桜は現在三分咲きで、天候にもよりますが1週間は楽しめるということです。 開花中は、ライトアップも行っています。
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高遠城址公園 過去23年間で最も早く開花宣言
「天下第一の桜」として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が、1日に開花しました。平成25年と並んで過去23年間で最も早い開花宣言となります。 公園南側です。ここ数日の暖かさで開花が進み、例年より1週間、去年より9日早い開花宣言となりました。 4月1日の開花は記録が残っている平成8年から過去23年間で、平成25年と並んで最も早くなっています。 早速訪れた観光客が写真を撮るなどして楽しんでいました。 1日は公園開きが行われ、高遠町内の保育園児が桜雲橋前で歌を披露しました。 高遠城址公園には約1,500本のタカトオコヒガンザクラがあり、県の天然記念物に指定されています。 高遠城址公園のさくら祭りは1日から30日までです。 園内はまだ蕾で伊那市では、満開を7日頃と予想しています。 ライトアップは、試験点灯が2日から一部で始まり、時間は午後6時から午後10時までとなっています。
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伊那スタジアムに防球ネット設置
県から移管され伊那市が管理、運営している伊那スタジアムの1塁側と3塁側に、新たに防球ネットが設置されました。 防球ネットは、高さ14.9メートルで、1塁側に80メートル、3塁側に100メートル設置されました。 総事業費は、4,580万円で、このうち1,600万円をスポーツ振興くじ助成金で賄いました。 これまで硬式野球の試合の際は、付近を通行止めにしていましたが、利用者からの要望と周辺住民の利便性などを考え、設置することにしました。 今シーズンの営業が1日から始まり、高校野球の春季上伊那交流戦が行われました。 防球ネットの他に、放送設備も更新したということで、市ではより多くの人に利用してもらいたいと話していました。 伊那スタジアムでは、プロ野球独立リーグ信濃グランセローズの試合が28日に行われます。
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足の骨を折る労災事故
31日、午前9時40分頃伊那市富県の山林で男性が足の骨を折る重傷労災事故が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと足の骨を折ったのは伊那市富県の無職、櫻井孝一さん60歳です。 櫻井さんは山林内で伐採作業中倒れてきた木に挟まれたもので伊那署では原因について調べを進めています。
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~桜シリーズ2018~ ①伊那北駅前 タカトオコヒガンザクラ
地域の桜を3月31日からシリーズでお伝えします。 初日はJR伊那北駅前のタカトオコヒガンザクラです。 伊那北駅前の活性化に取り組んでいた伊那小学校の児童が平成21年に植えたものです。 桜を管理している山寺活性化協議会によりますと現在8分咲きで、4月1日、2日には満開になるのではないかという事です。
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小黒川パーキングエリア内にタカトオコヒガンザクラの苗木植樹
去年9月に開通した小黒川スマートICの完成を記念して、タカトオコヒガンザクラの苗木が27日、小黒川PA内に植えられました。 この日は、伊那市の職員や高遠城址公園の桜を管理する桜守が、桜の苗木2本を植えました。 植えられたのは、高遠城址公園の桜と同じ、タカトオコヒガンザクラです。 高遠町小原で育てたもので、上下線に1本ずつ植えられました。 上り線に植えられた苗木は、高さおよそ4メートル、樹齢は7年から8年です。 小黒川スマートICの完成を記念して、伊那市と中日本高速道路㈱が共同で植えました。 伊那市では、桜の時期は特に多くの利用が見込まれることから、「PAに立ち寄って桜を見たら、ぜひ高遠城址公園まで足を運んでもらいたい。」と話していました。
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伊那市高遠町の市川八重子さん 旧満州の体験を歌集に
伊那市高遠町山室の市川八重子さん(80)は、5歳の時に祖母と二人で旧満州に渡った体験を綴った歌集を出版しました。 市川さんは5歳の時に祖母と二人で旧満州に渡りました。満蒙開拓団のために国がつくった神社に派遣されたため食べるものなど暮らしに不自由はなかったという事ですが、終戦直後の混乱期は命がけの生活を体験しました。 市川さんは辛い体験から当時の事を語る事ができなかったという事ですが、短歌にする事で当時の思いを伝える事にしました。 -市川八重子さん著「歌集 高遠」より- 八歳のわれは身体に土を塗り髪をおろして暴徒に備ふ 手榴弾の意味を知りたる少女われ祖母が握れる塊みつむ 「歌集 高遠」は市川さんが自費出版したもので価格は2,300円(税抜き)です。 【七月堂 電話03-3325-5717】
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柴和彦さん 木の渓流魚展
箕輪町松島で木彫りの渓流魚を制作する柴和彦さんの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、イワナやアマゴ、カジカなど柴さんが制作した木彫りの渓流魚や流木を使用した花台などおよそ200点が展示されています。 こちらのアマゴは、水中で餌に向かって泳ぎ出す姿をイメージしていて、体の赤い斑点や、エラの厚さも表現されています。 20歳のころから渓流釣りが好きだった柴さんは、56歳の時に早期退職し、自宅の隣に工房を構えました。 この作品展は、来月5日(木)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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工芸作家4人展 伊那谷からの花だより
上伊那や県外の工芸作家4人の作品展「伊那谷からの花だより」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、陶芸、皮革、樹脂粘土、とんぼ玉といった工芸作品およそ800点が展示されています。 この展示会は上伊那と県外の工芸作家4人が、作品発表の場として毎年開いていて、今年で12回目です。 このうち、南箕輪村の角田まち子さんは、とんぼ玉の作品を展示しています。 20年ほど前から独学で制作方法を学び、自宅に工房を構えています。 ネックレスやピアスなどおよそ200点が並んでいて、鮮やかな色にこだわったということです。 作品展伊那谷からの花だよりは、来月5日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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ルーカスさん夫妻 ゲストハウスオープン目指しリフォーム
箕輪町地域おこし協力隊のルーカス尚美さんは、ゲストハウスのオープンを目指し自宅をリフォームしています。 箕輪町地域おこし協力隊のルーカス尚美さんと、イギリス出身で夫のクリスさんです。 去年購入した長岡の自宅でリフォーム作業をしていました。 ルーカスさん夫妻は、以前、マレーシアやタイに住んでいたほか、ヨーロッパ各国を旅していて、日本でゲストハウスを開業したいと箕輪町へ移住しました。 ゲストハウスとは、割安で簡易的な宿のことです。 景観が良いことや、すぐ近くに畑があることからこの場所に決めたということです。 去年から徐々に作業を進めていて、廃材を使って壁や棚などを製作しました。 ゲストハウスの他、カフェ、イベントスペースとして活用できる場所を目指しています。 尚美さんの地域おこし協力隊の任期は残り最大2年で、任期中のオープンを目指すということです。
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野溝嘉彦さん加納直久さん親子展
伊那市東春近の洋画家、野溝嘉彦さんと長男で陶芸家の加納直久さんによる親子展が伊那市のいなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。 2人はこれまで、それぞれの個展でお互いの作品を展示してきましたが、長年活動してきたひと区切りとして初めて合同で開催しました。 野溝さんは、伊那路や木曽路の風景をかいた油絵50点を展示しています。 去年から思い入れ深い地域を訪れ残雪のアルプスやかやぶき民家など四季折々の風景を描いています。 陶芸歴15年の加納さんは、岡山県の備前市の土を使い、花の器や箸置き、マグカップなど200点を展示しています。 デザインは加納さんオリジナルのもので、現代のライフスタイルにあった作品づくりに心がけているということです。 洋画家、野溝嘉彦さんと陶芸家、加納直久さんによる親子展は、4月3日(火)まで、伊那市のいなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。
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長野県書道協会役員展 はじまる
長野県書道協会の役員による作品展が伊那市の伊那文化会館で開かれています。 書家や指導者として活動する役員の作品展は、書道の楽しさを伝えようと会場を県内持ち回りで開いていて今年で37回目です。 県書道協会の役員177人が1点ずつ出品していて、このうち伊那地区からは8人が展示しています。 作品展のテーマは決めず、俳句や短歌、漢詩など題材は様々です。 長野県書道協会では、「筆のおもむきや深み、墨の色合いを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けています。 県書道協会の役員展は、4月1日(日)まで伊那市の伊那文化会館で開かれています。 最終日の4月1日には、日展会員で県書道協会会長の一色白泉さんによる講演会が小ホールで午後2時から開かれることになっています。
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伊那公園コヒガンザクラ3分咲き
ここ数日の暖かさで、各地から桜の開花の便りが届いています。 伊那市の伊那公園では、コヒガンザクラが3分咲きとなっています。 伊那公園の桜を管理する伊那公園桜愛護会によりますと、伊那東大社前のコヒガンザクラは昨日開花し例年より10日ほど早いということです。 伊那公園では花見小屋の営業も始まっています。 伊那公園では4月2日に、ぼんぼりの点灯式が行われることになっています。
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上伊那 有効求人倍率1.75倍
上伊那の2月の月間有効求人倍率は1.75倍で1月を0.09ポイント下まわりました。 月間有効求人数は4、667人、月間有効求職者数は2、664人で2月の月間有効求人倍率は1.75倍でした。 県は1.65倍、全国は1.58倍で平成28年8月以降19か月連続で県と全国を上回っています。 雇用情勢についてハローワーク伊那では、「引き続き堅調に推移している」として、コメントを据え置きました。 据え置いた理由について、主力の製造業の求人が前年比を上回っている点や、雇用情勢で大きなマイナス要因が出ていない点を挙げています。 また、新規高卒者の就職内定率は98・7%となっています。 ハローワーク伊那では、就職が決まっていない生徒に対して引き続き個別に支援していくとしています。
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JA上伊那 新規採用24人が入組式
新年度を前にJA上伊那では一般企業の入社式にあたる新規採用職員の入組式が伊那市のJA上伊那本所で30日行われました。 式の始めに全員で、JA綱領を斉唱しました。 JAでは定年退職者が増えている事もあり、今年は24人が新たに入りました。 男女別では、男性が11人、半数以上の13人が女性です。 JAでは「女性の農業への関心が高まっているのではないか」と話していました。 大学・短大卒が22人、高卒が2人です。 御子柴茂樹組合長から辞令を受け取りました。 御子柴組合長は、「それぞれのスキルを発揮し、スピードと責任感を持って行動してほしい」と呼びかけました。 新規採用職員を代表して箕輪町出身の中坪敬介さんは、「地域の農業のさらなる発展の為、農家の声をきき、自ら汗をかき、チャレンジ精神を忘れずに取り組んでいきたい」と誓いの言葉を述べました。 辞令を受け取った24人の職員は、週明けの4月2日から、金融・営農・共済などぞれぞれの部署で社会人としてのスタートをきります。
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市町村職員 退職辞令交付
平成29年度末で定年などで退職する市町村職員の辞令交付式が30日各地の役場で行われました。 このうち伊那市では、定年を迎えた職員や20年以上勤続し早期退職を希望した職員など28人が白鳥孝市長から3月31日付けの退職辞令を受け取りました。 白鳥市長は、「全国から注目される取り組みが行なえているのは皆様の尽力のおかげです。今後も様々な事に施策を進めていくので、いつまでも「よき助言者」として協力いただきたい」と感謝していました。 退職する職員を代表して山崎大行建設部長は「これまで多くの人の支えがあり、やり遂げる事ができました。伊那市がこれからも先進的な取り組みに挑戦し続けられるよう、これまでの経験を活かし貢献してきたい」とあいさつしました。
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南箕輪中学校科学技術部 職人から木工技術学ぶ
南箕輪中学校の科学技術部の生徒は、地元の職人から木工技術を学びヒノキを材料に道具箱を作りました。 南箕輪中学校の科学技術部木工班の生徒3人が地元の職人から指導を受けました。 学校や行政、企業などでつくる南箕輪村キャリア教育推進協議会の協力で、2月から4回開かれた講座です。 最終日のこの日は組み立てを行い道具箱を完成させました。 南殿に工房があり地元産の木材を利用した木の製品の製造、販売を行っている(株)やまとわの職人が指導しました。 職人らは、かなづちを使う時は力を入れず重さを利用して釘を打つとよいとアドバイスしていました。 南箕輪中学校の科学技術部は7月に木工チャレンジコンテストの南信大会に出場する事になっていて「今回学んだ事を活かして上位を目指したい」と話していました。
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最高気温24.3度 高遠城址公園の桜は開花目前
29日の伊那地域の最高気温は、3月の観測史上最高となる6月上旬並みの24.3度でした。 ここ数日の陽気で、高遠城址公園の桜はつぼみが膨らみ、開花目前となっています。 この日の高遠城址公園南側ゲート付近の桜の様子です。 つぼみは赤く膨らみ、今にも花が開きそうな状況です。 29日の伊那地域の最高気温は、3月の観測史上最高の24.3度で、6月上旬並みの陽気となりました。 高遠閣近くの桜は、南側付近と比べると、つぼみの膨らみは小さめです。 高遠城址公園のさくら祭りは、4月1日から30日まで行われます。
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西春近 唐木さん宅ヒヤシンス見頃
伊那市西春近の唐木 茂さん宅では、球根性の多年草「ヒヤシンス」が見ごろとなっています。 唐木二三子さんが、愛犬2匹とともに玄関先のヒヤシンスを愛でていました。 二三子さんは、霜が降りそうなときには段ボールで覆い育ててきたということで、 「きれいに色づいた花を楽しんでほしい」と話していました。
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中尾歌舞伎 後援会来月設立へ
会員の減少などに伴い1年間休止し、来月の公演に向けて活動を再開している伊那市長谷の中尾歌舞伎を支援しようと、後援会設立に向けた動きが始まっています。 29日は、伊那市役所で、後援会の設立を目指す発起人会が非公開で開かれ、会議後に記者会見が開かれました。 後援会の発起人は、白鳥孝伊那市長、松田泰俊伊那市教育委員長、川上健夫伊那商工会議所会頭、長谷地域協議会の伊藤稔会長、中尾区の西村寿区長、元長谷地域自治区長の中山 晶計さんの6人です。 後援会組織として賛助会員を募り、年会費を集めて資金的に保存会をバックアップするほか、会計・広報などの事務的業務を行う組織を整えたいとしています。 後援会組織とは別に、長谷中学校がファンクラブの立ち上げを計画していて、中学生と中尾歌舞伎とのかかわりの中から後継者を育成していきたいとしています。 今後は、当面の間長谷公民館が事務局を務めます。 中尾歌舞伎保存会の活動再開の公演は、来月29日(日)に、中尾座で行われます。
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高遠城合戦の図の屏風 お披露目
伊那市出身で東京都日野市在住の空間デザイナー池上 典(のり)さんが制作した、高遠城合戦の様子を描いた屏風が29日、お披露目されました。 この日は、伊那市の高遠町歴史博物館でお披露目式が行われました。 6枚組の屏風で、高遠城の合戦が描かれています。 戦国時代の天正10年3月2日、武田信玄の五男・仁科五郎盛信が守る高遠城を、織田信長の長男・信忠が攻め落とした様子です。 屏風の端から中央に向かってストーリーが進んでいきます。 富県貝沼の一夜の城に軍を構える信忠。そして本丸に追い詰められた盛信が描かれています。 池上さんは、精密に描くためにこの屏風の倍の大きさで下書きし、半分に縮小して色づけしたということです。 池上典さんが制作した「高遠城合戦(がっせん)の図」の屏風は、6月17日まで一般に公開されます。 高遠町歴史博物館の入館料は一般400円、小中学生200円となっています。
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飯田市大宮通りでソメイヨシノ開花
長野と新潟の桜の開花状況をお伝えする信越花便り。 飯田市からソメイヨシノ開花の話題です。 27日、飯田市大宮通りにあるソメイヨシノの標準木で開花が確認されました。 平年より8日早く去年より10日早い開花となっています。 気象アドバイザーの土井さんによるとこの日は日中の最高気温が20度を超え、一気に開花したということです。 飯田市大宮通りのソメイヨシノは今週末見頃を迎えるということです。
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高遠中学校の生徒 観桜期に向けて準備
伊那市高遠町の高遠中学校では、高遠城址公園の桜の見頃の時期に向けて、訪れる人たちをもてなす準備を行っています。 29日は、新年度から2年生と3年生になる生徒およそ100人が、掃除や駐車場のライン引きなどを行いました。 高遠中学校では毎年、高遠城址公園のさくら祭り期間中の土日に校庭を駐車場として開放しているほか、さくら茶を振る舞うなどしています。 桜が見頃を迎えた土日は、1日1,000台から2,000台の利用があるということです。 高遠中の生徒によるおもてなしは、4月の毎週土曜日と日曜日に行われます。
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インフルエンザ患者数17.88人 依然として注意報レベル
28日に発表された上伊那の1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は17.88人で、依然として注意報レベルの10人を超えています。 県内11の地域のうち、上伊那のほかに上田と北信でも注意報レベルとなっていて、上伊那は1番多い人数となっています。 伊那保健福祉事務所では、引き続き、手洗い・うがい・マスクの着用を徹底するよう呼び掛けています。