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森のこえ 24日から公開
伊那市の魅力を地域内外へ発信するプロモーション映像を手掛ける「イーナ・ムービーズ」の第3弾、「森のこえ」が24日、公開となりました。 「森のこえ」をテーマに「森のある暮らし」や「森の恵み」などを映像で表現したということです。 制作したのは、伊那市のプロモーション映像を手掛けるイーナ・ムービーズです。 監督は伊那市の芸術文化大使で映画やNHKドラマなどで人物デザインを手掛ける柘植伊佐夫さんです。 映像内で使われているオリジナル曲「森のこえ」は、柘植さんが作詞、作曲は芸術文化大使の天山さんで、歌は長谷小学校の児童が担当しています。 柘植さんは今回の作品について「伊那市が自然に恵まれた街であることや森と人との関係がとても大切というイメージをつづった」とコメントしています。 イーナ・ムービーズは伊那市のプロモーション事業の一環で平成27年度から制作がはじまり、これまで四季折々の魅力や信州そば発祥の地伊那をPRする映像を制作しています。 森のこえは、市のホームページや無料動画サイトYouTubeで見ることができます。
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大まっくんボール運び大会
フラッグフットボールのミニゲーム版、「大まっくんボール運び大会」が21日南箕輪村の南箕輪中学校体育館で行われました。 南箕輪村を中心に上伊那地域の小学生およそ100人が参加しました。 南箕輪村のイメージキャラクターまっくんが描かれたボールを持ち、自分のチームのボールを相手のチームのかごに入れます。 攻撃と守備に分かれ、守備は相手の腰についている旗を取ります。 制限時間は4分で、ボールの数が少なかったチームが勝ちとなります。 これは、NPO法人南箕輪わくわくクラブの新春イベントとして企画されました。 南箕輪村は今年度からフラッグフットボールを推進していて、わくわくクラブでも今後講座を開くということです。
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箕輪町 上河原井頭首工復旧工事など追加補正予算
箕輪町議会臨時会が23日に役場で開かれ、上河原井頭首工災害復旧事業など6,300万円を追加する一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。 頭首工は、川に流れる水を農業用水として水路に引き込むためのものです。 上河原井頭首工は、箕輪町北小河内と辰野町の境にあり、去年10月の台風21号の豪雨により崩壊したため災害復旧作業を行います。 工事費は5,860万円で、10月に本体工事に取りかかり、来年3月の完成見込みです。 補正予算案では他に、役場庁舎の非常用発電機の取り替え工事に528万円となっています。 また、去年12月におよそ1,000万円のふるさと納税があったことから、積立金に計上します。
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上伊那広域消防の職員 意見発表会
上伊那広域消防の職員が、日頃の業務の中で感じた消防・防災に関する意見を発表する会が、18日に開かれました。 意見発表会には、本部と、伊那、箕輪など管内6つの消防署から7人が参加しました。 職員はそれぞれ、住宅用AEDの設置や訓練見学ツアーの提案、高齢者福祉施設からの適切な119番通報の必要性などをテーマに話しました。 このうち、箕輪消防署の丸山寛正さんは「身近な所にAEDを」と題して発表しました。 審査の結果、最優秀賞には、伊南南消防署 消防副士長の中平章博さんが選ばれました。 優秀賞には、本部通信指令課の青柳健さんと、辰野消防署の高橋弘樹さんが選ばれました。 最優秀賞に選ばれた中平さんは、2月8日に千曲市で開催される県大会に出場します。
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西箕輪保育園の園児が雪あそび
伊那市の西箕輪保育園の園児は23日、園庭に降り積もった雪で雪遊びを楽しみました。 この日は園児およそ130人が、雪だるまをつくったり、ソリ遊びをしたりして楽しみました。
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リニア開業効果 啓発活動に重点
リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会の正副会長会が23日に伊那市役所で開かれ、リニア開業による効果の啓発活動に力を入れていくことが確認されました。 会議には上伊那地域の市長や商工会議所会頭など10人が出席し、冒頭のみ公開されました。 事務局の上伊那広域連合によりますと、リニアの開業や関連道路の整備により、上伊那地域の85%の地域が東京90分圏域に、59%の地域が名古屋60分圏域になるなどとしたデータを使い、啓発活動に力を入れていくことが確認されたということです。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「リニア開業による効果の広報がまだ足りない。しっかり知ってもらうことが重要だ」と話していました。
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箕輪西小と西山会が森林づくり賞 知事賞を受賞
学校林活動や森林環境教育推進に功績のあった団体に贈られる「長野県ふるさとの森林づくり賞」の森林環境教育推進の部で、箕輪西小みどりの少年団と上古田西山会の活動が知事賞に選ばれました。 22日は箕輪西小の児童や西山会のメンバーが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長から賞状を受け取りました。 箕輪西小みどりの少年団は昭和57年に発足し、これまで、学校林や上古田区有林の下草刈りや植林作業などを行ってきました。 西山会は、上古田区民でつくる森林整備団体が、子ども達の取り組みを支援しようと平成22年に発足させました。 役場を訪れた箕輪西小5年の丸山晃治くんは「二酸化炭素を吸収してくれる森林を大切にしたいと思った」と話し、4年の大和悠人(おおわはると)くんは「木の大切さがよくわかった」と話していました。 西山会の唐澤政成会長は「地元の山や森のありがたさを知って、整備することの大切さを学んでほしい」と話していました。 なお、今年度の森林づくり賞では、長年に渡り地域の森林づくりの担い手育成に取り組んだとして、KOA株式会社が全体の最高賞となる「ふるさとの森林づくり大賞」に、炭焼き技術の普及活動を長年行ったとして伊那市の伊東修さんが森林づくり推進の部の「知事賞」に選ばれています。
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伊那地域 今季初のまとまった雪
日本の南を通過した低気圧の影響で伊那地域では22日の昼過ぎから今季初めてのまとまった雪となりました。 23日朝、伊那市の伊那図書館では自動車を使って駐車場の雪かきをしていました。 また、南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、通学路や学校周辺の雪かきをしていました。 野球部の生徒たちは、伊那中央病院まで続く歩道の雪をかいていました。 雪かきをしていた上農の1年生は「疲れるけど地域のためになればと思ってやっています」と話していました。
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アグリフォーラム 若手農業者らが取り組みを発表
上伊那の若手農業者や高校生が集い、農業の取り組みや意見を発表する「2018アグリフォーラム」が23日、伊那市のJA上伊那伊那支所で開かれました。 フォーラムでは、上伊那地域の農業者4人と上伊那農業高校の生徒が発表しました。 箕輪町で酪農を営む荻原大樹さんは、乳牛が自由に動き回れる牛舎で飼育しているため、細かい観察が難しいことから、牛の歩数で発情期を検知するシステムを導入したということです。 牛の足に機器を取り付け、発情期に歩数が増加する行動習性をもとに、時期を知らせるメールが届くというものです。 このシステムを導入したことにより、妊娠頭数が増加し、乳量も増えたということです。 荻原さんは「発情を知らせるメールが来ても発情していないこともあった。今後はしっかりと見極め計画的に数を増やしていきたい。」と話していました。 フォーラムは、上伊那の農業者などでつくる実行委員会が毎年開いているもので、会場にはおよそ70人が訪れました。
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伊那市と新宿区 地球環境保全のための協定 更新
地球環境保全のための協定を結んでいる伊那市と東京都新宿区は、2回目の更新となる連携に関する協定を、22日に締結しました。 今後は新たに長谷地区の3か所の森林を、新宿区が整備します。 22日は、市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と吉住健一区長が更新のための協定書を取り交わしました。 友好提携を結んでいる伊那市と新宿区は、平成20年2月に「地球環境保全のための連携に関する協定書」を締結しました。 更新は5年ごとで、今回で2回目です。 伊那市と新宿区は、森林整備により二酸化炭素の吸収量を増加させ排出量を相殺する「カーボンオフセット」に、自治体間として全国で初めて取り組みました。 平成21年度からこれまでに約1億6,700万円かけて鹿嶺高原とますみヶ丘平地林を間伐していて、面積は約234ヘクタール、二酸化炭素吸収量は約2,700トンの実績を残しています。 平成31年度からは、新たに長谷地区の3か所の森林を整備する計画です。 他に、ますみヶ丘平地林には新宿区の小学生が間伐や植樹などを体験する「新宿の森」が設けられていて、年間170人ほどが訪れています。 吉住区長は、「今後導入が予定されている森林環境税などを上手く活用しながら、事業を拡充していきたい」と話していました。 伊那市では、協定開始から10周年を記念して、新宿区立の22の保育園などに間伐材で作った積木を贈ることにしています。
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無量寺 福ますの準備作業
箕輪町北小河内の無量寺で、2月3日の節分で使う福ますの準備が、22日に行われました。 無量寺の中川弘道住職が、ヒノキの一升桝に幸せを願う「福」と健康や長寿を願う「寿」の文字を書きました。 福ますは、2月3日に無量寺で行う福豆まきで、年男が使います。 当日は土曜日のため、例年より10個ほど多い70個を用意しました。 中川住職は、「幸せを求めてくる方を想い、1筆ひと筆心を込めて書いたので、当日は多くの人に足を運んでもらいたいです」と話していました。 当日は、午後3時から護摩祈祷会が、午後4時から豆まきがそれぞれ行われます。 豆まきでは、特賞の福だるまなどが当たる引換券も合わせて投げられることになっています。
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JA上伊那果樹部会北部支部 共同剪定作業
果樹農家でつくるJA上伊那果樹部会北部支部は、りんごと梨の共同剪定作業を、22日に行いました。 作業は、高齢化などにより剪定が困難な農家の手助けをしようと、毎年この時期に行っているものです。 若手会員の剪定技術向上の機会も兼ねていて、手ほどきを受けながら進めていました。
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VC長野 笹川監督 雪辱誓う
20日と21日ホームゲームでの試合を落としたバレーボール男子VC長野トライデンツの笹川星哉監督は取材に「応援してくれる人たちの期待を裏切ることはできない」と話し雪辱を誓いました。 21日VC長野は大同特殊鋼レッドスターと対戦しました。 2セットを奪われ後がないVC長野は粘りを見せますがホームゲームで勝利を飾れず4連敗を喫しました。 試合終了後、会場を埋め尽くしたファンからは激励の声援が送られ笹川監督は胸をつまらせていました。 8チームで争うVチャレンジリーグⅠで3位につけるVC長野は27日に8位の埼玉と対戦します。
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寒ざらしそば 粟沢川に浸す
伊那市高遠町の高遠そば組合は、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を22日、行いました。 今年用意されたそばは、去年と同じ90キロです。 22日は、組合員6人が、伊那市長谷市野瀬にある粟沢川にそばの実を浸しました。 寒ざらしそばは、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。22日の伊那地域の最低気温は マイナス2・3度まで下がり粟沢川の水温は2度でした。 米やそばを寒中の水に晒すと風味や保存性が高められると言われています。 組合によりますとそばの実を冷たい水につけることでアクが抜け甘みが増すということです。 高遠そば組合では、夏のそばの消費拡大につなげようと寒ざらしそば復活に取り組んでいて、商品化してから今年で5年目です。 寒ざらしそばは、来月5日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。 伊那市高遠町の、壱刻、華留運、ますや、楽座紅葉軒で7月14日・15日・16日の3日間限定1食1200円で提供する予定です。
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上伊那地域 大雪に警戒を
長野地方気象台では、午後3時16分に南部・中部・大北地域に大雪警報を出し警戒するよう呼び掛けています。 日本の南を通過する低気圧の影響で大雪になる見込みで23日の午前6時までに降る雪の量は、上伊那地域で20センチと予想しています。 長野地方気象台では路面の凍結による交通への影響に警戒する他、電線や樹木への着雪に注意するよう呼び掛けています。 JRは、伊那市駅発の午後6時2分の上りと午後8時の下りを最後に運転を取りやめました。 また高速バス新宿行きはすべて運休となりました。
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美容室シュール 利用客がモデルとなりショー
南箕輪村南殿の美容室「シュール」の開店15周年を祝う感謝祭が今日伊那市のかんてんぱぱホールで行われ、店の利用客がモデルとなったショーが行われました。 ショーには、上伊那を中心に日頃からシュールを利用している23人がモデルとして出演しました。 ヘアメイクや着付けはシュールのスタッフが行いました。 七五三や卒業式、成人式など人生の節目がテーマで、モデルは去年から今年にかけてその節目を迎えた人たちです。 南箕輪村南殿の美容室「シュール」は、2003年にオープンし今年で15周年になります。 これまでに2回、スタッフがメイキャップアーティストとしてニューヨークコレクションに参加していて、今年2月のコレクションにも参加が決まっています。 ショーでは、ウエディングドレスとタキシード姿の夫婦も登場しました。 舞台上で衣装を変える演出もあり、客席を盛り上げていました。 今年15周年のシュールでは、様々な人生の節目で美容を提供していることを知ってもらい、その技術を多くの人に見てもらおうと今回のショーを企画しました。 社長の網野裕美さんは「これからもお客様と生涯寄り添えるような美容室にしていきたい」と話していました。 会場にはおよそ200人が集まり、ショーを楽しんでいました。
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箕輪町北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会に260年前から伝わるとされている小正月の伝統行事「大文字(だいもんじ)」の柱が今日下ろされました。 大文字は、14日の早朝に地区内の四つ辻に建てられました。 漆戸常会の大文字は、今からおよそ260年前に天竜川が氾濫し、災害がなくなることを祈って始まったとされています。 21日は朝8時から大文字下ろしが行われました。 下ろした柱は、近くの漆戸集会所まで運びました。 色紙で作った花を柱から外していきます。 花は無病息災の厄除けになるということで、住民は気に入ったものを手に取っていました。 花は各戸に持ち帰り1年間玄関に飾るということです。
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山の遊び舎はらぺこでラーメン作り
伊那市東春近のNPO法人山の遊び舎はらぺこで21日、日曜開放日に合わせてラーメン作りが行われました。 ラーメン作りには、はらぺこの園児のほかその活動に興味を持つ親子8組約25人が集まりました。 園児らは野菜を炒めるなどしてラーメン作りを手伝っていました。 スープのベースとなる醤油は、手作りしたものが使われました。 はらぺこは2005年に開園し自然との関わりを中心とした保育が行われています。
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VC長野 ホームで2連敗
VC長野トライデンツのホームゲームが20日と21日の2日間伊那市の伊那市民体育館で行われ、VC長野は2連敗で結果を残せませんでした。 21日は大同特殊鋼レッドスターと対戦し、セットカウント3対1で負けました。 20日は富士通カワサキレッドスピリッツと対戦し、同じくセットカウント3対1で負けました。 この結果、VC長野は4連敗となっています。
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大泉・田畑まんどの会 麦焼酎「まんど」試飲会
お盆の伝統行事「振りまんど」を伝えていこうと活動している南箕輪村の大泉と田畑のまんどの会は、育てた大麦で造った焼酎「まんど」の試飲会を19日大芝荘で開きました。 19日は、大泉まんどの会と田畑まんどの会の会員など32人が参加し、試飲会が開かれました。 大泉と田畑のまんどの会は、伝統行事の「振りまんど」を子どもたちに伝えていこうと、行事で使う大麦を育てています。 収穫できた実を有効活用しようと、4年前から焼酎を作っています。 去年は800キロが収穫でき、そのうちの620キロを佐久市の酒造会社で醸造しました。 販売は720mlのみで、値段は1080円、南箕輪村の地酒処叶屋、酒のなかきや、大芝荘で購入できます。 また大泉では今年から、振りまんどを子どもたち主体で行ってもらおうと「仮称・子どもの会」を立ち上げるということです。
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高遠高校音楽専攻 卒業定期公演
伊那市高遠町の高遠高校芸術コース音楽専攻の卒業定期演奏会が、20日信州高遠美術館で開かれました。 演奏会には、音楽専攻の生徒や、合唱部、吹奏楽部などが出演し22曲を披露しました。 卒業定期演奏会は、3年間の集大成として、また1,2年生の発表の場として毎年開かれています。 全学年の合同演奏では、3年生が琴、2年生がキーボード、1年生が歌を担当し、息の合ったハーモニーを披露していました。 ある3年生は「これまでの感謝の気持ちや、3年間歌に取り組むことができた喜びを伝えられたと思います」と話していました。 会場には、保護者やOBなどおよそ100人が訪れ演奏に耳を傾けました。
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VC長野トライデンツが伊那市でホームゲーム
南箕輪村を拠点に活動しているバレーボールチームVC長野トライデンツの地元でのホームゲームが、20日から伊那市民体育館で行われています。 20日、伊那市民体育館でVチャレンジリーグⅠの公式戦が行われVC長野は富士通カワサキレッドスピリッツと対戦しました。 VC長野は去年11月のシーズン開幕から6連勝し首位でしたが19日までに8勝4敗の3位となっています。 伊那市での公式戦は昨シーズンに続いて2回目でチームとして地元の人たちの応援を受けて優勝を目指したいという事です。 会場には、千人余りが訪れ声援を送っていました。 20日の試合では第1セットはVCが、第2セットは富士通が取り、20日午後4時半現在、第3セットが行われています。 21日、VC長野は第二試合、伊那市民体育館で大同特殊鋼レッドスターと対戦します。第二試合の開始は午後2時の予定です。
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上戸で小正月伝統「大文字」下ろし
伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字(でえもんじ)」の柱が、20日地区住民によって下ろされました。 午前5時30分、太鼓が打ち鳴らされると、大文字が建てられた辻に地区住民が集まってきました。 太鼓を打っている有賀量子さんは、小学校3年生の時から10年間、毎年太鼓をたたいています。 20日は一年で最も寒い日とされる大寒ですが、最低気温は3月中旬並みのマイナス2.7度となりました。 住民およそ80人が集まると、大文字下ろしが始まりました。 男性がさすまたを使い、ゆっくりと柱を倒していきました。 長さおよそ12mの柱が下ろされると、巾着袋や花飾りが外され、住民が気に入ったものを手に取っていました。 巾着袋や花飾りは各家庭に持ち帰り、一年間玄関や神棚に飾るということです。 太鼓を鳴らして10年の有賀さんは、進学でこの春上京します。 大文字は道祖神のある辻に柱を建て、厄除けや五穀豊穣を願う伝統行事です。
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親子ふれあいトンカチ教室
伊那市の手良小学校で、親子で木工を体験するふれあいトンカチ教室が今日開かれました。 教室には、1年生から6年生までの児童とその保護者、およそ140人が参加しました。 西箕輪産のスギを使って収納箱を作りました。 指導したのは手良地区の建設業者でつくる手良建設労働組合の組合員9人です。 教室は、ものづくりを通して親子のふれあいを深めてもらおうと、手良小学校PTAが開いていて、今年で21年目になります。 PTA会長の竹中康仁さんは、「親子で協力して一生懸命作る姿が見られてよかった。長く続く行事なのでこれからも続けていきたい」と話していました。
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大人の話を聞き「生き方」考える
大人の話を聞くことで「生き方」について考える大人と語る会が19日、南箕輪村の南箕輪中学校で開かれました。 大人と語る会では上伊那在住で職種や出身、年齢など様々な大人16人が講師を務めました。 キャリア教育の一環として行われたもので1年生約150人がグループに分かれて仕事や家庭、趣味などについて話を聞きました。 「どんな時に楽しいと感じますか」という質問に製造業の男性は「子どもと遊んでいるとき」と答えていました。 「仕事をしていて幸せだと思うのはどんなときですか」という質問に農家の女性は「お客さんが喜んでくれたとき」と答えていました。 大人と語る会は生徒自身が実行委員となりどんな大人を呼びたいか、どうすれば質問や発言をしやすいかなどを考えてきたということです。 2年生になった5月には職場体験が予定されていて仕事について考える機会にしていくということです。
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ICT活用で儲かる農業に挑戦
「ICT情報通信技術を活用した儲かる農業への挑戦」をテーマにしたJA上伊那農業振興大会が19日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 大会ではヤンマーアグリジャパン株式会社の担当者がドローンと無人ヘリコプターを使った農業技術を紹介しました。 リモートセンシングと呼ばれるこの技術はドローンに搭載した特殊カメラで圃場を撮影し作物の生育状態を「見える化」するものです。 映像により作物の栄養状態や必要な肥料の量がわかりこれをもとに無人ヘリコプターで自動的に量を調整しながら肥料を散布するものです。 大会はICT情報通信技術を使うことにより儲かる農業経営を目指そうとJA上伊那が開いたものです。 会場には農業関係者約160人が集まり最先端の農業技術を学んでいました。
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上伊那で世界に目を向けた農業を
伊那市長谷で海外向けに米を栽培し輸出している出口友洋さんが南箕輪村の上伊那農業高校を訪れ、世界に目を向けた農業について話をしました。 19日は、生産環境科の1年生41人が出口さんの話をききました。 講師を務めた出口さんは2006年から、国産米を海外で販売しています。 去年は、初めて伊那市長谷の休耕田でカミアカリと呼ばれる特殊な米の栽培を行いハワイに輸出しました。 今回の講座は、出口さんに関する記事を見た生徒の要望で実現しました。 出口さんは、「日本の農産物は海外で暮らす日本人や日本食レストランなどでニーズがあります。 無農薬で安全安心なものを作り、中山間地の強みである風景を活かす事で、この地域の農業はさなる可能性があります」と話していました。 来年度、上伊那農業高校では、出口さんの圃場での栽培体験など更なる連携を検討していきたいとしています。 講座では伊那ケーブルテレビが去年出口さんの活動を取材し、まとめたプロモーションビデオも紹介されました。
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グリーンファーム 手づくり味噌寒仕込み
伊那市の産直市場グリーンファームで、手づくり味噌の寒仕込みが19日から始まりました。 19日はグリーンファームの農産物加工センターで4人が味噌の仕込みを行いました。 伊那市の産直市場グリーンファームでは、3年前から自社で仕込んだ味噌の販売をしていて、仕込みはこの時期から3月下旬まで行われます。 今年は、およそ3.5トン作る計画で初日の19日は170キロを仕込みました。 原料には上伊那産の大豆の他米麹と塩を使います。 茹でた大豆をすりつぶし、そこに塩、米麹の順で加え混ぜていきます。 全ての材料が混ぜ合わさると、ボールの大きさに丸め、容器へと投げ入れていました。 こうする事で、空気が抜け、雑菌が入らないという事です。 仕込んだ味噌は、11月まで寝かされ「信州の味噌」の商品名で販売される予定です。
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園児に伝統の羽広の獅子舞披露
伊那市の西箕輪保育園で、地域に伝わる羽広の獅子舞が19日披露されました。 羽広の獅子舞保存会のメンバー12人が保育園を訪れ伝統の舞を披露しました。 保存会では、子ども達に獅子舞を近くで見てもらおうと、毎年この時期に地元の西箕輪保育園と西箕輪南部保育園を訪れています。 羽広の獅子舞は、15日周辺の小正月に仲仙寺で奉納されていて、市の無形民俗文化財に指定されています。 400年以上の歴史を持ち、勇壮に舞う雄獅子と静粛に舞う雌獅子の舞い合わせが特徴で阿吽の舞とも呼ばれています。 クライマックスの悪魔払いでは、子どもたちの間近に獅子が行き、舞いを披露しました。 保存会では、「子どものうちから獅子舞に親しんでもらい、将来は伝統を受け継ついでもらいたいです」と話していました。
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向井敏一さん油絵展
箕輪町在住の画家、向井敏一さんの油絵展が箕輪町の松島コミュニティセンターで19日から始まりました。 会場には伊那や木曽の山を中心にした油絵24点が飾られています。 油絵を始めて30年ほどになる向井さんは木曽町開田高原生まれで大翔会美術連盟会員です。 信州の山や川などその美しい風景を伝えたいと各地で個展を開いています。 向井敏一油絵展は21日まで箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。