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高遠城址公園で冬支度
伊那市高遠町の高遠城址公園では、本格的な雪の到来を前に桜の冬支度が始まっています。 高遠城址公園では、毎年秋のイベントが終わった11月下旬から来年の花見シーズンに向け作業を行っています。 6日も公園内などの桜を管理する桜守3人が作業を行っていました。 枯れた枝を払ったり伸びすぎた枝を剪定していきます。 手が届かない所は、高所作業車を使って行われます。 高所作業車を使って作業するのはこの時期だけです。 これは、雪の重みで枝や幹が傷まないように行われているもので、来年の春、見事な桜を咲かせるために欠かせない作業です。 公園内にはおよそ1500本の桜があり、雪の重みで折れそうな枝には支柱を建てていきます。 桜守の西村一樹さんは「花芽がたくさんついているので、来年も見ごたえがある花が咲くと思います」と話していました。 高遠城址公園での作業は今月22日まで行われます。 年明けからは、市内各地の桜の木を見て回るということです。
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障がい者週間に合わせ販売会
3日から9日までの障がい者週間に合わせて、障がい者福祉施設による販売会が6日から伊那合同庁舎で開かれています。 販売会は、障がい者の工賃アップにつなげようと9年前から伊那保健福祉事務所が開いています。 初日の6日は、伊那市・箕輪町・南箕輪村の4つの施設の利用者と職員が、手作りの手芸品やお菓子、花などを販売し、昼時には職員たちが買い求めていました。 このうち伊那市西箕輪のチャレンジセンター笑顔の時間では、鹿の皮を使ったキーホルダーなどを販売し人気を集めていました。 伊那保健福祉事務所によりますと、去年全体の売り上げは16万7千円で毎年約1万円ずつ伸びているということです。 販売会は、9日まで伊那市の伊那合同庁舎で開かれていて、上伊那にある9つの施設が日替わりで販売します。 販売時間は正午から午後1時までとなっています。 伊那保健福祉事務所では「障がい者が当たり前に暮らせるような社会づくりに協力してほしい」と話していました。
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理容師組合から図鑑のプレゼント
伊那市理容師組合は5日、伊那市の東春近保育園に図鑑3冊を寄贈しました。 この日は、理容師組合の丸山明彦青年部長から園児に図鑑が手渡されました。 理容師組合では、日頃の感謝の気持ちを込めて、地域に貢献しようと毎年歳末募金を行っています。 去年からその募金を使って図鑑を購入し、市内の保育園に寄贈しています。 今回贈られたのは、鳥・魚・宇宙の図鑑で、会が終わると子ども達は早速読んでいました。 丸山さんは「子ども達が未来に向けて色々なことに目を向けられるようになってくれたらうれしい」と話していました。 理容師組合では、来年までかけて市内全ての保育園に図鑑を贈ることにしています。
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伊那西高校文芸クラブ 3人が全国文芸コンク入選
伊那西高校文芸クラブの生徒が、全国高等学校文芸コンクールの短歌部門で入選を果たしました。 入選したのは伊那西高校文芸クラブの3年生3人です。このうち、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、小椋環(たまき)さんが優良賞、清水ちさとさんが入選となっています。 小椋さんの作品は『本棚に 独り立ちたる 羅生門 「寂しげだね」と 呟いた君』というもので、図書館で作品作りをしている時に本の整理をしている友人を見て思いついたものだということです。 また清水さんの作品は『ちさと ちさと ちさと と呼んだ白兎 覚めれば眼鏡の 数学教師』というもので、授業中居眠りをしてしまった自分を題材にしたということです。 また、飯島町の森脇蘭さん作品も優良賞に選ばれています。 顧問の伊藤あけみ教諭は「それぞれ挑戦して納得のいく作品を出品できた。3年間つくり続けたことが力になった」と話していました。 表彰式は10日に東京都の東京工科大学で行われることになっています。
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伊那ビデオクラブ 伊那市内の公民館に高遠物語寄贈
ビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブは、伊那市合併10周年を記念して制作したドキュメンタリー映像作品「高遠物語」を5日、市内の公民館と分館に寄贈しました。 5日は、伊那公民館で贈呈式が行われ、伊那ビデオクラブの赤羽仁会長が細江孝明伊那市公民館運営協議会長に目録を手渡しました。 伊那ビデオクラブでは今年、県の元気づくり支援金を活用して高遠の歴史や文化をまとめた「高遠物語」を制作しました。 寒ざらし蕎麦やだるま市、名君保科正之など、地域に伝わる祭りや文化、それを継承する人たちに焦点をあてた1時間15分の作品です。 DVDは、全編と分割編の2枚入りを100本作り、そのうちの93本を市内の公民館と分館に寄贈しました。 伊那ビデオクラブでは、公民館の他に伊那図書館や高遠歴史博物館などにも寄贈するとしています。
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西春近北小学校3年生 プロ棋士から指導受ける
総合的学習の時間に囲碁を学んでいる伊那市の西春近北小学校3年生は、5日、プロ棋士から指導を受けました。 5日は、駒ヶ根市出身で日本棋院中部総本部の大澤健朗棋士2段が西春近北小を訪れ指導しました。 3年生27人は、1年生から囲碁を学んでいます。 担任の小林千景教諭が小学生の頃日本棋院駒ヶ根支部の北村俊郎さんから囲碁を習っていたことから取り組むようになり、現在は週に1回学んでいます。 5日は、北村さんの他駒ヶ根支部のメンバーも訪れ指導していました。 休憩時間に子ども達は、プロ棋士から囲碁を打つうえでの基本構えや打ち方などを学んでいました。 来年2月には、駒ヶ根支部主催の大会に出場することになっています。
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B1グランプリスペシャル 伊那市・ローメン魅力発信
B1グランプリスペシャルが、3日、4日の2日間、東京都のお台場で開かれ、伊那市と伊那ローメンZUKUラブが地域の魅力をPRしました。 今年で10回目を迎えるB1グランプリは「スペシャル」と銘打って、これまでの地方開催から、初めて都市開催となりました。 「行きたいまち・住みたいまち・応援したいまち」をテーマに、ご当地料理だけでなく、地域の魅力のPRが採点項目に追加され、投票対象が自治体になりました。 各ブースには地域のPRコーナーが初めて設けられ、それぞれ趣向を凝らしたPRを行っていました。 伊那市は、子育てや山との共生をポイントに訪れた人達にPRをしました。 また今回は、クラブの関係者だけでなく、市の職員や高遠高校・上伊那農業高校の生徒が伊那市やローメンをPRしました。 大会は、今回初めて都市開催となりましたが、来場者数は伸びず、2日間で過去2番目に少ない20万人の来場にとどまりました。初日には列ができるブースがほとんど見られませんでした。 そんな中ローメンは、テレビ番組での紹介の効果もあり、「ローメン」を目的に食べに来る県外者の姿も見られました。 埼玉県から訪れた人は「テレビで見て食べてみたいと思い来た。あっさりしているけど、ニンニクやマトンなどパンチの効いたものもあり美味しかった」と話していました。 大会の結果、56地域中、伊那市と伊那ローメンZUKUラブは、10位入賞には届きませんでした。 伊那ローメンZUKUラブの中川義徳会長は「これまでローメン・クラブメンバーを中心にやってきたが、初めて地域ぐるみでPRができた。そういった点では良い大会になったと思う」と話していました。
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南箕輪村長選 唐木一直村長出馬へ
南箕輪村の唐木一直村長は、任期満了に伴い来年4月に実施される村長選について、立候補することを5日表明しました。 村議会12月定例会が今日開会し、唐木村長が冒頭のあいさつの中で出馬の意向を示しました。 「関係者や村民の皆さんからはもう1期出馬し、最後の仕上げをすべきであるとの声をいただいている。こども館や大芝高原道の駅構想など、やりかけた仕事をきちんとやりとげることが重要であるとの話を数多くいただき、最後の最後まで悩みましたが、私自身の判断としてもう一期出馬し、村民の皆さんの判断を仰ぐ決意を致しました」 唐木村長は、昭和23年5月14日生まれの68歳。無所属南殿です。 昭和42年に村職員となり、産業課長、総務課長、助役などを歴任しました。 平成17年の村長選挙で新人同士の選挙戦を制し初当選。 平成21年の2期目と25年の3期目は無投票で当選しています。 来年4月15日で任期満了となることから、去就が注目されていました。 あいさつの中で唐木村長は、「3期12年が最善であるとの思いで村の発展のために尽力してきた。まずは任期を全力でがんばっていきたい」と話していました。 4期目の具体的な施策については、来年1月に示すとしています。 南箕輪村長選は、来年4月4日火曜日告示、9日日曜日投開票となっています。
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上伊那ベースボールサミット
レベルアップと野球人口拡大を目的に第2回上伊那ベースボールサミットが3日伊那市の東部中学校で開かれました。 サミットには、上伊那地域の高校や中学の野球部の監督のほか、少年野球チームの監督・コーチ、さらに保護者など210人が参加しました。 参加者の中には、女性の姿も多く見られました。 実行委員長の久保村智上伊那農業高校野球部監督は、「第1回のサミット以降、確実に小中高の連携が深まっている」とあいさつしました。 実行委員会によりますと、平成27年度の少年野球在籍者は、676人でしたが、28年度は、13人増え、689人となっています。 さらに、中学から高校の野球の継続率は、55%から64%にアップしたということです。 サミットでは、打撃、守備、走塁、投手、チームづくりの5つのテーマで分散会が開かれました。 同時に開催されたスコアブック講座には、教室に入りきらないほどの保護者が参加し、ルートインBCリーグの主任公式記録員からノウハウを学びました。 実行委員会では、10年後に少年野球人口100人増、継続率10%アップを目標に設定しています。
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伊那ファイターズ 3年生5人が卒団
中学生の硬式野球チーム「伊那ファイターズ」の卒団式が4日、箕輪町の伊那プリンスホテルで行われました。 この日は、伊那ファイターズの三澤良男会長から、卒団生ひとりひとりに修了証が授与されました。 伊那ファイターズは、上伊那地域の中学生でつくる硬式野球チームで、現在1年生から3年生までの32人で活動しています。 今年は3年生5人が卒団しました。 浦野博監督は「どの大会でも3年生が引っ張ってファイターズらしい諦めないプレーで戦ってくれた。新しいステージでの活躍を期待しています」とあいさつしました。 卒団生を代表して唐木太地(たいち)くんは「たくさんの人に支えられて大好きな野球ができて幸せだった。最高の3年間をありがとうございました」とあいさつしました。 卒団生5人は、上伊那地域の高校を中心に進学し、今後も野球を続けるということです。
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VC長野12/4の試合結果 埼玉に勝利
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの4日の試合結果です。 VC長野はセットカウント3対0で埼玉アザレアに勝利しました。 次回、VC長野は10日(土)に警視庁フォートファイターズと対戦することになっています。
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女子小学生ソフトボール教室始まる
女子小学生を対象にしたソフトボール教室が、伊那市の伊那公園屋内運動場で4日から始まりました。 この日は、伊那市内で活動する女子小学生ソフトボールチームのメンバーや、初心者の児童など、およそ20人が参加しました。 教室は、ソフトボールのまち伊那市で小学生がソフトボールと触れ合う環境が少ないことから伊那市スポーツ推進委員などが行っているものです。 参加者の中には、ボールに触るのが初めての児童もいて、慣れるために手にボールを持って走るなど、レクリエーションを中心に行いました。 ある指導者は「教室を通じて、まずはソフトボールを知ってもらうこと、そして良い友達をつくってもらうことができたらうれしい」と話していました。 教室は2月まであと9回行われる予定で、途中からの参加も可能だということです。
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VC長野12/3の試合結果 富士通に敗れる
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの3日の試合結果です。 VC長野はセットカウント2対3で富士通カワサキレッドスピリッツに敗れました。 次回、VC長野は4日に埼玉アザレアと対戦することになっています。
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活動拠点1周年に感謝
地域の自然を活かしてオープンカフェなどの活動を展開している箕輪町のローカルスタイルは、拠点となる空き家を借りてから1周年の感謝祭を4日に開きました。 ローカルスタイルの拠点となる「さかえや」は、以前住んでいたおばあちゃんの名前と栄える場所になるようにとの意味を込め名付けられました。 ローカルスタイルの活動拠点として1年を迎えます。 さかえや感謝祭は、その節目を祝おうと開かれたもので、ジャズライブが行われました。 屋外では、ピザや焼き芋も提供されました。 ローカルスタイルは、地元の資源で地元の人が楽しく暮らそうと活動していて、オープンカフェや森のジャズライブを定期的に開催しています。 代表の土岐俊さんは、「空き家と畑を介していろいろな人が集まり、不思議な楽しいみんなの場所として1年を迎えられた。さかえやがつないでくれたご縁に感謝したい」と話しています。
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箕輪町大出で新そば味わう
箕輪町の大出そば有志の会は、恒例の地域ふれあい新そば試食会を4日大出コミュニティーセンターで開きました。 地区内にある遊休農地3.5アールで栽培したそば粉を使い、メンバーが手打ちで提供しました。 昼時には、多くの人が会場を訪れ、大出の新そばを味わっていました。 大出そば有志の会は、地域の中にある遊休農地を生かそうと、8年前からこの取り組みを進めています。 経験者ゼロから始めましたが、近隣の地域の「先輩」から教わりながら今ではそば通をうならすまでに腕をあげています。 4日は、200食が用意され、もりそば一枚300円で提供されました。 かき揚げと、先着50人には、イワナの甘露煮がサービスでつきました。
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第16回県FIDバスケ大会
知的障がい者のバスケットボールの大会、第16回長野県FID連盟会長杯バスケットボール大会が4日箕輪町で開かれました。 プロ顔負けのトリックプレーや目にもとまらぬ早業が繰り広げられました。 大会には、県内外から24チームが参加し、ルールがゆるやかなフレンドシップ、通常のルールで行われるチャンピオンシップの部門に分かれ、リーグ戦やトーナメント戦が行われました。 伊那養護学校もエントリーしていて、会場からの声援を受けながら必死にプレーをしていました。 この大会は、知的障がい者のバスケットボール技術の向上や親睦、社会参加の促進などを目的に毎年開かれています。 記録は、伊那市の春富中女子バスケットボール部がつとめるなど健常者との相互理解の場にもなっています。 会長杯事務局では、「上伊那地域でバスケットボールの大会を行うことで、知的障がい者に対する理解や、スポーツを通じて成長していく姿を多くの人に知ってもらいたい」としています。
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ボアルース長野が子供たちを指導
伊那少年サッカースクールの練習に今日、長野市の社会人フットサルチームのメンバーが訪れ、子どもたち指導しました。 3日は、伊那市民体育館メインアリーナで練習が行われ、長野市の社会人フットサルチーム「ボアルース長野」のメンバー4人が、子どもたちを指導しました。 ボアルース長野は、去年の北信越リーグで優勝したチームで、子ども向けにサッカーの指導をしていることから、伊那少年サッカースクールが依頼しました。 1年生から3年生までのクラスでは、ボアルースのメンバーがゴールキーパーとなり、一緒にミニゲームを楽しんでいました。 伊那少年サッカースクールでは、「こういった機会を通じて技術向上につなげていきたい」と話していました。
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箕輪町功労者表彰受賞者が記念品を贈呈
今年度箕輪町から功労者表彰を受賞した3人が2日、町に記念品を寄贈しました。 記念品を寄贈したのは交通安全功労の唐澤利夫さん。 社会福祉功労の小平孝美さん。農業振興功労の市川隆男さんの3人です。 役場の業務に役立ててもらおうとホワイトボード2台を町に贈りました。 白鳥政徳町長は「会議や災害時の情報共有など有効に活用させていただきます。」と感謝していました。 功労者表彰は各分野で町政発展に貢献した人に贈られるもので先月3日に表彰式が行われました。
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伊那市荒井区が「しめ縄作りを楽しむ会」
手作りのしめ飾りで新しい年を迎えようと伊那市の荒井区は「しめ縄作りを楽しむ会」を3日にいなっせで開きました。 区民30人が参加し正月用のしめ縄を作りました。 講師は今年から73歳の北原文明さんが務めます。 30年以上続く荒井区のしめ縄作りを楽しむ会で3代目の講師となります。 北原さんは、地域のお年寄りから教わり30年以上前からしめ縄を作っているという事です。 参加者は、北原さんのアドバイスを受けながら縄を綯っていきました。 最後におかめと扇子、御幣を飾り付けて完成です。 それぞれ持ち帰り正月に玄関に飾ります。 荒井区では「この1年を振り返って新しい気持ちで新年を迎えたい」と話していました。
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第13回伊那市民芸術文化祭
伊那市内の文化、芸術団体のこの1年の活動の成果を発表する「伊那市民芸術文化祭」が3日からいなっせを会場に始まりました。 会場には、写真やちぎり絵、生け花など19の個人や団体が作品を展示しています。 伊那市民芸術文化祭は、市内で活動している団体や個人ならだれでも参加できる、総合的な芸術文化の祭典です。毎年この時期にNPO法人伊那芸術文化協会が行っていて今年で13回目です。 一般の参加者にも日本の文化や芸術に触れてもらおうと無料の体験コーナーも設けられました。 お茶席では、表千家茶の湯会のメンバーが抹茶を振る舞いました。 また、生け花の体験コーナーではアルストロメリアなどを使って簡単にできる生け花を参加者が体験していました。 ホールでは日本舞踊などのステージ発表も行われました。 伊那市民芸術文化祭は4日までいなっせで行われています。
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サン工業が信州高遠美術館で年末ジャスコンサート
伊那市西箕輪の金属表面処理加工業、サン工業㈱は年末ジャズコンサートを伊那市高遠町の信州高遠美術館で3日に開きました。 社員や地域住民など150人が会場を訪れ、広島を拠点に活動しているプロのミュージシャンによるジャズの演奏を楽しみました。 サン工業の約100人の正社員の平均年齢は32歳で若いうちから様々な文化や芸術に触れ世界観を広げていこうと、社員教育の一環で毎年12月に開いているコンサートです。 川上健夫社長は「この1年を振り返り来年への活力になるコンサートにしたい」と話していました。
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伊那市で交通死亡事故1件に
11月30日に軽乗用車の単独事故で重傷となっていた80代の男性が今日死亡しました。 伊那市では、今年交通死亡事故はありませんでしたが、この事故により1件となりました。 伊那警察署の発表によりますと、亡くなったのは、伊那市に住む80代の男性です。 先月30日、伊那市西春近で、軽自動車運転中道路わきの電柱に衝突し、脳内出血の重傷となっていましたが、今日死亡しました。 この事故により、伊那市の今年の交通死亡事故が1件となります。 伊那市では、昭和35年以来の年間死亡事故ゼロをめざしていました。 伊那署では、「夕方の交通事故が増加傾向にあるので、車は早めにライトを点灯し、歩行者は夜光反射材を身に着け、事故防止に努めてほしい」と話していました。
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美篶小児童が長~い寒天ゼリーでギネス挑戦
伊那市の美篶小学校の4年生の児童とその保護者が、「世界一長い寒天ゼリー」のギネス世界記録に3日挑戦しました。 美篶小学校の体育館には、牛乳パックで作った長さおよそ80メートルの型が用意されました。 130キロの寒天が用意され、子どもたちはそれぞれ寒天を溶かし、型に流し入れていました。 ギネス世界記録への挑戦は、親子レクの一環で行われました。 地域の名産品でギネスに挑戦しようと、保護者が中心となり計画しました。 「世界一長い寒天ゼリー」の挑戦はこれまでになく、幅2センチ、厚さ2.5センチ、長さ50メートル以上の寒天ができれば成功となります。 寒天が固まると、測量士が長さを計測しました。 長さは79メートル25センチでした。 型を取り外し、切れている部分がないか確認します。 動画で出来上がったゼリーを撮影していました。 今後、動画などをそえて記録を申請します。 認定されたかどうかの結果は半年後になるということです。
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古田人形芝居保存会 新演目披露
箕輪町の伝統芸能、「古田人形芝居」の定期公演が3日、箕輪町文化センターで行われました。 古田人形芝居保存会は、10年ぶりに新しい演目を披露しました。 披露したのは「壺坂観音霊験記沢市内の段」です。 盲目の夫沢市(さわいち)と、目が見えるように毎晩観音様に祈る妻、お里の夫婦愛を描いた作品です。 毎晩家を出ていく妻が浮気をしているのではないかと疑った沢市に、お里が真実を話します。 町内有志でつくる古田人形芝居保存会は、この演目を3年間かけて準備してきました。 平成25年度から28年度まで町からの交付金があり、人形を新調したことをきっかけに新しい演目に挑戦することにしました。 3年間かけて道具をそろえ、その間、演目の映像を見て物語について勉強してきました。 人形遣いは、若手を中心に、ベテランがそれを指導してきました。 この演目は「内の段」と「山の段」があり、保存会では3年ほどかけて山の段も披露できるようにしたいということです。
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柿木さん社会教育功労者表彰
文部科学大臣が表彰する社会教育功労者表彰を受賞した伊那市高遠町藤沢の柿木眞一さんが、1日、市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。 社会教育功労者表彰を受賞した柿木(かきのき) 眞一(しんいち)さん83歳です。 柿木さんは、高遠町の国立信州高遠青少年自然の家ができた平成4年から24年間にわたり、ボランティアとして指導員を務めてきました。 主に、土粘土をこねて、素焼きしてつくる土笛の指導を行ってきました。 長年の功績が認められ、今回社会教育功労者表彰を受賞しました。 白鳥市長は、「今後も土笛の指導を続けてほしい」と話していました。
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太陽光発電設備設置などガイドライン見直し
太陽光発電設備などの設置に関して事業者と住民が円満な関係を構築するため伊那市は、設備設置に関するガイドラインの見直しを進めています。 2日伊那市役所で伊那市環境審議会が開かれガイドライン見直し案が説明されました。 太陽光発電設備などの設置については事業者と住民とのトラブルが発生したり、事業内容、地元説明会の状況について市が確認する仕組みが曖昧なことが課題となっています。 見直しによる新たなガイドラインでは事業概要が明らかになった時点で市と事前協議をすることが明確化されています。 また説明会開催により市民や地権者の十分な理解を得ることや、土砂災害警戒区域などでの設置を避けることなどが盛り込まれています。 委員からは「急傾斜地での設置は避けることとあるが数値を条文に入れることは難しい。」 「説明会では議事録をつけることを明記すべき」などの意見が出されていました。 伊那市では12月議会で新たなガイドラインについて説明したのち検討を経て今年度中に施行したいとしています。
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「花と暮らす」ドライフラワー展
「花と暮らす」をテーマにしたドライフラワー展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場にはクリスマスとお正月にちなんだ作品およそ200点が並べられています。 展示会は伊那市でドライフラワーの教室を開いている保科容子さんと飯塚智子さんらが開いているもので今回で7回目です。 作品はバラをメインにリボンやガラスの器で飾りつけをしています。 専用の薬剤に花を浸け長持ちさせるプリザーブドフラワーは瑞々しい質感と柔らかさを楽しむことができます。 お正月をテーマにした作品は和室にも合う飾り付けとなっています。 保科さんと飯塚さんは「花と接することで、ゆとりのある時間を感じてもらいたい。」と話していました。 この展示は5日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれ販売も行われています。
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税務事務に貢献で阿部知事から感謝状
長野県の税務行政に貢献した4人と1自治体に30日、阿部守一知事からの感謝状が贈られました。 30日は伊那合同庁舎で伝達式が行われ伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは元伊那地区納税貯蓄組合連合会女性部長の渕井和子さんに感謝状が贈られました。 渕井さんは伊那地区納税貯蓄組合連合会で女性部長などの要職に就き税務行政に貢献したほか小学生の「税に関する書道」で積極的に事業に関わってきました。 県によりますと平成27年度の県の税収は2,271億円、そのうち上伊那地方事務所管内は104億円でいずれも増加傾向にあるということです。
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「かなの美」 香葉会書展
「かなの美」をテーマにした香葉会の書展が伊那文化会館で2日から開かれています。 会場には額装や掛け軸など会員およそ50人の作品120点が展示されています。 香葉会は平成元年に発足し伊那公民館を拠点に活動しています。 伊那市の書家、池上信子さんの指導により、かな文字を中心に学習しています。 池上さんの作品、「いろはうた」は短冊に書に関する言葉が書かれていて流れるような、かな文字と和紙の色合いを楽しめる作品となっています。 池上さんは、「文字のバランスや墨の濃淡など会員一人一人の個性を楽しんでもらいたいです。」と話していました。 香葉会の書展は4日まで伊那文化会館で開かれています。
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やまびこソフト 城南クラブがリーグ戦優勝
伊那市の40歳以上のソフトボールリーグ「やまびこソフトボール連盟」の表彰式が1日夜、伊那市のJA上伊那本所で行われました。 リーグ戦の結果、優勝は西町の城南クラブ。準優勝は美篶の三峰球友。3位は東春近のトレンディーOBでした。 やまびこソフトボールリーグには今年、6チームが参加して、5月から9月まで10試合を戦いました。 唐澤千秋会長は「40代以上で社会でも大変な役を担っている人が多い。忙しい中1年を通してリーグ戦が無事にできて良かった」と話していました。