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県道伊那インター線に新たに信号機を設置
南箕輪村神子柴の県道伊那インター線に上農高校北信号機が新たに設置されました。 29日は近くに住む親子など4組が横断歩道の渡り初めを行いました。 神子柴区の2つの村道は県道伊那インター線により分断されています。 住民から、安心してスムーズな横断ができるよう南箕輪村に対して要望が出されていました。 これを受け村では、平成27年から交差点の改良工事を行ってきました。 事業費はおよそ4千6百万円で、一部国の補助を受け、南箕輪村が整備しました。 今回の事業により、交差点には車両用と歩行者の信号機や横断歩道が設置され、村道は幅を1.5メートル広げ2車線となっています。
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みはらしBBQガーデン 竣工を祝う
伊那市西箕輪のみはらしファームに新たに造られたバーベキューガーデンの竣工式が29日行われました。 式には、伊那市やJA上伊那、地元住民などおよそ50人が出席し完成を祝いました。 みはらしバーベキューガーデンでは信州産の牛肉や豚肉を提供しています。 また、収穫体験した野菜をその場で調理し食べてもらう事で地域食材の消費拡大を図るものです。 建物は地元産の唐松材を利用し、8人まで利用可能な家族用が5棟と40人まで利用可能な団体用が1棟あります。 施設の整備費はおよそ3千4百万円で国の交付金を活用し伊那市が整備しました。 白鳥孝伊那市長は「農業、観光、食が一体となった施設です。農業振興の一助になればうれしいです」と話していました。 完全予約制で、1ブースの利用料は1000円で、別途食材費がかかります。
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4月上旬の暖かさ なずな摘みする姿も
29日の伊那地域の最高気温は13.6度で4月上旬並みの暖かさとなりました。 南箕輪村では、なずな摘みをする人の姿が見られました。
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詐欺被害を防いだセブンイレブン宮脇店長に感謝状
電子マネーカードを購入しようとした男性に声をかけ特殊詐欺の被害に合うのを防いだ、南箕輪村のセブンイレブン伊那インター店の宮脇英和店長に伊那警察署から感謝状が贈られました。 29日、熊谷猛彦署長からセブンイレブン伊那インター店の宮脇店長に感謝状が贈られました。 宮脇店長は、3月1日、電子マネーを購入しようとした松川町在住の40代男性に声をかけ詐欺被害を防ぎました。 男性は「インターネットサイトの未払いがあり2万円の電子マネーカードを4枚購入したい」と言っていたという事です。 不審に思った宮脇店長は警察に相談するよう男性に勧め、駆けつけた警察官に事情を説明したところ詐欺だとわかりました。 伊那警察署管内で今年発生した特殊詐欺被害は4件で被害額は261万2千円となっています。
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親子で旬の食材を学び料理を体験するワークショップ
楽しみながら旬の食材について学び料理を体験する、伊那市の伊那食品工業㈱主催のワークショップが、29日に開かれました。 午前中に開かれた低学年の部には、伊那市を中心に上伊那や長野市から13組の親子が参加しました。 子ども達の春休みや夏休みに合わせて伊那食品工業が去年から開いているもので、今回で3回目です。 この日は、食育ワークショップの企画をしている長野市の(株)アンバーラボの久保田あすかさんが講師をつとめました。 「春のめぶきを知ろう」がテーマで、伊那食品工業で販売している中華料理の大根もちの素を使って料理を作りました。 水を入れてかき混ぜた後フライパンで焼き、好みの旬の野菜をトッピングします。 菜の花やたけのこ、ニンジンなど、春に旬を迎える野菜が用意されました。 完成すると全員で試食しました。 ワークショップでは、野菜の写真が印刷されたカードを、採れる季節ごとに分けるクイズも行われました。 伊那食品では、親子が触れ合いながら学べる場としてこれからも定期的に続けていきたいという事です。
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伊那市民憲章の額 市役所に設置
去年3月に制定された伊那市民憲章を広く知ってもらい定着を図ろうと、市役所1階に顕彰を刻んだ額が設置されました。 29日、関係者が除幕式を行いました。 縦1.9m、横3.5mの額に、市民憲章の全文が木彫りの文字で紹介されています。 西春近の元大工、酒井一さんに伊那市が製作を依頼したものです。 市役所1階の市民ホールに設置されました。 西春近諏訪形の諏訪神社境内にあったケヤキの木の根を製材し、一文字ずつ作り製作には1か月かかったという事です。 除幕式では、額を前に市民憲章の唱和が行われました。 白鳥孝市長は「酒井さんの卓越した技能で温もりのある額が完成した。市民憲章が根づいていくよう市民の皆さんに見てもらいたい」と話していました。
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伊那スタジアム4月1日供用開始
旧県営伊那野球場の改修工事が終了し、4月1日から伊那スタジアムとしてリニューアルオープンする予定です。 県営伊那野球場は、平成26年度から3年間かけて大規模な改修工事が進められてきました。 改修工事の総事業費は7億6300万円ほどで県が負担しています。 改修後、伊那市に移管されます。 スタジアムのリニューアルオープンのこけら落としとして、ルートインBCリーグの信濃グランセローズVS滋賀ユナイテッド戦が4月30日に行われます。
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伊那ケーブルテレビ 番組審議委員会
伊那ケーブルテレビのコミュニティチャンネルについて意見を聞く番組審議委員会が28日、開かれました。 28日、伊那ケーブルテレビで開かれた審議委員会には放送エリアの伊那市、箕輪町、南箕輪村から10人が出席しました。 委員会は、広く一般や市町村関係者から意見を聞き番組づくりに反映しようと毎年、年度末に開かれています。 放送している主な番組や来年度の新番組の計画の説明の他、委員からは、コミュニティチャンネルについて意見が出されました。 保育園児に大きくなったら何になりたいかを聞くハローちびっこについて「子どもへの質問を見直したほうが良い」といった意見が出されたました。 他に、上伊那の歴史や文化・風景を4K撮影した番組については「美しい自然を含め良いPRになる」「もっと外へ発信してはどうか」などの意見が出されました。 向山賢悟社長は「この地域を好きになってもらえる身近な応援団となるケーブルテレビを目指したい」と話していました。
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高遠高校生徒 さくら祭りでガイド
伊那市の高遠高校の生徒は、今年の高遠城址公園さくら祭りで花見客のガイドをします。 公園内で高校生がガイドをするのは初めてです。 28日は、高遠高校でガイドのための事前学習会が開かれ、伊那市観光ボランティアガイド「い~なガイドの会」の湯澤敏会長から説明を聞きました。 高遠高校の生徒は、今年の高遠城址公園のさくら祭で、初めてガイドをします。 観光案内所で観光案内をしたり、伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんの着ぐるみを着て写真撮影に応じたりし、園内のワンコインガイドのアシスタントを行います。 高校生の感性を観光に反映させ訪れた人に喜んでもらおうと伊那市観光協会が学校に依頼し実現しました。 高遠高校の生徒は、桜が見頃となる4月8日9日と、14日15日の土日を中心にガイドを行う予定です。 生徒の中には、南アルプスジオパークガイド認定者もいて、観光協会では「若い人の視点で伊那市の魅力を発信してもらいたい」と話していました。
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ジオパークをわかりやすく 4コマ漫画冊子作製
伊那市や飯田市などでつくる南アルプスジオパーク協議会は、大地の仕組みやジオパークの見所などを4コマ漫画にした冊子を作製しました。 冊子は、伊那市・飯田市・富士見町・大鹿村の4市町村でつくる南アルプスジオパーク協議会の連携事業の一環で作製したものです。 4コマ漫画を手掛けたのは、伊那市の南アルプス世界自然遺産登録エコパーク・ジオパーク推進室の藤井利衣子さんです。 藤井さんは、去年1月から週に1度、協議会のHPで4コマ漫画を掲載していて、今週の59話で最終回となります。 マンガは、小学生にもわかりやすいよう、アイドルグループの案内でジオパークの見所などを紹介しています。 冊子は、30ページ、カラーで26話の4コマ漫画が掲載されています。 冊子は1万部つくり、関係する4市町村に配布し、イベントなどで活用することになっています。 ジオパークは、貴重な地質や地形などを含む自然の公園で、国内では南アルプスを含む43か所が認定されています。
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子育て支援センター4月から使用料無料
伊那市は、子育て支援の充実を図るため、市内にある子育て支援センターの使用料を4月から無料にします。 伊那市は、来年度、子育て支援を充実させるため、子育て支援センターの使用料無料化と、これまで西箕輪になかった子育て支援センターを開設します。 西箕輪子育て支援センターは、利用者から開設を希望する声があがっていることや西箕輪地区の子どもが増えていることなどから、JA上伊那西箕輪支所の空きスペースを活用し整備していて、来月6日にオープンします。 伊那市内には現在、4つの子育て支援センターがあり、西箕輪が開設されると5か所となります。 伊那市によりますと、今年度2月末までの利用者数は2万9971人で、1日当たりの平均は128.7人となっていて年間およそ3万人が利用しているということです。 月額の利用料は、これまで市内在住が200円、市外が400円でしたが、4月から無料となります。 28日、上の原子育て支援センターには、多くの親子が訪れていました。 伊那市の子育て支援センターは、保育士の資格を持った支援員2人が常時訪れた親子をサポートします。 今後、これまで行っていた育児相談や子育て講座の開催などの充実を図っていきたいとしています。
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第5回 高遠城址公園開花予想4月14日
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、今年5回目の桜の開花予想を発表しました。 ウェザーニューズが28日に発表した開花予想によりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は、前回より3日遅い14日、満開は、前回より5日遅い19日となっています。
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南箕輪村長選 唐木氏事務所開き
任期満了に伴う南箕輪村長選挙に出馬を表明している現職の唐木一直氏が、27日、4期目の再選を目指し事務所開きをしました。 事務所開きには、支持者およそ100人が集まり、4期目の当選に向けて決意を表明しました。 「さらに活力のある元気な村に、安心して暮らせる住みよい村にしていくために全力でがんばってまいります。どうか皆様方には、最後の最後まで力強いご支援をお願いします」 唐木氏は、現職で3期目、無所属・南殿の68歳です。 2期目の平成21年、3期目の平成25年の選挙では無投票で再選しています。 4期目の施策として【住んで良かった、住んでみたい村】を目指し、「子どもがのびやかに育つ村」「活力ある産業振興」など7項目を掲げています。 南箕輪村長選は、4月4日告示、9日投開票の日程で行われます。 3月2日現在の有権者数は、男性5,940人、女性6,109人の計1万2,049人です。 告示まで1週間となりましたが、現在のところ立候補を表明しているのは唐木氏1人で、他に表立った動きはなく3期連続の無投票での再選が濃厚となっています。
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おもちゃを通じて木の良さを
伊那市西春近諏訪形の酒井一さんは、5月に宮田村で開かれるクラフト作家のフリーマーケット「オヒサマの森マルシェ」に向けて木を使ったおもちゃの製作を進めています。 玄関先に並べられているのは、ケヤキを中心に地元の木材を使って製作した木のおもちゃです。 大工だった酒井さんは、腰を傷めて作業ができなくなってからは、木のおもちゃや表札などをつくっています。 今回、宮田村で5月に開かれるクラフトのフリーマーケットに参加することになったことから、手足を動かすことが出来る動物をつくりました。 酒井さんは、「おもちゃを通じて木の良さを感じてもらいたい」と話していました。 酒井さんが出店するクラフトのフリーマーケット「オヒサマの森マルシェ」は5月5日に宮田村で開かれることになっています。
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伊那市協働のまちづくり交付金 4団体が活動報告
伊那市の協働のまちづくり交付金を活用して実施した事業の今年度の活動報告会が、22日、伊那市役所で開かれ、4団体が発表しました。 今年度採択された46事業の中から、特色のある活動を行った4つの団体が発表しました。 このうち、西箕輪地域協議会は、経ヶ岳の整備事業について報告しました。 経ヶ岳の自然を活かし人が交流する場所をつくろうと、駐車場や手洗い場の整備、キャンプ用のかまどやテーブルなどを設置した事を報告しました。 また、高遠第二・第三保育園と地域の未来を考える会は、東京の銀座NAGANOで行ったPR活動を報告しました。 保育園での活動や実際に移住してきた人との意見交換、地域の暮らしを紹介し、会場には10組と個人、合わせて26人が訪れたという事です。 伊那市の協働のまちづくり交付金は、市民が地域の課題解決や地域振興のために行う実践的な活動を行政が支援する制度です。 今年度は46事業、約1,480万円分が採択されました。
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南箕輪村長選 立候補届出書類説明会
任期満了に伴い、4月4日告示、9日投開票の日程で行われる南箕輪村長選挙の立候補届出書類の事前審査が、27日に行われ、出馬を表明している現職の1派のみが出席しました。 事前審査には、現職の1派のみが出席し、書類の記載に間違いがないかや、選挙運動ポスターなどに不備がないかなどを確認していました。 村長選に出馬を表明しているのは、現職で3期目、無所属・南殿の唐木一直さん68歳です。 南箕輪村長選挙は、4月4日に告示、9日に投開票となっています。 唐木さんの他に立候補者がいない場合は、4日に無投票での4期目の当選が決まります。
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ザゼンソウ 雪の間から顔を出す
伊那市横山でザゼンソウが見ごろとなっています。 ザゼンソウは、サトイモ科の多年草で、三月下旬から四月下旬にかけて見頃を迎えます。 横山の群生地では、数センチ積もった雪の間からザゼンソウが顔を出していました。 長野地方気象台によりますと、向う1週間は晴れ間が広がり平年並みの気温になると予想しています。
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伊那市内全ての保育園で卒園式
伊那市内の全ての保育園で、27日に、卒園式が行われました。 このうち高遠町の高遠保育園では、統合後初めての卒園児が保育証書を受け取りました。 今年度卒園するのは、年長園児36人です。 高遠保育園は、西高遠の高遠第一保育園と下山田の高遠第四保育園が統合し、去年4月に開園しました。 式では、「けん玉が上手にできるようになりました」「ドッヂボールで早い球が投げられるようになりました」などと1人ひとりの成長ぶりを担任が紹介し、小牧徳子園長が保育証書を手渡しました。 園児らは、思い出を振り返りながら歌を披露していました。 高遠小学校の入学式は、4月5日水曜日に行われます。
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天上緊急安全パトロール
国土交通省天竜川上流河川事務所は、23日に伊那市長谷で発生した労災死亡事故を受け、緊急安全パトロールを27日に行いました。 27日は、天竜川上流河川事務所の職員およそ10人が、発注している上下伊那の工事現場11か所を2班に分かれて視察しました。 このうち、新ごみ中間処理施設の建設に伴い堤防の補強工事が行われている 伊那市の三峰川橋左岸では、宮下良広副所長らが重機に不備がないかや工事が安全に行われているかなどを確認しました。 23日に発生した事故では、コンクリートを練り混ぜる機械に作業員が転落し死亡しています。 パトロールは、現場で働く作業員1人ひとりの安全意識を徹底しようと行われたものです。 パトロールに立ち会った現場責任者は、「重機の後ろに段差があり転倒の恐れがあるなどと指摘された。安全に作業できるスペースを確保して工事を完了させたい」と話していました。 天竜川上流河川事務所では、「事故のリスクを1つでも多く取り除き、再発防止に努めたい」と話していました。
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ジャンル超え4人の手づくり作家が作品展
ジャンルの違う4人の手づくり作家が、日々の仕事の成果を披露する展示販売会が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には陶芸、とんぼ玉、革製品、粘土の作品、およそ800点が並んでいます。 4人はクラフトのイベントで知り合ったのをきっかけに作品の展示販売会を開いていて、今年で11回目になります。 南箕輪村でとんぼ玉を作っている角田まち子さんは、ペンダントなどのアクセサリーを中心に出品しています。 とんぼ玉の中に入っているように見える花などの装飾は、色の違うガラスを組み合わせて、溶かしながら作っているということです。 展示会のきっかけを作った駒ヶ根市の陶芸家岡田和也さんは「作家と話をしながら手に取って見ることができる展示会になっています。」と話していました。 四人の仕事作品展は30日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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杖突峠の「大同桜之碑」 見学
まほらいな市民大学院の授業で、高遠町と茅野市の境界にある杖突峠の大同桜之碑(だいどうざくらのひ)を、16日に見学しました。 この日は、高遠郷土研究会会長の北原紀孝さんが講師を務め、大同桜之碑について説明しました。 北原さんによりますと、明治時代、茅野市出身の伊藤作左衛門が茅野市に「大同義塾」を開き、20歳前後の青少年に学問を教えていたということです。 作左衛門は、慶応義塾大学に入学した後、福沢諭吉に学び、向学心が高かったということです。 大同義塾の卒業生が作左衛門を称えようとこの碑を建立しました。 碑の名前の由来は、当時一体におよそ2,000本の桜が植えられていたことによるものです。 北原さんによりますと、およそ2,000本の桜は、現在は5本程度しか残っていないということです。
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VC長野トライデンツ 新シーズンに向け始動
日本バレーボールリーグ2部のVチャレンジリーグⅠに所属する、南箕輪村のVC長野トライデンツは18日、新シーズンに向けて「スタートミーティング」を行いました。 この日は、笹川星哉監督やコーチ、選手など18人が伊那市西箕輪のサンビレッジに集まり、新シーズンに向け決意を新たにしました。 笹川監督は「みんな頑張って3位という結果を残せたのは素晴らしいが、実際悔しさの方が大きい。プロ意識を持ってひとつひとつの取り組み方を考えてほしい」と選手に呼びかけました。 日本バレーボールの2部リーグに今シーズンから初参戦したVC長野は、終盤の失速で、1部プレミアリーグへの入替え戦進出を逃し3位に終わりました。 「リーグ優勝」という目標達成に向けて、最後まであきらめず一丸となって挑もうと新シーズンのスローガンを「初志」としました。 栗木勇キャプテンは「とにかくリーグ優勝という目標を達成できるように、そこだけを目指して頑張っていきたい」と話していました。 5月頭には1部リーグのチームも参加する大会に出場する予定で、新シーズンに向け動き始めました。
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フレッシュコンサート
声楽やピアノなどを学ぶ上伊那出身の大学生が演奏を披露するフレッシュコンサートが伊那市の伊那文化会館で26日、開かれました。 コンサートは、音楽家を志す若手の発表の場にしようと保護者などでつくる「若い芽を育てる会」が毎年開いています。 地元出身の、音大や教育学部の音楽専攻の学生11人が演奏を披露しました。
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伊那に雪 高遠の桜に影響なし
日本の南をすすむ低気圧の影響で伊那地域は明け方に雪が降りました。 雪による交通機関への影響はありませんでした。 26日朝の伊那市高遠町の高遠城址公園です。 桜を管理する桜守の西村一樹さんは、雪による被害がないか公園内を歩いて桜の木を確認していました。 西村さんによりますと、雪は10センチ程積もったということです。 高遠城址公園の公園開きは来月1日に行われることになっています。 長野地方気象台によりますと、あすの未明以降は天気が回復し、気温も平年並みに戻るということです。 尚、雪による伊那地域の交通機関などへの影響はありませんでした。
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森の作家展 450点ならぶ
麻や綿など天然素材で作った洋服や陶器などを展示した「森の作家展」が26日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 この展示会は、伊那市在住の建築家・伊藤一夫さんが企画し友人に声をかけ開きました。 天然素材の洋服や陶器など自然の恵みから生まれる物を中心に展示しています。 会場には、洋服を手掛ける作家2人と陶芸家1人のあわせて3人の作品450点が並んでいます。 このうち伊那市在住の陶芸家・加納直久さんは、釉薬を使わず作品を焼きあげていて、花や料理を活かす器作りを心がけているという事です。 この展示会は、29日水曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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健康マージャン教室 受講生が大会
伊那市総合型地域スポーツクラブの健康マージャン教室は、1年間のまとめとなる大会を11日、伊那市保健センターで開きました。 健康マージャン教室のモットーは、「賭け事をしない、たばこを吸わない、お酒を飲まない」です。 40代から80代の男女約40人が、毎月第2第4土曜日に伊那市保健センターに集まりマージャンを楽しんでいます。 大会は、1年間のまとめとして毎年この時期に開かれていて今年で6回目となります。 大会参加者の中には初心者もいてベテランのメンバーからルールを教わりながらゲームを進めていました。 健康マージャン教室は、来年度から、土曜日のほかに火曜日にも開催日を増やし、月3回開かれる事になっています。
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信濃GS野球教室 児童50人が参加
南箕輪村できょうからキャンプを行っているルートインBCリーグ・信濃グランセローズの選手、コーチによる野球教室が26日大芝屋内運動場で開かれました。 野球教室はグランセローズの地域貢献の一環で毎年キャンプに合わせ行われています。 教室には南箕輪村や伊那市の小学生およそ50人が参加しました。 ウォーミングアップを終えると、子供達は守備やバッティング、キャッチボールの基本を教わりました。 選手の中には、今シーズンから加入した箕輪町出身の漆戸駿投手と、3年目で南箕輪村出身の高井ジュリアン投手の姿もありました。 信濃グランセローズの大芝でのキャンプは27日までです。 公式戦は来月8日に開幕し伊那での試合は4月30日と7月2日に予定されています。
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旧中村家住宅見学会で意見きく
伊那市が来年度高遠町の観光拠点として整備する旧中村家住宅で、地域住民から住宅の活用について意見を聞く見学会が28日まで開かれています。 旧中村家住宅は、江戸時代中期の特徴をしめす町屋形式の建築物です。 25日は地域住民が訪れ、建物や蔵の収蔵物を見学したり、市の職員から説明を聞いていました。 伊那市は来年度、旧中村家住宅を高遠の周遊観光の拠点施設として整備します。 整備に当たり、観光客や地域住民がより楽しめる施設にするために意見を聞こうと、今回見学会を開きました。 訪れた人は、「窓からの景色がきれいなのでここから桜が見たい」「会食をする機会が多いので、ゆっくり食事ができるとよい」などと話していました。 見学会は28日火曜日までで、時間は午前10時から午後3時までです。
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葦の会・イーゼル会・クレパス会 合同作品展
伊那市で活動する3つの絵画サークル合同絵画展が伊那市のいなっせで開かれています。 絵画展を開いているのは、葦の会・イーゼル会・クレパス会です。 サークルに所属する22人がこの1年間で制作した近作、66点を展示しています。 3つの会は、伊那市の絵画愛好者でつくるサークルで、伊那市中央の洋画家奥村憲さんが指導しています。 対象をしっかり観て描くことを大切にそれぞれが自由にモチーフを選んで描いています。 色鉛筆画やクレパス画、油彩画など、各サークルの特徴が表れています。 展示会は、交流するとともに1年間の成果を発表しようと開かれました。 葦の会・イーゼル会・クレパス会合同絵画展は28日(火)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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古い地名調査発展について考えるシンポジウム
伊那市が平成25年度から27年度にかけて取り組んだ「古い地名調査」の今後の発展について考えるシンポジウムが25日市役所で開かれました。 25日は「古い地名調査をどう発展させるか」と題したシンポジウムが開かれ、伊那谷地名研究会会長の原董さんと西春近公民館館長の唐木孝雄さんが話をしました。 原さんは、「地名の由来を分類し、歴史との関わりを考えたらどうか」と話しました。 唐木さんは、「地名に関わる物語や、見てわかる地図があると子どもや地域を知らない人でもわかりやすいのではないか」と話していました。 伊那市では、平成25年度から27年度にかけて市内全域で古い地名について調査を行い、現在まとめ段階となっています。 調査は82グループ、800人以上が関わり、71のグループが報告書を提出しました。 25日はこれまでの調査のまとめも報告されました。 それによりますと、伊那市の小字の数は明治時代には9,990ありましたが、昭和・平成には8,370まで減少したということです。 また小字名に使われた漢字は「田」が最も多く、およそ1割となる949でした。 このことから伊那市教育委員会の竹松亨さんは「伊那は昔から米どころで、水田がどれだけ大切だったのかが読み取れます」と話していました。 会場には、およそ120人が訪れ、話に耳を傾けていました。