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新山小学校 梅の漬け込みを販売
総合的な学習の時間に梅の漬け込みについて学んでいる伊那市の新山小学校の児童は、26日、市役所で地域の人と一緒に商品を販売しました。 梅の漬け込みについて学んでいるのは、新山小の三年生4人です。 26日は、新山梅協業組合のメンバーと一緒に、商品を販売しました。 販売したのは、中川村産の小梅を使った「梅づけ」と(200グラム390円)梅ジャム(200グラム470円)、しそジュースに梅ジュース(各150円)の4品です。 三年生は、5月から6月にかけて梅の漬け込みを体験した他、ジュースに使うシソを収穫しました。 昼時になると、児童の呼びかけで市の職員や来庁者が集まり買い求めていました。 新山小では、「活動を通して地域に対する理解を深めてほしい」と話していました。
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上伊那地域のトップをきって終業式
上伊那地域のトップを切って、26日、伊那市の伊那西小学校で2学期の終業式が行われました。 全校児童64人のうち、最も人数の少ない3年生の教室では、冬休みの目標や84日間の2学期のまとめを発表していました。 児童らは、2学期の初めにたてた目標とその結果がどうだったか1人ひとりまとめていました。 視聴覚室で行われた終業式では、2年生と5年生が2学期の学習を振り返りました。 2年生は、2学期の思い出や歌を披露しました。 5年生は、児童会を引き継ぐ決意を発表しました。 二木栄次校長は、「冬休みや3学期にがんばりたいことを決めて、それを実現するためにコツコツと努力を積み重ねてほしい」と話していました。 伊那西小学校の3学期は、来年1月10日からです。 なお終業式は、あすがピークとなっています。
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歌会始の儀で小松美佐子さんの短歌が選ばれる
来年1月13日に皇居で行われる「歌会始の儀」で読み上げられる一般からの作品に、伊那市高遠町の小松美佐子さんの歌が選ばれました。 全国から集まったおよそ2万首の歌の中から10作品が決まり、そのうちの1つに小松さんの作品が選ばれました。 歌は、五七五七七の31文字でつくる短歌で、今年のお題は「野」です。 内容は当日まで公表できないということですが、去年12月に宇宙飛行士油井 亀美也さんが帰還した映像を見て強い感銘を受け、その感動を詠んだものだということです。 小松さんは、40代のころに10年ほど短歌を習ったということですが、今では俳句が中心となっています。 選ばれた作品は、五七五では収まり切れない思いを短歌にしたもので、今年詠んだ唯一の作品だということです。 「歌会始の儀」は、鎌倉時代から続くとされる天皇陛下主催の行事です。 当日は、天皇皇后両陛下の前で小松さんの歌が詠まれるということです。
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弘妙寺に笑顔の門松
伊那市高遠町の弘妙寺に、正月用の縁起物飾り、門松が設置されています。 弘妙寺の本堂の入り口には、正月用の2つの門松が設置されています。 門松を作ったのは、寺の檀家で茅野市在住の北原時雄さんです。 寺の境内のマツと南天を使っています。竹の切り口部分が人の口に見えることから、人が揃って笑っていように見えると田中勲雄住職は話します。 門松は、来年1月10日頃まで設置されるということです。
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Facebookで上伊那の魅力発信「信州伊那谷cafe」開設
上伊那観光連盟は、上伊那地域の魅力を地域住民が発信するFacebookのページ「信州伊那谷cafe」を開設しました。 13日は、伊那市のいなっせで行政関係者などが参加し説明会が開かれました。 「信州伊那谷cafe」は、上伊那地域の景色やグルメ、オススメの飲食店などを、フェイスブックを利用している一般の住民が発信するページです。 個々の目線で見つけた上伊那の魅力を、写真付きで投稿してもらい、情報を広く発信しようという狙いです。 すでにページは開設されていて、上伊那観光連盟では現在、情報を発信するサポーターを募集しています。 フェイスブックを利用していて、上伊那地域の情報発信に前向きな人を募集しているということです。 サポーターの申し込みは、専用のメールアドレスからできます。 申し込みの宛先 Ls@union-kamiina.jp (上伊那広域連合 リニア推進課)
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伊那北小学校 警察や消防の仕事を体験
伊那市の伊那北小学校の児童が職業について学ぶ「伊那北小ハローワーク」が20日学校で行われ、児童が警察官や消防士の仕事を体験しました。 今年度4回目となる伊那北小ハローワークでは、伊那警察署・伊那消防署・伊那市役所の職員が講師を務めました。 伊那消防署のコーナーでは、人命救助について学びました。 工場で火事が起きた想定で、5人で1つのチームをつくり、3分以内に要救助者を助ける訓練を行いました。 トンネル内は狭くロープが張られているため、思うように身動きが取れません。 児童は苦戦しながら救出訓練に臨んでいました。 伊那消防署の井口哲弥さんは「私たちは“命”をとても大切に考え仕事をしています。命があってこそ夢は叶うものなので、自分と周りの人の命を大切にしてください」と話していました。 他に伊那警察署のコーナーでは、指紋採取の方法も学びました。 伊那北小学校では、1月に今年度のまとめとして夢新聞を制作する予定です。
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正月用のフラワーアレンジ講座
伊那市高遠町の信州高遠美術館では、正月を迎える花を手軽に楽しんでもらおうと、フラワーアレンジメント講座が25日、開かれました。 フラワーアレンジメント講座は、6年前から毎年この時期に開かれていて、25日は、伊那市を中心に上伊那から25人が参加しました。 使ったのは、南天や松、菊など6種類で、美篶で園芸店を営む矢島修さんが指導にあたりました。 矢島さんは大きいものから先に挿し、後は周りを花で囲むようアドバイスしていました。 参加した主婦たちは、バランスを見ながら思い思いに花を挿していました。 毎年参加している主婦は「正月にふさわしい作品が出来ました。玄関に飾りたい」と話していました。
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箕輪南宮神社 しめ縄取り付け
今年も残すところあと1週間となり、各地で新年を迎える準備が進められています。 箕輪町木下の箕輪南宮神社では、正月のしめ縄の取り付け作業が25日に行われました。 この日は、総代会の会員15人が作業にあたりました。 神社では、毎年12月27日に大祓を行っていて、2日前の25日にしめ縄を取り付けます。 南宮神社と、神社の跡地とされる木下の一の宮神社、木下北保育園の3か所に、合わせて17本しめ縄を取り付けるということです。 長いもので13メートルあり、会員は協力して取り付けていました。 箕輪南宮神社の二年参りには、毎年1,000人程が訪れるということです。 31日の午後10時頃からは、甘酒やお神酒が振る舞われるほか、縁起物の販売も行われる予定です。
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西春近交通安全住民大会
11月に伊那市西春近で交通死亡事故が発生したことを受け、西春近交通安全協会は交通安全住民大会を、23日に開きました。 住民およそ100人が西春近公民館に集まり、安全確認の徹底、夜光反射材の着用などを盛り込んだ決意表明を確認しました。 西春近では、先月30日に軽自動車の単独事故により80代の男性が死亡する交通事故が起きています。 大会では、参加者が運転中にヒヤリとした体験を話しました。 ある男性は、「駐車場で駐車券を取ろうとしたらブレーキに置いていた足がずれてアクセルの上にあった。踏み込んでいたらと思うと恐くなった」と話していました。 西春近交通安全協会の平澤照男会長は、「協力して事故の起きない地区にしていきましょう」と呼びかけていました。
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クリスマスイブ 菓子店賑わう
クリスマスイブの24日、伊那市内の洋菓子店は、クリスマスケーキを買い求める人たちでにぎわいました。 このうち、伊那市上牧の菓匠Shimizuでは、開店の午前10時を前に、20人ほどのスタッフがケーキ作りに追われていました。 この時期はホールケーキを12種類、ショートケーキ20種類を作っています。 一年で最も多くのケーキを作るということで、その数は千個以上になります。 ショーケースには様々な種類のケーキが並べられました。 開店を前にスタッフが集まり、販売や予約の注意点を確認しあいます。 午前10時、開店と同時に次々と客が来店し、店内はにぎわっていました。 親子連れで来店する客も多く、子どもたちは嬉しそうにショーケースを覗いていました。 菓匠Shimizuのケーキ作りのピークは25日まで続きます。
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ガールスカウト フリーマーケット
伊那市と南箕輪村の子どもたちが所属するガールスカウト第26団は伊那市の伊那公民館でフリーマーケットを18日開きました。 会場には、手づくりの小物や、家庭で不要となった洋服などが並んでいました。 このフリーマーケットは、一般の人達にガールスカウトについて広く理解してもらうと共に、自分たちの手で運営費を集めようと毎年この時期に開いています。 今回は、熊本地震の被災地を応援するコーナーが設けられました。 コーナーでは、熊本市在住でかつて26団に所属していた女性が支援のお礼として贈ったアクセサリーや洋服などが販売されていました。 団委員長の平澤恵美子さんは、「子供たちには、将来の糧となるよう、多くの経験をつんでもらいたい」と話していました。
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小学生対象 子ども書き初め教室
小学生を対象にした子ども書き初め教室が、23日、伊那市のいなっせで開かれました。 教室には、上伊那の小学3年生から6年生までのおよそ50人が参加しました。 上伊那地域の指導者でつくる書晋会のメンバー10人が、子ども達を指導しました。 書く文字は、「新たな決意」や「正月の朝」など、それぞれの学校で課題として出されたものです。 小学生たちは、ハネやはらいのコツ、文字のバランスなどアドバイスを受けていました。 書晋会では、「書き初めで気持ちを新たにして、年の初めを迎えてほしい」と話していました。
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東京農業大学の学生が酒造り学ぶ
東京農業大学の学生が、伊那市西町の酒蔵漆戸醸造で、泊まり込みで日本酒造りを学んでいます。 実習に訪れているのは、東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科3年生の松本侑之さんと水野夏実さんの二人です。 24日は、蒸した米や麹などを発酵させた「もろみ」を混ぜる、櫂入れ(かいいれ)の作業を行いました。 櫂入れ(かいいれ)は毎日行う作業で、発酵の進み具合によってもろみの様子は日々変わっていくということです。 社長の漆戸正彦さんと弟の貴彦さんが東京農業大学の卒業生であることが縁で毎年受け入れています。 実習は14日から2週間で、米を洗う作業から、絞って瓶に詰めるまで、酒造りのすべての工程を体験します。 指導した漆戸貴彦さんは、「発酵の状態がわかるように感覚を磨き、将来に生かしていってください」と話していました。 大学生の実習は27日までです。
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通り町商店街でクリスマスマーケット
伊那市の通り町商店街でクリスマスマーケットが24日に行われ、訪れた人たちがクリスマスの飾り物などを作って楽しみました。 通り町にある商店の前にワークショップのスペースが設けられました。 内山金物店の前では、親子連れがサンタクロースの置き物を作っていました。 クリスマスマーケットは商店街の有志が初めて行ったものです。 地域に伝わる文化や知恵を伝えていく商店街本来の役割を、商業的なクリスマスイベントではなく心温まるイベントで伝えていこうと企画しました。 家具などを販売している伊原商店には特設ステージが設けられ、ジャズライブが行われました。 訪れた人たちは、商店街でのクリスマスのひと時を楽しんでいました。
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歌舞劇団田楽座 年末恒例のもちつき大会
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は、地域の人たちと一緒に年末恒例のもちつき大会を、24日に開きました。 地域住民など約60人が集まりました。 フランスから伊那市に観光に来ていた男性も手ほどきを受けて、初めてのもちつきに挑戦しました。 田楽座では20年程前から全国で応援してくれているファンともちつきをしていて、2、3年前からはフェイスブックで知った地元住民も訪れるようになりました。 20キロのもちをついた後、きなこやあんこで味付けして味わいました。 田楽座では、「地域の人たちと顔見知りになり、気軽に足を運んでもらえるようにしていきたい」と話していました。
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箕輪町 南信工科短大 学生に助成金
箕輪町は、移住・定住策として、箕輪町に住み南箕輪村にある南信工科短期大学校に通う学生に対して月1万円の助成を行っています。 箕輪町は、今年度から、箕輪町に住み、南信工科短大に通う学生に対して、毎月1万円の助成金を給付しています。 県外から進学した学生でも、箕輪町に住んでいれば給付を受けることができ、移住定住につなげようと、工科短大が開校した今年度からスタートしています。 地域の教育機関に特化した助成金で、こうした取り組みは、箕輪町のみが行っている事業です。 現在、箕輪町内から南信工科短大に通っている学生は1人で、助成金を利用しているということです。
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南箕輪中学校3年 出羽澤茜さん バレーボール全国出場
南箕輪村の南箕輪中学校3年の出羽澤茜さんは、25日から大阪市で開催される第30回全国都道府県対抗中学バレーボール大会に、県代表選手として出場します。 22日は、出羽澤さんが村役場を訪れ、唐木一直村長に大会の出場を報告しました。 出羽澤さんは南箕輪中学校の3年生で、バレーボールをやっていた両親の影響で小学校2年生の時に始めました。 現在は南中バレーボール部のキャプテンを務めていて、ポジションはセッターです。 県代表には、県内から12人が選ばれました。 長野県チームは昨年度、この大会で優勝したということです。 出羽澤さんは「今まで練習してきた力をコートで全て出しきって活躍できるよう頑張りたい」と話していました。 唐木村長は「体調を万全にして県代表として頑張ってください」と激励しました。 出羽澤さんが出場する第30回全国都道府県対抗中学バレーボール大会は25日から大阪市で開かれる予定で、まずは千葉県と滋賀県のチームと対戦することになっています。
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感染性胃腸炎 警報レベルを上回る
伊那保健福祉事務所は、上伊那で今月12日から18日にノロウイルスなどの感染性胃腸炎に感染した人は22人で、警報レベルの20人を上回ったと22日に発表しました。 伊那保健福祉事務所によりますと、1週間あたりの患者数は過去5年で最も多く、特に3歳から6歳の子どもの感染が多い状況だということです。 患者の便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれ、手洗いが不十分だと人の手を介して口に入り感染するということです。 また、感染していても症状がないままウイルスを排出していることもあり、注意が必要だとしています。 予防のポイントとして ●外から帰ったら石鹸でよく手を洗うこと。 ●感染した人の便や嘔吐物には触れないこと。 ●カキや二枚貝はよく加熱して食べること。 などを呼びかけています。
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菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター発足
きのこなどの菌類と微生物分野の研究をすすめる「菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター」が今年10月に信州大学で発足し、22日、南箕輪村の農学部キャンパスでキックオフシンポジウムが開かれました。 信州大学では、平成26年に次世代を担う研究所を設置し、今年期待されるグループ5つを今年選定しました。 そのうちの1つが「菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター」で、今年10月に発足しました。 きのこや微生物分野で研究をすすめる若手研究者を中心に組織されています。 3つの分野に分かれて研究を推進し、次世代の研究を牽引するとともにワンランク上の研究を目指すとしています。 キックオフシンポジウムでは、センター長の下里剛士准教授が概要を説明しました。 下里准教授は「若い研究者のダイナミズム、内に秘めた力発揮してもらい、本気の共同研究をすすめていきたい」と話しました。 シンポジウムでは記念講演や部門の紹介などが行われました。
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伊那西高校合唱コンクール
伊那西高校の合唱コンクールが、22日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 合唱コンクールでは、1年生から3年生までの全クラス18クラスが歌を披露しました。 クラスの団結を深めようと毎年行われています。 コンクールでは、課題曲と自由曲の2曲をそれぞれが歌いました。 審査の結果、3年1組が1位となりました。
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上の原保育園クリスマス会
伊那市の上の原保育園で、恒例のクリスマス会が22日、開かれました。 明かりを消したリズム室に、職員扮する女神様と、星の飾りをつけた年長児が入ってきました。 年長児一人一人が、手にろうそくを持ち、明かりをともしてもらいました。 火が消えてしまわないように、慎重にろうそくを持っていました。 女神さまがよい子になれますようにとおまじないをかけると、園児らは目をつぶってお祈りしていました。 そして、サンタクロースが登場すると子供たちは大喜びです。 サンタさんに「どこに住んでいますか」「今何歳ですか」などと質問していました。 サンタさんに扮しているのは、収穫祭などで交流している地元の酒井 公雄さんです。 子供たち一人一人にプレゼントを手渡し写真撮影していました。 上の原保育園の未満児から年長まで153人全員がプレゼントを受け取りました。 なお、伊那市内のすべての保育園で22日までにクリスマス会がひかれました。
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高遠高校英語部が小学生と交流
伊那市高遠町の高遠高校の英語部は22日、クリスマスにちなんで高遠小学校の児童と交流しました。 高遠高校の英語部が、校外で活動するのは今回が初めてです。英語部では、毎週1回放課後に活動しています。高校生は、サンタに扮して雰囲気を盛り上げます。 今回の交流のために、準備を進めてきました。 交流したのは、高遠小学校の6年生38人です。 3つの英文から選んでクリスマスカードを書きました。 小学校でも英語が必修となっていて、週に1回授業があります。英文の内容がわかる小学生が発表しました。 そのあと、気に入った文を選んで、家族にあててカードを書いていました。 高遠高校のALTでカナダ出身のブランドン・リンドバーグさんも、小学生に英語で話しかけていました。 最後に、プレゼントが用意され、英語で自己紹介と何が好きかを高校生に伝えて受け取っていました。 英語部の加藤 千景教諭は、「高校生と小学生の距離が近く交流できた。英語の楽しさが伝わったらうれしい」と話していました。
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市民の健康づくりをサポート
市民の健康づくりをサポートする伊那市健康応援ポイント事業の公開抽選会が21日伊那市役所で開かれました。 この事業は伊那市総合型地域スポーツクラブが市の委託を受けて行っているもので今回で2回目となります。 抽選会では白鳥孝伊那市長らが応募券をひいていました。 スポーツイベントへの参加や食育に関する活動を行うことなどによりポイントがたまるもので昨年度より371件多い626件の応募がありました。 市内のスポーツ店や飲食店12店舗が協賛していて最高賞は2万円分の商品券が当たります。 伊那市総合型地域スポーツクラブでは「この事業を市民が健康に対する関心を高めるきっかけにしていきたい。」と話していました。 なお当選者には年内に賞品が発送されるということです。
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冬至 みはらしの湯でゆず湯
冬至の21日は、伊那市のみはらしの湯でゆず湯のサービスが行われました。 みはらしの湯では冬至にゆず湯に入ると風邪をひかないなどのいわれから毎年露天風呂でゆず湯のサービスを行っています。 露天風呂には、静岡産のゆずが入れられ訪れた人たちは香りを楽しみながら湯につかっていました。
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泉石心さん 信州高遠美術館で個展
伊那市の書家で、高遠高校で書道を教えている泉石心さんの作品展が、信州高遠美術館で開かれています。 会場には、書や篆刻、硯など泉さんの作品およそ320点が並べられています。 泉さんは、中学校時代に当時の校長から指導を受けたことがきっかけで書の道に進みました。 大学卒業後は、県内の高校に勤務しながら作品を製作しています。 こちらの作品「龍虎」は、青い墨「青墨」で書かれていて、墨の飛ばし方や色の美しさが目を引きます。 他に、20年ほど前から取り組んでいる県の伝統工芸品で辰野町の特産品「龍渓硯」も展示しています。 石の表面に付着する鉄分によって赤褐色になるのが特徴で、自然の形を活かした作品だということです。 作品展は、来年2月5日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。 1月30日には、ギャラリートークを予定しています。
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山紫プレミアム 22日限定販売
伊那市が信州大学と連携して作ったやまぶどうワイン「山紫」のワンランク上のプレミアムが22日から限定販売されます。 21日は、伊那市役所で白鳥孝伊那市長と醸造した伊那ワイン工房の村田純さんが山紫プレミアム完成を発表しました。 山紫プレミアムは、フランスから輸入した木の樽で2か月間寝かせて作った事が特徴です。 仕込みから出荷まで14か月かけ熟成させ、ラベルは東京芸術大学美術部に依頼するなど、こだわりを持って作られました。 720ミリリットル入りは70本の限定出荷で、瓶にはシリアル番号が入っています。 価格は4,000円で一般の山紫より1,500円高い価格設定となっています。 山紫プレミアムは22日から、市内の酒店で販売されます。
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伊那市・JA・森林組合・東京農業大学 包括連携協定 締結へ
伊那市とJA上伊那、上伊那森林組合は東京都世田谷区にある東京農業大学と包括連携協定を結びます。 これは21日、市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝伊那市長が報告したものです。 白鳥市長は、協定の締結により伊那市内で農業や林業の実習の場を提供したいとしていす。 また、将来的には伊那での就農による若者の移住や、大学でのイベントで伊那市をPRしたいとしています。 協定の調印式は27日に東京農業大学で行われる予定です。
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春の高校伊那駅伝中継所 みぶの里に記念碑建立
今年3月の春の高校伊那駅伝から男子の第2中継所となった伊那市美篶の複合福祉施設みぶの里に記念碑が建立され21日に除幕式が行われました。 記念碑には「激走 みぶの風にのって」と刻まれました。伊那市高遠町の藤沢川の支流の石で、市内で石材店を営む北原勝一さんが提供しました。 台座には三峰川の石が使われました。 みぶの里は伊那市美篶下県にあります。 今年の大会から男子第2中継所が霞堤防からみぶの里に変更になった事から「記念碑を建ててはどうか」と地元住民から提案があり建立する事になりました。 伊那市の北原秀樹教育長は「施設を開放し、地域をあげての応援がありがたい」と感謝していました。 来年の春の高校伊那駅伝は3月19日に開催される予定で、男子は40回の記念大会となります。
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伊那市新山地区の協力で上農高校が鹿肉商品開発
地域の特産品づくりに取り組んでいる伊那市の新山定住促進協議会などの協力で上伊那農業高校が開発した鹿肉の加工商品がこのほど完成し、21日に学校で販売されました。 商品名は「でぃあでぃあ」で、上伊那産の鹿肉を使用しています。 味噌や醤油で味付けした大和煮タイプと、スモークしたジャーキータイプの2種類です。 21日に上伊那農業高校で開かれた「農業の魅力発見セミナー」で数量限定で販売されました。 上農高校の畜産班は、新山地区の鹿を譲り受け学習に使用してきた事などが縁で、県の補助金を受けて新山地区が行っている「集落 再熱 モデル地区支援事業」に関わる事になりました。 そこで生徒が鹿を使った特産品開発を提案し、補助金を活用して商品化する事になったという事です。 21日のセミナーで商品化までの活動の様子を発表しました。 調理方法を研究した結果、低温でボイルする事で鹿肉を柔らかくする事に成功したという事です。 上農高校畜産班の鹿肉商品「でぃあでぃあ」は、一袋400円で、今後、学校のイベントなどで販売する予定です。
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病児・病後児保育施設 来年中の完成目指す
伊那中央行政組合は、伊那中央病院内の保育施設の近くに病児・病後児保育の施設を平成29年中に建設し、定員を6人で開始することなどを20日開かれた組合の全員協議会で報告しました。 施設は、伊那中央行政組合が主体となり国や県などの交付金を利用し建設するものです。 伊那中央病院近くの院内保育所の敷地内に延べ床面積100㎡の施設を整備する計画です。 定員は6人でスタートし、利用状況を見ながら最大10人程度にするとしています。 利用料金や利用条件などは、今後、組織市町村と協議することになっています。